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街には明暗があり、陰陽があり、陰翳があります。 たとえば新宿東口でいえば、アルタ前付近はあきらかなる明陽であり、歌舞伎町の裏路地、あるいは3丁目の裏あたりは暗陰といえそうです。しかし陰があるからこそ対置としての陽がはっきり浮かび上がり、陰翳がはっきりしているほうが街としても魅力がある、と、もすぐりは思っています。 しかし街に濃淡があるとは、あまり意識していませんでした。 今日は自転車で銭函に行きました。銭函-小樽市に入ってすぐの市街地で、もすぐりが自転車で行くのも2回目です。ルートは新川通~国道337号線、前回と同じです。 気持ちのいい快晴で、延々と直線の続く新川通は気持ちよく進みました。 この新川通は、走りやすいこともあって、もすぐりは大好きな道です。何度も走っていることも理由だと思いますが、時間と距離が体内感覚でわかり、周囲の風景も目標ポイントも、あとどれくらい漕いで行けばいいのか、雰囲気として把握できるのです。明らかに自分の記憶の中で、新川通が濃密に構成されています。 ところが、手稲区曙付近で国道337号線に合流左折し、石狩からの流れに身をゆだねると、途端に体の感覚に変調をきたしました。変調-過去に1度でも自転車で走れば、時間距離の感覚がだいたいわかるというのに、まったく記憶から抜け落ちてしまっているのです。余人はいざしらず、自分にとっては由々しき事態です。次にどういうポイントがあるか、目標となる交差点までどれくらいの距離があるのか、地図を見れば瞭然とする事柄が、体内からスッポリ抜け落ちてしまっているのです。 不思議な浮遊と不安を抱きながら、札幌-小樽の市境を越えました。 写真で見ていただければわかると思いますが、変哲がない-そんなことばで言い表せないくらい、印象に残らないのです。多分この看板の所在地すら、地図を見ればこんなに明らかなところはないはずなのに、自分の記憶・印象の中ではまったく残らないにちがいありません。 実はおそろしいのは、自分の記憶に残らない・淡い地域があるだけでなく、その国道337号線沿いに公立高校が2校も建っているということなのです。しかも、もすぐり、塾講師をしていたおり、その両方の高校に自分の生徒を送り込んでいたのです。彼らがこれだけ淡い記憶しか焼き付けられない地域の高校に、3年も通学していたと想像すると、もすぐりはゾッとしたのです。 とにかく時間も距離もわからないままペダルをこぎ、右折して銭函市街に入って、自分の感覚が戻りホッとしたのでした。 もすぐりはいままで街の陰翳ばかり気にしていました。ですが、濃淡も、街の大事な一面かもしれません。もう一度自分の記憶の濃淡を見つめなおしてみたいと考えています。
2006/06/29
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ホッカイドウ競馬も、夏の札幌開催が最終日になってしまいました。 JRAの札幌開催はもうすぐですが、JRA開催は混んでてもすぐりはキライなんですなにしろ落ち着いて馬を見れないだけでなく、パドックと馬場付近を往復するだけで疲れてしまいます。 そこへ行くと、道営開催はすいているし、じっくり馬を眺めることができます。 …とかなんとかいいながら、今年は札幌開催中、競馬場まで足を運んだのはこれで4回目そのくせ、岩見沢はすでに2回行っていますもうすっかりばんえい競馬のほうに気が向いてしまっているもすぐりでした。 今日は仕事もお休みだったので、札幌競馬場へ…と思っていたのですが、徒然なるままに時が過ぎてしまい、競馬場に着いたときには、もう最終レースの本馬場入場というタイミングでした。 レース名は「寿都町長杯 寿かき美肌特別」。最終レースだからか、道営のトップジョッキーばかりが騎乗します。 ゲートが開いてスタート。すがすがしい天気で、馬たちも気分良く枠を離れていきました。 最終コーナーを回って、やや縦長。先頭は川島=プリティネームと千葉=テラノタイタンの叩きあい。しかし五十嵐=ラドランマーベルが前を狙って追い上げる。結果はプリティネームが粘り、ラドランマーベルが2着。 日はまだ高く、空気はいくぶん涼気を含んできたものの、いい心地の競馬場でした。 つぎに彼らに札幌で会えるのは秋。今年は10月17日から、また道営の札幌開催があります。 道営の馬たちは旭川ナイターレースへ、もすぐりは岩見沢へ。
2006/06/28
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最近ややバタバタしていたこともあり、本を読みきれない状態が数週間つづいています。いま読んでいる最中の本も、やや中途半端な進み具合。しかし数冊の本を同時並行して読むのは、結構気に入っていて、今後も継続していきます。 さて、ではいま読んでいる本はなにかというと、次の2冊↓ 『哲学の教科書』(中島義道・講談社学術文庫) 『西洋哲学史』(熊野純彦・岩波新書)です。まあ他にもパラパラしてる本もありますが、それはどうでもいいです。要は哲学に意識が向いているのです。 で、何でいきなり哲学なの?もすぐりの同僚で大学院に行っているNさんという人がいまして、Nさんの専攻についていろいろ話しているうちに、次のような会話が出てきたのです。「社会学は性急に答えを求めすぎるのがいけない」 Nさんは大学時代哲学を専攻していたため、大学院で本人の興味からやや外れて社会学専攻の課程に入り、そこでの議論についていけないことを上のように表現したのでした。 もすぐりは不勉強ですので、社会学的思考も哲学的思考も、専攻していたはずの歴史学的思考も持ち合わせていないので、少なくとも社会学がイケナイと断ずることはできませんが、哲学と社会学のハザマで格闘しているNさんの立場が興味深く、そも哲学とはなんだったか?と洗いなおすために上記2冊を読み始めたのです。 たまたま手に取ったわりにすこぶる面白く、まだ両方とも半分も読んでいないんですが、Nさんの発言についてはやや了解できるようにはなりました。 哲学は「学ぶ」ことではなく「動く」ことだ、とよく言われますが(多分実践哲学のことだと思います)、どちらの本も「問いを立てること」により力点を置いているように思えます。問いを自分にひきつけて、容易にわかってしまわないように読み進めてみたいと思います。
2006/06/28
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岩見沢に用があり、ついでにばんえい競馬に行きましたいや、本当に岩見沢に用があったんですよばんえいはついでです、ついで……あまり説得力ないですね。 だいたい昼からの参戦で、しかも夜勤もあるので早く帰らなくてはじゃ帰って寝ろって感じですが、レース見てるだけでも気が休まるのでゆっくりしてます。 曇り。馬場水分は0.3~0.4%と乾ききった砂地。実際レースでは砂煙がもうもうと立ち上がってます。こういう日は第2障害だけ見ていても、馬の後ろに煙が立っているので、劇場みたいです。 ということで、あるレースの第2障害劇場を連写してみました↓ この劇場を第10Rまで見入って、サイフが薄くなったところで札幌に帰ったのでした。
2006/06/26
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目が覚めた。 15:42。 すぐTVを付けて見ると、ちょうど8番の馬が最後の直線で、大外抜きを演じているところだった。残り100mのあたりで先行していた7番、13番の馬をかわして、堂々1着入線。 GI宝塚記念。優勝、8・ディープインパクト。 16:32。 第2障害を2番手に乗り越えた8番の牝馬が、久々のそりの重みをものともせず、早い足つきで先行する3番を追い落とし、とどまることもなくゴール。 岩見沢11R・北海道競馬記者クラブ特別。優勝、8・アンローズ。 16:43。 うまくつながらないネット回線から、1マークの大外にそれた航跡の画面だけ残して、音声は先行を走る1号艇の名前を連呼した。 SGグランドチャンピオン決定戦優勝戦。優勝、1・坪井康晴。 勝負にかかる期待とはどれほど大きいのだろう。しかし彼らは期待、つまり重圧と真っ向から戦い、勝ちを獲った。いや、よく言われるように、プレッシャーを自分の力にしていたのかもしれない。負けることの悔しさを本当に知っているからこそ、大きな重圧でも自分の力にできるのだろう。
2006/06/25
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イン逃げ圧倒!坪井選手初優勝! 1着 1・坪井康晴 2着 4・山崎智也 3着 2・辻栄蔵 4着 6・向所浩二 5着 3・森竜也 6着 5・烏野賢太 3連単 1→4→2 \1430 外 ということで、坪井康晴選手SG初優出にして初優勝!特に地元選手で唯一準優勝戦にコマを進め、そして優勝戦でも1号艇という好条件-裏を返せばとんでもないプレッシャーになる状況で、見事にトップスタート(.03)を決めて、なおかつ最初のターンマークを流されながらも、機力を信じてさばききったところは、本当にすごいと思います。 そう、誰が見てもあの最初のターンマークは混戦。1・坪井がやや外目にターンしたところへ、ブイから順に6・向所、2・辻、3・森、5・烏野、4・山崎が一気に差し込んで来る。なんと瞬間的に全艇が並んで見えた!しかし艇うしろの波をかき乱されて5・烏野は大幅減速、一方大外に位置した1・坪井が後伸び活かして先行リードを広げ、これが優勝へつながりました。普通5艇も差し込んで来るような空間が開けば、差した中でも優位にいる艇が勝つことが多いのですが、坪井選手は機力を信じてスロットルを握り込んだんだと、もすぐりには思えました。 なにはともあれ、坪井康晴選手SG初優勝おめでとうございます…2着に辻選手を連れてきてくれればもっとうれしかったですが
