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初めての軟体系にチャレンジしたのは、『旨い沖漬けが食べたかった』からだ。だから、1パイ目は敬意を表して活き締めしてお刺身に、2ハイ目は沖漬け、3ハイ目は船上干し、4ハイ目はイカ大根、5ハイ目はチャンチャン焼きにしようと思っていた。初挑戦でそんな都合よく仕入れが上手く行くかどうかは別にして、図々しくも沖漬け用のタレだけは準備していったのだ。配合はそれぞれの好みによるのだろうが、使うのは醤油、酒、味醂、それに鷹の爪だ。酒は日本酒より焼酎を使うのが、一般的というか漁師的だそうなので、醤油2:焼酎1.5:味醂1の割合に去年収穫した鷹の爪少々でやってみる。まずは焼酎を火にかけてアルコール分を飛ばし、味醂を加えて加熱、馴染んだところで醤油と鷹の爪を投入してひと煮立ちしたら、冷ましてから冷蔵庫に入れて熟成。最低でも一晩、できればもう少し寝かせたほうが味が落ち着くらしい。出来上がった沖漬けのタレを図々しくも船上に持ち込み、予定通りゲットした2ハイ目を生きたままタレに投入。その後、計画通り、3ハイ、4ハイ、5ハイと釣れたので、6ハイ目と7ハイ目も沖漬けのタレの中で泳いでもらった。よく水を吐かせてからタレに入れたので、よくタレを吸ってくれたようで飴色に輝いて美味しそうだ。さて、仕込みは完璧だったので、キッチンで仕上作業。まずは胴からゲソを引っ張ってワタごと抜出し、肝以外のいらない墨袋とワタ、目玉、くちばしを取り除く。そうしたら、肝をゲソで包んで、胴の中に戻してやる。これで仕上作業は終了、あとはアニーちゃん対策で1パイづつジップロックに入れて冷凍庫へ収納。保健局などではマイナス20℃で3日冷凍すればアニーちゃんは死滅と謳っているが、これは余裕を見た数値。実際に実験したところ、マイナス10℃で1日以内、マイナス15℃で5時間以内、マイナス20℃なら3時間以内に死滅というデータもある。そもそも家庭用の冷蔵庫ではマイナス20℃まではいかないので、隊長的にはまぁ2日も冷凍すればOKだろうと思っている。っと、話しが逸れたが、念には念を入れて冷凍すること3日目、いよいよ冷凍庫から取り出してルイベ状態のまま輪切りに!っと、ここでお約束の断面ショー!一番おいしそうな真ん中を口にほうばると、、、うんまーーーーーーいっ!ナマの時よりも、コリコリとした食感なのは、小さくカットされたゲソの演出によるものなのかっ!箸が止まらん!! 作ってよかった~!これだけは生きた状態のイカが手に入らないと作れないが、スルメイカよりヤリイカのほうが美味しいよという話しもあるので、次はヤリイカを仕入れに行かなければ!
2013年08月28日
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初島沖産のスルメイカ、記念すべき第一号は船上で活き締めしたのでお造りにしてみた。スルメと言えばアニーちゃんが怖いので、丁寧に探索したのち、斜めに鹿の子状に切れ目を入れて万全にしてご提供。こういうとき、有次の良く切れるペティナイフが大活躍だ。身はねっとり甘く、自家製の柚子胡椒を乗せて戴くと旨さ倍増。隊長的にはエンペラが大好物。コリコリの食感が堪らないのだ。そして、船上干しを魚焼きグリルで軽く炙り、七味唐辛子を振り掛けたマヨネーズに付けて戴く。こいつは驚愕の美味しさで、ビールによく合うと思っていたが、料理している間に、殿下と巫女様でペロッと完食していた。。。さて、先日はワラサ大根を作ったが、イカちゃんも大根と相性がいいのだ。熱を加えてもぷりっとした食感のスルメちゃんも美味しいが、スルメの出汁をたっぷり吸った大根がまたまいうーなのだ。箸休めは超細切りした身とエンペラの明太子和え。スルメイカは身が厚いので、こうして超細切りにすることで食べやすくなるのと、甘味も増すような気がする。〆はスルメとしめじ&もやしの味噌バター炒め。イカをバターでちょっとソテーして、イカにもバターにも相性抜群の味噌で味を整える。これはみんなで楽しめるご飯のお供だ。もちろん、熟成二日目の塩辛を混ぜて今日のお料理は終了。この塩辛、早く食べたいぞっ!!
2013年08月26日
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イカまで手を伸ばすことはないだろうと思っていたのだが、イカの沖漬けがどうしても食べたくなり、とうとう軟体系にまで手を出してしまった。初島沖のイカは協定により9月は行けず、ラストチャンスということで、沖釣り先輩のOKちゃんと早川港は坂口丸さんへ。船着き場に行くと、昨シーズン通ったカマスの船長が操舵室にいたので『イカ初めてなんです~』と挨拶すると、『また難しい時期に来たね~』と厳しさを予感させるお言葉。いつもイカをやっている船長は、相模湾でカツオとマグロが大暴れしているのでマグロへ行き、代打で登場したらしい。さて、右も左もわからないイカ釣り、初心者はバラシの少ないブランコ仕掛けというのがいいらしいが、サバでも掛けて周りに迷惑を掛けてはいけないと思い、直結仕掛けでスタートすることに。船は定刻6:30に左舷3人、右舷2人の計5人、隊長は左舷真ん中の船長の横に釣り座を構え一路初島沖へ。朝方シトシト降っていた雨も、陸から離れると薄日が差すくらいに回復してくれた。ポイントへ向かう途中に、仕掛け投入器に仕掛けをセットし、合図があったらオモリを投げるだけにしておいたのだが、なかなか船が止まらない。廻りの船もウロウロしている中、ようやく一投目の投入合図。イカ角投入器からシュポンシュポンいいながら、最初の投入は成功したが、何の反応も無く回収命令。次の投入も成功したが、三投目の仕掛けを改修すると仕掛けがヨレヨレになっており、サバも居ないということなのでブランコ仕掛けに変更。そしてブランコに変えた直後の8:55、着底してふわっと仕掛けを誘ったら、『くくっ』っと生体反応! 最初なので、追い乗りとかは待たずに中速で丁寧に巻き上げ開始。去年、この船長の操船でカマスの外道にスルメを釣ったことはあるが、イカ狙いで上げた記念すべきスルメイカ様でプチ興奮。自作のイカを活き締めする道具で活き締めしたらジップロックに入れてクーラーボックスへ。同様のパターンで、もう一ハイ上げたが、今日はイカ様の群れが小さいようで、探索に掛かる時間がとても長い。僚船の船長からも無線で『あれっ!!もう消えたよ!!』と叫んでいる。そして10時半過ぎ、水深180mでいいアタリがあり、中速で巻き上げていると、120mくらいで『がおんっ!!』っと竿が海面に突っ込みテンションが軽くなった。仕掛けを上げてみると、一番下の角に足のかけらがくっついていて、その下の仕掛けからオモリまできれいに無くなっている。鯛かブリか、はたまたサメかわからないが、途中で仕掛けもろとも食い逃げされてしまったようだ。このあと、雨が本降りで土砂降りになるし、長い長い探索の時間が続いたが、大好きな釣りをしていると隊長の心は折れない。船長も一生懸命に反応を探してくれているので、合間合間になんとか2ハイゲットし、念願の沖漬けを作製。昼過ぎ、ようやく雨も上がり、イカの活性が高くなってきたようで、仕掛けを投入できさえすれば、イカが乗ってくるようになってきた。そこで、OKちゃんが頻りに作っている『船上干し』を隊長もやってみることに。釣れたイカを即捌き、肝は塩辛用に持ってきた粗塩のジップロックに収納し、竹串に刺して洗濯物よろしくロープに吊るす。一ハイ目は足と胴体を切り離してしまったが、二ハイ目はなんとか上手くできた。そして沖上がり1時間前、プチ船団ができたと思ったら、船長が『いい反応出てるよ!!210m!!』と教えてくれた。仕掛けを入れると、120m位で糸がフケてしまい、騙し騙し仕掛けを140m位まで落としたが、落ちなくなったので、『あちゃー!サバに捕まっちゃったか~』と高速巻きすると、スルメが二つくっついていて、他の角にはスルメの足の欠片が!えーーっ、210mって言われたのに、こんな高いところでも乗るんだ!と目から鱗で、もう一回入れるとまたしても途中で仕掛けが落ちなくなったので、軽くシャクリながら今度は足がちぎれないように中速巻き。するとやった!3点掛け! トモのOKちゃんはいつの間にか直結に替えていて6点掛けとか披露しているが、初めての隊長は3点掛けでも十分嬉しい。沖上がり直前になって、ようやくいい反応が出てきたが、定刻午後2時に終了のゴング。土砂降りと長い探索にもめげず、一生懸命釣りをしていたので、海の神様が最後に『反応の良い時のイカはこんなだぞっ!』って教えてくれたようだ。結果、スソ5ハイから竿頭42ハイのなか隊長は10パイのツ抜けで、デビュー戦にしては上々の出来。これで念願の沖漬け×3も作れたし、船上干し×2、活き締めした刺身×1、イカ大根×1、塩辛×2と予定通りの仕入れができてまだ一パイ余って大満足のデビュー戦だった。海の神様、天の神様、ご先祖の神様、今日も楽しい釣りをありがとうございました。
2013年08月25日
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今年の夏休みは釣果も上々だったし、美味しいお魚も沢山食べられたし、充実した夏休みだった。忘れないうちに、掲載しなかったお魚料理をまとめておこう。まずは黒ムツのヅケ炙り。これは炙ってからヅケにするより、ヅケを炙ったほうがいいよという意見があったので作ってみたもの。うーん、確かに醤油とかの香ばしさは出るようだ。イサキと魚種が違うので、単純には比較できないが、身のコリコリ感がなくて、ちょっと『デロッ』っとしている感じなので、もう少し炙り加減とかを研究する余地があるな。次は黒ムツのアラの甘辛煮。同じ黒ムツでも、しっかり煮詰めることにより、身も締まり味もぎゅーーーっと凝縮されているので、酒飲みにはたまらない一品。そして、ちょっと寝かせたワラサをぶつ切りにして、ワラサの山かけを作ってみた。自家製の半生柚子胡椒を混ぜ込んで戴いたが、予想通りの美味しさだった。また、メダイ、黒ムツ、ワラサは味噌漬けにして真空ぱっくんで保存用に加工。いい感じに漬かっていたワラサを焼いてみたが、あまり焼きすぎなくてもミディアムレアの焼き加減でもいい感じだ。黒ムツの味噌漬けは初めてなので、食べるのが楽しみだ。ふぅ、、、釣りの楽しさだけでなく、沢山の美味しいお魚を料理できて本当に幸せだ。海の神様、ありがとうございました。
2013年08月21日
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去年より一回り大きいワラサちゃん。家庭の台所で捌くサイズの限界だ。三枚におろしたら、雄節と雌節に切り分け、兜とカマは塩を振ってオーブンへ直行。焼いている間にシャブシャブ用の薄切りを切り出す。そして、熟成が完了した950gの黒ムツちゃんもおろして、ワラサと一緒にお造りに。こうして新鮮なワラサと熟成した黒ムツを食べ比べ。もちろん、黒ムツのアラも無駄にはしない。カマや頬肉は希少部位なので、大切に味わっていただく。ここでワラサのカマも焼きあがってきた。ここでお腹を空かせた殿下登場で、シャブシャブ、お造りとバシバシ消化してくれる。隊長はワラサ大根でチビチビ晩酌。そして、ワラサの中落ちと黒ムツの切り落としは出汁醤油と味醂、胡麻油少々でユッケ丼にすべく漬けこんでおく。ふぅ、、、この夏休み海で魚と格闘し、家でもお魚と格闘、楽しい夏休みだったぞ。海の神様、ご先祖の神様、素晴らしい夏休み、どうもありがとうございました。
