inti-solのブログ

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2020.05.31
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カテゴリ: 政治
ブルーインパルス感謝の“航空ショー”は誰の発案?
航空自衛隊の「ブルーインパルス」6機が29日、新型コロナウイルス対応に当たる医療従事者への感謝と敬意を示そうと、東京都心上空に白いスモークでラインを描いた。好意的な受け止めが広がる一方、防衛省は誰の発案で、いつ決まったのか明らかにしていない。約20分にわたった異例の“航空ショー”について、省内からも説明を求める声が上がっている。~
記者会見では歯切れの悪かった河野氏だが、ツイッターでは一転、飛行経路の地図を示し「入間基地を離陸しました」「二周目、開始」などと逐一投稿した。終了時には「ブルーインパルス、帰投します。ありがとうございます!」と結んだ。
こうした姿勢に、省内では「はしゃぎすぎだ。自分の宣伝に利用したと言われても仕方がない」との指摘も。自衛隊幹部は「ブルーインパルスの飛行が、どうして医療従事者への感謝になるのか」と冷ややかに語った。
東京上空は航路が過密状態でブルーインパルスが飛行する余裕はなく、1964年の東京五輪開会式など限られた機会にしか実現していない。~
新型コロナの影響で羽田空港の発着便が減少しているとはいえ、政府関係者は「相当な調整が必要だったはずだが、一気に決まった」と打ち明ける。防衛省幹部は「公表直前まで知らされなかった」とこぼした。
別の防衛省幹部は「政治利用ではないかとの批判を警戒しているのだろうが、誰がどう決めたのか説明しないと臆測が広がりかねない」と話した。

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米国が同じことをやったから日本も!ということなのでしょう。最初の発案が誰かは知りませんけど、安倍が直々に「やりたい」と言ったのでしょうね。
私の知り合いの中でも結構はしゃいでいる人もいて、それに水をかけるつもりはありませんし、ブルーインパルスの飛行に興味を持った人、感動した人を否定したり文句を言う気もまったくありません。好きなものは人それぞれですから。

ただ、私自身の偽らざる思いを書けば、まず基本的には、まったく関心がないというのが第一です。私は飛行機が好きですが、「医療関係者への感謝」と称して行われた飛行には、何の興味も抱けませんでした。そもそも、事前にはそういう話に気が付いていなかったのです。報道は目にしていたはずですが、興味がないので見落としていた。

第二に、それが何で「医療関係者への感謝」になるのか、私には皆目見当がつかない。「感謝」の対象である医療関係者だって、私と同じで、そんなもん、忙しくて見ているヒマもなかっただろうし、病院の上空を飛行機に飛んでもらって、騒音をまき散らしてもらって(長時間ではないけれど)、嬉しいものかねえ?感謝という名目で自衛隊をアピールしているだけじゃね?としか思えません。

これに関しては、引用記事によると、防衛省内でさえ

省内では「(河野太郎大臣は)はしゃぎすぎだ。自分の宣伝に利用したと言われても仕方がない」との指摘も。自衛隊幹部は「ブルーインパルスの飛行が、どうして医療従事者への感謝になるのか」と冷ややかに語った。

だそうで。

第三に、今は新型コロナ騒動で民間航空機も欠航が相次いでいるからこんなことができたのでしょうが、それにしても、過密な東京上空でこれをやるのは、相当の無理があったんじゃないか、ということ。これも、引用記事に指摘されています。事故がなくてよかったですけど、万が一の事態を避けるために、当日民間航空機の飛行は相当制限されたんじゃないかな。今は乗客もガラガラだろうから、問題として顕在化することはなかっただろうけど。

第四に、今回結果的に事故はなく済みましたが、過去にはブルーインパルスは何回も事故を起こしています。観客の前での「本番」飛行での事故は1回だけですが、訓練中の事故は他に何回か起きており、パイロット8名が亡くなっています。過去60年間の累計とはいえ、6機だけの部隊ということを考えると相当多いです。
現に、カナダでは、同じく「医療機関への感謝」という目的で飛行していたカナダ空軍のアクロバット飛行チームが墜落事故を起こしています。そんなことが日本で起こらなくてよかったですが。今回はいわゆるアクロバット飛行は行わず、単に編隊飛行を行っただけとは言うものの、その編隊飛行は大変な密集体型であり(飛行機が密!)、民間航空機なら確実にニアミス扱いです。一瞬の操縦ミスが即接触事故につながるという意味では、あのような密集編隊での飛行自体がアクロバットだと言えなくもありません。それを大都市の上空でやるのはどうなのかな、ということは思います。

それらのことを考えると、基本的にはブルーインパルスの飛行に興味はないけれど、少なくとも好意的に見る材料はないなと思います。ただ、「許せない!!」と叫ぶほどのものでも(私にとっては)ありませんが。

ただし、繰り返しますが、「見た」「好きだ」「感動した」という人を否定する気はありません。蓼食う虫は好き好き、ではありませんが、好きな人が好きなのに文句を言っても始まりません。
と書くのは、立憲民主党のある議員がこの飛行をツイッターで好意的に取り上げているらしいのですが、そのことが、反戦平和主義を標榜するとあるFBグループで非難の対象になっていたからです。どうしてそう狭くなっちゃうかねえ。今回の飛行自体はともかく、それに対する反応に対して非難しても仕方がないじゃないですか。
そこの部分は意見が違う、で流すことが、どうしてできないのかなって思ってしまうのです。自分の主張とちょっとでも相いれないものはすべて非難の対象にするような「純化路線」では、物事は何も変わらない。仲間がどんどん減っていくだけだよ、と思う。





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最終更新日  2020.05.31 20:12:06
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