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一昨年の暮れは久里浜沖で真鯛狙いで行って撃沈、釣り人が集中する年末は配当が少ない魚種はリスクが高いということで、今年は大アマさんを狙って納竿釣行。でかいといえば、葉山のたいぞう丸さんがデカアマ狙いで有名なので、早々に予約して臨んだが、、、。朝、席表を見ると、本船はすでに片舷8人くらいずつ入っていたので、別船の左舷トモ3番に入れて船に。というのも、今日は北風から西風に変わる予報だったので、日向になる左舷がいいと思ったからだ。しかし、その後もお客さんが増えて増えて、左舷が9人になりそうなので、トモ2番のお客さんが船長に指示されて右舷へ移動して隊長がトモ2番へスライド。それでも片舷8人の大盛況で7時出船。すると朝日が後ろから、、、、!?あれれっ、城ヶ島か亀城根方面なら左に朝日が見えるはずだが、、、っと船は富士山を右手に見ながらやがて江の島沖へ、、、。あちゃー、後で船長が近くに来た時に聞いたのだが、『今日はあっち行こうか迷ったんだけでどねぇ、、、西が吹いてきたら撤収になっちゃうし、デカイの狙いだと船中2,3本とかボーズ続出になっちゃうから、、、』とのこと。でも本船はあっちに行ったんでしょ?と聞くと、『あっちはデカイの狙いの人しか乗ってないから、、、』って、どっちもたいぞう丸だろうが~!コマイの拾うくらいなら、わざわざ混んでるこの船ならないし。。。といっても後の祭り、次からは本船に乗るしかないってことねと諦めて葉山沖85mダチでスタートフィッシング。すると、一頭目から誘い一発、よさげなアタリ!っが、途中もちょっと引くなぁと思って上がってきたのはお約束のガンゾウビラメは30cm弱の良型。お魚の活性は高そうだなぁと思い、底から50cm切ってオキアミが踊るようにちょっと誘うとまたしても食ってきました。おっ、今回は底を離れる時と残り40m弱で抵抗したところをみると本命だなと思うと、でかくはないが30cmクラスの本命でほっと一息。隊長はアカボラ交えて、ぽっつりぽっつりアタリがあるが、船全体ではあまり盛り上がっていない雰囲気。それにしても、お天気が抜群。風は完全に0mの無風状態で、お日様ポカポカの中、雪をかぶった雄大な富士山を見ながら納竿釣行できるなんてホント幸せだわ~。っが、あまりに潮が流れないので、船長はポイント移動を繰り返してちょっと深場の100mダチ。ここで取り出したのが、ヒイカのワタ付きゲソ。アマダイは雑食性という噂を聞いたので、試してみたかったのだ。すると!なんと!本日一番マトモなアタリが!おっ、下針のヒイカか?それとも上針のオキアミか?っとワクワクしながら巻いてくると、、、。おおっ!下針のヒイカに喰いついてきたのは、小さいながらも本日1番のアマちゃん。しかし、ここでもアタリは続かず、船長は『ダメだダメだ、潮が全然流れてない』と言ってまたもポイント移動。おっ!城ヶ島沖か!?亀城根か!?と思ったが、ちょっと葉山方面に戻っただけで状況は変わらずそのまま時間切れ。結果、デカアマは取れなかったが、渋いながらも5本で竿頭。外道はアカボラ6匹にガンゾウビラメ。翌日船宿のHPみると、やっぱり本船は50オーバー5本に40cm級多数という別船とは全く違う結果に唖然。うーん、やっぱり本船に乗らなきゃだめなのね。。。とはいえ、真冬にベタベタの凪の中、楽しく納竿釣行できたことに感謝。海の神様、天の神様、ご先祖の神様、今年も一年楽しく安全に釣りをさせてくれて、ありがとうございました。来年もよろしくお願いします。
2013年12月30日