2013年08月17日
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巫女様も姫様もお出掛けでいないので、外房の黒ムツ・オニカサゴリレーで釣った今までで一番デカイオニカサゴを家で解体し、初めて仕入れた釣り黒ムツをぶら下げ、包丁持参で出張料理人よろしく実家に行ってきた。鍋の用意をしていると、江の島に遊びに行っていた殿下が実家に寄れるという嬉しいお知らせ。メインメニューは真夏のオニカサゴ鍋だ。具はオニカサゴオンリー。中骨と兜を鍋に入れ、出汁が取れたら大振りにぶつ切りされた身を入れて食べていただく。最初に蓋を開けた姪っ子はオニカサゴのひょうきんな顔つきにびっくりんこしている。その間、隊長は包丁を握り続けて料理人に徹する。まずは黒ムツのお造りだ。実家ではちょっと料理にうるさい兄貴が、こりゃ旨い!と喜んで食べてくれる。そして母上の好きなアジ叩きも好評だ。お刺身を味わってもらっている間に、前日家で作って予習済みのタチウオのバター焼きとアジの焼きサンガを製作。このタチウオのバター焼きは、珍しく母上が追加オーダーするほどお気に召したようだ。ぶつ切りのオニカサゴは、他所では食べられない代物なので、兄嫁も姪っ子も喜んで食べてくれる。釣り人、料理人冥利につきるというもんだ。そして次の日、まだまだお料理は続く。まずは、外房でうるさい程釣れたサバの中から、一番デカくて太い奴を持ち帰ったので、サバ味噌を作ってみた。このサバ味噌は巫女様に好評だった。釣って即血抜き、氷締めして持ち帰ったので、生臭さが全くなくハラミの脂の乗りが抜群で美味しいとのこと。そして姫様がバクバク食べたのがこちら。湯がいたオニカサゴの胃袋をXO醤、コチュ醤などで作った隊長特製ソースで炒めた『オニカサゴの胃袋の醤々焼き』。自家製赤と青の唐辛子がアクセントになり、ご飯がいくらでも進むようだ。まぁなんにしても、みんな喜んで食べてくれてありがとう。また仕入れに行かなくちゃ!
2013年08月16日
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釣るのが初めてなら、捌くのも初めてのタチウオ。タチウオは足が早いというので、お刺身は釣った当日のほうがいいらしい。早速一番デカイ指4本サイズのぶっとい所を半分そのまま、半分は炙ってみると、脂の乗りが凄く『バチバチバチッ』っと皮下の脂が弾けてきた。そして、殿下の好きなアジ叩きとノーマルのアジ刺しも一緒に盛り付け。タチウオはコリコリっとしっかりした食感だが、脂が乗っているので、噛んでいるとじんわりと甘味が出てくる。そして、一番大きいサイズ2本は男の子と女の子だったので、白子と真子を取り出して煮付けに。こちらも臭みが全くない上品なお味、白子も真子も甲乙つけ難い美味しさだ。さて、生を味わったら、今度は火を通したお料理。一品目はタチウオのバター焼き。ウロコの無いお魚だが、これは目からウロコの美味しさでびっくり。後日実家でみんなに振舞ったら、母上がおかわりを要請するくらい美味しい絶品だった。そして、普通に煮付け。お味も身も『ぎゅっ!』っと締まって美味しさが凝縮された感じ。、扁平しているせいか、普通のお魚というより『カレイ』に食感も味も似ている感じだ。そして焼いて煮たら次は揚げだ。皮目に切れ目を入れなかったので、くるくるっとなってしまったが、これまた『サクふわ』の食感が美味しく、尻尾に近いところはそのまま骨まで愛せる。勿論、姫様の好きな南蛮漬けも作成し、次の日に姫様にご賞味いただく。そしてアジも薬味と味噌と一緒に叩いて焼きサンガに。紫蘇の風味もいいが、味噌と相性のいいアジは白いご飯のお供でも焼酎のアテでもどちらでも美味しく戴ける。一通り食べたら、大アジは夏らしく酢で〆て一晩熟成。翌朝、白い炊き立てご飯に乗せて食べると、お寿司のようでこれは巫女様のお気に召したようだ。ともあれ、今日も美味しいお魚さんたちをありがとうございました。
