全699件 (699件中 51-100件目)
近所の一人暮らしの仲良しさんが、東京に引っ越すと言う。半年ほど前に救急車で病院に行く出来事があった。それで東京にいる彼女の娘に言われたり、自分でも気弱になっちゃって、遂に娘の近くに家を借りて移るそうだ。ひょっとしたら帰ってくるかもしれないからとこちらの家はそのままにして。今日隣のお婆ちゃん(自分もお婆ちゃんだけど)とうちのご隠居も入れて近くの日本料理やでお別れ会をした。日本料理のフルコース。器が素敵だった。何皿目かに出てきたピンクの萩焼に似た器。おや、「金継ぎ」。他の3人のは金継ぎ無し。ちょっと嬉しくなって写真を撮った。コース料理では流れを止めたくないから味わうことに専念して、写真は余り撮らないのだけれど、金継ぎは宝くじにあったったような感じがして思わず撮ってしまった。そして金継ぎ大好きなシャンディに報告したのであった。レストランの奥さんが自分で金継ぎしたんだそうだ。陶器は壊れやすい。欠けたまま出てくるお店では本当にそれ一つでがっかりしてしまうことがあって、もう2度と行かないと思うのである。ここでは大事に扱っているからこその金継ぎ。日本の伝統も大事にしていることも伝わってくる。器の中の生湯葉のお料理も美味しかった。
September 28, 2023
コメント(4)
7月、おそらく30年以上前のアメリカ人留学生のジェナがパークレンジャーしている夫と富士山登りに来ると言っていたがその後なんとも言って来ない。モンゴルから帰ってFacebook見たら、ポルトガルに行ってるじゃん。「富士山は?」と聞いたら来年だって。おそらくジェナの3、4年後に来たカイルが日本に行くから会いたいと言って来た。奥さんが日本人。最初のやりとり英語でしたけど、めんどくさいからもう家族ぐるみで付き合ってるから奥さんの方に日本語で連絡取る。そうこうしているとドイツ人のマルコスさんから家族で日本に行くけど泊めてもらえるかと連絡きた。もうホームステイ受け入れボランティアは終了したけど、リピーターは受け入れてるから良いよと返事した。彼はしっかり来日年を覚えていた。20年ぶりだという。学術会議招聘で来日した彼の帰国間近に来日した奥さんは山の家に招待したから知っているけど、その子供たちは初めて会うことになる。我が家で握って振る舞った握り寿司をドイツでも作って今では子供が作るらしい。私が握るパフォーマンスをするから、握り寿司は自宅でも作れるんだとゲストは皆思うらしい。早く来ないと年取っちゃうよと言うと、「それはお互い様。だけどあなたはFacebookで見てると結構アクティブに動いているじゃない」と言われた。モンゴル旅行のことか?あは!彼らの来日予定は来年の夏。航空券の手配があるからだって。山の家の庭の大半の大木は切り倒したけれど、そこからこぼれた実生の白樺が1mほどになった。また白樺に囲まれた家になるのだろうか。今度は見上げるような大木じゃなくて頭を詰めて行って、背の低い白樺に育てるつもり。でも山の木の成長は早い。どうなることやら。寝ながら私のベットから見た裏庭
September 13, 2023
コメント(5)
TBSで日曜日にやっているVIVANT をみている。ウサギ普段は大河ドラマ以外テレビは見ない。2台のテレビはご隠居がリモコンを握っているし、その大河もこの頃つまらない。VIVANT は半分が架空の国の話。その架空の国バルカはモンゴルの隣にあるのだが、風景はそっくりそのままモンゴル。モンゴルの首都、ゴビ砂漠、草原、ウサギの知ってる風景ばかり出てくる。そしてそのバルカ国で話す言葉はモンゴル語。たった2年だけれどモンゴル語を習っているからなんとなく言葉がわかる。あ、字幕見てるのか。ウサギが先日宿泊していたケーピンスキーホテルもロケに使われて、ロビーのスタッフもエキストラ。ご隠居など、「ホテルのレストラン映ってる。入ったよね。そのトイレも同じだ」などと言う。街の中心のスフバートル広場のチンギスハーンの巨大な銅像も映るから、バルカ(架空の国)もチンギスハーンかなんて呟きながら見ている。たくさんの俳優さんたちはバルカと日本を物語の中で行ったり来たりしているから、それぞれがモンゴル語の先生に付いて会話練習して、皆流暢に話す。上手だなあ。阿部寛も堺雅人も二階堂ふみ、二宮和也も役所広司もそしてスマホの声の声優さんまで。毎週、先を推理して敗れて、また新しい推理をするのが楽しい。日曜日が待ち遠しいウサギなのである。夜のスフバートル広場。あらあ、普通に馬が写り込んでいる。国の1番のお祭りナーダム祭の前日だったからか。
September 6, 2023
コメント(10)
娘に貰った缶入りチーズクッキーを食べながらふと缶を見ると、会社名が東インド会社。(英語表記)あれえ、歴史上超有名な会社。まだ存在しているの。まさかね。調べてみるとあの東インド会社はとっくに終わっていて、新しくロンドンのシティにお菓子カンパニーとして同じ名前でできたらしい。シティはロンドンの金融街の先、モニュメントの近く、ロンドン橋の近くにあるビジネス街だ。因みにうちの娘も何年かそこで働いていた。橋を渡るとザ・シャードというとんがった建物とバラマーケットが有る。話が飛んだ。その新しい「東インド会社」のクッキー(チェダーチーズ味の超薄いパイとポテトチップスの中間のような軽いデリケートなお菓子は、ロンドンから飛行機に揺られ、電車に揺られているうちに半分は粉々になったようだ。摘めないので、サラダにふりかけて食べたら意外に美味しかった。
August 29, 2023
コメント(7)
久しぶりにケーキを食べた。うん?いや小布施堂のモンブランちょっと前に食べたか。この頃はケーキを食べる回数が減っている。食べなくても太るから困る。パレスホテルのケーキ「川中島白桃が届いたから取りに来る?」と聞いたら、娘が取りに来た。海老鯛でケーキがやってきた。うん、どっちが鯛だろう。長野の川中島白桃は長野東急で1,200円していたけど、今日スーパーで見た福島産川中島白桃は2つで500円もしない。どうしてだろう。この間食べた「なつっこ」と同じぐらい。川中島白桃は流石に美味しい。色付きはイマイチだといとこが言っていたが、味は最高。わずかな酸味が残っているのが「なつっこ」との違い。ケーキも美味しかった。クリームが最高。私が食べた逆モンブラン(クリームが外で中がマロンペースト)も美味しかった。年金生活者には贅沢なケーキ。実はこの白桃市場に出回る前からいとこの家で作っているもの。突然変異で川中島に現れた初期からいとこが作っている。だからこんなにぎちぎちに入れてくれる。果実にかける袋の加減で赤みがついたりつかなかったりするんだそうだ。でも味には関係ない。
August 27, 2023
コメント(6)
真田紐が大好きなので有る。なんに使うの?お茶碗の桐の箱に付いているあれ。ちゃんと縛り方のルールもある。それぐらいしか使い道のない紐。だけど好きなのである。娘が貰った京都の塩昆布をくれた。お母さん好きそうだからと。霧の箱に入っていた。ただの塩昆布。
August 23, 2023
コメント(6)
前にも書いたけど、書くことないからまた書く。山の家に来る時は高速を降りたら、大泉別荘地の近くのスーパーで買い出しをする。ここは観光客もわざわざ買い物しに来るからものすごく混んでいる。良いものをいっぱい置いているので強気の値段でも飛ぶように売れている。ワインコーナー専門のアドバイザーが居るので大体ここで2、3本山梨、長野の新しいワイナリーのワインを買い込む。軽井沢ビールも何種類か買う。山の家生活はメンテナンスや庭の手入れの必需品も出てくるから、その材料も買いに行く。山梨側に行ったり、長野県の他の地方に買いに行ったりする。そのついでに、生活の途中で買い足す食料は長野県側のツルヤだ。長野県民庶民の台所。県内至る所にある。AEONみたいな食料だけのスーパー。山梨県側のスーパーより断然安い。オリジナルと言ってもパッケージだけのような気もするが、他にはない包装なのでつい買ってしまう。川中島納豆と言うすごく大きな豆の納豆も有る。ジャムもお土産用じゃないからすごく安くて買いやすい。と言うことで、こんなに買い足して山にいる間に消費できるかと言いつつ買うのだった。お盆なので善光寺にお参りに行って天国の父母に挨拶をして、帰りに果物を買って帰る。川中島白桃はまだお盆を過ぎなければ出ないと農協の直売所で言われた。従兄弟から送られてくるのを待つしかないか。葡萄も桃も新しい品種が出て来ている。楽しみ。