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八丈島で出会った天使さんたちから戴いた、もう一種類のお魚が『ハチビキ』。漢字名で『葉血引』と書くように、ちょっと血の気の多いお魚のようだ。戴いた日曜日にワタと鱗を引いて、更に頭と尻尾を落してキッチンペーパーで包んで一晩、おなかの中に入れたキッチンペーパーも、取り替えて更に二晩、そろそろ熟成した頃だろうか。捌いてみると、アカサバと言われるだけあって、やはり血の気が多いが、見た目はサバではなく、マグロに近い感じ。お初のお魚なので、こちらもお刺身で戴くことに。中骨が太く、おろすときに身が骨に残ってしまったので、スプーンでこそぎ落としてて中落ちもキッチリ戴くことに。うーん、捌くときにはまだ、尾の切り口から鮮血がポタポタ滴ってくるほど血の気が多かった割に、新鮮だったし、丁寧に下処理して保管したので血生臭くない。食べた感じは『上質な生マグロの赤身』という感じで、中落ちは特に美味。全てサクにしておいて、巫女様に明日フライにしてもらうことにし、一部翌朝のヅケ茶漬け用にヅケを仕込み。今回は自家製の唐辛子をちょっと効かせてみた。そして翌朝、いい感じに仕上がっていたので、アラ汁をかけて『ハチビキのヅケ茶漬け』の完成。うわっ!アカムツのようなマッタリ感ではなく、サッパリ感が漂うヅケ茶漬けで、いくらでも食べられそうな感じでかなり美味。こんな美味しい高級魚をお裾分けしてくれた天使さんたち、ハチビキの中から出てきた釣り針はお返しにあがらなくてよろしかったでしょうか?八丈アカムツもハチビキも初めて戴きました。本当にありがとうございました。またパパさんのところでご一緒できるといいなぁ。。。その時はワタシも船に乗せてください。
2013年12月26日
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八丈アカムツの旨さに衝撃を受けた翌朝は、更にその衝撃を深く脳に刻むため、お約束の『ヅケ丼』を食べて仕事に。うひょ~、朝からこんな美味しいものを食べたら、今日も一日溜まった仕事をバリバリこなせそうな気がする。っとあまりにバリバリ仕事しすぎて、帰りがすっかり遅くなってしまったが、アカムツちゃんがもう一匹待っていたので、ミッドナイトクッキング。まずは風呂上りにプシュ!っとビールを開け、アカムツのヅケの逆さ山かけで喉を潤す。両者共にねっとりまったりと絡み合い、口のなかは早くも幸せで一杯。そしてお次はアラ煮の兜。塩だけで煮たので、島とう醤油を振り掛けて戴くことに。おおっ!立派なサイズだけあって、カマも頭の中も身が沢山あり、しかも旨味がしっかりあって美味しい。さて、今回巫女様にご好評をいただいたのがこちら。白焼きしたアカムツに、アサリとトマトで出汁をとったスープを合わせた一皿。ホクホクとしたアカムツの身を崩しながら、アラ汁もブレンドした濃厚なスープがよく合い、トマトの酸味が更にアカムツの甘さを際立たせた一皿は奪い合いながら瞬殺。あぁ、これで八丈アカムツは終わっちゃった。八丈島で出会った天使さんたち、美味しい幸せのお裾分けをありがとうございました。
2013年12月25日
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八丈島遠征で、我々磯釣り部隊と対照的に時化の沖で大勝利を収めてきた沖釣り部隊の天使さんたちが、クリスマスプレゼントに幸せのお裾分けをしてくれた。隊長の靴下ならぬクーラーボックスに入っていたのは、ハチジョウアカムツ(地元ではアカムツ)とハチビキ。帰宅してから鱗を取って、ワタを取りキッチンペーパーに包んで下処理して一晩寝かせたアカムツを一匹、早速スタートクッキング。まずは、初めてのお魚なので、まずはお魚そのもののお味を確かめるべくお造りに。ただ、お造りにするには大きいので、お造りは三点盛りにしようと皮を引かないで炙るために『ヅケ』を仕込む。ここで活躍してもらったのが、八丈島で仕入れた『島とう醤油』。地元の食材は、地元の調味料でという作戦だ。これを漬けている間に、残りを普通のヅケに。こっちはちょっと島とう醤油を控え目にしてマイルドに。もちろん、ノーマルの薄造りも製作し、ヅケを漬けているあいだに、カマに近い部分を80g使ってポアレを試作。こちらは八丈島産の明日葉をブレンドした万能ハーブ塩で下味をつけておく。こいつをバターでミディアムレアにさっと仕上げて、あえてソースは何もつけず、ハーブ塩とバターの塩分だけで戴くことに。さて、ヅケがいい感じに漬かってきたので、お皿に並べてバーナーで炙る。パパズインのパパさんが作ってくれた、ムロアジのヅケほど完成度は高くないが、マイルドに仕上げたヅケにネギを散らす。そして、ノーマルの薄造りとの三点盛りの出来上がり。うっすらとピンク色に透けて綺麗な身を、まずは何も付けずに一口。お魚臭さゼロ、食感は真鯛よりやや柔らかく、噛むと上品な甘さがある。次はお楽しみのヅケ炙り。こりゃ旨い! 島とう醤油が焦げて香ばしいのもあるが、食べ口がびっくりするほどとろっとしていて美味しい。普通のヅケも飴色に輝き、見るからに美味しそうだが、実際口に入れてみてもとろっと甘く、あとから島とうの辛味がぴりっとやってきて後を引く美味しさだ。そして、この手のお魚は皮ぎしに脂と旨味が乗っていることが多いので、皮を湯引きして柚子胡椒をポン酢で溶いたもので和え、一旦冷蔵庫で冷やしてから食べる直前に出して戴く。こうすると、ゼラチン質がいい感じに固まり、ぎゅっと美味しさを濃くしてくれるし、ぷるっとした食感も楽しめる。そして、立派なアラ。兜は一度熱湯を掛けてからお湯が沸いた鍋に仕込み、味付は勿論塩オンリーで生姜ひとかけ、ネギの端をちょっぴりいれて弱火にする。これに漉き取ったハラミの部分を具に潮汁の完成。この潮汁は翌日のヅケ茶漬けの出汁としても使える。おっと、今日はX'mas、ポアレには赤ワインでも開けてみよう。うーん、こんなに美味しい高級魚をお裾分けしてくれた天使さんたちと八丈島のパパに感謝!メリークリスマス!
2013年12月24日
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隊長の予想では、三日目は流石に時化がおさまり、八丈小島への渡船もできるのではと思っていた。朝起きると、パパが『渡船出るかもしれないので6時に出発しましょう』とのこと。急いで支度をして八重根漁港へ向かうと、すでに何名か集合しており船長が来るのを待っている。っが、、、、船長がこない。。。誰かが船長に電話すると『だめだっぺ』とのこと。集合していた人たちは、渡船がダメならできる地磯へと蜘蛛の子を散らすように散っていった。我々も石積ヶ鼻方面へ向かったが、パパが途中で情報を仕入れてくれたところによると、そっちもダメらしいということなので、昨日夕方見た『藍ヶ江漁港』でやることに。到着してみると、先端でカゴ釣り師が一人、手前の磯際に二人の先客がいたので、三人で真ん中に入り実釣開始。一投目から生体反応があり、上がってきたのは『ダツ』。そしてダツ、ダツ、ダツ、、、orz地元のオジさんが見廻りにきたので、どこら辺がポイントなのか、水深は、と訊いてみたところ、今日は潮が行ってないから駄目だよとのこと。というより、ここ数日水温が急激に下がってメジナは上がってないしなにより、地元の人が全然やってないだろ?とのこと。この近くに住んでいて、毎日海を見てる地元の釣り師が誰も竿を出していないってことは釣れないってことなんだよとのこと。夢も希望も薄れてきたが、この堤防のつけ根に地磯に降りるところがあって、そこならもしかしたら何か釣れるかもとの情報をくれた。今回はなかじーになんとか一枚でもメジナを釣らせてやりたいと思っていたので、なかじーを誘ってそっちへ行ってみることに。うーん、確かにこっちの方が魚が居る気配があるし、作れるポイントの数もありそうなので、ここで頑張ってみる。一番沖に出っ張ったところでやってみたが、ここもダツが陣取っていて厳しいので、陸に近いワンド側に移動してやってみると、、、。おっ、いい感じにウキが吸い込まれた! っが、スカ。もう一度、コマセと同調させて仕掛けを沈めると、同様にいい感じにウキが入ったので合わせるとビンゴ!よっしゃ!喰わせましたぜぃ!と隣りのなかじーに声を掛けてファイト開始!最初右のサラシの下にもぐろうとしたが、今日は5号に道糸を巻き替えてきたので、強引に戻して浮かせにかかる。なかじーが『あっ!タモですね!タモタモ!』とタモを取ってくれ、魚が正面に戻ってウキが見えたところで、今度は左下に向かって鋭い突っ込み。ドラグからジジッと糸が少しでたが、竿で溜めようとしたところで『ふっ、、、』と悲しい手応え。。。。