水彩画紀行  スペイン巡礼路 ポルトガル 上海、蘇州   カスピ海沿岸からアンデスの国々まで

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水彩画人 俊介

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カテゴリ: 描く歓び





吹雪の中に耐えているような白鳥が見たい。

たくさんの白鳥が生息する湖を描いてみたい。


そんな思いで、大晦日に、北へ向う新幹線に飛び乗った。

最初は、下北半島の最北端の駅「大湊」

天橋立のような砂州に囲まれた内海が白鳥の生息地。


150羽の白鳥が砂州の遠くに眠るように憩っていた。

しかし、あいにくの遠浅で、岸の近くにはわずか。

それでも、数枚の白鳥をパステルで描いた。

今回の旅にも、不思議な出会いがあり、

そして出会った人々のおかげで、次々に豊かな旅となった。

まずは、青森北支部の野鳥の会の方々。

「下北半島のつけ根の小湊に、身近にたくさんの白鳥がいるっべ。」



翌朝は、快晴ののどかな元旦。

小湊神社の参拝者あまたの海辺は、圧巻。

数え切れないほどの白鳥がいた。

白鳥

望んでいた私の白鳥のイメージは、

吹雪の中に耐えて眠る白鳥の静謐な姿。

あいにく元旦から好天気。


岸辺に群がる白鳥は、

クーイ、クーイと絶え間ない、嬌声に似た鳴き声。

首を振り、時には争いながらには、餌を奪い合う。


一方、遠くの干潟にいる白鳥は、

悠然と時折羽根を広げ、しずかに羽根をつくろっていた。



白鳥も、やはり、性格はさまざま。



このあと、更に素晴らしい白鳥の渡来地に出会った。


弘前城で、たまたま出会った方に、

「白鳥を描きに来ました。」と話すと、

「数日前に、弘前市外の藤川に、たくさん来てた」と。

その穴場にわざわざ、車で案内してくださった。



話していると、青森の俳句結社「薫風」の方。

好きな俳句の話で話題がはずんだ。

「私が初めて俳句を学んだのは「童子」。

辻桃子先生らと法師温泉への俳句吟行旅行。

炬燵5連を並べての徹夜の俳句会が楽しかった。」

と話すると、なんと、その辻桃子さんがここに居ると。

ここを気に入って、この藤川近くに居を構えているとか。


更に久保田万太郎、能村登四郎、仲原道夫さんと

好きな俳人の句に、話しは尽きず。



岩木山を望む藤川の白鳥は素晴らしく、

林檎追分の歌を思い出した。

「林檎の花びらが、風に散ったよな~。

岩木山のてっぺんに綿みてえな雲がかかり・・・」

その岩木山を背景に、真っ白に雪の積もった河岸と中央の中洲。


逆光に映えるたくさんの白鳥

さまざまに姿を変える白鳥。

ほんとうに美しかった。


やや・・・挿絵風になってしまいましが、

たくさんの白鳥のいる藤川の風景はこんな風でした。


いろんな出会いに支えられて楽しい津軽白鳥紀行となりました。


弘前市藤川の白鳥

津軽は三味線も良かったけど美味しいものがたくさん。

居酒屋や市場や屋台村で4日間、たらふく食べたので、

次回は「津軽三味線とグルメ紀行」 の予定です。











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Last updated  2006/01/06 12:25:07 PM
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