2013年08月15日
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遠出することもなく、今年は中一日で釣り三昧、締めは今年剣崎沖で好調なワラサちゃんだ。隊長の最近のお気に入りの癒しの『佐円丸』さんの左舷トモに釣り座を構え、左右3人づつの絶好の布陣でワラサに挑む。剣崎沖のポイントに着くと、早速周りの船でタモ入れしている風景に出くわし、期待が高まる。船長の指示ダナは25m、ハリス7号7mの一本針は、先日の小川丸でお会いした岸上さんが、6号で2ヒットしたが、一本はハリス切れ、もう一本はクッションからやられた!と言っていたので、腕の悪い隊長はワンランク強度を上げてみたのだ。しばらくすると、早速右舷トモの人、左舷トモの間の人とワラサを掛けているが、隊長のところまでアタリが回ってこず、プチ焦り、、、。どうも水深がコロコロ変わるようで、僚船のアナウンスがバラバラ、右の人は33mで喰わせたと言っているし、後ろの人は底から10mだという。うーん、こりゃセオリー通り一度底から棚とってみるかと、着底後2.5m底を切って、10mからちょっとエサを落としてやるとようやく喰った!気持ちいい引きと突っ込みをかわしつつ、竿の弾力を使って浮かせ時折ドラグを逆転させて上がってきたのは、去年より一回り大きいサイズ。噂通り、ぷっくりメタボな美味しそうなワラサちゃんだ。すると、ここでまた船長が上からの指示、、、。30mでやって。。。逆らっても魚探にビシが映るので、指示通りやるとアタリがでない、、。僚船のアナウンスでは、『水深がコロコロ変わるから注意してね~』なんていうのも聞こえるし、『28mだよ』とかいう声も聞こえて混乱、、、。そこで、もう一度底から取ると、再び喰ってくれて2本目ゲットしたが、イマイチ何が正解なのかよくわからない。そうこうしているうちに、お隣さんがサワラを掛けたので、タモ入れに協力しに行き席に戻ると、隊長の竿から道糸がヒラヒラしている。。。あちゃー、サワラが大きく水面を廻っていたから、きっと隊長のPEに触れちゃったんだ、、、ショック。。。青物バスターのカゴに愛着のあるストレート天秤、人徳丸のロングライフクッションを紛失し、精神的にかなりのダメージを受けた。orzまっ、これだけ釣りしていればそういうこともあるわなっ、と自分を慰め、仕掛けを作り直した頃にはモーニングサービス終了。この後、ポツリポツリと船中ヒットするが、相変わらずヒットパターンや棚がイマイチ一定していない感じなので、二本針にしてみると40cmくらいの枝スに喰ってきた。。。エサ取りに結構沖アミを齧られているようなので、ヒイカの短冊をサンドイッチして試してみたが、沖アミだけしっかり食い尽くされて短冊だけが残ってきた。そんなこんなで騙し騙し4本釣ったところで、乱獲してもしょうがないからクーラーの写真を撮ってそろそろ道具を仕舞う準備。今年のワラサはやっぱり去年より一回り大きいから、これ以上釣ってもクーラーボックスに入りきらないぞと思っていたら、最後の最後にまたしてもヒット。。。。うーん、一日目のタチウオ、二日目のオニカサゴに続いて、今日も最後の最後にワラサが、、、。この粘り、なんなんだろう。。。でも、同僚に配る分がしっかりキープできたので、今回も気持ちよく帰港の凱旋クルージングを満喫し、今年の夏休み釣行は終了。この後、会社に寄って配れるよう下処理して冷蔵庫に格納。みなさん、どうぞ一本づつお持ち帰りください。海の神様、ご先祖の神様、楽しい釣り三昧の夏休みをありがとうございました。
