inti-solのブログ

inti-solのブログ

2013.07.31
XML
テーマ: ニュース(96562)
カテゴリ: その他
バブル世代:ドラマ「半沢直樹」ではヒーローだが トホホな現実
大手生命保険会社の課長補佐を務める男性(45)が上層部からの冷ややかな視線に気付いたのは最近のことだ。自分を含む中間管理職に対して突然、難関で知られる資格試験に合格するようにとのノルマが課せられたのだ。資格を取れないと降格処分もある。「降格させられた管理職は退職に追い込まれる」。そんなうわさが飛び交った。
「ああ始まったなと思いましたよ。僕らのようなバブル入社組は人数が多く、全員のポストを確保して給料を上げていくのは不可能。ちやほやされて会社に入った世代だから、選別してプライドを打ち砕けばリストラしやすくなると考えたのでしょう」。男性は力なく苦笑する。
大学4年の春には、1部上場企業に入ったサークルの先輩たちから次々に高級レストランに呼びだされ、コース料理に舌鼓を打ちながら熱心に入社を勧められた。「顧客の人生に深く関われる」と口説かれ生保を選んだが、すぐにバブルがはじけた。外資系生保の猛烈な追い上げもあって業績は急降下。気がつけば、きついノルマとコストカットに追われるだけのサラリーマン人生を送っていた。
ショックだったのは、心の病になって休職中の部下が陰で男性を「バブル脳」と呼んでいたことだ。「楽観的でイケイケドンドン、成績アップばかり目指していると。それって営業マンなら当然じゃないですか。まさか部下を苦しめていたなんて……」
「俺って会社のお荷物なのか」と嘆く日々だ。
バブル世代の定義には諸説あるが、おおむね日本が好景気と株高に沸いた1980年代後半から92年にかけて大学を出て就職した人々を指す。男性がモテモテの就活を振り返ったように、当時は大量採用が続く空前の売り手市場だった。
だが、そのバブル世代も今や企業の中核になり、上司と部下の双方から情け容赦ない視線を浴びている。
東京都内の企業で広報を担当する女性(37)は、仕事でバブル世代の上司と組むことになると「トランプのババ抜きでババを引いた気分」になる。お金の計算に疎く、急いでもいないのに移動はタクシー、とにかく金遣いが荒いのが特徴だ。「芸能人を呼んで宣伝イベントをしたことがあるのですが、上司がやった事前の見積もりが雑過ぎて予算を大幅にオーバー、私まで一緒に会社の偉い人に謝りに行かされちゃって。経費が使い放題だった頃の余韻を引きずっているのでしょうが、こっちはいい迷惑。同期が集まるたびに『またバブルと仕事だよ』『大変だね』なんて慰め合っています」
自身は「狭き門」に泣かされた就職氷河期世代。決してバブル世代を毛嫌いしているわけではない。「皆さん、おおらかだし人はいい。でも仕事だけは一緒にしたくありません。こりごりです」
バブル世代のサラリーマンにはどんな特徴があるのだろうか。
ビジネス情報サイト「ダイヤモンド・オンライン」で世代間ギャップを取り上げた「バブルさんとゆとりちゃん」を連載中のライター、梅田カズヒコさん(32)は20人以上を取材した経験から次の四つを挙げる。
(1)会社第一、仕事第一でエネルギッシュに働く。
(2)楽観的で後先の心配をしない。消費意欲が高いと言われるのはそのせい。
(3)見えっぱり。言い換えればプライドが高く、他の世代に煙たがられるほど。
(4)男らしさ、女らしさにこだわる最後の世代。
氷河期世代の梅田さんが解説する。「低成長期に入って社会人になった僕らは仕事と私生活のバランスを重視しますが、バブル世代の人たちはいまだに会社至上主義で終身雇用を信じている。同期入社が多いので競争心は盛ん。女性に実力以上の高価なプレゼントをしたがるのも(2)(3)(4)に加えて『ライバルに負けたくない』との思いからです」
ただ、いかにエネルギッシュでプライドが高くても、経営という非情の論理の前では「まな板の上のコイ」だ。
「企業は、余剰感のあるバブル社員対策に目を向け始めています」。そう指摘するのは人事コンサルティング会社「マンパワーグループ」ライトマネジメント事業本部のシニアコンサルタント、町田健さん(46)だ。2007年に始まった団塊世代の大量退職の対応に追われた企業が、やはり大量採用されたバブル世代対策の必要性に気付いたというのだ。要するにリストラ対象ということでは?
「いえ、大半の企業は会社員として脂の乗り切ったバブル世代を重要な戦力と考えていますよ。一方でポスト数が限られているのは事実。そこで一部の企業は、経営中枢を歩むマネジメント系社員と専門性に優れたエキスパート系社員の処遇の差をなくし、ポストを与えられなかった社員には代わりに活躍の場を与えるといった人事制度改革に乗り出しているのです」
管理職か、専門職か。難しい選択には違いない。「そう、これからバブル世代は自らを見つめ直し、どう働くかについて信念を持つ必要に迫られますよ。そこを先取りして、信念を貫けと伝えているのが『半沢直樹』ではないでしょうか」
実は記者も対象ぎりぎりの92年入社組。組織の一人として今後どう生きるか。悩めるバブル世代へのアドバイスを尋ねたいと思う人がいた。東レ経営研究所特別顧問の佐々木常夫さん(68)。入退院を繰り返す妻の世話、自閉症の長男を含む3人の子育てを担いながらも東レ本社の取締役を務めた。「40代半ばといえば僕は課長、部下十数人の能力を最大限に発揮させようと張り切っていた。会社員人生で最も面白かった時期」と振り返ったうえで、こう語った。「ポスト不足で左遷されたとしても腐らず自己を磨こう。僕にも経験があるが、人は試練があるからこそ磨かれ、成長するのだから」
大丈夫、なんとかなる。これもバブル世代の口癖?(以下略)

