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近くにタイ人の知り合いが住んでいる。彼女自身にはお子さんはいないが、タイに住んでいる姪にスカイプを使って英語の家庭教師をしているのだそうだ。実は、うちも家庭教師でスカイプのお世話になっている。夏休み以降。アメリカに住む義姉がフランス語、義姉夫が数学を、スカイプを使って賢浩に教えてくれている。本当にありがたい話なのだけど、「別に頼んでないのに・・・」というのが本音。賢浩が「これからXX(義姉もしくは義姉夫)とスカイプしないといけないから、PCとインターネットが必要。」と言えば、仕方ないから使わせることになる。「課題をメールで送ってくれたから、それをみるためにPCが必要。」「XXからの課題をこなすためにPCが必要。」となって、結局は、ずーっとPCを使っている。しかし、たまに部屋を覗けば、案の定というか、ゲームをしたり、動画を見たりしているだけ。成績も、はっきりいって、全く上がっていない。数学のテスト前に、ちょっと教科書の問題をやらせてみたら、全くできなかったのでびっくりした。1時間も説明を受けて、まったく理解していない。説明されたそのときは理解できたと思っても、実はそうではなかったということなのだろうが、お互いの時間が無駄なだけな気がしてならない。同じ教科でも、学校ではドイツ語で習い、義姉たちからは英語で説明を受け、私が教えるときは日本語。それで混乱をしているようには思えないが、統一性がないのはかわいそうだと思う。先日、賢浩の部屋のゴミ箱に、単語テストが捨てられているのを発見。なんと、「5-6」という、今まで見たテスト中で最低の成績だった。「単語テストだからたいしたことない」と本人には反省の色がないのだが、単語テストなんて、範囲がわかっているし、1週間以上前に予告されるのだから、勉強さえしていれば、4以下をとるはずがない。「5-6」なんて、「僕は全く勉強しませんでした。普段から、授業も聞いていません。教科書も読んでません。」と言っているようなもの。明日、フランス語の単語のテストがあるといので、強制的に勉強させている。一人ではできないので、私が単語カードを作って、やらせている。なんで、私がフランス語の単語をカードに書き写す作業をしているのか、馬鹿馬鹿しくなるが、そのカードを使って、ある程度は覚えさせることができたので、無駄ではない、と自分に言い聞かせている。でも、単語の量も多いし、活用も複雑だし、性も覚えないといけないし、アクサンの位置も覚えないといけないので大変だと思う。恵子はラテン語を選択しているが、単語のテストでは、ほぼいつも満点。ラテン語のほうがフランス語より複雑だそうだから、やはりそれはすごいことなのだと思う。「「ラテン語を勉強すると、脳が刺激され、頭がよくなる」という研究結果があるそうだ。まあ、頭のいい子がラテン語を選択する傾向にあるのか、ラテン語を勉強するから頭がよくなるのか、どちらかわからないが、ラテン語の次が、古代ギリシャ語、その次が数学が、頭にいいらしい。いったい、何を根拠にしているのかわからないが、もっともらしい話に聞こえる。
2014年01月26日
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木曜日はニコちゃんのピアノレッスンの日。先週の宿題は、「Menuett」(Leopold Mozart)、「Cha Cha Cha」というヘ長調の曲、そして、「American Patrol」の前半部分を練習してくることだった。宿題になった曲は、家でスパルタ的に練習させるので、一応、弾けるまでにはなっている。ニコちゃんは、レッスンの部屋に入ると、上着を脱ぎ、すぐにピアノを弾こうとする。宿題で練習してきた曲は、弾けるので、弾きたくてたまらないのだ。最初の2分は、「やる気満々だなー、この子は・・・」といつも思う。「Menuett」では、スタッカートとレガートが交互に出てくる。先生は、「このマークわかる?」といって、「音楽用語はイタリア語を使ってるの。ドイツ語では、スタッカートは短く、レガートは結びつけるという意味なんだよ。レガートのところは、蛇のように、スタッカートのところは、蛙のように弾いてみて。」と説明した。そばで聞いていた私は、蛇や蛙にたとえるのがすごいなーと妙に感心してしまった。「American Patrol」は軽快な曲で、同じ音を指をかえて弾くのがポイント。ファの音がシャープになる曲もニコちゃんには新しい。家で練習してきた曲は、先生はどれもほめてくれるが、「こうしたほうがいいよ」と更なる注文がつき、同じ箇所を何度も弾かされる。家で私が同じような指示をすると、思いっきりふてくされて、練習を放棄してしまう。しかし、さすがに先生には同じ態度はとらない。「はー」とため息はつきながらも、一応先生の指示に従う。しかし、限界はあり、「集中力がなくなってきたなー」というのは、傍から見てもよくわかる。先生は、そういう時、別のタスクを持ち出し、なんとかニコちゃんのやる気をつなぎとめようとする。