inti-solのブログ

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2018.01.06
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カテゴリ: 戦争と平和
ウーマン村本が沖縄で明かした 「THE MANZAI」沖縄ネタの裏話
お笑いコンビ「ウーマンラッシュアワー」の村本大輔さんが3日夜、単独ライブを那覇市で開いた。現代日本の風刺や漫才への思いを語り、会場の約300人は笑い、拍手を送った。
ライブの冒頭、自身が出演した討論番組で、大学教授から「無知を恥じなさい」と叱責された一幕を紹介。村本さんは「無知であるからこそいろいろ知ることができる」と反論し、こぶしを突き上げた。
昨年末に全国放送の番組で、被災地や沖縄を漫才のネタにしたことや周囲の反応などにも触れた。「(沖縄などをネタにして)『重い』などと言われたが、漫才は社会で『空気』のような存在の人に色を付ける役割がある。辺野古にいる人々にもお笑いで色を付けたい」と思いを語った。

お笑いコンビ「ウーマンラッシュアワー」の村本大輔さんと県内報道各社の主な質疑応答は次の通り。

―漫才で基地問題を発信するのに勇気が必要だったか。
「勇気というよりも、下手に語ったと思われる失礼さや、傷つけたらどうしようという方が強かったかもしれない。思ったことは漫才で言いたいと思った」
「無関心な人を傷つけたいんじゃない。沖縄の若い無関心の人に言いたい。無関心、無知は恥じゃない。無知は最大の武器だと思う。無知はこれからまだ知らない本を読める楽しさがいっぱいある。自分は思い込んでいないという思い込みが一番怖い」
「(「THE MANZAI」のネタについては)ケーキに問題を混ぜて食べさせてあげないと(視聴者が)口に入れてくれない。僕が知っている範囲で分かりやすくかみ砕いた。ちょっとの角度が広いものになる。漫才のすごいところだ」

―辺野古で座り込む人々の話を聞いて何を感じた。
「それぞれの思いを背負っていることが分かった。『金をもらっている朝鮮人がバイトで行っている』と決めつけた方が簡単に語りやすい。例えば1人、地元のばあさんがいたらその声までレッテルを貼ってしまう。でも、ベッド、ソファの上でネットだけで情報を見て、親指一つで世の中を決めつけている人間が、差別にさらされながらあそこで自分の思いを語っている人間を否定する権利なんて何一つない」
「フランスでは革命があった。ストライキやデモが当たり前。日本では声を上げると『やばいやつだ』というレッテルを貼られる。簡単にレッテルを貼るな。辺野古に賛成している人とはまだ話していないから話したい」

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お笑い漫才コンビ「ウーマンラッシュアワー」が年末に放送されたTHE MANZAI 2017(よりによってフジテレビ系)で沖縄の基地問題を含む政治問題をネタにしたことは、驚きをもって受け止められたようです。もっとも、テレビでは初めてでも、実際にはそれ以前から舞台では何度も披露していたそうですが。
そのウーマンラッシュアワーの村本大輔が、年末のテレビ朝日系「朝まで生テレビ」で「無知な発言」を連発したというので、年明けからネトウヨやネトウヨ御用達メディアが沸騰しているそうです。

調べると村本が「朝生」に出演したのは今回が初めてではなく、昨年8月11日に初出演しているそうです。そのときにも、司会の田原総一朗が「国民には国を守る義務があると思う」と発言したことに対し、村本が「絶対に戦争に行くことがない年寄りに言われてもピンともこないわけですよ。絶対行かないじゃないですか」と反論したため、田原が激昂したということが あったのだそうです 。(このやり取りが事実なら、まったく村本のいうとおりでしょう、と私は思います)

で、今回の朝生での発言(私は見ていません。今はそんな遅い時間まで起きていないし、テレビ自体あまり見ていないので)を調べてみると、その発言そのものには、全面的に賛同はできないけれど、でも、かなり鋭い、本質をえぐるようなことを言っているなと思います。何よりも、世の中がみんな右へ右へと流れている今のご時勢の中で、しかも他の出演者がそういう時流に沿った発言をする中で、あえてその流れに全面的に逆らう主張を展開するのは、勇気があるなと素直に尊敬します。
もっとも、政治的主張以外の面でも、村本は「炎上芸人」と言われるような側面もあるわけで、「あえて少数意見」「あえて暴言」というのが彼の芸能界でのポジションのようです。だから、これまでも散々叩かれてきたわけで、そういうことに対する耐性もかなりあるのだでしょう。

で、わたしは常々当ブログで書いているように、自衛隊は憲法違反とは思っておらず、したがって自衛隊を解散すべきとも考えてはいませんが、それが日本の目指すべき理想の姿である、と思っているわけでもありません。見果てぬ夢ではあっても、日本が(前提として他の国々も)非武装国になる、それが実現できるような平和な世界が実現してほしいというのが理想。
だから、村本が「非武装中立」を掲げた、というのは、それを言えるピュアさをうらやましいとは思っても、間違っているとも思いません。もちろん、現実の政治的選択としてそんなことを実現することは不可能だし、村本もそんなことは分かっているでしょうが。

村本は、沖縄について、日本が中国から奪ったと発言したそうで、それは確かに間違いです(ただし、すでにツィッターで間違いを認めて撤回、謝罪をしているようです)。しかし、。確かに「中国から奪った」のは間違いですが、元々独立国だった沖縄(琉球)の独立を奪って日本に併合したのは、厳然たる事実です。だから今沖縄が再び独立すべきかどうかは別の問題としても、です。

更に、もし侵略されたらどうするのかと問われて降参すると応えたことも批判されているようです。確かに、国家(政府)としては、戦う前から降伏するわけにはいかないですが、個人の選択としては敵が来たら降伏するという選択はありでしょう。というか、被害を最小限度に抑えるためにはそれがもっとも合理的な選択です。
歴史を紐解けば、外国の無法な侵略を受けた国の民衆は、一致団結して武器を手にとってレジスタンスを戦った-わけでは、必ずしもありません。第二次大戦中にドイツの侵略を受けたフランスやその他の国々だって、武器を手に抵抗運動に参加するものはいたけれど、大多数の国民は膝を屈して嵐が過ぎ去るのを待つ選択をしたのが現実です。侵略に対して武器を手に取ることは勇敢な選択だし、それを否定はしません。しかし、降参するのも生き残るための最善の選択であり、それをけしからぬと非難できる筋合いのものではありません。だいたい、白旗を掲げることを罪悪視する考えは第二次大戦中の「生きて虜囚の辱めを受けず」にも通じ、無駄に犠牲者を増やすことにしかなりません。

村本には、これからも頑張ってほしいものです。





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最終更新日  2018.01.06 11:06:12
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