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備前焼 軽やかにビールジョッキのダンスです軽やかに踊るビールジョッキ・獅々堀達獅々堀達さんは大きな体を小さくしてビールジョッキを造ります。山一つ向こうには、にび色の瀬戸内海が横たわります。獅々堀達さんは黙々と土を上げ、黙々と円い土を削ります。なんのてらいもなく、こう削るにはこれだけの時間と、これだけの数が必要でした。獅々堀達さんは何にもいわずに、黙々とジョッキを削ります。大きな窖窯(あながま)に隙間なくジョッキを並べ、何日も焚きつづけます。小細工はどこにもありません。職人芸と言う言葉は、良い言葉だと思うのはまちがいですか?みんなのジョッキ
2007.03.31
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備前焼の原土についてのお話です。備前の田畑などの下から採取される原土。数年、寝かされた後に、使われる事が多い。釉薬をかけない焼物なので、変化をつける為に作家は、常時、数種類の土を保有している。 作るものによって粘土の作り方を変える。備前の原土は神話の世界に浸されている。神々はそれぞれの時代の陶工さんたち。この神々は面白い。眉に唾をつけて、話を聞いてみると人生の流れは案外ゆっくりなんだなと実感する。明治生まれの神の話を大正生まれの神様候補と共に聞いた事がある。大山崩れと大洪水の話だ。田の土の下に眠る備前粘土はそれのもたらせたものだと言う。だから厚くなったり、薄くなったり発色がまったく違ったり、変化が激しいのだと・・・「天然の土ねりよ」 フォッ フォッ フォッ 「天然の水篩(すいひ)よ」 フォッ フォッ フォッ わしの土は備前でいちばんきったねー土じゃ彼の言うきったねーはその当時全盛だった水篩(すいひ)をまったく使わないきったねー。古備前を髣髴とさせる彼の作品は好事家の間では評価が高い。「評論家にわかるか!」と叫んでおったのは内緒。備前の評価はヒトの評価
2007.03.30
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備前焼 入江光人司さんの実用性重視の宝瓶です。入江光人司・宝瓶入江師の派手な作ぶりになれた人は、たいしたことないなあとおもいます。師の仕事を愛でてきた人たちは、コーいうんがエーんじゃといいます。モノを見るかヒトを見るかです。備前焼に限らずヒトを見て評価してきたのは島国日本の島民の特徴でしょうか。近代日本でヒトを見ることの出来るヒトは随分減ってるんじゃないですか?備前焼はいい線をいくとおもいます。作家それぞれが備前焼の粘土からありとあらゆる特徴を引っ張り出そうとするからです。そしてそれが個性と言われて定着しています。ファンの皆さんは備前焼の中にヒトを見ます。
2007.03.29
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春ですw(^o^)w花を活けましょう-=≡ヘ(*^。^)ノ澁田寿昭さんのまあるい花入誰しも考える事は一緒で似たような形は多い形から入るか、頭の中で完成形を組み立ててから入るか生産とアートのあいだには深くて広い谷があるこの谷を飛んでしまう人を何人か知っている。共通するのは「○○さんのは使いにくいのよね~」と言いながら嬉しそうに買っていくお客様現代の数寄者たちには美しい人が多い。まれにそうでもない人もいるが、そのかわり優しい、「ウチの人のは使いにくいのよね~」とおっしゃったのは、超有名作家夫人がお若い頃。美しく、優しいお方です。この人はお父さんの備前焼を買うことはないでしょうけど・・・掌中の花入
2007.03.28
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窖窯(あながま)のこと・・・復習です。星の王子様・小川壮一窖窯とは 窖窯(あながま)とは 窖窯・穴窯(あながま)とは、単房式登窯のことです。備前焼の母体となった須恵器の時代より使われてきた現在、主流の連房式登窯以前にあった窯です。焚口から煙突まで仕切りがないため連房式登窯に比べて、窯の中の温度差、雰囲気(還元 酸化)に差が出やすく又、炎の流れがはっきりと作品に現れます。木炭をいれない為に、すべて、『自然桟切り』(しぜんさんぎり)になり、『炭桟切り』(すみさんぎり)とは異なります。 