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今日はニコチャンのテニスの練習の日。先週は、4人子供がいたのに、今日はニコチャン一人だった。贅沢なレッスン。みんな風邪を引いてしまったのかな?室内には3つコートがあり、ニコチャンたちはいつも奥のコートで練習している。一番手前のコートはコーチと練習する人が使うようになっている。今日は、ちょうどニコチャンが練習する時間、手前のコートでコーチの個人レッスンを受けているのが知り合いのお子さんだった。お子さんといっても、もう16歳の若者だが・・・・下世話な話をすると、知り合いは、超お金持ち。自宅の地下にどでかい温水プールがある。お子さんは、私立のギムナジウムに通っており、かなり遠いので、寮生活をしている。毎週末戻ってくるそうだ。その私立学校は、少人数クラスが目玉で、なんと一クラス8人制。もともとは地元のギムナジウム、つまり賢浩と同じ学校に通っていたが、成績が芳しくなく、転校させた、と聞いた。少人数制だけあって、生徒一人ひとりに目が行き届き、いいところを見つけて伸ばしてくれるので、成績も良くなった、と知り合いはうれしそうに話してくれた。知り合いは、「最近の失敗は、彼の携帯をフラットレートで契約してしまったことだ。」と言った。SMSとインターネットが使い放題のパッケージを契約してしまったので、携帯を片時も離さない状態だ、と嘆いていた。そういう話はよく聞くが、実際に自分がこの目で、息子さんがテニスのレッスン中なのに、ボール拾いの間とか、携帯を左手に持って、メールを打ちながら、右手でボールをちんたら拾っているのを見て、これはひどい、とびっくりした。コーチも何も注意していなかった。もしかして、今まで何度か注意しても直らないので、あきらめてしまったのかもしれない。それとも、レッスン料さえ払ってもらえれば、時間をどのように使おうとも、生徒の勝手と思っているのかもしれない。とにかく、あきれてしまった。こうなると、誰が何を行っても無駄なのだろう。授業中も使っているようだ。8人のクラスでそんなことが良くできるなーと思うが、私立なので、授業料さえ払ってくれれば、かまわないのかもしれない。彼は、休憩時間も、待合室のようなところに戻ってきて、小型のパソコンをいじっていた。たかが1時間の練習なのに、我慢できないのだろうか??本当に不思議な光景だった。彼が特別なのか、このような子供は多いのかわからない。彼の父親は、「アルコールを飲んだり、タバコを吸ったりする若者が多い。うちの息子は、そういうことはしないから、携帯をいじるぐらいはまだましだと思っている。」と言った。テニスから戻ってきたら、賢浩が、「今、僕も帰ってきたところ」と出迎えてくれた。賢浩は、昨日の夜、友達の家に泊まりにいっていた。友達には3歳上のお兄さんがいるのだが、お兄さんと両親が夜出かけるから、寂しいからうちに泊まりに来て、と言われていたらしい。そのことを今日知った。夜、賢浩と友達の二人きりだったわけだ。まあ、二人がお酒を飲んだり、タバコを吸ったりするとは思わないし、向こうのご両親もしっかりした方なので、問題はないとは思うが、そんな事情だったら、うちに泊まってもらえばよかったのに・・と思った。友達のうちでは、一人が任天堂、一人がiphoneで遊んでいたそうだ。それなら、二人でいる必要がないような・・・・。友達がうちに来ない理由のひとつが、うちには、DSもWiiもiphoneもないし、賢浩は自由にインターネットにアクセスも出来ないことがある。つまり、うちに来ても、面白く遊べるものがない、というのだ。ボードゲームやトランプで遊ぶなんてもう小学校低学年までの話なのだろうか?
2013年01月26日
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ニコチャンは一日何回かちょこちょこピアノを弾いている。キラキラ星やジングルベルは、一番最初に人差し指だけで弾くやり方で教えてしまったので、それ以外の弾き方を拒否する。かえるの歌とブンブンブンは最初から五本の指を使うように教えたのでそうするが、自分のやりやすいように変えたりしている。最近、「Alle meine Entchen」を親指、人差し指、中指の3本で弾くやり方で教えた。私が一番弾きやすい方法だと思ったからなのだが、ファの音を親指で弾くというのがニコチャンには難しくて、「難しすぎる、できない」と文句を言って、やろうとしなかった。「やってみなさい!」と厳しく言って、無理やりやらせた。泣きそうな顔で弾いていたが、何度か練習するうちにできるようになった。翌日からは、楽しそうに一人で歌いながら弾いている。基本的に、ニコチャンは、集中力はないから、ピアノを弾く一回あたりの時間は、5分程度。自分の好きな曲を何度か弾いて終わり。でも、夕飯が終わったあと、お稽古で先生から出された宿題を一緒にするようにしている。5分から10分程度なのだけど、ママと練習したら、カレンダーにシールを貼る、ということを習慣付けている。木曜日は、私の具合が悪く、先に寝てしまったので、宿題が出来なかったが、それ以外は、この習慣はずっと続いている。そのほか、ご飯を食べるときとか、ほんのちょっとした時間に、「左手の3番目の指は?」とクイズ形式で質問して、指の番号を覚えさせるようにしている。左と右の認識って、結構子供には難しいと思うのだけど、最近はほとんど間違えなくなった。昨日は、3回目のレッスンの日だった。最初は、今までの復習。まず、2個並びの黒鍵(レッスンでは、双子と呼んでいる)を人差し指と中指で同時に弾きながら、低い音から高い音に移っていく。途中、真ん中で左手から右手に代える。今度は高いほうから低いほうに下がっていく。次に3個並びの黒鍵(レッスンでは、三つ子と呼んでいる)で同じことの繰り返し。次は、双子の黒鍵を左手の中指、人差し指と順番に弾き、右に移動していく。その際も、真ん中で左手から右手に代える。三つ子の黒鍵でも同じことの繰り返し。今日は、新しいこととして、手をクロスさせて移動していくことを習った。まず、一番左の双子の黒鍵を左手の中指、人差し指の順番で弾く。その次に、三つ子を右手の人差し指、中指、薬指の順番で弾く。右手の上に左手を交差させるようにして、左手をその次の双子に持っていき、同じことの繰り返し。一番右までいったら、今度は、逆に下りていく。下りていくときは、右手が左手の上になるようにクロスさせる。しかし、ニコチャンは、手を交差させるということが全く出来なかった。右手を引き終わると、そのまま右側に左手と右手を一緒に移動させるという感じだった。先生から注意されたのは、「指を丸めて弾く」ということと、「同じテンポで弾く」ということ。何度注意しても、ニコチャンの指は、思いっきり伸びてしまう。指が小さいし、力もないから、伸ばして弾きたくなる気持ちもわかるが、そこは今から習慣付けるべきことなので、私もよく注意しているが、なかなか直らない。同じテンポで弾く、というのもニコチャンには、よく理解できていないようだった。先生は、ターターターターターターター・・・と手が移動して行ってもいつも同じテンポで切れ目がない。でも、ニコチャンの場合、双子、三つ子、双子、三つ子、と弾くので、どうしても、タタータタタータタータタターというテンポになってしまう。家に帰ってから頑張って練習させなくちゃいけないなーと思った。今日は、初めて、「曲」の練習もした。まず、先生が弾いてみせた。その次に、ニコチャンに真似して弾くように促したが、できないと言って、弾こうとしなかった。先生は、何度か弾いてみせて、ようやくニコチャンも真似して弾いた。たどたどしく、何度か間違えながらも一応弾けた。その時点で、先生は、「これが Noten(楽譜)だよ。」といって、プリントをみせた。三つ子の黒鍵しか使わないので、いわゆる五線紙にト音記号というような一般的な楽譜ではなく、四分音符が高低をつけて並んでいるだけの簡単なもの。右手の人差し指、中指、薬指、の3本しかわない。音符の上に、432,432,2233432、という番号が振ってあった。それが指の番号で、その指示通りに弾きなさい、ということだった。簡単な曲なのだけど、ニコチャンは、「難しい」「できない」を連発。でも、何回かやるうちになんとなく出来た。この曲は、左手バージョンもあって、歌詞が付いていて、左手を弾いてから右手で弾くと完成するようになっている。それで、右手が終わった段階で、先生が「もうちょっとやってみる?」と聞いた。しかし、ニコチャンの答えは、「Nein!」だった。それでも、先生は、「ちょっとだけ、やってみよう」といって、左手用の「楽譜」も出した。右手と全く一緒なのだけど、違うのは、音符の下に数字が付いていて、数字の番号が、234,234,4433234、となっていること。曲自体は全く同じ。でも、ニコチャンは、右手の指の動きと同じようにするので、逆になってしまう。右手が人差し指のところを左手では薬指で弾くので、ちょっとニコチャンは混乱してしまったように思う。「難しい」といって、やる気をなくしてしまったように見えた。そのほか、今日は、Noten(音符)とPause(休符)という言葉をならった。ニコチャンのレッスンは15分間なので、今回はここまで。家に帰ってからも、「今日のピアノは難しかった。」と言っていた。ピアノのレッスンからの帰り道、ニコチャンは、「ヤッホー! 今日は、Noten(楽譜)をもらったー!」と大喜びだった。「曲」を練習したことがそんなにうれしかったのか、と思っていたら、「ニコチャンも、大きくなったら、賢ちゃんや恵ちゃんみたいに、もっとNotenもらえるね。」