August 18, 2023
コメント(5)
モンゴルでの3日間、我が家の留学生だった子のお父さんの別荘に招待される。その辺は首都郊外の観光客で人気が有る有名なリゾート地テレルジと山ひとつ隔てた地にある。辺りは別荘地と言っても日本のように狭くない。一軒の敷地が広大。車で入れる程の門が等間隔で3つある。4箇所有ったが1箇所の土地は多すぎるから売っちゃったと言う。ああ、そうか。元々ここは4区画分の土地だったのだ。モンゴルは大草原のイメージだが、そこは見晴らしが良いが林も低い山もある。ただし日本と違うところはヤクや牛や羊があちこちを自由に闊歩している。だから皆敷地を立派な柵で囲ってある。これだけの柵はお金がかかるだろうなあと自作で鹿避け作った我が家の山の家を思い浮かべる。そして決定的に日本と違うのが、日本のような二階建てのガラス張りの建物もあるが、殆どはゲルを配置していることだ。彼のお父さんの別荘地にも広大な敷地にゲルがポツンと配置されていた。何でもちょっと前は800m程横の敷地に建物とゲルがあったが、そこに五棟の二階建てを建てて売ってしまったそう。そして少し山際に新しい土地を購入し、今年新しい家を建てるんだそうだ。それまではゲル生活。お風呂なし、トイレ外。(これが凄い外。次回書く)建物が建つまではゲル生活と言ったが、彼はそのゲル生活を遊びのように楽しんでいる。日本人がわざわざテントキャンプを楽しむように。そう考えるとテントにしてはスケールが大きい。ゲルの中にはベッドも大きい冷蔵庫もキッチンも食器棚も、テレビも、タンスも、肖像画も、仏壇も調理器具も、ストーブもある。「どうしてここに移動したんですか」と聞くウサギ。「ここは花がいっぱいで井戸も掘れたから」確かにお父さんの土地だけ他よりずっと花が多い。遠くにお隣のゲルが見える。あっちの木もお父さんの敷地内。敷地内をはあはあ言って歩く。花を見せてくれるからと。山の家と同じで標高高いのよ。もちろん自然に生えている花。ウサギが数えたら全部で47種。エーデルワイスを踏みつけないと門からゲルに辿り着けない贅沢。留学生の犬。この子はきちんと予防接種してもらってるから安心。
August 2, 2023
コメント(7)
今回のモンゴル行きの一つはモンゴル文法の本を買うこと。探し出す本を写真に収め、本屋探索。合計6軒。まず最初に国営建物の中にあるノミンデパートのインテルノム書店。ウサギ、モンゴル語で「モンゴル語の本ありますか」。店員「全部モンゴル語です」あ!日本ではこのフレーズで文法書が買えるのだが、そりゃそうだ。ここはモンゴル。全部モンゴル語の本に決まっている。英語に切り替える。これ以上モンゴル語が上手に使えない。文法書コーナーに案内されて目指す本はないが一冊確保する。後はハードカバーで重そうだから却下。2番目は国立大学の近くの本屋、前日によったけどナーダムで閉まっていた。最初から英語、文法書もモンゴル文字も充実。しかし国立大学出版の目指す検定本はない。詩集とモンゴル文字の何冊かを買う。店員の青年一生懸命調べてくれる。そして我らが話している日本語を聞いて最後に「私少し日本語できます」「え、先に言って」と言っても自分から英語で話していたんだった。次はシャングリラホテルのあるショッピングモールに行く。小さい。文法書は僅か。英語も通じない。ならばと次にナーダム明けの国立大学図書館に直接乗り込む。守衛のおじさん。「ノミンサン(図書館)に行きたい」という私に特別にセキュリティーバーを開けてくれて2階のオフィスに連れていってくれた。後で守衛さんが言った。「韓国語話せる?私は韓国語話せるんだ。」早く言ってよ。モンゴル語よりは話せたのに。モンゴルは日本贔屓だと言うけれど、韓国のコンビニ、スーパー、韓国企業、韓国に移住する人は日本の何倍も何倍も。日本はお相撲だけ。ずっと遅れをとっている。大学図書館の事務所で大学出版の本はどこで買えるかと聞く。英語が通じず。ここは図書館という。「うん知ってる」大学の図書館なら大学の出版物はどこかわかるか聞いたんだ。PC 検索してくれて確かに有るけど、ここは図書館だから売ってない。殆どジェスチャーで。最後は本屋に案内してくれるという。途中「私少し日本語話せる。挨拶ぐらい」あ、ちょっとだけでも日本語話せば良かったね。そして案内されたのは2番目に行った本屋。ここはもう来たとも言えず、お礼を言う。そして3番目の本屋へ。絵本が充実。絵本のみ買う。次の日、留学生だったテムジンが言った。「大学の中にある大学書店へ直で行かなきゃ無いんだよ」「それって図書館員でも分からないわけ?」大学の校内の2階の絶対一般人の目に触れない場所にその「購買部」は有った。探すべき本は山積み。要は勉強の本しかない本屋。ここの大学生が授業の講義で使用する本だったのだ。著者の国立大学の教授名を言ったら一発で他の欲しい本もわかった。おかげで本屋に行くたびに本が増えて帰りの荷物は本だらけ。
July 28, 2023
コメント(7)
モンゴルで1番のお祭りはナーダム。国をあげてのおやすみになり、首都では大統領から軍から政府からみんな参加する祭典。ただし、この祭り地方でも同じ頃に行われるから、開会式が済めば、首都はすっからかんになる。みんな自分の故郷のナーダムに参加する。悪名高いウランバートルの大渋滞は信じられない程スムーズになる。地方でも中央でもナーダムのやることは決まっている。モンゴル相撲、アーチェリー、子供競馬。競馬は4歳から9歳くらいの子が騎手になり遥か遠くから草原をかけ続ける。なぜ子供が騎手か?それはあまりにも長い距離を走るので騎手が重いと馬が耐えられなくて死ぬのである。毎年ゴールして死んじゃう馬も多いと聞いた。主知の祭典でも競馬は流石に郊外で行う。大草原の中の会場は相撲と競馬見たさにテントとゲルで急拵えの一大都市を作り上げている。会場では日本のお祭りの屋台のようなものがいっぱい出来てナーダムの時食べるナーダミンホーショルといういつものホーショル(伝統料理)と違ったものを皆食べる。うさぎは日本でも屋台のものは食べないから、しっかりしたレストランに入って食べた。美味しい。すっからかんの政府庁舎前スフバートル広場と道路ナーダミンホーショル草原を駆ける少年達。少女もいる。ものすごく早い。
July 24, 2023
コメント(6)
フロントでチェックインする時にそう言われた。どこの大統領かな。博物館の密集して居る中央広場(スフバートル広場)に歩いて行かれる距離で、渋滞が少ないだろうと思われるので、新しくはないが老舗のホテルを選んだつもりだった。ナーダム(年一回の大きな祭り)期間は飛行機もホテルも取れないよと言われていたので、取れただけラッキーとおもって予約したのだ。なるほど選択肢は一部屋しかなかったってことは残りものだったのだ。ホテルは2棟有ってその中央に大きなイベント会場のようなレストラン棟が有った。チェックイン時に大きな観光バスが2台とドイツ人らしき人達がいっぱいいた。ほとんどの人は私たちと違う棟に入って行った。予約の時に確かに広めの部屋だったとは思うがその上でのアップグレードか。「団体客で部屋が空いてないので特別室です」と言われ、荷物はボーイが運んでくれた。ミニバーとか会議テーブルとか有っても使い道がない。どんと大きな冷蔵庫が有っても入れるものがない。2人で入れる大きなバスが有ってもねえ。ご隠居とじゃあねえ。
July 21, 2023
コメント(4)
タヒの住むホスタイ国立公園には他にもいろいろな動物が住んでいる。モンゴルには羊、馬、牛、山羊、ラクダは五畜と言って、どこにでもいる。丘や草原、砂漠そして街中でも平気で道路を横切る。しかし、ガゼル、タルバガ(マーモット)、タカやワシ、は保護された地域に多く見られる。ホスタイに入ると右に左にタルバガがひょこひょこと現れる。ふさふさの尻尾を振りながら巣穴に逃げる姿が愛らしい。スイスでも見たが、スイスのよりもっと茶色で、一回り大きい。
