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みなさん、こんにちは。いよいよ年の瀬も押し迫ってまいりましたね。クリスマスの日に息子から、まさかの手作りカードをもらいました。カードと自分で編んだカラフルなゴムのブレスレットをくれたんです。感激でした(>_
2014年12月28日
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みなさん、こんにちは。急激に寒い毎日ですね。雪がすごい地域もあるようです。選挙が終わりましたが、あいかわらずのひどい投票率に、いつもしばらく脱力してしまいます。選挙権のない国もあるのに、せっかく与えられた政治に参加する権利を、この国の半分の方が放棄しているなんて、とてももったいないことだなぁと思うのです。ただ、やる必要性を感じにくい選挙を、こんなめちゃ寒い時期にされても、寒い地域の方などは積雪などで、なかなか難しい場合もあっただろうと思います。しかし小選挙区制なので、投票率が低いと組織票を持つ大政党が有利になるので、本当の民意が反映されないまま、国の方針が決まっていってしまいます。多くの方が政治に関心を持たないまま、いろいろ大切なことが勝手に決まっていくことは、とても怖いことだと思います。私はたかが一票とは思いません。一票は祈りです。それが1票以上の力を持ってエネルギーとなって広がります。毎日の買い物などの小さな選択も含めて、何を選ぶかは世界を変える大きな力を持つと信じています。さて、前回テロメアについてお話ししました。今日はその続きです。まずは復習から。テロメアは染色体の端っこにあるDNA本体を守るキャップみたいなもの。このテロメアが細胞分裂のたびに少しずつすり減っていくことで細胞は老化していきます。テロメアが完全に擦り減った時が、細胞の寿命ではないかと言われています。そのためテロメアの長さは細胞の老化具合の指標となるのです。テロメアが短くなると、肌の弾力を維持するエラスチンというタンパク質の分泌がストップするので、たるみ、シワが気になり始めます。健康面でも、心臓病やがん、糖尿病、骨粗鬆症などになりやすいという研究が報告されています。このテロメアの長さは、肥満や喫煙、運動不足などの生活習慣やストレス度合によって差が出ることが分かっています。前回は、新情報として以下のことをお伝えしました。椅子に座っている時間が短い人ほど、テロメアが長いこと。「心が平静で、今現在していることに集中力が高い」女性のほうが、「注意散漫で集中力に欠ける」女性よりテロメアが長いこと。単独飼育されている鳥のヨウムは、同年齢のつがいで飼育されているヨウムに比べてテロメアが短いことです。その他にもいろいろ興味深いデータがあります。カリフォルニア大学で、糖尿病や心臓病の病歴をもたない5309人の20~65歳の米国人を対象にした米国健康・栄養調査のデータ(1999年~2002年)を分析した研究でわかったこと。糖類を多く含む炭酸飲料を多く飲んでいる人ほど、テロメアが短くなっていることが分かったそうです!1日に227mLの糖類が多い炭酸飲料を飲んでいる人は、実際の年齢よりも1.9歳分も老化していることが分かり、飲む量が増えるごとにテロメアはより短くなり、567mL飲んでいる人では、なんと4.6歳分も短くなっていたようです。最近、激寒なので風邪やインフルエンザが大流行りです。この「風邪のひきやすさ」にも、テロメアが関係していると言ったら驚かれるでしょうか?2013年に、アメリカのカーネギーメロン大学のSheldon Cohen博士らがJAMAに発表した研究です。152人の健康な18~55歳のテロメアの長さを計測し、その後実験室で被験者の鼻に風邪の症状を引き起こすウィルスを点鼻液に含ませて塗布したそうです。テロメアの長さと罹患状況を分析した結果・・・・・テロメアの短い人は長い人に比べて風邪にかかりやすいことが分かりました!!これは22歳までは関係なかったのですが、22歳以上で、なおかつ高齢になればなるほど、テロメアの長さが風邪のひきやすさに、あきらかに関連するようになったそうです。テロメアの中でも、免疫に関連するCD8CD28-T細胞のテロメアが短くなっていることが影響しているそうです。いやーー、、、風邪のひきやすさまでとは・・・・テロメア、おそるべしですね。このテロメアの短縮化を抑制するのに、ビタミンCが効果的だということも分かっています。広島県立大学の三羽信比古教授らの共同研究グループは、細胞に吸収されて細胞内でビタミンCに変わる「Asc2P」というビタミンCの前駆体を開発し、培養した人間の血管内皮細胞に加えたところ、テロメアの短縮速度は遅くなり、老化スピードが約7割減速することがわかったそうです。