inti-solのブログ

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2019.07.19
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テーマ: ニュース(96527)
カテゴリ: その他
京アニ火災、死者33人に 身柄確保された男は意識不明
18日午前、京都市のアニメ制作会社「京都アニメーション」の第1スタジオから出火し、鉄筋コンクリート造り3階建ての建物の大半が焼け、33人の死亡が確認された。このほか36人が病院に運ばれ、うち17人は入院中で意識不明の人もいる。
京都府警は、ガソリンのような液体をまいて火をつけたとみられる関東在住の男の身柄を確保した。男は上半身などをやけどして病院に運ばれ、意識不明の重体。搬送される際、駆けつけた警察官に「1階で液体をまいて火をつけた」と話したという。
出火当時、建物内には従業員67人と社外の6人の計73人がいたとみられる。遺体が見つかったのは、1階で2人、2階で11人、2階と3階をつなぐ階段で1人、3階から屋上に上がる階段で19人という。上階に炎と煙が広がり、多くの人が屋上に逃げようとして死亡したとみられる。
確保された男と似た人物がこの日、容量20Lの携行缶二つを持って近くのガソリンスタンドを訪れ、ガソリンを買っていたという。現場近くに携行缶二つと台車のほか、包丁数本とハンマーが入った手提げかばんとリュックサックが残されていた。
複数のスタジオ関係者は、男が「死ね」と叫びながらビルに入り、1階の入り口付近でバケツに入ったガソリンとみられる液体をまいた後、すぐに火を放ったのを目撃。府警は、購入したガソリンを台車で運び、現場近くで携行缶からバケツに移し替えてまいたとみている。

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わたしは、高校生くらいまでは熱狂的アニメファンでしたが、現在はジブリアニメと、高校生当時までに好きだった作品以外はアニメはほとんど見ておらず、京都アニメーションという名前も実は知りませんでした。
なので、有名アニメ制作会社、という点は考慮の外として、なんとも暗澹たる事件と言わざるを得ません。
20Lのガソリン缶2つ、40Lものガソリンをぶちまけて火を放たれたのでは、どんな防火対策も意味をなさないでしょう。

当時建物内にいたと思われる73人のうち33名が死亡という割合の高さが火の勢いの強さを物語っています。屋上に上がる階段で19名が亡くなっていた、とのことですが、 別報道による と、消防隊が屋上から室内に入った際には、屋上に出る扉は閉まっていた、とのことです。この扉は、「鍵はかかっていなかった」というので、何故明けられなかったのかは分かりませんが、ともかくここから類推すると、屋上に向かって逃げた人は誰も助からなかった、ということのようです。
施錠されていなかった、という上記報道が事実とすると、何故逃げられなかったのか。内開きの扉だと、人が殺到して開けられなくなる可能性がありますが、空撮動画で確認すると外開きの扉です。ただ、扉を破った形跡があります。可能性としては、鍵はかかっていなかったというのが誤りか、または扉が熱で変形して動かなくなった、ということでしょうか。あるいは、開く開かない以前に扉までたどり着けずに亡くなった、という可能性もあります。

いずれにしても、火災の煙は上に向かって登っていくので、火事の際、上階に向かって逃げるのはリスクがあります。
2000年11月にオーストリアでケーブルカーが トンネル内で火災を起こした事故 では、たまたま乗客に消防士がいて、上に逃げるのは危険と判断し、炎を突破して下に逃げるようにほかの乗客に伝え、彼に従って下に逃げた十数人だけが助かった。斜面の上側に逃げた百数十人は誰も助からなかった、といいます。もっとも遠方まで逃げたのは日本人の少年で、それでも142m先で亡くなった、それどころか、ずっと先の山頂駅ですら、取り残されてなくなっている人がいるというのです。一酸化炭素中毒です。

そうは言っても、あっという間に爆発的に火が燃え広がったら、分かっていたとしてもどうしようもありません。煙もくもく火がぼうぼうの状況で、火元を突っ切って脱出するなんて、できることではないでしょう。結局窓から助けを求めるしかなさそうです。2階なら飛び降りらるけど、3階から飛び降りるのは、相当の勇気と大怪我を伴います。追い詰められれば3階からでも飛び降りるかな。

一部報道 によると、犯人は、2012年に茨城県でコンビに強盗を起こして、出所後更生保護施設に入所中だった、らしいのですが、(しかし、別報道によればさいたま市のアパートに暮らしていて、周囲とトラブルを起こしていた、とこ報じられています、どちらが正解かは不明ですが)事実とすれば、いったいどこで何をこじらせて、わざわざ京都まで行って放火したのか、意味が分かりません。いや、意味が分かったところで納得も理解もできるわけはないけど。

それにしても、川崎の通り魔事件といい、まるで意味不明のこの種の犯罪が続きます。実に理不尽なことです。
日本では、米国などのように銃器を使った大量殺人は、銃規制が厳しいのでほとんどありません。刃物では殺傷力に限界がありますが(それでも、条件によっては二桁の犠牲者を出した事例は散見されます)、人の多い閉鎖空間で可燃物を撒いて火を放つ、というやり方は、銃の乱射に匹敵する、場合によってはそれを上回る殺傷力を発揮してしまうのですね。

今回の事件も、広い意味では川崎の事件や、さらに言えば秋葉原の事件などの無差別殺人の模倣犯と見ることができますが、さらにこの事件の模倣犯が現れないことを祈るばかりです。
私だって、どちらかというとトラブルの発生が多い部署に、この3月までいましたから、いろいろな意味で他人事ではない、と思ってしまいます。





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最終更新日  2019.07.19 20:56:00
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