と言ったので、ニコチャンの喜んでいる意味が理解できて、ほほえましくなった。うちでしょっちゅう、賢浩や恵子のNoten(成績)の話をしている。ピアノのレッスンの前に、恵子から電話があり、英語のNotenが「1」だった、音楽が「1-」だった、などと話していたし、賢浩のNotenが悪くて困る、ということもよく日常会話で出てくる。だから、ピアノのレッスンで、先生がたくさん「Noten」という言葉を使ったので、なんだが、自分が大きい子になったような気がしたのだと思う。ピアノの先生の言うNotenと恵子や賢浩の言うNotenはまるで意味が違うのだけど、かわいい勘違いだなーと思った。ニコチャンのレッスンを傍から見ていて感じることは、ニコチャンは、先生の説明を30パーセントぐらいしか理解できていない、ということ。先生の話し方はやわらかく、ささやくような声なのだが、話すスピードは速いし、ちょっときついアクセントがあって、私にも理解が難しい。先生は、なるべくニコがわかるような言葉で説明します、と言ってくれて、先生自身も気をつけてくれているようだが、それでも、ニコチャンは先生の説明があまりわかっていない様な気がする。1対1の授業だから、先生も、説明のあと、実際にやって見せてくれるし、ニコチャンのことを手取り足取り教えてくれるので、なんとかなっているが、これが、小学校の授業だったら、どうなるんだろう? ニコチャンはついていけるのか?と不安になる。
2013年01月26日
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水曜日の賢浩の1,2時間目の授業は体育。火曜日は、具合が悪くて早退してきて、ずっと寝たままだった。だから、水曜日の体育の授業は無理かなと思って、朝は少し余計に寝かせてあげた。でも、9時15分から始まる3時間めからは出席しなさい、と8時ごろ起こした。ちょっと、ふらふらしていたし、寝起きにまた吐いていたので、迷ったけど、階下に来て、ソファーに寝そべりながらマンガを読んでいる姿を見て、学校に絶対行かせようと思った。賢浩は、「昨日、早退したのは、僕の考えじゃないんだよ。1,2時間めの生物の授業の時、先生に、家に帰ったほうがいいって言われたんだけど、ママに怒られるから、帰らない、って僕は言ったんだ。」と言ったので、私はびっくりした。「えっ、早退するとママに怒られるっていったの? 恥ずかしい。理由を知らない人は、ひどい親だと思うじゃないか。」と抗議したら、「うそうそ、そんなことは言ってないよ。ただ、まだ家には帰りたくないって言っただけ。」と言った。真相はわからないが、子供は何でも外で話すから、怖いなーと思った。水曜日は、3,4時間目は英語、5,6時間目はフランス語。でも、今日は英語の先生もフランス語の先生も風邪で休みだったそうで、代わりの先生による代行授業。プリントが配られ、終わった子から帰っていいと言われたそうで、早めに帰って来た。あまりにも早く帰宅したので、最初は、また早退してきたのかと思ったほどだ。英語の代行の先生は、恵子が5年生のときの担任の先生だったそうだ。その先生は、賢浩に、「きみは恵の弟?」と聞いたそうだ。「恵は今どの学校に行っているの?」と聞かれたので、「秀才のための州立ギムナジウム」(学校の正式名称がそうなっている)と答えたら、「君も秀才なの?」と聞かれたそうだ。「違います」と答えたら、「でも、君も成績はいいんでしょ?」と先生が言ったので、クラス中が大爆笑だったらしい。昨日早退して出席できなかった授業は「地理」。賢浩たちのクラスは、バイリンガルコースなので、7年生からは、地理の授業が英語で行われる。先週、宿題が出ていて、3人一組のグループごとに、ツーリスト向けのリーフレットを作って、月曜日に提出することになっていた。賢浩たちのグループは、スペインのバレンシア地方を担当することになった。土曜日に集まって作業をする予定にしていたのに、同じグループのF君が、「友達と遊ぶ約束をしてしまって、今日はできない」と当日賢浩に電話してきた。 そういうのって、ありなの?賢浩は、もう一人の友達のM君の家で、二人だけでリーフレットを仕上げてきた。土曜日、賢浩が家に帰ってきたのは8時だった。5時間近くもかけて出来た作品を見せてくれたが、「えっ? 何これ?」というのが素直な感想だった。ツーリストインフォメーションなのに、書いてあることが、「バレンシア地方の水不足は深刻で、農家も困っている。旅行者は、シャワーを浴びる時間を少なくするなど節水に協力しよう!」というようなことだった。ほかに、「バレンシアには、いいフィットネスクラブがあるから、筋力トレーニングをしたければ、バレンシアに!」など、バレンシアにどうしても行きたい、と思わせるものではなかった。私は、旅行者へのアピールなのだから、ネガティブな言葉を使わず、また、ドイツからわざわざ行きたくなるようなことを書くべきだ、と指摘した。賢浩は、もう一度やり直す、と言い出した。でも、グループの作品なので、友達に書き換えてもいいか、許可を取るべきだ、と伝えた。結局、M君と相談して、日曜日、賢浩が書き直した。内容は、M君が調べてくれた箇所なのでそのまま残した「バレンシアの農業事情」、それに、バレンシアオレンジの項目を賢浩が書き加えた。あとは、ツーリストアトラクションとビーチ事情。全8ページで、見開き半ページが文字、あとの半ページが絵で、必ず手書き、という条件だった。絵も賢浩が全部書いた。もともとの表紙の絵は、トラクターとシャワーをしている人の絵に大きく×印がついているものだった。こんな表紙で、誰がバレンシアに行くだろうか? 賢浩は、M君の意向で、トラクターはそのまま残し、オレンジとビーチで寝そべる人の絵を加えた。子供の宿題に、親がどこまで口出ししていいのかわからないが、「旅行者が行きたくなるようなことを書け」というアドバイスは妥当だと思った。月曜日に提出して、火曜日に優勝グループを発表することになっていた。しかし、賢浩は、早退したので、結果を昨日知った。賢浩のグループが、「内容もいいし、英語も良く書けている。」と言う理由で、優勝したのだそうだ。賞品(?)としてお菓子をもらったそうだ。結局、遊ぶ約束を優先して、なんにもしなかったF君も、賞品を手にして、一番頑張った賢浩は、何ももらえなかったわけだ。不公平だ、と文句を言っていたが、風邪を引いた自分が一番悪いのだから、仕方ない。水曜日は、6時間目終了後、いつもならサッカークラブに行くのだが、さすがに行くのを禁止した。2時ごろ、M君から、遊ぼうぜ!と電話があった。賢浩は、「もう元気だから、遊びに行ってもいいよね。」と私に聞いてきた。「今日、きみは、1,2時間目の授業を体調不良で欠席しているんだよ。それを考えたら、今日の午後はゆっくり家で休養しようと思うよね。」と当たり前のことを言ってやったら、しぶしぶ友達の誘いを断っていた。 なんだか、あの激しい嘔吐がうそのようにすっかり元気。でも、まだまだ寒い日が続いて、油断できない。
2013年01月24日
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昨日、午前11時ごろ、賢浩が学校から電話をかけてきた。また、忘れ物をしたのか、と思ったが、そうではなくて、「ママ、僕、具合が悪くて、学校で吐いてしまったんだけど、これから家に帰ってもいい?」と聞かれた。 車で迎えに行くつもりだったが、自分で歩いて帰ってこられる、というので、そうさせた。賢浩は、普段から半そでのTシャツ1枚で過ごしている。学校に行くときは、その上に1枚ジャケットかパーカーをきるだけ。朝は氷点下までさがるので、手袋、マフラー、毛糸の帽子をかぶって通学する子がほとんど。でも、賢浩は、とにかく軽装で、季節感がまったくない。いつも賢浩には、「上に何か着なさい。もっと暖かい格好をしなさい。そんな夏みたいな格好をしていて風邪を引いたら、面倒なんて絶対見ないし、学校も休ませないから!」と何十回も注意している。だから、本人も、私に迎えにきてとは頼めなかったのだろう。具合が悪くなって早退したら、家に入れてもらえないかもしれない、と思って、一応、帰ってもいいのか確認の電話をしてきたのかもしれない。家に帰ってきてから、賢浩は、着替えて、すぐにベットで寝た。私は階下にいたが、何度かトイレで吐いている様子が伝わってきた。いつも、しかっている手前、どこまで看護してあげていいのか、とこちらも迷う。にこちゃんがたまに様子を見に行き、「りんごが食べたいって言ってるよ」「のどが渇いたんだって。」と伝えてくれ、そのたびに、りんごやお水を部屋に運ぶメッセンジャーボーイのような役割りをしてくれた。夕方様子を見に行くと、「今日、学校で4回も吐いちゃった。」と言った。1,2時間目の授業中に2回、3,4時間目の授業中に1回、その後の15分間休みで1回。それで、家に帰ろうと思ったらしい。朝から具合が悪かったのに、頑張っていたのか・・と少しかわいそうになったが、15分休みに、家から持っていった「ハムチーズサンドイッチ」を食べながら外で遊んでいたら、また吐いてしまった・・という話しを聞いて、賢浩の頭の中の構造が理解できないなーと思った。風邪を引いても絶対に学校を休ませない、と脅してはいるものの、実際にはそういうわけにもいかない。でも、ちょっとは苦しい思いをして、もう少し自己管理に目覚めてもらいたいと思う。にこちゃんも先週賢浩と同じような状態だった。二人とも、症状は嘔吐と腹痛。にこちゃんは、その後頭痛も訴えたけど、咳もしていないし、鼻水も出ていないし、熱もない。朝は元気だったのに、学校や幼稚園で突然吐く。いったい原因はなんだろう?