コスト面などの問題で、現在は窯の数が圧倒的に少ないが、その焼き味を求めてこだわる人々も。一時、備前の歴史上から消え、作家によって解釈が異なります。『古備前』の焼色に『現代の造形』を模索する備前のニュウウェイブとして注目されています。 窯の内部仕切りがなく煙突まで見通せる。この窯で約10メートルあります。作家によって幅、高さ、長さ、材質が異なります。 窯焚き中。作家によって焚き方、窯詰めなど異なります。 窖窯(あながま)焼成の特徴 仕切りのない登り窯ですから火が窯の中を対流することなく、煙突へと走っていきます。そのため、焼色に表と裏があらわれます。酸化焼成や還元焼成など、作家の目指す焼色によって焼成方法は千差万別。それぞれの考え方違いが顕著にあらわれます。 酸化焼成 と 還元焼成 陶磁器の発色は、主に金属やガラス質の厚みによって決まります。備前焼の場合、粘土中の鉄などが主にその色を決定します。、燃料の木の灰や熾き(オキ)によって、部分的に釉薬化し様々な景色(焼色)がでます。 酸化焼成 空気を多く取り入れながら焚く事により、粘土中の鉄などの金属を酸化し 赤く発色させることで土本来の味を出します。 還元焼成 空気を可能な限り取り入れないように焚く事により粘土中の鉄などの金属を還元し 青・黒・紫蘇色等に発色させます。
2007.03.27
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ケーがええんじゃ・・・のつづき東京男・獅々堀達の小皿優しいラインと美しい構成、楽しい小皿です。窖窯(あながま)の良い色がしっかりでています。古備前(桃山)が生まれたときは(窯から出たて)きっとこんな色だったろうとお客様に思っていただける事が目標なのかも・・・・獅々堀達さんのお客様は古備前の生まれたてをしっかり意識しておいでになるような気がします。
2007.03.26
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窖窯(あながま)で胡麻の余りかからない場所があります。こんな棚を生かすために作家たちはいろんな工夫をします。他方、そんなところだから素の私の備前焼を見てもらおうという作家も稀にいます。獅々堀達・焼酎杯土が、焼き占めの技術が、成形の技術がみんな見えてしまいます。「ケーがええんじゃ・・」と断言する人たちがほんの少し前まで確かにいらっしゃいました。雅味、渋味はわしがつけちゃる と言葉に出さない数寄者たちです。この人たちは陶工や店の人や、茶人に感性を育てられました。現代にそんな悠長は許されません。獅々堀達師の姿勢に頭が下がります。せめて備前焼だけでも、悠長な姿勢を忘れないようにと本気の焼酎杯です。
2007.03.25
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初窯です。左馬です。豊福博くんです。川端文男師の一門です。豊福博川端師に師事して約10年、研鑚を重ね、満を持しての左馬です。田園地帯の窯は、のどかな風景の中にあります。■ 左馬 (ひだりうま)とは ■ 左馬のいわれ 馬の文字の『鏡文字』や、『頭が右で尻尾が左』の馬の絵。 ● 「うま」を逆から読むと 「まう(舞う)」であり、 古来、舞はおめでたい席 で催される事から、招福の駒として・・・、 ● 「左馬」の姿が「右に出るものなし」とか「左団扇」に通じる大吉兆の形として・・・、 ● 「馬」の字の下の部分が財布のきんちゃくの形をしており、口が良く締まって、入ったお金が散逸しない事から、富のシンボルとして・・・、 ● お客さんを馬に乗せて連れてきた案内人が馬の口輪をとって左側に立ち案内したことを「お客さんを連れてくる=商売繁盛」としたことから、 ● 馬の字を逆にすることで馬の逃げ去るのを防ぎ つなぎとめるとして、「幸せをつなぎとめる」としたことから、 ● 芸者さんは三味線の裏に左馬を書いています。この意味は、馬は倒れる時に、右に倒れ左には倒れないという説から、左馬を書いた三味線を持つ芸者さんは「寝やすい方には寝ない」 つまり「芸は売っても身は売らぬ」という心意気を示しています。これが「格好いい」「粋」というところから転じて「縁起がいい」ということになり・・・、 これらから、福を招く、めでたい商売繁盛の守り駒として「左馬の・・・・・」と称して縁起の良いものとして用いるようになりました。 左馬の茶碗 ※ 「馬」の絵(頭が右で、尻尾が左)、 ※ 「馬」の文字の『鏡文字』が書いてある飯茶碗の事です。 作家が 新築した窯で、はじめて焼く作品に限定してつける縁起物。だから、作家の一生のうちで 数多く作られることがない記念の品。 「左馬は縁起が良い」説と、「新築の家の初風呂に入れば中風にならない」とか「初物を食べれば75日長生きをする」などという素朴な初物信仰とが一緒になって、初窯で【左馬の茶碗】を焼くという習慣になったと推測されます。 初窯で焼く飯茶碗は、【左馬の茶碗】といい、これで御飯を食べると、中風にならないと云われ、縁起の良い物とされています。
