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このブログ、しばらく続けてきましたが、やっぱり最近ちょっと忙しくて、更新が滞りがちです。そんなわけでしばらくの間休止しようかなと思います。まあ、迷惑コメントはしょっちゅう来ると思いますので、たまにのぞきに来て消してこうかと思ってますが。また、そのうち少し余裕ができたら再開しようと思ってます。それではまた!
2008.10.19
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大阪府の橋下知事が、学力テストの結果、市町村ごとの得点を公開しろとさかんに言っておられるようです。 ブログや掲示板では賛否両論、と一応はなっているのですが、じつは賛の方が圧倒的に多く、おどろいています。まあ、こんなものなのかなあという感じです。 橋下知事は、就任以来、財政、教育、福祉その他なんでもやることが一貫しています。問題点を明確化・単純化 → 一喝 → 締め付け → がんばらせる → 業績を上げるという手法ですね。 一喝の前に(世論を煽る→バッシング)というのが入るかもしれません。 この手法、ちょっと無理があるなあと感じます。 締め付けることで業績を上げていこうというやり方は、企業のモーレツ社長のやり方です。 また、軍事史上では、部下を締め付けて無理にでもがんばらせ、大きな成功を収めた将軍はたくさんいます。兵士をものすごいスピードで行軍させることで戦略的な偉業を成し遂げたナポレオン、それからちょっと落ちるけどロンメル将軍や羽柴秀吉、または義経やカエサルなんかもそうかもしれません。 部下を叱咤し、無理を強いて無理矢理がんばらせても、最後にそれで大きな実績を上げれば、無理を強いられた部下たちも納得します。達成感があります。次も、また無理をしてでもやってみようという気になります。 企業や軍隊は、それができるのです。なぜならば、単純な達成目標を設定することができるからなのです。企業ならば大きな利潤を上げること、軍隊ならば戦いで勝利を挙げることです。目標がすっきりしているのです。 ただし、行政や福祉、教育ではそれを単純に設定することがきわめて難しいのです。役所だったら、より行き届いたサービスを提供することと、効率化、ローコスト化が、しばしば正反対、矛盾することになります。どちらもなんて、現実的な目標になりません。 教育もそうです。学力テストの平均点を上げることと、子どもの個性に対応すること、子どもが楽しい学校にすること、このどれかだけを目標にして、他を切り捨てるなどできません。 もしも、学力アップを絶対目標にして、締め付けをしていったなら、土日なく部活指導にがんばっている先生や、深夜まで生徒指導に奔走している先生方は「やってられない」です。そんなことやめて、補習や教材研究しようと思うでしょうね。子どもの学力だけでなく、その子の個性や問題行動、家庭での生活や個人的悩みなど、もろもろすべて包含してアバウトに「教育活動」と呼んでしまっているのが今の学校なのです。橋下知事のしようとしている「問題点の明確化・単純化」は、このよい意味でのアバウトさをなくしてしまうでしょう。 やっぱりこの人のやり方には無理があると思います。 あと、雲の上から教育委員会をクソ呼ばわりする前に、学校現場にいる先生ともっと話してほしいですね。マスコミ相手にパフォーマンスする時間があったら。少なくとも、大阪の教育、学校の現場を、自分の足を運んで、じかに見て、考えてほしいですね。1日でも学校のセンセやって、子どもとつきあってみていただきたいですね。数字や理屈で表せないものが少しは見えてくるんではないでしょうか。 学力テストの平均点を市町村ごとに公開したなら、次は絶対に学校ごとに公開ということになるでしょう。なぜなら、市町村の差よりも、学校の差のほうがはっきり出るでしょうから。 でも、この「差」が何を意味するものなのか?市町村、学校間の「努力の差」なのか? おそらくは、「地域の差」「家庭の差」が表に出てきてしまうのではないでしょうか。 学校で勉強することはすでに塾で学習してしまっているという子が半数を超える地域と、放任が普通で、連絡帳に目も通してくれない親が大半の地域、この差がはっきり学力テストの平均点に出てしまうのではないかと思えるのです。 学力テスト平均点を公開するのはなんのため?
2008.10.04
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