2006/06/25
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ということで、準優勝戦終わりましたが… 10Rで目が点になった方は多いかと思います。まずは結果を一覧にすると↓ 10R:4・森→5・向所→6・平石 3連単\49500 外 11R:1・辻→2・烏野→3・太田 3連単\2620 外 12R:1・坪井→3・山崎→2・作間 3連単\1140 中 というわけで、10R、すごい穴でした ただですね、よ~く考えてみるとナルホドと思う穴なんですよ。その理由は、まず森竜也選手の戦歴にあります。彼のGI初優勝は昨年の浜名湖賞、つまり当地なんです。浜名湖勝率はさほど目立つものではないにしろ、決して相性の悪い水面ではないんです。 そしてもう一つこのレースの展開で注目したいのが、湯川浩司選手のレース、具体的に言えば今年3月の総理大臣杯優勝戦と、この準優10Rがめちゃくちゃソックリにおもえてならないんです。どちらもレースを左右する位置にいたのは、イン側に座った湯川選手でした。なのに前回も今回も、カド位置からのトップスタート&まくりにやられてイン側全滅、のみならず着順も4→5→6で決まったのです。偶然をさらに続けて述べれば、どちらもインに濱野谷憲吾選手がいたのです。 この2つを重ね合わせれば、もしかすると取れた穴かも…いや無理でしょうけどとはいえ、これで森達也選手、SG初優出です。明日も期待したいのですが… その優勝戦の出走表を見てみましょう↓<12R 優勝戦 16:37> 1号艇 坪井康晴(静岡) 2号艇 辻栄蔵(広島) 3号艇 森竜也(三重) 4号艇 山崎智也(群馬) 5号艇 烏野賢太(徳島) 6号艇 向所浩二(兵庫) 個人的に気になるのは、風向きと進入です。一言で要約すれば、いったい誰がカド位置を取るのか、ということです。追い風や弱い向かい風であれば、インの1・坪井か差しの2・辻かで決着しそうな感じです。しかしやや強めの向かい風が吹いたらどうなるか?外側に絶好の展開がめぐってくるのです。つまり加速のつかないインを尻目にアウトの艇が伸ばしていって、最初のターンマークまでに内側を飲み込んでしまうこともあるのでは?と言いたいのです。さらに付け加えると、山崎・烏野・向所いずれも荒れ水面でもうまく立ち回れます。そして今日10Rを制した森。 まだコメントが出てないのでなんとも言えないですが、3・森が進入で動いてくるのではないか。たとえば4・山崎を中に入れてカドを選択することもありえそうだということです。だからもすぐりの進入予想は124/356です。 で、肝心のレース予想ですが、もし風向きが追い風・弱い向かい風であれば、外側の出番はあまりなく、1・坪井→2・辻→流しの4点で決まると思います。一方、風速4m以上の向かい風であれば、3・森が鋭発スタートを決めて、3・森→4・山崎、5・烏野、6・向所の2~3着と予想します。 …いや見てみたいんですよ、40台になって初のSG覇者になるのを。ある意味、もう山崎や辻の優勝は、ああそう、やっぱりね、って感じがしてしまうんです。半分以上もすぐりの思い入れですが、森選手のSG戴冠を期待したいんですよね さて明日は、なんだか競馬のほうでもデカいレースがあるそうで、兵庫県の宝塚記念が京都競馬場で行われますワケわからんですね。もう、もすぐりは買う馬が決まっています↓男は黙って6・コスモバルク 北海道民ですもん、これしかないですよ国際GIを制してまだ途上にあると思えますしね。距離相性もいいし、いいレースができると思うんですよね。 というわけで明日も眠れない
2006/06/24
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気がついたら予選が終ってました。はっきり言って更新をサボってただけであります 予選道中でやっぱり気になったのは湯川浩司選手。大阪支部の若手ですが、強気のスタートと快速伸びで、外枠からでもいい展開に持ち込んでます。あの田中信一郎選手が「湯川選手に聞いてペラを直します。ボクの師匠ですから」などとコメントする始末。いつから師弟関係逆になったんでしょう? 浜名湖は広い水面ということもあるのか、イン側が異常に有利で、スタートを決めればなんとか外枠でも勝負できるか、というような印象がありました。そのスタートですが、今節どうも読みづらいみたいで、フライングこそ1本(地元の菊地孝平選手!)しかないものの、コンマ0台スタートが少ないように思えます。 さて準優勝戦です。まずは出走表から↓<10R 準優勝戦 15:22> 1号艇 濱野谷憲吾(東京) 2号艇 湯川浩司(大阪) 3号艇 田中信一郎(大阪) 4号艇 森達也(三重) 5号艇 向所浩二(兵庫) 6号艇 平石和男(埼玉)<11R 準優勝戦 15:59> 1号艇 辻栄蔵(広島) 2号艇 太田和美(奈良) 3号艇 烏野賢太(徳島) 4号艇 森高一真(香川) 5号艇 矢後剛(東京) 6号艇 西島義則(広島)<12R 準優勝戦 16:37> 1号艇 坪井康晴(静岡) 2号艇 作間章(千葉) 3号艇 山崎智也(群馬) 4号艇 倉谷和信(大阪) 5号艇 池田浩二(愛知) 6号艇 西村勝(埼玉) 地元静岡勢が坪井選手だけという結果に。野長瀬選手あたり始めはよかった感じでしたが、どうも調整がうまくいってなかったようです。 さて外れることおびただしい予想ですが、次のように考えて見ます。 10R→スタート一発2・湯川→1・濱野谷、3・田中、5・向所の2~3着。 11R→大外一撃5・矢後→1・辻、2・太田、3・烏野の2~3着。 12R→地元の意地1・坪井→2・作間、3・山崎、6・西村の2~3着。 ということで各6点で勝負。特に11Rは大穴でしょう。とはいえ6・西島がインを主張して、2コースまでに入ることは目に見えてますから、深い進入になりさえすればありうる展開だと思います。 まあどうなるかは、明日のお楽しみ。
2006/06/23
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え?何を? 開設333日目にして 10000アクセス達成 開設350日目にして 11111アクセス達成 開設364日目にして 12345アクセス達成 そんなわけで、こうなりました。開設400日目にして15000アクセス達成 狙い通りに行くときは行くものです。日記の更新を遅らせたり、わざと書かなかったり調整はしたんですけどね。 で、15000アクセス目ですけど、そこそこよく来ていただける方がGETされました。mie9x9さん。競艇ネタでよく行き来しますが、めでたくキリ番GETです。 さて、キリ番ネタはほどほどにして、普通の記事を更新しますか。
2006/06/21
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ここのところ立て続けにばんえい競馬ネタばかりupしてましたが、今日から浜名湖競艇でSGグランドチャンピオン決定戦。素通りはいけませんなあ給料日前なのに財布が薄くなりますが さてこのグランドチャンピオン決定戦。The King of SGの別名もあります。というのはこのSGの選出基準は、 1) SG優勝戦完走者 2) SG予選得点上位者 ※ただしA1級のみ つまり、SGで成績が良くないと出場できないのです。しかしもすぐりが気になるのは、別の一項です。具体的に言うと、今年3月に行われた平和島・SG総理大臣杯優勝戦で、女子レーサーとして2人目のSG優勝戦メンバーとなった横西奏恵選手。彼女はいまA2級なので、このグランドチャンピオン決定戦には出場できないのです規定とはいえ、あれだけ活躍したのに、かわいそうな気がします とはいえ銘柄級が多数出場するので、好戦が期待できそうです。 なかでも、もすぐりが注目しているのは次の2選手。小差しの名手・岡本慎治選手チルトの魔術師・矢後剛選手 また趣味まるだしですねただ今節はどちらもモーターがいいんですよ。機力を合わせることができれば、上位に食い込むのでは?と思うわけです。しかも矢後は、この浜名湖水面でSG優勝を果たしています(2000年総理大臣杯)。一方の岡本も近況はまあまあ。浜名湖の広い水面で2人がどう戦うのか、じっくり見てみたいと思います。 ところで、本日のメイン・ドリーム戦ですが、出走表は次の通り↓ 1号艇 仲口博崇(愛知) 2号艇 今垣光太郎(石川) 3号艇 植木通彦(福岡) 4号艇 辻栄蔵(広島) 5号艇 山崎智也(群馬) 6号艇 菊地孝平(静岡) さっきから差しが決まっている感じがしていて、そうなると整備巧者の2・今垣の台頭を考えたい。相手は地元で気合がすごい6・菊地。スタートも決めてくるでしょう。ということで2→6→流しの4点で勝負してみます。 でもねぇ、さっきから当たらないんだよな
2006/06/20