今週の先生の技は、ペダルを使うことだった。レッスンで使っているピアノは、グランドピアノなので、中の構造が見える。先生は、ペダルを押さえて、「中を見てごらん。こうやってピアノは音を出しているんだよ。ペダルを踏むとデンファーが動く様子がわかるでしょ。こっちのペダルは、音を響かせるんだよ。」と説明した。その後、ニ長調の練習。ニ長調はオクターブの中に二つもシャープが出てくる。そして、ニ長調を使ったメロディーを1-2小節、先生が弾いてみせた。「このメロディー、聴いたことある?」と先生は質問した。私は、学校のチャイムみたいだなーと思った。でも、ニコちゃんは、「聞いたことあるけど、何かわからない」と答えた。先生は、おもむろに新しい楽譜を取り出し、「これ、ビックベンっていう曲なんだよ。ビックベンって知っている? ロンドンにある時計塔だよ。」と楽譜に描かれたイラストをさした。ニコちゃんは、「教会みたい」と言った。この曲は、ペダルを多用する。それがニコちゃんには面白くて、また張り切りだした。ピアノのレッスンは30分で、ニコちゃんには長いなーと思うことも多い。レッスンの中盤以降は、あくびをしたり、やる気なさそうにしたり、先生に申し訳ない気分になる。それでも、家では毎日きちんと練習させているし、レッスン中、先生の指示には従っているので、そこそこ上達していると思う。本人の自信につながっていったらいいなー。
2014年01月25日
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昨日は恵子を夜駅まで迎えに行った。途中で、給油した。私の車はディーゼル。一番手前のディーゼルのサインが出ているところに車をつけて、給油しようとノズルを手に取った。しかし、そこにはトラックの絵が書いてあった。不安になって、ほかのブースのディーゼルのノズルのところをみたら、そんな絵はかいてなかった。しばらくスタンドの中をうろうろしてしまった。かなり広いガソリンスタンドだったが、お客は私一人だった。どこからみても怪しい客。店のレジの中から店員さんがこちらを凝視していた。車をほかのブースに移動させ、給油しようとしたが、ノズルをとったら、かなり高めの金額が表示されたのでびっくりした。よくみたら、V/Powerと書いてあった。その隣に、もうひとつディーゼルの給油ノズルがあったが、そこにも何か書いてあって、これが果たしていつも使っているディーゼルなのか?とちょっと戸惑った。すると、店内からマイクで、「お客さん、今、係りのものがそちらに行きます。」と呼びかけられた。店の中から結構年をとった男性がこちらに歩いて来た。事情を説明したら、「あっちは、トラック専用のディーゼルです。普通のでいいなら、このディーゼルですね。満タンでいいですか?」といって、給油し始めた。ドイツでは、セルフ給油。店員さんに給油してもらうなんて初めての経験。「すみません。恥ずかしいです。」と言ったら、「ぜんぜん恥ずかしがることないですよ。私はお手伝いするためにここにいるわけですから。」と言われた。私が店内で会計をしているとき、ふと外を見たら、その人が、私の車の窓を拭いていくれていた。こんな光景、日本では当たり前かもしれないが、ドイツでは経験がない。会計から戻ったら、私の後ろで待っている車がいたので、すぐに車を発進させた。だから、その人にお礼も言えなかったし、チップも渡していない。ドイツでこんなサービスのいいガソリンスタンドは初めてだ。恵子と友達を乗せた。友達のお母さんと交代で迎えに行っている。二人は後部座席に乗り、ずっとおしゃべりしている。私はタクシー運転手になった気分。家に着いたら、賢浩とニコちゃんが迎えに出てきた。ニコちゃんは、恵子に「恵ちゃん、お土産買ってきた?」と聞いた。もう9時半だったのに、まだニコちゃんが起きていたので、「さっさと寝なさい!」としかった。私がいないと、いつまでも起きて遊んでいるので、夜出かけるのは、本当に問題が多い。恵子は、「今週を乗り切ったよ!疲れた。週末はずっと寝ていたい。」と言った。今週は、学校から何度も電話があり、その都度、「やることが多すぎる。でも、全くやる気がでない。」と愚痴をこぼしていた。Abiturまであと6-7週間なのだけど、今週は、Abiturには関係ない、音楽や地理、歴史のテストやプレゼンテーションに時間をとられ、そのほか、ラテン語、英語、生物のテストと、外国語大会の2次予選が重なり、頭がパンクしそうだ、と言っていた。恵子の場合、Abitur平均1.0を狙っているので、すべての科目に全力投球してしまう。「どうでもいい科目(という言い方はひどいが・・)は、手を抜いて、2ぐらいとっても、平均は1.2を下回らないと思うよ。もっと、適当にしたら?」と言うのだけど、性格上、いつもベストを尽くしたいようだ。パンクしないといいのだけど・・・
2014年01月24日