July 18, 2023
コメント(4)
モモンゴル固有の馬にタヒというのがいる。小ぶりのその馬は身体が淡い黄土色で立て髪が濃い茶色だ。実はこの馬一時モンゴルで絶滅した。その後何故かドイツに生きている事がわかり、逆輸入して増やしたのである。モンゴル語を勉強していて、先生と3人でやっている朗読クラスに乗馬の好きな生徒がいて、その事を教えてくれた。彼女は去年から闘病していて、この6月この世を去った。
July 17, 2023
コメント(2)
以前、モンゴル留学生の郵便物が着払いで届いた話をした。詐欺電話も多いこの頃。一昨日宅急便が届いた。「あ、玄関に置いていってください」と言うと「冷蔵品ですからね。早く冷蔵庫に入れてくださいね」と言って帰って行く。冷蔵品?頼んでないなあ。とっくにリタイアしたご隠居に届く品も無いし。急いで名前を見る。箱がが冷蔵でキンキンに汗をかいている。うん、凄いマンゴーだ。え、台湾?台湾から冷蔵で来たの?誰だろう。全部漢字で書いてある。住所は台北市の知らない所。え〜、怪しい。遂に詐欺も国際的になったか。名前も漢字。いや待てどこかで見た漢字。そうだエミリーの漢字だ。台湾の子は皆イングリッシュネームを通称としている。娘の友人の台湾の子だ。娘とアメリカで知り合って依頼、我が家に出入りし、日本留学中もちょくちょく遊びにきて居た。大学卒業後上海でずっと働いているはず。マンゴー食べていいのかどうか。本人にメールする。その上で仕事中の娘に押しかけ電話で問い合わせる。「台湾に帰ったって聞いてないけど、電話も同じだから彼女じゃない?」と言うことで、本人の返事待たずに、箱から救出して冷蔵庫に入れた。うーん美味しそう。食べちゃおうか。本人の返事を待たずに一個食べちゃった。美味しい。昔夫が現役の時貰って食べた宮崎マンゴーと同じくらい美味しかった。食べちゃってから本人から「そうそう、送った。今台湾にいる」と言う返事が来た。ご馳走様。でもできれば送るって言ってよね。年寄りの心臓に悪いから。これが12個。
July 7, 2023
コメント(5)
なんとなく億劫。一日中クーラーの効いた部屋で過ごしている。外は暑いんだってねえ。お仕事している人には申し訳ない。年寄りだから許して。家族が「これは危ないと感じる項目」というのがあった。幾つか当てはまる。とほほ。今まで綺麗だった家が汚くなる。うん、庭はドクダミの宝庫になっている。話が長くなって筋道が通っていない。まさしくその通り。なんでも億劫になる。はいはい、面倒なんですよ。それで少しでも汚くなるのを防ごうと、結婚以来から使ってきたスミレの紅茶カップとコーヒーカップそれぞれ6客を捨てた。スミレ好きだったんだけど。もう来客だってそんなに来ないだろうし、外国旅行で集めたカップを使っているから出番がほとんどない。今までありがとうと言って捨てた。後は何を捨てようかなあ。
July 3, 2023
コメント(4)
ちょっと前のしとしととそぼ降る雨の日の早朝の事でした。多分。我が家のウッドデッキのすぐ横のシマトネリコの木で子育てをしていたメジロが巣立って行った。見てないけど。その5日前の事でした。ご隠居が時々ちいちいとすごく小さい鳥の声が聞こえると言うのです。ウサギにはタイミング悪く聞こえないんだけど。子育ては男女共同参画のメジロ。せっせと両親で子育てしていた。今年のメジロの片方は雛が生まれた頃から非常に警戒心が強くなった。餌を持って帰って来ても、もう一本の離れたシマトネリコで様子を見てから巣に入る。ある日、外の鳥がぴいぴいとうるさく鳴くのです。急いで窓から覗くと、木の2mほどの所に白猫がよじ登って巣を狙っているじゃない。あ、と言ったらウサギと目が合った白猫。渋々木から降りたが、諦めきれないか、庭の隅で伺っている。石を投げるふりをしたら逃げて行った。ウサギとご隠居、木の幹にネットを巻いたり、猫嫌いの酢を撒いたり。そして、その時は突然やって来ました。「なんか、今日はメジロが飛ばないねえ」遅く起きた小雨の朝、ご隠居がいいました。危険を感じるとメジロは雛を急かして巣立ちを早めると言う。きっとその日の早朝みんなで巣立って行ったのだろう。2年前の感動の巣立ちは見られぬままに。密かに。2時間ほどして、1匹のメジロがトネリコの木の中に入って巣を見回していました。何回か枝を渡り歩いて、首を傾げ(本当に)。そしてどこかに飛んでいってしまいました。お父さん置いてきぼり?いつしか雨が上がった紫陽花につゆ落ちる朝の密やかな巣立ちでした。ですます調と言い切り文と混じった今日の文章。ちょっとやりすぎか。我が家の紫陽花
June 12, 2023
コメント(5)
俺俺詐欺が2回、1回目は危うく引っかかりそうになった。2回目は流石に即対応、子供と警察に電話。しかし、わかっていても娘の名前までわかっていたらドキドキするのは当たり前。さあ、どれだけの人が引っかからない自信があるか。家族の名前とか勤め先とか全て相手に先に言われても動揺しない自信があるか。世の中怖い疑心暗鬼で生きている。先日Amazonの箱に入った届け物が来た。着払い。財布をとりに来たご隠居を留め。宅急便のお兄さんに聞く。送り主の名に心覚がない。注文したものも今はない。心当たりないから持ち帰って貰った。直後。頭をよぎったものがある。そういえば、モンゴルに帰った留学生が友人から送られてくるものが有るって帰国時に言っていたなあ。この人が友人なのか、しかし事前の連絡もない、送料着払い。普通頼んだら送料先に払うよね。モンゴル留学生よ。普通友人以外の家に送る場合、700円ぐらいの送料は負担してくれるよね。モンゴル留学生の日本人友人よ。すぐモンゴルに電話する。「すっかり忘れていたけど、そういえば時間できたら送るって言ってたなあ。なんの連絡もなかったけど」というじゃないか。急いで宅急便の人に戻って貰った。平謝り。昨日宅急便が来た。娘から。父の日のプレゼントらしい。毎日の生活の中で見つけたものを買って送ってくれたらしいけど、特別じゃなくてそんなプレゼントが嬉しい。いつもの様に絵葉書に小さな字でウイットの効いた文を書いてくる。プラリネブルーボックスは別として、札幌農学校クッキーとか瀬戸内レモンケーキとか、中身もいつも年寄りの想像力を掻き立てる。ほぼネーミングで選んでいるよね。
May 25, 2023
コメント(7)
毎日の散歩ある日、歩いていると広い空き家の庭中一面に絨毯のようにドクダミ群生している。すれ違ったお婆さん、「まあドクダミの白い花が満開だ事」まあ、そうだけどドクダミはほぼ雑草。満開と言って良いのか合っているのか。確かに満開ではある。散歩は夕方歩き始める。家に帰り着く頃は日が落ちて少し暗くなっている。薄暮の時間、すれ違った買い物カートを押したお婆さんが、「日暮れが早くなりましたねえ」と言った。薄暗い中で「そうですねえ」と返事するウサギ。すれ違って100m歩いた後、ご隠居が言う。「違うだろう。夏至は未だこれからだ。」またある日、散歩の途中の歩道で柴犬を連れたお婆さんに会う。少年が足を止めて犬を撫でている。そして「じゃあね。またね」とさって行った。お婆さん、少年を見送った後、犬に話しかけた。「さ、じゃあ行こうね。太郎」そして続けた。「あ、太郎じゃなかった」100m通り過ぎて、ご隠居が笑いを噛み締めてこっちを見た。「自分の犬の名前間違えてる」しかし、人ごとでなく全て我が身にも日常ある出来事。毎日がご隠居との珍道中。庭のシマトネリコの木に巣作りしているメジロのつがい。帰ってくる時間が長くなった。きっと抱卵中なのだろう。ウッドデッキのご隠居が遠目に観察している。訂正:笑いを噛み殺すだった。港の見える丘公園の薔薇
May 22, 2023
コメント(3)