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下の記事の通り、岩見沢開催2日目行ってたんです、現場に。やっぱり岩見沢はいい。なぜって近いからいつものように楽しんでました。surpriseなできごともありましたが、後ほどupします。 まずはメインレース。今年から協賛企業になったイオンの特別レース、11R・イオンカップです。まずは出走表を見てみましょう↓馬番馬名性齢斤量kg騎手1ニシキダイジン牡5720藤野俊一2ホシマツリ牡7710千葉均3トカチプリティー牝6700高橋洋典4ヤマノミント牡5710細川弘則5ミサイルテンリュウ牡7725鈴木恵介6カネタマル牡4700村上章7ミサキスーパー牡9720鈴木勝堤8トモエパワー牡6725松本秀克9プリンセスサクラコ牝5700藤本匠 予想ですが、順当に考えれば、さきの旭王冠賞2着と近走成績抜群の5・ミサイルテンリュウでしょう↓725kgとトップハンデでの一戦になりますが、まず問題はないと見られています。 対抗と目されているのが、旭王冠賞5着ながら障害後の追い足抜群だった8・トモエパワー↓ さらに2年連続ばんえい記念で2着を演じた7・ミサキスーパー↓あまり最近勝ちに恵まれてませんが、実力は明らかに上位と見ていいでしょう。 しかし、もすぐりが気になっているのは9・プリンセスサクラコ↓最強の岩見沢実績を誇り、馬場が重くても鋭いスピード戦を展開します。この一戦でも斤量が軽いのが有利に働くのではないかと思うのです。 あれ?たてがみ切ったのね、プリンセスサクラコ。昨夏はたてがみをきれいに結い上げて、鈴をつけていたのに。でも馬の雰囲気は変わってなかったように見えました。 ということで予想は馬連9=5・7・8で。 馬場水分は0.4%。かなり重い馬場。ゲートが開いてほぼ横一線に並んで、第1障害。4・ヤマノミント先行も、まったく差がない状態。障害を乗り越えてから、9・プリンセスサクラコがやや先行するも、1・ニシキダイジンが呼吸を合わせて中間点を一気に先行。第2障害にも大差をつけて取り付きます。 高さ1.7mの第2障害。一番手に仕掛けるのは1・ニシキダイジン、さほど苦なく障害突破。かなりの呼吸をおいて、2・ホシマツリや5・ミサイルテンリュウも坂への挑戦を始める。そのうち5・ミサイルテンリュウが馬体を摺り上げるように障害の頂上まで乗せて、一気に下る。さらに遅れて7・ミサキスーパー、8・トモエパワーなど。9・プリンセスサクラコは障害で大きく詰まって、遅れをとってしまった。 一方先行した1・ニシキダイジンは、障害を越えてから足が決定的に鈍り、藤野騎手がたたいても叩いても、ゴールが遠い。一方5・ミサイルテンリュウは走るような足遣いで、先行馬を差しきった上に大きく差をとった。その後ろから7・ミサキスーパー、そして8・トモエパワーが追い上げる。 圧倒的な差をつけて5・ミサイルテンリュウがゴール。2着争いは7・ミサキスーパーと8・トモエパワーが競り合う。7・ミサキスーパーがやや優位だったが、ゴール前にもたつき、8・トモエパワーが先着。というわけで結果↓ 1着 5・ミサイルテンリュウ 2着 8・トモエパワー 3着 7・ミサキスーパー 4着 2・ホシマツリ 5着 1・ニシキダイジン 馬連 5=8 \630 外 はい本命ですね安いですねやっぱり強いですねミサイルテンリュウ。この強さを保っていけば、ポスト・スーパーペガサスの地位につくでしょう。とにかく期待の一頭です。
2006/06/18
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このブログでも取り上げましたが、旭川開催の最終日6月12日11R・コカコーラ杯クリスタル特別で、坂本東一騎手が2500勝を達成しました。 一応6月17日終了現在の、現役騎手通算勝ち星2000勝以上をあげておきます。 坂本東一 2501勝 藤本匠 2432勝 西弘美 2140勝 大河原和雄 2032勝 千葉均 2002勝 これを追うのが鈴木勝堤騎手で、今年度中には達成できるでしょうか。 上の写真は、本日岩見沢7R後に行われた表彰式の写真です。ちなみに前列は左から井本操さん(BANBA王MC)、坂本東一騎手、大網亜矢乃さん(BANBA王アシスタント)、ばんえい調騎会会長(すいません。お名前をしらんのです)。後列は左から西弘美騎手、夏井功騎手、高橋洋典騎手、細川弘則騎手、折口秀行騎手、入沢和也騎手、浅田達也騎手。 って、岩見沢行ってたんかい
2006/06/18
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もう10回目。まだネタが終わりません。じゃんじゃか続けていきましょう 旭川ばんえいsurprise紀行1 旭川ばんえいsurprise紀行2 旭川ばんえいsurprise紀行3 旭川ばんえいsurprise紀行4 旭川ばんえいsurprise紀行5 旭川ばんえいsurprise紀行6 旭川ばんえいsurprise紀行7 旭川ばんえいsurprise紀行8 旭川ばんえいsurprise紀行9 バックヤードツアーから戻ってきたもすぐりとしょきちょJは、大急ぎで馬券を購入。特にしょきちょJは、応援馬券としてウンリュウことマルニシュウカンの単勝1本勝負。 ところが。 ここからがもすぐりの本領発揮。外れまくったのです 8R。本命は2・スギノフィリオから7・ワカテンザン、9・チヨノキング、10・マルニシュウカンへ。→2・スギノフィリオ1着も、2着は巧手坂本騎手の6・タカラテンクウで外れ。10・マルニシュウカンは第2障害で足をつまらせて、しんがり負け。 9R。9・アローコマンダーか2・カワノダイセツか。10・ミスターセンプーも絡むか。→障害をうまくさばいた7・シャトルクイーンが1着。佐藤希世子騎手本日2勝目、おめでとう次点はたたいて叩いて10・ミスターセンプー。 10R。1・トカチプリティーから6・サダエリコ、5・ヤマノミント。→3・シンエイキンカイが粘り差し1着。競り合った9・スミヨシセンショーが2着入線して中穴決着 というわけで、負け続け。同行のしょきちょJも、悪運の祟りを受けて連戦連敗。こうも続けて負けているとやさぐれてきます。しょきちょJは「俺にはばんえい無理だ」とボヤく始末。確かにこうも当たらないと泣き言もいいたくなりますやっぱり当ててこそのギャンブルでございます。 しかし。 思ってもないところから幸運の女神が現れたのでした。 ふと何気なしに観客スタンドの2階に上がってみると、不思議なものがあったのです。 液晶テレビモニターと、その背後にある昔の馬券売場の中のまばゆい光。 なんだ?2人して近づいていくと… そこはインターネット放送「Gyao」で、この旭川開催から始まった番組「BANBA王」の収録現場だったのです! もすぐりもこのインターネット番組が始まることは知っていました。しかも元イエローキャブ、現サンズエンターテイメントの野田義治社長率いるアイドルたちが、多数出演して盛り上げるといったことも耳にはしていましたが、そんなアイドルたちが出演するのだから、東京あたりでスタジオ収録するものとばかり思っていました。 それがなんと北海道の片田舎(といったら旭川の人に失礼ですが、あくまで東京と比較して)で、スタジオまで作って収録・放送していたのです ガラス越しにスタジオをのぞいてみると、アイドル2人(残念ながらもすぐりは、テレビもあまり見ないので誰かはわかりませんでした。確か太田彩乃さん?川村ひかるさんでした)に、解説の小寺雄司さん(予想紙ばんえい版「馬」チーフ!)など。そしてそのときは野田義治社長もいました。 ここで自他とも認める新人アイドル発掘王?しょきちょJは、かなり大喜び。そりゃそうだわな。もすぐりもかなり驚きながら、液晶画面とスタジオとを見比べて、呆然としてしまいました。 その撮影現場を見るまでは、なんだかミーハーな番組が始まるなぁ、と思っていました。ところが実際に見てみて、ミーハーどころかトークもしっかりしているし、ばんえいの解説も多く、当たった外れたで大興奮。臨場感がたっぷりで、面白かったのです【写真はBANBA王の収録風景(岩見沢競馬場)映りが悪くてすいません】
2006/06/17
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ひさびさに旭川ばんえい紀行ですもう岩見沢開催始まってるのにねということで巻いていきます とはいっても、今までの記事をまだ読んでない方もいらっしゃると思いますので、下のリンクを見てくださいね。 旭川ばんえいsurprise紀行1 旭川ばんえいsurprise紀行2 旭川ばんえいsurprise紀行3 旭川ばんえいsurprise紀行4 旭川ばんえいsurprise紀行5 旭川ばんえいsurprise紀行6 旭川ばんえいsurprise紀行7 旭川ばんえいsurprise紀行8 ということで、騎手検量所を見学したあと、発走地点・そり検量所を見て、バックヤードツアーはもう大満腹で終了したのでした。岩見沢でも行われていますので、ぜひ参加してみてください。 と、確かにバックヤードツアーは強運(マルニシュウカン号に会えたこと)をもって終了したのですが…業務エリアから観客席に戻るときに、またまたビックリ 観客席側から、騎手たちが戻ってくる!このバックヤードツアーは7Rに合わせて実施されたのですが、その7Rの終了後に、1500勝を達成した山本正彦騎手の表彰式が行われていたのです。その表彰式には、手の空いた騎手たちも参加していたのでした。で、その騎手たちが業務エリアに戻ってきたところで、たまたま遭遇したのでした。 目の前に藤本匠騎手や折口秀行騎手、浅田達也騎手など。えっと思ったのは、あのスーパーペガサス号の主戦・藤野俊一騎手が、焼き鳥食べながら業務エリアに戻ってきたのです。どこかで買ってたんでしょうか?なんだか普通のオッサンやな(失礼!)なんて、思ってしまいました。 観客席に戻ったら、まだ騎手の方がいらっしゃいました。通用口のあたりにこども広場みたいな区域があるのですが、そこに鈴木恵介騎手と、さきほどのレースで100勝を達成した佐藤希世子騎手。 そして係りの方が、気を利かせて記念撮影をすすめてくれたのでした 本当に馬や騎手との距離が近い!JRAみたいにイベント性の強い競馬もいいのかもしれませんが、こんなアットホームな競馬がもすぐりには嬉しくてたまらないのです。【写真は佐藤希世子騎手と。にやけた誰かはムシしてください(爆)】
2006/06/16