2007.03.24
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直径40センチの大皿、カセ胡麻が縁の部分にあります。澁田寿昭・大皿カセ胡麻があったら、欠陥商品だというひともいます。味のうちじゃがな というひともいます。カセの部分にサンドペーパーをかけて景色になおす名人もいます。そのお客様のお手間を考えてお安く値札をつける人もいます。このくらいの大皿で大勢の前に出したら、豪華です。“ここにカセがあったから自分でなおしたんじゃ”ばっちり尊敬のまなざしが集められます。カセ胡麻はこの人たちにとっては、ちっとも欠点じゃありません。10年前はそんな人がいっぱい居ました。いつくしみ(慈しみ、愛しみ)のこころです。
2007.03.23
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実用と非日常の普通に使える接点にいる備前焼備前焼のゴージャスは存在感の豊かさ。それでいて何のさわりもない周囲との調和。食器を大事に考える子供を増やしたい。なにげに存在するゴージャスにきづく子供を日本中にあふれさせたい。備前焼のよさが子供たちにどの程度わかるか?店長は何度も驚く経験をした。しかしそれはマニアの親、祖父母に連れられて実店舗に来られた子供たち。素の子供たちはどうなのか?結論は親次第。たいていの子供にとって備前焼は異文化のようなもの。異文化を素直に認める能力なんてものは、これからの子供の生存の必須条件。備前焼の食器をどうぞ!
2007.03.22
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窖窯(あながま)焼成のゴージャスカップ!ゴージャスカップ・澁田寿昭大振りのカップでビールを飲み、また紅茶を飲む。至福がゆっくりおとずれる。この写真だけではゴージャスは判らないかもしれない。ゴージャスカップ・澁田寿昭ゴージャスがお判りいただけるとおもう。備前焼のゴージャスは存在感の豊かさ。それでいて何のさわりもない周囲との調和。家中にだれだれのカップが存在するしあわせ。次のお休みにあの家に行って、みんなのカップを置いてこよう。
2007.03.21
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髭仙人は白い備前焼にとりつかれました。白い備前焼・駒形九磨この土をこう窯詰してこの炎で、こう焼いたら白が出る。店長は二人の作家から同じ事を聞いて、白い備前焼を見ました。二人の交友関係はない と思います。店長も話しませんでした。少しあとに有名備前焼作家が白い新作を発表しました。これが備前焼です。同じ土を有能な作家がああでもない、こうでもないとひねりまわして 違った味を出すのです微妙な違いですが、その違いがわかる人たちが確かにいます。白い備前焼はあらためてそのことを教えてくれました。
2007.03.20
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あながまの陶庵にかってないほどのぐい呑が集まり始めました。自薦、他薦まれにあやしい店長のこだわり。写真はまさに店長のこだわり老陶工 晩年の作。まずはこれを見てからご入場ください。集まってきた自薦、他薦まれにあやしい店長のこだわりのぐい呑こんなに想いをこめた作品が集まってくると写真が大変だなあ とスタッフに同情。なぜ集まり始めたのかを考えた。「何でやと思う?」と皆に聞いてみた。「店長の人徳!」「Webの将来性に目を開いた作家が増えた」「いちばん手軽な発表の場」「実店舗の先代さんの時代からの数寄者狙い」一番目の声で後を聞く気をなくした。やっぱりそうじゃったんじゃ!
