全24件 (24件中 1-24件目)
1
週末は小旅行に出かけており、ちょっと前にようやく家に戻ってきました。もうねむねむなのですが、その前に日記を1つ頑張って書いておきます。今日もポートフォリオ概況シリーズです。 69位 8119 三栄コーポレーション (JQ、9月優待) ◎◎ PF時価総額69位は、生活関連品の専門商社の三栄コーポレーションでした。 現在の株価は390円、PBR0.74、株主持分比率43.6%、予想PER5.72、配当利回り4.1%、総合利回り4.9%(1P=1円で換算)で、優待は1000株で株主優待ポイント3000P、5000株で6000Pです。 ↑ ポイントは上記の「株主優待カタログ掲載商品」と交換することが出来ます。三栄コーポはさりげなく力のあるブランドを取り揃えているので内容は充実しています。私は昨年は下記の商品を選択しました。 三栄コーポレーションは、1983年に設立し丁寧にブランド力を高めてきた子会社のビルケンシュトックジャパンがドイツ製コンフォートシューズの「ビルケンシュトック」の日本総代理店なのですが、最近ここがドル箱に成長しており密かに業績は堅調です。ビルケンシュトックは静かに着実に店舗網を広げており、きっと皆様の街の近くにもあります。 私は足の横幅が広く、なかなか足に合う靴がなくて長年困っていたのですが、偶然ビルケンシュトックに出会って、フットプリント というシリーズの靴がフィットしてその悩みが解消しました。靴が足の形そのままなのでとにかく履きやすく、その割りに不恰好でもなく高品質でビジネスでも何とか使えるんですね。しばらく前にディズニーリゾートに出かけたときもビルケンシュトックの靴で駆け回りました。足は「第二の心臓」と言われるくらい大切なものですし、今では私の家の玄関はビルケンシュトックだらけです。 三栄コーポレーションは指標的に割安で総合利回りもまずまず高く、またその傘下に上記のビルケンシュトックを筆頭にモッフル、モッズヘアなどかなり魅力的なブランドを多数抱えています。ブランドインキュベーターとして抜群の力を誇り、最後はMBOで市場から消えていったサザビーリーグを少し髣髴させるところがあります。 総合的に考えると、三栄コーポはPF上位~準主力で保有していける戦闘力・将来性を持った銘柄であると考えて、私は「優待株いけす」から引き上げて買い増しして本日現在ではPF18位の準主力としました。 ただ、私のこの投資判断には自分がビルケンシュトックの大ファンになってしまったので買い増しして応援しようと思ったことと、5000株優待だとビルケンシュトックのサンダルも選べるのでどうしても死んでもそれが欲しかったという、特殊要因が加味されています。7月29日発表の1Qはやや物足りない内容でしたが、今後の業績推移を準主力として慎重に見守っていくつもりです。
Jul 31, 2011
7月も終わりましたね。早速今月の成績ですが、対前年末比で+14.8%とまずまずでした。主力のゲンキー、ユニバース、トランザクションあたりの株価急騰が大きかったですね。 今月の主な売買ですが、新規参戦が2733あらた、3153八洲電機(優待新設)、6848東亜DKK(優待新設)、7***(主力候補として買い増し中のため銘柄名はちょっと秘密)、8421信金中央金庫の5銘柄、追加参戦が、2198アイ・ケイ・ケイ、2466PGMホールディングス、8119三栄コーポレーション、9***(準主力候補として買い増し中のためちょっとだけ秘密)の4銘柄でした。 完全撤退したのは、7850総合商研(優待取らないの法則)。7949小松ウォール工業(優待廃止)の2銘柄、部分撤退は2772ゲンキー(株価急騰のため)3078ユニバース(株価急騰のため)、3097物語コーポレーション(PFリバランスのため)、3331雑貨屋ブルドック(株価急騰のため)、7291日本プラスト(主力としては総合力不足と判断したため)、7818トランザクション(株価急騰のため)、7834マルマン(株価急騰のため)の7銘柄、期中売買が7614OM2ネットワーク1銘柄でした。 今月は全体的にはCPを高める1ヶ月となりました。また主力・準主力がある程度入れ替わる変動の1ヶ月でもありました。来月もいつも通り一生懸命頑張ります。皆様、変わらぬご訪問をよろしくお願いいたします。
Jul 30, 2011
本日14時に 株主優待制度新設 を発表した、日立系最大の特約店の八洲電機(3153、東2)へたった今緊急参戦しました。 現在の株価は347円、PBR0.56、株主持分比率28.1%、今期予想PER8.90、配当利回り3.8%、総合利回り6.6%で、優待は100株保有で9月株主に1000円相当の商品もしくは寄付です。 八洲電機は指標的にも割安ですし総合利回りも高いので、1枚だけなら優待族的には間違いなく買えます。それにしてもいつものことですが、優待新設というのは嬉しいものですね。
Jul 29, 2011
株式市場というのは常に新鮮な驚きに満ちた劇的・刺激的・魅惑的なところですが、今年は何と言っても3月の東日本大震災の影響が甚大なものがありました。震災の前と後では多くのことが変わりました。例えば私は原発については元々は賛成の立場でしたが、震災後には数十年単位では徐々に減らしていくべきとの立場に変わりました。(リスクとリターンのバランスが全く取れていないことが明白なため) また私のPFも震災の前後で激変しました。 ただ、大震災後の日本株市場は意外なほどに好調だったこともあり、私はそのチャンスを生かしてPF全体を0ベースのフレッシュな視点で徹底的に見直し、この1ヶ月で結果として多くの新しい銘柄を主力・準主力として迎え入れることとなりました。 季節は変わり、主力株も緩やかに変化していきます。新しくPF上位に登場した銘柄群を皆様にどのように評価して頂けるのか、今から楽しみにしています。
Jul 28, 2011
このところ私の主力株の一角のゲンキー(2772、東1)が急騰しています。私はずいぶん昔から 主力として応援してきた のでもちろん嬉しいのは嬉しいのですが、株価的にはすでにバリュー株からグロース株としての評価になりつつあります。私は「ちびちびと売り上がり、静かに去る」時期が近づいてきたと認識しており、一抹の寂しさも感じています。 今をときめくゲンキーも、元はと言えばこの「ポートフォリオ概況シリーズ」を書いている中で発掘し、「優待株いけす」から引き上げて主力化したものでした。私がゲンキーを最初に主力にした頃、他にゲンキーを主力にしている投資家の方はほとんどいなかったと記憶しています。 ゲンキーへの投資は結果として正しかった。そして極めて早いタイミングで私がゲンキーを見出せたのは、この「ポートフォリオ概況シリーズ」を書いていたからこそなのです。その意味では、このシリーズこそが私の株式投資を支えています。そういうこともあり、今日も「明日の主力株」を求めてポートフォリオ概況シリーズを続けます。 68位 5900 ダイケン (JQ、2月優待) ◎ PFウェイト順の68位は、建築金物・建材中堅でハンガーレール・自転車置き場装置で首位のダイケンです。 現在の株価は392円、PBR0.24、株主持分比率は77.2%で磐石、予想PER7.81、配当利回り3.1%で、優待は1000株保有で自社取り扱い品(家庭用品)です。 私はこの中から、 「ラガーマンと自転車錠のセット」を選択しました。まさに質実剛健な優待品ですね。 ダイケンは創業63年で赤字はわずかに一度だけ、1997年のジャスダック上場以降は一度も赤字は無くしっかりと利益を積み上げています。財務は上記の自社商品の如く超堅牢で、かつPBR×PER=1.87という絶対的な割安感のある優待バリュー株です。 株価が上がりそうな感じは全くしませんが、PF中堅銘柄として大安心でホールドしていける実力のある銘柄であると高く評価しています。
Jul 27, 2011
先日の日記のコメント欄でニャーゴさんに教えて頂いた、8421信金中央金庫(東証優先出資証券、9月優待)へ昨日参戦しました。 信金中央金庫と言う銘柄は、四季報の普通のページに載っていない(後で見たら、2011年3集夏号で言うと1886ページにちびっこく出ていました)ので私は今まで恥ずかしながら全く知りませんでした。調べてみると、 信金中金は「協同組織金融機関の優先出資に関する法律」に基づき、優先出資を発行しています。優先出資は、証券取引法上の有価証券で、協同組織金融機関が自己資本の充実を図るため、会員からの普通出資を補完するものとして、広く一般から出資を募る目的で発行されます。一般の株式とは異なり、議決権はありません。 ということでした。議決権がない分、普通出資の配当金が1口2500円なのに対して優先出資の配当金は1口6500円と高くなっています。なんだか伊藤園優先株(25935)に似ている感じがしますね。 現在の株価は150000円、1口当たりの純資産から私が計算したPBRは0.68、自己資本比率3.2%、今期予想PER26.78、配当利回り4.3%で、優待は優先出資1口で限定オリジナルグッズ、3口で3000円相当の全国特産品(グルメカタログ)です。3口で計算すると総合利回りは5.0%とまずまずです。 うーん、まさかこんな優待株が世の中に隠れていたとは、、、、、やはり株式投資の世界は奥深いですね。
Jul 26, 2011
さて今日もポートフォリオ概況シリーズを続けます。 67位 7850 総合商研 (JQ、7月優待) × PF時価総額67位は、北海道地盤の販促の折り込み広告の企画制作が主力の総合商研でした。 現在の株価は400円、PBR0.63、株主持分比率25.8%、東日本大震災によるダメージが大きく今期最終赤字予想、配当利回りは3.8%、総合利回り4.5%で、優待は1000株保有で7月株主に3000円相当の北海道特産品です。 総合商研は貴重な7月優待銘柄で権利直前と言うこともあり、このところ株価が大きく上昇しファンダメンタルズから考えると割高な状態です。私は迷ったのですが、優待族伝家の宝刀「優待取らないの法則」を発動して本日売却し、残念ながら今回の優待権利獲得は見送りました。権利落ち後にチャンスがもしもあれば、また再参戦を検討したいと思っています。
Jul 25, 2011
今日は朝早く起きて張り切って日記を書こうと思ったのですが、パソコンを開いてみると楽天ブログは緊急メンテナンス中でした。仕方がないので、主力株候補としてこのところ調べている銘柄の有価証券報告書を読み込んだり、優待写真の整理、本業の仕事に関する勉強をしたりして、「そろそろいいかな?」と戻ってみるとまだメンテ中でした。そのため今度は1時間ほどジョギングに出かけ筋トレをし、昼ご飯を食べ、ようやく今日記が書けることになりました。良かったです。さて今日もポートフォリオ概況シリーズです。 66位 2573 北海道コカ・コーラボトリング (東2、6・12月優待) △ PF時価総額66位は、北海道地盤のボトラーの北海道コカ・コーラボトリングです。 現在の株価は392円、PBR0.40、株主持分比率は80.3%で有利子負債は0と財務は鉄壁、今期予想PER6.57(ただし土地売却特別利益のため)、配当利回り3.1%、総合利回り4.3%(優待は額面の100%換算)で、優待は1000株保有で年2回、2400円相当の自社商品詰め合わせです。 北海道限定の商品が入っているのが嬉しいですね。↓ 北海道コカは大日本印刷の子会社で、鉄壁の財務・利益剰余金もたんまり、かつ株価は10年来安値水準で低迷しています。これはしばらく前に親の日本製紙(3893)の株式交換による完全子会社化で上場廃止になった四国コカ(2578)と同じ状況です。私は率直に言って、「いずれは北海道コカも株式交換による完全子会社化で上場廃止になるかもしれないな。でも、指標的にも割安だし優待内容もいいし、その日が来るまで応援していこうかな。」と考えながら、のんびりとホールドを続けています。
Jul 24, 2011
さてポートフォリオ概況シリーズをどんどん行きます。PF中位銘柄が続いていますが、このあたりのランクから「明日の主力株」を発掘できることが過去多いので、スピードを上げて行きたいと思っています。 65位 7893 プロネクサス (東1、3月優待) △ PF時価総額65位は、上場企業のディスクロージャー・IR支援大手のプロネクサスです。 現在の株価は393円、PBR0.65、株主持分比率は78.1%と良好、予想PER17.54、配当利回り4.1%、総合利回り6.6%で、優待は100株保有で1000円相当、1000株保有で3000円相当のクオカードです。 プロネクサスは今期も業績イマイチっぽいですが、創業80年の実力有る証券印刷のリーディングカンパニーでもあり、これからも優待制度が続く限りはホールドして応援していく予定です。
Jul 23, 2011
さてディズニーリゾートの話はこれくらいにしてポートフォリオ概況シリーズに戻ります。 64位 8306 三菱UFJフィナンシャルグループ (東1、9月) △ PF時価総額64位は国内最大の金融グループの三菱UFJフィナンシャルグループです。 現在の株価は407円、PBR0.67、株主持分比率4.3%、予想PER9.60、配当利回り3.0%で、優待は100株保有でオリジナルグッズです。 前回のオリジナルグッズは、 上記からの選択で、私は、 「ピーターラビット オリジナルタオル2枚セット」を選びました。 三菱UFJFGは、その規模・知名度を考えると、意外なほどに良好な優待内容と指標的な割安さを併せ持っています。そのため、優待族的にはのんびりとホールドしていける株価水準と考えています。
Jul 22, 2011
さて、それでは実際に私がディズニーリゾートに出かけて、「これは有効だった」と感じた戦略をその効果順に箇条書きにして示したいと思います。 1. 一番大切なことは「シングルライダー(以下SRと略す)」を多用すること。 ディズニーリゾートの必勝法を一言で言えばこれに尽きると思う。 シングルライダー(SR)とは、「乗り物に出来てしまう空席を有効に活用するために、1人で利用する人を優先的に案内するシステム」で、現在、ディズニーランドではスプラッシュマウンテン1つ、ディズニーシーではインディージョーンズ、レイジングスピリッツ、タワー・オブ・テラーの3つで実施されている。 私のこの3連休の実際の体験では、スプラッシュマウンテンが通常の行列(スタンバイ、以下SBと略す)で80分待ちの所がSRでは5分、インディージョーンズがSB110分がSR5分、レイジングスピリッツがSB80分がSR30分、タワーオブ・テラーがSB130分がSR20分と程度の差はあるものの、いずれも驚異的なパフォーマンスだった。シングルライダーを採用しているアトラクションはいずれも人気が高いものが多いのでこれは助かる。 ディズニーリゾートに1人で出かける人は少ない訳で、複数で出かけて「シングルライダー」でアトラクションに乗るというのは当然心理的な抵抗が大きいが、だからこそこのシングルライダー制度は人気がなく、待ち時間の短縮に極めて大きな威力を発揮する。更に言えばファストパスを狙うアトラクションをシングルライダーを実施していないものに絞ることによって、相乗効果も出せる。 株式市場でも、この「シングルライダー」と同じような必勝法が存在する。それはたくさんの優待株を1単位ずつ買って配当+優待の総合利回りを高めるというまさに我々優待族が日々実践している方法で、1000万円程度までの資金であれば100銘柄程度の優待バリュー株を買って、優待分だけで市場平均を1.5%程度上回るPFを作ることはそれほど難しいことではない。 ところが、この必勝法を実践している投資家というのは驚くほど少ない。それは「優待株投資など邪道だ」、「株主優待などというワールドスタンダードから大きく逸脱した日本独自のローカルルールは恥ずかしいものだ。こんなシステムがあるから日本株はいつまでも低迷したままなのだ。即刻廃止すべきだし、健全な株価形成を阻害する迷惑極まりないものだ。」というような考え方をする投資家の方が大多数を占めるからだが、だからこそ優待株投資は未だに勝率の高い投資法であり続けているのと一緒である。 2. ディズニーリゾートは朝早くと夜遅くは空いている。そのためなるべく朝一番で出かけて、開園と同時に頑張って走って、SB(スタンバイ)での待ち時間が長くSR(シングルライダー)という逃げ道のない人気アトラクションのモンスターズインク プーさんのハニーハント などのファストパスを取るべきである。その後も、次のファストパスを取れる時間になったら最優先して取りに行く ほうが、1日トータルでのパフォーマンス改善につながる。 3. リゾート内の各アトラクションには当然人気・不人気があるわけだが、それは必ずしもそのアトラクションの実際の実力・魅力を反映していない。 例えば、ランドの「バズ・ライトイヤーのアストロブラスター」やシーの「海底2万マイル」はアトラクションの総合力・実力の割りに混みすぎている。つまりPBRが高い。その反面、ランドの「カリブの海賊」や「白雪姫と7人の小人」などは内容・世界観が優れている割には不人気で空いている。つまりPBRが低い。 ディズニーリゾートを回る際には、それぞれのアトラクションのPBRを常に念頭に置き、特に混んでいる瞬間には「極力低PBRのアトラクションを回って、時間当たりのパフォーマンスを上げる」ように努力することが肝要である。 4. 食事時間は決定的に重要である。 できれば朝10時くらいに無理にでも少し食べて、午後は昼食を3時ごろに、夕食は8時以降にすると、レストランが空いていて快適に効率よく食事が出来る。 5. 可能であれば、ディズニーリゾートの「バケーションパッケージ」を利用して、時間制限のない「ファストパス・チケット」を手に入れる。行動の自由度が増してより快適に過ごせるし、ディズニーホテルに宿泊の場合には開園時刻の15分程前に入園できる場合もある。 あたりかと思います。皆様、他に「こうした方がいいよ」というものがありましたら、是非御教授下さい。来年には「トイ・ストーリー・マニア!」という、総工費115億円の大型アトラクションがシーに出来るので、 是非再び出かけたいと考えています。
Jul 21, 2011
週末の3連休を利用して、オリエンタルランド(4661、東1)が運営するディズニーリゾートへ行ってきました。私がディズニーリゾートへ出かけるのはおそらく6、7年振りのことでした。その理由なのですが、前回どうしても行きたくなって連休中の非常に混雑している時期に何の策略も知識もなく無く出かけて、2、3時間待ってはアトラクションに1つ乗るというような状態を繰り返してへとへとに疲れ果て、非常につらく苦しい時間を過ごしたのがトラウマになってしまっていたのです。 その後何度も「あぁ、ディズニーリゾートに行きたいなあ。」と思いましたが、前回のトラウマが思い出されてまた無駄に長時間並ぶことになるのだろうという恐怖心、この6、7年投資環境がずっと悪くて常に「悪夢の国」に住んでいるような状態だったので、その対極の「夢の国」に出かけるようなメンタリティではあまりなかったこと、「ディズニーリゾートに行く暇があったら、家で株式投資の勉強をした方がいいかな。」と感じていたことなどから、足が遠のいていたのでした。(私は地方在住なのでディズニーに行く場合は必然的に泊りがけになります。) 今回は前回のそのトラウマを打ち破るべく、十分な準備・調査をしてから出かけました。そして戻ってきた今、 ディズニーリゾートは株式市場と極めて良く似ている。魅惑的な場所だが同時に多くの困難が待ち受けている。 そのため投資家としての知力・洞察力・瞬発力・忍耐力・体力・精神力などの総合力を試し、また強化するのに非常に良い鍛錬の場となる、と感じています。その理由なのですが、 1. 努力によってパフォーマンスを改善する余地がかなりたくさんある。ただ最終的にはその日の混み具合に大きく影響される点が、市場環境という運にどうしても成績が左右される株式投資に良く似ている。 2. ディズニーリゾートは、出かける日によってまた時間帯によっても混雑状況がかなり異なるので、実際の混み方を瞬時に把握して、それに対応して柔軟且つ迅速な行動を取る必要がある。この点、まさに「最も有効な戦略は日々変化し続ける」株式市場で必要な戦い方と同じである。 3. 時間を有効に利用するには、ファストパスを取る順番をどうするかという戦術、また他の人より早くファストパスを取るために特に朝一番は走る必要がある、など知力と体力の両方が大切である。株式市場でも総合的な「地頭の良さ≒知力」と「資金力≒体力」が同時に必要なわけで、これまたよく似ている。 4. 朝から本能の赴くままに戦略無く乗りたいアトラクションに向かい、お腹の空いたときにご飯を食べれば、全てが混むので時間を浪費し体力を奪われる。その結果、お客さんが減って空いてきて頑張るべき時間帯に「ベンチで昏睡」というような難民状態になってしまう。 つまり精神的に自らを厳しく律し、常に冷静さを保たなければ一日を通して楽しく過ごすことは出来ない。株式市場でも、目に付きやすい、その時に人気がある株だけを欲望のままにむさぼり買えばそのパフォーマンスはまず市場平均以下になるだろうし、大切なときに資金が枯渇することにもなりかねないわけで、これまたよく似ている。 5. 皆と同じ行動はリゾート内でのパフォーマンスの劣化に直結する。人とは違う行動を取る事が、効率的な時間の利用・総合的な利益に繋がる。株式市場でも多くの人が欲しがらない小型株の方が統計的にパフォーマンスが良いわけで(小型株効果)、これまたよく似ている。 私は上記のような観点から、「投資家としてどのように混雑したディズニーリゾートで快適に過ごすか」を実際に出かけて分析してきました。次回は、その私の戦術がどのようなものだったのか、効果はどうだったか、を考えてみたいと思います。(続く)
Jul 20, 2011
さて3連休明けですが、いつも通り今日もポートフォリオ概況シリーズを続けます。 63位 8118 キング (大1、3・9月優待) △ PF63位はレディスの中堅アパレルのキングです。 現在の株価は199円、PBR0.24、株主持分比率は83.5%と鉄壁、予想PER15.43、配当利回り3.0%、総合利回り3.9%で、優待は3月株主に300株保有で500円相当、1000株保有で1000円相当、2000株保有で2000円相当の図書カード また、3・9月株主に100株保有で自社ファミリーセール招待状などです。 キングはしばらく前に優待改悪がありましたが、財務磐石、低PBR(0.24)で一定の魅力があります。「低PBR優待株」というのは勝てるかは別としてとにかく負けにくいですからね。そのため私としては優待廃止がない限りはPF中堅銘柄としてホールドして応援していく予定です。
Jul 19, 2011
さてポートフォリオ概況シリーズを続けます。このあたりの順位になるとやや玉石混合気味になってきますが、今日の銘柄は悪くないですね。 62位 7590 タカショー (JQ、1・7月優待) ○ PF時価総額62位は、ガーデニング取り扱い国内トップ級のタカショーです。 現在の株価は394円、PBR0.7、株主持分比率36.4%、予想PER9.78、配当利回り3.6%で、優待は100株保有で1・7月にカタログ商品の割引販売(4割) オリジナルカレンダー にプラスして、1月株主に200株保有で500~1000円、500株保有で1000~3000円、1000株保有で3000~10000円のガーデングッズです。 私は1000株保有なので、 上記の選択肢の中から、 モルトプランターを選びました。現在は優待で戴いた大量の食品類を入れてストックするのに使っています。 タカショーは指標的にまずまず割安ですし、優待内容も盛り沢山で楽しい銘柄です。また、極めて貴重な1・7月優待銘柄ということもあり、これからもホールドして応援していく予定です。
Jul 16, 2011
本日、私のPF11位の主力で、北海道地盤のDSで道内2位のサッポロドラッグストアが、 [業績予想上方修正・増配・株式分割]のトリプルコンボ発表 で急騰しました。 現在の株価は200700円、PBR0.71、株主持分比率は19.5%と悪くてそれが最大の欠点、今期予想PER5.16(上方修正後)、配当利回り2.5%(増配後)、総合利回り4.0%で、優待は1株保有で3000円相当の自社商品券もしくは同額の名産品です。 ↑ 私が選択した優待品は美味しいスイーツでしたが、「マスカルーネ」というのが一体何なのか分からないので、ちょうど買ったばかりのスマートフォンのグーグルの音声検索で調べてみました。 私が「マスカルーネ」としゃべってみると、出てきた検索結果は、、、 「ラスカルね」 でした。うーん、音声検索はなかなか難しいんですね。 すいません話が逸れました。サツドラは本日急騰しましたが、それでもまだ指標的に濃厚な割安感、そこそこの総合利回り、まずまずの成長力を維持しています。ここは「第2のゲンキー」になれる可能性も0ではないと考えており、これからも主力の一角としてホールドして応援していく予定です。
Jul 15, 2011
最近は小売関連に株価が堅調なものが目立ちます。私のPFを眺めても、7位の7605フジコーポレーション、9位の2772ゲンキー、13位の3078ユニバース、15位の3098ココカラファイン、17位の2786サッポロドラッグストア、22位の9990東京デリカ、26位の9956バローなど、どの銘柄も近年なかったほどの好調ぶりです。 そのためPFのパフォーマンスも良好で言うことはないのですが、私は逆張り系優待族で相場環境が悪いときは大体非常に元気なのですが、逆に今のように相場環境が良いとモチベーションが落ちてしまうという大きな欠点があります。 実際、最近の私は「どのスマートフォンを買うか?」を夢中で調べたり、(結局韓国サムスン電子のギャラクシーS2を買いました)、週末毎に小旅行に出かけたり、とかなりのんびりと過ごしていました。 ただ、私がこうして株式投資の勉強を少しサボってまったりしていると、かなりの高確率でその後に暴落が待っています。(笑) その意味では「ほんとはこんなにゆったり過ごしてたらいけないんだけどなあ。」と思いながら、のんびりとしています。
Jul 14, 2011
さてポートフォリオ概況をどんどんいきます。 61位 9885 シャルレ (大2、3月優待) ◎ PF61位は、マルチ商法系の訪問販売会社のシャルレです。 現在の株価は467円、PBR0.47、株主持分比率は79.5%で有利子負債は0、今期予想PER10.91、配当利回り6.4%で、優待は1000株保有で5000~6000円相当の自社製品です。 シャルレの優待品は5000~6000円相当ということなのですが、体感的には1500円相当くらいに思います。マルチ商法系の会社なので、商品がどれも割高な感じがしますね。 シャルレは体制一新で業績も好転しており、また指標的にも格別の割高感はありません。そのため今のところはホールドを継続していく予定です。
Jul 12, 2011
私のPF時価総額13位の主力株、3331 雑貨屋ブルドック(JQ、非優待株)が、7月8日発表の 3Q の好調を受けて急騰しています。 ただその決算内容は大したものではなく、「四季報では最終赤字予想だったのに、なんとか黒字転換出来そう」位のことだったのですが、ブルドックは元々PBR0.16倍という驚異の低PBRを誇る超不人気株だったので、市場では意外感を持って受け止められたようです。現在の株価は232円(+34円)、PBR0.20、株主持分比率63.8%、今期最終赤字予想(四季報)、配当利回り0%です。 私のPF上位では、ここブルドックと物語コーポレーションの2つがいわゆる「ギャンブル銘柄」なのですが、その1つが上昇したことに私はちょっとホッとしています。ま、ブルドックは専門外の非優待株なので私は適当なところでは降りますが、まだしばらくは狂犬から闘犬へと本当に復活できるのかを見守っていこうと考えています。
Jul 11, 2011
さてポートフォリオ概況シリーズを続けます。 60位 2466 PGMホールディングス (東1、6・12月優待) △→◎◎? PF60位は、ゴルフ場の保有・運営で首位級のPGMホールディングスです。私は東日本大震災の発生直前に偶然主力参戦してしまい、震災後に超暴落したため多大なダメージを受けました。冷静になるために一旦持ち株を売却して損出しをし、現段階でホールドしていけると判断した分を改めて買い戻しています。 現在の株価は42100円、PBR0.63、株主持分比率28.9%、今期予想PER21.67、配当利回り4.8%で、優待は1株保有で年2回(6・12月)3500円相当の優待割引券(自社グループ保有ゴルフ場で利用可。利用は平日のみ可能だが、1・2・7・8月は土日祝日も利用可)です。 PGMHDの優待券のヤフオク平均落札価格は1枚2300円です。そのため総合利回りは15.7%(配当2000円+優待4600円)と極めて高いものがあります。優待は8株保有まではどんどん増えるのもいいですね。 PGMHDは保有ゴルフ場に東日本大震災の影響が大きく今期業績には厳しいものがありますが、逆に言えば、だからこそこれほど総合利回りが高い水準で買えるとも言えます。 最近は節電の影響で製造業を中心に「休日変更」が相次いでいますが、これは平日ゴルフの増加に直結するのでPGMには追い風だと思います。また、来期以降利益が平準化する可能性を考え合わせれば、今の株価水準ならば「逆張り優待族」的には再度の主力化もありかな?と考え続けています。 今の現状でPGMを踏み込んで買えるのは我々優待族くらいのものでしょう。未来を予想するのは難しいですが、今の「PGM的な銘柄」が10あれば少なくともいくつかは数年以内に急騰するだろうと思います。「優待族が何故か市場平均に負けにくい」理由は、こういったところにあるのかな?と感じています。
Jul 8, 2011
今日は七夕ですね。私も投資家として大切なお願い事をしました。 もちろん、ただ神頼みをするだけではなく、毎日の株式投資の勉強を欠かさずにこれからも頑張っていこうと思っています。
Jul 7, 2011
このところ、市場環境は不気味なほどに好調で逆張り系優待族としては特にすることがない静かで穏やかな日々が続いています。そのためポートフォリオ概況シリーズをどんどん行きます。本当は東日本大震災が無ければ今頃は150位くらいを紹介していたはずですからね。 59位 7872 As-meエステール (JQ、3月優待) ◎ PF時価総額59位の上位銘柄は、宝飾品販売で業界首位のAs-meエステールです。 旧あずみの頃は良くバリュー系投資家の方のポートフォリオでも見かけたのですが、合併して現在の会社になってからは何故かトンと見かけなくなりました。 現在の株価は443円、PBR0.52、株主持分比率は31.6%、今期予想PER5.07、配当利回り4.5%で、優待は1000株保有で10000円相当の商品+20%引きの割引券です。 ↑ この割引券のヤフオク平均落札価格は200~1000円と大したものではありません。一方の10000円相当の商品は、 ↑ このように美しいネックレスです。 その価値はまさに貴女次第で、総合利回りは無限大∞。 私は何でも利回り換算してしまうのが習性の優待族ですが、今回に限ってはそんな下衆なことは申しません。(笑) As-meエステールは、指標的にかなり割安でかつ上記のように優待内容も良い実力派の優待バリュー株です。そのため、もう少し人気があっても良いような気がしています。優待族の皆様、彼女・奥様のためにお一ついかがでしょうか?
Jul 6, 2011
さて今日もポートフォリオ概況シリーズです。 58位 9680 共成レンテム (東2、3月優待) △ PFウェイト順の58位は、北海道地盤の建設機械レンタル会社の共成レンテムです。現在の株価は449円、PBR0.31、株主持分比率は42.5%、今期予想PER15.87、配当利回り4.5%、総合利回り5.1%(優待品は3000円換算)で、優待は1000株保有で北海道特産物(今年は十勝産じゃがいも10キロ)です。 共成レンテムは復興関連銘柄として脚光を浴び、東日本大震災後に一瞬株価は暴騰しましたがその後は低迷しています。共成レンテムに限りませんが、震災後に関連銘柄として物色された銘柄の多くが現在「枕を並べて討ち死に」の状態です。株式投資の世界はやはり厳しいですね。ま、共成レンテムには低PBR(0.31)、高い総合利回り(5.1%)と一定の魅力があり、私としてはこれからも気長にホールドして応援していく予定です。
Jul 5, 2011
さて今日もポートフォリオ概況シリーズです。 57位 9035 第一交通産業 (福証、3・9月優待) ◎ PF57位は、九州小倉地盤でタクシー事業を全国展開する第一交通産業です。現在の株価は460円、PBR0.49、株主持分比率12.7%と悪いのが最大の欠点、今期予想PER5.57、配当利回り3.3%、総合利回り5.9%(優待券は額面の100%で換算)で、優待は年2回、500株で3000円相当、1000株で5000円相当などの優待クーポン券です。 この優待クーポン券は通販取り扱い商品と引き換えすることが出来るのですが、その商品内容がかなりいいんですね。 私はこの中から、今回は「ふぐ唐揚げ」と「ぷりっとえびカツ」を選びました。到着が楽しみです。 第一交通産業は不人気な福証銘柄でかつ財務状態も悪いですが、指標的にはかなり割安で、かつ総合利回りも高いものがあります。そのため私は今後の株価推移によっては更なる買い増しも視野に入れて、慎重に株価推移を見守っています。
Jul 4, 2011
3月優待品到着ラッシュが続いています。私の家にも150銘柄は届いたでしょうか? 今日も1日その解体作業に追われてヘロヘロでした。郵便物を開け、事業報告書にざっと目を通し、優待品の内容を確認して写真を撮り、その銘柄について少し考える、こういった作業を繰り返していると時間はいくらあっても足りません。 優待族冥利に尽きる極上の時間ですが、このブログの更新が滞るほどのハードな1週間だったのも事実ですね。さて今日もポートフォリオ概況です。 56位 3423 エスイー (JQ、3月優待) ◎ PF56位は、落橋防止装置トップのエスイーです。 現在の株価は465円、PBR0.57、株主持分比率は34.8%、予想PER8.26、配当利回り4.3%、総合利回り4.9%で、優待は1000株保有で3000円相当の「防災用品(非常食含む)ならびに一般用品を含めた選択式」です。前期から選択性に改善されました。 優待品は今日届いたばかりです。どれを選ぶかはこれから良く考えます。 エスイーは、指標的にもまずまず割安ですし、震災復興関連銘柄でもあります。これからもPF上位でホールドしていける銘柄と評価しています。
Jul 2, 2011
全24件 (24件中 1-24件目)
1