隠居生活、自分中心で回るから、時間に追い立てられることがないルーズな生活。追い立てられるのはモンゴル語の宿題のみ。毎週ノート10ページほど問題を解いて提出する。結構ハード。辞書を調べながら新しい事を自習するのは退化した思考にとっては意外ときつい。その他にモンゴル文字の書き取りして、詩を訳して、1週間が終わる。放置状態の庭はドクダミの宝庫と化す。薔薇やその他の花々が、手入れもしないのに咲いて散って行く。勝手に咲いてくれて健気だなあ。また今年も庭のシマトネリコの木にメジロが巣を作っている。せっせと巣作り用の材料を集めている。2年前のドラマチックな巣立ちの時は鶯だと思ったけれど、ご隠居が「鳥と目が合ったとき見たら目の周りが白かったよ」と言う。なんだメジロだったのか。でも庭のウッドデッキでパラソルを巣から1mも離れてないのに開いても全然動じず巣作りをしている。人間がいた方が返って大きな鳥に襲われなくていいのかな。母の日のプレゼントだと2週間も前に化粧品と一緒に貰ったチョコ。好きなチョコはあれもこれもないから選びやすいのだろう。ベンキとリンドールとこれが好き。ゴビのパッケージも好き。山の家の大きな食卓は写真に撮ると床の上に置いてるように見えて良くない。でも最近いろいろブログを見ていて床とテーブルの板の貼り方の違いがわかって来た。床は板と板の間に楊枝一本の隙間を作って貼っていくようだ。多分。なぜだろう。
May 15, 2023
コメント(6)
山の家に着いたら「すごい」という声がした。庭一面にタチツボスミレが咲いていたのだった。ミツバツツジもツバメオモトも咲いている。あちこちにミヤマオダマキの芽もニッコウキスゲも出ているのできっともうすぐ咲くだろう。鹿が敷地内に侵入した形跡は無い。庭にコゴミが出ていたので今夜の天ぷらに娘が摘んだ。庭にはタラの芽もウドも有るけれど、なぜか芽を摘んでしまうのが勿体無い。山にはやっと春がやってきた。霧ヶ峰ハイキングでも行こうかと言ってけれど、みんな仕事用のスマホと仕事用のPC 持ってきてちょろちょろ仕事している。電波の届くところにいたいと言うので、ハイキングはやめて、ゴルフ場へ。このためにゴルフセット2つ積んできたから車が満杯。例によって薄暮のゴルフ。薄暮はほぼ後ろの組がいない。我らパッコーンゴルフ。谷越えなんぞものともせず、しっかり目の前の谷底にボールを落として、谷底までのハイキング。池ぽちゃこそ無かったが、木立内で打てばボールは出ずに、木に跳ね返って自分の方へ帰ってくる。3ホールあたりで早、「遅れていますから迅速なプレーでお願いしますと、カートに乗って移動するたびにカートのスコアー集計機が言う。「今何打目?」と、自分の打数も覚えてなくて誰かにに問う。無くしたボールがないだけ良いかと、ハーフやり終えて、日が暮れ始め、いつしかプレーする前の組の人も居なくなった寂しい夕暮れのゴルフ場をクラブハウスに引き上げる。今回はクラブハウスに近いところまで戻っているし、「もう終わりましょう」と言わんばかりのお迎えのカートも来なかったから良しとする。霧ヶ峰は山火事で大変だったらしい。今年はニッコウキスゲもレンゲツツジも見られないだろうなあ。近頃は外国産のワインでは無く、日本のワインも結構良いものが有る。特に長野県の葡萄が従来の日本の葡萄じゃ無いから良いんだと、ソーヴィニヨンとかメルローとかピノノワールとか、ワインにうるさい娘が言う。時代は前に動いている。取り残される我ら。
May 10, 2023
コメント(5)
友人のロンドンで食べたアフタヌーンティーを思い出すようなところで食べたいという要望に応えて、横浜ニューグランドのラ・テラスを予約した。お皿の中身よりほぼソファーの重厚感で選んだような。ハイアットリージェンシーかMM 地区のインターコンチかと考えたけれど、やっぱり歴史ある方ががいいなあ。Instagramのイギリス人友人がイーストサセックスのライの街の古いgrammar schoolのドアの写真をupしていた。「ライの古いホテル好きだよ」って言ったら「どこ泊まったの」と言ってきた。「200年ぐらいのお化けが出るほどの歴史あるホテル(昔だからinn)」と伝えたら話が弾んで、「そのホテルともっと古いホテルは地下で繋がっていて」と言う。急にディケンズの小説のランタンを持った黒いマントの旅人が風の吹く夜の木のドアを叩く風景が浮かんだ。そのホテル、床はギシギシ言って、なんとなくドアが傾いているような天井の低い迷路の廊下のホテルだったが、バーも朝食レストランもディナー会場も別々に案内されて、ディナーの後のコーヒータイムは重厚なふんわりソファーの別室に用意してくれた。よくぞそのホテルを選び出したと自分をいまだに褒めている。横浜山下公園、薔薇はまだ早かった。
April 25, 2023
コメント(6)
こっちは花街道の桃
April 23, 2023
コメント(2)
桜もすっかり葉桜、それでも桜旅を書く。翌日は場所を変えて山梨、長野県境の甲斐駒ヶ岳麓の桜を追う。その頃、樹齢2000年の神代桜は多分もう散り始めていると思われる。しかし、そこからいくらも行かない眞原は甲斐駒ヶ岳の寒い雪解け風が吹くからだろうか、周囲よりも遅い。行った時はちょうど満開。次に訪れたのは清春芸術村と蕪の桜
April 19, 2023
コメント(5)
桜旅をしていると同時期に咲く他の花も目に付く。木曽駒ヶ岳をバックにした水仙も良いけれど、花桃も。何回か花の村の花桃を見にきているのに、この谷の花桃景色がどこだったか見つけられない。ただドライブしていては外側から見えない谷に隠されているのだ。これぞ桃源郷。
April 14, 2023
コメント(5)
伊那谷は花の村が多く美しい村が多い。こういう村はたった一本の桜の木でも大切に育てて守っているからだろう。桜もソメイヨシノより古くからあるコヒガンザクラ系が多いのでピンクが濃く、樹齢が古い。
April 13, 2023
コメント(3)
ここから始まる大草城址公園
April 11, 2023
コメント(5)
長いことブログ更新をサボってしまった。ほぼ1ヶ月。元々途切れ途切れのブログだけど今回は長かった。別に気持ちが落ち込んだとかアクシデントがあったわけではない。人生の半分を通じて行って来たホームステイ受け入れボランティアを終わらせた。桜が散りゆく4月2日。私の場合は外国の受け入れのようにお金を貰って受け入れるわけではない。時々交通費程度の謝礼は出る事もあるが、ほとんどは無償のボランティア。30年以上にわたって受け入れた学生やゲストは100人を優に超える。そこに我が家の季節ごとのパーティーに参加したり、日本語の生徒で我が家に来た人達を加えると200人ほど。普通の会社員で静かな家庭に育ったウサギにしては賑やかな家庭になった。ホームステイで長い子は5ヶ月我が家で寝起きした。そして最後の子は普段の学生寮での生活とはいえ、長い休みや休日などに我が家に来て、遠く国を離れている寂しさを、日本のお父さん、お母さんと過ごす事で紛らわせて勉学に励んだ。6年間。受け入れが30年以上も経つと、受け入れた子どもたちも、我が子と同じ年代から、最後の子は孫のような年代になった。歳をとったウサギもご隠居もボケないでいい刺激になった。我が家の子供たちも協力してくれて、時には交通の便がいい自宅にゲストを泊まらせてくれたり、観光や街呑みに付き合ってくれた。彼らもまた学生時代から外国でのホームステイや駐在でお世話になった人たちが居るから。そして、月日が流れ、受け入れた子供達が親になり、その子達が我が家や我が子の家を訪れるようになって来た。新規のホームステイ受け入れはここで終了であるが、二度三度と訪れてくれるステェイヤーとその家族の受け入れはできる範囲で継続していくつもりだ。ここは彼らの日本の家庭だから。学生たちも成長して大学教授や作家や建築家になった。我が家を訪れた時既に市長さんやその国の有名な俳優や弁護士や大学学部長やマエストロだった人もいる。ウサギと同じで皆歳をとったがコロナ禍を乗り切った。グアテマラのマルビンさんのようにコロナで生死を彷徨っても。先日最後の子を空港に送って行った。我が子がドイツ留学から帰る時荷物が多すぎて全部重ね着して空港で笑われたと言っていたが、まあそんな感じ。一番重たい靴を履いて、分厚いコートを着込んでいた。桜舞い散る日、空港に向かう後部座席で、彼はユーミンの「春よこい」を口ずさんでいた。「迷い立ち止まるとき夢をくれし君の 眼差しが肩を抱く」私たちはそんなホストファミリーになれたんだろうか。苦しい時、行き詰まった時思い出して貰えるだろうか。手を振りながら搭乗口に消えた君は私と同じに涙流して去って行った。空港から帰ると、机の上に蘭の花と私が贈った貝合わせの片方が置いてあった。いつの間においたんだろうか。一緒に家を出たのに。雛遊びの貝合わせは神経衰弱ゲームのように2枚で一組と言った言葉を調べたようだ。あえて一枚残して、彼なりの「また会える日まで」のサインだろう。さあ、桜旅。コロナ禍前のように遅い桜をめぐる旅に出よう。