2013年01月23日
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このところ、冷え込みが厳しい。昨日は、朝玄関を出ようとしたら、いきなり階段で転びそうになった。地面がアイスバーンになっていた。あたり一面スケートリンク状態。一旦溶けた雪が夜の間にまた凍ったのだろう。塩をまいて、少し溶かし、鍬で氷を割って取り除く作業をした。結構重労働だった。ここまでひどい状態は、ここに引っ越してきて7年たつが、初めて。とにかく、転倒せずに歩くのが至難の業だった。土曜日に音楽教室から授業料値上げのお知らせが送られてきた。にこちゃんが、キャンペーン料金だから、と勧められて、この1月から通い始めたばかりなのに、もう値上げ? なんか詐欺にあった気分。この音楽教室は、個人の先生に習うよりも授業料が高い。以前、別の音楽教室に通わせていたのだが、そこの先生が辞めてしまったのを機に、恵子の友達の紹介で、今の音楽教室に変わった。この教室の評判は、「先生が良く変わる」とのことだったが、うちから近いし、恵子の友達はバイオリンの先生のことを気に入っていたし、賢浩のトランペットも、他に先生に心当たりがなかったので、ここにお願いすることにした。恵子は、その後転校することになり、この音楽教室を辞めた。しかし、その後も、転校先の近くでバイオリンのレッスンを受けることが出来なくて、元の先生にレッスンを頼んだ。しかし、その先生も、「こんな安い給料ではやっていけない。」と言って、教室を退職してしまった。恵子は、現在、地元で、先生を見つけて、プライベートレッスンを受けている。1時間45ユーロ。地元に帰ってきているときだけなので、1ヶ月に1回か2回しか出来ないが、「やっぱり、先生につくのと、自己流で練習するのでは、全然違う。」とレッスンを受けられることを喜んでいる。恵子のように熱心で、レッスンを受けた分だけ吸収してくれれば、ひと月90ユーロの出費も惜しくない。しかし、にこちゃんの15分間のピアノのレッスンに月38ユーロは高すぎるような気がする。本当は、賢浩の1回30分のレッスンに月76ユーロ払うのも馬鹿馬鹿しいと思っている。家では大して練習もしないで、なんとなく惰性で続けているだけのように思えるからだ。何度も、「トランペットのレッスンは強制ではないから、嫌ならやめなさい。」と言っているのだが、本人は、その都度、「好きだから、辞めたくない。」という。でも、自分から練習することはない。それでも、何やかんやいって、もう4年半続けている。たぶん、このままギムナジウムを卒業するまで続けることになると思う。問題はにこちゃん。ピアノは、個人で教えている先生もたくさんいるようなので、賢浩と同じ音楽教室にする必要性はない。去年、子供を耳鼻科に連れて行ったときに、「個人でピアノを教えます、1回30分、月謝60ユーロ」と書いてあるチラシがおいてあった。将来的ににこちゃんのレッスンを30分にする場合、音楽教室と個人の先生だと、16ユーロ違ってくる。それなら、いまのうちにやめて、新しい先生に付いたほうがいいのではないか、と「値上げのお知らせ」をみながら考えてしまった。音楽教室といっても、自前の建物があるわけではなく、ギムナジウムの教室を借りて使っている。市が支援しているので、建物の使用料とか光熱費はかかっていない。それなのに、どうしてこんなに月謝が高く、また、先生が頻繁に変わるのか、不思議でならない。まだ2回しか行ってないけど、にこちゃんはピアノのレッスンを楽しんでいるように思う。だから、ここで先生を変えるのはいいのか悪いのか良くわからない。にこちゃんの幼稚園の先生は、賢浩の同級生のお母さんなのだけど、先日、「ニコはピアノを始めたんですって? XX先生に習っているっていってたけど、うちの息子もXX先生に習っているんですよ。すごく優しい先生ですよ。まあ、優しすぎる・・と思いますけど。うちの息子なんて、ぜんぜん練習しないから、もう少し、喝を入れて欲しいんですけどね。」と言っていた。いい先生なら、少々高くても・・・と思うかもしれないが、はっきりいって、私には良し悪しはわからない。どの先生に習っても、にこちゃんのレベルなら、変わらないのではないか、と思う。この辺の子供の余暇活動のベスト3は、体操、サッカー、ハンドボール。これらは、クラブ活動のようなもので、大人の部員が子供を教えるので、年会費は30-50ユーロ程度。ほとんどの子がどれかに所属しており、かなり熱心に活動している。それぞれのクラブのレベルも高い。うちの場合は、楽器とテニス。テニスは、専属コーチがいるので、グループレッスンでも、年間500ユーロほどかかる。子供のやりたいことをさせてあげたいとは思うけど、お金がかかることばかりで、しかも、うちの息子のレベルはそれほどでもなく、ため息が出てしまう。今年の夏、ワシントン近郊に住む夫の姉夫婦とロサンゼルスに住む夫の従兄弟から恵子と賢浩に、遊びに来ないか、という誘いがあった。恵子は、義姉夫婦の計らいで、国立衛生研究所で研修させてもらえることになった。賢浩は、恵子とワシントンに一緒に来て、2週間、サマーキャンプに参加して、その後1週間、一人でロスに行ったらどうか、と言われていた。「アメリカに行きたかったら、もっと一生懸命勉強しろ」とお尻を叩いたにもかかわらず、頑張るそぶりも見せず、もらってくるテストの結果が悲惨すぎて、賢浩のアメリカ行きをキャンセルすることにした。飛行機代とサマーキャンプ費用で軽く20万円は超える。バカバカしくて、賢浩に投資する気にならない。無駄になると思える投資はしないほうがいいのか、それとも、先行投資をして、大きく育つように支援するべきか? 子供が3人もいて、限られた資金しかなければ、どうしても、確実なものにしか投資できない。子供の教育のためなら、出し惜しみしない、という親もたくさんいるだろう。夫は割りとそういうタイプ。だけど、私は結構躊躇してしまう。夫は、「そうはいうものの、アメリカに行かなかったら、賢浩は夏休み、何をするの? 行かせたほうが本人のためにもなる。」という。しかし、私は、賢浩が、どうしても、ロスに行きたいなら、もっと頑張るべきだったと思うし、頑張らないのは、それほど行きたかったわけではないからだ、と解釈した。たぶん、賢浩は「ママたちはあんなこと言ってるけど、絶対アメリカに行かせてくれるはず。」と高をくくっていたんだと思う。本当に行きたいのなら、将来自分でお金を貯めて行けばいいと思っている。
2013年01月22日
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昨日、にこちゃんを幼稚園に迎えに行ったら、「朝食のあと、吐いてしまいました。家に電話しようと思ったのですが、その後、本人がもう大丈夫と言ったので、そのままにしました。」と言われた。私が迎えに行ったときは、外でそりすべりをして元気に遊んでいた。朝も具合が悪そうなことはなかったし、一時的なことかな、と思った。しかし、お昼ご飯はあまり食べたくないというので、本人のリクエストで、りんごとフルーツティーにした。途中まで食べたところで、テーブルの上に派手に吐いた。昼寝をさせたら、また元気になった。熱はなかった。夕飯はお粥。夜寝る前に、頭が痛い、と言われ、薬を飲ませた。明け方、お腹が痛い、と泣かれた。昨日の夜、恵子の昔のバイオリンの先生から電話があった。この先生は3年前にベルリンに引っ越してしまった。恵子はこの先生に4年半ほど習っていた。先生が引っ越したあともメールで交流していて、先生がこちらに来たときは、我が家によってくれたこともある。昨年末、先生から、イースターにベルリンに遊びに来ない?と恵子は誘われていた。今週、恵子に頼まれてベルリン行きの切符を買ったので、先生が、「ベルリンで何をしたい?」と恵子に電話をかけてきてくれたのだ。「どのコンサートに行きたい?って聞かれたの。ベルリンフィルのコンサートもあるんだって。すごいよねー。国会議事堂の見学も既に予約してくれたんだよ。」と電話の後、恵子は興奮気味に話してくれた。国会議事堂は10年前ぐらいに見学したことがある。そのときは、予約なしで、直接並んだだけだったような気がしたが、今はセキュリティーが厳しくなっているのだそうだ。10年前にベルリンに行ったときは、恵子も賢浩もまだ小さかったから、動物園とかそんなところしか行ってないし、本人たちの記憶に全く残っていないそうだ。だから、今回のベルリン行きを本当に楽しみにしているようだ。昨日、恵子から、「土曜日の夜にLちゃんの誕生日パーティーがあるみたいで、Jちゃんに誘われているのだけど、行ってもいい?」と聞かれた。LちゃんもJちゃんも恵子の元クラスメート。「Lちゃん本人に誘われていないのに、行くのはどうかと思う。」と言ったら、「Lちゃんのお兄さんが計画しているサプライズパーティーなんだって。だから本人は知らないんだよ。帰ってくるのは夜遅くなっちゃうと思うのだけど、行っていい?」と言われた。私ははっきりいって、行くことに賛成はしない、と伝えた。恵子は不満そうだった。まず、お兄さん主催のサプライズパーティーというのがよくわからない。場所はLちゃん宅だそうだが、ご両親が家にいるとはかぎらない。Lちゃんは17歳になる。恵子の元クラスメートは、16歳から18歳。Lちゃんのお兄さんは19歳ぐらいかな。ドイツでは、16歳から保護者がいなくてもビールを飲んでもいい。アルコール度数の高いお酒は、18歳から。17歳前後の若者が夜集まって、ケーキやグミベアで祝うということはないと思う。恵子はまだ15歳。恵子は、たとえ勧められてもお酒を飲むとは思わないけど、そういう場所に行くのは私としてはまだ早すぎるような気がする。そもそも夜遅くまで(0時ごろ?)というのも気に食わない。ベルリンに一人で行かせるのは、先生は信頼できるし、昼間の電車なら問題はないと思うからだ。でも、友達のサプライズパーティーに行かせるのは心配。恵子が羽目をはずさないのはわかっているが、周りが羽目をはずしてしまったら、どうしようもない。Lちゃんのご両親のこともお兄さんのことも知らないし、Lちゃんがどこに住んでいるかも知らないし、パーティーの様子が想像できない。もしかしたら、私が考えすぎなだけで、ただみんなで集まってわいわい騒ぐだけなのかもしれない。恵子の不満げな、悲しげな顔を見ると、行かせてあげるべきなのか迷う。でも、やっぱり嫌だ。
2013年01月19日
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ニコちゃんは、去年の9月から水泳教室に通っていた。全15回で、昨日で終了した。秋から冬にかけての期間だったので、途中風邪で1回欠席した。隣町のスイミングクラブの人が教えてくれていて、先生は、日中は自分の仕事をしているので、水泳教室は午後6時からだった。5、6歳児対象にしては、遅すぎる時間だと思うが、私の住んでいる地域では、ほかに選択肢がない。以前住んでいたところでは、赤ちゃん対象の親子水泳教室や3歳児からはいれる水泳教室があり、たくさんの子供が通っていた。惠子は4歳から、賢浩は3歳から始めて、それぞれ半年ぐらいでSeepferdchenという水泳の級(?)をとった。Seepferdchenは、25m泳げる、潜ってプールの底のリングが取れる、というようなことがクリアできればもらえる。惠子も賢浩も3,4歳で受かったので、5歳のニコちゃんは、当然この水泳教室期間中にSeepferdchenが取れると思っていた。昨日は、用事があり、6時にニコちゃんをプールに連れて行くことができなかったので、賢浩に頼んだ。後で聞いたところ、ニコちゃんは、更衣室で、「やりたくない」と言って、大泣きだったそうだ。理由は、シャワーの水が冷たいから・・。1度だけ、温水が出なくて、冷水シャワーだったことがあるそうで、それがトラウマになっていたようだ。冷水は1回だけで、あとは問題なかったのだが、その1回がよほどつらかったのか、先週も行きたくないといっていた。親は、プールサイドにはいることが許されておらず、みんないったん家に帰って、45分後に迎えに来る。私も、いつもそうしていたが、先週は、ニコちゃんに、「ママ、更衣室で座って待っていて!」と言われた。でも、更衣室にいる意味がないし、賢浩の数学のテストが翌日にあって、勉強を見てやる必要があったので、ニコちゃんにバイバイと言って家に戻った。そうしたら、あとで一回、更衣室をのぞきに来たようで、ママがいなくて泣いていた、と先生から報告された。昨日は、用事のあと、そのままプールに行き、窓の外からニコちゃんの様子を見ていた。思っていたより上達していなくて、ちょっとがっかりだった。無理やりでもSeepferdchenを受けさせれば、25m泳げたかもしれないが、この教室は、Seepferdchenをとらせることを目標にしていない。コース終了後、先生が、「このあと、もっと続けたければ、隣町で開催されているコースに申し込んでください。」と言われた。時間は、土曜日の12時から。でも、ニコちゃんは、土曜日は11時から12時でテニスに通っているので、時間的に無理。そもそもニコちゃんに聞いたら、「もう水泳はやりたくない。」と言った。夏の間、あんなに喜んでプールに行っていたのに、なんで水泳教室が嫌いなのかな?と不思議だったが、昨日、窓の外から見学して、なんとなく理解できた。まず、この教室には、ニコちゃんの友達が一人もいなかった。ほかの子達は、友達同士で来ていたかんじだが、ニコちゃんの幼稚園に通っている子は一人もいなかった。一人、すごく乱暴な男の子がいて、しょっちゅうニコチャンを蹴っ飛ばしたりしていた。見ていて腹が立ったが、私は建物の外にいるので、注意のしようもない。子供は15人ほどいるが、大人は3人。大人はみんなプールの中にいて、泳いでいる子に付きっ切りなので、プールサイドで並んでいる子にまで目が届かない。この話を家に帰ってからしたら、賢浩に、「で、ママは、その男の子に注意したの?」と言われた。「外にいるから、できないでしょ。」と言ったら、「更衣室で見かけなかったの?」と聞かれた。「隣で着替えていたけど、ママと一緒だったし、今日で最後だから何も言わなかったよ。」と言ったら、「これだから、ママはだめなんだよ。僕だったらその子に、危ないからプールサイドでふざけるのはやめろ!って言うよ。」と偉そうに言った。「その子は、ママと着替えていたんだよ。その子のママの前でも言える?」と聞いたら、「いえるよ。その子のママにも言えるよ。」と言い切った。私は、賢浩にそんな勇気があるとは思わないのだが、本人は、言えるし、実際言ったこともある、と言った。ニコちゃんは、意外と内弁慶で、知らない環境、知らない人たちの間では、すごくおとなしい。環境に慣れるのに、すごく時間がかかる。もしかして、水泳教室に通うのは、ニコちゃんには、すごいストレスだったのかもしれない。これで、ニコちゃんの習いごとは、テニスとピアノになった。ピアノは先生と1対1で、私も横に座ってみているし、テニスも少人数で、それぞれが、知らない子同士で、同じ環境。だから楽しくできるのだと思う。私としては、きちんと泳げるようになるまで水泳を続けてほしかったけど、時間的にも、精神的にも無理だと理解した。
2013年01月17日
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今日は、ピアノのお稽古の第2回目。先週の金曜日に1回目があったばかりだが、今週は変則的に火曜日になった。来週末と再来週末に、Jugendmusiziertという音楽の大会があり、先生の予定がつまっているので、空き時間にレッスンをいれてもらっているからだ。まずは、先週の復習。家できちんと練習したにもかかわらず、先生の前では緊張するのか、左手と右手を真ん中で交代させる、ということを何度も忘れてしまっていた。また、先週と同じように、立っている時は、常に体を揺らしており、トイレに行きたいのかな?というような落ち着きのなさだった。先生は、緊張しているのかもしれませんね、と言ったが、今まで、にこちゃんにそういう面があることを知らなかったので、ちょっとびっくり。男の先生だが、すごく優しい先生で、声も穏やか。怖いようには全く見えないのだが、にこちゃんには、怖い存在にうつるのだろうか?今日は、新しいことを、3つ習った。先週は、3番目の指といわれたら、中指を見せる、1番目と言われたら、親指を見せる、という練習だったが、今回は、右手の1番目の指、左手の4番目の指、というちょっと複雑(?)な指示だった。にこちゃんは、左と右を混乱してしまい、なかなか正解できなかった。ピアノのふたを閉めて、手を実際にふたの上に弾くような形でおいて、先生が、「左の3番目の指」と言ったら、左手の中指でピアノのふたを軽く叩くというようなゲームをした。にこちゃんが問題を出し、先生が答え、にこちゃんは、先生の答えがあっているかどうかをジャッジする、ということもした。来週までおうちで練習してくる宿題になった。先週は、黒鍵の2つのところ、3つのところをそれぞれ、2本の指、3本の指で同時に弾きながら、下から上にあがっていく、という練習をしたが、今回は、同時ではなく、ひとつずつ弾く練習をした。2つの黒鍵だったら、左から、中指、人差し指、の順で弾き、真ん中で手を交代させ、右手では人差し指、中指、の順で弾く。一番上まで行ったら、今度は右手の中指、人差し指の順で降りていき、真ん中で左手に代えて、今度は人差し指、中指の順で弾いていく。黒鍵の3つ部分についても同じようにした。先生は、同時に弾くことを「Klang」、一つずつ弾くことを「Kette」と言った(と思う)。これもよく稽古してくることが宿題になった。最後の練習は、先生が4回手を叩いて、そのリズムで、黒鍵の2つ部分を「Klang」することだった。先生は、にこちゃんに、「心臓の音って知っている?」と聞いた。「心臓の音は、タンターン、タンタタ、タンターン、タンタタってこんな感じ?」と手拍子した、にこちゃんは、「ううん」と返事した。先生は、「そうだね。心臓音は、タン、タン、タン、タンっていつも同じリズムだよね。今度はそういう練習をしよう」と言った。まず、先生が手を叩いてみて、それを聞いて、にこちゃんが同じリズムで黒鍵を弾く。次に、先生は、「(先生が手を叩くところを)見ないで、やってみて。」と言った。しかし、にこちゃんは、勘違いして、目をつぶって弾いていた。先生が、「鍵盤をみないと上手に弾けないでしょ。先生のほうを見ないで、という意味だよ。まず、先生の手拍子を聞いてから、自分でそのリズムで弾いてみてね。」と言ったのだが、にこちゃんは、何度やっても、先生が手拍子を始めると、自分も弾き始めてしまう。先生の言っている意味が全然わかっていないのだなーと思う場面が何度もあった。本当にそこまでドイツ語がわかっていないのか、それとも人の話をよく聞いていないのか・・・。たぶん、両方だと思う。リズムを取る練習も家ですることになった。にこちゃんのレッスンは15分間なので、今日はここまでだった。にこちゃんは、ピアノのレッスンが嫌いではないと思う。家でも良く弾いている。ただ、練習時間が短い。5分ぐらい弾いて、終わり。でも、たとえば、今日だって、朝起きて、すぐにピアノを弾いていたし、幼稚園から帰ってきてからもピアノを弾いていた。1日に5-6回は、ピアノの前に座って弾いていると思う。ニコちゃんのレパートリーは、4曲あって、「かえるの歌」「ブンブンブン」「ジングルベル」」「キラキラ星」。ピアノを習う予定にしていなかったので、適当に私が教えた。ジングルベルとキラキラ星は、人差し指だけで弾くのを教えてしまったため、ずっとその方法。「かえるの歌」と「ブンブンブン」は、5本の指を使って弾くように教えた。楽譜は読めないが、その4曲については、どの音から始まって、どうなるかはわかっている。曲が弾けたほうが楽しいと思って教えたが、ピアノのレッスンに通うようになって、全然違うことから練習しているのでびっくりしている。余計なことをにこちゃんに教えてしまったのかもしれない。私も、バイエルぐらいは習っていたのだけど、どんな練習をしたのか、すっかり忘れてしまった。先生は、いきなり白い鍵盤を弾くのは難しい、と言っていた。基礎は大切だから、やっぱり先生について習うのが一番いいのだろうと思う。
2013年01月15日
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昨年の9月29日に、恵子は、中国語の大会にでるために、電車でWolfsburgという、うちからはかなりはなれた場所に出かけた。ところが、不運なことに、最初の乗換駅のStuttgartで、事故があり、Stuttgart発着の電車がすべてキャンセルになってしまった。窓口は情報を求める人で長蛇の列。いつ運転再開になるか誰もわからない状態。そもそも、なんですべての電車がとまってしまったのか、わからない状態だった。うちに帰ってくるにも電車がないし、先に行く電車もない。恵子には大会に出ることを断念させ、夫が駅まで迎えに行くことにして、その間、切符を払い戻ししてもらうように伝えた。ところが、窓口で、「Esslingenまで行けば、Wolfsburgに行く電車に乗り継げるはず」と言われ、恵子は、大会に出たかったので、藁をもすがるつもりで、Esslingenまで行ってしまった。仕方なく、夫に連絡して、Stuttgartではなく、Esslingenに向かうように伝えた。しかし、恵子は、EsslingenからどうやってWolfsburgに行くのかまでは把握していなかった。Esslingen駅の窓口もかなり人が並んでいたので、電車に間に合うかもわからなかたし、本当にそこからWolfsburgまでいけるのかどうかもわからなかった。リスク回避のため、夫は、そこからWuerzburgまで運転し、そこから恵子を電車に乗せた。結局、Wolfsburgの駅に着いたのは、午後10時半ごろで、予定よりも6時間あとだった。夫は、うちからWuerzburgまでの往復で。500km以上運転した。ドイツ鉄道の規則で、特急が1時間以上遅れた場合、払い戻しがある。それで、当然ながら、払い戻しを要求した。先月、「払戻金の入金口座を教えてください」という手紙を受け取った。しかし、数日前に、ドイツ鉄道から、「今回の件は、当方に払い戻し義務はありません。」と書かれた手紙が来た。「振込み口座を教えてくれ」という手紙はいったいなんだったのか! こんな結論に、3ヶ月も要したのか!ドイツ鉄道の言い分が、うちからStuttgartまでの電車の遅れは60分以内だから、当方に責任なし。Wuerzburgまで車で行ったのは、そちらの勝手だから、当方に責任なし。WuerzburgからWolfsburgまでの遅延は60分以内だから、当方に責任なし、という回答だった。Stuttgartで3時間近く待たされたこと、目的地到着が6時間以上遅れたこと、こういう事実は全く無視なのか?? ドイツ鉄道の理論が私には理解できない。私たちも、全額を払い戻ししてもらえるとは思ってない。結果的にはその日のうちに目的地に着いたが、途中、自家用車も使っているし、恵子が受けた精神的ストレスは計り知れないので、少なくとも、いくらかの賠償があるべきだとは思っている。もちろん抗議の手紙を出そうと思っているが、切手代が無駄になるだけではないかと危惧している。
2013年01月13日
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今日はにこちゃんのピアノのお稽古があった。先月、ピアノを買ったのだが、我が家では、恵子が主に弾いている。しかし、普段恵子は寮生活なので、家にいない。ピアノを習いに行く時間もないので、趣味で弾いているだけ。でも、前々からキーボードを良く弾いていたので、独学にしてはかなり弾けるほうだと思う。賢浩は、トランペットを習っている。ピアノにまで手を広げる余裕はない。だから、にこちゃんにいずれはピアノを習わせたいなーと思っていた。賢浩の通っている音楽学校で、1月2月の2ヶ月間の月謝が100ユーロという通常料金の3分の2というキャンペーンがあった。先月、賢浩のトランペットの先生(音楽学校の副校長も兼ねている)が、このキャンペーンのチラシを、「君の弟にどう?」と賢浩に渡してくれた。休みがあけ、今週の月曜日のトランペットのレッスン時に、「で、君の弟は何かやる気になった?」と聞いたそうだ。賢浩は、「ピアノを買ったので、ピアノをやりたいみたいですよ。」と勝手に伝えてしまった。そのことを、トランペットの先生が同じ音楽学校の同僚のピアノの先生に伝えて、ピアノの先生から、「ピアノのレッスンを受けたいと聞いたのですが・。。」とうちに電話があり、今日の1回目のレッスンの約束をした・・という成り行き。キャンペーン料金は、30分の授業の2か月分。電話で、先生には、「ニコは、楽譜が読めないこと。今まで音楽に関する習い事をしたことがないこと。まだ5歳で、集中力に問題があること。本当にピアノを習いたいのかどうかわからないこと。」を伝えた。先生は、「30分が長すぎるのであれば、15分にしてもいいし、30分でも、ずっとピアノを弾いている必要はなくて、絵を描かせたりしてもいいし、とにかく、1回様子を見てみましょう。」と言った。今日は、10分前ぐらいに教室の前に来た。まだ前の生徒さんの授業中で廊下で待っていた。にこちゃんは、「えっ? にこちゃんがピアノを弾くの?」と当たり前のことを聞いてきた。「したくない。見るだけがいい。」とこの期に及んで言い出した。なんとか説得したが、今度は直前に、「うんちがしたい。」と言い出し、私を再びあわてさせた。そのとき、ドアが開いて、前の生徒さんが出てきたので、にこちゃんに確認したら、「我慢できる」と言ったので、そのまま中に入った。でも、そのあと、教室を出るまで、ずっと小刻みに足踏みをしている状態だったので、大丈夫かどうか心配だった。先生は、「まず、私はどこかに行って、一人で自由に弾かせて見ましょうか? それともすぐに授業にはいりますか?」と聞いてきた。にこちゃんのトイレ事情も気になったので、すぐに授業をしてもらった。まず、先生はピアノのふたを閉めて、両手の形が印刷してある紙をにこちゃんの目の前に置いた。その手の形の上に自分の手を置いてごらん、と指示した。そして、右手は親指から順に1,2,3、4,5、左手も親指から1、2、3,4,5と番号がついていることを教えた。その後、両手を後ろに隠して、先生が、「1番」と言ったら、一番の指、つまり親指を差し出す、というゲームをしよう、と提案した。でも、先生が、「5番」と言うと、にこちゃんは小指ではなく、パーの形、つまり5本の指を全部見せた。「2番」というと、指を2本見せる。完全に先生の指示を誤って解釈していた。先生も一緒にやって、ようやく理解した。おうちに帰って、練習してきてね、と言われた。次に、ピアノのふたを開け、黒鍵を弾く練習。黒鍵には、2つのところと3つのところがある。まず、二つのところを一緒に弾く練習。一番左から真ん中までは左手の2番と3番の指で弾き、真ん中から右は、右手の2番と3番の指で弾いてみて、と指示した。にこちゃんは、左端から右端まで全部右手で弾いた。先生はもう一度説明して、お手本を見せた。それでも、やはり、右手ではじめたら最後まで右手、左手ではじめたら最後まで左手で弾いていた。3本の黒鍵は、2番、3番、4番の指を使って、やはり真ん中で左から右手に弾きかえるという練習をした。しかし、これも、真ん中で切り替えるのができなかったのと、親指を除く4本の指で黒鍵3本を押さえるように弾いていた。3本の指だけで3本の黒鍵を同時に弾くというのはにこちゃんには難しそうだった。この練習もおうちでの宿題となった。このほか、先生は、にこちゃんに、手のひらを上に向け、手のひらにお水を入れるような形にして、と指示した。ちょっと丸まったような手の形で手の甲を上に向けさせ、その手の形でピアノを弾くんだよ、と教えた。先生にお願いして、30分ではなく、15分にしてもらったので、今日のレッスンはそこまでだった。教室を出てから、「トイレに行く?」と聞いたら、「ない」と言われた。あんなに授業中貧乏ゆすりをしていたのは単に落ち着きがないだけだったのかな? かなりトイレに行きたそうに見えたのだけど・・・家に帰って、夫にこの話をしたら、「15分なんて短い時間、レッスンを受ける意味があるのか? 15分では何も習えないだろ?」と言った。でも、にこちゃんには、今日のレッスンぐらいで十分な気がした。とりあえず、2ヶ月様子を見て。その後を判断しようと思った。恵子は、小学校1年生の後半からバイオリンを習い始めた。バイオリンを習いたい!と本人が希望したので、教室を探したのが小学校入学前。でも、教室に空きがなく、半年待つことになった。恵子の場合、最初は6人のグループレッスン。賢浩は3年生からトランペットの個人レッスンを受け始めた。恵子が習っていた音楽学校の先生の同僚から電話があり、なんとなくはじめることになった。にこちゃんの場合とちょっと似ているかもしれない。でも、これも何かの縁かもしれないので、とりあえず、長く続けばいいなーと思っている。とりあえず、今日は家に帰ってきてからも、「宿題しないとね。」と言ったら、すすんで、黒鍵を弾く練習をしてくれた。指を丸めて引くとか、3本の指で弾くとか、真ん中まで来たら左手と右手を交代するなど、先生に注意されていたことを一つずつ確かめながら弾いていた。1,2回練習して終わってしまったが、それでも、ピアノは楽しいし難しくない、と思ってくれているようで、15分でも専門家に習う価値は十分あると思った。
2013年01月12日
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昨日、にこちゃんをErgotherapie(作業療法)に連れて行った。前回は、にこちゃんの筋力や体の動きをみるようなテストだったが、今回は、イスに座って「Wahrnehmung」(知覚)テストを受けた。たとえば、灰色の幅1cmぐらいの線がかいてあって、その真ん中に鉛筆で線を書くという問題があった。一旦書き始めたら書き終わるまで鉛筆を紙から持ち上げてはいけない。しかし、線を書く問題は、幅がだんだん狭くなっていって、最後は点線をなぞるとか、けっこう曲がりくねった線になり、にこちゃんは、何度も鉛筆を一旦紙から離し、書き直していた。にこちゃんは、先生の説明がわかっているのかわかっていないのか、先生にも私にも判断が難しかった。たぶん、先生の言っている意味は、半分もわかっていなかったと思う。でも、絵を見れば、だいたい何を要求されているのかわかるようになっているので、問題なくできた。左と同じ絵を右から選ぶ、というような問題も多かったのだが、にこちゃんの場合、選択肢が5つあったとしても、5つとも見比べる問いことをしない。たぶん、左の絵と比べるときに、左から見ていき、同じようなものがあると、それを選んでしまう。最後まで見ないので、「うーん、これはちょっと違うかも。。。でも、大体あっているから、これでいいかな?」というような感じで選んでいた。いろいろな問題があり、どんどん難しくなっていく。にこちゃんは、途中あくびをしていた。やる気がなさそうだったが、さすがに知らない大人が横にいるので、ふざけることはなく、ため息をつきながらも、最後まで問題に取り組んでいた。一番最後の問題は、大きい四角、小さい四角、大きい丸、小さい丸があり、大きい丸の中には二本線、小さい四角の中には×が書いてあった。 その下に、大小の丸や四角があり、大きい丸には二本線、小さい四角には×を書き込む、という問題だった。しかし、この問題は、絵を見ただけでは何を要求されているかにこちゃんには見当がつかなかったようだ。先生が2.3度問題文を読み上げ、説明したが、わからなかった。先生が、実際にやってみて、ようやく気づいた。最後のページに、大小の丸と四角が200個ぐらい書いてあった。その中から、大きい丸と小さい四角を探し出し、二本線や×を、1分間にどれだけ書き入れることが出来るか、という問題だった。にこちゃんは、最初、何をしていいのかわからなかったのか、まるっきりやる気がなかったのか、何も書き込まなかった。どうなるのかとハラハラしてみていたら、後半はエンジンがかかり、どんどん書き入れていた。しかし、上から順番に書き込むわけではなく、真ん中からはじめたり、ランダムだった。この結果は、あとで分析してレポートにして送ってくれるそうだ。私が見た限りでは、幼稚園の年長さんってこんなもんかな、と思った。たぶん、幼稚園をお受験するような子は、この手の問題がきっちり解けないとダメなんだろうなーと思った。今日は、賢浩は、数学のテストで、昨日の夜は、いつもどおり、一夜漬けに付き合った。関数グラフ用の電卓を使うので、忘れないようにしなさい、と念を押した。賢浩は、「わかっているよ。もう、ママは、僕が忘れ物をしても、学校に届けてくれないんでしょ。」と言った。それなのに、今朝、また賢浩から電話があった。学校の秘書室で電話を借りたそうだ。「ママ、また美術の道具を忘れてしまったんだけど、今から届けてくれる?」私は、「馬鹿!」と一言言って電話を切った。道具がなかったら、2時間することなく無駄に過ごすことになるので、仕方なく、届けた。昨日は、数学のテストで頭が一杯で、ほかの事を準備するのがすっかり抜けていたようだ。学校に行ったら、「あっ、ママ・・・」と私の姿を見つけてすぐに飛んできた。家に帰ってきてから、「ママが持ってきてくれると思っていたの?」と聞いたら、「うん」と返事した。思いっきり恩に着せてやろうと思っている。
2013年01月10日
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今日から新学期。昨日の午後、恵子を駅まで送ってきた。駅にはいつもよりたくさん(といっても20人ぐらい)人がいた。半分は乗客、半分は見送り。どの人もスーツケースを持っていた。帰省先から、学校や仕事に戻る人たちという感じだった。私の地元の駅は無人駅。ホームにひとつ自動販売機があるだけ。昨日は、その自動販売機の前に5人ぐらいの行列が出来ていて、10分前に駅に着いてはいたが、電車到着前までに切符が買えるかどうか心配になった。うちの近辺(半径20km以内)には4人同じ学校に通う生徒がいて、電車のときは、打ち合わせて一緒に乗っている。BW州チケットというのがあって、BW州内なら特急、急行以外乗り放題。一人だと22ユーロ、一人増えるごとに4ユーロ加算され、最高5人まで一緒に使うことが出来る。4人で一緒に乗れば、一人当たり8.5ユーロとお得。今回は、二人は出先からそのまま学校に行くとのことで、恵子ともう一人の男の子だけだったが、それでも、一人で行くよりずっと安上がりになる。学校は駅から少し離れているので、駅からタクシーになってしまうのだが、やっぱり一緒に行く子がいてくれてありがたい。昨日は、カソリック教会の「Sternsinger」チャリティーの最終日。結局、賢浩と長男君は同じグループのままだった。だいたい友達同士で3人のグループを組んでいるので、他のグループに行くのをみんな嫌がる。仕方ない。夫が監視するため、一緒に付き添った。この「Strensinger」だが、各戸を訪問するので、居留守を使う人もいれば、「うちは、カソリックではないから」と断る人もいる。しかし、ものすごく心待ちにしている人もいる。昨日は、夫たちが歩いていたら、「今年はうちにまだ来てくれていないわよ。」と声をかけられたらしい。たぶん、その人が留守中に訪問したのだろう。夫たちの担当区域ではなかったが、住所を教えてもらって、帰りに寄ったら、すごく喜ばれたそうだ。また、アパートを訪れたとき、その家の人は留守だったが、お隣さんが、「この家の人に頼まれました。」といって、寄付金とお菓子のはいった袋を渡してくれたそうだ。袋には、「Sternsinger ご苦労さま」とメッセージが書かれていた。また、ある家では、「あと30分後に孫が来る。孫はStrensingerを楽しみにしているから、30分後に出直してきてもらえないか?」と言われたり、「待ってたのよ。」と家の中に迎え入れてくれたり、「子供たちにお菓子を何も用意していなかったの。本当にごめんなさい。」と恐縮されたり、反応はいろいろ。「寒いからドアを開けたくない」と言って、窓の下にたたされ、外で歌わされたこともあったそうだ。前日、賢浩は夫から散々怒られたし、たぶん、長男君もお父さんにしぼられたのだと思う。昨日は、二人とも、通常モードで仲良くしていたけど、羽目をはずすことはなかったそうだ。本当に人手が足りないらしく、やってくれるなら、誰でも歓迎、ということらしい。賢浩は今まで3回やった。長男君は、今年で5回目。5回すると、表彰され、5ユーロ分の商品券がもらえるそうだ。賢浩は、少なくともあと2回はしたい、と張り切っていた。昨日は、「東方三賢者の日」で、チャリティーが終わった後、教会でミサがあり、その後、集会所で打ち上げパーティーがあった。夫は、付き添いが終わって、そのまま帰って来たが、賢浩は、打ち上げまで参加した。「僕、ソーセージを10本も食べちゃった。おなか一杯。。。」といって8時ごろうちに帰って来た。今日から新学期で、賢浩は7時ごろ友達が呼びにきてくれて、出かけていった。にこちゃんは、昨日、10時半ごろまで寝ることが出来ずにいた。遅寝遅起きという休み中の習慣が抜けていない。賢浩は、今週は、ドイツ語と数学のテストがある。休み中、ほとんど勉強はできなかった。それでも、少し、数学を見てあげた。今回の範囲は、確率とグラフ電卓の使い方。グラフ電卓の使い方は私にはわからないので、恵子が教えてあげていた。昨日、賢浩のクラスメートから電話があり、賢浩に、数学の宿題はどこだったか? 電卓でグラフを書くのはどうしたらいいか? ということを聞いていた。賢浩は偉そうに教えていた。確率の計算のし方も説明していた。横で聞いていて、「自分だって、数時間前までは、知らなかったのに・・・」とおかしくなった。
2013年01月07日
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1月6日は 東方三賢者の日で私が住んでいる州は祝日になっている。ドイツでも、北のほうはエバンゲリッシュのほうが多いので、今日は祝日でもないらしいが、南ドイツはカソリックが多く、祝日。そして、各町にあるカソリック教会が、「Sternsinger」というチャリティーを行っている。東方三賢者に扮した子供たちが各戸を訪問し、歌を歌い、寄付を募る。たいてい、寄付金だけでなく、子供たちにお菓子を上げたりもするので、賢浩は、近所の人に誘われ、お菓子目当てで参加している。もらってくるお菓子の量がすごくて、4日間参加すれば、段ボール箱一杯分ぐらいにはなる。恵子の場合は、もう大きいので、付き添いの大人をつけずに、子供たちだけで各戸を回る。しかし、通常は、子供3人に大人一名が付き添う。20グループぐらいあるので、大人も20人程度必要。それで、昨日は、夫も付き添いとして回った。夫は、賢浩のグループを担当。賢浩と近所の長男君とその友達。12歳、11歳、11歳、という内訳。長男君とその友達はともにカソリックで、普段から教会の仕事に深くかかわっている。各戸を訪問するのも3日目で、3人ともお互いを知っている間柄だし、付き添いは賢浩のパパ。3人とも緊張感がなく、最初からおふざけモードだったらしい。彼らの態度はものすごく悪く、ドアベルを一度ではなく、何度も鳴らしたり、ドアが開くまでお互い悪態を付き合ったり、あまりにもひどい態度でここに書くのははばかられるようなことをしたり、とんでもない状態だったらしい。その話を聞いたとき、そんなことをする子供がこの世にいるのが信じられないと思ったぐらいだ。賢浩に正したら、「長男君はその家に何回も来たことがあって、毎年、その家はドアを開けないし、寄付しないって言ってたから・・・」と言った。寄付なんだから、ドアを開けるのも寄付するのも相手の自由意志だということがわかっていない。本当に子供たちが来て歌ってくれることを心待ちにしている人もいるが、そうでない人も大勢いることを知るべきだ。昨日は、その日の決められた範囲を訪問し終え、教会に帰る途中、長男君がずっと賢浩にちょっかいをだしていたそうだ。賢浩も一緒にふざけていたが、そのうちふざけるのに飽きてきたのか、「やめてくれ」と長男君に言った。でも、全くやめず、どんどんエスカレートしていく。夫は前を歩いていて、後ろを見ていなかったそうだが、突然、長男君の泣き声が聞こえ、振り返ると、長男君が地面に倒れ、まわりにお菓子が散らばっていたそうだ。長男君のしつこいからかいに頭にきた賢浩が長男君を殴ったのだ。子供たちは、東方三賢者の格好をしており、星まで持っている。誰が見ても、「Sternsinger」の子供たちだとわかる。そういう格好で、道路でけんかをするって、信じられない。賢浩は、「あいつが悪いんだ。やめてくれと何度も言ったのにやめないから、殴るしかないだろう。」と反省の色もない。もちろん、夫は、賢浩をしかった。「お前だって最初は一緒にふざけていただろう。それにお前が一番年上なんだ。殴るのはよくない。」賢浩も泣き出し、二人の子供が東方三賢者の格好をしながら泣きながら歩いている。そんな光景を想像しただけで、情けなくなる。夫は、賢浩と長男君を同じグループにするのはやめてくれ、と頼み、賢浩を監視するため、今日も一緒に賢浩のグループの付き添いをすることになった。賢浩のおろかな行動により、周りの人に、「Strensinger」や「カソリック教会」に悪い印象を与える可能性もある。一生懸命に活動している人に申し訳ないと思わないのか?と賢浩に諭した。賢浩は、「そこまで考えたことがなかった」と言った。賢浩は、もうやりたくない、と言ったが、急に欠席者がでては困るので、今日も行くように伝えた。この「Strensinger」のチャリティーには、毎年、50人以上の子供が参加する。でも、それでも、足りないらしく、ここ数年は、町の全地域を訪れることはできなくなっているそうだ。賢浩は、2時ごろに出かけていって、8時ごろに帰って来る日もあった。衣装に着替え、メークアップをしたり、終わってからメークアップを落としたりするのにも時間がかかるし、途中、休憩もするけど、それでも、4時間以上歩きっぱなし、歌いっぱなし。かなりきつい仕事ではある。お菓子をもらえるからといって、みんながやりたがるわけではない。だから、うちのように全くカソリックに関係ない家にも声がかかるのだ。しかし、今回のことは、役に立っているというよりは、むしろ、教会に泥を塗る行為。来年は本人ももうやる気はないようだが、はじめから声がかからないかも知れない。昨日は、正月早々ショックだった。
2013年01月06日
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あけましておめでとうございます!12月31日は、ご近所さんに呼んでいただいた。19時ごろ来て下さい、と言われたが、そこの家の賢浩と1つ違いの長男君が午後2時ごろうちに遊びに来た。夕方からカウントダウンまでずっと一緒にいるのに、まだ遊ぶ必要があるのか?と思ったが、遊びたいらしい。12時から花火をする予定でいたのだが、待ちきれなく、5時ぐらいから、ちょっとだけ花火を始めてもいいか?と聞かれ、火のいらない爆竹のようなもので遊び始めた。19時になり、近所のうちに行った。この家のパパさんは、スイスとの国境の町の出身で、クリスマスに実家に戻ったときにスイス側でラクレット用のチーズを買ってきて、大晦日に食べる、ということを習慣にしているそうだ。ラクレット用のチーズはスーパーでこの時期大量に売られているし、ラクレット機のようなものも良く見る。でも、私自身は一回も食べたことがなかった。我が家では恵子だけが友達の誕生日でラクレットを食べたことがあったけど、夫も賢浩も初体験。チーズを溶かしてジャガイモにかけて食べる、ということなのだが、普通のチーズではなくて、ラクレット用のものはそのまま食べるには適していないようだ。スイスチーズとフランスチーズがあるそうだ。ご近所さんのところも子供が3人。みんな男の子で、一番下の子はにこちゃんと同い年のヨハネス君。このヨハネス君は、驚異的に数字に強い。その話をしたのだが、ご両親も、「特別なことは何もしていない。本人がとにかく、数字に関してすごく興味を持っていて、1時間は何分か? 1分は何秒か? など常に質問してくる。」と言っていた。お兄ちゃんに向かって、「あと5分待ちなさい。」などというと、ヨハネス君はお兄ちゃんに、「たった300秒だから・・・」などというそうだ。まだ5歳なのに、足し算引き算だけではなく、掛け算割り算があっという間に計算できる。「来年、小学校にあがったら、きっと授業が退屈ですね。」と聞いたら、「算数だけはそうなると思います。でも、できるのは算数だけですから・・」と言っていた。小学校1年生なんて、後半で一桁の足し算を習うレベル。ヨハネス君のように飛びぬけて出来る子は、いったいどうするんだろうと他人事ながら気になる。9時ごろ、賢浩と長男君が、私たちの家で遊びたい、と言い出した。二人だけで家に戻すのはどうかと思ったけど、テレビを見なければいい、と他の大人も合意したので私もOkした。ヨハネス君の家は、本当にテレビに関しては厳格で、ヨハネス君には基本的には見せない。現在小学校2年生の次男君は、一ヶ月に30分だけ許可を与えているそうだ。ご両親は、「大きくなると、友達がテレビ番組の話をすることも多くなり、話題についていけないのはかわいそうだとは思っているが、方針を変えようとは思わない。」とかなり強い意志を持っている。食事が終わって、子供たちが遊び始めても、恵子は一緒に遊ぶ年齢ではないから、大人の会話に入ることになる。ヨハネス君のパパは、ギムナジウムでラテン語の先生をしているので、恵子がラテン語の全国コンクールに応募する話をした。ヨハネス君パパももちろんこのコンクールのことは知っていて、「どんなテーマを選んだの?」と恵子に質問した。セネカとかソフォクレスとか、そんな言葉が恵子からでてきて、私はまったく話についていけなかった。賢浩と長男君のことも気になったので、私たちは10時ごろいったん家に戻った。12時に今度はうちに来てもらい、一緒に花火をしましょう、ということにした。にこちゃんは、昼寝をしていなかったので、眠くなってしまい、12時まで寝かせることにした。12時近くになると、いろいろなところから花火をあがった。ものすごい数で、爆音もすごかった。にこちゃんもヨハネス君も、音におびえてしまい、外にいるのはいやだ、と言った。ヨハネス君は、ママと家に帰ってしまった。恵子がにこちゃんを3階に連れて行き、窓から見ていた。賢浩と長男君、次男君は、喜んで次々と花火に火をつける。夫とヨハネス君パパはゼクト(スパークリングワイン)を飲みながらおしゃべり。私は花火の後片付け。毎年思うが、本当にすごい数の花火が打ち上げられる。こんな小さな町でもこんなにすごい光景なのだから、大都市ではさぞかしすごいのだろうなーと思う。元日の朝は、昨日の花火のゴミを拾い集める仕事から始まった。ロケット花火は、とんでもないところに飛んでいたったりしていた。しかし、すべてを回収することはできなかった。残りはいったいどこに飛んでいってしまったのだろうか?特にお正月らしさを感じることもなく、年が明けたという実感はない。日本にいると、いやでもお正月ムードがもりあがるし、厳粛な気持ちになるけど、そういう切り替えがここでは出来ない。元日も、普段と何も代わり映えのしない一日だった。特に今年一年の目標を立てようという気にもならないし、子供たちもそうだと思う。こうやって、なんとなく年が過ぎていってしまうのは、残念なことのようにも思う。今日は1月2日。子供たちの冬休みは6日までだが、2日、3日、5日、6日の4日間、賢浩は「Sternsinger」として、東方の3賢者の衣装をきて、各戸を訪問し、歌を歌い、寄付を集める教会の仕事の手伝いをする。恵子も2日間手伝うし、夫も1日だけだが、子供たちに付き添って各戸を訪問する。我が家はカソリックでもなんでもないのに、ヨハネス君一家が厳格なカソリック教徒で、パパママとも教会の仕事も一杯していて、その関係で、いつも声がかかる。私は、はっきり言えば、この行事は好きではない。なんでこんなにかかわらなくてはいけないのか?といつも疑問に思うが、声をかけてもらって断る勇気はない。最初はものめずらしかったけど、毎年あると、子供たちも何軒もまわって同じ歌を歌うからめんどくさそうになってくるし、聞くほうも、めんどくさそうに歌っているのを玄関に立って聞かなくてはいけないし、歌ってもらってありがとうと言って寄付をして、子供たちにおかしもあげる、というのが、なんとなく、わずらわしい。子供たちがこの企画に参加するのは、各戸でもらえるお菓子が目当てだし、こんなにたくさんの人を動員してやるこの企画の意味がよくわからない。
2013年01月02日
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