2013年08月14日
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同僚が外房で黒ムツとオニカサゴのリレーでいい思いをしたので、夏休みに行かないっ?と誘われて即喰いつく隊長。周りに声を掛けるとあれよあれよと5人に増え、他のお客さん5人の総勢10人の釣り人を乗せ、御宿は岩和田漁港から義丸が出船。出船の3時には霧が立ち込めていて、周りの様子も何もわからなかったが、帰港した義丸さんが上の写真。さて、霧で視界が悪いので、超スローペースでポイントへ向かい、4時過ぎにようやくポイントへ到着するころには薄っすら明るくなりかけた、4時30分に水深210mダチでスタートフィッシング。事前の情報では、タテに探るから5~6本針がいいよとのことだったので、幹糸8号×1.5m、枝ス6号×65cmの自作仕掛けに釣宿支給のイカと持参したサバ短を交互に付け、オモリ250号を放り投げる。それにしても250号のオモリって未知の世界、ちょっと重すぎだわ。。。第1投は右隣りのミヨシのおじさんとほぼ同じタイミングで投入成功したが、二人とも60m位でサバに触られ、90mで仕掛けが止まってしまったので、速攻高速で回収すると6本針に5本のサバ、、、、。投入、回収も無事で、餌用のサバを確保して再投入。磁石板もセットされていないのに、2投目もきれいに投入が決まり、今度は無事に220mくらいで着底、糸ふけを取ってもう一度底を取りなおしてから1m上げて軽く誘うと、、、。『くんくんっ、、くくっ』と上品はアタリ!! 追い喰いを待とうかと思ったが、大事をとって丁寧に巻き上げ開始。っが、心地よい引きは120mラインで下品なアタリが追加、、、更に60mラインでガンガン竿を叩き始めた。たぶんサバが付いたのだろうが、最初の上品な奴が頑張ってくっついていてくれと念じて巻き上げると、右のミヨシのおじさんと左トモ2番のお客さんが重度の祭って隊長の仕掛けに参加してきた。。。なんとか一番上のヨリ戻しを手に取り、上のサバから回収すると4本目のサバの下に黒ムツ様が!!!左右の重度のお祭り、PEが片方のヨリ戻り中心に一色分くらい団子になっている中、隊長の仕掛けはほとんど絡んでおらず、奇跡的に船中も自身も初黒ムツゲット!たぶん隊長が巻き上げを開始した後に左右が祭ったんだろう。それにしても、周りもテンぱってたので、タモ入れも要請せず、サバもろともぶり上げて良くぞご無事で、、、って感じだ。さて、左右がお祭りしている間にと、サバ対策で針数を4本に減らして3度目の投入。すると、今度も60mと120mのサバラインを無事通過して着底すると底を切ってすぐアタリ。全く一つ目と同じパターンで回収途中にサバが付いたが、針数が2つ少ないので、おまけのサバもその分少なくて楽だ。そして、反対舷の艫の間の釣友と祭りながらも二本目の黒ムツゲット。どやら、底には沢山黒ムツがいるが、どうやってサバラインを突破するかがキーポイントのようだ。そこで、2本目の黒ムツがイカのゲソを喰っていたので、4本針に全てイカを装着して4度目の投入。行きは無事に通過→着底→底ダチ取って→黒ムツに喰わせて→回収は一定のリズムでサバが付いても慌てない というパターンで開始30分程で本命3本の上出来か。この後、サバがもっとひどくなり、上品なアタリが途中で下品なアタリに入れ替わり、サバだけになってしまったりしたが、周りはお祭りとサバにやられて苦戦の中、黒ムツ3本で竿頭ゲットし、残り2時間はオニカサゴポイントへ移動。この頃には陽も出てきてちょっと暑くなってきたが、一昨日に比べれば天国と地獄。さて、移動中にオニカサゴ用に竿をチェンジし、釣ったサバで餌を作ったり、一人前の釣り人になってきた感じ。。。さて、オニカサゴポイントは水深120mくらい。丁寧に丁寧に底ダチを取り直し、ちょっと誘ったり、叩いたりしてみるが、船中ぱっとしない感じ。一度コツコツっというアタリを出せたが、喰い込ませるまでは至らず、あっという間に沖上がり直前の最後の流し、、、。釣りに関しては粘りっこい性格の隊長、最後まで諦めずに丁寧に誘っていると、やってきました本命のアタリ!コツコツというアタリから、ちょっと上に餌が逃げていく演出をかませると、一際喰いこみが大きくなったので、『とりゃ!』と合わせるとずっしり乗った。底でひと暴れ、途中でひと暴れ、35mくらいでひと暴れしたところで、本命を確信し、周りが道具を片づけているなか、上がってきたのはキロオーバーのオニカサゴで気持ちよくフィニッシュ。結果、黒ムツ最大46.5cm(950g後計量)を頭に3本、オニカサゴ42cm(キロオーバーで家の秤は計測不能)、メダイ1本、サバ沢山で外房デビューは無事終了。あ~楽しかった~ 今日も海の神様、ご先祖の神様、ありがとうございました。ちなみに船宿さんの当日釣果欄はこんな感じ。
2013年08月12日
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去年からやってみたかった科目の一つ『タチウオ』、夏休み第一弾の釣り物として、前夜の会社の打ち上げで深酒せずに行ってきた。(結果的に深酒してたら、熱中症で病院送りになるところだった)さて、隊長の釣りのネットの師匠Kさんの情報などから、今回は大津漁港の『小川丸』さんから午前タチウオ、午後アジのリレーでやってみることに。5時過ぎに船宿に到着すると、左右大ドモな札が抜けていたので、左舷ミヨシの札を取って受付を済ませ、一休みしてから乗船。流石人気のタチウオ、左舷8人、右舷7人の15人乗船だが、思ったより船が大きいので、余裕の釣り座で定刻7:20出船。向かうは観音崎沖、到着すると既に沢山の遊漁船で船団ができている。船長は慎重に船団の周りを廻って反応を探すが、なかなか船が止まらない。ようやく、船団の潮先に停めて水深81mで『底から15mくらいでやってみて~』とスタートフィッシング。最初は様子をみるため、シンプルに6号2mの一本針でソフトに大き目に誘う作戦で始める。30分ほどやってみるが、船中元気がなく小移動。やはり82mくらいの水深だが、周りの船で一匹上がるところを発見。その人の誘いをマネしようと思ったが、船が離れてしまい断念。そんな中、72mくらいでタチウオが餌を齧る感触を察知、丁寧にそのラインで誘い方を変えて攻めていると、齧りから喰い込ませることに成功!8:50 生まれて初めて釣ったタチウオは綺麗だった。ここでタチウオの活性が上がったのか、同じく72mラインでヒット。二本目のタチウオはちょっとサイズアップで、引きもそこそこ強くて楽しめた。それにしても暑い、、、暑すぎる、、、。首に巻いたタオルは汗でぐっしょり、絞れるくらいになっている。それでも、釣りバ〇の隊長は一心不乱にどういう誘いにタチウオが反応するのか試行錯誤を繰り返し数本追加。