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火曜日はニコちゃんのErgotherapieの日。すでに37回目で、1年間通っている。Ergotherapieの先生に、「あと3回で新しい処方箋が必要になります。しかし、病気でなければ、健康保険組合は、いずれは費用負担を拒否し、セラピーを継続できなくなります。しかし、ニコがADS(注意力欠陥症)であることがわかれば、「病気」とみなされ、セラピーを受け続けることができます。一度、テストを受ける方向で考えてみてはいかがですか?」と言われた。テストは、Ergotherapieでは受けることはできない。資格を持った小児科もしくは心理科の「医者」が判断することになる。処方箋ではあと3回分のセラピーを受けることができるのだが、そのうちの1回を私との2者面談に当てたい、と言われた。前回も言われたのだが、必要ないと思う、と断った。セラピーには私も同席しているし、その都度気づいたことは質問しているので、改めて話す必要性を私は全く感じないのだが、先生は、その必要性を何度も強調する。はっきりいって、私はセラピーをやめてもいいと思っている。私は、「健康保険からの補助をもらうために、ニコは「ADS」であると証明したほうがいい」という考えには同調できない。診断が下されたところで、ニコちゃんにとって、プラスになるとは思えない。診断によって適切な処置が受けられる、というが、その「適切な処置」というのが、今のままErgotherapieを継続することなら、それが本当に適切なのか疑問だ。小児科医は、Ergotherapieには否定的で、薬の服用を勧めてくるだろう。私にはそれが小児科医がいうところの「最善の策」であるとはどうしても思えない。しかし、医者に「子供の将来を考えるなら踏み切るべきだ」と言われると、自分の選択が子供の将来をつぶしているのではないかという不安がよぎる。「ちょっと注意力の散漫な活発な男の子」なんて、世の中にあふれていると思う。それを「ADS」とカテゴライズされることに嫌悪感を抱いている。また、「この子はADSだから、できなくても仕方ない。」と相手に思わせるのもいやだし、自分自身のエクスキューズになるのもいやだ。今のニコちゃんの状況では、ADSの診断を受けることに、私的にはメリットを感じない。Ergotherapie側が「患者」をつなぎとめるためとしか思えない。しかし、そういうことを正面きって先生に言う勇気もない。私のドイツ語力の問題もあるので、「Ergotherapieは大して役にたっていない」という私の本音を隠しながら、先生と話し合うのは、結果的に、先生を論破できず、先生の意向に従ってしまうことになる。Ergotherapieに行くたびに、私のイライラが募る。
2014年01月23日
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今週の月曜日に、歯科矯正専門医に行った時、ニコちゃんは、ヘッドバンドのようなもの渡された。つけて寝てください、とのことだったが、寝ているうちに無意識にはずしてしまい、全く意味を成していない。この調子では、取り外し式のブリッジをつけたまま寝てくれるとは思えない。やっぱり、早すぎたか・・・と矯正を始めるのを決断したことを後悔している。今日、午後、ニコちゃんのクラス担任から電話があった。「最近、ニコは、クラスでも集中力がなく、おしゃべりをしたり、授業の妨げになっています。もう一度、授業中どうあるべきかということをおうちで話してみてください。」と言われた。うわー・・・・ニコちゃんのノートはとにかくひどい。渡されたプリント用紙を切り取り線に沿って切って、ノートに分類しながら貼り付ける、などという課題が多いのだが、とにかく、切り方、貼り方、すべてがびっくりするほど、汚い。線に沿って・・とか、まっすぐ・・という概念が彼にはないのだと思う。たくさんスペースがあるのに、ノートからはみ出ていたり、どうしたら、こういう貼り方になるのか、普通の人には理解できない。家では、宿題を早く終えて遊びたいので、とにかく、「やればいいだろ」という感じで、スピードだけを重視していて、正確さはまったく眼中にない。だから、間違いも多いし、汚いので、やり直しをさせることも多いのだけど、そうすると、「もう終わったのに、なぜやり直さないといけないのか!」と怒る。学校でも、注意を払わずに、適当にやっているのだと思う。先生から電話がかかってくるということは、授業中本当にうるさいんだと思う。2週間後に先生との2者面談があるが、そのときを待たずに電話をかけてきたということは、よほど目に余る行動だったのだろう。ほんと、男の子って、手がかかるなーとつくづく思う。男の子でももちろん、きちんとしている子はたくさんいるけど、我が家に限って言えば、女の子と男の子のできの違いが大き過ぎて、性差以外に、理由が考えられない・・・・
2014年01月17日