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札幌競馬場を出たころには雨も止み、そしてもすぐりは休みの日。まだ遊べます体力の続くかぎりやりまっせ 札幌では、今日から北海道神宮例大祭。祭りのメイン?は中島公園の露店。露店が出るお祭りって、札幌ではあんまりないので、平日だというのにとんでもない混み具合でした。普通なら歩いて15分ほどの中島公園~幌平橋も、人ごみが動かないので1時間弱かかってしまいました。 お好み焼き、たこ焼き、フランクフルト、ハッカパイプ、焼き鳥、チョコバナナ、型抜き、くじ引き、金魚すくい、射的、輪投げ… もう縁日の定番大集結!嬉しいですね。むちゃくちゃ混んでますけど。そういえばりんご飴はよく見るんですが、あんず飴はどこに行ってしまったんでしょう?最近見なくなったような…。 と、そぞろ歩きしているうちに、大きな広場で屋台小屋を発見。へ~こんなのあったっけ、と思うのも束の間、いきなり爆音がなんじゃあと思ったら、こんな↓屋台小屋がありました。 なんだ?オートバーサーカス?結構人だかりしています。 どうも爆音は写真左端のオートバイを思いっきり吹かしていたみたいです。 面白そう ということで入ってみることにしました。 中に入ると、高さ5mぐらいの円形樽状の走路?を上から見下ろせるようになってます。樽の上のほうには赤い線。 そしてオートバイが入ってきて、すぐに樽の内壁を走り出したのです 内壁は垂直に立っているので、オートバイが地面に水平にぶん回して走っています すげえ~ しかもライダーは、観客がチップの1000円札を差し出すと、赤い線ギリギリまでオートバイを近づけて、チップを獲りに着ます。しかもチップで目隠しをして手放し運転をしたり、観客目の前の赤い線すれすれを何周も走ったり。 およそ5分くらい、もうライダーのテクニックに釘付けです。大歓声のなか終了したのでした。 ところで、もすぐりが物知らずなのか、オートバイサーカスって聞いたことがなかったんですよ。札幌以外でもやってるんでしょうか?もしお近くでやることがあれば、一見の価値アリですよ
2006/06/15
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昨日の大的中を今日も!ってことで、次は競艇ですよぉ~ってダメ人間ですね。マジメな記事はどこへ行ってしまったんでしょうか。まあいいや ということで江戸川競艇ですが、今日は風も波も強いですね10Rまでは波が15cmと、慣れてない選手はかなり不利だったでしょう。本来ならこういうコンディションで活躍する石渡鉄平ですが、なにかがおかしい雰囲気で、今日も5着6着とドン尻の成績。好きな選手だけに次節からは奮起してほしいですね さて優勝戦です。やや波風はおさまっています。 コース取りは江戸川なので枠なり3対3。例によって6・井口は最奥に引いていく。個人的には6・井口の1着を期待したいので、全速トップスタートを…。 スタートは6・井口がトップスタート。しかし内側3・熊谷が伸びていく。そして2・星野は完全に飲み込まれ、1・濱野谷は1コーナーを先マイしようとする。だが3・熊谷が、6・井口が差しを決めて、3・熊谷はスピードが落ちないまま先行。対して6・井口は波に勢いがそがれて4番手に。 1周目2コーナー。3・熊谷が先行。6・井口が割り込んで上位を目指すも、5・村田に行き場を阻まれ突き抜けきれず、その隙に2着追走を確定させたのが1・濱野谷。結局そのままの隊形で順位が決まり、結果↓ 1着 3・熊谷直樹(まくり差し) 2着 1・濱野谷憲吾 3着 5・村田修次 4着 6・井口佳典 5着 2・星野太郎 6着 4・伯母芳恒 3連単 3→1→5 \3970 外 う~ん2連単なら当たってたんだけどな これで熊谷直樹は、江戸川GIを3回制覇したことになります。江戸川最強と言っていいと思います。 次の競艇ネタは浜名湖・SGグランドチャンピオン決定戦かな。今回は好きな選手も参戦するのでマジメに?応援したいと思います。
2006/06/15
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休みだったので、久々に札幌競馬場へ。今日はホッカイドウ競馬の開催日です。 メインレースは10Rの第10回北海道スプリントカップ(GIII)距離1000m。早速ですが、出生表を見てみましょう↓馬番馬名馬所属性齢騎手(所属)1ベルモントファラオ大井牡7御神本訓史(大井)2アドミラルサンダー北海道牡4坂下秀樹(北海道)3キーンランドスワンJRA牡7四位洋文(JRA)4マイネルレガリア愛知牡8清家義徳(愛知)5ディバインシルバーJRA牡8穂苅寿彦(JRA)6シャンハイジャンプ北海道牡5佐々木国明(北海道)7ヒロショウグン北海道牡7山口竜一(北海道)8コウエイソフィア大井牝6宮崎光行(北海道)9アグネスジュダイJRA牝4武豊(JRA)10ラブリーマスター兵庫牝4小野望(北海道)11シーキングザベストJRA牡5G.ボス(JRA)12エビスファイター北海道牡7五十嵐冬樹(北海道) …って交流重賞じゃん!いつものホッカイドウ競馬では考えられない豪華な番組です。たまの休みにこんな番組見れるなんてラッキー しかも大井の御神本騎手は8R・飲もう牛乳!頑張れ道営競馬特別で騎乗、武豊騎手は9R・モエレ沼公園特別でコスモハバネーロ号に騎乗。そんなわけでパドックも↓ 曇り空なのにすごい混んでいました。 さて8R・飲もう牛乳!頑張れ道営競馬特別。御神本騎手があやつる2・レッズボルテージが先頭を切って、ぐいぐいペースを上げていったのですが、距離が2400mのこのレース、最終コーナー回ってからバテてしまい、5着まで。 次いでの9R・モエレ沼公園特別。当然、人気が集中するのは↓ ぶれててすいませんコスモハバネーロ&武豊騎手です。レースでは最終コーナーを抜け出してきたのが8・コスモハバネーロだったのですが、足落ちしてしまい、9・オフィシャルや6・モエレメジャールに先着を許して3着。 そんなわけでメインレースの10R・第10回北海道スプリントカップ。ところが雨が降ってきましたそれでもパドックは熱気があふれています。人気が集まるのは武豊騎手が手綱をとる9・アグネスジュダイ↓ 同様に人気なのは11・シーキングザベスト↓ 短期騎手免許で来日しているオーストラリアのボス騎手が騎乗。馬の雰囲気もよさそうです。また個人的に面白く思えたのが↓ 1・ベルモントファラオ&御神本騎手。どうもミーハーですね。 そんなわけで予想すると、本当に上3頭が中心になってしまったんです本命は11・シーキングザベストですが、ほぼ同格で9・アグネスジュダイ。あとは連下で1・ベルモントファラオ、3・キーンランドスワン、12・エビスファイターの3頭。3連複で9=11=1・3・12の3通りで勝負しました。 レースの前には、突然大雨。一気に叩きつけるような雨が降り、大荒れの予感?それにしても騎手も馬も、こんな天候でレースをしなければならないなんて、大変だなぁと思ってしまいました。 ゲートが開いて、5・ディバインシルバーが先行も、好位置に9・アグネスジュダイがつけて、11・シーキングザベストは中団。しかし1000m戦、あっという間に4コーナーを各馬が回る。 いいタイミングでGOサインを出した9・アグネスジュダイが他馬を突き放して大きく先行。11・シーキングザベストも叩かれて追うも、勢いのある先行馬になかなか届かず、やっと馬体を併せられるか、というところで無情にもゴール板。結果↓ 1着 9・アグネスジュダイ 2着 11・シーキングジュダイ 3着 1・ベルモントファラオ 4着 3・キーンランドスワン 5着 5・ディバインシルバー 3連複 1=9=11 \1250 中 3連単でもよかったな。まあ当たったからいいや。とはいえ今年ホッカイドウ競馬に来たのはこれで2回目。それなのにこんないいレースを観戦できて、運がよかったですね。
2006/06/15
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いやはや珍しいことがあるもので、予想が当たりましたね。 10R:星野のイン逃げ→伯母の差しで江戸川鉄板決着。外 11R:スタート決めた熊谷のまくり。井口が回して追走。大的中 12R:濱野谷が圧倒逃げ、転覆艇避けた村田の2着。外 ということで11Rが本当に予想通り。さすが熊谷直樹、.01の超絶スタート。こんなスタート決められたら内側の艇も飲み込まれてしまいます。そして追走したのが、高速旋回を得意とする井口佳典。荒れる江戸川でも問題なく展開を衝いていました。で、3連単3→6→2\15020という高配当。もすぐりの競艇歴の中でも2番目の高配当的中になりました。 まあ外れることのほうが多かったんで、配当額はともかく展開どおりに的中したのは嬉しいですよねそんなこんなで、明日の優勝戦の予想を。まずは出走表から↓<12R 優勝戦> 1号艇 濱野谷憲吾(東京) 2号艇 星野太郎(三重) 3号艇 熊谷直樹(北海道) 4号艇 伯母芳恒(神奈川) 5号艇 村田修次(東京) 6号艇 井口佳典(三重) 順当に考えれば、東都のエース・濱野谷vs北海の白熊・熊谷の一騎打ち。確かに両者とも江戸川実績には遜色がなく、さらに両者江戸川GIのタイトルホルダーです。ですが、もすぐりにはどうしても6・井口佳典が気になってしょうがないんです。 6号艇の井口といえば…今年3月の住之江・GI太閤賞で初のGI制覇を成し遂げたんです。なんの奇縁だか、今回も6号艇。ターンが安定すれば上位着だけでなく、優勝も目指せるのでは? そして江戸川GIの6号艇といえば…2003年の江戸川大賞で、今坂勝広がまくり差して優勝。確かに江戸川はイン水面のほうが圧倒的に有利です。しかし、イン水域の選手がコーナーで握って流れてしまえば、アウトからの差しも決まってきます。6・井口に展開が向くこともあると考えます。 ということで、もすぐり予想は1・3・6のボックス6点。6がアタマだと、また万舟でしょう。さあ当たるべか?
2006/06/14
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いきなりですが、競艇です。 ちょっと江戸川の記念が荒れているように思えるので、日記にしておきます。 江戸川競艇場。日本に24場ある競艇場のうち、河川を競技水面にしている唯一の競艇場です。なにしろ河川を使用しているのですから、上げ潮・下げ潮で常に水面が波立ち、おまけに遮蔽物が少ないため風の影響も受けやすい、とにかくクセの強い競艇場です。 そんな競艇場ですから、選手によって相性のいい悪いがはっきりしていて、相性のいい選手がコンスタントにいい成績を残しています。 たとえば、地元千葉の石渡鉄平選手(通称江戸川鉄平)は江戸川の荒れ水面を得意としていて、波で鍛えた旋回技術や展開を利する勝負運びで定評があり、今回のGIでも隠れた優勝候補だともすぐりは思っていました。と・こ・ろ・が。 昨日11R、石渡選手は、江戸川で圧倒的に有利な1号艇でありながら、スタートを遅れた上に6号艇・井口佳典のまくりを喰らい5着敗退。一艇転覆しているので、実質ビリ。そのせいで、本当にわずかな差で準優勝戦進出を逸してしまったのですレースの配当もビックリですが(3連単\78110)、この江戸川で1号艇・石渡が敗れたというのはとても信じられなかったのです。 しかもそれだけではなく、服部幸男・秋山直之などがフライング、山崎智也・坪井康晴などが帰郷という主力メンバーの脱落まであり、水面だけでなく今節荒れに荒れてます。 そんなわけで、準優勝戦。とても気になります。一応の出走表は以下の通り。<10R 準優勝戦> 1号艇 星野太郎(三重) 2号艇 伯母芳恒(神奈川) 3号艇 山本隆幸(兵庫) 4号艇 岡瀬正人(岡山) 5号艇 野添貴裕(大阪) 6号艇 中嶋誠一郎(長崎)<11R 準優勝戦> 1号艇 太田和美(奈良) 2号艇 田村隆信(徳島) 3号艇 熊谷直樹(北海道) 4号艇 中野次郎(東京) 5号艇 鎌田義(兵庫) 6号艇 井口佳典(三重)<12R 準優勝戦> 1号艇 濱野谷憲吾(東京) 2号艇 白井英二(山口) 3号艇 寺田祥(山口) 4号艇 森高一真(香川) 5号艇 村田修次(東京) 6号艇 原田幸哉(愛知) こんなメンバーです。ということでいきなりもすぐり予想ですが↓ 10R:山本のセンターまくり一撃。3→1→2or3→2→1の2点勝負。 11R:得意水面で暴れる熊谷とぶん回し野郎井口の一騎打ち。3=6→1・2の4点。 12R:濱野谷の相手探し。1→2・3・4の2~3着で6点。 さあて、荒れてるのでどうなるでしょ
2006/06/14
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仕事帰りに最寄のブックオフに行ったら、前々から欲しいと思っていた1冊があって、サイフが薄いのも気にせず買い求めたのでした。それがこれ↓『詳細 レクシス プラネットボード』(鷹家秀史+林龍次郎・旺文社) この本、ナニモノかというと、ある英語の文法・語法について、「その表現をよく使用するか」「いくつかの類似表現のうちどの形を選択するか」と、英米のネイティブスピーカーに問い、その結果を数量統計化することで、どのような表現が正しく理解されるかを考察したものです。さらに当該表現にたいするネイティブのcommentsも掲載されているので、活きた英文法を学ぶにはいい本だと思っています。 …が、高校程度の英文法に対して、「あれ?これ言い方ヘンじゃないか?」と疑義を持たないと、この本の価値がないところに難しさがあります。要は入門書じゃなくて、研究書といっていいでしょう。 たとえば、表紙にもあるこんな問い↓「be differentに続く前置詞はfromかthanかtoか?」 普通の高校生ならfrom以外選べそうもないですね。ところがかなり英語を読み込んだ方だと、thanを使った文を見ることも増えてきます。もすぐりは勉強不足なので実見してませんが、イギリス英語ではtoを使うことがあるとか…。 となると、学習者のわれわれとしては困ってしまうわけです。一体何が正しいの?と。 それでこの本の出番になるわけですが、この問いの場合、英米の統計差ははっきりと出てしまうものの、おおむねfromを使うことで誤用を避けることができるといえます。 このように既存の英文法を洗いなおすのに、最適な本だと思っています。 ちなみにもすぐりも、英文法上で気になることがあり、その答えを求めていたときに出会ったのがこの本だったのです。その気になることとは、次の2文↓ 1. The bag was too heavy for me to lift it. 2. The bag was too heavy for me to lift. で、一般的に1.は間違いとされるのですが、その理由がうまく見当たらなかったのです。よく言われるのは、too~to不定詞構文(不定詞の副詞的用法のうち程度を表すもの)で「to不定詞の目的語=文の主語」であればto不定詞の目的語は省略される、というルールですが、これはあくまでそうなっているという後付の説明のようにしか思われず、なぜそうなるのかという理由ににはなってないのです。本来であれば他動詞(上の例文ではlift)はつねに目的語を要請するのに、いきなり消滅するのが正しい文というのは不思議な感じがしていたのです。 実際、too~to不定詞構文は中学でも習いますし、この程度の文であれば高校入試にも出題されます。否、まさにこの1.のような文を訂正せよという問題も実見したことがあります。もすぐりが塾講師時代にこのことを教えようとして、公式的にしか語れなかったことに愕然として、それ以来気にしていた事柄だったのです。 さて、ではこの本に問いかけたらどうなったか?結果は、to不定詞の前に意味上の主語(上の例文ではfor meにあたる)が挿入されている場合、1.での使用率も60%を超えるとのこと。つまりやや拡張すれば、too~to不定詞構文を含む文が長くなればなるほど、to不定詞の目的語は省略しなくてもよい、という結論に落ち着くのです。なぜto不定詞の目的語を省略するのが一般的なのか、という疑問は依然として残るものの、すこし解決に向けて前進したようにも思います。 でも、教えられないんだよね↑このこと。どっちも正しいじゃ受験生は混乱するし、実際は2.の文でないと正解にならないんだから。だからこのページを見ている中学生高校生がいるなら、必ず2.のほうで解答するように。 …というわけで、個人的には面白がってます。おかげで寝れない日が増えそう
2006/06/13
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どすこいよさこいソーラン祭も終わり、やや落ち着きを取り戻した札幌です。 しかしその札幌でもすぐりが満喫しているかというと、そうでもないのです特に今年は気温が低いんです。例年どすこいよさこいソーラン祭の頃には、半袖で動き回ってもあまり肌寒さを感じないのですが、今年はやたら冷え冷えします。…こんなこと書くと、雪でも降っているんじゃねえかと疑う内地人もいるかもしれませんが、もう6月、雪は降りません(ゴールデンウィークなら降りますが)。 ただ、雪でも…という冗談でも出てしまいそうなほど、空気が冷たいのは確かで、自転車に乗る気が失せてしまいますというわけで、今年、しかも4月に新車を導入したのに、遠出してないのです。 ところで今年は、次のところへ自転車で行こうと思っています。 ・岩見沢 ・豊羽 ・張碓 岩見沢はいいですね、競馬です(爆) 次の豊羽というのは、定山渓からさらに20kmほど奥に入ったところで、鉱山があるところです。日帰りを考えてますが、日程的にゆったり取らないと何が起こるか…。 最後の張碓は、余力があれば小樽と言いたいのですが、まあ妥当なところで挫折するかな、と(爆)でも前々から行ってみたい場所ではあったんですよ。 なにしろまだ新車で1日10kmも走ってないもんで、体を整えながらになりそうです。現実にどこかに行ったら、日記更新しようと思います。
2006/06/12
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…さすがに今日もばんえいネタを更新することになるとは思ってませんでした。 そう今日は、ばんえい旭川開催最終日というわけで、次の土曜日からは岩見沢に転戦となります。夏の岩見沢開催を楽しみにしたいってのは、先の日記に書きました。 しかしですよ、ネットで見ていたらすんごい記録が達成されているじゃないですか。 本日のメインレースである旭川11R・コカコーラ杯クリスタル特別で、5・ホクショウダイヤが1着。手綱をとる坂本東一騎手が通算2500勝を達成しました。 坂本東一騎手は、登録したのは昭和50年ですので、30年でこの大記録を達成したことになります。現役ジョッキーの中では最高齢ながら、ここ数年常にリーディング争いを演じており、今年の旭川開催が終わった段階で堂々ダントツのリーディング1位。まだまだ乗れます。次の目標は3000勝でしょうか、ぜひとも頑張ってほしいものです 坂本騎手といえば、なにしろパドックでは笑顔なのです。優しい笑顔で馬を操り、すこし馬がいれ込んでも落ち着いて手綱をとるんです。そして津軽弁丸出しの朴訥な話し方で、でも明るく接してくれる印象があります。とにかくもすぐりの好きな騎手の一人です(ってばんえいで嫌いな騎手っているのか?)ただ坂本騎手はばんえい記念での勝ち星がないのです。ちょっといい馬が回ってこないので難しいのですが、たぶん坂本騎手が一番欲しい重賞が、ばんえい記念ではないかと思います。こればっかりは難しいですが、諦めてほしくないなと思います。 繰り返しになりますが、旭川開催は今日で終了です。本当に最初から最後まで目が離せないシリーズでした。くわしくは当ブログの『旭川ばんえいsurprise紀行』を読んでいただきたいのですが、岩見沢でもいいシリーズになることを期待したいですね。【写真は坂本東一騎手(岩見沢競馬場でのパドックにて)】
2006/06/12
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実は先週までやや多忙でして、体は悲鳴を上げてました 休みはあまりなかった上に、予定のあった雑事から唐突なハプニングまでカンベンしてくれ~、って日々でした。好きな本も読めやしない… 思ったことが一つ。忙しいときでも地道にしなければならないですね。 そんなことに気がついたのは、逆行列を求めているとき。 へなにそれ? もすぐりはちと数学の勉強もすこしやってまして、いま線型代数の入門めいたものもしています。逆行列とは、いくつかの成分からなる正方行列Aに対して、 AX=XA=E となるような、XをAに対する逆行列というのですが、高校数学の段階で、2次正方行列Aの逆行列を簡単に求める式を習います。そんなわけで3次正方行列も同じような式があるだろう、などと思ってすこし探してみたんですが、そんなことよりも成分それぞれで方程式9コ立てて考えたほうが早いと気づきました。 そう、公式があるとそれに頼ってしまって、それ以外の考え方ができなくなり、硬直してしまったのです。自分の脳みそも硬直していることがわかり、反省…もっとヤワラカク考えていかないとマズいな。そんなことを思いながら数学してました。まだ入り口ですけどね。 そうそう。ちょっと新着日記を入れ替えようと思ってます。10個しか紹介できないのがとてもつらいのですが、まあ仕方ない。でももすぐりがのぞいているところは、面白いのが多いんだよな。まあお楽しみに。では。
2006/06/11
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馬場水分1.0%まで下がり、やや重い馬場。しかし映像で見るかぎり、天気もよく気持ちよさそうです ゲートが開いて、各馬スムーズな滑り出し。 第1障害では3・スターエンジェル、4・サダエリコあたりが先行、1・トモエパワーがやや遅れて最後方から追いかける。しかしさすがはグレードの一戦、差はあまりなく7・ミサイルテンリュウを先頭にして第2障害まで。 1・トモエパワーが仕掛けかかるも、足をため息を溜め、気配をうかがいながら第2障害。そしてその静を動に変えたのは、7・ミサイルテンリュウ、内から6・トカチプリティー。勢いのある7・ミサイルテンリュウ一気に馬体を天板まで乗せ、そりを引き上げるだけ。1・トモエパワーも負けじと登るがやや苦しいか。5・シンエイキンカイは上り坂の途中で足を折って動ききれなくなってしまった。一方その内に入る4・サダエリコは一気に登り切る力強さ。 砂の重い旭川の障害を最初に乗り越えたのは、大方の予想通り7・ミサイルテンリュウ。ところが一呼吸もおかないうちに、4・サダエリコが降りてくる。4・サダエリコの足は下りきったすぐはややゆったりだったものの、すぐに回復したのか、速い足に戻り前を追う。7・ミサイルテンリュウも4馬身ほど先行しているものの、余裕はない。鈴木恵介騎手も強めに手綱を叩く。 しかしやはりグレードレースでの実績が違う。4・サダエリコが一気に追いつき、7・ミサイルテンリュウの足色が鈍って見えるほどの確実な足取りで、先行。さらに差を1馬身まで広げてゴール。追いつくまでは永く思えたのに、追い越してからはあっという間にゴール。 これでレースは終わったようなものだが、それでもばんえいは終わらない。凄まじいのは1・トモエパワー。第2障害をかなり差をつけられて降りたはずなのに、どの馬よりも速い足で平地を走り抜けて、なんとなんとの5着。あれだけ差をつけられての障害越えだったのに、5着入線は立派。結果↓ 1着 4 サダエリコ 安部憲二 2着 7 ミサイルテンリュウ 鈴木恵介 3着 8 ミサキスーパー 鈴木勝堤 4着 9 タケタカラニシキ 坂本東一 5着 1 トモエパワー 松本秀克 馬連 4=7 ¥290 中… …当たってますね。配当はともかくとはいえサダエリコ牝馬6歳、強いですアンローズとならんでばんえい牝馬最強といっていいでしょう。 ちなみにこのブログをごらんいただいている方は、ほとんどばんえいをご存じないと思いますので、サダエリコの戦績を見てみましょう↓<サダエリコ 牝馬6歳 94戦33勝>重賞獲得歴: 2002年 帯広・第33回ホクレン賞(2歳オープン) 2003年 帯広・第28回黒ユリ賞(3歳牝馬オープン ) 岩見沢・第28回ばんえいオークス(3歳牝馬オープン) 岩見沢・第32回ばんえいダービー(3歳オープン) 北見・第4回オールスターカップ(3歳以上混合) 北見・第28回ばんえい菊花賞(3歳オープン) 2004年 旭川・第24回旭川記念(4歳オープン定量) 北見・第5回オールスターカップ(3歳以上混合) 帯広・第12回銀河賞(4歳オープン) 2005年 岩見沢・第13回北斗賞(3歳以上混合) 北見・第26回北見記念(3歳以上混合) 2006年 旭川・第37回旭王冠賞(3歳以上混合) まだばんえい記念には挑戦してませんが、ここまでの成績の馬です。期待しないわけには行きません。それよりも来週からは夏の岩見沢開催。夏は牝馬が強いだけでなく、サダエリコの岩見沢相性は最高。転戦しても活躍を期待できそうです。 そう、来週からは岩見沢開催。毎週のように通えます本気かよ。でも身近に行けるのは嬉しいです。本当に楽しみですね。
2006/06/11
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ばんえいの旭川開催も残すところあと2日、というわけで今日は旭王冠賞の日です今回の旭王冠賞は、前回覇者のスーパーペガサスも登録していたのですが、熱発して出走回避、9頭でのレースになりました。出走表は以下の通りです(馬番・馬名・性齢・騎手・斤量kg)。 1 トモエパワー 牡6 松本秀克 780 2 ヨコハマボーイ 牡8 千葉均 780 3 スターエンジェル 牝6 藤本匠 760 4 サダエリコ 牝6 安部憲二 760 5 シンエイキンカイ 牡9 大河原和雄 780 6 トカチプリティー 牝6 高橋洋典 760 7 ミサイルテンリュウ 牡7 鈴木恵介 780 8 ミサキスーパー 牡9 鈴木勝堤 780 9 タケタカラニシキ 牡5 坂本東一 780 現状のところ旭川競馬場は晴れ、馬場水分は1.1%となっています。 さて、現在ばんえい最強馬ともいえるスーパーペガサスが回避したため、やや荒れそうな気もしないでもないですが、実はペガサス、旭川に来てからあまり調子が出ず、この旭王冠賞に出走できたとしても、個人的には本命に推せない感じでした。 ではもすぐりの本命馬は? 《7 ミサイルテンリュウ 鈴木恵介》です。近走の成績は1着2本と旭川との相性だけでなく、その前のばんえい記念でも初出走ながらヨコハマボーイと競りあって惜しくも4着。700kg台の斤量ならスピードを活かせるでしょう。 一方対抗はどうか。これが難しく思えます。ミサキスーパーは800kg台の斤量のほうが有利な展開を持つように思えますし、シンエイキンカイもあまりいい展開に恵まれてません。やはり気になるのは次の2頭でしょう。 《1 トモエパワー 松本秀克》 《4 サダエリコ 安部憲二》 特にトモエパワーは%の低い重い馬場でも、かなりスムーズに足を運んでいます。唯一気になるのは780kgという斤量をあまり経験していないこと。勢いが出れば問題ないと思いますが。 ということで、もすぐり予想は押さえも含めて次の3点です。(ちなみに馬複) 7=1 7=4 7=8 出走は16:35。期待して観戦しましょう