仕掛けを回収すると、ハリスがスッパリ切れている。根に触った感触はなかったので、針を飲まれていて切れた感じだ。うーん、残念。一回目は道糸を飛ばされ、二回目は口切れか針ハズレ、三回目はハリスを切られた。こんなに喰いが渋い中、貴重なアタリを三回もバラしていたのでは、『下手、ド下手、アホ、クズ』との誹りは免れまい。。。。しかも三回ともなかじーの目の前だバラしてしまった。。。はぁ、、、しかし魚が居ることは居るので、気を取り直して再開。すると五度目のアタリ!っが、たいして引かない、、、。すんなり浮いてきたのは、、、斜めの縞々が見えたときには少し気が遠くなり、そして落ち込んだ。ブダイといいタカッパといい、要らない魚だけ取れるってどういうこと??それでも、タモを2回も使ったから良しとするのか??終了の笛が近くなってきたころ、なかじーが呼び寄せた釣れない使者の『ウミガメ君』まで遊びにきたところで全てが終わった感じ。宿に戻る途中、酒屋さんで八重椿の一升瓶を仕入れて宿の戻り、パッキングしてカラのクーラーボックスに磯ブーツを仕舞おうとすると、我々磯釣り部隊とは対照的に爆釣してきた沖釣り部隊の天使さんたちが幸せのお裾分けをしてくるという。わおっ!写真でしか見たことがないハチビキやハチジョウアカムツ、それにメガキントキ(パパ命名)に大型のメダイまでいる。我々3人のクーラーボックスにパパさんが適当に仕分けして丁寧にパッキングまでしてくれた。今回の八丈島遠征、メジナもシマアジもカンパチも夢に終わってしまったが、温泉も入れたし、みんなが無事に楽しく遊んでこれた。毎日丁寧に場所を下見して案内して下さったり、本当に至れり尽くせりで応対してくださったパパさん、美味しいお弁当を毎日作ってくださったママさん、そしてなにより、準備段階から帰るまで全てを仕切って骨を折ってくれたつなっきー、本当にありがとうございました。感謝感謝です。パパさん、ママさん、見ず知らずのただ同宿というだけで、超高級魚を惜しげもなくお裾分けしてくれた天使さんたち、本当にありがとうございました。また逢いに行きます。いつかきっと。
2013年12月23日
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八丈島遠征の二日目は、八丈小島に渡船で行く予定だったが、相変わらずウネリがすごくて渡船は無理とのこと。早起きしたつなっきーがパパさんと一緒に、安全に竿を出せる場所があるか、海の状態を確認に行ってくれたが、地磯で実績の高い石積ヶ鼻はもちろんのこと、東側は全滅とのこと。しかし、流石パパさん、昨日案内してくれた『スシヨケ』ならできるかもというので、ママさん特製のお弁当を持って出発。早速行ってみると、スシヨケより先で八丈小島を臨む実績のあるポイントは厳しいがスシヨケならできるということで、本日の釣り場はここに決定。まずは様子見で、手前の足場のいいところで開始するも、サラシの上でコッパが乱舞しているのが見える。早々になかじーがコッパを一枚上げるが、ぱっとしない。しばらく先の方の磯を観察していたが、大きなウネリがきても波を被ることはなさそうなので、なかじーを誘って先の方へ移動。右からできる大きなサラシが前方へいい感じに流れていき、足場も低く釣りやすく、この状況ではベストのポイントと思われた。さっきまでやっていたポイントはつなっきーが残り、一人黙々と釣りをしているのが見えるが、何も喰っていない感じ。っとここでけっこう前方へ流していたなかじーが、何かを掛けてやり取り開始。しかーし、根に貼りつかれたようで、しばらく出てくるのを待っていたが、最後は高切れ。そのしばらく後、今度は右のサラシの際に仕掛けを入れていた隊長のウキが『すぅーーーー』っと右下に潜行。よっしゃ!やっと喰わせたよ~とやり取り開始!そこそこの引きで、なかじーに『喰った~、そこそこでかい!』と浮かせに入り、ウキが見えかけた瞬間、右の磯沿いに沖に向かって猛然とダッシュ!緩めに設定していたドラグが『じーーーーーーっ』と逆転し、やべっ!止まらんと思った瞬間、そのままヨリ戻しの上で高切れ。あちゃー、地磯だから3号でいけると思って、まだ5号に巻き替えていなかったのが仇となってしまった。その後しばらくすると、前方10m位に流していたウキが『すっ』っと入ったので、合わせを入れると、手前に突っ込んできた。最初はすんなり浮いてきて、ウキが水面を割りそうになったところで、またしても先ほどと同じ方向に逃げ始めた。今度は適度なテンションを掛けて逃がさないぞ~と思ったら、『ふわっ、、、』と軽くなった。仕掛けを回収すると、針も付いてて仕掛けは無事だったので、口切れか針ハズレ、口切れならシマアジの可能性も考えられる。そして三度アタリ!だが、今度は重いだけであんまり引かない。手前まで寄せてからの突然の突っ込みを警戒しながら慎重に浮かせてみると、、、、ブダイ様でがっくりんこ。しかし、三人の中で初タモ入れだ。この後、アタリが遠のいて、まったく生体反応が無くなってしまい、寒くなってきたので隊長は湯巡りの旅へ。まずは、水着着用の『裏見ヶ滝温泉』。ここでは地元のカップルが入浴していたが、程なく上がられたので隊長の独占浴でしばらくマッタリと過ごす。ここは雨が降ると、右手に滝が出現するらしい。さて、他のお客さんがきたので、藍ヶ江漁港の側にある『やすらぎの湯』へ移動。藍ヶ江漁港を望む高台にあり、浴室からの眺めもいい。おっと、あんまりのんびりしていても、つなっきーたちをそうそう放置しておくわけにはいかないので、ダッシュでスシヨケの磯へ戻ると、ほどなくつなっきーたちも上がってきた。話しを聞くと、あの後も何も生体反応がなく厳しかったとのこと。藍ヶ江漁港はベタベタで風もなさそうだったよと言うと、見に行きたいというので、再び藍ヶ江漁港へ下見に。あまりに寒いし、魚っ気もないので、波止の夜釣りはやめて、ここで『足湯きらめき』に浸かって帰ることに。帰り道、パパさんに『ここの餃子は最高!』と教わった『しほさい』さんで晩御飯を食べて宿へ。宿でお気に入りの八丈焼酎『八重椿』を飲んで気持ちよくなったらそのまま眠りに落ちてしまった。
2013年12月22日
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とうとう半世紀目を迎えたお誕生日は、つなっきー、なかじーと一緒に八丈島遠征だ。年齢も行く場所も『想えば遠くへ来たもんだ~♪♪~』という感じ。さて、なかじーを拾ってつなっきーの車に乗り換え、順調に羽田に到着すると、ポケモンジェットがお出迎え、といっても八丈島行きはこれじゃない。。。台風並みに勢力を増した低気圧が北日本を通過し、大荒れとなったが、なんとか八丈島空港にランディング。パパズインのパパさんに空港まで迎えにきてもらい、これから三日間お世話になりまーす。さて、初日は西風がブンブンなので、竿を出せそうな場所を探しがてら、パパさんが島内を案内に連れて行ってくれた。風裏となる八丈小島を臨む地磯を見に行ったが、うねりがすごくとてもじゃないが危険すぎて無理とのこと。こうなると、神湊港の湾内の防波堤しか竿を出せないが、ここは真鯛やシマアジが喰ってくることもあるという。しかーし、ここはムロアジの魚影が濃すぎて、下まで付け餌が届かず、唯一つなっきーがマイクロメジナを釣っただけ。寒くなってきたので、隊長は島内観光を兼ねて島の南東の端の末吉温泉は『みはらしの湯』へ。底土港方面の地磯を見ても、6mのウネリが押し寄せていてこりゃーお魚も沖に避難してるなという感じ。さて『みはらしの湯』、素晴らしい眺めの温泉だ。雄大な海を見ながらのんびり湯に浸かっていると、突然『あられ』が降ってきたのにはびっくらこいた。神湊港に戻ってみると、まだ二人とも粘っていたので、ちょっくら竿を出したが、また雨が強くなってきたので撤収。晩御飯はパパさんに教えてもらった郷土料理のお店『繁』へ。ここには100円小鉢が並んでいてどれも美味しそう。こういうのが隊長大好きなんだよな~。島焼酎も利き酒セットがあったので、試飲してみたところ、『八重の椿』というのが口当たりがよく、飲み口もすっきりしていたので、翌日の買い出しがてらゲットして宿へ。すると、パパさんが早速釣ったムロアジをお刺身とヅケにしておいてくれて大感激。このヅケが抜群に美味しく、部屋飲みしながらいつのまにか鼾の応酬で一日が終わった。
