水彩画紀行  スペイン巡礼路 ポルトガル 上海、蘇州   カスピ海沿岸からアンデスの国々まで

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水彩画人 俊介

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カテゴリ: 山のスケッチ紀行




シンクロニシティ(偶然の出会い)を信じる僕は、

こういう時は、何か良いことがおこりそうで、

特に意図もなく、本棚に視線を泳がせる。

すると、やはり目の前にあったのが、

田中澄江さんの名著「花の百名山」

そして、何気なく、めくっていて驚いた。


「もしも一番好きな山はと聞かれたら・・」

「黒部五郎と答えたい。」と書いてあった。

僕と同じ黒部五郎のファンがここにもいた!



「美しい黒部五郎尾根」

なだらかな山陵に続く一筋の路。

見ただけでそこを歩く喜びに胸が震えてくる。

五郎尾根



と言うわけで、もう一度、好きな写真を選んで、

花の百名山「黒部五郎岳」の魅力を紹介しましょう。



折立峠から樹林を登ること2時間、

太郎兵衛平が見えてくる。

黒部五郎の魅力は、この広大な美しい草原にある。


「太郎兵衛平」

太郎

太郎小屋に一泊し、翌朝、登山者は3方に分れる。

左にたどれば、薬師を経て立山へ。

まっすぐ下れば、黒部源流を経て雲の平へ。

右にたどれば、黒部五郎への広い尾根。

ここは旅人に3つの夢を与えてくれる出発点。

「太郎兵衛平」

太郎


「朝日に光るニッコウキスゲ」

朝日



ニッコウキスゲの花畑の向こうには黒部五郎の尾根。

ニッコウキスゲ


お花畑を楽しみながら尾根をたどる。


いつしか山頂に到着。


「槍ははるか、黒部五郎山頂」


山頂


山好きの仲間との山も良いが、

ひとりの山も良い!


「山上の孤独」

山頂


もうひとつの花の百名山「双六岳」の山上庭園


お花畑

双六尾根からの広大な遠望

「槍、穂高連峰、笠が岳」

槍穂高

やがて、キスゲの先に鏡平小屋が見えてくる。

この弓折岳も、「花の百名山」の一峰。

田中澄江さんのコメントは、

「この頂きに来るには、かなりの労働が必要。

まさに、弾丸も尽き、弓も折れた形で、

どさりと草のしとねの上に、

大の字にひっくり返りたい地点である。」


鏡平

その日泊まる山小屋が見えると、もう安心。


槍の雄姿を水彩で描いたり・・・・

残ったウイスキーを飲み干しながら、

Ipotで松井慶子のソフトジャズを聴いたり・・

お花畑でしばらくねころんだり・・・



できるだけ道草を楽しんで、

ゆっくりと下っていった。


この鏡平を発見し感動した人がいた。

そして、一人でここまでの路を切り開き、

ここに鏡平小屋を建てたと言う。


「鏡池に映る槍、穂高連峰」

鏡池

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Last updated  2006/08/30 05:21:49 AM
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