フィギュアスケート時々バレエ~浅田真央とパトリック・チャン応援記
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え~、気が付けば昨日がマリインスキー日本公演の千秋楽だったんですね。皆様楽しまれましたでしょうか?ここ暫くはネットも殆ど見ていなくて、公演のご感想等も全くといって言い程拝見していないので、どんな様子だったのか全く分かってないんですよね・・で、今更ながらびわ湖での「眠り」の感想ですが。1幕がと~っても素敵だったオブラスツォーワですが、2幕ではそれ程でも・・という感じでした。いや、全然悪くなんかないんですよ。1幕でのキラキラと輝くお姫様から一転、幻となったオーロラ姫を丁寧に踊り分けてくれていた、と思います。けどう~ん、私的にはあんまり、という感じでした。なんというか「現実感」あるな~、という感じで・・踊りはすごく上手だと思ったけど、現実感がある(あり過ぎる)、幻ではなく生身の人間がそこにいる、という印象を私は拭い去ることが出来なかった。幻として「魅了」させて貰うことが、私は出来なかったなぁ、という印象。あと気が付いたんですけどオブラスツォーワって、腕が長くないんですね。いや、普通に見たら長いのかも知れないんだけど、何せコール・ドのおねーさん達が皆恐ろしく腕が長く、脚も長く、頭も小さく、皆素晴らしいプロポーションの持ち主で、はぁ~、これぞマリインスキーのバレリーナなんだなぁ、選びに選びぬかれた方たちなんだなぁ、って感嘆していたものだから、特別プロポーションに恵まれているわけでもないオブラスツォーワにはより「現実感」を感じてしまった、というところなんだろうと思う。いや、プロポーションは悪くは無いと思うんだけど(小柄だけど均整はとれてるし)、けど「腕」がなぁ・・今までそんな意識したこと無かったんだけど、オーロラって、結構「腕」が物を言う、振付が頻出するよね?1幕では彼女自身の放つあの「輝き」でそれをカバーすることが出来たけど、生身の人間としての存在感を消さなきゃならない2幕においてそれはかなり難しい話で。特に静止してのポーズでは、いかにもポーズとってます、みたいな感じで(腕が、ね)私はどうも入り込めなかった。コール・ドの皆さんはいかにも自然に、まろやかに優雅にフワッとした腕のポーズが出来るのに、オブラスツォーワはなんか精一杯頑張ってます、みたいな感じで・・いやこれはコール・ドとついつい見比べてしまう私が悪いのだ、とも思いますが、やっぱりこの場面のオーロラに「現実」を感じてしまうのは興ざめだなぁ・・あとオブラスツォーワにもう一つ不利な条件だと思ったのは皮肉にもデジレ役のシクリャローフ君。あまりに綺麗であまりに可愛く、あまりにプロポーションの整った、あまりに「現実離れ」した相手役であったことが、却って彼女の「現実感」を目立たせてしまった、というのも大きかったのではないかな。お顔だけ見ればオブラスツォーワも本当に可愛らしく愛くるしいので雰囲気的には本当にお似合いのペアなんですけどね。シクリャローフは散々書いたように本当に素敵な、美し~い王子様で、いやこんなにも見目麗しい王子様って初めて観たような気さえする。サポートはまだ若干不安な感じもしたけれど、ソロは見事だったし。っていうかやっぱ若干、じゃなくかなり不安、なのかなぁ?シクリャローフもオブラスツォーワも印象により強く残ってるのって、パ・ド・ドゥではなくてソロの方なんだよね。オブラスツォーワが悪いようには見えなかったので、これはやっぱシクリャローフ君のせいなんでしょうね?その証拠に?最終幕でのグラン・パ・ド・ドゥはいまいちのめりこむことが出来なかったなぁ。二人とも素晴らしいんだけど、それぞれがそれぞれ踊ってる、って感じであの美しいアダージョでもそれ程引き込まれるものはなかったもの。オブラスツォーワは終始満面の笑みで結婚した姫の喜びを全身で語っているようだったけど、シクリャローフ君のせいで?少々から回り気味、みたいにも思えたし。やっぱパートナーシップって大切なんですねぇ・・しかし最終幕の始めに、正装のドレスを纏って登場してきたオブラスツォーワは、本当に目茶苦茶可愛かった!縦ロールもすごく似合ってて、こんなに可愛い新郎新婦というのも滅多に観られませんね。
2009年12月11日
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