2013年12月21日
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新しい歌舞伎座ができて、杮落しの変則一日3回公演が終わり、通常の昼夜公演に戻って、最初に玉様が出演する興業。前回は2009年7月のさよなら歌舞伎座公演だったから、建替える間ずいぶん長い時間かかったようだ。今回の演目は通し狂言の『仮名手本忠臣蔵』、午後の部なので五段目、六段目、七段目、そして討ち入りの十一段目。今回は車でびゅびゅびゅーんと行ったら30分かからずに到着し、車も近くにすぐ停められたので、巫女様とクリスマスの銀座をちらりと散歩して、三越の地下でお寿司を買って歌舞伎座へ。今回のお席は西の桟敷3番の1-2。廊下からのアプローチは旧歌舞伎座と同じ感じだ。ドアを開けてみると、舞台も近く、花道の目の前なので、花道で見栄を切る役者さんがよく見えそう。開演までお茶をいただいて、筋書で物語を予め頭に入れておくとさらにお芝居の内容や背景がわかって楽しめる。五段目・六段目は勘平役の染五郎さんの熱のこもった演技を堪能したら幕間に晩御飯。今回は巫女様のリクエストで三越の地下のお魚屋さんのお寿司。さて、いよいよ七段目、玉様登場だ。幸四郎は相変わらず堂々たる演技だが、遊女おかるを演じる玉様と、実は兄だった平右衛門演じる海老蔵の掛け合いが見応えがあり面白かった。最後十一段目の討入りで獅童の殺陣で締めて終幕。外にでるとライトアップされた歌舞伎座がまた綺麗だった。すごく歌舞伎と玉様が好きだった会長。新しい歌舞伎座で玉様のお芝居を観て戴くことができず、思い出すと悲しいが、巫女様が幕間に廊下に出たとき、会長のいつもつけていた香水の匂いが一瞬したと言って戻ってきた。会長も一緒に歌舞伎を楽しんでくれたのかな。会長、社長、今回もありがとうございました。
2013年12月16日
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今回はヒラメ料理の番外編として、『ヒラメの煮凝り』。隊長は基本的にお魚のアラとかも美味しく戴く貧乏性なので、片っ端から鍋に入れて炊くことが多い。ヒラメちゃんはゼラチン質が多いお魚なので、大量のアラを煮込むとその煮汁が翌朝にはいい感じに固まってくれる。今回はマトウダイに立派な肝が入っていたので、ヒラメの肝と胃袋、少し入っていた真子を甘辛に煮付けておき、適当な大きさにカットして煮汁に入れて冷蔵庫で一晩お休みしてもらった。次の晩、初めての煮凝りがちゃんと固まっているかな?と恐る恐る蓋を取ってみると、、、、。おっ!プルンプルン?? いい感じに固まってる???包丁を入れてみると、、、。おおっ!きっちり固まっている。早速盛り付けてみたのが冒頭の写真。早速戴いてみると、これぞヒラメの底力。旨味成分がギュギュギュッと濃縮され、天然ゼラチンでプルンプルンに固まっている。そして、マトウダイの肝! ヒラメの胃袋、肝、真子 ウマス!!!!口に入れるとあっという間に溶けて口の中にヒラメちゃんの旨味が広がって消えるが、肝たちは残って二度楽しめる。そしてこれを炊き立ての白いご飯に載せてみると、、、うわっ!煮こごり一つでご飯一膳いけちゃう。色の割に濃い味ではなく、塩分も弱いのだが、なんといってもヒラメちゃんの味が濃い。こりゃー、またヒラメが手に入ったら作らないといけないメニューが増えたな。
2013年12月14日
