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先日、霞ヶ関の人と銀行の人たちとかと呑んでいたときに、JALのタスクフォースの話になった。彼らが怒っていたのは、タスクフォースの1人、産業再生機構でCOOを務めた、冨山氏の「手腕」だった。産業再生機構を閉じた後、氏は経営共創基盤という会社を作り、そこのボスを務めている。怒っている点は非常にシンプルだった。ものすごく単純化していうと霞ヶ関の人「呼ばれてもいないのに、気が付いたらタスクフォースの一員に収まって、勝手にあれこれ仕切っている」銀行の人「机の上だけで計算して『精査』したとか言って、いきなり『棒引きしろ』といってくる。一方的な要求をいきなり突きつけられても困る」という感じだ。冨山氏は世間では「現場の人」という印象が強い。“闘うコンサルタント”って表現がぴったりだ。私も以前1度だけ会ったことがある。話だけ聴いていると「抜け目ないけれど温かい気持ちを忘れない志士なのかな」という印象だった。目は赤く充血していて、いつも働いているからなのだろうと思っていた。ただ、そういうイメージに水を差したのは「カネボウの再生案件」だ。資産になる事業を切り売りして、とりあえず金にする。だから本体はスカスカになる。その本体には外部から「経営のプロ」を招聘、40代の若手を次の社長候補にして、内部の人事制度の改革をする。再生というか、止血を止めるために、成長する芽(事業)を売って、あとは若手に「ナントカしろ」というかたちをとってお終い。その後「クラシエ」と社名を変更した後のカネボウの悲惨さは皆の知るところである。結論だけ見れば、再生のプロというよりは解体屋に近いとしかいわざるを得ない。今回もタスクフォースの一員としてまず「JALのデューデリをやります」と宣言。これはわかる。ただ、そのデューデリを、大手の監査法人ではなく子飼いの仲間たちだけのチームにさせ、それにかかる10億円単位の報酬を仲間で分けあうのは、ちょっといただけない。会計士の何人かに「雅さん、それはこの世界では普通のことだよ」とたしなめられるけれど、だったらそのデューデリで汁を吸った分だけ、JALの中身を立て直すことも「仕事」としてするべきだと思う。だけれど、やっていることはカネボウとかなり似ている。「カネボウ」という言葉を「JAL」に置き換えただけで、昔作ったパッケージをそのまま流用しているだけである。これでは「ゾンビ企業喰い」でしかない。日本一の企業再生屋といわれる人が、本当にこういうことを繰り返すのなら、ちょっと悲しいことではある。<お酒メモ>白ワイン グラスで1つギネス 生 パイントで1つヒュ―ガルデンホワイト 生 2つスペインのテンプラーニーニョ、イタリアのキャンティ、チリなどの赤ワイン 計グラスで4つくらい
2009年10月31日
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最近の民主党の「マニフェスト原理主義」を見ていると、昔の日本社会党を思い出す。「平和憲法維持」の「平和憲法」の部分を「マニフェスト」と置き換えると、言っていることがそっくりに聴こえるのだ。そもそも、今回の政権交代は「財政再建」や「行革」といった官僚制度や自民党の官僚化(=当選何回以上でこのポストを与える、といったエスカレーター式の昇進システム)に国民がNOを突きつけたことで起こったことだ。「子ども手当」や「高速道路無料化」はあくまで民主党が「財政再建しつつもできる」と唱えたから賛成した人が多かったのであって、優先順位は「行革&財政再建」>「各種手当」のはずだ。なのに、民主党はマニフェストに書かれたからといって「子ども手当」などのばら撒きを優先している。治水に関しても、支持基盤の選挙区のダムは遂行し、一方で本当に必然性のあるダムや完成寸前のものを凍結し、税金および地域住民のコストを増やしている。国民が望む国のあり方とマニフェストの内容が乖離している部分について、どうもマニフェストを優先しているように見えるのだ。これは、憲法を何が何でも文字通り解釈することが国民のためになる。仮に国民の命と憲法遵守が量りにかけられるような場合は、憲法を護持することが国益であって、「多少の犠牲はやむをえない」というスタンスをとる旧日本社会党と似ているなと思うのだ。村山政権時代に阪神大震災が起きたが、あのときは憲法をタテに自衛隊を災害救助に出さなかった。地域の消防署や警察と自衛隊の間で連携が取れないから(自衛隊を)動かさなかった、という判断ではなかったのである。長期的に見た「人々の暮らし」よりも頑なにマニフェストという「公約」「思想」を優先する民主党は、ちょっと大人気ないというか、やっぱり頼りないと思う。「友愛」は人間のおなかは満たされない。理想を唱えるのは結構だが、現実を見据えて、国民が「本当は何をして欲しいと思ってる」のかを読む必要がある。よくロマンチストは「愛さえあれば生きていける」というが、愛だけでは人は生きていけない。ちょっとのゼニがあって、はじめて愛について考える余裕が出てくる。つまりはまず、国民のゼニをまず守る、担保することが肝心なのだ。そこをはき違えてはいけないと思う。<お酒メモ>秋味、ヱビス、琥珀ヱビス 缶 計750mlくらいコレクション・デ・シャトー・デ・ボルドーキュベ・ナンバー2 赤ワイン ペットボトル 500mlくらいエスト!エスト!!エスト!!! 白ワイン グラスで2つ天明 生原酒 1合
2009年10月30日
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中国在住の日本人によれば「最近の中国人は海外に留学したり情報を取り入れることによって、どんどん学問的な内容や人材の質がレベルアップしている」そうだ。しかし、まだ弊害もある。例えば、ビジネスをしようと思っても、「サンプルを1つでいいからいただけないか」とお願いしても、指一つ動かそうとしない。指を動かしたり、自分の頭を働かせて知恵を人に提供したりという行為は、全て有償であって、金にならないことは一切したくない、というスタンス(文化性?)があるようなのである。特に、これは海外で学んできた学者や、コンサルタントに多いという。たいていはアメリカで学んできているというが、知識を学ぶだけでなく、アメリカの「エグゼクティブはビジネスにおいて雑用はしない。それは基本、秘書なり、部下にやらせる」というカルチャーの理解が「行き過ぎ」て、そうなってしまっているというのだ。そう語ってくれた在中の日本人は、中国人のことをとても尊敬している。ネットの世界ではどちらかといえば親中とラベリングされる可能性の高い人だ。しかし、そういう人ですら「指一つ動かそうとしない中国のエグゼクティブの態度は、中国の将来の懸念事項だ」と認識しているのだから、よっぽどヤバイことだと思う。人民元がドルペッグをやめて、他の先進国と同じように自由化されれば、中国の経済力の深化とともに通貨の価値も高くなる。つまり、中国国内の労働コストも格段にアップする。そういう時代になれば「あいつらはプライドは高いけれど我慢して付き合おう、労働力は安いし、その割には物を買ってくれるから」と今まで目をつぶっていた他国も、「高いし、仕事をしないあいつらは何なんだ」という意識に変わるだろう。銭を持っていようが、景気が良かろうが、結局人は、最後は仕事を丁寧にやり、いばらない、信用できるところに流れる。野球で言えば中国はファームからようやく一軍に上がったところである。スタメン選手にならなければ一流とはいえない。なのに、スタメンを張らないうちから一流選手のような振る舞いをしている。そんなおごりの心が今の中国のエグゼクティブ層に芽生えているのなら、それは「大きな仇」となって返って来るんじゃないか。2020年をピークに、中国市場の消費はピークを迎えるし、老齢人口増加率も日本を越えて急速に高齢化する。あと10年しかないし、市場は確実に数年先を織り込もうとし始めている。本当に中国は大丈夫なのかな。<お酒メモ>ソアベ クラシコ 1/2本かりん酒 グラス半分
2009年10月29日
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毎年世界が注目するノーベル賞。今年は平和賞をオバマ大統領が受賞したことで話題になった。注目されるだけあって、賞金も1,000万スウェーデン・クローナ(約1億円)となかなか高額である。その財源は賞を創設したアルフレッド・ノーベルの遺産から(財団を通じて)支払われている。ところで現在、ノーベル賞はノーベル自身が遺言で設定していない「経済学」を含めて「物理学」「化学」「生理学・医学」「文学」「平和」の6部門がある。不思議なのはこの中に「数学」がないこと。一説によると、ノーベルは自分が雇っていた女性秘書にベタ惚れしていて、アプローチをしたものの、フラれてしまった。その女性が結婚した相手というのが、ズットナーという有名な数学者だった。それに嫉妬して数学賞を設置しなかった、という。ダイナマイトを発明し、実業家としても成功し、有名な戯曲を書くほど文才のあったノーベル。類稀なる才能をもっていた分だけ、プライドも高かったのではないかと思う。その後も出会いはあるが実らずで、生涯独身を貫いた。それも、事業や研究と同じく恋愛も「こだわり」が激しかったせいなのかもしれない。