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先週の水曜日、惠子と一緒に矯正医のところにいってきた。矯正医の診療所に行ったのは、実に5年半ぶり。ようやく惠子の矯正がひと段落着いたので、親と一緒に来るように言われたからだ。2008年の7月から矯正をはじめ、5年半もかかったわけだ。全体的に上の歯が若干下の歯よりも出ているのだが、上の歯を引っ込めるためには、健康な歯を2本抜かなければならない、と言われた。出ていると言っても、言われなければ気にならない程度なので、わざわざ健康な歯を抜いてまでそろえる必要性を感じないので、。そのままにすることにした。下の前歯4本の裏には、金属性のワイヤーがついたまま。それを今はずすと、歯並びが崩れる恐れがあるということで、そのままにし、今後は年に1回、検診を受けることになった。向こう10年は検診を受け続けてください、と言われた。矯正は、本当に長い道のりなのだと思った。賢浩は、一時は、矯正が必要になるだろう、と言われていたが、自然と歯並びがそろってきて、まったく必要がなくなった。しかし、ニコチャンの歯並びはめちゃくちゃで、いずれ、矯正が必要になることは誰の目から見ても明らか。しかし、まだまだ乳歯が多く、矯正には早すぎる。去年の11月に虫歯の治療をしてもらったとき、「矯正医に行ったほうがいいですよ。」とアドバイスされた。「これからどんどん乳歯が抜けて新しい歯が生えてきたら歯並びは変わってきますから、全体の矯正はまだ早いですが、下の前歯が上の前歯より前に出ています。これは、これから先も変わらないので、今、直しておいたほうがいいかもしれません。」と言われた。それで、矯正医に予約を取った。先週、惠子の矯正が一段落ついたが、昨日、今度はニコチャンをつれて、その矯正医のところに行った。下の前歯が出ている状況は、どんどんギャップが大きくなっていくので、今直しておいたほうがいい、と言われた。全体の矯正をするのは、まだまだ数年先になるが、前歯の状態をこのままにしておくと、将来矯正するときに、時間がかかり、大変になる、とのことだった。とりあえず、取り外しできる矯正器具を上の歯に装着するというやり方で、昨日は、レントゲンと歯の型をとった。それとヘッドギアのようなものを渡され、夜、装着して寝てください、と言われた。ニコチャンは、あごにかかるバンドが気になって、はずしかたがった。もう少し年齢が上がれば、必要だから仕方ないと我慢できるが、ニコチャンぐらいだと、いやがってなかなかつけてくれない。ニコチャンの矯正器具は3週間後に取りに行くのだが、矯正用のブリッジも、ちゃんとつけてくれるかどうか、不安。私は、その場で、決断してしまったが、夫に報告したら、「矯正には早すぎる。お金儲けをしたいから、必要ないことも必要という専門家が多い。セカンドオピニオンを求めるべきだ。」と言われた。子供を病院に連れて行くとか、習い事をさせるとか、学校の先生とのやり取りとか、細かいことはすべて私がしているのだから、私の決定事項に文句をつけられると、ちょっと頭にくる。夫が言っている事は正論かもしれないが、私は先生の説明に疑問を持たなかったし、そのとおりだと納得できたから、決めた。何もしなかったら、「どうにかしろ」と言われるし、何かしたら、「それで本当に大丈夫なのか? いろいろ調べたのか?」と言われる。なんだか、本当に腹が立つ。
2014年01月14日
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年末年始に我が家に泊まりにきていた香港人のHちゃんに、「日本のアニメは好き?」と聞いたことがあった。Hちゃんは、「あんまり見ません。でも、よく見ていたのがひとつだけあります。」といって、中国名のタイトルを言った。何のアニメか見当がつかなかったので、「どんな話?」と聞いたら、「5歳の男の子が主人公で・・・」と言った。子どもが主人公といったら、我が家の子ども達が好きな「名探偵コナン」しか浮かばない。彼女は、「コナンではないです。」ときっぱり否定した。紙に漢字で書くように頼んだら、「蠟筆小新」と書いた。それで、「クレヨン新ちゃん?」と聞いたら、「ああ、そうです」と言われた。そういえば、香港にいるとき、夫が恵子に赤い三輪車を買ってきたのだが、その三輪車にクレヨン新ちゃんのイラストがついていたことを思い出した。それ以来、賢浩もニコちゃんも「クレヨン新ちゃん」に俄然興味を持ち出し、You Tubeでドイツ語吹き替え版をよく見ている。ニコちゃんは、「ポー(ドイツ語でお尻のこと) ブギウギ~♪」と歌い、ズボンを下げてお尻を見せたり、完全にクレヨン新ちゃんに感化されてしまった。でも、ドイツでは、幼稚園や小学校で話題になることもないし、たぶん、ニコちゃんの友達でクレヨン新ちゃんのことを知っている子はいないと思う。早くニコちゃんのクレヨン新ちゃん熱が冷めることをひたすら祈っている。恵子は、3週間の冬休みが終わり、今日、学校に戻る。いつもは隣の町に住むCちゃんと駅で待ち合わせて電車で行っているが、今日は、Cちゃんは荷物が多いので、車で送ってもらうらしく、恵子は一人で電車に乗ることになる。恵子の荷物も多いのだが、私には、車で送ってあげるという発想はなくて、「重いものは小包で送りなさい。」と恵子に言っていた。恵子の学校では。6月6日に「ABI BALL」がある。