そんな中、反対側で良型のタチウオが上がったようで、底の方だという声が聞こえてきた。隊長も底付近を丁寧に探索してみるが、ぱっとしない。。。。そして、潮回りを機にもう一度75mから70m付近をデッドスローで巻きつつ、胸の前から竿先を水面まで下げたら、すっ!と胸の前まで竿を上げ、竿を下げるときの仕掛けが止まっている時に喰わせる作戦を仕掛けてみた。すると、これがタチウオのお気に召したのか、沖上がり直前の怒涛の3連チャン。この流しで上がりますと言われるまでこのパターンが続き、結果9本で竿頭獲得。二番手は6本かな??大型タンカーも来たことだし、一旦港に戻り船宿でおそうめんをいただき午後のアジへ。通しのお客さんは他に1名だけで、午後は左舷4人、右舷3人、隊長は気分を変えて左舷大ドモに移動してまったりと出船。午後アジは中型で脂がのっているアジを釣りたかったのだが、大型のアジしか喰わないそうで、一投目から喰ってきたのはやっぱり大型のアジ。水深76mで底から2m、入れれば喰ってくるが沢山釣ってもしょうがないのでのんびり休憩しながら入れ喰いを楽しみ、大アジ19本、サバ1本、ガンゾウビラメ1枚で打ち止め。午後はちょっと風が出て午前ほどではなかったが、暑い一日だった。いやぁ、初めてタチウオやってみたが、獰猛な割に慎重なタチウオ、餌を咥えてから針を喰わせるまでのやり取りが面白かった~。海の神様、ご先祖の神様、今日も一日楽しい釣りをありがとうございました。
2013年08月10日
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日曜日にオニカサゴ狙いの外道に掛かってきたお初のお魚。ワニゴチだと思っていたが、ネットで調べてみるとどうやら正解は『ハナメゴチ』のようだ。ワニゴチ、イネゴチ、ハナメゴチ、皆同じような外観をしているが、見分けるポイントは『眼』にあるようだ。ワニゴチは目玉に『レース状の虹彩皮膜』が見られ、イネゴチは『横にやや垂れ下がった虹彩皮膜』が見られるらしい。ハナメゴチはイネゴチに似ているが、明らかに『眠そう、、』というくらい垂れ下がっていて、ハナメゴチはちょっとだけ上が扁平している。今回釣れたお魚のお目めは、イネゴチほど垂れ下がっていないので、『ハナメゴチ』だと思われる。さて、某沖釣り界の巨匠さんにならって、まずはそのまんまお刺身と魚本来の味がわかりやすい蒸し物系で戴くことに。水で戻した昆布を器に敷き、具材を並べたら蒸し器へGO。蒸している間に、残りの半身で薄造りを作る。何もつけずに戴いてみると、白身で上品な味わいだがそのまんまだとさっぱりし過ぎのようだ。味がわかったので、薄造りは夏らしく刻んだ小ネギとポン酢で戴くことに。赤の柚子胡椒をちょこんと乗せ、小ネギをクルリと包んだら、ポン酢をちょんとつけて頬張る。うんうん、こっちの方が味にコントラストが出て美味しく感じるぞ。っとここで恒例の『バイトからご帰還の殿下』登場。ちり蒸しも出来上がったので、殿下にも食べてもらいお味の評価を戴く。火を通して味が凝縮されたのか、こちらは甘味もうっすら出て身もしっかりしていて美味しい。薄造りも美味しいらしいが、火を通したほうがお好みのようだ。っと、ここでスカツリに遊びに行っていた姫様登場。晩御飯は食べてきたので、デザートを漁りにきたようだ。っで、先日戴いた夕張メロンの大人喰い。左が姫様の残骸で、右は隊長。。。ともあれ、今日も美味しい晩御飯、ありがとうございました。
2013年08月01日
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