2009年10月28日
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「ウツボ食べます?珍味ですよ」と言われて「はい」と即答した私。瞬く間に解体されてしまった。釣り上げられても「なんだ、ウツボか」と言われ、すぐ海に返されてしまう海のギャングである。そのグロデスクな躯体と獰猛さから、釣りをする人の間では嫌われているが、そのお味は意外と「美味」だという。捌いてくれた大将の手つきもさることながら、おろしたその身の美しさは素晴らしいとしかいいようがない。ほのかにピンクの身はコラーゲンたっぷりで、尾の方の細かい骨さえ嫌がらなければ、非常に美味だという。ということで、早速「から揚げ」を食べてみる。アナゴよりも目の細かい、繊細なやわらかさを持つ身は、はかない桜の花びらのようで、その色に違わず上品な味わいだ。東京の人は「ウツボ」を好んで食べるという。もの珍しさもあるのだろうが、外側の「見た目」と裏腹な身の美しさや味に惹かれて注文するリピーターも多いのだろう。もみじおろしやポン酢でいただくスタイルはふぐと同じ。鍋でも美味しいそうである。骨をとるのに手間がかかるため、腕利きの料理人じゃないとなかなか出してもらえないが故に「珍味」になっているようだ。値段はそう高くないそうなので、見かけたときにはオーダーしてみてもいいかもしれない^^
2009年10月27日
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とある小さな港で、おじいさん2人が網を畳んでいた。どうやら漁から帰ってきたところらしい。傍らに白い発泡スチロールの箱があって、そこに全長25cm前後のお魚が2匹入っていた。色違いだから、「つがい」で獲れたのだろう。「これ、ブダイですか?」と友人が声をかける。「そうだよー、ブダイだよー」と、のんびりした声でおじいさんが返答する。最初、ブダイという名前を聞いたときは「不細工だからブダイ」だと思ったので「不鯛」を支持していたが、釣りが好きな友人にそれを言ったら「アホ」といわれた。そんな友人は「海中でひらひらと舞うように見えるからブダイなんだ」と言っていたので、彼の頭の中では「舞鯛」なのだろう。実際、ブダイは武鯛・舞鯛・不鯛・部鯛とさまざまな漢字で書く。まあ、友人が私よりもロマンチストなのはわかったが、両方とも正解なのである。ただ、一般的には「武鯛」らしい。緋色という言葉がぴったりの“うろこ”が甲冑に似ていることから呼ばれたというのが「通説」になっている。話がそれたが、しばらくブダイを眺めていたら、おじいさんが「それ、そこの定食屋に持って行きな。ワシの家なんだ。調理してくれるよ」と言う。そこで発泡スチロールを担いで店に入り、調理してくださるようお願いした。今回は「つがい」の♂を煮付けにしてもらったのだが、ブダイは時々性転換するお魚なのだそうだ。どういうタイミングで性転換するのかはわからないけれど、好きな相手が同性だったら性別を変えたりするのかな。しばらくして調理された魚が来た。白身のお魚が「ぷりぷり」というよりシャチホコのように反り立っている。鯛は獲りたては身が固いし、味もあまりしないという。うまみ成分であるイノシン酸が熟成するのに1日程度を要するからだ。ということを耳学問で知っていたが、食べてみたらその固さは想像以上。箸で刺そうにも、身に刺さらないのである。ナイフで切って、身にかぶりつくと、ロースの豚肉の脂身を食べたときのような食感の白身の魚の味。シャリシャリした独特の歯ごたえはものすごく不思議であったが、うん、悪くない(^Q^)美味しくいただいた後、お会計をすると「高足ガニの味噌汁3つ、ごはん2つ、おしんこ1つ、それにお魚の調理代で1400円いただくね」といわれて目が点。そうすると、お店のおばちゃんが「魚はね、おじいちゃんがプレゼントするって言ったからお代はいらないの」と言った。もらいっぱなしも申し訳ないので、おじいちゃんに何かお礼をしなければと思い、鞄の中からおやつにしようと思っていたりんごとみかんを取り出し、おじいちゃんに渡した。「そんなことしなくてもいいのに…ありがとう」そう言ったときのおじいちゃんの笑顔は、亡くなった祖父の顔に、なんだか少し似ていた。<お酒メモ>月曜日紹興酒 台湾酒 ぬる燗 2合樽平(山形の日本酒) 半合
2009年10月26日
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ちょっとお出かけしていろいろ呑んできました。取り急ぎメモです。<お酒メモ>土曜日小布施ブラン 2008 白 1/2本シャトー・ムーラン・ナ・ヴァン 2000 赤 1/2本 掘り出し物です^^山崎 19y そのままで1つ日曜日生ビール グラスで1つ初亀 秋あがり 半合開運 ひやおろし 1合鳳凰美田 純米 1合黒甕 前割り グラスで1つ燗酒 1合山崎ハイボール グラス半分ストラスアイラ 12y そのままで1つ酒を呑んだ量の1.5倍くらいのお水やお茶を飲みながらだったので比較的元気です^^本日は8時間くらいのんべんだらりと飲(や)っていましたが、たんぱく質を摂りながら、時に腎臓や肝臓に良いといわれる貝類も食したので、気持ちよく呑めた感じです。
2009年10月25日
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新規に常用漢字に追加される9字に「柿」が追加された。一方で諜報の「諜」など4字が削除されるという。少し前に日教組に所属している教師が求めた「削除したい漢字」のなかに「淫」という字があった。削除の理由としては「教えづらい」という意見が圧倒的だったというが、そもそも「言いにくいから教えられない」というのは教師の「都合」でしかない。もともと「俺」という漢字も常用漢字ではないが(今でもそうだ)、漫画では20年以上前から平気で使われていて誰でも「おれ」と読める。エロ本や深夜番組を見たことのある人ならば、誰でも「淫」は「いん」と読めるはずだし、隠すこともないと思う。大学を出て、社会経験のない「草食教師」が増えて、こんななよなよした理由で、日本男児がどうせ知る言葉を狩っても仕方ないのに、と思うのだが、私が変なのだろうか。そのうち「裸」という言葉も教えるのが嫌だから…というアホな論議がでるような気がしてならない今日この頃である。。<お酒メモ>白ワイン シャルドネなど2種 3/4本クライネリッシュ そのままで1つキングスバリー ボウモア 07年の6年もの そのままで1つ
2009年10月24日
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よっぽどの大食いでなければ、というより結構大食いの私ですら手を焼く3大料理が・カレー(またはシチュー)・鍋もの・おでんである。これらはいずれも、連続で食べると「口が飽きる」代物。カレーは入れる野菜を替えたり、合わせるものをごはん/うどん/パンなどにしていけばどうにかなる。鍋は野菜中心にして、最初は塩味→醤油→味噌系にしていけば、これもどうにかなる。でも、おでんはなかなかそうも行かない。冬になればどうしても食べたくなるが、なにせ材料が多くて2~3日程度では食べきれない。試行錯誤した結果、以下のように工夫すると、量が少なくてもおいしいおでんを作れることがわかった。今日作った「ひとりおでん」。作るときに工夫するのは次の5点である。●小さい鍋で作る一番おすすめなのは」(A)直径15cm前後の「片手鍋」や「雪平鍋」。それでなければ、(B)自宅でカレーを作るような中サイズの鍋でOK。●鍋に入る量で作るよう材料を切る/買い揃える(A)の鍋の場合は鍋ひたひたくらいまで好きな食材+だし+水を入れる。(B)は食材+だし+水が「鍋の半分まで」を目安にする。こうすると作りすぎない。●おでん種はバラエティパックを利用する少人数で食べる単位の「おでん種まとめパック」は、ちくわやすじなど、たいてい6~8種類くらいのものが入っていて、300円程度で売っている。1パック「1人前」と書いてあっても、自分で大根や人参を加えればだいたい「2食分」に膨らむので、「少ないな」と思う程度の量で充分である。●野菜を切るときは「食べたい量の半分」「サイズも食べたい大きさの半分」に作るときはお腹が空いているのでついつい多く食材を用意しがち。だが、おでん種は腹に溜まるので、野菜は欲しい量の半分の量でだいたい丁度良くなる。大根を例に取ると、輪切りで厚さ2センチのを4つくらい入れたいな、と思ったらその半分の2つにする。そして輪切りではなく半月切りにする。こうすると火が通りやすいし、味が染みやすくなる。●はんぺんや巾着などは毎回「食べる直前」に入れるおでん種はやわらかい練り製品が多いが、特に上に掲げたようなものは、煮込むと延びて美味しくなくなる。そこでベースとなる野菜や昆布をまずだしで煮込み、やわらかい「種」は、毎回食べる直前に鍋に入れて「あたためるだけ」の感覚で入れてやると美味しく食べられる。といってもわかりづらいかもしれないので、以下、「ひとりおでん」2食分の分量(小さい鍋に丁度入るサイズ)である。参考までにどうぞ。<分量>大根 厚さ2cmの半月切り 4個人参 2/3本を厚さ2cmの半月切りに 8個じゃがいも 1個を半分に割り1/2サイズに→2個ゆで卵 2つこんにゃく 1/2枚をお好みに切る。小さいのなら1枚でOKおでん種セット 1つ。市販の一番安いのでOK。300円前後で買える。 昆布 3cm×10cmを4等分にする。※昆布はお湯が沸騰するまで野菜と一緒に煮て、煮立ったところで箸でつまみ、結ぶ。※だしは昆布からとったもの+白だし+塩+酒でOKです。
2009年10月23日
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今日は久々にロックのコンサートへ。大好きなサンプラザ中野くんの歌を聴きに行ったのである。小学生の頃、お年玉でようやくCDアルバム1~2枚を買う。そんな財力しかない私が選びに選んで買った邦楽曲は松任谷(荒井)由実と爆風スランプ、あと工藤静香くらいだった。中学に行くと洋楽にハマってしまって、カーペンターズのような品行方性なもののほかは、フィル・コリンズ(ジェネシス)とか、ロクセット、エリック・クラプトン、あとマイケル・ジャクソンやジャクソン5なんかを聴いていたから、同級生とはあんまり話が合わなかったことを覚えている。それでも、洋楽の合間に松任谷由実と爆風スランプはよく聴いていた。サンプラザ中野くんは文芸誌で小説を発表したりしていて、その作品がまた面白くて、本も買ったくらい彼の頭の中に興味があった。当時の爆風スランプはヒット曲もたくさんあって人気だったけれど、その秘密はメロディーラインのシンプルさにあると思う。ドレミファソラシドのうち、いくつかの音だけでサビをつくったり、コード進行が非常に素直だった。なのに、音楽に喜怒哀楽とエネルギーがものすごくあって、聴くたびにドキドキした。ここ数年で何回かサンプラザさんのライブとかに行っているのだけれど、いつもステージで立っているサンプラザさんの声を聴くと、以前よりも声も伸びているし、表現力が増した気がして、聴くたびに胸がいっぱいになる。前に本人から直接聴いたことがあるのだけれど、ヒット曲が出た後でも、歌をちゃんと歌うようになりたいということで、ボイストレーニングに通っていたという。確かに昔のCDの音よりも、いい声で歌っているのである。体重も落として、健康維持に気を遣うことで、よい声がでるようになったのではないかと思う。ところで、鈴木宗男さんの政治献金パーティではたいてい松山千春さんが前説で話をし、そのあと一曲歌うことがある。千春さんは喋りの上手さもさることながら、ヒット曲もたくさんある。声も朗々としている。だけれど、今日サンプラザさんの歌を聴いて思ったのは「あ、千春さんよりもやっぱりイイ」ということである。50近くになって歌が上手くなるというのはなかなか難しいことらしいのだが、どうも年々進化しているように思えてならないのだ。日々、細かい積み重ねをしていく人が、こうして「進化の継続」をするんだろうな。曲を聴いてそんなことをぼんやりと考えた。私も頑張らなきゃなー。※今日はライブ会場の音響で変な動悸が起こったので、酒はお休みです(^^;
2009年10月22日
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一回りもふた回りも年上の方とお酒をともにさせていただくのは、とても勉強になる。酒が入ると相手も多少はくだけるし、普段聴きづらいことも、聴けば答えてくれる可能性が高い。だけれど、そういう席で「ありがたい話」を聴くときに、私はメモをとらないようにしている。メモをとられるのが嫌な人もいる。そうでなくてもメモを誰かがとった瞬間に、話している相手が素になり、波に乗っていた会話が途切れることもあるからだ。割と記憶力は歳の割には衰えていないので基本的には頭に叩き込むのだが、それでも忘れそうになる時は、相手がトイレにいった隙を見計らって、紙ナプキンとか、箸袋の裏側の余白にペンでさっとキーワードだけ走り書きをしておく。複数の人とワイワイやっているときは、トイレにいくときに鞄から印刷物の裏の余白とか、小さい紙を持っていったり、あるいは「ちょっと電話が入ったので」と中座して、人の見えないところで思い出しながらメモをする、というのもアリだ。今日は金融系の人たちが割と多い呑み会だったせいか、「日本は金融立国になれるか」というテーマで話に花が咲いた。そのなかの一人は「日本が金融立国になるなんて無理だ。藤原不比等は奈良時代に既に『権力があるからこそ貨幣を鋳造できる』と語っていた。その通りで、アメリカは権力をもっているから基軸通貨の発行権がある。日本は権力を持っていない」なんて意見をきいたときにちょっと面白いなと感じた。もちろん、それはメモはとっていない。興味深かったから忘れられないのだ^^<お酒メモ>基本的にお酒メモも頭にインプットしています^^ドライシェリー そのままでたっぷり1つ赤ワイン フランス産。シャルドネとメルロー、サンジョヴェーゼをベースにしたもの。1/2本くらい
2009年10月21日
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あねご‐はだ【姉御肌/姐御肌】 思い切りがよく、さっぱりしていて面倒見がよい女性の気性。 ――『大辞泉』よりここ数日「姉御」とか「アネゴ!」と言われることが多くて、「そういえば『姉御』ってどういう意味なのかな」と思って調べてみた。自分の中では微妙なイメージがあったからだ。意味を改めて理解して思ったのは「この言葉、使い方が難しい」。つまり、他人に使うのは確かに褒め言葉になるが、自分で使う女性にはどこか「イタさ」を感じてしまう「危険ワード」だということだ。どきどき「おねーさま」たちと酒を呑んでいるときに「あたしってアネゴ肌なんだよねー」と自分で言う女性がいる。けれど、そういう人に限って目立ちたがりだったり、他人によく見られたいという自意識が非常に強い人だったりする。ちなみに酒癖も悪かったりする。目が据わると説教を始めたり、語りだすのも「自称アネゴ肌」の特徴である。私は割といいたいこともはっきり言うから「自称アネゴ」にはたいてい嫌われる。「自称アネゴ」は人の話を聴かない。語ることは好きだが、意見を遮られるのに耐性がない。だから私のような人間とぶつかる確率が高いのだ。「それは違うと思う」といえば、アネゴたちはあからさまに不満を顔に出すことが多い。だから「アネゴ」という言葉に多少ネガティブなイメージを持っていたのかもしれない。たいてい「あたしってアネゴ…」というフレーズを聴いたときには、猫とであったねずみのように、雅は一目散に逃げ出すのである。面倒なオンナは一番苦手なジャンルなのです(^-^;<お酒メモ>月曜日御湖鶴 純米吟醸 1合白ワイン スペインのシャルドネ 1/3本赤ワイン ナパバレーのカベルネ入りブレンド 1/3本あと、赤ワインを量にして1本半、4種類くらい呑んだ(多分高いと思う…ご馳走様でした)。
2009年10月20日
