inti-solのブログ

inti-solのブログ

2019.11.18
XML
前回の続きです。

伊豆沼は東西に細長い沼で、東北本線新田駅その南岸東端ちかくに位置しています。そこから東端まで行って北岸を東から西にずっと歩いて、とうとう西端にきました。どこかで伊豆沼1周16kmと見た記憶があるのですが、改めて地図を図ると、東西の距離は3.5kmくらいしかありません。南北は、一番広いところでも1km。ざっくり計算すると、1周10kmを大きくは超えないみたいです。16kmは見間違いかな。
沼の西端でやっとマガン以外のガンに遭遇。


中央手前の茶色い4羽、ヒシクイです。9月に北海道のウトナイ湖で一応写真を撮りましたが、彼方の豆粒みたいに小さな写真でした。今回はばっちり撮影できました。


中央はチドリの仲間、タゲリです。


オオハクチョウが飛んでいきます。


ガンの群れですが、先頭2羽がマガン、後ろに続く5羽がヒシクイです。


くちばしがオレンジ色(ピンク色に見えることもある)で根元から額にかけてが白い(あまり白くない個体もいるけれど)のがマガン、くちばしは黒くて先端がオレンジ色、根元に白い部分がないのがヒシクイです。くちばしの色以外は、胴体や翼は区別し難いですが。大きさは、ヒシクイの方が多少大きいです。並ばなければわからないくらいの差ですけど。


ヒシクイ。伊豆沼では少数派ですが、全国的に見れば日本に渡来するガン類の中ではマガンと勢力を二分します。


ヒシクイ。


タゲリが5羽いました。

伊豆沼の南南に隣接する内沼に行きました。そこに栗原市サンクチュアリ昆虫館があり、その他なりに隣接して、食事のできる場所がありました。


結局、伊豆沼を1周する間、食事のできる場所はこの1軒しか遭遇しませんでした(沼の東端にも食堂はあったようですが、通過したのが朝7時過ぎなので開いておらず、食堂とは分かりませんでした)。たまたま通過した時間が12時少し過ぎだったので、ここで昼食。お客さんは、私以外は地元の常連さんのようでした。


内沼にもハクチョウがいっぱい。そして、伊豆沼にはガンはほとんどいませんでしたが(先ほどの4羽のヒシクイくらい)、内沼にはガンがいっぱい泳いでいました。ヒシクイも結構いました。しかし、太陽の位置の関係で、沼の見晴らしのいい先ほどの昆虫館とレストランの前からは、ガンの群れは逆光、しかも遠い。そこから少し東に歩いたところで、藪の間から湖面を覗くと、ガンがいっぱい泳いでいたのですが、木の枝が邪魔で、まともには撮影できませんでした。

そこから再び伊豆沼に戻り、その周囲の田んぼでマガンを見ます。


途中、カシラダカに遭遇。名前はタカですが、見てのとおり、タカではありません。ホオジロ科の小鳥です。

伊豆沼湖岸の田んぼにて。車が3台止まっていて、多分バードウォッチャーではないか、だとすると、何か珍しい鳥がいるのかもしれないと思い(結局、車から降りてこなかったので本当にそうだったかどうかは分かりませんが)近くに行ってみました。前回も書いたように、ガンは極度に警戒心が強く、生身の人間が寄っていくより、車で寄っていく方が逃げにくいようです。もっとも、窓を開けたとたんに逃げるようですし、そうでなくても運転者むき出しのトラクターがやってくると、みんな飛んじゃいますが。


何か珍しい鳥が、という予想どおり、そこにはマガンの部分白化個体(アルビノ)がいました。あるいは、マガンとハクガンの雑種?多分アルビノだと思いますが。
そしてもう一つ。

シジュウカラガンがいた!!
と、思ったのです。(写真中央)でも・・・・・・


何かが違う、シジュウカラガンみたいだけどシジュウカラガンではない。頬の白い部分がずいぶんくすんでいるし(幼鳥だとそうなのかとそのときは思っていましたが、あとで調べたところ、そんなことはなさそう)逆にくちばしの根元はマガンとおなじく白くなっています。これはいったい何?
おそらく、シジュウカラガンとマガンの雑種でしょう。シジュウカラガンとマガンは別種であるだけでなく、属も異なるのでやや縁が遠く、まさか両者の間に野生状態で雑種ができるとは思いませんでしたが、検索すると結構例はあるようです。
うーーん、シジュウカラガンに遭遇したと思ったんだけどなあ。


・・・・・オオハクチョウ様、その道を通してくださいませ。

こうして、あとはもう新田駅に戻るだけ、となった、そのとき。
上空に黒い影が。またトビかとおもつて顔を上げると。


トビじゃなーーーい。オジロワシでした。


曇り空で、色がつぶれてしまいましたが、名前のとおり尾が白いことはわかります。そして、楔形の尾羽。


9月にウトナイ湖で撮影しましたが、そのときよりはるかに近距離(これでもトリミングはしていますが)で大きく映せました。シジュウカラガンもカリガネもハクガンも、コハクチョウすら見られませんでしたが、最後にオジロワシを撮影できたので大満足です。
ただ、一人で何の情報もなく来ても、どこにどの鳥がいるかわからないので、確実に色々な鳥を見たいならツアーか、現地の鳥事情に詳しい人に案内してもらうのがいいのだろうな、などと思ってしまいました。音楽や山と違って、鳥に関しては私は仲間がいないので。

最後は、新田の駅から(ホームには誰もいなかったので、ここでも笛を吹いちゃいましたけど)仙台に出て、新幹線で帰京しました。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2019.11.18 19:00:11
コメント(0) | コメントを書く
[登山・自然・山と野鳥の写真] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: