inti-solのブログ

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2020.06.02
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カテゴリ: 政治
「総理の“お言葉”伝えるべき」発言の三原じゅん子議員、ネット中傷対策検討PT座長に就任
Netflixやフジテレビなどが放送する『テラスハウス』に出演していた木村花さんが急逝したことを受け、SNSなどインターネット上での誹謗中傷の規制を強化する議論が過熱している。自民党もネット上の中傷や権利侵害への対策を検討するPTを発足した。
ところが、このPTの座長に就任したのは、これまでネット上のさまざまな発言で物議を醸してきた同党参議院議員の三原じゅん子氏だった。規制論議は、「自由な批評や批判、風刺」と「誹謗中傷」を線引きするという非常にセンシティブなテーマを抱えており、今回の政府与党の采配にネット上はざわついている。
三原氏「批判と誹謗中傷は違う」
三原氏は25日、自身の公式Twitterアカウントに次のように投稿した。
「政治家として #批判(物事に検討を加え、判定・評価する事)は甘んじて受け止めますが、#誹謗中傷(他人への悪口、罵声等により名誉を毀損する事)は違います。付け加えるなら法的場面では誹謗中傷そのものではなくその結果としての名誉毀損、侮辱、信用毀損、業務妨害が罪に問われることになります。」
そして26日には、次のように投稿した。
「何度も書いていますが、批判と誹謗中傷の違いを皆さんにまず理解して頂く事が大切。
まして政治批判とは検討を加え判定・評価する事です。何の問題も無い。ご安心を。しかし、政治家であれ著名人であれ、批判でなく口汚い言葉での人格否定や人権侵害は許されるものでは無いですよね」
つまり「政治家であるかぎり、批判は受け入れる。ただし、法的場面での誹謗中傷は罰する」という主旨だ。だが今、議論の焦点になっているのは「何が誹謗中傷にあたるのか」「批判とは何か」という法律的な定義や規制を、誰が、どのように決めるのかという点だ。(以下略)

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「政治家であれ著名人であれ、批判でなく口汚い言葉での人格否定や人権侵害は許されるものでは無い」のだそうですが、では三原じゅん子自身の発言、野党に対して「恥を知れ」「愚か者」は「口汚い言葉での人格否定」ではないのか?
産経新聞が菅直人元首相に対して投げつけた「完全に乾ききっても雨が降れば蘇生するネムリユスリカの幼虫、セ氏150度でも零下150度でも生き延びるクマムシ、切り刻んだ分だけ個体数を増やして再生するプラナリア…。そんな驚異の生き物たちと比べても、生命力で負けてはいない。そう、民主党の菅直人元首相のことである。」などという言葉(いまも その記事は現存している )、鳩山由紀夫に対する「ルーピー」、それらは誹謗中傷ではないのか。(これらは一例であって、民主党政権時代、鳩山、菅両首相は、サンドバックのようにボコボコに批判されまくっていました。今の安倍に対する批判なんか、目じゃないくらいに。

三原自身はそれらを、腹の中では「許されざる発言」とは思っていないのでしょう。その反面、野党側からの自民党に対する厳しい非難に対しては「批判でなく口汚い言葉での人格否定や人権侵害」だと思っているのであろうことが容易に想像できるので、このような言い訳にも批判が集まるわけです。
何しろ引用記事タイトルにあるように、総理の「お言葉」を伝えるべき、などと公言してしまう人物です。自民党がいかに強力与党であろうとも、そしてその自民党内でいかに安倍が絶対的存在だろうと、自民党の外、正解の外では、そんなことは「知ったこっちゃない」のです。にもかかわらず、自民党の中の価値観を外に持ち出して「お言葉」を伝えろ、なんて言う人に、公平とかバランスなどというものは、元からあるはずもありません。

ちなみに、上記に挙げたような「愚か者」だの「クマムシにも負けない」だの「ルーピー」だのは、私は暴言であるとは思います。したがってそれらの発言を批判はしますが、取締りや損害賠償の対象にするとなったら、それには絶対反対です。何しろ、私自身にしたって、民主党政権時代にはずいぶん失望を味わい、そこまで酷い言葉ではないけれど批判もずいぶん書きましたから。

そもそも、政治家、特に首相や政権中枢にいる人間は、その政策一つで多くの日本国民の生活(時と場合によっては生死も)を左右できる権限を持っています。それだけに、その言動には責任が伴います。したがって、批判の言葉が多少荒くなったり、罵倒が混ざるのは「仕方がない」と言わざるを得ません。「ルーピー」であれ「アレ首相」であれ、その発言に対して賛否はあれど、非難されること自体は甘受するしかないのです。しかし、芸能人は、どれほど知名度が高くても、何らかの権限を持っているわけではありませんから、その言動には必ずしも責任は伴いません。権力と結びついて特別な発言力を保持しているような場合は別でしょうが。
したがって、この問題について単なる著名人一般と政治家(を含め、権力の中枢にある者)を一緒くたにして「政治家であれ著名人であれ、批判でなく口汚い言葉での人格否定や人権侵害は許されるものではばい」と言うこと自体に問題があると私は考えます。





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最終更新日  2020.06.02 19:00:07
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