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「命拾いの後のいいお風呂だったのに」(byセイラ) ――第37話『テキサスの攻防』6分付近/『起動戦士ガンダム 永遠に残したい名場面100』(宝島社新書)より起動戦士ガンダムは、アラフォー前後を中心に、30代、40代には絶大な人気を誇っているが、それ以外の世代に話をしても通じないことが多い。以下はガンダム世代じゃない人に言われたことである。ちなみに( )内は雅の返答。「『シャー』ってだれ?」→50代男性(あの「シャア」なんですが…)「マチルダさんってインド人ですかね?」→20代男性(インド人ぽくみえるのはララァという別の女性です)話が逸れてしまったが、ガンダム世代である私はついついガンダム本があると衝動的に買ってしまうことが多く、先日も上記の本を購入してしまったのである。それで「懐かしいな」と思ったのが、第37話『テキサスの攻防』のセイラことアルテイシアの入浴シーンである。ご存知のない方のために説明すると、セイラはジオン軍の「シャア」の妹で、非常に美しい女性。けれども、兄シャアと敵対する連邦軍の一員で、セクシーだけれども気高いイメージで描かれている。アニメのガンダムではお色気シーンとして唯一、ここで描写されているだけだが、小説版では主人公のアムロと“体の付き合い”があったし、裸で海に飛び込むといった描写も描かれている。さらにガンダムの続編の『Zガンダム』では、イタリア在住で、投資家として生活している。美人な女相場師という設定なのだ。ガンダム関連本を覗くのは久しぶりだったので、そういったことをぼんやりと考えていたら、小学校1年生の知り合いの男の子が後ろから本を覗いてきた。「雅さん、ガンダム僕も知ってるよ」といって、第1話で出てきたセリフ「みてろよザクめっ!」を読み上げていた。でも、促音はまだ苦手なのか「ザクメツ」と発音したり、「マチルダさん」を「“マルチだ”さん」と言って見たりして、聴いているこちらが面白くてお腹が痛くなってしまった。ちなみにその小学校1年生のボクが好きなガンダムのセリフは「たかがメインカメラをやられただけだ!」というセリフで、傍にいる間ずっと連呼されて、笑いを堪えきれなかった。見事ガンダムオタクになり、成人した暁には、取引先でガンダムネタを喋れば、ガンダム世代が経営者や役員クラスになるから、いいオヤジ殺しになるだろうな、とも思った。年上の人に好かれる人は、やはりその世代のカルチャーを熟知していることが多い。だが、かつそれを暗記しているだけはなく、自らもそのカルチャーに対して「愛」をもって語ることで可愛がられるじゃないかと感じている。だからアニメでもいいし、音楽でもお笑いでも何でもいいから、自分よりもちょっと上の世代の人たちが若い頃人気だったものに興味を持ったら、進んで学んでみるのもよいことだと思う。ガンダムも立派な「処世術」のひとつになりつつある。<お酒メモ>日曜日ヱビス生ビール グラスで1つ
2009年10月19日
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最近、街角を歩いていると消費の流れが変わったな、と思うことがいくつかあるので、メモとして列挙したい。●バナナが安いだいたい数カ月前と比べて1~2割くらい安くなっている。天候が安定したからか?とも思ったけれど、バナナは海外輸入物がほとんど。つまり円高の恩恵は意識せずとも受けている。ちなみにグレープフルーツやアボカドも同じくらいの割率で安くなっている傾向。●お好み焼き屋大入り不景気でパンケーキ粉や小麦粉など粉モノの販売量が伸びているというが、近所でいつも客足がさっぱりだったお好み焼屋が、最近連日満員なのである。よくよく考えると大人数でテーブルを囲めるし、肉も魚もキャベツも食べられて、焼きそばなどのサイドメニューもある。私みたいな呑んだくれがビールをカパカパ呑んでも3000円かからないのが魅力だ。王将へ団体で行くのが流行っていたけれど、単価や店の雰囲気を考えるとこちらに団体の客足は移動するのではないかと思ったり。●新幹線自由席混雑指定席がガラガラで、電車が空いている時間帯かと思えば自由席はほぼ100%近い乗車率というケースをよくみる。新幹線は月に4回は利用するが、自由席待ちの列は以前より1.5倍くらい長めになってきている。よくわからないのはグリーンも意外と混んでいること。こちらは「ぷらっとこだま」が順調に売れているせいかしら?●ワンコイン弁当の中身の貧乏化500円で食べられる中食や弁当が増えたが、その中身が粗末になってきている。外箱のプラスチックが薄くなるのは基本として、揚げ物比率が上がり、その衣が厚くなってきている。ひじきや煮物といった付け合せが1種類減り、2種類は入っていた漬物が1種類になるなど、コストダウンが消費者にもわかる悲しい内容の弁当が増えた。●オフィス着のユニクロ率上昇OLのおねーちゃんの服で、ユニクロを入れた着まわしファッションが目に付くようになった。一流メーカーにお勤めの人でも、そういう服装が増えているように感じる。特に今年はマリンファッションでボーダーや黒を切るのが流行っているから、インナーをマリンにしてユニクロで済ませ、外の重ね着は高そうなので、ということで「ユニクロ隠し」しようというパターンが増加しているのか。上記にいくつか挙げたが、総じていえるのは「生活防衛」のギアがまた一段上がったという感じ。「安めの消費をしているけれど、みんなやっているから恥ずかしくないよね」というコンセンサスが世の中にできつつある。これでは景気は2番底に確実に突入するな、と感じる。(18日のエントリーを誤って17日にしてしまったので、18日分の日記がメモ書きなのはご容赦ください)
2009年10月18日
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先程、第9回ギネスの会が無事終了しました。お集まりいただいた方、大変感謝しております。微妙な相場の中で、それでも人と相場の話をしたいという、向上心溢れる方たちとお会いできてとても嬉しかったです。今回はギネス生樽を15Lいれて対応したのですが、無事(?)空になり、みなでワインやらその他やらに手をつけて、為替や個別銘柄の話に花が咲いていた感じでした。次回はまた、決算期末の桜の咲く頃にできればと思っています。どうぞ宜しくお願いいたします。<お酒メモ>ギネス生 生 4パイント赤白ワイン 計1/2本
2009年10月17日
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気がついたら、今週の平日は1日しかお酒を呑んでいない。体調が悪いわけでもないし、理由なく呑んでいないのは、非常に珍しい。確かに、仕事が忙しいということもあるけれど、普段は忙しくても(頑張って)お酒を呑んでいる。終電近くでも呑みに行って、タクシー帰りを辞さない。それがついつい今週は「電車に乗ってまっすぐ帰るか」なんて、品行方性になってしまった。だからどうも調子が出ない。酒場に立ち寄らないということは、つまり、家で料理してご飯を食べる機会が増えるということ。家で冷蔵庫を開け、入っている食材でいつも適当に作っているのだが、基本呑んだくれの家庭に育ったせいか「ご飯にもあう酒のあて」が多い。というわけで本日の夕飯のおかずはカプレーゼ生ハムと柿のオードブルキャベツと玉ねぎ、いんげん、人参。4種の野菜のコンソメ蒸しであった。無意識に作りはじめたのだが、酒が欲しくなるメニューである。だから、作っている最中に「ワインが呑みたい…なんで私は自分で飯を作りながら、『呑む』方向に自分を誘惑しているのだろう…」とぶつぶつツッコミを入れていた。ちなみに「生ハムと柿のオードブル」は、自前のレシピ。といっても少し熟れた柿を8等分に切り、生ハムで巻くだけ。雅みたいな貧乏OLは、メロンが買えないので、1個50円の柿で代用(節約ともいう)しているのだが、これが生ハムメロンよりもおいしい。柿は硬いものより、少し熟れた柔らかいもののほうが美味いから、変な話、見切り品になっている安くて甘くてトロトロしたものを選んだほうがよい^^話が一瞬それてしまった。で、「呑みたい~」という思いを堪えて、それでも耐えつつご飯を食べたのだが、食後に飲んだ緑茶にお茶請けが欲しくなった。そこで塩としそだけで漬けた梅干に封入されている「梅しそ」を海苔で巻いてお茶の友を作る。そうすると今度は頭に「日本酒」が浮かんでくる。それに耐えつつ今はブログを書いているのだが、このまま耐えて床につけるかどうか、ちょいと自信がない(汗)
2009年10月17日