April 8, 2023
コメント(7)
成城石井でクローテッドクリームをカゴに入れた。店内別行動のご隠居が手にスコーンを持ってきてカゴに入れた。以心伝心っていうのだな。春になって、外テラスも再開。イギリス定番のきゅうりのサンドイッチとスコーンとヴェンキとリンドールのチョコでアフタヌーンティ。ケーキがないからクリームティーとアフタヌーンティーの中間ぐらいのお茶。ポットのお茶はフィートナムアンドメイスン
March 7, 2023
コメント(8)
いちごハウスにジャム用いちごを買いに。このフレーズ何回目だろう。いちごハウスの隅にいつもちょっとした野菜も置いてある。うん?うん?その野菜の上の貼り紙、「大根掘り一本100円」掘り?大根一本100円じゃなくて?前回で味を占めたウサギ。しかしここは前回の「裏の畑から抜いていってください」のところと別のところ。またしても。「大根掘りって書いてあるけど自分で抜いて来て良いの?」と聞く。「良いですよ。畑へご案内します」今回はご隠居もいそいそと付いてくる。2人で一本ずつ抜いた。「面白いね。自分で抜いていいなんて」「ええ、お子さんたちが喜ぶんですよ」‥‥‥!ベンキのチョコ買ってと頼んだら、ロンドンから送られて来たものとか色々お裾分け送られて来た。
March 1, 2023
コメント(4)
ウサギは普段はテレビを見ない。そして、24時間ほぼ御隠居が濡れ落ち葉している。同じ寝室で起きて、居間でウサギは勉強、同じ居間でご隠居はテレビ、別に音がしていても平気で勉強できる。モンゴル語の発音もテレビお構いなくする。一緒にご飯食べて、一緒に散歩して、同じ寝室でまた寝る。ウサギのzoomレッスンの時だけ、ご隠居は隣の棟の客用居間に移動してNETFLixを見ている。授業がない日の例外は日曜日。ウサギは大河ドラマを見る。その時はなぜかご隠居隣の部屋に逃げていくのである。大河ドラマが嫌いなのだ。週たった1時間のテレビタイム。ところがもう1時間それが加わった。「大奥」評判がいいので途中から見ることにした。昔、確か菅野美穂と堺雅人ので見たようなと思いながら。ビデオに撮っておいて見る。そして視聴が終わると御隠居を呼ぶ。「終わったよ〜」御隠居、玄関ホールの向こうの部屋からお菓子の袋を持って帰ってくる。絶対漫才見ていた顔で。
February 22, 2023
コメント(4)
勉強と散歩で終わる日常この頃スマホに表示される広告多くありません?ブログにニュースにTwitterに見たい記事の間に広告がいっぱい入ってくる。見ないでスルーするのに、効果あるのか。ブログなんかも読むべき記事が広告に埋もれて探しにくい。かくいう自分のブログにも広告がついてくる。頼みもしないのに。あは、無料の使っているからか。お金を払う気はないからしょうがない。TwitterやFacebookのは見たくないボタンを押して表示回数を減らすが、それとて、違う広告にすり替わるだけ。しょうがないのか。時々lNNO のパンを注文する。冬で山の家に行かれないから。というより寒くて行きたくない。高速降りて清里に通じる途中にあるパン屋さんもまだ冬景色なんだろうな。ハード系ばかり。ブレずにハード系好き。デニッシュも惣菜パンも嫌いではないけれど、一途に硬いパンを大量買いしてカットして冷凍保存でちびちび食べる。今回はフィルコンブロートが2本!嬉しい。
February 16, 2023
コメント(8)
昨年の9月からずるずると伸ばしていた娘に頼まれたマンションの抵当権抹消手続きをやっと終えた。ウサギ、頼むお金がないので、簡単な土地登記類の司法書士が作るような書類はずっと自分で作って来た。できたら自分で法務局に行って提出。 昔はよくわからなくて相談に行って意地悪な相談員につっけんどんに言われながら作った事もあった。作成して提出したら1箇所間違えていて、2重線引いて訂正して印鑑押して完了だったこともあって、なんだそんなんでいいんだと思ったものだ。 今は法務局に電話で予約して電話で教えてくれて自分で作る。マンションは共有部分の敷地権がそれぞれ違うから一戸建てよりちょこっと面倒でちょこっと印紙税もかかることがある。 歳をとって作成手順の説明文を理解するのに時間もかかるようになった。もう、お金を出して色々と司法書士や税理士に頼んだ方がいいのかもしれない。提出添付用の銀行書類を取りに娘の家によったら、zoom勤務中の娘から代行手続きのお駄賃を貰った。ほとんど勝手に並んでいる箱の中から一種類ずつ抜き取ってきたんだけど。
January 28, 2023
コメント(7)
ジャム用の苺を買いに苺ハウスへ。ついでに無人野菜販売所で野菜を買う。大根が欲しいな。大根と書かれた箱は空。メモ書きで「大根無い時は倉庫の裏の畑から抜いていってください」え、いいの?いいの?自分で抜いていいの?畑で物色するウサギ。上10cmほど地上に出ている大根の品定め。掘ってから割れていたら嫌だなあ。できるだけ下が大きいのがいいなあと欲張るウサギ。畑から大根抜いてぴょんぴょん跳ねて車に帰るウサギを見てご隠居が笑っていた。途中で買った苺大福大きなみかんほどの大きさ。
January 19, 2023
コメント(7)
アメリカ人の友人、「夫が患者さんからがんもどきもらったんだけど、どうやって食べるもの?」と聞いてきた。がんもどきをくれる方もくれる方だと思いながらも、YouTube の動画を3パターン送った。生でも食べられるよー。3パターンで作ってみたようだ。先日はお相撲見て、今はプーケットだからしばらくは質問来ないだろう。お節のお礼に貰ったチョコ。アメリカ人からドイツチョコ。ドイツ人から貰ったユーロはご隠居用。ご隠居もうかなりの金額食べちゃった。
January 18, 2023
コメント(2)
「ご隠居!表面が切腹してアーモンドのクレームダマンドが見えちゃってるよ」キリスト教の1月6日の公現祭、フランスでは家庭で焼いて食べるお菓子。ガレットデロワ。ご隠居がいつも作るけれど(ちなみにうちはクリスチャンではない)、なんだか今年は模様が崩れている。あ、そうか。ロシアが一方的に宣言した、ロシア正教会のクリスマス休暇は7日だった。ロシアは年明けクリスマスだったんだ。12月25日のクリスマスは有名だけど、その後の1月初めにかけて、キリスト教各派の行事がちょっとずつずれたりしながらいっぱいある。ヨーロッパではクリスマスの飾りは1月の初めはまだ飾ってある。そんなことも旅行をすると不思議に思える。ちなみに共産主義の時代の宗教弾圧でモンゴルのクリスマスツリーは新暦新年の飾り付けになった。モンゴルの旧正月はもうすぐやってくる。元々チベット仏教だから、中国、韓国、台湾、シンガポールなどと同じで旧暦新年の方に重きを置く。シンプルイズベスト。我が家のガレットデロワはパイ生地とアーモンドクリームのみの多分北フランスの家庭に近いものだと思う。ブレストの留学生が毎年ガレットブルトンクッキーをお土産に持ってきてくれた頃が懐かしい。
January 9, 2023
コメント(7)