2006/06/11
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本当に久々に障害レースをブログに上げます。 ってか障害レース自体久々の参戦なんだか最近行けないんですよJRAに。 そんなわけで久々の障害レース、しかもグレードレースじゃないですか。 東京ハイジャンプといえば、距離は3300mとまあまあの距離ながら、通常130~140cmの竹柵障害や生垣障害が1部150cmの高さに変更になります。高く安定したジャンプが求められるのです。ただ東京コース自体が、中山ほどバリエーションのある走路ではないので、見るほうにとってはやや退屈かなあ さて、予想ですが、もう本命は誰が見ても明らか。 《14 スプリングゲント》 障害レースは4戦4勝。今回のレースは最後が芝ですが、芝での戦績もまあまあ。おまけに障害巧者の白浜雄造騎手が鞍上。どうやって死角を見つければいいのか。 となると問題は対抗ですが、これも問題なく次の3頭かなあ。 《13 テレジェニック》 《5 ファントムスズカ》 《3 イブキリムジンオー》 でも他に気になる馬がいないんだよなせっかくのグレードレースなのに、あまりにも本命が固定しすぎな気が… そんなわけでもすぐり予想は馬複で14=13・5・3。そして3連単は14→13=5の2点で勝負。 ゲートが開いてから、まず3・イブキリムジンオーが先行。9・ブルーアルパインや6・クールジョイあたりが追走するが、さすがは熊沢騎手が手綱をとる3・イブキリムジンオーが差させず先頭維持。次を追うのが5・ファントムスズカなど。一方の14・スプリングゲントは中団、13・テレジェニックはやや後方から。 先頭は9・ブルーアルパインに変わり、3・イブキリムジンオーが追う形になったものの、その順をほぼ変えず、しかし先頭から後方まで20馬身くらいと、あまり差のない競馬。見方によってはまだどの馬も逆転がありそうな展開ながら、中団がやや前に歩を進める。そして2周目スタンド前からバックストレッチへ。 そして最後の3コーナーから4コーナーにかけて、9・ブルーアルパインが、そして3・イブキリムジンオーの足色が鈍った。追い込んでくるのは14・スプリングゲント、5・ファントムスズカ。最後の直線で抜け出たのは14・スプリングゲント、一気に突き放す。しかし後方からかなり速い足で13・テレジェニックが追いすがってくる。 しかし14・スプリングゲント、やはり強い。一瞬13・テレジェニックに並ばれたが、そこからまた足を先に出して、ゴール板を先着。結果↓ 1着 14・スプリングゲント 2着 13・テレジェニック 3着 2・マイネルオーパー 4着 5・ファントムスズカ 5着 9・ブルーアルパイン 馬連 14=13 \300 中 3連単 14→13→2 \1270 外おめでとう!スプリングゲント5連勝 でもね、この配当の安さは何でしょうね3連単も競艇の本命並みの配当ですぜ。しかも外してるし とはいえ、このスプリングゲントの好調はどこまで続くんでしょう。京都ハイジャンプや中山大障害でも活躍するんでしょうか。期待もしてみたいですよね。
2006/06/10
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もすぐりは北海道札幌市在住ですが、最近TVを見ていると、高校受験のための塾の宣伝が活発になってます。まあ夏期講習前なので、かきいれ時なのでしょう。特に北海道地場のH増進会と、新規参入のS予備校のCMが目立ちます。 気になるのは、このH増進会とS予備校のCMなど。どちらも講師力をウリにしてます。つまり、 H増進会→「塾は講師で決まる!」 S予備校→「100%プロ講師」 そうですかそうですか。勝手にやってくださいね、ハイハイ。 …ってのがもすぐりの感想。 どういうことか?もすぐりの見解としては、講師力のみでは成績は向上しないと思っているからです。実体験として、講師力のおかげで科目に対する理解は進んだと思います。しかし問題を解く演習をしっかりしなかったため、1浪目では志望大学に合格しませんでした。2浪目は、どちらかというと教務力=すなわち成績管理をして、問題演習を重視した予備校で、実力が格段に向上しました。 さらにこの両者の問題は、講師のとらえ方です。H増進会は講師=有名大学卒であり、S予備校の講師=正社員。どう思います?ある意味妥当な感じがしますけどね、もすぐりはそう思いません。有名大学卒だから正社員だから、うまい授業ができるというのだろうか?生徒に納得をさせ、学習に向かわせることができるのだろうか?有名大学卒というのは、それだけの学力を持ってそれなりの大学に入った人のことであり、正社員とは求められたことをすればいい人のことだ。学力のある人間には勉強が苦手な人間の気持ちはわかりにくいだろうし、求められたことをすればいい人というのは向上心に欠けるきらいがあるように思えます。 当然学力があっても勉強が苦手な人の気持ちを汲み取れる人もいるかもしれないし、正社員でも向上心あふれる人もいるかもしれません。しかし、ならば上のような宣伝はいかがなものでしょう?もし講師力を重視するなら、具体的にどの講師がどういう実績を持っているのかを明示すべきだし、もっというならどのクラスを誰が受け持つのかぐらい明示してもいいのではないだろうか?とはいえ、そんなことやってる塾・予備校は少ないですがね。 やややけくそ気味ですが、いわゆる大手のやり方が腹立たしいので、ビール飲みながら駄文を書き連ねてみました
2006/06/09
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いまこのブログ界ではバトンは何本出回っているんでしょうか?だいたいですね、ちょっとヘンですよ何がって… まずたかぶん668様からバトンをいただきました。お題は【モスバーガー】。 その数時間後、さとけんあおーん様よりバトンをいただきました。お題は【モスバーガー】。 おそらくにころん01様ももすぐりにバトンを回そうと考えているはずです。お題は当然【モスバーガー】。 もうカンベンしてくださいネタは切れませんが、いささか食傷気味。 そんなわけで、お題は【モスバーガー】。行ってみましょう。○最近【モスバーガー】について思うこと。 面白い出店を望む。もすぐりの言う面白い出店とは…→既存店で面白いもの 山崎咲ランド店(兵庫県) 大分三重店(大分県) 徳島鴨島店(徳島県) 広島江能店(広島県) 佐沼店(宮城県)など→閉店してしまったが面白かったもの オホーツク紋別店(北海道) 小豆島店(香川県) 神栖店(茨城県) 古知野店(愛知県) 白馬店(長野県) …傾向はわかると思います。ねえ、にころん01さん。○この【モスバーガー】には感動~。 もすぐりが「大好きなモスバーガーを1店舗選びなさい」と問われたら、間違いなく選ぶあの店。東京都板橋区にあった大山店(現存する大山駅前店ではない)。モスバーガーめぐりを続けていくのに、どんなに心の支えになったか。そのこだわりこそがモスバーガーという企業を支えていたと、もすぐりは信じている。 わかるよね、さとけんあおーんさん。○【モスバーガー】の好きなところ メニューもさることながら、まったく想像できないような出店計画でもすぐりをほんろうしてくれる。たとえば大阪府。閉店した店舗も含めると、府内で1番古かったのは寝屋川店(閉店)、次いで千里丘店(閉店)、千林大宮店(閉店)、都島店、今福店、萱島店…。偏りがありますね。すごい偏ってますね。覚醒のレモンティーさん、この偏りわかるかな?(突然振ってみた)○こんな【モスバーガー】は嫌いだ 決まってますがな。ビッグマックを売っているモスバーガーでんがな。 あとは自動販売機型モスバーガーとか。 女子大や女子高に入ってるモスバーガーとか。行けないもん。○この世に【モスバーガー】がなかったら? 俺がつくる! …冗談にしても、それくらいの意欲を持ちたいですね。あれ?話がそれた?○バトンを廻したい人5人&それぞれへの指定。 バトンを量産するのに疲れましたので、もう寝ます。 一応2人だけ指定しておきますか。 たかぶん668さん→【競馬】または【JRA障害レース】 さとけんあおーんさん→【藤原紀香】または【モスバーガー】…バトンねたは疲れましたせめて2ヶ月はバトンを回さないでください
2006/06/06
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…いったい連載の『四則演算バカ』『ばんえい紀行』はどこに行っちまったんでしょうか最近モスねたばかり続けてますが、今回もモスねたで。 すでに他のブログでも取り上げられているんですが、2006年6月1日付のプレスリリースによると、お持ち帰り用のポリ袋、通称ポリバッグを全廃すると決定したそうです。とりあえず、プレスリリースの一部分を引用すると↓ 当チェーンでは、2005年度で4478万枚のポリ袋を使用しており、これを全廃することにより、年間で約352キロリットル相当(ドラム缶約1,760本分)の石油資源(原料石油換算)の使用を低減することになります。「天然資源の有効活用」は当チェーンの「環境方針」に明記しており、いわゆる「レジ袋問題」に、より早期での対応を決断しました。 というわけで、環境にやさしいモスの面目躍如といったところでしょう。特にポイントは下線部です。たとえばISO14001認証だか、環境教育の実施だか、そんなこと言われても、極端にいえば外側=お客様に見えてこないんですよ。具体性が薄いんです。今回のプレスリリースの秀逸なところは、削減対象を明示した上で量の具体性をはっきりさせているんですよね。 もう1つ踏み込んで言えば、モスバーガー全国たかだか1500店舗程度で、ポリバッグを全廃したくらいでこれだけの石油使用の低減になるわけです。他の外食産業・流通産業がしっかりと取り組めば、10倍量くらいの石油使用の低減までもっていけるのではないか、と楽観的に思うわけです。そしてその先駆者はモスバーガー しかしもすぐりはこのポリバッグ全廃を「環境対策初級」と認識しています。まだまだ環境対策は先が長いし、モスバーガーももっとできることがあると信じているからです。 なぜか? もすぐりがモスバーガーめぐりを志したころ、次のような出来事があったのです。 1992年の冬だったと思いますが、まだモスめぐりも緒についたばかりで、100店舗ぐらいしか回っておらず、当時高校生だったもすぐりは、まずは訪問した店舗数を増やそうとするものの、お金がないのでそれぞれの店舗で単品しか注文しない状況でした。そんなときに東京都板橋区のときわ台店(現在は緑モスとして営業中)に訪れました。 時間は夕方6時ごろ、店の座席はほぼ埋まり、厨房もテイクアウトの注文で忙しそうでした。とても店内でゆっくりできる雰囲気ではないと思い、もすぐりもフランクフルト単品テイクアウトの注文をしたのでした。そのときです。 店員(店長だと思う)「すぐ食べるかい?」 もすぐり「あ、はい」 店員「ちょっと待っててな。」 (間3分) 店員「袋はいらないよね?」 もすぐり「ええ」 店員「じゃあこぼさないでね」 もすぐり「???…!!」 店員さんから手渡されたのは、すでにケチャップ&マスタードがかかったフランクフルトと、アルミホイルで作った受け皿。それにナプキン1枚。たしかに食べるだけならこれで十分です。店員さんはもすぐりの挙動を見て、だいたいどういう客なのか見ていたのでしょう、とても的確な商品提供をしてくれたのです。 ときわ台店をあとにして、道すがらフランクフルトを頬張りながら、店員さんの対応にある種の尊敬の念を抱いて、次の店舗へ歩いていったのでした。 マニュアル的には、 1.フランクフルトをアルミホイルで包む 2.紙袋にフランクフルト・パックケチャップ・パックマスタード・ナプキンを入れる 3.お客様が持ちやすいように、紙袋をポリバッグに入れて渡す となります。しかしマニュアルどおりがいいわけではありません。うまくマニュアルを踏み外すこと、そしてそれでも双方に満足がいくようにすることが大切だと思います。 先の実体験で、ポイントになるのは店員さんがもすぐりをよく見て、そして声をかけてくれたことです。もし対話がなければマニュアルどおりにコトが運んでいたでしょう。 何が言いたいのか。ポリ袋を減らすのは実に簡単で、「袋は要らないよ」と言えばいいのです。お店の人も「袋はいりますか?」と聞けばいいし、客としても「いらない」という意思表示をすればいいだけのことなんです。要はその心がけを具体化できるかどうか。だからポリバッグ全廃ごとき(とあえて言わせてもらう)では、「初級」なんです。 モスバーガーにとって大切なのは、せっかく環境対策を具体化するハードが準備できたのだから、もっと推し進めることができるはずだ、ということ。難しいけど「心がけの具体化」だと思うのです。
2006/06/02
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ホントはやらなければならないコト、書きたい記事もあるんですが、ちょっと現実逃避して、モスバーガーネタを。 もすぐりは新店情報もチェックしているのですが、一応閉店情報も気にはしていて、未訪問の店舗の閉店が確認されると悲しさに涙することも本当にあります。まあすでに訪問した店舗でも、店舗がなくなるのはツラいですが。 さてここ数年で、モスバーガーの空白域が急激に拡大してしまった地域があります。すでに日記のほうでは、南武線の中野島~立川間に着目しましたが、それどころではない地域があります。名づけて、ヨコスカ帝国 具体的に行政区分で範囲を決めると、神奈川県横須賀市を中心に、横浜市金沢区・三浦市。場合によっては横浜市磯子区を「帝国」の入り口として加えてもいいでしょう。 なぜヨコスカ帝国なのか?それは以下に列挙する、1992年当時の当該地域の店舗数と店舗名をごらんいただければ、容易に了解してもらえると思います。(列挙順は磯子区・金沢区・横須賀市・三浦市でだいたい北から南へ並べる) ・杉田店 ・洋光台店 ・京急富岡店 ・能見台店 ・金沢八景店 ・金沢文庫店 ・ヨコハマ瀬ヶ崎店 ・追浜店 ・横須賀店 ・ヨコスカ安浦店 ・ヨコスカ衣笠店 ・ヨコスカ大津店 ・ヨコスカ馬堀店 ・ヨコスカ浦賀店 ・ヨコスカ北久里浜店 ・ヨコスカ久里浜店 ・三浦海岸店 三浦半島の東岸のかなり狭い地域に、これだけの店舗が存在していたのです。特に横須賀店・金沢八景店・金沢文庫店・衣笠店は、店舗番号が100未満、すなわちモスバーガー創成期を経験している店舗です。さらに加えるなら、店舗番号が1000を超える店舗(言い換えれば1990年以降に開店した店舗)はヨコスカ北久里浜店のみ。モスバーガーにとって横須賀市周辺は、モスバーガーを育てた地域と言うことができそうです。 以上の店舗リストは、繰り返しになりますが、1992年当時のものです。もすぐりは1993年ごろにヨコスカ浦賀店を除くすべての店舗を訪問しました(ヨコスカ浦賀店はすでに閉店していた。しかも話によれば、店舗閉店の1ヶ月ぐらい後に現地に行っており、もう開かないシャッターの前で立ち尽くしたのを覚えている)。 では現在、上のリストからは14年ほど経過した2006年6月の当該地域の店舗を列挙すると、次のようになります。 ・ビアレ横浜並木店 ・金沢文庫店 ・追浜店 ・衣笠店 本当にこれだけしか、モスバーガーがないんです横浜市磯子区と三浦市からは店舗が消滅し、かつては9店舗もあった横須賀市内も2店舗のみ…。(※付言しておくと、ヨコスカ安浦店のみは完全に閉店したかどうか、もすぐりには疑わしい。確か一昨年あたりに改装をしていたと記憶しているので。)この凋落がいかに急激であるかは、誰の目にも明らかでしょう。 この原因はなんでしょうか?大きなくくりで述べれば、バブル経済の崩壊の影響で、横須賀市周辺の宅地開発のスピードが暫減し、人口が横ばいになってきたからだと思えます。さらに古い店舗も多かったため、ハードとして売上向上に限界があったことも一因かもしれません。さらに新店ができてないのは、投下資本に対する効率的な回収が望めないからだと思われます。1992年の店舗配置を地図化して、2006年6月のそれと比較してみれば容易に分かりますが、京浜急行の横須賀中央駅より南の「末端」地域は7店→0店と、激減しているのです。 大上段に構えれば、このデータをもって街が衰退・消失した=ファスト風土化(by三浦展)と論じ進めることも可能かもしれません。しかしもすぐりにとっては、街の流動化が進んでしまった実態よりも、なくなってしまった店舗を悼む気持ちのほうがはるかに大きいのです。
2006/06/01
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