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元経産事務次官の北畑さんの勉強会に出席した。氏は現役時代に「デイトレーダーはバカで無責任」という発言がメディアに取り上げられたこともあり、記憶にある方もいると思う。今日の勉強会ではいくつか印象的な発言があった。ひとつめは「日本では今回の世界的な景気後退(リセッション)を『100年に1回の未曾有の不況』と報道しているが、「それは違う」と指摘していたこと。知らなかったのだが(あるいは死ぬほどその言葉を聴いたので、記憶のすりかえが起こってしまったのかもしれないが)、グリーンスパンは「100年に一度の出来事」と発言したのだという。多分、世の中的に「出来事」が「不況」となってしまったのは麻生前総理がそのように発言したのがきっかけだと思う。伝聞のような形で麻生さんが発言し、それをマスコミが掬い上げて、あたかも世界中で喧伝されているという風に錯誤してしまったのではないだろうか。あと、もうひとつ興味深かったのは、「アメリカ経済は来夏には回復するだろう」という氏の見通しだ。その理由として米国中間選挙前にオバマが景気回復のための政策を死に物狂いでやるから、ということを挙げていたが、果たしてそううまくいくものだろうか、と思う。そもそもオバマが大統領選のときに掲げていた「アメリカの医療改革制度」は旗振り役であったケネディ議員の死去で、民主党内で逆風になっている。もともとオバマは政策の人ではなく、政治の人だ。good presenterであり、ブランディングを大切にし、イメージ戦略に長けたところが“長所”である。その草稿や戦略はお膳立てをする優秀な縁の下の力持ちあってのものなのだと思っている。ところが最近どうも精彩を欠いている。シカゴのオリンピック招致の投票では最下位をとった。そして先日はアフガン問題が中途半端な状態にもかかわらずノーベル平和賞を受賞してしまった。何か“ビミョー”な感じなのである。人生には「上り坂」「下り坂」「まさか」の3つの坂があるが、オバマさん、意外と「まさか」にさしかかっているのではないかと思う。(政権運営と支持率維持のシナリオが崩れ)、景気回復への進捗が遅れるといった誤算が続けば、2010年の中間選挙は共和党が盛り返すということにもなりかねない。そうすると国際社会にもいろいろな誤算――マイナスの影響が出てくるだろう。ちなみに北畑氏の「デイトレーダー」発言は前後の文脈をちゃんと読むと、とても真っ当な発言だったと思っている。私は株もたしなむ身だが、件の発言に関しては今でも賛成派である。
2009年10月16日
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突然だが、私は性別が女なので、社会人になってから性別がらみのいやがらせ(ハラスメント)みたいなことを時々されたことはある。「貧乳」とか「まだ独身なの」とか、基本のことに対して私はかなり寛容である。というか気にならない。「何人つきあったことあるの?」「好きな体位は」と聞かれても笑顔でスルー。いちいち目くじらを立てていたら仕事にならないからだ。ただ、やっぱり気持ちのよくないことではある。だから前は変なメールとか、手紙とか、そういうものに関しては見るのも嫌だったので、片っ端から削除していたのだが、最近は「これはなぁ…まさかそんなことはないけれど、あとでストーキングとかされたときの証拠になるかも」と思うものは残すようにしている。そういうものは、ぱっと見でも見たくもないので、フォルダに入れて、普段は目に付かないようにしている。たいていはフォルダに入れて、嫌なことも心の引き出しに入れておくけれど、言われのないことで仕事に被害を及ぼすことや、心身ともに影響の出るようなことをされたときは、それなりの対応はしようと思っていて、そういうものは(会社・個人のアドレスに来たものともに)きちんと整理している。「あとでストーキングだなんて、事前にわかるの?」というツッコミもあるだろう。でも、そもそもこんな言い方は失礼だと思うのだが、からかったり、ちょっかいを出してくる人に対してこちらが無反応だったり、嫌だという意思表示をすると、後でいろんな面でいじわるをされることは間々ある。粘着もされる。そして、そういうことをする人か否かは、メールの書き方とか、電話の話し方とか、そういうところでわかるのだ。これは仕事上でもプライベートでも起こりうることである。無理やりタクシーに乗り込んでくるといった「武闘派」のときは、タクシー内で断りつつも録音をとったり、録音するものがないときには、そのあとにすぐに記録をとる、人に相談を入れておくなどして、履歴を残しておく。かなりしつこい場合はそのままタクシーのおじさんに「交番を見つけたらそこの前で止めてください」とお願いする(ちゃんとタクシーのおじさんは交番の前で停車してくれるからこれはかなり有効)。こういう細かな努力はした上で、こちらは仕事上の人に極力私情は挟まない。挟ませない。ということを先日、とある友人に話したときに、友人に「それって『マルタイとは極力接触しない』というのと同じだね」といわれた。マルタイというのは伊丹十三監督の『マルタイの女』と同じ意味で「対象者」という意味である。つまり仕事上で取引先や捜査対象、取材先などといった関係になりうる人と接触(※肉体的な意味)を避けるというニュアンスである。税務関係とか、警察とか、省庁とか、金融系、戦略系コンサルとか、やはり「ねんごろ」になるとまずい職業というのはある。以前毎日新聞の記者が外務省の職員と関係をもち、外務省の機密が漏れたことが話題になったが、やっぱり「マルタイ」と変なことになってもいいことはないと思う。ただ、「マルタイ」にはそういう距離感がわからない人がいるのも事実だから、上記の職業に属する人とか、自分みたいな仕事の人は自ら襟を正したほうがいい。何かされたり、「マルタイ」が接近してきたら録音なり、記録なりをつけ防御する。そうしないといつあることないこと言われて足元をすくわれるかわからない。<お酒メモ>ギネス 生 2パイントマーフィーズ 黒スタウト 1パイント ←うーん、ぺプシみたい。
2009年10月15日
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先日魚屋で魚を物色していたら「おっ」と目が留まった。それは「アイルランド産の金目鯛」。普段は輸入品の魚はまず買わないのだが、これは即買い。お気に入りの組み合わせだからだ(^^)パックから取り出すと、身の色は伊豆や千葉沖のものよりマットな白で「いかにも深海魚風」なのだが、うろこの境目の脂の乗った部分は、見た目にも「もちもち」とした印象。触っても非常に柔らかい。それにしてもアイルランド産の金目鯛なんて初めて見た。アイルランドを訪れているときにもお見かけしたことはなかった。ただ、金目鯛は深海魚。確かに湾の地形や深さを考えるとアイルランド近海に住んでいてもおかしくはない。気仙沼のような牡蠣(ヒラガキ)や海苔、海草が捕れ、それらを食べる食文化であることから、日本と同じような魚がいるのもそう違和感はない。どう料理しようかな、と悩むことしばし。結局、一番お気に入りの酒粕「宗玄」に日本酒を注ぎながら粕床を新規に作り、そこに入れて「金目粕漬」をつくることにした。現在我が家の粕床は、銀だら、鮭、金目鯛が眠っている。早く漬かるのが楽しみである^^<お知らせ>第9回ギネスの会の待ち合わせ場所とお店の場所、参加予定者のみなさまにメールしました。「まだ届いていない」という方がいらっしゃいましたら、恐縮ですが雅までメールをいただけると幸いです。お会いできることを非常に楽しみにしております^^
2009年10月14日
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先日、シンクの下からごそごそと蒸し鍋を出して以来、好んで蒸し料理を作っている。もともといろんなものを蒸して食べることが好きだったのだが、蒸し鍋が結構大きいため、いちいち出してしまうのが億劫だと思い、しばらく蒸し料理をしていなかった。煮る・焼くといった調理法に比べ、ビタミンその他の栄養素が残りやすい蒸し料理は、やれるんだったら普段の料理にたびたび取り入れたかった。油を使わず料理ができるので、カロリーも少なめに抑えられる。最近ちょっと油断すると太る私にとってはまさに「一石二鳥」なのだ。このところ野菜や茸も安いので、いろんな蒸し料理をやっている。以下はその一例。●鶏肉+白菜+もやし+しめじ+その他の野菜→鍋料理の延長で入れる食材の組み合わせを考える●豚肉+キャベツ+トマト+その他の野菜→軽くコンソメと塩を振って、洋風の蒸し物に●白身魚(または鮭)+生姜スライス→蒸し魚をして、茗荷やねぎをのせ、梅ソースやポン酢でいただく。ハーブと一緒に魚を蒸せば、洋風仕上げに●手作り、または市販のシューマイや餃子、肉まんなど→いくつかをいっぺんに蒸すことで飲茶数品ができる。鍋の空きスペースにレタスや白菜、海老などをおけば、飲茶のサイドメニュー(海老とクラゲ入りのサラダとか)の下ごしらえをひと手間省ける●さつまいも、とうもろこし→暇なときに蒸かしておいて、小腹がすいたときのおやつに蒸す食材さえ替えれば、いろいろなバリエーションが考えられるので飽きも来ない。肉、魚、野菜のみ…需要に応じていろいろ味も見た目も変えられるので、しばらくは蒸し鍋を使い込もうと思う。<お知らせ>今週土曜日18時より開始予定の「ギネスの会」ですが、参加者の方に明日「当日の会場の住所、待ち合わせ場所」を一斉にメールしますので、宜しくお願いします。ちなみに、会場のスペースの都合もあるのですが、あと1~2人でしたらなんとか入れそうなので、まだ参加しようか迷っている人がいたらご相談ください。参加費は当初予定の7500円より安くなる見込みです。
2009年10月13日
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暦の上では3連休。仕事も断続的に入っているだけなので、今日はプライベートで昼酒を呑みに行った。以前は「昼間に酒を呑む」のはアル中とか誘惑に弱い人のすることだと思っていたのだけれど、ここ数年、青い空と心地よい風を感じながらお外で生酒を呑むのも悪くはないな、と思うようになった。昼間呑む酒は軽い味のビールかフルーティーな日本酒やワインに限る。ご飯をしっかり食べた後に、おつまみなしで、時々水を飲みながらゆっくりと歓談しながら呑む。そんな飲み方が気持ちいい呑み方だと思う。ちなみに巷では、雅はアル中と思われているきらいがあるが、実は呑みたいから呑む、ではなく接待の酒が多いだけなのである。週に2日は休肝日を作っているし、もともと毎日呑むのは好きじゃないのである。というわけで明日もまた休肝日の予定。家で大人しく塩を極力抜いた野菜&蒸し料理をちょこちょこ食べて終わりにするつもりです。<お酒メモ>尾瀬の雪解け 純米吟醸 1合櫻花開運 1合雅山流 楓月 純米大吟醸 1合秋鹿 純米大吟醸 2合宗玄 生原酒 半合リンクウッド 12y そのままで1つクオバディス アモンティリャード そのままで1つレッドブレスト そのままで1つ
2009年10月12日
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名古屋の新・ご当地料理「手羽先」をメインにし、居酒屋をチェーン展開することで一躍全国その名をとどろかせた「世界の山ちゃん」。今では全国7都道県・計58店舗を展開するほどに成長している。それに続く「ご当地居酒屋の星になるのでは」と思われるのが「炉端かば」。こちらは鳥取の料理と地酒を提供する居酒屋である。名物「干し芋」を使った焼酎をはじめ、地酒「石見銀山」「七冠馬」「日置桜」を中心にその数60種以上。小瓶の地ビール「鬼太郎ビール」なんてのもある。メニューも地の魚や蟹をつかったものや、「納豆ピザ」、とびうおを原料とした「あご野焼き」、「とうふちくわ」などご当地感満載である。女子向けには「梨スイーツ」などのほか、「日本一の生産量を誇るどらやきにアイス添え」なんてのもある。よく「かばにいった」「かばはいつも満員」なんてことを小耳に挟むが、行ったことがなかったので、先日行ってきた。ちなみに、その日は休肝日と決めていたので、昼に、アルコールなしと決めて来店した。これがランチメニューの刺身御膳(1000円)これにご飯と味噌汁、女性には果物(私のときはみかん2切れだった)がつく。鳥取名物「とうふちくわ」。文字通りとうふを入れたちくわで、豆腐3、すり身7の配合らしい。うまいと評判だったがちょっと期待しすぎたか。確かに普通のちくわより柔らかいが、それにしても硬さは残る。小田原の「鈴廣」のほうが柔らかさ、風味とともにインパクトはでかかった。とはいえ、ユニークなメニューや料理が多く、魚も新鮮で安い。各テーブルに置かれた醤油差しはたまり醤油と普通のと2種類あり、どちらも鳥取産というこだわりぶりだ。昼だったらノンアルコールならお通し代(300円)はかからないが、夜と同じ肴が注文できる。関西以西にいくにつれ、郷土料理はだんだんと甘めになるが、御多聞に漏れず「かば」の鳥取料理も、醤油も若干甘い。でも、甘さが「ねっとり」としたきつさでないので、そこそこいける。ワタミや白木屋に飽きた人は、いちど行ってみてもいいかもしれない。一人頭の単価はあんまり変わりません。
2009年10月11日
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「お前の会社はどうなってるんだよ!」と朝から罵りのメールをいくつかいただいた。納品したはずの新製品についての、いわれのないクレームだった。ちょっと泣きそうになったけれど、でも「誤解です」ということを相手に話してとりあえず収めた。私の仕事は、料理とちょっと似ている。どんなにいい素材でも、たとえ高級素材が「俺をこう調理したらおいしくなるに違いない!」と叫んだとしても、そのとおりにやってうまくいくというのはあまりない。なぜなら素材は素材のプロではあるが、素材自身が調理上手かどうかはわからないからだ。私は料理人として「安心な食材を調達し、おいしいごちそうを作れる」のかどうか未だに自信が持てない。いくつ料理を作っても、本音を言えば自信がないのだ。でも、料理人として口に入れる人のために、おいしく、食べやすいサイズで調理して出さなければならない使命がある。だからいつもずっとそれを考えてる。それは、消費者の笑顔を見るためだ。「いい素材」が「人気商品」になる保障なんてない。そして、いい素材を使ったとしても「美味しい料理」になる保障もない。いくらよい素材でも生のままだったら食べられないものがほとんどだから。責任は料理人の腕にかかっている。まずかったら全ては料理人のせいだ。ゆえに料理人は手を抜かない。だからおとぎばなしに出てくるマンドラゴラ(喋る人参の根)のように、「俺をこうしろ」と叫ばれても、素材の奴隷にはなりたくない。私はマンドラゴラの価値を高めるために、一所懸命いい調理法を考える。それは最初マンドラゴラに罵倒されても、最終的にはマンドラゴラのためにもなると思っている。今、私がやっている仕事に携わる人は、たとえば、「魚沼産のコシヒカリならば、出荷すれば誰もが美味しいと思う。高値で売れる。だから魚沼ブランドであれば品質を問わず入手できるルートを作れば勝ちだ」と勘違いしていることが多い。でも違うのだ。いい品質を見分けて、それを磨き、適度な分量にし、上手に調理しなければ、消費者を欺くことになる。わかってもらえないからだ。でも生産者はちょっと商品が売れると強気になる。粗が出る。私も若い頃それに乗っかったことはあるけれど、それはうまくいかない。それは身をもって知った。だから一所懸命、いつか生産者にもわかってもらえるだろうと、愚直に、黙って、消費者に届けるための仕事を細々とやっている。身体は壊れそうでどうにかなりそうだけれど、だめになるならもう、それでいいと思っている。<お酒メモ>ソアベクラシコ 白 1本ボルドーワイン 赤 1/2本くらい昨晩はブログを書きながらシャトースオウをグラス2つだけやりました。
2009年10月10日
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初対面でいきなり「僕、アル中だから」と言われて、昼間から酒。その呑みっぷりが気に入って、本日、プライベートで一緒に酒を呑みにいった。ネット系のお仕事をしているその人は、ネット社会の夢も、オプティミズムも語らなかった。「ブログをやるやつらはバカだ」とか「twitterなんていいメディアだと思わない」と、“ネットリテラシー”のある人から半ばもの言いがつきそうなことを言っていた。でも、私は腹はたたなかったし、その人がなぜそう思うのかを聴いて逆に「なるほどな」とも思った。聴いていて思ったのは、その人は「偶発的にブログを書き始める」「書きたいから書く」ではなく、ブログを介して「自分を大きく見せる」「意図的にネットワークを作る」「匿名で悪口を書き、リスクを負わずに憎い相手を潰す」と言った使い方をするネットユーザーについて「バカ」だとか「嫌い」だといっているのではないかということだ。そうではないかと思ったときに「もしかしたらそれは自分の思い違いかもしれない、相手を怒らせるかもしれない。でもいいや」と考えながらもいった。「貴方のいうことはもっともだと思うけれど、そんな私は、もうほぼ5年間、毎日ブログを書いているんですよ」と言った。そして、「たまたま楽天でお買い物をするときにアカウントがついていて、ブログサービスがついていた。そのアクセスカウンターが何も書いていないのに勝手に回っていて『何も書かなくてすまないな』と思い、はじめたんですが」と説明した。「それはいいんだけれど」とその人は言った。そのときに、彼が憎んでいるのは、インターネットを以下のような意図で用いているのだと思った。・本名を知らせず、ハンドルネームや匿名で好き勝手、相手が傷つけるために書き込みをする・リアルで同じようなコミュニケーションをとったら相手が怒るのが目に見えているのに確信犯的にそれをやる・見えないことをいいことに、自己像を肥大化させて語るそして、彼がインターネットという道具を愛しているが故に「それをムダに使う人間が多く、だから許せない」という思想を持っていることに気が付いた。マザー・テレサは「愛の反対は無関心である」といったが、まことに「愛と憎しみは表裏一体」で、そして「愛の反対は無関心である」と心底感じたのだった。<お酒メモ>生ビール 中ジョッキで3つ紹興酒 あたためて 4合
2009年10月09日
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ここ数年、一週間の中で一番好きな曜日は「木曜日」。そういえば、80年代に生きた大人たちは木曜日を「ハナモク」と呼んでいた。金曜日よりもお店がちょっと空いていて、夜遅くまで遊んで徹夜しても、翌日1日頑張れば会社はお休み、というところが受けて、流行語にもなった。ただ、流行語になったときには、ハナモクのお店は「激混み」だったらしい。それから20年。今は「ハナモク」は「ただの木曜日」になった。誰も木曜日はハナモクとは言わないし、月曜日から会社に出て足掛け4日目で疲れている。外に出るのではなく、「引きこもりたい」という空気が大人たちに蔓延していることを見越してか、最近は木曜日に漫画とか、ゲームが発売されることが多い。飲食店の人が割引券を外で配るのも木曜日が多い。ただ、中国に古くからあった「道教」の考え方によれば、木曜日は「凶日」なので、確かに引きこもっておとなしくしているのが正解なのかもしれない。けれども、私はフラフラっと木曜日に呑みに出かけることが多い。「景気が悪い」が日常の挨拶になって10年以上経っているし、「引きこもりグッズ」の発売日である木曜日は、お店が空いている確率が高いからだ。でもこの曜日だけは酒場でNYダウをわざわざケータイで見ることが多い。それは1929年の10月24日の木曜日に、「暗黒の木曜日(ブラックサーズデー)」があったからかもしれない。特に10月は気になる。為替は約10年に一度はたいてい大荒れがあるのだけれど、前回は98年にドル円でそれがあった。昨年は割と為替は大人しかったから、今年こそ何かあるのでは、とビクビクしている。先週の木曜日も、バーでマーケットをチェックしていた。多分、今月の木曜日だけは、毎回酒場にいても、どこか素面(しらふ)でマーケットのことを考えると思う。そう、明日も。
2009年10月08日
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web2.0が流行った頃に「ネットは出会えない人と出会う機会をもたらしてくれる」という思想があった。確かに、私もこうしてブログという小ぢんまりとした小屋を開設して、いろんな人と知り合うきっかけを得ている。けれども、私は「ネットは出会えない人と出会う機会をもたらしてくれる」とは思わない。多分、インターネットも、リアルの世界も「出会いかた」というのは変わらないのではないか。それは渋谷のスクランブル交差点で見知らぬ人同士がすれ違うように、あるいは大阪の「ひっかけ橋」で人が行き交うようなものと同じで、要はその交差点や橋で「ぶつかって」「荷物を落として誰かに拾ってもらって」見知らぬ人同士が会話を「する」か「しないか」ということとひどく似た作業なんだと思う。リアルに身体を動かして、東京だ、名古屋だ、梅田だ、博多といったところで見知らぬ人と知り合うのと、ネットで多くの人が知り合うのと、大差はないんじゃないかと感じる。興味がなかったら、リアルでも、ネットでも「ただ相手を見て、素通りする」。そこに変わりはないからだ。普段、名刺や肩書きを人目に触れるところに置いて動いているわけではないし、そういう意味ではリアルで人とたまたま知り合うのも、呑み屋でひっかけられるのも、ネットでたまたま話をして出会うのも、私の中では等しく同じ、なのである。でも、ネットで会った人とは文章でしか交流が出来ないから、表情とか声の調子といった要素を推し測ることが出来ない。だから、できれば一度は会いたいと思っている。というわけで、今度10月17日(土)に都内でやるギネスの会も、そうして「リアルの世界で会ってみたい」という自分の考えで開いている場。自分が一番くつろげるお店で、美味しいと思う料理とお酒とともに、いろんなお話をしてみたいと考え、足掛け4年やっている会なのです。今回は店を貸しきるので、定員が上限18名。現在、あと若干(片手で収まる位)ですが、人が増えても大丈夫なので、ご希望の方はぜひ10月13日(火)くらいまでにお申し込みください。東京だけではなく地方からも参加者がいますし、男女、年齢層も20~50代とバラバラです。ぜひ、お気軽にご参加いただければと思います。以下概要です。とき:10月17日(土)18:00~21:00くらいまで。場所:東京都内の羊屋(貸切です)会費:上限7500円(ただし15人以上になると安くなるので、その分頭割りで会費を当日下げます。下限で6000円くらい。MAX18人)※たっぷりの食事と羊つき。お酒はギネス&ワイン&ソフトドリンク&カクテル。ご希望の方は、以下の方法でアクセスしてください。1)ハンドルネームとメールアドレスを雅個人メールまたは楽天メールボックスまでお知らせいただく2)携帯に直接連絡していただく3)たまたま会ったときに口頭で言っていただくぜひ、お待ちしております!
2009年10月07日
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「そういえば××さんって会ったことあるんですか?」と、不意にとある人に尋ねた。「うん、あるよ。彼はつきあってた彼女に自殺されてねー」と、いう話を切り出されて、私は思わず素になっていた。ソンナ、タイヘンナコトヲ、イキナリイウモンジャナイヨ。シタシクナイヒトニ、イッチャダメジャナイカ。人生経験の割に、私は「恋人に自殺された」とか「自殺されそうになった」とかという話をよくきく。それは「私(俺)、死んでやるからな!!!」というケンカの延長線上の「脅し」じゃなくて、本当に肉体的に自身を傷つけたり、未遂だったりという話なのである。部屋に入ったら「首を吊っていた」のを間近に見てしまった、というのも、なぜか数回聴いたことがあって。正直、「よくある話」なのか、私がたまたま「よくぶち当たる話」なのかの見当がつかない。でも、そういう話は、自殺しようとした当事者とか、自殺した、あるいはしそうになった人物の親しい人から聞くのが普通であって、それを興味本位で、噂レベルのように話すのははっきり言ってよくないと思う。雅も、かつて付き合ったオトコを(自殺じゃないけれど不慮の事由で)亡くしたことがある。亡くしたときにはしばらく立ちすくんで、しばらくの間ずっと嗚咽していた。頭なんか狂ってしまえ、自分も死んじゃえばいいと思った。そのときはまだ若かったこともあり、持っていた現金を全部おろして、彼の棺に納めようとして、親に殴られた。こうやってブログに書くのも、他人に言うことも、泣かないで普通に言えるまでに片手じゃ足りないくらいの年数を必要とした。よっぽど大切な間柄じゃないと、『事件』から10年も経たずにそんなことを言うのは、なかなかできるもんじゃない、なんて思う。だから、冒頭の「彼女を亡くした人」は、そういう過去があったことを語った相手を信頼して話をしたんじゃないかと思ったけれど、それを聴いた相手は、その人にとってそういうことを聞くに足る関係じゃなかったのかもしれない。「他人に面白おかしく語られるのは審美眼がないからで(彼女を亡くしたことを話した人自身が)悪いんだ」といわれて終わり、なのかもしれないけれど、何だかそれを聞いて、自分のことのようにひどくつらくなってしまったのであった。<お酒メモ>火曜日ローズエール 生1パイントサントリープレミアムモルツ生&ブラックのハーフ&ハーフ 2パイント
2009年10月06日
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日本の食文化に欠かせない「みりん」。和食の料理には欠かせない琥珀色の液体は、砂糖の甘さを持ちながら、上品な味わいに仕上げる魔法の調味料である。特に本みりんは江戸時代、甘いお酒としても飲用されていた。数年寝かせてやっとできるみりんは、そのままで呑むのは「ぜいたく」であった。そこで庶民の間ではみりんを焼酎で割って呑んだという。「呑んでよし、料理にもよし」の万能選手であるみりん。しかしその消費量は平成12年をピークに約2割超減少している(平成12年13.8万L、平成18年10.5万L)。酒類販売免許をもたないところでのみりん風調味料の販売が増えた上、みりん全体の消費量も落ちてきているからだ。調味料の「さしすせそ」から外れるみりんは、若い人ほど「使い方がよくわからない」割合が多いのが現状である。それに追い討ちをかけようとしているのが「酒税法改正」だ。民主党は「健康増進のため、アルコール度数に応じて酒税を段階的にかける」というけれど、料理酒(アルコール度数16%前後)やみりん(同14%前後)にもこれはかかってくる。そうすると、みりんも「なんちゃって」のみりん風と、本物のみりんとの価格差はこれまで以上に激しくなるわけだ。もともとみりんには酒税がかけられているが、その度数からして値上げは「必須」だろう。現在、日本人の食卓はかなり欧風化している。だからこそ「食育」が叫ばれて等しいのに、日本の発酵・醸造文化の代表選手のひとつであるみりんの「値上げ」は非常に残念である。みりんの消費量が落ち、造り手が減っている中、豊かな食文化の担い手である醸造所をいじめるような施策は、よく考えてほしいと思う。また、低価格で人気のうどんだって、つゆには「みりん」が欠かせない。てりやきバーガーにも「みりん」は必須だ。みりんの値上げは、これら「日本発ファストフード」の原材料費値上げにもかかわってくる問題だ。せめて調味料として使うものの酒税だけは現状維持、もしくは例外とならないものか。アルコールは「飲用」だけではないのだ。
2009年10月05日
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「中川(酒)は、もし議員を辞めたら、死んじゃうかもしれない」と、2年前くらいに話をしたことがある。中川(酒)は麻布高校の同窓会のたびに、同級生から「あいつは酒さえ呑まなければ非の打ち所のない男だ」と言われていたという。それでも、彼は酒を呑んでも仕事はすこぶるできたという。酔いはすれど、仕事をこなすのは、良くも悪くも真面目さと神経質さの裏返しだ。中川(酒)の父・中川一郎も気配りの人で、相当なストレスをためこんで言われている。「酒に逃げるのは、父・中川一郎の亡霊から逃げるためだと思います。彼は亡き父の意志を継ごうとして議員になったけれど、常に父の死の恐怖感と戦っているように見えるんですよ。議員を辞めることはないだろうけれど、もし一度でも議員を辞めたら、仕事に没頭してその恐怖を消すということができなくなる。アル中になるか、ひょっとしたら精神的に耐えられなくなって、自死するかもしれない」と、続けて私は言った。前置きが長くなったが、本日、財務大臣時代にローマでの酩酊記者会見で辞任した中川(酒)こと中川昭一氏が逝去された。ニュースによれば朝、自宅のベッドでうつぶせになって倒れており、そのままこときれていたのを奥さんに発見されたという。現状では「自殺の可能性は低い」「目立った外傷はない」という警察発表から、事故死で決着をつける可能性が高いと見られる。父親と同じ運命を辿ったのは「数奇」としかいいようがない。父親の一郎氏は前年の総裁選での惨敗後、睡眠薬を服用していたという。そして、中川(酒)も、先の衆院選で落選し、睡眠薬を服用していた上での死だった。中川(酒)は、結局、彼が恐れていた父の呪縛(=死)に囚われてしまったのではないだろうか。「父親のようにはなりたくない、そのために一所懸命やってきた。でも、同じような道程を歩いている…」という気持ちをずっと抱えており、それが大きなストレスとなり、彼の命を削っていったのではないだろうか。2代続けて「遺書もなく、突然亡くなった」から、また、他殺説と自殺説がしばらく語られるだろう。ただ一ついえるのは、衆院選で当選していたらこうならなかったのではないか。本当は当選して酒を断ち、「酩酊会見」で一度つまづいた議員人生をやりなおして、父の呪縛から逃れようともがいたんじゃないだろうか。だけどそれができなかった。世の中に「たられば」はないけれど、議員を続けていたら他殺も自殺もおこらなかった。つまり「死」そのものはやってこなかったと思うのだ。「お前は呑んだくれ肩を持ちすぎだ」という意見を甘受すると前置きした上で、私は中川昭一の仕事ぶりは(たとえアル中だったとしても)、有能だったし、国に貢献する仕事をたくさんやっていたと思う。以前、帯広行きの飛行機で午前の便にもかかわらず、泥酔し、秘書らしき人に両脇を抱えられて搭乗していたけれど、それでも壊れた日本の農業の仕組みを立て直そうとしたし、経済についても興銀時代からの評判ぶりから、安心してその方針や行動を見ていた。確かに、政治家だからパフォーマンスは大切な要素のひとつだし、酩酊ネタは彼の政治家としての人気にマイナスに作用した。けれどもそれを補ってあまりある働きをしたと思う。「名簿に名前載せただけ」で当選した議員さんと中川(酒)を同じ歳費で雇うとしたらどちらが国益に適うのか、と今、ひとりごちている。訃報は非常に残念でたまらない。<お酒メモ>3日 土曜日生ビール グラスで1つ鳳凰美田 純米吟醸 2/3合菊水 無冠帝 吟醸 お猪口で1つ村祐 特別純米 1合甲州 きいろ香 2007 (白)300mlくらい山崎 19y そのままで2つ
2009年10月04日
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月々に 月見る月は多けれど 月見る月は この月の月 ――「夏山雑談」より「きれいだねぇ」夜の帳(とばり)が降りるころ、湾岸沿いを友人たちと走っているときに、誰かがそういった。旧暦8月15日の月は「中秋の名月」。天満月(あまみつつき=満月)の日だと思われがちだが、09年は10月3日の「十四夜」がそれであった。目的地に着いて、ひとしきり飲み食いしたあと、終電もあり、21時過ぎにはみな散会した。そうして、気が付くとひとりぼっちになっていた。空を見上げる。星の瞬きが一切ない黒い空に、月がぽっかりと顔を覗かせていた。昼間降っていた雨が、掃除をしてくれたのか、空気も空も澄んでいるように見えたけれど、星がないのは不思議な感じがした。古来、月には霊力が宿るといわれている。「せっかくだから」と、あたりをきょろきょろと見回し、誰も見ていないのを確認する。そうして、そっと手を組んで、月に祈った。
2009年10月03日
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ここ数日、昼夜を問わず、良く呑んでいる。取引先との顔合わせで(先方の希望で)、昼からワインやらビールやらをたしなむことは時々あるのだが、それがたまたまだとしても、数日続くのは珍しい。睡眠時間を削って酒を呑み、移動、そしてまた酒。でも仕事の酒だから泥酔できない、なんてことを続けている時には、酒で失われるビタミンBや不足しがちになるC、それに整腸作用を促すサプリメントをとると、割と悪酔いしないし、肌のあれのスピードも鈍くなる。「ウコンの力はどうなのか?」というアドバイスが飛んできそうだが、あれは酔いのリカバリーを早めたり、酔いづらくなるためのドリンクなので、身体そのものの修復を助けてくれるものではないような気がする。なので、雅はビタミン系サプリを主に摂取して、身体の維持に努めている。というわけで、本日も酒を呑みながら移動中。現在は伊豆に到着しております^^<お酒メモ>1日木曜日1軒目アサヒスーパードライ 大瓶 1/2本2軒目SCAPA 12y そのままで1つキルレラン そのままで1つ ※5年前にできた醸造所。おいしくなる予感。3軒目すだち生ビール 中ジョッキ1つ コロナみたいな味だと言われたが、若干酸味足りず。4軒目サントリープレミアムモルツ 缶 350ml 1つ2日金曜日ひるFlying Fish 赤(ピンクのラベルのほう) 1/2本ストラスアイラ 12y そのままで2つ半初亀 ひやおろし 特別本醸造 半合鳳凰美田 ひやおろし 純米吟醸 1合
2009年10月02日
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すみません。これから移動するので、手短に。今月買った株はエントリータイミングがあまり上手じゃなかったので、失敗の見本にしてください。<運用結果>・9月の雅の損益(株式時価総額ベース・2008年末比)+32.38%(前月比-3.09%)●買いSPDRゴールド・シェア(1326)ウェルネット(2428)ウェザーニューズ(4825)ローランド ディー.ジー.(6789)SHOEI(7839)●売りローランド ディー.ジー.(6789)SHOEI(7839)・マザーファンド(株式時価総額ベース・2008年末比)+34.59%(前月比-6.72%)・指標比較(前月比・カッコ内は月末時点の数字)TOPIX(909.84)-4.75%日経平均(10,133.23)-2.01%<お酒メモ>30日水曜日ひる 生ビール ジョッキ1つよる 赤ワイン おいしい仏シャトー系1本半くらい(ちゃんぽんで7本)日本酒1合(ワインのチェイサーとしてでてきた)
2009年10月01日
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