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前回好評だったヒラメの煮付けは定番になりつつあるので、今回も『隊長の味』を作るべく試行錯誤。今回はお酒を大目に入れて煮汁を火にかけ、沸いたところでぶつ切りを投入。あっ!切れ目を入れるの忘れてる、、、と思ったがそんな失敗もご愛嬌だ。薄味で上品ではあるが、こってこてに甘辛い煮付けも今度挑戦してみよう。一緒に炊いた牛蒡がまいうーでいくらでも食べられる。そして初日に仕込んだ昆布締めがいい感じに熟成してた。今回使用したのは、6月に北海道で仕入れてきた虎杖浜の昆布。取り出すだけで、ぷわーんと昆布のいい香りが立ちこめる。煮物の時にも下に敷いて使ったが、旨味成分が淡白なヒラメの旨さを引き出してくれている感じ。このヒラメの昆布締めは、ノーマルのお造りよりも旨味が強いせいか好評だった。ただ、今回は更にひねって昆布締めの五点盛りを製作。左からエンガワ、明太子和え、梅肉和え、汐昆布和え、そしてマトウダイの昆布締め。梅肉和えは梅の酸味で程よく締まり、焼酎ロックにピッタリのアテになった。そして仕事で遅くなるので、巫女様に代理製作をお願いしたヒラメのグリル。トマトや玉ねぎをぶつ切りにして周りに散らし、一緒にオーブンで焼くんだよと言っておいたが、切れ目を入れてローズマリーを添えるのがいっぱいいっぱいだったのか、、、、。イマイチ彩りに欠ける仕上がりとなってしまったが、作ってくれただけ感謝せねば。。。さて、帰宅してみると殿下がもうすぐ帰ってくるというので、急いでもう一品。美代ちゃんがレシピを教えてくれた『ヒラメのムニエル、粒マスタードと赤ワインのソースで』。これはやばい旨さで、殿下によて瞬殺された。やはり赤ワインを煮詰めるといいコクがでるし、味に奥行がでる。白身のお魚全般に使えそうだ。そしてヒラメ料理を堪能した次の朝はお約束のヅケ茶漬け。この朝の一杯で朝から幸せモード全開、張り切って仕事に行ける。そうそう、昨日実家に五枚おろしセットを配達しておいたけど、美味しく食べてくれたかしら。。。皮を引けばお刺身に、そのまま煮ても焼いても揚げても蒸しても食べられるから料理上手な母上なら美味しく食べてくれただろう。いつも美味しい海の幸を恵んでいただき、海の神様ありがとうございました。
2013年12月11日
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大原沖で仕入れてきたヒラメちゃん、いつも一緒に釣行している同僚にお裾して、実家用を取り置いてあとはヒラメ料理で食べ尽くしてしまうつもり。まずは定番のカルパッチョから。毎度のことだが、子らは普通のお刺身より、こっちのほうが喜ぶみたいだ。隊長用には少量だが薄造りとエンガワの盛り合わせ。しかし、殿下もきっちりエンガワと薄造りを『あまーい』とご堪能。お次はヒラメのバター焼き。軽く塩・胡椒で下味をつけてバターで焼き上げるだけのシンプル料理。そして、今回自家製の柚子を効かせた料理は何にしようかと思案して作ってみたのが、ヒラメとキノコのホイル焼き。アルミホイルにエノキを敷いてヒラメを乗せ、シイタケと長ネギをトッピングして塩・胡椒を軽く振り、ちょっぴり日本酒を掛けてちょっと蒸し焼き風にしてみた。ソースは柚子をくり抜いてだし醤油と併せてから柚子の器に戻したもの。初日は早起きで疲れちゃったので、アラを炊いて終了。このアラが明日からの隊長の朝ごはんだ。
2013年12月10日
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沖釣り先輩のOKちゃんが、もう一度大原行きませんか~?と誘ってきたので、またまたアマちゃんを延期してヒラメちゃんに逢いに行ってきた。予報では晴れるが北風が5m~6mでウネリ2mとなっていたが、、、。今回もお世話になったのはニビヤ吉栄丸さん、会社関係者の叔父さんが舵を握る船だ。12月に入って竿入れの時間が30分繰り下り、6時となったので出船は5:30、集合5時ということだったが、港に着くと誰もいなかったので、OKちゃんと左右大ドモに荷物を置かせてもらった。そのあと、会社関係の同行者、ヒデちゃんとコータがきたので、OKちゃんが隊長の隣りの左舷胴の間、右舷トモからヒデちゃん、コータと座り、左右ミヨシは知らないおじさんたちという布陣で出船。吉栄丸さんはあまり大きな船ではないので、左右3人だと理想的な人数で、高配当が期待される。さて、港を出ると結構なウネリがでており、どんぶらこどんぶらことゆっくり船を進める船長。このウネリでは沖のポイントは無理なのだろう、比較的陸から近いポイントでスタートフィッシング。