ゴマダラチョウの越冬幼虫を探していて、豊田で背中に突起が4対ある幼虫を見つけたのは2012年、5年前のことです。これはオオムラサキに違いないと飼育を始めましたが最初の3年は失敗の連続で蛹までも行きませんでした。昨年からはナオ君にも飼育を頼むようになり、昨年ナオ君が1♂羽化させることに成功しました。今年は5匹採って来た幼虫を2頭羽化まで育てることが出来ました。
オオムラサキ♂羽化(6月20日) (1)
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最初に羽化したのは6月20日、♂でした。もうひとつはなかなか蛹にならず、待ちきれないので、ナオ君のところで羽化した♀を借りて来ました。
オオムラサキ♀(6月23日) (1)
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オオムラサキハンドペアリング (2)
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♂の成熟には1週間ほどかかると言うのでそれを待って3回ほどハンドペアリングを試みましたが、交尾は不成立でした。
オオムラサキ♀(7月7日) (3)
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次に家で羽化したのは♀でした。でも先の♂はすでに死んでいません。ナオ君のところの2頭目が♂ならばと期待しましたが、どうも蛹の段階で死亡したようです。もう♀の翅もだいぶん傷んで来ました。標本にするのも忍びないので、幼虫を採って来た場所へ帰してやることにしました。うまく♂を見つけて交尾して子孫を残してくれることを期待して、・・・。
エノキの大木(豊田市) (3)
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幼虫を採って来たのはこんな場所です。エノキの大木があり、周りはクヌギの林になっています。
エノキの大木(豊田市) (1)
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丁度、エノキの根元のこの一角で幼虫を8匹ほど見つけました。
オオムラサキ♀(豊田市) (4)
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オオムラサキ♀(豊田市) (3)
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自然に戻された♀は嬉しそうに翅をパタパタと閉じたり開いたりしながら露を吸っていました。
カブトムシ♂(豊田市)
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近くにはクヌギの樹液の出ているところもありましたが、オオムラサキはいませんでした。代わりにカブトムシを採って来ました。
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