---

私自身、1968年生まれ(早生まれ)なので、世代的にはバブル世代真っ盛りということになります。ただ、転職しているので、現在の勤務先に勤めたのはバブル崩壊後です。わが相棒も、1学年上(かの有名な丙午生まれ)なので、同じ世代です。
我々の世代、ここまでボロクソに言われなけりゃならないほどなのかなあ、というのは、当事者(?)としては、いささか憮然とするところです。

引用記事中でバブル世代のサラリーマンの特徴として挙げられる

会社第一、仕事第一でエネルギッシュに働く。
楽観的で後先の心配をしない。消費意欲が高いと言われるのはそのせい。
見えっぱり。言い換えればプライドが高く、他の世代に煙たがられるほど。
男らしさ、女らしさにこだわる最後の世代。

いずれも、私には当てはまりません、いや、当てはまらないと自分では思っています。他人からどう見えるかは、もちろん分かりませんけど。少なくとも金遣いは荒くない。これだけは断言していいと思います。そうでなければ、我が家の首相から、とっくに大蔵大臣権限を剥奪されています。
子どもの頃から心配性の気性があり、どちらかと言うと楽天的ではないタイプ(もちろん、どちらかと言えば、程度ですが)プライド、そんなものハナから持っていません。

ただ、後から考えてみれば、その後の世代に比べて就職であまり苦労しなかった、とは言えるかもしれません。
私は、大学生のころは、この記者氏とおなじ仕事を目指していました。が、この業界はバブル時代といえども競争率がきわめて高く、私は残念ながらどこの入社試験も突破できなかった。一次試験は通っても、面接で落ちる。後から考えると、突破できなくて良かった、とも思いますし、今の自分自身の目で当時の自分を振り返ってみると、頼りなさそうで「使える人間」とは見えなかったと思います。
9月頃になって「こりゃもう無理だ」と悟り、流通関係の某社に応募したら、すんなり入社が決まった。当時、スーパーは「すっと入ってパッと辞めるからスーパーだ」なんて言われるくらい、簡単に入れた。一応は東証一部上場企業なのに。今では、そんなことは絶対ないと思いますけど。
だいたい、当時は就職活動は大学4年になってからだったので、おそらく就職活動の期間も現在よりはずっと短かった。

その会社には4年間いて転職しました。そのときは、バブル崩壊後だったので、転職先が決まってから辞めました。先の見込みなく辞めてから転職先を探そうと思うほどには楽天的ではなかったわけです。4年間いた会社は、決して悪い会社ではなかったと思います。人間関係も良かった。ただ、周囲の先輩社員を見渡して、一生居る、ということは、当時の私にはちょっと考えられなかった。

バブル時代というと、地上げ、株高、ジュリアナ東京、というイメージでしょうか。(改めて調べたら、ジュリアナ東京は、バブル時代末期の1991年開店だったそうです。とすると、私の社会人2年目のことです)
しかし、当時の時点で社会人だった人はともかく、学生がそんなものでおいしい思いをした例が、果たしてあったのでしょうか。当然のことながら、私はジュリアナ東京なんて一度も行ったことがないし、生まれてこの方一度も株取引なんかしたことがない。もちろん、学生の分際で土地など持っていたはずがありません。

世代論という話になると、圧倒的に槍玉に上がるのは段階の世代です。あとは戦争世代とか、学童疎開世代とか、逆に最近ではゆとり世代とか。確かに、同じ世代は同じ年頃で同じ社会現象を経験し、そういう意味では共通体験を持っている、ということは言えます。だけど、いくら共通体験があったって、性格や性癖はてんでバラバラです。双子の兄弟でさえ、性格が全然違うなんてのはよくある話なんだから。そういう意味では、世代論で人の傾向を決めてかかろうとする言説には、どうもあまりシンパシーを感じません。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2013.07.31 22:13:54
コメント(5) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: