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報告・連絡・相談は仕事をする上でのイロハと言われているけど、私の職場にはまったく当てはまらない。というか、私だけ「ホウ・レン・ソウ」から一人外された位置に置かれているのが辛い。先週の木曜日、事務所に出勤して、それまでにたまった仕事を2つのPCを使ってこなしていたら、午後3時半頃になり、「こっちのPCを閉じてもいい?」と聞かれた。「ソフトのメンテナンスが入るから、今日は4時までしか使えないから」という理由らしい。そんなこと全く聞いていなかった。4時までに切りがいいところまで終わるようにあわててしまった。帰る間際「明日はこなくていいわ。PCが使えないから」と言われた。有休はたくさん残っているから、内心喜んでしまった。月曜日出勤したら、「プログラムの専門家が来るから、それまでPCは使わないで」と言われた。ITスペシャリストはとても若い子で、どうみても10代。社長、社長の二人の息子と私の4人にいろいろな新しい機能を説明してくれた。それまで私は去年の3月に辞めさせられたBさんのアカウントをそのまま使っていたのだけど、Bさんのアカウントは消され、代わりに社長の三男のアカウントを使うように指示された。最後に保存と電源の切り方を教えてくれたのだが、それは今までと対して変わらなかった。でも社長が私に「あなたはよく保存で失敗するから、もう一度説明を確認した方がいいわね」と言って、スペシャリストに「彼女のPCでもう一度電源の切り方を実演してあげて」と頼んだ。以前バージョンアップさせたソフトを使ったときに起こした保存ミスを、事あるごとに言われてしまう。すごく馬鹿にされている気分になった。スペシャリストはお昼ごろまで私達の事務所にいた。いつものように社長が台所で昼ごはんの用意をし始めた。そしてスペシャリストにも「私たちと一緒に食べる?ちょっと焦げちゃったんだけどいいかしら?」と声をかけ、社長、息子二人、そしてスペシャリストの4人で社長室で社長の手料理を食べていた。一緒に食べたいとは思わないけど、なんだかやるせない気分になる。普段から息子とママはお昼にご飯を一緒に食べながら、その日の出来事やこれからの予定などを話し合っているので、いわば昼食時間は彼らにとって「取締役会議」みたいなもので、下っ端が参加できなくて当然。Bさんに対してもメリちゃんに対してもそうだったので、私のことが嫌いで輪に入れないというわけではないとわかっていても、毎度毎度の疎外感が半端ない。ここにいると本当にメンタルをえぐられることが多い。一日も早くここから離れたい。
2017年01月31日
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昨日は中間試験の日だった。試験会場には9時45分までにつけばよかったのだが、雪や道路の凍結が心配で朝7時前には家を出た。例えるなら野沢温泉のようなところが試験会場で、試験会場に無事つけるかというのが最大の心配事だった。クラスメートの大半は試験会場の近くに前泊していたが、私はニコちゃんを家に一人にさせるわけにはいかず、試験当日の早朝出発。ニコちゃんは8時15分始業だったので、一度起きたがまた寝てしまった。心配で2個目覚ましをセットした。途中道に迷ったりもしたが、試験会場には1時間も早く着いてしまい、私が一番乗り。昨日だけでも200人受験者がいた。試験は3択で150問。試験時間は3時間だが1時間ですでに書き終えて部屋を出ていった人もいた。私は最初の2問で躓いてしまい、気分が乗れなかった。過去3年間の試験問題はばっちり練習したが、今までの傾向とは全く異なる問題が出て、慌ててしまった。完全なる勉強不足。中間試験の成績は合否には関係ないのだが、間違いが多いと落ち込む。帰りに地元のショッピングセンターによって買い物した。そこで近所のヨハネス君のママに会った。ヨハネス君のママは「ニコはいつも薄着をしている。今週は最高気温もマイナスなのに手袋も帽子もかぶらず薄い上着を着ているだけ。もっと暖かい上着はないのか?と聞いたら、持っていないと言った。明日は学校でそりすべりに行くから必ず暖かい格好をさせてください。」と言った。ニコちゃんは夏の夕方にちょっと涼しくなってきたな、と感じるときに羽織るような上着をいつも着ている。もちろんダウンジャケットも持っているのだが、もこもこしているのがイヤみたいで、着ろと言っても着ない。帽子もマフラーも持っているがしない。私ももちろんそんな格好で外に行くなと毎回注意している。無理やり帽子をかぶせても厚着をさせても泣きわめいてすぐに脱いでしまう。「好き嫌いの問題ではない。無理にでも帽子かぶらせてください」と言われたのだが、玄関で無理にかぶせても一歩外に出れば脱いでしまうので意味が無いのだ。またヨハネス君のママには「今日ニコがうちに来ましたが、その時私の車にガムをひっつけていきました。朝はついていなかったのに、ニコが帰った後についていたので、ニコの仕業だと思います。ガムはゴミ箱に捨てるように伝えてくださいね。」とも言われた。確かに前日、ピアノのレッスンの帰りにクラスメートに会ってガムを一箱もらったと言っていた。私は「すみません。本人に注意します」と言ってその場を離れた。家に帰ってすぐにそのことを伝えた。ニコちゃんは「僕はガムを車にはつけていない。」と主張した。「でも昨日E君にガムをもらったって言ってたよね。そのガムは今どこにあるの?」と聞いたら、「今日学校に持っていって休み時間に食べた。そのあと学校のゴミ箱に捨てた」と言った。その話が本当かどうか確かめようもない。そもそも学校でガムを食べるという行動が間違っている。今日もそうなのだが、ニコちゃんが学校に行く前に私が家を出ないといけないこともある。鍵をもたせ、お昼ごはんの用意をして、例えば今日なら「X時にテニスに行くのを忘れないようにね。」と予定を伝える。もちろん「暖かい格好をしてね」とも伝えるが、実際にどんな格好で学校に行っているかまでチェックできない。試験前の3日間はPCに触らないようにしていた。電源を入れるとどうしても余計な動画などをみてしまうからだ。3日ぶりにPCでメールをチェックしたら、夫の家族からのたくさんメールがきていた。発端は義兄の「ニコのドイツ語の家庭教師の件」で、あとはそのメールに対していろいろな人の返信だった。「賢浩は勉強をとても頑張っている。彼は英語もドイツ語も流暢に話すが作文力は壊滅的。基礎学力がないので、勉強しても思うように伸びない。賢浩の作文及び読解力をいまから向上させるのは至難の業だ。手遅れにならないうちにニコにはいまから家庭教師をつけたほうがいい。家庭教師代は私達のニコへのプレゼントにする。真剣に考えて欲しい。」という内容だった。実は義母からもニコのドイツ語及び英語はかなり低レベルだからもっと勉強をみてやりなさい」というメールをもらっていた。「そういうことは私にではなく自分の息子に言ってください。私も自分の試験忙しいんです。」と返信したら、「息子にももちろん言っている。ニコに対してあなたは厳しすぎて息子は優しすぎる。二人で協力してバランスを取って欲しい」というような長いメールが来た。面倒くさいので返信しなかった。たぶん義母が義兄に伝えたのだろう。義姉の旦那さんは温厚な人で、義姉や義母から言うと角がたつような話の時は、必ず義兄が仲介役になる。賢浩をアメリカの学校にいれる話のときも途中から義兄が私の説得工作に駆り出されていた。一番頭にきたのは義兄のメールに対する夫の返信で「僕たちは自分勝手な親で、自分のキャリアを築くことしか頭にない。子供に何が一番大切か考えてこなかったから、賢浩はぐれてしまった。いまアメリカで正しい生活が送れているのは喜ばしことだ。できるならニコも預かって欲しい」と書いてあった。私は別に今更キャリアを築こうとは思ってない。自分にできる何かを見つけようともがいているだけなのに、誰にも評価されず、誰にも感謝されず、誰からも支援されない。事務所での扱いに心が折れ、試験の重圧で心が潰れそうになり、家では子供の面倒を放棄している母親の烙印を押される。ニコちゃんとは話し合った。「ママが家にいないと、いつも「今日は鍵をもっているっけ?」と心配になる。ママに聞きたいこと、言いたいことがあっても家にいなかったり勉強で忙しかったりするのは悲しい。」と言われた。とりあえずニコちゃんには「7月まで頑張らせて欲しい。その後はニコちゃんの希望を聞き入れる」と約束した。ニコちゃんと私の間で合意ができているのに、なんで周りからとやかく言われなくてはいけないのかわからない。とりあえず夫および夫の家族からのメールは全無視することに決めた。「外野の言葉はシカトする!!」
2017年01月26日
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月曜日、火曜日とセミナーで通うのは大変だったけど楽しかった。今日は今週初めての出勤日だった。いろいろなファイルが机の上に山積みになっていた。私がいない間誰かがこの席に座って仕事をしていたようだ。次男も長男も自分の席があるので、誰がここで仕事をしていたのか見当がつかなかった。とりあえずセミナーの報告をしようと社長室をノックしたら、「あとにして」と言われた。9時過ぎにお客さんが来て、お客さんが帰った後、しばらくして社長と次男が「ちょっと出かけてきます」と言って出かけてしまった。今日に限ったことではなく、外出や休暇の予定とかどこに行くとか何時頃帰るとか、そういうことを一切教えてもらえない。1年間この事務所で働いているけど「チーム」に入れてもらえないままだ。私以外はチームではなく「家族」なので、メンバーにしてもらえないのは当然といえば当然かも知れない。疎外感が半端ないし、何も言われないし、何も聞けない。何で自分はここにいるのだろう?とこの1年間何度も思ってきた。今日は帰る間際、ダメ出しの一言を言われた。心が完全に折れた。同じ職業訓練校でメリちゃんとクラスメートだった女性にセミナー会場であった。彼女も「絶対に今の事務所には残らない。」と愚痴っていたが、その彼女にさえ私の状況を同情されるぐらいだった。私達の研修契約では試用期間は1ヶ月でその間は双方から理由なくやめる、もしくはやめさせることができる。メリちゃんは試用期間を過ぎていたが、ほぼ即日退社で研修先をかわった。メリちゃんのクラスメートの女性は「私達のクラスメートの一人が試用期間中にクビになって学校の担当者が次の研修先を一生懸命探してくれたのだけど、6週間以内に見つけることができなくて、結局は彼女は研修を途中で放棄せざるを得なくなったのよ。私も学校に相談したけど、辞めても次が見つかるとは限らないから、辞めないほうがいいと言われたわ。」と言っていた。昨日学校から最終試験の日程と試験準備コースのお知らせが来た。最終試験は5月3日、4日で、初日が一般経済学1時間半と会計学2時間。2日めが税法2時間半となっていた。時間を計って試験問題を解いているときに、ニコちゃんの声が聞こえるとイライラする。今日はニコちゃんの算数のテストで、昨日宿題をやらせようとしたら、答えだけが書き込んであった。どうやら電卓を使ってやったようだ。ニコちゃんが計算があまりにもできなくてびっくりした。今までは文章題で躓くことは多かったが、計算ができないということはなかった。どの段階でこんなに躓いてしまったのだろうか?原因はしばらく私がニコちゃんの宿題をみなかったからだと思う。「もうやった」と言われたら、それ以上追求しなかった。仕事で心身ともに疲れきっているし、試験も気になるし、週末や自分の休みの日であってもニコちゃんの勉強を見てあげようとか一緒に遊んであげようとはなかなか思えない。事務所ではまるで空気のような存在で、いても邪魔にならないけど、いなくても困らないと思われていると思う。どんなに尽くしても報われることはない。でも家では確実に自分を必要としてくれている人がいて、自分にゆとりを持つことがニコちゃんにも好影響を与えることは言われなくてもわかっている。とりあえずここまで来たからには、試験には最善を尽くして臨みたいが、研修が終わったら、もうこんな生活は終わりにしたい。
2017年01月20日
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今日、明日は所得税セミナーに参加している。11月末にあったセミナーと主催者も会場も同じ。前回も所得税セミナーであったが、テーマは特別控除とサラリーマンの源泉徴収で、今回は賃貸収入と子供に関する税控除がテーマ。初日の今日は賃貸所得についてだった。131ページ分の資料を正味5時間強で説明するので、ペースがものすごく早い。最近は雪、雪、雪で、朝は運転が怖かった。来週は中間試験があり、やはり100km離れた会場まで行かないといけない。セミナー会場は100kmのうち半分以上はアウトバーンを走っているので、除雪がいき届いているが、来週は黒い森を横断し山間部を抜けていくことになる。今日は会場でメリちゃんと同じクラスだった人にあった。彼女は雪が心配だから試験の前日から現地で泊まると言っていた。彼女のことは何回か学校で見かけたことがあるが、今日初めて話した。彼女は「研修が本当につまらない。研修が終わる日を指折り数えているよ。このセミナーは社長にお願いしてようやく参加が認められたの。ケチだから何にもしてくれないよ。仕事も少ないし、月の半分以上は暇を持て余しているよ。」と愚痴っていた。私の場合は社長から「こんなセミナーがあるけど参加してみたら?」と声をかけてくれたわけで、それだけでもありがたいと思うべきなのかもしれない。彼女は「あなたの状況はメリちゃんから聞いて知っているわ。お互いもう少しの辛抱ね。」と言った。今日のテーマは「Vermietung und Verpachtung」。所得税法第21条の不動産の賃貸収入の話。動産の賃貸は所得税法第22条に属する。どちらの収入でも結果的には税金は同額になるのだが、マイナス収入にになった場合に大きく違いが出る。21条の負債は他の収入と相殺できるが、22条の収入は22条の収入としか相殺できない。また不動産が個人ではなく会社に属する場合は、収入は15条で計算する。個人所有の場合でも3つ以上物件がある場合はやはり15条の収入として申告する。賃貸収入はマイナスが出やすい。リフォームをしたり、減価償却分やローンの利子も含めいろいろなものが必要経費に計上できるからだ。その他の収入が多い人は、賃貸収入のマイナスでトータルの年間所得を抑えることができる。しかしマイナス収入ばかり続くと「趣味」と解釈され、申告の対象とみなされなくなる。その場合は今後(30年間)の収入の見通しを計算することを税務署から求められることがあるそうだ。家族間、親族間で部屋を貸したりする場合は、第三者を介した契約書を作る必要がある。また口座に毎月振込みなどお金の流れを客観視できるようにしなくてはいけない。格安で知り合いに貸す場合、地域平均の66%以上の場合のみ必要経費が100%認められるが、66%以下の場合はそれに応じた比率分だけ必要経費が認められる。これは試験に必ず出る問題。部屋を人に貸す意思があるのに借り手が見つからない場合だが、借り手を探す努力をしていると認められれば、空き家維持にかかる費用を必要経費として申告できる。「賃貸所得を得ようとしている努力」は客観的に測れるものでないといけない。近所のスーパーの掲示板に貼り紙を出す程度では認められない。不動産の減価償却だが、個人の家は収得費用の2パーセントを毎年不動産所得からマイナスできる。事業所は年3パーセント。文化保護の対象になっている家は最初の8年間は年率9パーセント。しかし土地は減価償却の対象外。だから例えば土地付きの家を50000ユーロで買った場合、毎年1000ユーロが減価償却分として賃貸所得から差し引くことができるわけではない。50000ユーロのうちの何パーセントが土地で何パーセントが建物の代金なのかを調べ、建物の代金の2パーセントが控除の対象。理論ではそうなのだが、実際は一括の価格だから土地がいくらで建物がいくらと分けるのは難しい。財務省のホームぺージに換算表がのっていると先生が教えてくれたが、すでに閲覧できない状態になっていた。所得税法第21条はとても短い。それなのにかなり複雑。私がいままで扱った所得税申告の半分以上が不動産所得だった。自宅の一室を貸している人のレシートの中に「煙探知機5つ」というのがあった。いったいいくつが自分用でいくつが賃貸用なのか判断が難しい。「必要経費」として自己申告しているものはなるべく信じるようにしているが、「えっ?」と思うものも正直多い。今日のセミナーの内容も実践的で、すごく興味深かった。
2017年01月17日
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ニコちゃんは学校のドイツ語の時間に未来形を習っている。それで、未来形を使って自分が将来なりたい職業を書いてくることが宿題になった。ニコちゃんは「僕は警官になるつもりだ。パトカーやピストルがカッコいいから」というようなことを書いた。翌日学校から帰ってきて、他の子はどんな発表をしていたか聞いてみた。ニコちゃんのクラスの3分の2が「獣医」になりたいといったそうだ。理由はもちろん動物が好きだから。「人間を診察するお医者さん」になりたいと言った子は一人もいなかったという。獣医は本当に子供に人気の職業。賢浩自身も獣医になりたいと言っているし、恵子の友達も賢浩の友達にもそういう子は多い。でも恵子の知り合いで実際に獣医学部に進学した子は一人もいない。恵子が大學の友達に獣医に憧れている子が多いという話をしたら「あなたの住んでいるところが田舎だからじゃない?」と言われたそうだ。そうなのだろうか?日本では「人間の」お医者さんになりたい子は多いようだが、獣医というのはどの程度の人気なんだろうか?ニコちゃんのクラスでは、ニコちゃんを含め3人の男の子が警官になりたいと言ったそうだ。その他は、銀行家、考古学者、サッカー選手、学校の先生が一人づつ。ある女の子は「YouTuber」になりたいと言ったそうだ。YouTubeに映像を投稿する人のことらしい。それは職業なのだろうか???
2017年01月15日
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昨日ニコちゃんと子供向けのニュースを見ていた。話題はヨーロッパでの寒波。ドイツも寒いのだけど、想定内の範囲で、ニコちゃんは相変わらず薄着で昨日も一昨日も友達とそり滑りを楽しんでいた。ニュースでは東欧での凍死者やセルビアに留められているEUをめざす難民の話題を取り上げていた。難民収容所にいる分には寒さと飢えはしのげると思うのだが、送還されるのではないかという不安があって、たくさんの難民がEUの門戸が開くのを期待して野宿状態でいるらしい。こんな寒さの中テント暮らしはきついなーと思いながらそのニュースを聞いていた。そのほかに、マンホールの溝にハマってしまい自力で抜け出せなくなったリスの話題もあった。リスの体にオリーブオイルを塗って滑りをよくして穴から引っ張り出し、その後回復するまで大切に保護されている様子が映し出された。ハッピーエンドの話だった。寝ようとしたらフトンの中で、ニコちゃんが急に「リスさんがかわいそう」といって泣き出した。冗談かと思ったら、本当に涙を流して泣いていた。「もし誰も助けてくれなかったら、リスさんは今頃死んでいた」ということを想像して悲しくなったようだ。しかしニュースでは「リスは無事助けられて元気になった」と報道していた。結末がわかっているのに、泣く意味がわからなかった。「リスさんは寒くて悲しかったと思う」「車に轢かれていたかもしれない」「オイルを塗って助けたけど、もし間違っていたら、リスさんはすべって穴の下に落ちていたかもしれない」確かにそういう可能性はあったかもしれないけど、「助かりました」と報道しているのに、なんでそんなに心配するのかがわからない。難民達が寒さに震えている映像には何の感想もなく、助かったリスの身を案じて泣くのが不思議に思えた。子供にとっては遠い難民の話より、身近なリスのほうが共感ができるのだろうなと思った。月曜日は通常通り出勤した。毎月10日が売上税申告日で税理士事務所は一番忙しい日になる。しかし私は週3日勤務で10日が勤務日になるとは限らないので、簿記はまかされていない。社長の長男と一緒の部屋で仕事だったが、11時過ぎから次男が来て、「今日ママ(社長のこと)はお昼ごはんにXXを作るって言ってるけど、俺達はどうする?」と長男に相談していた。結局は次男がマクドナルドに買い出しに行ったようだ。16時30分ごろ、次男が来て「明日(10日)までに仕上げないといけないから、手伝って欲しい」といって、顧客の帳簿をPCに入力することを頼まれた。なんで終業時間の30分前にこういう仕事を頼むのかな?とは思ったが、引き受けた。案の定17時30分になっても終わらなかった。長男が帰る時、部屋の電気を消していったのには驚いた。私がまだ仕事をしていたのに、習慣的に消してしまったのだろう。少して次男が来て、「どこまでできた?」と聞いたので、「あと10分で終わります」と伝えると、「僕たちも帰らないといけないから、やったところまで印をつけてもう帰っていいよ。残りは明日僕がするから」と言った。それでも最後まで終わらせてから帰った。次男はしょっちゅう煙草休憩をしている。忙しのならば休憩時間を減らすとか、わざわざ昼ごはんを車でマクドナルドまで買いにいくこともないのに・・・と思った。手伝うのは全く問題ないが、なぜもっと早くに頼んでくれないのかとも思った。結局月曜日に終わらせようとしていた私のルーティンはそのままになってしまった。この仕事はやりかけです、というメモを残そうと思ったのだが、「確認中」「問い合わせ中」という一言をドイツ語でなんというのかわからず、「Bearbeitung」と一言書いたのだが、意味が通じているかどうか分からない。「要確認」「未確認」「確認中」「確認済」など日本語では一単語ですむのにドイツ語で表現しようとすると長い文になってしまう。メモ書きを考えるだけで、10分使ってしまう。もうすぐ中間試験。選択式で150問あり試験時間は3時間。過去3年分の試験問題を家でやっているのだが、時間をはかってやろうとしても3時間誰もに邪魔されず集中する時間を確保するのは難しい。ニコちゃんが学校に行っている今こそチャンスなのに、1回PCを開いてしまうと別のことをしてしまい、全く勉強できない。こんなことしている場合じゃないな。
2017年01月11日
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今日は祝日。ドイツ全土ではなく、カソリックが大多数を占める州(主に南ドイツ)だけが休み。子どもたちは東方三賢者に扮し各戸を訪問し、歌を歌い寄付金を募る。彼らはSternsingerと言われている。にこちゃんも今年は4日間フルに参加している。今日が最後の日だが、1月に入ってから寒いし雪は降っているしで、毎日足元が濡れた状態で家に帰ってくる。それでもお菓子をたくさんもらえるので、喜んで参加している。昨日事務所にもSternsingerが来た。社長はカソリック教徒で息子さん達も小さい頃Sternsingerをしてたそうだ。Sternsingerをする子はたいていお父さんお母さんが教会に深く関わっている。うちのようにキリスト教徒でもないのに参加しているケースはほぼない。近所のヨハネス君一家が教会に深く関わっていて、毎年Sterensingerをしませんか?とお声がかかる。Sternsigerに参加する子供が不足していて、人数を集めるのが大変らしい。私の住む街は人口1万2千人強だが、60人の子供で3-4人のグループを作って4日間かけて手分けをして回っても70%ぐらいしかカバーできないらしい。本当に大量のお菓子がもらえるのだが、ある程度大きくなってくると、一日寒い中を歩き回り各戸で歌う見返りがお菓子だけではやる気にはならないのだろう。それでも親に命令されて強制的にやらされている子がほとんどで、自主的に参加したがるのは主に小さい子だけ。ニコちゃんはクリスマスはエバンゲリシュの教会でKrippenspielに参加し、年明けはカソリック教会の行事であるSternsingerに参加している。私たちにとってはどちらも大して差はないが、周りから見たら節操がないようにみえるのだろうか?そういえば、クリスマスに賢浩と話をした時「こっちにはアドベンツカレンダーが売ってないんだよ。クラスメートはみんなドイツの親戚から送ってもらっていたよ。」と言った。商業主義のアメリカにアドベンツカレンダーがないことに驚いた。ドイツではチョコレートからグミ、化粧品、おもちゃに至るまで、ありとあらゆる種類のアドベンツカレンダーが10月頃から販売される。この話をヨハネス君の両親にしたところ「アドベンツカレンダーはヨーロッパが発祥ですからね。孤児院経営者が子どもたちからいつも「あとクリスマスまで何日?」と聞かれるので、わかりやすいようにろうそくを24本並べて毎日1本づつろうそくをつけていくということをしたのが始まりなんですよ。24本は大変なので、4週間前から1週間に1本つけるという4本ろうそくが立っているアドベンツクランツを考え出したのはドイツ人なんですよ。」と教えてくれた。今日で殆どの家はクリスマスツリーを片付け、もうどこにもクリスマス色は見当たらない。年末年始のだらけた雰囲気も今日まで。ニコちゃんも月曜日から学校が始まるし、私ももうすぐ中間試験。「毎日試験問題を解く」という元旦にたてた勉強計画はすでに挫折している。おとといニコちゃんの歯が抜けた。ニコちゃんは抜けた歯を小さい容器にいれ、枕の下においておいたのに、私はすっかり忘れていて、昨日家に帰ってきたら、ニコちゃんから「歯の妖精が来なかった。」と報告されて思い出した。「昨日の夜はきっとたくさん歯が抜けた子がいて、ニコちゃんの家に来る時間がなかったのかもしれないね。今日はきっと来てくれるんじゃない?」となぐさめた。しかし、昨日も疲れていて、ソファーで寝落ちしてしまった。朝ニコちゃんの「今日もこなかった」という声で起こされた。今までこんな失態したことがない。ニコちゃんもなんでこないのか不思議がっていた。今日の夜こそは覚えておかないと・・・・
2017年01月06日
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恵子が「この家にいると勉強できないから」と言って今日の夜スイスに戻った。にこちゃんはとても悲しがっていた。ニコちゃんと一緒に恵子を車で駅まで送っていった。電車が来るまで10分ほどホームで待った。無人駅で待合室などない。雪が降っていて、かなり寒かった。よくみるとニコちゃんは裸足にサンダルという格好だった。手袋もしてないのに、雪を丸めて遊んでいた。「子供は風の子」「バカは風邪ひかない」というのはやはり本当なのだろうか?今日は夫の知り合いを我が家に招待した。私達より少し年配のご夫婦で犬を2匹連れてきた。2匹ともかなり大きくてびっくりした。夫が「子犬の時はどれぐらいだったんですか?」と聞いたら、「中古(Gebraucht)の犬なので、引き取った時はすでに大きかったです」と言った。犬でも「中古」という言葉を使うのかとびっくりした。12歳だそうだが、飼い主が死んでしまったり、劣悪な環境に置かれていたなどの理由で「Tierheim」に保護されていた犬を3年前に引き取ったとのこと。しかもベルリンのTierheimから引き取ったというので、驚いた。ベルリンまで引き取りに行ったというのがすごい。小さい頃から大きな犬を飼うのが夢で、いろいろな事情で叶わなかったが、できる状況になったので、いろいろと探して、ようやく巡り会えた犬らしい。すごい情熱だと思った。ニコちゃんは大喜びで犬と遊びたがったが、一匹は負傷していてそれほど体力がなく、もう一匹はかつての飼い主の家にいた子供にイジメられていたそうで、子供に対してトラウマがあり、子供を怖がる性質があるそうで、ニコちゃんが近寄ると逃げてしまった。昼ご飯の後、ニコちゃんと夫と夫の友人は犬2匹を連れて散歩に出かけた。奥さんと私と恵子の3人はお茶を飲みながら話をした。奥さんは日本の文化にすごく興味があるそうで、習字を習っていたこともあるそうだ。空手や合気道、禅も習っていたという。「私の日本語名は「こき子」です。」と自己紹介してくれた。こき子さんは、「私は昔から色々なことに興味があったのだけど、両親は「女には学問は必要ない」といって、私はギムナジウムに行くことを許してしてもらえず、遠回りをして、大きくなってから自分でAbiturを受けて、大學に入ったのよ。」と教えてくれた。ハイデルベルグで物理を学んだそうだ。旦那さんも物理の専門家。お二人共リベラルな考えの持ち主なので、こき子さんのご両親がそんな人達だとは想像もつかなかった。そのうち男性3人と犬2匹が戻ってきた。旦那さんが「ドイツには1972年まで結婚した女性は夫の許可がなければ働いてはいけない、夫は妻の仕事をやめさせる権利がある、と法律に記載されていたのですよ。」と言った。「政権がSPDになり、ヴィリー・ブラントがそれを改正したのだが、長い道のりだった。アメリカほどではないが、やはりドイツにもロビーイストはいて、既得権をなかなか手放したがらない。例えば、レギューラーコーヒーだが、すでに挽いてあるものは100%コーヒーというわけではないんですよ。不純物が混じっているとしてヤコブスを消費者団体が訴えたことがあるが、法典にX%までは他のものが混じっていてもいいと書かれているんですよ。それも全部コーヒーメーカーの力でそんな法律ができているわけです。豆の状態で買うより挽いた状態のコーヒーのほうが断然安いでしょ。そういうカラクリなんですよ。」と教えてくれた。また、EU加盟の条件として「死刑制度の廃止」があるが、「ザールランドの法律には死刑が存在するんですよ。でも国の法律と州の法律に矛盾が生じる時は、国の法律が優先されるので、執行はされないですけどね」という話もしてくれた。ドイツ人ならばもしかして知っていて当たり前のことなのかもしれないが、私には初耳のことばかりで非常に興味深かった。こき子さんも旦那さんも「メルケルはとてもいい仕事をしたと思うが、彼女がこの先も政権をとることには反対だ。」と言った。「いくら素晴らしい政治家でも同じ人が長い間政権の座にいるのは弊害のほうが多い。政治にかぎらず、王位についてもそう思う。ドイツ人はイギリスや北欧の王室が大好きだけど、長い間同じ地位に居座るのはよくない。」と言っていた。去年の大晦日、近所のヨハネス君の家で新年を迎えた。一緒に食事をした後、子どもたちは遊び始め、大人だけでいろいろな話をした。ヨハネス君のママは宗教の先生。ヨハネス君の家は敬虔なクリスチャン。ヨハネス君のママが「授業中にサンタクロースはいません。いるのはイエスだけ。と言ったら、がっかりしている子がいた。」という話をした。「えっ、子供の前でサンタはいないって言ってしまうんですか?」と聞いたら、「だって、コカコーラが宣伝のために作ったものを宗教の先生としてはいるなんて言えないでしょ。それに大きい子のクラスだったから」と言った。でもよく聞いてみたら、小学校3年生のクラスでそういったそうだ。ニコちゃんなんて4年生でまだ信じているのに・・・。「授業でどうやって祝っているかという話を聞いてみたら、クリスマスツリーを12月の初めから飾っているっていう家もあってびっくりしたわ。しかもプラスチック製のツリー。それにクリスマスプレゼントをもうもらって開けてしまったっていう子もいたの。ありえないわよね。ツリーは24日に飾って、その下にプレゼントを置いて、夜に開けるのが常識でしょ。」と言った。プラスチックのツリーを12月上旬から飾っているってまさに我が家の話。「ニコがサンタへの手紙をツリーの前に置きたいからというので、12月頭から飾りました。」とちょっと言い訳がましく話したら、「それも間違い。サンタへの手紙は窓辺に置くもの」と訂正された。私はかねてからの疑問であった、ニコラウスからのプレゼントはニコラウスの日の朝に子供はもらうのか、ニコラウスの日の夜にニコラウスが来て子供は翌日の朝に見つけるのが正しいのかどちらが正しいのか聞いてみた。私は今まで何人ものドイツ人に聞いてみたが、みんな「どちらでもいいんじゃない?」という返事だった。しかしヨハネス君のママは「それは12月6日の朝に見つけるのが正しい」とはっきりと答えをくれた。理由はユダヤ人の習慣からきていて、ユダヤ人にとって日が暮れることがイコール1日の終わりを意味する。つまり12月5日の日没後はすでに12月6日であるとの認識。ユダヤ人にとっては金曜日が休息日だが、木曜日の夜からお祭りが始まるのも同じ理由から、と教えてくれた。これで今年から迷わなくてすみそうだ。
2017年01月05日
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昨日は仕事始め。掃除婦が毎週日曜日に来て事務所を掃除する。だから金曜日は机の上のものをすべて片付けてるように言われている。しかし先週末は土曜日が大晦日、日曜日が元旦だから、きっと掃除婦は来ないのだろうと思っていた。だからいくつかやりかけの仕事のファイルを机の上に置きっぱなしにしていった。しかし月曜日の朝出勤していみると、机の上のものが全てなくなっていた。社長が掃除婦にどのように掃除の仕方を指示しているのかわからないが、空いている棚にすべて突っ込んでいるようで、月曜日はいつもいろいろなものを探し回らなければならない。月曜日にした仕事は、スイスで働いている人の所得税申告。私が住んでいる地域はドイツでもかなり南に位置するので、ドイツに住みながらスイスで働いているという人もいる。スイスで源泉徴収されているので、ドイツではその分徴収されない。しかしドイツのほうが税率が高いので、スイスでの収入がまったく所得税申告の対象外というわけでもない。彼はスイスから年金も受け取っていて、どうやって申告書を埋めていいのかわからず、昨日はそのやり方を調べるだけで1日が終わってしまった。去年の暮、社長からAさんの医療費控除を計算しなさいと指示された。Aさんは年金受給者で、その他わずかながら家賃収入がある。ドイツでは2005年から年金も課税対象になった。役人がもらう恩給はもともと課税対象だった。ある役人が「それは不公平だ」と訴えたところ、「確かにそれは不公平なので、それでは老齢年金も課税対象にしましょう」となってしまったらしい。いきなり100%課税するのは抵抗があるので、段階的に非課税率を減らしていく方法を取っている。Aさんの場合は、年金の課税対象額が最低所得を超えているので所得税申告をしなくてはいけないのだが、Aさんは重度障害者でかなりの医療費負担があるので、それを差し引くと税金額が0になると証明できれば、所得税申告免除を申請することができる。そのために、控除対象の医療費を算出しろと社長から言われた。Aさんは重度のアトピーを患っている。医者から「冬の間、カナリア諸島のようなところで1ー2ヶ月過ごすことをおすすめする」という手紙をもらっており、その指示に従い、Aさんはカナリア諸島のホテルに6週間滞在した。旅行代理店に支払った額(飛行機代の2食付きのホテル代)は50万円を超えている。全部算定して社長に報告した所、「本当にカナリア諸島での滞在費は控除対象になるのか?その根拠は?」と聞かれた。私は「医者からの推薦状が2枚あり、「必要不可欠な支出」と言えるからです。」と答えたら、いろいろな参考書を持ってきて、「必ず税法に当たりなさい。インターネットで調べるのはやめなさい。ネットの情報は古いものも入っている。かならず当該年度の税法典にあたりなさい」と言った。結局はこの支出は認められないことがわかった。社長は人間としてはどうかと思うこともなくはないが、やはり税理士としてはとても信頼できる人だと思った。社長に限らず、税理士でも弁護士でも、そういう仕事の仕方は当然といえば当然。私のように「たぶんこうだろう」「なんとなくこうだと思う」というようやり方では、この仕事に従事するのに失格だなーと思った。自分では丁寧に仕事をしているつもりだが、社長に言わせればまだまだ粗い。時間内にしないとと思うと余計焦ってしまう。研修契約後もここで雇ってもらえるとは思ってないし、自分もこれ以上ここにいることを望まないが、やっぱり「いてくれてよかったわ」と思えるような働きをしたい。泣いても笑ってもあと7ヶ月。頑張ろう。
2017年01月03日
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