inti-solのブログ

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2013.01.10
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テーマ: ニュース(96529)
カテゴリ: 戦争と平和
森元首相、3島返還で決着を=北方領土「現実的に対応」
森喜朗元首相は9日夜のBSフジ番組で、北方領土問題について、択捉島を放棄し、国後、歯舞、色丹の「3島返還」で解決を図るべきだとの見解を明らかにした。森氏は番組で示された地図上で「単純に線を引けばこう引くのが一番いい」と述べながら択捉島と国後島の間に国境線を引き、「3島か」との質問に「そうだ」と答えた。
北方領土に関し、日本政府は四島の返還を求め、日本の主権が確認されれば、実際の返還時期や方法には柔軟に対応するとの立場。森氏は安倍晋三首相の特使として2月にロシアを訪問し、プーチン大統領と会談する予定で、「四島返還」にこだわらないとした発言は波紋を広げそうだ。
森氏は番組で、従来の四島返還論について「(ロシアが)そんなに簡単に返すとは思えない。現実的にやれることをやる方がいい」と指摘。プーチン大統領が「引き分け」との表現で日本側に譲歩を求めていることを踏まえ、「日本の首相は積極的に応える必要がある」と強調した。 

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北方領土については以前に書いたことがあります。

不法占拠ではない
北方領土を取り返す方法


現実的にロシアが4島返還に応じる可能性は皆無であり、そもそもサンフランシスコ平和条約の規定、日ソ共同宣言の文面などをよく検討すると、日本は明らかに国後・択捉の2島を放棄しているので、「4島返還」の実現可能性は皆無と言って間違いありません。
森元首相は、3島返還という「現実的」対応で返還を実現したいというのですが、私の見たところ、返還が実現できる唯一の可能性は2島返還(歯舞・色丹のみの返還)であって、国後島の返還が実現する可能性は皆無であろうと思います。要するに、言っている本人が思っているほどには現実的ではない、ということです。とはいえ、4島は無理だ、という判断自体は正しい。

結局のところ、「4島返還」という、明らかに実現不可能なスローガンにしがみついたまま、未来永劫帰ってこない北方領土返還要求を永久に続けるか、それとも2島返還だけでも実現するか。選択は二つに一つです。
時が経てば、2島返還すら実現は困難になっていくでしょうが、少なくとも4島返還ほどには夢物語ではなく、ある程度は現実性がある。

とはいえ、交渉の前からこういうことをべらべらしゃべらない方がいいんじゃないかと私は思うんですけど、どうなんでしょうかね。観測気球を揚げてみた、ということでしょうか。でも、今はある意味でチャンスかもしれない。何しろ安倍政権がどんな妥協をしても、熱烈支持する安倍盲従分子(ネットウヨク)は、安倍政権が4島返還の旗をおろして3島返還や2島返還をぶち上げたとしても、それを熱烈応援するんじゃないかな・・・・・・。





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最終更新日  2013.01.10 23:33:08
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