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みなさん、こんにちは。じめじめ梅雨空、めぐみの空ですね。元気におすごしでしょうか?私はあいかわらず治療院とコスメの会社を行ったり来たり。おうちでは原稿を書く毎日です。先週は、雑誌「美ST」の撮影でした。首こりからくるうつやパニック障害について特集されるそうで、かつて頸椎の歪みからパニック障害となった経験と自分でも出来る解消&予防法をお伝えしました。7月15日発売です、よかったら読んでみて下さい。そうそう、私の「やってはいけない老ける習慣」が、このたび4度目の重版になりました!じわじわと売れ続けているそうです。本が売れない時代に4刷りとは!読んで頂けてうれしい限りです\(^o^)/さて、話は変わりますが、みなさま毎日の炭水化物はどうされていますか?私は蕎麦やパスタなどを食べる時もありますが、基本的にパンがあまり好きじゃなくて、それ以外はほとんどご飯です。お米は九州産の無肥料、無農薬、無除草剤の自然栽培のお米を玄米で宅配しています。前回のブログでお伝えした、ここ数年ミツバチの大量死が問題になり、養蜂家からの要望で農林水産省が10か月調査した件ですが、稲に使われる農薬が原因である可能性が非常に高いことが判明し、再来年まで更に調査して、どの農薬が影響が大きいのか特定すると発表されたわけです。グリーンピースによるとやっぱりネオニコチノイド系農薬である「クロチアニジン」が検出されているそうですね。クロチアニジンは、お米栽培におけるカメムシの除去や猫や犬のノミ取り、シロアリ駆除剤として一般家庭でも広く使われています。ネオニコは今や、世界の市場シェアの約40%を占めるまで広がっていますが、使われ始めた頃からミツバチの大量死が世界中で見られるようになりました。昆虫は、植物の受粉の80%に関わっています。ミツバチはその80%に関わりますので、ミツバチが死んでいくということは、私たちの食べるものも、やがてなくなるということです。ネオニコチノイドは神経毒で、嗅覚や記憶の障害、産卵力低下、採餌能力低下、摂食量の低下、飛行困難および病気の罹患率の上昇などの害をもたらします。ミツバチなどの昆虫だけでなく、鳥類、爬虫類、魚類、両生類、微生物にも影響を与えていることが判明していて、脊椎動物は比較的影響を受けにくいですが、昆虫と人間の脳では神経細胞や神経伝達物質などは基本的には同じなので、ミツバチほどではないにせよ、人間の脳にも影響があるという説もあります。ネオニコチノイド系農薬は残留性があり、土壌や地下水などにも大規模な汚染を引き起こします。カメムシの除去のために、お米の栽培でも田んぼで使われています。でも、カメムシが発生してもお米は出来るんですよ。カメムシが稲穂の汁をちょっと頂いちゃうと、その米が茶褐色になるんです。ちょっと黒いお米がたまーに混じりますが、味的にもなんら問題ありません。通常、そこまで大量に発生する虫でもありません。仲よく共存して行けばいいんです。ただ、これをJAにまわすと、お米の等級が落ちて買取価格が下がるのです。黒いお米が0.1%までなら一等米なのですが、0.2%になるだけで2等米に下がり0.3%以上になったら三等米にされてしまいます。お米の評価が一級下がると60kgで約千円も価格が下がります。これは農家さんにとって、ものすごい経済的損失なので、カメムシを除去するのに農薬を使うのです。でも等級なんかお米に書いてないでしょ?買い取り価格は下がりますが、私たちが安く買えるわけではありません。おかしな話なのです。まず、こんな無意味な基準をやめるべきだと思いますが、私は無農薬で頑張っている農家さんのお米を買うことで、応援したいなーと思っています。ちなみに、自然栽培米は窒素が過剰でないので、虫の過剰発生の被害は逆に少ないようです。更に色選機にきちんとかけられているお米の場合、黒くなっているお米が混じることもあまりありません。なにより自然栽培米はおいしいです!でも自然栽培米を、玄米で食べているかと言うと、そういうわけではありません。家庭用のコンパクトな精米機で、ご飯を炊くたびごとに2合とか3合とか少量ずつを7分付きに精米しています。しかしいろんな方とお話していると、精米機を使っている方がまだ少ないんだなーと実感します。白米や分付き米を買っているという方が結構いらっしゃるんです。少量ずつ精米したてを買われるならいいんですけど、たいていはすぐに食べ切れず1か月以上経っていることも少なくないのではないでしょうか?精米したお米は白米でも分付きでも、夏場は2週間もしたら酸化が進み、冬場でも1か月くらいで酸化が進んでしまいます。酸化したお米はおいしくないですし、なにより酸化したものを体に入れるのは、アンチエイジング的に良くないです。最近の家庭用精米器は炊飯器よりも小さく、音もそこまでうるさくなく、熱もあまり発生せず、お米が欠けたりもせず、すごく優秀です。3分付き、5分付き、7分付き、無洗米仕様、白米磨き仕様などいろいろなモードがあります。なおかつ値段も、旧機種なら1万円を切りますし、新機種でも探せば1万円台であります。炊飯器が各家庭に1台あるように、ぜひ精米機も1台、ペアで使ってほしいなーと願っています。そこで今日は、私の精米生活を、写真で少し実況します。↑自然栽培米の玄米を2合測って、精米機にささっと入れます。↑ふたを閉めて、量を2合とボタンを押し、7分付きにメモリを合わせスタート。↑ほんの3分ほどで精米完了。↑お米部分のカゴをさっと外すと、下には新鮮なヌカが出来てます!↑このヌカで、おいしいぬか漬けが出来るのも、精米機がある大きな利点。新鮮な無農薬のヌカがいつも手に入るので、ぬか漬けのヌカもいつも新鮮な循環があります。↑7分付きのお米に雑穀を混ぜて洗い・・・・↑タイムレスビューティー(還元水素液)を垂らして、更にアンチエイジング米にします。玄米で保存しておくとかなり酸化しにくいので、元々おいしい自然栽培米ですが、毎回精米しているため、いつでも新米みたいな極上の味です!!私が使っているタイガーの精米機の1つ新しいバージョン↓↓うちのスタッフ2名が使っている精米御膳。安い割に結構優秀だそうです。音もミキサーくらい。↓精米御膳の最新バージョン。更に音が小さくなり、精米の速度も上がりました。玄米で食べないんですか?という質問もたまに頂きます。健康食やアンチエイジング食をやってらっしゃる方には、玄米食ファンの方が多いですし、私もたまに外食で食べることもありますし、玄米を否定するつもりは全然ありません。ただ、ご存知の方も多いと思いますが、玄米は炊飯の仕方と食べ方を気を付けないと、体にとって非常に負担にもなりえます。まず、玄米は非常に消化が悪いです。硬い外皮が付いていますから、本当によく噛まないと胃にかなり負担をかけます。ところが施術していても思いますが、現代人はアゴがすごく弱っています。顎関節症、プチ顎関節症気味の方も大変多いです。卑弥呼の時代とは骨格が違いすぎて、あれではたいていの方は玄米をちゃんと噛めているとは思えません。なおかつ現代人は忙しい方が多いです。1口50回とか噛める余裕のある方が、そうそういるとは思えません。せいぜい20回ですが、それだけでは胃腸が丈夫でない方の場合は、胃もたれや便秘になる方も出て来るようです。よく噛んでない状態で玄米が胃に行くと、消化酵素を無駄に使ってしまいますし、いくら玄米が白米より栄養があるといっても、外皮から中の栄養を取りだせないでいたら、白米よりも栄養が吸収できないことになってしまいます。もう1つが、「アブシジン酸」の問題です。すみません、たくさん書きすぎたため、後編に続きます!!
2014年06月30日
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みなさん、こんにちは。紫外線の強い、ムシムシする毎日ですね。しばらく梅雨空が続くのかなぁ。。。。明日は46回目の誕生日です。いやー、このブログ始めた頃は1歳だったうちの息子も今年10歳なんですから時の流れを感じます。ナチュラルなアンチエイジングを目指し、今も日々精進中です。これからが本格派エイジングな年齢にさしかかりますので、気合入れていかないと!ところで、衝撃のNHKニュースです。各地で起きているミツバチの大量死の原因が、ネオニコチノイド農薬じゃないかと世界中で言われ続けてきましたが、ついに日本の農林水産省でも10か月調査して、稲の農薬が原因である可能性が高いことが判明!再来年まで調査を続けて、どの農薬が原因か更に調べるそうです。ついにというか、遅すぎますけど、いよいよ真実が明らかになる時がきましたね。再来年まで待つまでもなく、一刻も早くネオニコ農薬を禁止して欲しいです。さて、長らく開発を続けてきたトーンアップ抗酸化コスメ。いよいよ世に出せる日が近づいてきました!イメージ写真はこんな感じ。社内のデザイナーと二人で、どうしたらこのコスメの魅力を一目で表現出来るか、考えて考えてこうなりました。なかなか美しいでしょ?(*^。^*)アスタキサンチン、8つの天然ビタミンE、ニュージーランド松樹皮エキス、マキベリー、ホワイトローズマリーなどなど抗酸化力の高い成分をたっぷり入れたシリーズです。私は、不自然に肌を漂白することには抵抗があります。メラニンは紫外線の害を真皮まで浸透させないための、最後の砦。真皮に紫外線が差し込むのを、出来るだけ表皮の基底層で堰き止めるために、メラニン色素を出してくれているわけです。過剰なメラニンの生成を抑制するのは良いですが、メラニンの息の根を止めるようなやり方は逆効果と考えます。もちろん、じゃあどんどん日焼けしましょう!というわけではありません。代謝がよければ、日焼けしてもすぐに白く戻りますが、部分的な代謝異常があると、そこだけがシミとなって残ることがあります。この場合でも漂白ではなく代謝を正常にする抗酸化成分でのケアが望ましいです。それに過剰に日焼けしてしまうと、メラニンの防御力を越えてしまいますから、やはり顔は出来るだけ遮光しておいたほうが良いと思っています。また、日焼けはそんなにしていなくても、日常紫外線で少しずつ光老化していっていることも、長い目で見ると肌老化を促進してしまいます。真皮に紫外線が差し込むと、繊維芽細胞が作り出すコラーゲンやエラスチンを分断したり、DNAを傷つけたりして、消えないシワやたるみを作ります。表皮はわずか0.1mm~0.3mmで、真皮は1mm~3mmです。皮膚の本体は真皮です。土台である真皮が崩れると、表面の表皮にどれだけきれいにお化粧してもダメです。真皮の70%はコラーゲンで出来ていて、肌のハリや弾力を作り出しています。ところが、紫外線が肌にあたった時に生じる一重項酸素という活性酸素が真皮のコラーゲン繊維を破壊したり、コラーゲンの量を減らしてしまうことが分かっています。コラーゲン繊維は架橋と呼ばれる橋で結びついているのですが、一重項酸素によってこの架橋が変性してしまいます。架橋が変性すると、お肌は硬くなり、深いシワの原因になります。また、コラーゲンの架橋が変性した肌は水分を保持する力も衰え、ハリを失います。これが光老化です。一重項酸素は紫外線があたった時に発生する活性酸素なので、こういう話をすると、やはりUVカットだ!ということになりがちです。だから5月から8月くらいまでは、多くの女性が多少なりとも日焼け止めやUVカットファンデを使ったり、日傘をさしたり、帽子をかぶったりといったケアをされると思います。しかし、紫外線は春夏だけでなく一年中降り注いでいるし、真皮まで届くUV-Aにいたっては曇りの日でも、窓ガラスも通り抜けてきます。ぼんやり家でくつろいでいる時も、窓から燦々と降り注いでいるわけです。UV-Aは4月~9月がピークですが、それ以外の月も実はピーク時の半分の量以上が降り注いでいます。UV-Bは4月~8月がピークですが、量が少ないだけで10月から3月も降り注いでいます。冬は肌が乾燥しがちなので、乾燥した肌はバリアが弱まり、夏よりも紫外線の影響を受けやすくなります。しかも油断している人が多いので、長時間外にノンケアでいても気にしていない方が圧倒的に多いです。秋冬でも紫外線にあたる時間が長ければ、春夏に受けるダメージに近づいてきます。だからといって日焼け止めを1年中、しかも家の中でも塗るとなると、今度は肌にものすごく負担をかけます。酸化チタン、酸化亜鉛の入った日焼け止めは、色のついていないクリームファンデーションと同じです。あれに酸化鉄を入れたら、ファンデーションですから。こればかりに頼るというのは、化粧をずっと落とさないですごしているようなものです。これが嫌なもんだから、植物のポリフェノールの力だけでUVカットすると言うサンスクリーンも作りました。あれなら24時間塗ってても問題ありません。さらに私は、1年中「抗酸化」ということも考えたいなと思います。紫外線が肌にあたって生じる一重項酸素がシワやたるみ、シミを招くのですから、この活性酸素を出来る限り無害化してあげることが鍵です。この一重項酸素の消去する力が一番強い抗酸化物質が、カロテノイド色素です。一重項酸素に電子を与え、無害な三重項酸素にしてしまうのです。カロテノイド色素は、植物が作り出すオレンジや赤色や黄色の色素。ニンジンのcarrotからとった名称だそうで、もちろんニンジンのオレンジ色もカロテノイド色素です。植物の花弁、種子、果実、花粉、根、葉などで見られる赤、黄、オレンジ色の大部分の色に、カロテノイドが含まれています。カロテノイド色素には、αーカロテン、βーカロテン、γーカロテン、リコピン、ルテイン、ゼアキサンチン、カプサンチン、フコキサンチン、クリプトキサンチン、アスタキサンチンなどいろいろな種類があります。カロテノイド色素は自然界に600種類、私たちが食べるものの中にも50種類くらいあります。例えば、にんじん、かぼちゃ、トマト、スイカ、ほうれん草、モロヘイヤ、ブロッコリー、とうもろこし、オレンジ、唐辛子、海藻などに多く含まれています。一件緑色に見えるものの中にも、葉緑素にひそんで存在しています。ほうれん草なんかすごくルテイン(目に良い)が多いです。今の季節は、こうしたカロテノイド色素の多いものを食べておくと、体の中から一重項酸素を中和することが出来ます!トマトジュースなんか良いですね。カロテノイドの中で、一重項酸素の消去能力はアスタキサンチン、リコピン、カンタキサンチン、αーカロテン、βカロテンが高いようです。特に脂質の中で働く力はアスタキサンチンが最強と言われています。論文 カロテノイドによるフリーラジカルの消去アスタキサンチンは1980年代にβカロテンやビタミンEの千倍近くの力があることが判明しています。↑こちらはアスタキサンチンを口から摂取した場合の肌への効果を原料メーカーさんで調べた実験データです。4mgを6週間続けて飲んだ群は、肌の水分量も弾力もアップしています。↑こちらは皮膚に塗った場合です。アスタキサンチンを一日2回18週間連続して塗って、UVBを週5回照射したところ、シワの形成がかなり抑えられているというグラフが左です。右は皮膚の弾力の変化で数字が上がるほど弾力がある状態。紫外線を照射してもアスタキサンチンを皮膚に塗っていた群は、弾力がかなり維持されているのが分かります。食べることで効果があるのはもちろん、肌に塗っても最前線で働いて、一重項酸素を無害化しているのではないかと思われます。アスタキサンチンの原料にも、いろいろなグレードがあり、よけいなキャリーオーバー成分が含まれてるものがほとんどなのですが、超臨界抽出法でなおかつキャリーオーバーもない、高濃度で質の高いものがありました。元々、これをアスタクリルオイルと言うサプリメントの原料にも使用していたのですが、コスメ用としても同じグレードのものがあったので、今回それを使いました。ニュージーランドの松樹皮エキス(エンゾジノール)は、その80%がプロアントシアニジンというポリフェノールです。このグラフは、原料メーカーさんでの実験データです。細胞死や細胞の成長低下を引き起こす活性酸素の過酸化水素に曝露したヒト皮膚線維芽細胞を保護する力についてエンゾジノールとビタミンCを比較する実験を行いました。過酸化水素 処理済細胞(100%とする)をエンゾジノール添加培養したところ、最高で132%の成長が認められましたが、ビタミンC添加では80%ですので、細胞を保護することが出来なかったということが分かります。プロアントシアニジンは、過酸化水素だけでなく、全種類の活性酸素を中和する能力があります。このプロアントシアニジンには以前から注目していて、これが果物の中で一番多く含まれるクランベリーのパウダーで、シミが出来やすい頬を色取るチークを以前作ったことがあります。今回は、プロアントシアニジンがすごく多い、ニュージーランド松樹皮エキスを美容液にたっぷり入れました。それからレッドパームバージンオイルから抽出した8種類の天然ビタミンE、特にαートコトリエノール、これは脂質の酸化を防ぎ、紫外線B波による損傷から皮膚を保護します。UV-Aから皮膚を保護する作用があるカルノシン酸が多いホワイトローズマリーも重要です。そしてクリームに入れる油もカロテノイドの多いアプリコットカーネルオイルにしました。他にもマキベリー、ビルベリー葉、ローズヒップ、セイヨウサンザシ、ローマンカモミール、緑茶のエキスなど。こういう抗酸化物質を常に肌にまとうことで、一重項酸素に対する防御力を強化したいなーと思っています。日焼け止めとかUVカットという概念とは少し違いますが、光老化の大元である活性酸素を中和出来れば、肌はかなり守られるはずです。皮脂や細胞間脂質の酸化も、肌をくすませる原因ですよね。油が酸化すると過酸化脂質となり、これは黒っぽい色をしているのでくすみの原因になりますし、ニキビやシミの原因にもなります。夕方になると顔がくすんで見えるのはこれのせいです。こういう皮脂ぐすみを予防してトーンアップできるのも、脂質で働く抗酸化物質を肌にまとう利点です。アスタキサンチンやプロアントシアニジン、カルノシン酸を肌にまとう!光老化よ、さらば!!!!
2014年06月23日
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みなさま、こんにちは。ムシムシする暑い毎日ですね。田植えの筋肉痛もそのままに、先週はあれから雑誌SPURの撮影へ行ってきました。編集部のみなさまの中でアムリターラを愛用下さる方が多く「美の伝道師たちの金言・銀言」の連載ページへの登場させて頂くことになりました。旅疲れで顔がまじでやばかったのですが、なんとか顔の筋肉を自力で上げ上げで頑張りました(笑)7月発売号だそうです。よかったら見てみて下さい!我が家の畑では、種が良い感じに乾燥してきたので、日曜日種取りをしました。のらぼう菜、小松菜、赤水菜、からし菜。大根とルッコラは、乾燥までまだもうちょっとです。種が大収穫だった、のらぼう菜と小松菜と大根、ルッコラは、またコスメブランドのほうで秋にでもプレゼント出来そうです。F1の種ではない、種取り出来る自家採種のオーガニックの種なので、みなさまでまた種取りして、どんどん命を繋いで行って下さると嬉しいです(^0^)/さて、前回中途半端に脳のことを書いたままになっていまして、すみません。もう、忘れてしまった方もいらっしゃると思うので、もう一度ざっと復習です。脳にはざっくり分けると、生命の中枢である「脳幹」と中心部にある「大脳辺縁系」という原始脳とその外側の「大脳新皮質」という大脳の90%を占める部位があります。「大脳新皮質」は、思考や知覚、言語、記憶、運動、合理的で分析的、理論的な思考など、高度な機能を持っています。高等な動物になるほど大脳新皮質が発達していますが、中でもおでこの下あたりにある「前頭連合野」という部分は、思考、判断、意欲、感情、理性を司り、五感から集まってきた情報を整理して、衝動を抑え、理性的に意志決定をして指令を出す、人間が人間らしくあるための中枢、司令塔です。人間はこの部位がすごく大きくて大脳新皮質の30%が前頭連合野です。ここが事故などで損傷してしまうと、何事にも興味が持てない無気力無感動になったり、性格がまるで変わってしまいます。さて、理性の前頭葉とは逆に、いわば本能的なものを司っているのが大脳新皮質の内側、中心部の「大脳辺縁系」です。大脳辺縁系はワニの脳とも呼ばれていて、好きとか嫌いとか、快、不快、恐怖、怒り、喜び、悲しみ、愛着など、他の動物でも持っている「原始的な情動」を司る箇所です。食欲や性欲といった生存本能が起こるのもここです。この中でも、「扁桃体」(アーモンドの種のような形なのでこの名がつきました)という部分が、好き!とか嫌い!とか恐怖!といった感情に関係する場所です。「側坐核」という部分は、報酬ややる気、快感に関係しています。これらの脳の部位はバラバラに動いているわけではなく、連動して協力しながら働いています。連動させるための情報を、脳のさまざな場所に伝えているのが、「神経伝達物質」です。脳の神経細胞は千数百億個もありますが、その神経細胞同士は繋がっていません。そのため、さまざまな神経伝達物質によって必要な情報を伝えています。なぜ、そんな面倒くさいことをしているのでしょうか?最初から神経細胞同士が繋がっていたら、全情報が全脳に行きわたるから便利そうに思いますよね?しかし、脳は前述したように役割が個々で違います。どんな情報もすべて伝えてしまうと、情報過多になって脳がパンクしてしまうのです。だから必要なところにだけ必要な情報を伝達し、神経伝達物質の中にも興奮性のものもあれば、抑制性のものもあるので、バランスを取りながら分泌されています。その種類は100種類くらいあると言われますが、働きがあきらかになっているものはまだ少ないです。主な神経伝達物質●アミノ酸グルタミン酸・・・興奮性の伝達物質ギャバ・・・抑制性の伝達物質グリシン・・・抑制性の伝達物質●モノアミンアセチルコリン・・・興奮性、記憶に関連ドーパミン・・・興奮性の伝達物質 快感、やる気に関連ノルアドレナリン・・・興奮性の伝達物質 怒り、やる気に関連アドレナリン・・・興奮性の伝達物質 恐怖、やる気に関連セロトニン・・・精神を安定させる調整役メラトニン・・・睡眠などの生体リズムに関連●神経ペプチドエンドルフィン・・・痛みを和らげる 幸福感に関連エンケフェリン・・・痛みを和らげる 幸福感に関連心は、神経伝達物質の量やバランスに大変影響を受けています。興奮性の伝達物質が多すぎるとイライラして神経過敏になりますが、またこれが少なすぎてもやる気を失い、うつになることもあります。どの伝達物質が良いとかいう話じゃなくて、これらがバランスよく分泌されることで、さまざまな感情が生み出され、心の平安や、やる気や生きる喜びや、悩みや、愛や悲しみや、いろいろな人間らしい感情が生み出されるのです。この神経伝達物質のバランスが崩れないことが、心にとっても美容にとっても、人生にとっても、欠かせないことだと私は思っています。神経伝達物質は、大脳辺縁系にあるアーモンドの種の形の小さな小さな「扁桃体」の働きで分泌されます。扁桃体の指令で、神経伝達物質を脳内の各場所に放出しているのが、命の脳である脳幹にある「神経核」という神経細胞の集まりです。神経核は脳幹に列をなして並んでいて、A、B、Cと3つの系列があり、さらにそれぞれにA1とかB5とか数字がついていて、左右対称に計40個の神経核が並んでいて、箇所によって、ドーパミン担当とか、アドレナリン担当とか、いろいろな役割で分かれています。この中でドーパミンの放出を担当しているのが、A8~A16ですが、A9神経系とA10神経系は特に大きくて重要です。ドーパミンは快楽物質で、簡単に言ってしまうと人間の「ウキウキ、わくわく」を司っています。楽しいことをしている時、何かを達成した時、誉められた時に嬉しいのはドーパミンが出ているからです。何かをしようという意欲や、やる気が出るのも、ドーパミンが出ているからです。ドーパミン担当の神経系の中でも「A10神経系」は報酬系とも呼ばれています。報酬系とは、ドーパミンが出る快楽を脳が覚え、その行為によって快楽を感じることを学習し、またその感覚を得たいがために、その行為を再び実行したいという意欲が生まれるということです。この報酬系があるからこそ、環境に適応したり、高度な社会文明を築くことも出来ます。目標を達成することを積み重ねることで、更に大きな意欲が生まれます。ただ、この報酬系には1つ問題があります。A10神経が暴走しないようにA6神経がギャバを放出して抑制しますが、どうやら前頭連合野にドーパミンに対する抑制機能がないようなのです。A10神経系は、仕事や勉強など自分にプラスになることであれば、良い面が多いのですが、ギャンブルとか、薬物などによってドーパミンが出てしまうと、これに対しても再び同じ快楽を得ようとしてしまう場合があります。ここに「依存症」という問題が生まれます。例えばパチンコで大量に玉が出た時には、ドーパミンも大量に放出すると言われています。脳はこの快感を学習し、再び得たいと思ってしまうのです。覚せい剤というものも、このドーパミンと報酬系に関連します。覚せい剤の成分はドーパミンと構造が似ているので、ドーパミンの放出を促進し、ドーパミンの再取り込口を妨害して、脳内のドーパミン濃度が結果的に高くなります。コカインやアヘンなんかにも、興奮性の伝達物質の濃度を高める作用があります。そのためこうした薬物には特に依存性が高いのですが、繰り返すことにより誇大妄想、神経過敏、不眠、混乱、幻覚、不安、攻撃性、不整脈、血管損傷、気憶力の低下など恐ろしい結果を招くのはご存じのとおりです。私が何よりも怖いなと思うのは、人間が持つ「やる気」とか「意欲」とか「目標」とか、「ワクワクドキドキ」とか、「よりよく生きたい!」という生きる喜びを司るこのA10神経系に傷がついてボロボロになってしまい、完全に回復することが難しいと言う点です。タバコのニコチンに依存性があるのも、この報酬系に作用するからだと言われています。ニコチンによって増える伝達物質は、ドーパミン、βエンドルフィン、アセチルコリン、セロトニンなどです。これだけ聞いたら、ニコチンいいじゃん!って感じですが、実はそうではありません。人間はニコチンなんかなくても、目標を達成したら嬉しいし、頑張って褒められたらうれしいし、デートしてたら楽しいです。そんな時ドーパミンは、自動的にバンバン出てハッピーになるのです。ところが、ニコチン中毒になってしまうと、こういった楽しさや嬉しさが、ニコチンなしでは十分に得られにくくなってしまうのです。要するに、ニコチンがあるから余分にハッピーになるんじゃなくて、本来ニコチンなんかなくても感じられたはずの幸せが、ニコチンなしでは得られなくなると言うこと。おまけにお金もかかるし、発がん物質をたくさん吸い込むんですから、何も良いことがないわけです。実は脳の報酬系は、おいしいものを食べるということでも、作動してドーパミンが出ます。それを繰り返していくうちに、食べ物を想像したり匂いを嗅いだだけでドーパミンが出たりして、食生活を楽しんで生きることが出来ます。これだけであれば、全然問題ないのですが・・・・最近おそろしい実験データを知ってしまいました。砂糖や人工甘味料の甘さが、脳内報酬系やドーパミンなどの神経伝達物質に影響を与えて、依存症や中毒に導くことが分かったのです。しかもその中毒性は、コカインよりも強かったのです。http://www.plosone.org/article/info:doi/10.1371/journal.pone.0000698人工甘味料によるダイエット飲料は増えていますが、テキサス大学の大規模調査では、毎日ダイエットソーダを飲んだ人は飲まなかった人に比べて、メタボの合併症のリスクが36%、糖尿病のリスクが67%上がると発表されました。フランスでもダイエットソーダを飲んだ人の糖尿病のリスクが15%も高くなると言う研究が発表されています。人工甘味料は甘みが強すぎるので、甘みに対する味覚が鈍化していくため、その他の甘いものを食べ過ぎてしまうことや、カロリーゼロの人工甘味料でもインスリンが分泌するといった研究もありました。その上、報酬系に対してコカインより依存性があるとなると・・・・いやはや恐ろしいですね。私の好きな本に上野圭一さんのナチュラルハイという本があります。これは人間には薬物やアルコールや娯楽産業などに頼らなくても、元々快楽を得る力が備わってるよっていう愉快な本です。ランナーズハイとかだけでなく、呼吸ハイとか、満月ハイとか、音楽ハイとか、知的快感ハイとか、自然分娩ハイなんてのも(笑)もちろん日常からことさら離れなくても、私たちにはすでに、ナチュラルにワクワクドキドキ出来る、素敵な報酬系、A10神経が備わっています!!
2014年06月17日
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みなさま、こんにちは。ブログの更新が遅くなってごめんなさい。お察し頂いている方もいるかもですが、田植えをしていましたー\(^o^)/今回は、大分県の中津江村というすごい山間部の棚田で1反半ほど、手植えしてきました。↑かわりばえのしない鬼スタイルですみません(~_~;)相変わらず誰か分からない完全紫外線武装です。会社の中でまだ田植えしたことない人メインに8名で行ったんですが、地元の方々も手伝いに来て下さって、夜は公民館で親睦会もあり、大盛り上がり!中津江村といえば日韓ワールドカップの時のカメルーンチームの合宿地で、到着が大幅に遅れて午前三時半になったにも関わらず村人が寝ないで待っていたということで、その優しさと懐深さで日本全国で感動を巻き起こした村ですが、今回やっぱりそういう温かい人たちが多い村だってことを、心の底から実感しました。外からやってきた私たちに対しても、壁を作らず大歓迎して下さるんですよね。みなさん、本当に親切で優しいです。農薬や肥料も使わない私たちのやり方に関しても、理解と興味を示して下さって、これでうまく栽培できるなら、自分達もやろうかななんておっしゃいます。いきなり中津江村が大好きになってしまいました。山の上のほうにある田んぼなので水がかなりきれいで、ミネラルも豊富な土壌の為、採れるお米は本当に驚くほどおいしいらしいので、楽しみにしています。水がきれいな山間部だけあって、イモリだのカエルだの、もういっぱいいるんですよ。この田んぼで採れたお米は、また味噌の原料にしようかなーとも考えています。もっと山の上にオーガニックのハーブ園もあり、ここはまるで秘密の花園でした。持ち主の方に、ここでもアムリターラのハーブを育てていいと言っていただき、何を植えようかワクワクしています。イチゴが露地で自生してて、食べると甘くておいしいし、グミの木の実って初めて食べたんですが、見た目もプルプルしてて甘酸っぱくて最高。↑このキハダと言う木の幹はこのままお茶にすると、胃腸に良いそうで、きこりのお茶と呼ばれています。水出しも出来て、すぐに黄色くなります。濃く出すと結構苦いんですが、薄くすればおいしいです。昨日から飲んでいますが腸には最高に良い気がします。↑この中津江村の山の斜面に、ピンク色のグロスの原料になる、日本むらさき草をいくつか実験的に大介君が植えています。こんな風に枯れてしまっているものもあるんですが、枯れたと見せかけて新芽が出てきていますので、復活するのかもしれません。栽培の難しいむらさき草ですが、すでにいろいろ特性が分かってきているので、今後に期待です!中津江村から車で40分の熊本の菊池にも寄り、いろいろなお米農家さんの取材もしてきました。実は秋から発酵調味料や干し椎茸なんかに加えて、熊本の無農薬無肥料の自然栽培のお米を取り扱おうと思っているんです。しかも山間部の棚田とか、使用しているお水が山の湧水や井戸水など、きれいなお水で育てている田んぼだけのもので、なおかつ苗から消毒剤や化学肥料を使わない、本物の自然農の農家さんのものだけをやります。もう、すごく環境のいいところばかりだったので、すっかり感動してしまいました。↑ある農家さんの田んぼの水の源流の一ツ目水源です。菊池川の源流で、ここは夜になると蛍だらけになる、鏡のように澄んだ場所でした。水がきれいなことって、お米作りには本当に大事だと思います。嗚呼、いろいろ楽しみです\(^o^)/さて、今日は脳のことを少し書きたいと思います。私は過去にパニック障害で苦しんだ時に、自分の脳でいったい何が起きているかが知りたくて、いろいろと脳の構造と働きを勉強しました。その後、カイロプラクティックの学校で解剖学の授業があり、医科大学で医学生のみなさまの解剖実習途中に2日間参加させて頂き、脳というものがあまりにも美しくて感動したことが思い出されます。脳にはざっくり分けると、生命の中枢である「脳幹」と中心部にある「大脳辺縁系」という原始脳とその外側の「大脳新皮質」という大脳の90%を占める部位があります。「大脳新皮質」は、思考や知覚、言語、記憶、運動、合理的で分析的、理論的な思考など、高度な機能を持っています。高等な動物になるほど大脳新皮質が発達していますが、中でもおでこの下あたりにある「前頭連合野」という部分は、思考、判断、意欲、感情、理性を司り、五感から集まってきた情報を整理して、衝動を抑え、理性的に意志決定をして指令を出す、人間が人間らしくあるための中枢、司令塔です。人間はこの部位がすごく大きくて大脳新皮質の30%が前頭連合野ですが、チンパンジーは17%、犬は7%、猫は4%です。猫より犬の方がちょっとだけ理性的なんですね(^O^)ここが事故などで損傷してしまうと、何事にも興味が持てない無気力無感動になったり、性格がまるで変わってしまいます。さて、理性の前頭葉とは逆に、いわば本能的なものを司っているのが大脳新皮質の内側、中心部の「大脳辺縁系」です。大脳辺縁系はワニの脳とも呼ばれていて、好きとか嫌いとか、快、不快、恐怖、怒り、喜び、悲しみ、愛着など、他の動物でも持っている「原始的な情動」を司る箇所です。食欲や性欲といった生存本能が起こるのもここです。この中でも、「扁桃体」(アーモンドの種のような形なのでこの名がつきました)という部分が、好き!とか嫌い!とか恐怖!といった感情に関係する場所です。ここを切り取られた動物は恐怖心をなくして、天敵に対して無防備になります。大脳辺縁系の「側坐核」という部分は、報酬ややる気、快感に関係しています。ちなみ、一目惚れというのは、扁桃体の判断です。会ってすぐ「生理的にダメ~」とかいうのも扁桃体の判断です。最初苦手だったのに、だんだん好きになったとかいうのは、前頭連合野の理知的な判断です。逆に嫌いなのに、なぜか惹かれてしまうとかいうのは、扁桃体がOKで、前頭連合野がNGという状況なんでしょう。人間って面白いですね(^O^)すみません、またまたたくさん書きすぎてしまったため、後編に続きます!!!
2014年06月10日
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みなさん、こんにちは。↑来週、田植えに行きます!今年は大分県の中津江村でも田んぼをやることになり、今アムリターラ農園の大介君が、苗を育ててくれています。オーガニックでも、この苗の段階で化成肥料が入った土を使ってしまう方もいるんですが、そういうことなくちゃんとした自然な土を使い、田んぼの中で育苗中。嗚呼、春はやっぱり田植えに限りますね!!!\(^o^)/さて、前回書いたように、人間の持つ自然治癒力は本当にすごいです。毎日生きているだけでDNAにたくさん傷がついていますが、ほとんどが修復酵素で修復され、修復されなかったものは自ら死に、それでも生き残った異常細胞も白血球が処理してくれます。しかし自分の修復能力やアポトーシス能力や免疫力の許容範囲を超えてしまうくらいのDNA損傷が起きることは、アンチエイジング的にもやはり避けたいです。DNAの損傷を加速させるものは、過剰な活性酸素です。原因は、紫外線、放射線、タバコ、大気汚染、食品添加物、有害化学物質、残留農薬、薬、電磁波、放射線、過食、飽食だと言われています。この中ではっきりと遺伝子に傷をつけてしまう物質や物理的作用あるものを遺伝子毒性とか変異原性があると言います。放射線や紫外線以外では肥料が多く代謝の悪い野菜に多い硝酸態窒素とたんぱく質が体内で結びついて出来るニトロソアミンや炭水化物を高温で調理した時に出来るアクリルアミド、環境中に広まってる無機ヒ素や、ベンゼンやダイオキシンなどの環境汚染物質、住宅建材に使われるホルムアルデヒド、喫煙、シクロスポリンなどの抗生物質、メチル-CCNUなどの抗がん剤、カビ毒ではアフラトキシンなどもこれにあたります。ちなみに酸化チタンのナノ粒子にも遺伝毒性と変異原性があることが多くの論文で発表されています。少なくとも2010年には米国国立労働安全衛生研究所は、ナノ酸化チタンを職業発ガン物質と断定しています。エストニア及びスイスの研究者らはナノ銀、ナノ酸化亜鉛、ナノ酸化銅が家庭用品から排水されて環境中へ放出されると甲殻類、藻類、及び魚類に毒性が高いと発表しています。http://link.springer.com/article/10.1007/s00204-013-1079-4/fulltext.htmlhttp://www.nies.go.jp/kanko/kankyogi/46/46.pdf↑これは環境儀という国立環境研究所の雑誌の記事ですが、読んでいただいたら分かりますが、推進している研究者ですらナノ粒子の毒性は認めていて、しかも小さすぎて全貌をつかめてもいなくて、だからこそ形状を変えて毒性を抑えられないかなどの研究を続けている状況です。どんなにSPF値が高くても、抗菌性があっても、ナノ粒子を使用しててナチュラルコスメとかはないだろーって思いますね。いくら油で固めて工夫しても、凝集してても、pH次第で拡散もします。そして使ったものはやがて環境中に流れます。ナノ粒子は小麦の成長にも影響を与えることも分かっています。天然由来でもウイルスサイズ以下に化学技術でナノ化したら、もうまったくの別物です。さて、こうしたDNAに損傷を与えるもの、遺伝子毒性のあるものをなるだけ避けると言うのが、私の基本姿勢と言えます。ただ、避けようのないものもあるし、ナチュラル生活をおくっていても、呼吸しているだけで活性酸素は発生しますし、紫外線も放射線もバンバン差し込んでいます。もちろん体の中の頼もしい自然治癒力がかなり処理してくれますが、ナチュラルアンチエイジングのためには植物が持つフィトケミカルや水素で活性酸素を極力無害化したり、AC-11のようなDNA修復酵素の働きを高める樹皮エキスを摂るといいと思ってます。これが、かなり功をなしていることは、以前DNAがどのくらい損傷しているかの尿検査をした時に判明しました。→http://plaza.rakuten.co.jp/korrida/diary/201208090000/尿中8-OHdGの数値が高いと、DNAがたくさん切れているということなんですが、普通13~20ng/mgCREだというのに、私の数値は7.2 ng/mgCREということで、担当医に相当驚かれました。これで、だいぶ鬼生活に自信を持ちました!!(^_-)-☆酵素生活は8年前からで、硝酸態窒素の少ない無農薬無肥料の自然栽培の野菜を食べ、生野菜サラダを食事の前にたくさん食べるという生活をずっと続けています。野菜はその季節の旬のものを頂きます。季節外れの野菜はあまり食べないので、おのずから食材数は少なくなりますが、料理は素材と調味料が良ければ十分おいしいし、最高のご馳走だと思ってて、幸いにも家族も同じ考えなので続けてこれています。あと私のDNA損傷が少ない大きな理由が、やっぱり水素なのかなと思ってて。今はなんだかすごい水素ブームがきたんで、みなさん聞き飽きているかもしれないんですが、2009年から水素生活なので、もう5年も続いているんですよ。活性酸素のヒドロキシラジカルと結びついて、無害な水に変えてくれるのが水素。宇宙で一番早く出来た元素。そして元素の中で一番小さく、一番軽い。分子量は1で吸収性が高く、細胞にも入り込みミトコンドリアにも作用し核にも作用できます。活性酸素は電子のペアが崩れ、電子が足りないから、隣の細胞から奪おうと言う酸化力が生まれてしまいます。それに電子を与えることが出来るのが、水素なんです。あまり知られていませんが、体内でも水素は発生しています。ビタミンCの発見者のセントジェルジ博士の研究によると水素は腸で作られ、肝臓>腸>腎臓>心臓>肺臓>脾臓の順に多いんだそうです。これは、肝臓と腸に活性酸素がすごく発生しやすいからなのではないかと言われています。そして体内の水素が減ると慢性疲労や生活習慣病が生じるとおっしゃっています。実は水素はDNAにも大きく関係します。DNAを傷つける活性酸素を水に変えると言うだけじゃなく、DNAの二重らせんの分子同士をくっつけているのが、まさに水素結合だそうです。水素が足りないとDNAのらせんが硬くなって、細胞分裂が滞りやすく、新陳代謝が悪くなるそうです。例えば肌で言うとターンオーバーが加齢と共に28日じゃなくなってくるというのはご存知だと思います。30歳代では、約40日、40歳代では、約55日、50歳代では、約75日周期とも言われています。ターンオーバーが乱れると肌のざらつきやくすみ、ゴワつきが増え、肌が乾燥たり、小ジワが出来やすくもなります。水素って、こうした面でも役にたってくれているんですね。また、このブログでもたまに書いている細胞の中で私たちが生きるエネルギーATPを作り出しているミトコンドリア様。1つの細胞の中に多くて数千個も住んでいて、私たちの体重の10分の1がミトコンドリアで、このミトコンドリアが元気かどうかが、アンチエイジングの究極の鍵を握るとも言われています。このミトコンドリア様がATPを作る時には水素が必要だと言うことが最近の研究でわかってきたそうです。ミトコンドリアが呼吸で吸い込んだ酸素と食べ物でATPを作る時、必ず約2%ほどは活性酸素になってしまうので、それを無害化するためにも水素が必要です。呼吸で吸い込んだ酸素の90%はミトコンドリアが使っているんですから、要するに活性酸素のほとんどは細胞のミトコンドリアで生れているわけです。通常はこうした活性酸素は体内で作る抗酸化酵素、SOD酵素などで無害化しますが、加齢と共に酵素の働きも鈍ってきます。その代わりに頼もしく働いてくれる最強の抗酸化物質が水素です。分子量が一番小さいので、細胞に入り、ミトコンドリアにも作用できるのが良いですね。今は医学的にも、いろいろな良い結果が出ていて、ますます注目が高まっていますね。水素関連の論文まとめサイト http://suisosui.org/私が5年前から飲んでいるのは、及川博士の開発した粉末サンゴカルシウムの多孔質の中に水素ガスを吸蔵させたもので、水に触れるとイオン化します。及川博士のオフィスにお邪魔した時、この水素イオンが発生するセラミックボールを入れた水道水に切り花を入れた花瓶が何本もあり、何か月かたっているのに、まるで鉢植えの花のように、小さな蕾が成長して花が咲きつづけていたのを目撃したことがあります。今はカプセルタイプの水素もいろいろ出ていて、他も試したりするんですが、とにかく酸化還元電位計でマイナス290mvまで下がって、しかも持続する固形タイプの水素サプリというのはこれしか見たことありません。飲んだ後の、元気が持続する感じとかもダントツだと思います。この水素サプリは水素分子が水に溶けるとイオン状態で安定して溶存するために、水素ガスとして外に放出されにくいから、水素ガスだけを測ると逆に少なく思えるんです。でもだからこそ、体内で1カプセルで8時間も安定して、水素イオンが細胞の中で働けるというメカニズムです。ちょっと久しぶりに実験してみましょう。↑プラス332mvの酸化のひどい水道水です。↑これに人から良いと勧められた固形水素サプリAをカプセルをあけて入れて、20分経った状況。確かに下がりましたが、プラス49mvが限界のようです。これは表面で膜になり水にほとんど溶けませんでした。↑すごくいいよ!って知人におすすめされ、買ってみた固形水素サプリBです。同じ条件ですが、20分経ってもマイナス75mv以下には下がりません。↑及川固形水素サプリ「美的水素」です。20分待つまでもなく5分でこの状況です。そのあとマイナス300mv近くまで下がりました。こういうのは水素サプリの中で、他にまだ見たことがありません。もう1つ、液体タイプの水素で気に入っているのがオキソニウムイオン液です。一度書きましたがタイムレスビューティーって言う名前です。水素イオン濃度は10.0ppmです。一般的な水素水は1ppmもいかないものが多いので、これは水素水としてもかなり濃い濃度です。しかも水分子に水素イオンを付加することで出来た、安定したオキソニウムイオン液なので、通常の水素水のように、どんどん抜けてしまうということがありません。これはサプリと言うよりは、食べ物の酸化を還元するので、お米炊く時も少々入れていますし、いろいろなものに薄めてスプレーしています。なんと言っても、魚の臭いがちょっと気になる時とか、お弁当の酸化防止とか、野菜をしゃっきりさせたいときとか、切り花の水にちょっとスプレーしたり、顔を洗う時もたらいに入れたぬるま湯に、少しスプレーしたりとか、日常生活のあらゆることに使用しています。↑還元力はこんな感じ。コップ1杯の酸化した水道水に、原液をわずか3プッシュ垂らしただけ。5分経たずにこの威力です。DNAを過剰に攻撃する発がん物質は出来るだけ避けて、そして抗酸化物質で、活性酸素の攻撃を無害化したい!!!amritaraでは、今新しいスタッフを募集しています。よかったらぜひ応募してみて下さい!募集内容へ
2014年06月01日
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