これは、細胞内でテロメアを傷つける活性酸素の量を、ビタミンCが約53%抑制するからだそうです。実はビタミンDにもテロメアの短縮を予防する作用があります。血中ビタミンD濃度が高い女性ほど、テロメアが長いと言う研究結果があります。体に炎症反応が多いとテロメアが短縮しやすいのですが、ビタミンDには抗炎症作用があるので、結果的にテロメアを守るのではないかということです。光老化を恐れて、紫外線を避けている我々には少々まずい話です。顔は遮光でいいと思いますが、体は適度に太陽光を浴びて下さいね!手のひらが、効率よいみたいですよ!ビタミンDは魚介類にも多いですが、私は、今は出汁命なもので、ビタミンDが大変多いベクレルフリーの大分産原木干し椎茸を、更に15分ほど天日干しして、それで出汁とって、なおかつ刻んで味噌汁と共に、ほぼ毎日食べています。干す時は、傘の裏側のヒダのほうを上に向けて下さいね。余談ですが、最近赤ちゃんや子供にSPFの高い日焼け止めを塗って、紫外線を避けすぎることでビタミンD不足になり、現代版のくる病(骨の成長障害、骨端の変形、低身長など)が増えていると言う話を聞きました。皮膚がんのリスクもゼロではありませんが、紫外線量がそう多くない日本では、お子様の場合、そこまで紫外線を気にしすぎる必要はないのではないかと思います。さて、われらがオメガ3脂肪酸にもテロメアへの効果があることが分かっています。オハイオ州立大学の研究で、約100人の健康な肥満の中高齢者に、4ヶ月間にわたってオメガ3脂肪酸のサプリメントを1.25g~2.5g服用してもらい、同様な別のグループに普段米国人が摂取しているタイプの油を飲んでもらったそうです。4ヵ月後、オメガ3のサプリメントを服用したグループでは、別の油を服用したグループよりもテロメアが長いことが分かりました。 オメガ3脂肪酸の抗炎症能力にテロメアの長さを保つ作用があるのではないかと考えられているそうです。他にもビタミンE、β-カロテン、B12、葉酸、亜鉛、アスタキサンチン、発酵食品、ポリフェノール、ウコンなんかも効果があるそうです。もう1つ面白いのが「瞑想」です。カナダのトムベイカー・ガンセンターで行われた研究です。2年間乳がんを患った、平均年齢55歳のがん患者88人を3つのグループに分けて行われました。瞑想とヨガとミーティングを組み合わせたグループと、瞑想と議論し合うミーティングを行うグループ、瞑想は行わずにストレス低減に関するワークショップに参加するグループです。この中で、瞑想をしていないグループにいた人は、開始前よりテロメアが普通に短くなっていたそうですが、瞑想をしたグループにいた人は、テロメアが開始前と同じ長さだったというから驚きです。家族に介護されている認知症患者40人を対象に行われた実験でも、瞑想の効果は絶大でした。半数は瞑想を毎日短時間行い、半数はリラックスする音楽を1日12分間聴いたそうです。8週間後、瞑想したグループはテロメア活性(テロメアの長さを調節する酵素)が、なんと43%も改善!ところが音楽を聴いたグループは3.7%しか改善しませんでした。しかも瞑想した群は、精神機能と認知機能が改善し、抑うつのレベルも低下したのです。↑私の6年前に出したアンチエイジングの鬼プレミアムという本にも、5つの瞑想法を載せています。15分の瞑想は、もはやライフワークですが、本当に頭がすっきりするし、日常生活での直観力や判断力も良くなるように思います。代表的なものを1つ載せますね。あるがまま瞑想1、床にあぐらをかいて座るかイスに座って目を閉じる。手は膝の上に軽くのせておく。2、ゆっくり鼻から吸ってゆっくり鼻から吐く腹式呼吸を始める。3、基本的には呼吸に意識を集中します。呼吸に集中しきれなくてまわりの音が気になったら「音が気になっているな」と気づき、また呼吸に集中すればOK。6、何か雑念が湧いても「おなかが減ったと思ったな」とただ気づきます。基本的には過去に起きたことや未来のことは考えず「今」に集中します。でも過去や未来を考えてしまったとしても自分を責めず「過去にとらわれているな」と気づいて、また呼吸に集中すればOK。批判したり、抵抗したりせず、ただあるがままに「今」を眺め、「今」を気づきます。7、ゆっくりと目を開け、瞑想終了です。さて、テロメアについて、実はまだまだ書き足りないことがありまして、次回に続きまーす!!老化だけでなく、風邪のひきやすさにまで関わるテロメア。ビタミンC、D、オメガ3、そして瞑想でテロメアの長さをキープ!!
2014年12月18日
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ID:ab3622みなさん、こんにちは。気が付くと12月ではないですか!毎年言っていますが「はやっ」って感じです^_^;今年はフーズの開発が大変すぎて、ブログの更新もですが書籍のほうもなかなか書けない状況で、やっとこれから執筆が始まります。いろいろ面白い本も企画していますので、楽しみしていて下さいね!今発売中の「ボディプラス」に、私やコスメの記事が出ています。私自身の取材も含めて、数ページにわたってご紹介いただいています。写真もすごくきれいで、見てるだけで癒される感じ。昔、長期的に連載ページをやらせて頂いていたボディプラス。あの頃はどっちかというと体を鍛える系な感じでしたが、今はこんな感じですっかりナチュラルオーガニック系な雑誌になっていて、私の友人たちにもファンが多いです。もう1つ、最近感動したのは、あの平子理沙さんのブログに、私の作ったピンクのグロスが愛用品として紹介されていたこと!http://ameblo.jp/risa-hirako/entry-11956905198.html感激のあまり、雄たけびをあげてしまいました。幻の北海道産無農薬のむらさき草の紫根でピンク色を出した、世にも珍しい幻のグロス。がんばって作ってほんと良かった。紫根の栽培は本当に難しいので、生産量が限られるため、今年分の紫根のグロスは、あとわずかでなくなってしまいます。やっと来年製造分の紫根が最近採取できましたが、今からオイルで色を抽出するので、次回出来てくるのはは1月末くらいになりそうです。もう1つのニュースとしては、今週、私のコスメのイメージモデルをやって下さっているUAさんが、うちの店に長男の虹郎くんと一緒に来て下さいました!UAさんは、あいかわらず気さくで、でも神秘的で。新しく展開された調味料系にも興味津々で、すごく喜んでいただけました。今は、定期的に関東でもライブ活動をされていて、新しい音楽もいろいろクリエイティブされているようです。虹郎君は、煮干しと刻み昆布と甘夏のクリームとかをお買いものしてくれました。佐賀県産の脂肪が少ない小羽の美しい煮干しは、ストロンチウム90まで放射能検査されています。買った煮干しを、おやつに豪快にパクパク食べてらっしゃる姿を見て、さすがはUAさんの息子だなと感心しました。虹郎くんとは、数年前沖縄で一度会って以来だったのですが、去年映画デビューされて、今は東京で俳優生活を送ってらっしゃるようで、写真で分かるように、なんというか以前よりオーラがすごくて!ピュアで、芯のあるまっすぐさ。個性的な顔立ちなんだけど、ご覧のようにすっごい美形で!存在感がすごくて、もうこれから絶対素敵な俳優さんになっていくんだろうと予感しました。まだ映画は何も見れていないんですが、今度ぜひ見たいと思います。さて、今日は久しぶりに「テロメア」について書きたいと思います。テロメアは細胞の老化具合の指標となる部位です。テロメアは染色体の端っこにあるDNA本体を守るキャップみたいなもの。このテロメアが細胞分裂のたびに少しずつすり減っていくことで細胞は老化していきます。テロメアが完全に擦り減った時が、細胞の寿命ではないかと言われています。細胞分裂の時になんですり減るのかと言うと、細胞が生まれ変わるわけなので、DNAを複製(コピー)するじゃないですか。この時、テロメアは端っこなので、他の部位よりうまいこと複製出来ないようなんです。だから、コピーを繰り返すたびに、だんだん短くなります。テロメアが短くなると、肌の弾力を維持するエラスチンというタンパク質の分泌がストップするので、たるみ、シワが気になり始めます。健康面でも、心臓病やがん、糖尿病、骨粗鬆症などになりやすいという研究が報告されています。ところがこのテロメア。年齢によって一律に決まっているわけじゃないんです。テロメアの長さは、生活習慣によって差が出るのです。テロメアを短くすることが分かっている生活習慣●肥満⇒肥満の人はそうでない人より約8年分テロメアが短い。●喫煙⇒タバコを1日に1パック10年間吸っている人は、吸わない人にくらべて約2年分テロメアが短い。●運動不足⇒運動していない人は、運動している人よりもテロメアが短い。また、活性酸素を多く生み出すような生活習慣も、テロメアを短くすることが分かっています。具体的に言えば、紫外線を長時間浴びる、過剰な飲酒、食品添加物の過剰摂取、野菜や果物の残留農薬、酸化した油の摂取、過剰な電磁波、薬の飲みすぎ、有害化学物質の経皮吸収、過剰な運動、食べ過ぎなどですね。こういうことは、今までもよく書いてきていますが、これ以外にもテロメアを短くする原因がいろいろ研究されています。●座って過ごす時間が短い人ほど、遺伝子のテロメアが長いスウェーデン・カロリンスカ医学大学のマイ・リス・ヘレニウス教授率いる研究チームの最新の研究で「座って過ごす時間が短い人ほど、遺伝子のテロメアが長い」ことが分かったそうです。60代後半の肥満気味で座っていることの多い49人の被験者を、6カ月間運動するグループとしないグループに分け、テロメアの長さを測定。日記と歩数計による被験者の運動レベルと座っていた時間を記録。この結果が面白いんですが、エクササイズ群は体脂肪とか血糖値とかは優位に改善いたものの、エクササイズレベルとテロメアの長さは全然関係なかったんです。ところが、座っていた時間を基準に分析すると、あきらかに座っていた時間が短い人ほど、テロメアが長くなっていることが判明したそう。運動時間を増やすことよりも、座っている時間を減らすことのほうが、テロメアの長さ的には有効なんですよ!いやー、興味深いですよね。デスクワークが多い現代人には、どうしろって言うの?って話ですが、デスクワークしてても、出来るだけ時々は立ち上がってみるだけでも良いようです。電車の中では座らないとかね。テロメアを語る上で、避けては通れないのが心の問題。例えば、高度な社会的ストレスが多い人のテロメアが、そうでない人のテロメアより短いことが分かっていますが、心とテロメアに関連した研究結果が他にもあります。それは孤独。http://www.sciencenewsline.jp/articles/2014040423320007.htmlウィーン獣医科大でのヨウムという鳥での調査。単独で飼育されているヨウムと、つがいで飼育されているヨウム(年齢は1~45歳)のテロメアの長さを比較した結果、もちろん年を取ったヨウムほどテロメアの長さが短くなっていることが判ったそうです。ただ、同時に単独飼育されているヨウムは、同年齢のつがいで飼育されているヨウムに比べてテロメアの長さが短いことも判ったそうなんです。社会的孤立もまた、テロメアを短くするのです。もう1つ、心とテロメアに関する興味深い研究結果です。米国・カリフォルニア大学サンフランシスコ校のElissa Epel博士らの2012年発表の研究。博士らは、古来から心の平安を保つ僧侶などが長寿であることが多いことから、その逆の注意散漫で落ち着かず、不安が多い人は寿命が短いのではないかと仮定したそうです。調査は239人の健康でストレスの程度が少なく、高学歴の中高年女性(50~65歳)を対象に実施。女性たちの注意散漫度、集中力の度合い、心理的な苦悩程度と幸福度を調査すると同時に、細胞のテロメアの長さが測定されました。ストレスの要因を除外して分析。その結果、「注意散漫で集中力に欠ける」と答えた女性のほうが、そうではない女性よりテロメアが短く、「心が平静で、今現在していることに集中力が高い」女性のほうが、テロメアが長いことが分かりました。いやー!心の平安。そして伴侶、もしくは友人、コミュニティーの大切さが分かりますね。この「テロメア」について、他にもいろいろ新しい情報があり、あまりにも面白いので次回に続きます!
2014年12月05日
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