さてさて、前回はライトタックルでということで、2.1mのA-Gripネライで挑んだが、ウネリが大きい時は長めの柔らかい竿の方が仕掛けが暴れなくていいと実感したので、今回は『舳 255-40』を投入。6時といってもまだ暗かったので、隊長のイワシちゃんを目立たせるため、ブルーの水中ライトを装着。最初のポイントは18m程の浅場のポイント、潮は船下引込の左舷有利なポイント。開始早々、OKちゃんが竿を曲げ、船長がタモを持って飛んできたが、『デカイデカイ、ドラグが滑って上がってこない!』!?それって地球じゃね?と思ったら、船長が竿を取って根がかりを確認、思い切り引っ張ってお騒がせしましたってやつ。ここでは誰もアタリがなかったので、次のポイントへ移動。明るくなり、廻りを見ると陸が結構近くに見える。最初のポイントは不発に終わったが、次のポイントで着底早々に『コツコツッ』とアタリ、柔らかい竿を動かさずにそのまま張り気味にしていると、『ぐいっ!』ときたので、大きく合わせると乗った。サイズは50cm弱と大きくないが、船中1号をあげて坊主脱出でホッとしたのも束の間、釣れる時には連続して釣れるもの、同じような展開で同サイズ連荘。さて、今度は前方に向かって潮が流れるポイント、60号の軽い仕掛けをフワフワと潮に任せて底立ちだけを時々取り直して、流し気味にするとアタリがっ!だけど、ヒラメと違ってゴンゴン暴れる。隣りでOKちゃんは青物じゃないっすか?と言っているが、青物なら小さ目のイナダクラスくらいだが、、、。上がってきたのはこんなお魚。マトウダイさん!初めまして。実は出船前、外道のマトウダイも結構美味しいらしいですよ!って話しが出ていたので、一枚釣れるといいなと思っていたお魚。欲を言えばもう2サイズくらい大きい方がよかったのだが、嬉しい外道。だいぶ明るくなってきたが、ブルーの水中ライト作戦を続行していると、8時前には50cmオーバーを含む4枚で隊長の独り舞台。前回の左舷大ドモのお客さんみたいだ。喰うときは、新しいポイントに入って、即投入して着底と同時にイワシが暴れてオモリを底から離すとヒラメが引っ張って『ぐいぐいぐいっ!』ってパターンもあり。そんな中、ようやくOKちゃんにもアタリだし、コータも初物を上げてきた。不思議なもんで、廻りが釣れ出すと隊長はアタリが遠くなる。。。水中ライトがなくても釣れ出しているところをみると、暗いうちは効果があるが、明るくなってしかも浅場だと関係ないのかもしれない。それにしても寒い。晴れの予報だったのに、雲が切れず、北風がブンブン吹き付けてきて、更にウネリがどっかんどっかん押し寄せてきて時折飛沫まで被る悪条件だ。終盤、船中シーンとした時間が流れることが多かったが、最後のポイントで終了5分前、鰈と見間違うサイズの7枚目を上げて終了。船中釣果は左前から2-6-7、右前から2-3-2で隊長が竿頭で久々の大漁。欲を言えば2Kgサイズが欲しかったが、ここのところグッドサイズは上がっていないようなので、これで良しとしよう。この日の釣りを分析してみると、やはりウネリの大きな日は長めで柔らかい竿のほうがいいようだ。後ろのヒデちゃんは堅くて短い竿を使っていたので、アタリ自体が少なく、たぶんヒラメがイワシを加えても大きく上下するから喰い込む前に異常を感知して離してしまうのだろう。隣りのOKちゃんは柔らかい竿だが短い竿で、当たってもウネリを吸収できないと喰い込む前に離されちゃうと言っていた。あと、今回は仕掛けの消耗が少なく、最初に参考にもらった船長の仕掛け(ハリス3or4号、モトス1.2m位、枝ス80cm位、捨糸40cm)の仕掛けで5枚釣りあげるまでその仕掛けで通してしまった。終盤、アタリが遠くなったので、気分を変えるために自作の仕掛けに替えて2枚追加したが、ウネリの大きい時の捨糸と枝スのバランスは研究の余地がありそうだ。ともあれ、お日様でない、北風ブンブン、大ウネリドンブラコの中、貴重な海の恵みを7枚も分けてくださって、海の神様、天の神様ありがとうございました。
2013年12月08日
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