お正月3日、旅行支援も暮れで終わり、10日から再開ということで、その隙間を縫って少しは空いているだろうと箱根の温泉でまったりしようと一泊宿を取った。しかしそこは箱根。そう簡単には宿は空いていない。ぎりぎりということもあって少ない空きの中から選んだ宿は古いけれど部屋数が少なく露天風呂のある宿。ぐうたら寝て過ごすつもりで部屋食。箱根マラソンが通過し終わった湘南の海辺を走って小田原港で海鮮丼を食べ、湯本の混雑を避け車が走っていないターンパイクを走って、元箱根へ。そこまでは順調。箱根マラソン復路のスタート地点片づけ中の箱根町港で渋滞にハマる。目指すは箱根神社。はなから神社近くの駐車場は満杯であろうことは予測できたので、関所の先の恩賜公園駐車場に入れて、そこから神社まで歩くつもりだったが、ちょっと早めに渋滞に捕まった。全然進まない。関所を過ぎて恩賜公園の駐車場が見えて来たところで運転していた御隠居が「トイレ行ってくる」と車を降りる。「え、駐車場のトイレ見えてるじゃん。後少しなのに」助手席の娘が運転を代わる。車が2メートルほど進んだ時、車が喋った。キーが有りません」ヒェー!娘が「お父さん車の鍵持ったまま行っちゃった。お母さん追いかけて!」ウサギ、持っていたバックもコートも置いて急いでドアを開けて御隠居を追いかける。20メートル先の鋪道を歩く御隠居を呼び止めるが聞こえず。必死で叫ぶ「ご隠居ー!」やっと振り返ったご隠居から車のキーを奪い取って車に戻った。渋滞だからほんの少しの車間で済んだ。渋滞中の前後の車の人々、ご隠居とウサギの行動を見てどう思ったか。夫婦喧嘩してブチギレた夫が車を置いて逃走。妻が懇願して連れ戻しに走るが失敗。すごすごと車に戻る。このシチュエーションが一番しっくりくるだろう。恩賜公園の駐車場はガラガラ。皆ノロノロと先に車を進める。トイレから出てきたご隠居と、恩賜公園の駐車場に車を入れた我ら、合流する。駐車場から渋滞の車を横目にどんどん歩いて神社へ。途中の観光船からは外国人客がいっぱい吐き出されて神社に向かう。渋滞の車列からは時々ご隠居のようなトイレ我慢できない運転手が途中のレストランや宿泊施設にトイレを借りに下車してまた戻っていた。それほど車は動かない。20分ほど歩いて箱根神社。階段の下でロープ規制。10分待ち。階段登って、社殿前に到達。ディズニーランド状態のぐるぐるライン。それを見たご隠居。「お詣りここでして帰ろう」ロープを抜ける。どこまでも待てないご隠居で有った。ジンジャエール と読む。
January 4, 2023
コメント(7)
新年おめでとうございます。さぼりがちのブログ。歳をとって前に書いたことを忘れ同じことを書いてしまうブログ。行動範囲が狭いから新鮮味のないブログ。ですが、今年もよろしくお願いします。大晦日からずっと食べ続けている。
January 2, 2023
コメント(7)
スミコ グラシュうん?なんだそれ。日本文化に興味津々シャンディ、新しい言葉を覚えて来てはそれはなんだどうするものかと聞いてくる。発音がなあ。「すみっこぐらし」子供のキャラクターのことらしい。大晦日には蕎麦食べるんでしょう?冷たいの熱いの?出汁ってどうやって出すの?我が家の食べたいものだけ作る手抜きお節もできたので、シャンディーに我が家お節のモデルパターンを届けに行った。うちの前を買い物帰りの老夫婦が大きな声で話しながら歩いていく。「鏡餅買い忘れたね」「もういいよね。今年は無くても。」「そうだね。お雑煮用お餅買ったし」それを聞いていたご隠居。「それはちょっと趣旨が違うんじゃ?」まあ、人のことは言えない。歳を取るといろいろある。インターネットスーパーで鏡餅を頼んだらサイズを間違え、挙句にてっぺんになぜかピカチュウがいた。
December 31, 2022
コメント(6)
加賀百万石で、九谷焼、金箔コーヒーも買った。手鞠の店を覗いたが高くてとてもじゃないけど買えない。手作りだから。加賀友禅の博物館にも行ったけど、友禅も必要ないか。 そうそう越前和紙。ところが和紙の店になかなか当たらない。金沢は越前じゃないからかな。近江市場の近くの小さなデパートみたいなところの文房具売り場に伝統工芸品コーナーが有った。あ、和紙!引き出しから色々選ばせてもらった。 そうだそうだ、越前和紙じゃないけど、能登仁行和紙は能登にあるたった一軒の創作手漉き和紙だと事前の調査で知っていた。引き出しの中から見つけた草花を漉き込んだ和紙に一目惚れ。これにモンゴル文字を書いたらどうだろう。何枚か選ぶ。ふふふ、いいもの見つけたと喜んでホテルに帰る。 金沢で二泊して能登一周して富山に行く。途中千枚田に出会う。最初から目指した訳ではないが、「あ、ここ、ブロ友の「にととら」さんの記事に有った」と立ち寄る。 ずっと半島西側の海岸線ドライブ。輪島の朝市。昔見たより小さくなった。輪島の「次の駅はシベリア」の記事はちょっと前に書いた。ちょっと前でもないけど。 朝市で魚醤と菜箸と海苔を買う。旅人だから魚は買えない。通りにお土産屋さんを見つけた。ひょっとしてと入ると、やっぱり大きな引き出しの棚があって、能登仁行和紙が有った。能登の真ん中辺りの山里で、やっている紙漉きだ。杉の皮とか野の草花とか漉き込んだ独特な製法。金沢で見て惚れ込んだものだ。ここでも何枚か買う。店主が説明をしてくれた。その場所を訪問したいが時間がない。花を漉き込んだものは字を書くスペースが少なかったので他のタイプのを買った。二枚と同じものがないから高いけど。 金沢、九谷焼のお店はごまんと有った。みんなお土産に買うから、でもこんなメジャーじゃない紙を買う人なんか滅多にいないんだろうな。 能登の先っぽまで行って今度は半島の反対側の海岸を走る。できたばかりの高速道路を走るつもりが、工事で降ろされ、結局海岸ギリギリを走る。 途中の道の駅で今度は江戸時代から能登に伝わる「久田和紙の短冊」に出会う。和紙としてはそれほど珍しい漉きでは無いがこれも買った。 旅の醍醐味は他の人があまり知らない経験や掘り出し物に出会うこと。 レストランを選ぶ時もそう。土地の人に聞くべし。海外旅行でも国内でもウサギはそうしている。思わぬ美味しいものに出会うから、土地の人に混じって食べられるから。風土の雰囲気を感じながら食べられるから。ホテルのコンシェルジュや受付、観光案内所の暇そうなお姉さんに聞く。一番下の紺色も和紙、金の墨汁でモンゴル文字の詩を書こうと思う。畳半畳の大きさ。但し、一枚だけ。失敗したらそこで終わり。
December 21, 2022
コメント(8)
我が家には宗派の違う二つの仏壇が有る。前に書いた。私の実家と夫の実家のと。夫は次男だけれど我が家で私達と最期一緒に住んで義両親の介護をしたから、そういうことになった。近くに作ったお墓も夫が管理している。で永平寺は私の両親の方。「金沢行くの?じゃあ車運転できるうちに永平寺行こう」となった。朝風呂に入って(やっぱり選んだホテルが良かった。ちょっと高かったけど、大浴場がいつもガラガラ)朝食をホテルで取って、一路高速で永平寺へ。曹洞宗だから煌びやかさはないだろう。綺麗なお庭もないだろう、高野山のような修行の場かなと想像していたが、もっと現代的だった。歴史を感じさせるというより、今の普通のお寺の跡取りが修行中という、まさにそんな動き続ける歴史を感じるお寺だった。ずっと庶民に近い世俗的。廊下で修行中の若いお坊さんとすれ違い、遠くから来た檀家衆が待合所で寛ぐ。京都のように拝観料を払ってお庭を見る、奈良のように拝観料を払って仏像を見る。高野山の様に宿坊に泊まって朝のお勤めを体験する。それらとどこか違って「ああ、ここは観光の場じゃないな」と感じる。観光客(我ら)見どころも多く無く、お寺を見て御供の落雁を買ってまた一路金沢市内へ。お昼だお昼。近江市場でお寿司を食べよう。前夜の駅の案内所で紹介されたお寿司やさんは日本海の新鮮なお魚が有って最高だった。うん?それなのにまたお寿司?日本海に行ったらお寿司と決めていたのだから、お寿司を食べ尽くす。
December 16, 2022
コメント(7)
五箇山見学して金沢へ。高山から80%は高速道路のトンネル。流石に金沢の近くはトンネルが少なくなった。ホテルが中心地より少し離れている落ち着いた場所がいいと言うことで予約したので、チェックイン後に街の中心に出るより、先に兼六園を見学してからホテルに行くことにした兼六園横の県営駐車場をナビに入れる。しかし、ナビが着いたよ、案内終了というところに駐車場らしきものはなし。前方にお城の石垣が見えた。お城をぐるりと回る。元に戻ってやり直し。再度挑戦するも駐車場の位置でナビは消えるが、駐車場がない。ぐるぐる回っている。諦めて民間駐車場に入れようとした時、あ、あれ入口って書いてある。反対車線から工事用の幕をすっぽり被ったビルの一角に入り口のバーが見えた。ビルが幕で覆われていていて見えなかったのだ。人間、駐車場はこうあるべきだと言う先入観に囚われると現実が見えなくなるんだなあ。兼六園は昔来たイメージより小さく感じた。雪吊りはちょうど作業中だった。途中のお土産屋できれいな絵に釣られて九谷焼の小皿とご飯茶碗を買った。以前築地で買った大好きな瓔珞文の小鉢を一個割ってしまったのと同じのを見つけてすかさず購入。伊万里のホテルで瓔珞文様に引き込まれてから、瓔珞の陶磁器を見ると買ってしまう。これはインターネットで一枚2千円近くでで5枚セットをサイズ間違いで買ってしまった小皿。もっと大きいと思ったのに。この大きさで2千円はちょっとねえ。金彩が入っているからか。
December 12, 2022
コメント(5)
北陸旅行記サボっている。初日の高山と2日目白川郷を書いて止まっている。賞味期限切れか?続けよう。観光客がどっさりいる白川郷を出て、次の目的地五箇山に向かう。高速から逸れると山間の道の途中に小さな駐車場が有って危うく通り過ぎるところだった。車を止め、丘のエレベーターを降りると、右五箇山集落、左も五箇山集落。どっち行こうか。村落内は外部車禁止なのでせっせと歩く。結局両方行く。左はもう多分誰も住んでいないと思われる6件ほどの茅葺民家の集落。右は生活の営みが見える明るい20軒ほどの茅葺屋根の集落。不便だからか団体客が来ないので落ち着いたのどかな集落内を歩いた。そこからまた車で10分ほど走ったところにあった集落は本当に美しい茅葺集落だった。観光客も少ない。先を急ぐ団体客にとっては見学時間を取られるこういった小さな集落見学は無駄時間なんだろうな。秋の花が咲いて村人が歩いていた。村落内の稲刈りの済んだ小さな田んぼも可愛い。そしてそばの花も。
December 10, 2022
コメント(3)
お歳暮の季節いつものように会社の割引が有るからと言うので娘にお肉をいつものところに送ってもらうように頼んだ。「お母さんのところもいる」うん、まあ夫のクレジットから落ちるんだけど、うちにも送ってと頼んだ。次なんて言うか想像は付く。「私もハムのセット貰っても良いかな」いつもの通り。お歳暮の手配を頼むと漏れなくそれらが付いてくる。割引になっても高く付く。まあ良いか。親から子へのお歳暮でも。某大学校の記念行事のコンサートに招待されて行ってきた。みんな背筋を伸ばして聴いている。心地よい時間。モンゴル大統領が来日して、昨日NHK ホールで馬頭琴の演奏会が有った。天皇・皇后陛下もいらっしゃったようだ。モンゴル教室のみんなも先生も行ったから、行きたかったなあ。そろそろ出かけなきゃ。
December 1, 2022
コメント(8)
旅の2日目朝の大浴場も誰もいない。ここで断っておく。前回外国人は温泉に入らないと書いたが、私の外国人の友人たちはアジア人も欧米人も結構温泉に入る。大体70%の友人たちは大浴場にも入る。それはどんな目的で日本にいるか、来るかによる。日本の文化を積極的に体験してみたい外国人はなんでもトライする。しかし、外国旅行のうちの一か国が日本だったとか何か国旅行したと数を競うような外国人や、ガイドブックの有名どころだけ見学する外国人は大浴場に裸になって知らない人とお風呂に入るなんてことはやってみない人が多いということなのだ。お寿司も何回も日本に来ていると食べられるようになる。クリスティンやシャンディのように日本を旅行したらお麩を買ってお酒を買っておにぎりを愛し金継ぎを習おうという外国人だっている。しかし、クリスティンは私の朝風呂についてきたけれど、シャンディは温泉には入らない。話が逸れた。旅の2日目、高山から金沢まで移動する。途中山の秘境白河郷と五箇山の集落を訪れる予定なので早めに出発した。高山の街を抜けたらすぐトンネルが始まる。なーんにも見えない。紅葉の山も、山深い雪国の筈の峡谷を縫う山道も渓谷も、なーんにも見えない。時々トンネルとトンネルの切れ目に見下ろすように渓谷がチラと見える。そうして着いた所が白川郷。白川郷の村落には車が入れられないから少し離れた駐車場に駐車する。まだ朝早いので観光客も少ない。なんかあっという間に着いてしまって山深い秘境はどうなったの、という心境。村落の中はちょっとした民家村の雰囲気。人が住んでいるけど、なんか観光客のための村のような。お土産屋さんと見学できる民家と側溝を流れる川にいる大きなニジマスと。展望台に登って村落を見渡せるように、シャトルバスが出ている。我らバスを避けて生活しているので、歩いて登った。きつい。直登10分だけど、急な崖の方を登ってしまったのできつい。村をぶらぶら歩いて、民家を見学して、駐車場に戻ると大量の観光バスと観光客が到着していた。さあ次行こう。次は五箇山、白川郷よりもっと小さな集落。そしてまたトンネル。まるで目隠しされて着いた所が秘境だったというような旅。
November 7, 2022
コメント(4)
旅行の出発点の山の家を早朝出る時、車の屋根に雪がうっすら積もっていた。標高1,450m。朝靄の中を出発する。八ヶ岳も甲斐駒ヶ岳も北岳も雪を被っている。前夜のうちに雪が降ったのだ。山々の中腹にぴったり横線が引かれたように色分けされている。だいたい山の家と同じくらいの標高から上が雪。その下が雨だったのだ。松本インターから降りて、上高地方面に向かう。乗鞍への道でもあるから、川沿いの紅葉の中をどんどん山に登っていく。トンネルが多い昔と変わらない道。上高地へ行くバスの停留所辺りから新しいトンネルの方に分かれる。安房トンネル。昔、日光いろは坂のような曲りくねった安房峠を越えた時、バスと車がすれ違えなくて四苦八苦している大渋滞に巻き込まれたことが有る。新しいトンネルは快適に、あっという間に峠を越えてしまった。昔、川岸の露天風呂に浸かりながら対岸にカモシカを見つけた平湯温泉街はあっさり通過してしまった。なんだか拍子抜け。高山に着いたのは10時前。ホテルの駐車場に車を置いて、古い街の朝市を見学した。ここは野菜と民芸品を売っている。朴葉味噌とか赤蕪の漬けたものとか高山の特産品を朝市で買った。陣屋を見学したり、ヨーロッパで言うところの旧市街、保存されている古い街並みをプラプラ歩く。食べ歩きは禁止でもないけれど、マナー的には良くないからちゃんと茶店やカフェに入って五平餅やパフェや甘くない高山名物のお団子を食べた。京都と同じでお祭りの山車蔵があちこちに有る。全部で28基あるそうだ。蔵は閉じられているから、屋台会館に入って見学した。古い街並みをしっかり回ろうとすると、北に南に何本もの通りを行ったり来たりするから疲れた。ホテルのチェックイン時間まで歩き続けられない。市の観光案内所兼休憩所で案内係の人とおしゃべりして時間調整。夕ご飯の料理屋を教えてもらってホテルへ帰る。新しいホテルだからか外国人が半分ぐらい。しかし彼ら温泉には入らないから、大浴場はがら空き。ホテルから抜け出して夕食を食べに。また街へ。板前さんに勧められて色々食べたが、山の中なのに、お刺身も蟹甲羅揚げも飛騨牛朴葉焼きも美味しかった。
November 4, 2022
コメント(6)