「ABI BALL」というのは、卒業式と謝恩会をあわせたようなものだと私は想像している。ABI BALL が行われる会場の消防法により、収容人数に制限があり、卒業生一人につき、入場券は5枚。本人も一枚必要だから、卒業生は4人まで招待できる、ということにになる。入場券は1枚40ユーロ程度(約5000円)で購入することになるらしい。Cちゃんの家では、両親とお兄さん(恵子たちの学校の卒業生)が参加予定で、すでに、学校の近くのホテルを予約しているそうだ。恵子は、「うちは、誰が来るの?」と聞いた。「パパとママと賢ちゃんとニコちゃんかな・・・」と言ったら、「ニコちゃんには退屈だし、夜遅すぎると思う。」と言われた。夫は、「地元の友達を招待したら?」と言っていたが、恵子は、「ほかの学校の卒業式に参加しても、つまらないと思う。」と否定的。ニコちゃんが参加しないのなら、私と夫のどちらか一人と賢浩という組み合わせになるが、賢浩にしても、退屈かもしれない。「ABI BALL」とうものが、どんなものなのか、私には想像つかない。「普通は両親が参加する」と恵子に言われた。そのため、恵子の友達の親は、ホテルを予約しているのに、我が家は、参加者も決めかねている状態で、恵子はやきもきしているようだ。恵子のことに無関心というわけではないのだけど、Cちゃんと比べると、「うちの親は何もしてくれない。」と思っているかもしれない。申し訳ないなー、かわいそうだなー、とは心の中で思っている。こういうときは、親戚が近くにいてくれたらどんなによかったか・・・と思う。
2014年01月13日
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今週の水曜日から新学期が始まった。それまで子どもたちは10時過ぎまで寝ていたのに、水曜日からは賢浩もニコちゃんも毎朝7時半から授業の日々。先日、4月にニコちゃんを連れて日本に一時帰国することに決め、航空券を予約した。そのために、ニコちゃんを3日間学校を休ませることになる。ドイツでは、学校の休み以外に子どもを休ませて旅行に連れて行くのは違法。「休みを一日伸ばして休暇旅行から帰ってきた親子が、空港で警察に尋問されるということがありました。」という話を保護者会でもよく聞かされる。それで、休暇許可をもらうため、校長先生に手紙を書き、担任に事情を説明しに行った。ニコちゃんの担任は、「休みが2日間までなら私でも許可が出せるのですが、3日間なので、校長の許可が必要です。この手紙は私から校長に渡しておきますね。」と言ってくれた。今まで子どもを3日間以上休ませたのは、恵子が小学校2年生のときに1回だけ。そのときは、校長は、「わかりました」といって、私が書いた手紙にサインをしてそのまま返してくれた。だから、今回もすぐに校長から許可が出るかと思ったが、いまだに返事がない。担任が校長にサインをもらって、すぐにニコちゃんに返してくれると思ったいたので、3日間もたっているのに返事がないことに不安を感じる。日本にいる友人にこの話をしたら、「休暇を長く取って警察に捕まるって、ドイツらしい話だね。私はカナダにいたけど、学校が始まっていてもみんな平気で休暇をとって子どもたちを旅行に連れて行っていたよ。だって、1月、2月って旅行代金も安いし、冬は寒いから、フロリダとカリブに避寒旅行に行く人が多かったよ。いつも、この時期は、学校では誰かしらが休んでいたよ」と言っていた。ドイツでは、旅行代金が安いからとか、長く滞在したいから、という理由では、まず許可はおりないと思う。「ニコの祖父母の金婚式の祝賀会に出席したい。いままでニコは一度も親族の冠婚葬祭に出席したことがない。祖父母から出席を強く望まれている。学校を休んだ間の勉強は、家で私が責任をもってやらせる。」と手紙に書いた。3日間休暇をとる十分な理由になると思うし、ニコちゃんはまだ小学校1年生。勉強の遅れもそれほど気にすることはないと思う。しかし、校長からの返事がないので、やきもきする。今週から習い事も始まった。火曜日はErgotherapie、水曜日はコーラス、木曜日は、ピアノとサッカー。ピアノは、今回は、ヘ長調の曲を練習。ヘ長調は「シ」(H)がフラット(B)になる。先生は、シャープとかフラットの説明をしないで、ただ、「この曲は、HがBになるから、黒鍵を弾いて、」というだけ。今回新しく始めた曲は、「Schoene Namen suchen Wir」とレオポルト・モーツアルトの「Menuett」。先生は、ニコちゃんに、「レオポルト・モーツアルトって知っている?」と聞いた。ニコちゃんは、知らないと言った。「アマデウス・ウォルフガング・モーツアルトは聞いたことがあるでしょ? 彼のお父さんだよ。この曲は、お父さんが息子のために書いたんだよ。」と説明してくれた。この話を家に帰ってきてから恵子や賢浩に話したら、「えっ、そうなの?」と驚かれたので、もしかしたら、私が先生の説明を間違って理解してしまったのかもしれない。あいかわらずニコちゃんは、先生の説明をあまり聞かず、ピアノのペダルを踏んだり、鍵盤をおさえて、グランドピアノの中の構造ばかり見ている。前回、「Dino Beat」という曲を家で練習してくることが宿題になっていた。左手は四分音符だが、右手は八分、四分、二分音符、四分休符がランダムに出てきて、リズムが難しい。手の位置も、C, F, G-Lageとどんどん変わっていく。家で練習してきたものを披露し、先生がそれに対し、「ここはこうしたほうがいい。」「ここのリズムが違っている。」などと指摘し、矯正しようとする。しかし、一度家で覚えたやり方やリズムを直すのは、今のニコちゃんには、ほぼ不可能。直らない。たとえば、1拍休んだ後、八分音符が2拍分と四分音符が続く箇所があり、そこは、左手は常に四分音符。最初の1拍がニコちゃんの場合半拍分しかない。先生は何度もお手本を見せたが、もう家で何度も練習してきて身についているので、いまさら直らない。そのリズムで教えてしまったのは私。レッスン中に、先生に教えてもらうが、さわりだけで、後の練習は家ですることになる。そのとき、どうしても、私がお手本を見せないと、ニコちゃんは自分ひとりで練習できない。レッスン中、私はピアノの横においてあるソファーに座ってレッスンの一部始終をみているので、先生がどこを強調しているのかわかっているつもりだが、私はリズム感が悪いので、間違ったテンポで教えてしまっていたようだ。私がどこまで家でニコちゃんの練習をみてあげていいのか、迷う。
2014年01月11日
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Abitur(統一卒業試験)まであと2ヶ月に迫ったのだが、何を勉強していいのかわからない、と恵子は言う。恵子の受験科目は、ドイツ語、英語、ラテン語、数学。将来は「研究職」につきたいと言っているが、何の研究をしたいのかひとつには絞れていない。「ナノテクノロジー」か「バイオテクノロジー」「バイオエンジニア」という方面に興味があるようで、どんな大学があるかちょっとずつ調べている。「ナノテクノロジー」の分野では、ドイツではミュンヘン工科大学がトップレベルというレポートを読んだ。恵子に伝えると、「うーん、でも、私の周りには、誰もミュンヘンに行きたいという子はいないよ。」と言った。近所の人、学校の先生、お医者さん、子どもの友達のお姉さん、お兄さん、両親、など、私たちの周りにいる人のほぼ全員、出身大学はBW州内の大学。私たちが住むBW州は、学校の教育レベルが高いと言われている。フライブルグ、テュービンゲン、カールスルーエ、ハイデルベルグ、コンスタンツ・・・・うちから通える大学はないが、同じ州内の大学なら、下宿したとしても、ミュンヘンやフランクフルトに比べれば、距離的には近い。ミュンヘンのあるバイエルン州は、隣の州ではあるが、BW州とは住む人の性質がかなり異なるらしい。バイエルンの人たちは、「自分たちが一番」という思想の持ち主で、他州の人を馬鹿にする・・と一般的に思われている。だから、バイエルンの大学には絶対行きたくない、というのが、恵子たちの共通認識のようだ。また、ミュンヘンは家賃が高い、というのも敬遠される理由のひとつ。だから、たとえミュンヘン工科大学がトップレベルであったとしても、カールスルーエ工科大学のほうがいい、と考えるらしい。同じく、国内トップレベルのアーヘン工科大学にいたっては、ほとんど話題にものぼらない。地理的に遠すぎるからだ。どうせ下宿するんだから、どこだって同じじゃないかと思うけど、やはり実家に少しでも近いほうが安心できるのかもしれない。我が家から一番近い工科大学は、実は、スイス連邦工科大学チューリッヒ校。ただ、チューリッヒは、ミュンヘンよりもさらに生活費がかかるそうだ。電話や郵便も「国際」になるので、国内料金よりかかる。スイスはEUではないし、通貨も異なるし、言葉は通じるけど、生活事情がよくわからない。地理的距離は一番近いけれど、情報は一番少ない。
2014年01月06日
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賢浩は私が何か注意すると、すぐに「アドルフ」といって、茶化す。ヒットラーを賞賛するようなことをよく口にし、ユダヤ人差別のジョークを面白おかしく話す。「そういうことは、言うべきではない。不愉快に思ったり傷つく人も大勢いる。」と何度も注意している。本人も、本気でヒットラーに傾倒しているわけではないし、ユダヤ人に嫌悪感があるわけでもない。ただ、面白がっているだけということはわかっているが、やっぱり不愉快なので、私たちも、「Wunderkind」「Pianist]「Life is Beautiful」など、いろいろな映画のDVDを見せて、そういう考えはおかしいと気づかせるように「啓蒙教育」をしてきた。しかし、全く効果がなかった。ところが、ここ数日、その手の言葉を一切口にしなくなった。「もう僕は、ヒットラーのことは言わないことに決めた。ユダヤ人の悪口も言わない。」と言った。今まで散々、ナチスドイツの罪や収容所での惨劇を話してきたのに、まったく賢浩の心には響かなかった。多少は響いていたかもしれないが、そういう自分を見せるのが恥ずかしいのか、表面的には全く変わらなかった。それなのに、急に180度姿勢を転換したので、びっくりした。理由は、自分の大好きなアーティストがユダヤ人であると知ったかららしい。最近、賢浩は、自分のPCでインターネットにフリーアクセス。夫は、休み中だから、といって、やりたい放題にさせている。それで、賢浩は、勝手に、TwitterとかFace bookに登録して、自分の好きなアーティストのフォロワーになった。そのTwitterの中で、自分があこがれるアーティストがユダヤ人と知り、ヒットラーやナチスのことを口にするのをぴたりとやめた。意外なところに解決策が転がっていて、びっくりした。
2014年01月04日
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昨日の午後、Hチャンはスイスに戻った。薬が効いてきたのか、1月1日の午後からはかなり元気になった。1月1日のお昼時点では、「いつスイスに戻るかまだ決めていないが、たぶん1月6日に戻ろうかなと思っている。友達は現在パリを旅行中で、彼女がいつ寮に戻るのかわからない。できれば日にちをあわせたい。」と言った。「1月6日まで」と言われたときは、正直、「えー、そんな長く?」と思った。彼女は、私たちに「いつまでいてもいいですか?」「1月6日まででも大丈夫ですか?」と聞いたことはない。「帰る日を決めてない」と言われたら、「早く決めてくれないと困る。なるべく早く帰って欲しい。」なんて言えるはずはない。「うちは、いつまででもいいよ。」としか言えないではないか。こちらも予定がないわけではなく、予定を入れないようにしているだけなのに・・・しかし、夕飯時に、「やっぱり明日帰ります。母とSkypeで話したのですが、母は私に医者に行くべきだというので・・・」と言った。1月2日に帰れば、1月3日に医者にいける。それを逃すとまた週末にかかってしまうから、それがベストなのだろう。ドイツでは、保険や言葉の問題もあるから、学校の紹介する医者に行ったほうが安心できるはずだ。1月1日は、夜遅くまで、みんなでゲームをして遊んだ。結局、我が家に滞在中、彼女は一歩も外にでなかったので、せめて1月2日は、近所のスーパーやパン屋に一緒にいって、彼女の好きなものを買ってきてランチにしようと思っていた。しかし、1月2日も11時過ぎても起きてこなかった。「もしかして、具合が悪いのかな?」とまた心配になった。電車の関係で、1時にはうちを出なくてはいけなかったので、私一人で買いものにいった。彼女はすっかり元気になり、一緒に最後のランチを食べた。20分後に出発するよ、といっているのに、お母さんとSkpyeを始めた。しかも、彼女はまだ荷造りしていないという。最後までばたばたしていた。彼女を特急の止まる駅まで送った。そこからはチューリッヒ行きの電車が出ており、彼女の行く先はチューリッヒで乗り換えて1時間弱。我が家からは、約2時間でつく。案外近いんだなーとびっくりした。この日も、彼女は薄着で、ジャケットの下はシャツ1枚。下もスパッツ1枚。駅のホームで電車を待っている間、もっと厚着をしている恵子も私も震えていたのに、彼女は大丈夫なのかと不思議だった。うちを出る前に、夫が、「何かあったら電話してね。うちの電話番号知っているでしょ?」と聞いたら彼女は知らないといったので、びっくりした。電話番号や住所は彼女にも彼女のお母さんにも教えていたのに、控えていなかったとは・・・それで、夫は名刺を渡したが、彼女ははじめて泊まりに行く家の電話番号も住所もそこの住人の名前も知らずに我が家にきていたのか、と愕然とした。まあ、彼女も元気になって、無事帰ることができたし、ほっとしている。恵子は、昨日の夜、早速友達からお誘いがあり、遊びに出かけた。地元の同級生の仲良しグループでN君の家に集まった。N君は一人っ子。N君の両親は大晦日からスキー旅行に出かけていて、彼は「ホームアローン」状態。大晦日の日にもたくさんの友達を家に呼んでパーティーをしたそうだ。N君は恵子の同級生だが彼はすでに18歳。車も一人で運転できるし、お酒も飲める年齢。昨日は、N君の家に集まったのは女の子3人だが、N君は、みんなを車で送迎してくれた。4人とも12年生で、3月に卒業試験のアビトゥアを控えている。やはり話題は卒業後の身の振り方になる。恵子はストレートで大学に進学する予定にしているが、あとの3人は、1年間、ワーキングホリデーで海外で旅行したり語学を勉強したり働いたりしたい、と言っていたそうだ。私もオーストラリアに住んでいたころ、スイスやドイツからのそういう若者にたくさんであった。大学に行く前に、海外でいろいろな経験をつむ、というのはかなり普通のことで、むしろストレートに大学に行く子の割合のほうが少ないのではないかと思う。どの道に進むにしても、この先も地元に帰ってきたときには集まれる仲間同士でいて欲しいと思う。
2014年01月03日
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あけまして おめでとうごさいます。昨日のシルベスター(大晦日)は、フォンデューを食べ、日付が変わったところで庭に出て花火をした。お客さんは、ここについた日の夜から頭痛を訴え、30日も31日ももほぼ寝て過ごしていた。だから彼女は、29日のお昼にここに来てから一度も外出していない。年末年始はいい天気が続き、彼女の部屋は、太陽でぽかぽか。しかも、暖房をフルにつけているので、暑いぐらい。それも返ってよくないような気がするのだが、空気を入れ替えたほうがいい、とか、そういう細かいことを注意しづらいし、そもそも彼女の部屋に入りづらい。本人から要求があるときは、隣の部屋の惠子に言っているようだ。31日の夕方、私が夕飯の用意をしていたら、恵子が、「Hちゃん(お客さん)にお茶とりんごを持っていってみようか? 朝トースト食べただけで、お昼も食べていないし、大丈夫かな?」といって、Hちゃんの部屋にお茶とりんごを持っていった。「ママ、Hちゃんは、病院に連れて行って欲しいって言ってるよ。」と言われ、びっくりした。大晦日の午後6時過ぎ。Hちゃんは熱もないし、咳もしていない。ただ、ずっと頭が痛いそうで、すでに我が家のアスピリンも全部消費してしまった。Hちゃんの母親いわく、12月は、我が家にいつ来るのかという連絡を入れることもできないぐらい忙しかったそうで、その後すぐにHチャンは親戚と落ち合うためフランクフルトに行き、そこで1週間観光していた。そして、親戚が香港に帰ると同時に彼女はうちに来たわけだ。彼女は、10月から初めて親元を離れて暮らすようになり、しかも知り合いもいない海外生活。たぶん、今その疲れと孤独感がどっと押し寄せているのだと思う。だから、病院にいくほどではないと思うのだが、本人は行きたいと言う。とりあえず、医者である義姉とHチャンのおじさんに当たる義姉のだんなさんに相談して、もっと強い頭痛薬を使ったほうがいい、それでも効かなければ、病院に連れて行くことにした。もう我が家の頭痛薬は底を突き、薬局も開いていないので、近所のヨハネス君の家で薬を分けてもらった。Hチャンは、病院にいけば、注射してもらえると思ったようだが、ドイツでは、薬の処方箋を出してくれるだけ。診療してもらえるところを見つけるのも大変だし、その後、処方箋をもらっても、あいている薬屋さんを探すのも大変。Hチャンのことはかわいそうだとは思うけど、なんでよりによって、この時期、我が家にいるのか・・・と恨めしく思ってしまった。まあ。薬で一息ついたようで、このまま様子を見て、明日に病院に連れて行くかどうか判断することになるが、彼女の保険はスイスのもので、ドイツで使えるのかどうかもわからないし、彼女の母親に問い合わせたが、返事がない。義姉たちは、「保険に入っているかどうかは問題ではない。立て替えて、あとで母親に請求すればいい。」と言うのだが、親の了承もとらないでそういうことができるのかどうかもわからない。18歳ってもうほとんど大人だから、こちらも細かいことは言わない。でも、やっぱり責任を取れる年齢ではない。それなのに、私たちは彼女の親のことは全く知らない。Hチャンは、毎日母親と長時間Skypeで話しているようだが、私にはまったく様子がわからない。義姉たちは、「香港の子どもは過保護に育てられているから、自分で自分の面倒を見ることができない子が多い。特に、Hは、今回が初めての海外暮らしで、18歳といえども、いろいろ細かいことを注意してあげたほうがいい。」と言う。でも、自分の子どもには、「もっとあったかい格好をしなさい。そんな薄着をして、風邪をひいても自己責任だから、面倒見ないよ。」とよくいっているが、さすがに、18歳のお客さんにはいえない。せいぜい、「もっと暖かい格好をしたほうがいいよ。上に羽織るものがなければ貸すよ。」としかいえない。病院の件も、「行くほどのことじゃないよ。寝てればなおるよ。」とは言えない。彼女が我慢強い子なのか、普段から大げさなのかもわからない。「彼女は心細いだろうし、しっかり面倒見てあげなさい。」と夫の家族から言われる。それは本当にそう思う。海外に留学している学生は、年末年始は大半が一時帰国するのだろうが、それができない子は、どうやって過ごしているのだろう? 彼女の学校の場合は、学校が用意した寮に残る選択肢があり、当初彼女もそうすることにしていたが、キャンセルしたそうだ。彼女の学校の場合、寮といっても、ホテルを改造して作ったもの。しかも、安ホテルではなく、かの有名な「リッツホテル」の系列。話を聞く限り、食事も豪華。だから、我が家で過ごすよりも、寮にいるほうが快適なはず。それでも、ほとんど縁もゆかりもない我が家で過ごすことを選択したのは、やっぱり年末年始、にぎやかに過ごしたいと思っていたからだと思うし、そのほうが、親御さんも安心できたからだろう。彼女にとっては、寝ているだけの年末年始になってしまったが、やはりせめて滞在中は笑顔で過ごしてもらえるように、頑張らなくては・・・・
2014年01月01日
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