ご隠居が「運転できる時にドライブ旅行であっちこっち行ってみたい」というので、山の家を起点にして1週間程の周遊旅行を計画してホテルを予約した。そしたらなんと政府の旅行支援なんじゃらに入ってしまった。「うー、混むじゃん」でもせっかく乗り気になっているから、決行することにした。世間はもう普通の生活に戻りつつある。ビクビクしててもしょうがない。山の家ー高山ー金沢ー富山ー山の家ー自宅のルート金沢から富山に移動する時、能登に行きたいというので、能登半島一周した。先ずは輪島の朝市にということでカーナビに「輪島」と入れたら候補に「輪島駅」と出た。輪島に着くとカーナビが道の駅「輪島駅」に誘導。そういうことか。途中昔電車の線路が有った跡のようなものが見られたが、廃線になった輪島駅が道の駅になったのだ。ブロ友の「にととらさん」も同じことを書いていらっしゃる。にととらさんは能登先端の珠洲の駅のホームを、私は輪島駅ホームを訪れた。次駅は「シベリア」ここに来るまでの海岸線に大きな貨物船を何隻か見た。或いはシベリアに行く船?航空路はロシアに今行っていないが、船はどうなっているのだろう。昔学生時代、友人と旅行して輪島から時国という平家のの落人の集落を訪れ、その後電車に乗った。宿のある七尾駅に着いた時は真っ暗で急に季節外れの雪が積もって来た。急いで駅前に一台いたタクシーに乗って宿に向かったが、雪深く、運転手「お客さん、この先は坂で滑って行かれないから歩いて行って」と降ろされた。やっとの思いで宿に辿り着いたことを覚えている。あ、そういえば電車の出発点でも多分金沢駅、電車乗って座ったら先頭の何両かだけ出発して行っちゃったことを覚えている。車両ごと置いて行かれた。今思い出すと、急行とか、行き先が違う車両だったのだろう。最初から時間計画が狂った旅だったのだ。ウサギの旅はきちんと自分流の旅を組み立ててシュミレーションしてからの旅である。外国でも予定が狂うことはほとんどない。でも今回はドライブ旅行なので宿だけ取って行き当たりばったりの旅。とにかくシベリアに行かなくて良かった。
October 30, 2022
コメント(7)
旅の帰り、山の家に帰る途中で小布施インターからちょっと降りて、お菓子を買いに街に向かう。すごい人でずっと遠くの駐車場に誘導された。小布施堂も栗の木テラスも長い行列。栗の木テラスのモンブランを並んで買う。「えんとつ」の朱雀は2時間半待てば食べられるそうだけど、そんなに待てない。ワインショップもしばらく行かなかったらコロナで閉店しちゃったと言う。人が多い割になんだか街が寂しそうに見えるのはなぜか。栗の木テラスと小布施堂で栗菓子を買ってさっさと退散。あ、須坂の限定ワインとりんごも何種か買って。めちゃんこ大きな小布施の栗も買った。うちに帰ったら渋皮煮でも作ろう。
October 29, 2022
コメント(3)
何にもない毎日。だけど宿題に追われる日々。自分で講座をいっぱい取っちゃっているんだからしょうがないけど。zoom画面に入って一緒にやってる人と先生が入る前に会話していた。「あ、ちょっと授業前にトイレ行って来ます」と言って隣の棟のトイレに行く。廊下を背にした所でzoomをしているから、画面からは見えないが、ずっと奥の方にトイレのドアが有る。そっちを利用するのが気が引けるのだ。我が家は居間の周りに部屋とか台所とかの間仕切りがほとんど無い。ドアもない。もちろんトイレとかお風呂とか寝室は流石に有るけれど、オープンな部屋が好きなので建て替えてもいつもこのスタイルになる。大勢のパーティも便利だった。(過去形)毎日誰かがお茶を飲んだり訪れていた我が家なのに。隣の棟の客用居間にはウサギの授業中はご隠居がテレビを見て避難している。そんなわけでトイレの後、授業開始して、授業が終わると、ご隠居を呼び戻す。大体ネトフリで漫才を見ていたらしくて笑っている。そして彼が言った。「さっきpc画面にいたメガネの人一緒にやってる生徒さん?」え、!なんで画面の中わかるの?いつ見たの?「まだ時間じゃなかったからこっちのトイレに行った時見た。」わあ、私が気を遣ってあっちのトイレに行ってるのに。zoomでよく画面の後ろを旦那が歩いていたり、子供が「お腹空いた。なんか食べたい」とか言ったり、猫が歩いているのを見るけど、自分の後ろってわからないものなんだなあ。お菓子も秋。娘にお隣のおばあちゃんとその娘に届けるから2個買って送ってと言ったら、送ってくれた。頼まないのに我が家の分も入っていた。ご隠居のクレジットで落とすように言っておいた。「お菓子うちの分もありがとう」と言ったら、「自己費用だから礼には及ばぬ」と返事が来た。まあ、いつものことだ。しかし普通は許可取ってから買わないか?
October 18, 2022
コメント(8)
記念日はご隠居が忘れようが、1日間違えようが、1ヶ月間違えようがやってくる。今年は1ヶ月早く間違えたおかげで1ヶ月後に無事いつものレストランでいつもの年のように記念日が祝えた。予約の電話を入れると「ああ、ウサギさんですね」お待ちしていますという。我が家はグルメじゃないので、お気に入りのレストランやカフェは少ない。だから記念日は簡単なドレスコードの有るいつものレストランでちょっとおめかしして、食事する。レストランがサービスでお祝いディッシュと店のカメラで写真を撮ってくれてその場でペーパーアルバムに入れてプレゼントしてくれる。色フェルトペンも渡されて、「どうぞお好きにコメント書いて」と言われるから、記念日の日付けと来年も来ようねと書く。山の家のお気に入りレストランは料理の種類も少なく変化しないから、何が出るか事前にわかる。あれはあれでいい。コーヒーは黙っていてもサービスしてくれるし。こちらの家の記念日レストラン、(記念日以外も行くけど)は絶対同じ料理にはならない。コースで頼むけれど、毎回違って季節の野菜とかこだわり取り寄せ肉とかシェフの創作ソースとか。だからお皿が運ばれてきた後のサーバーの説明がやたら長い。よく覚えて話せると思うほど。何種類の果物を使ったソースとか、ウサギグルメじゃないので実は言われても口の中でどれがどれかわからないのであるが。まして主になるお魚や肉と一緒に口に運べばなおさら。このレストラン時々海辺の旬のお魚使った料理週間もやっている。ブイヤベースも美味しい。コース料理はその分特別料理でグレードアップしていく。もうそんなに食べられないから、ご隠居と違うコースを予約したら、最初から前菜のお皿は「これとこれのどちらかを選べます」の選択から頭が混乱。自分のコースがわからない。山のホテルのレストランとなんという違い。車で行くからご隠居もアルコールは無し。レストランの駐車場のいつもの誘導員がいないほどの大雨だった。そしていつもの花束、最近は自分で花を選ぶからこんな地味になる。とんでもない色の薔薇を貰った日が懐かしい。
October 10, 2022
コメント(8)
山の家の庭に発見したきのこはカラカサ茸らしい。長野県のほぼ毎日高山に登っている友人が教えてくれた。食べられるのとよく似て毒のあるのとあるんだそうだ。彼女が食べた時は美味しかったんだそうだ。食べないよ。死にたくないから。山の家にいるとご隠居すぐにどこか歩きに行こうと言う。だからキノコの生える庭になるんだ。車山霧ヶ峰ハイキングに行って来た。スイスでしたように標高1,580mの駐車場から、リフトで一気に1960mの車山に登って、あとはひたすら下りコースハイキング。ほぼ登らない登山。1,800mの車山肩まで山を巻くようにして40分かけて降りる。そこから湿原に向かってなだらかに下る。途中木道。霧ヶ峰内ハイコングコースは道がいくつか有って、途中の分かれ道を選べる。蝶々深山に登って八島湿原まで行くコースが人気コースだけれど、アップダウンの厳しいコースだ。最後の車山肩駐車場までの登りがきつい。だから、車山を巻くように歩く少し下って少し登るコースを選ぶ。途中南の耳、北の耳という高原の縁を歩くコースへの分かれ道が有る。そこを少し行くと浅間山や眼下に軽井沢方面が見える。車山から見た甲府盆地、富士山南アルプス、御嶽、北アルプスとはまた違った風景。下から吹き上げてくる風が爽やかで気持ちがいい。小さな岩に座ってお昼を食べる。車山肩のコロボックルヒュッテのシチューもいいけど、風の渡る丘で八ヶ岳や蓼科山をぐるっと見ながらおにぎりを食べるのも良い。少し耳のほうに歩いてから引き返して今度は車山の北面を白樺湖に向かって下る。竜胆やマツムシソウが咲いている道をひたすら降りる。最後はススキで真っ白になった丘の向こうに白樺湖が見下ろせる。そして駐車場。15,000歩。されど青い空とススキを揺らす風と360°の風景の中を歩く15,000歩。普段の海辺までのほぼ平坦コースと違って空に近いハイキングも良い。
September 30, 2022
コメント(5)
全699件 (699件中 51-100件目)