2007.03.19
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花ひらく春、とはいえこの人の多才には・・・・この世界では何年やっていようと作品として自分のものを売り出して始めて新人です。こんな新人 今では希少です。永末隆平師匠の弟子でそのあと窯元陶正園で陶工 あわせて15年。実はあながまの陶庵の天野君のページは先輩たちの手を借りながら、自力でアップしていますWEB能力がこれからの備前焼作家にとって大きなウェィトを占めてくると思うからです手びねりの優しいライン・天野智也黒に近い緋色の発色・天野智也上のぐい呑は墨流しのような土の発色が魅力です。この発色は結果です。手びねりの優しいラインはもって生まれた天賦の才です。しかしこの発色は、多年にわたる交友と、土との出会いの結果です。天野智也くんにとって、陶庵での自力アップはWebデビューです。備前焼作家たちの新しい試みが実を結びますように!下のぐい呑は鉄分の多い土を使った本来真っ黒になるものです。窖窯(あながま)焼成は緋色を消し去る事を許しませんでした。天の配剤だとおもいます。天野智也くんの出品をまとめました。天野智也の作品を見る
2007.03.18
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備前焼 真(まこと)さんは六さんの息子です。真さんの酒呑真さんの酒呑は良く売れます。華やかさなら今の中堅のほうが上です。土もいい土ですが、特別とは思えません。焼けは甘く見えます。見た目いいとは思えません。親父の六さんは名陶工でしたが、有名陶工ではありません。ではなぜ良く売れるのでしょう。あ、忘れてました、 売れるのはWEB上です。WEB上で質感が、口をつけたときのトキメキが判る訳がないとおもいます。あの澄んだ高い音が、わかるもんかとおもいます。けれど売れるんです。日本人のこういう感覚、あらためて見直したほうが良い時期かもしれませんよ。
2007.03.17
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備前焼 普通なら藁のあとは、緋襷になる柴岡信義さんがやると金になったり、銀になったり。柴岡信義師なんでこうなるの?わかっているけどおしえちゃらんビールの一口ジョッキにええなあ酒呑て書いてあるから日本酒固定観念に縛られたら、陶芸なんて面白くない。だから備前焼はどんどんジャンルが拡がる。古代から近未来まで、あらゆるところに研究している人がいる。なんでこうなるの?原料の備前土が幅をもっているから。今日も備前焼粘土が掘り起こされている。冬は粘土掘りの季節。
2007.03.16
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備前焼 しつこく天野智也君、第3弾です。実はあながまの陶庵の天野君のページは先輩たちの手を借りながら、自力でアップしていますWEB能力がこれからの備前焼作家にとって大きなウェィトを占めてくると思うからです。作品の発表の場がそのまま販売と結びついたり、全国一律値引き無しに馴染めない地方があったりと、問題を抱えながらも作家の多くが自分ブランドを自分で管理しなければと切実に思っています。あながまの陶庵で沢山の作品を出してくれる作家さんたちは理解っている人たちです。陶庵で取り扱い中の作家さんたち本題の天野智也君、ラインと土を見てください。続いて焼け、窖窯(あながま)焼成、還元ぎみです。明治以降の登り窯全盛の時代の影響で、還元焼成のよさ以外の備前焼を認めないファンも多く窖窯が随分増えたとはいえ、酸化オンリーは苦戦です。このあっさりした還元が備前焼ファンの間にもっともっと拡がってゆくと思います。そのきっかけになるのがWEBでしょう。大勢の全国の皆様に窖窯(あながま)の魅力を見ていただけると強く信じる作家が今日も陶庵で頑張っています。
2007.03.15
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日本伝統工芸展で勉強して、伝統工芸士になるという真にまっすぐな道を歩く人のうち、陶庵でお付き合い頂いている人たちの作品はやわらかい。獅々堀達の作品を見る堅く見えるはずの面取りでも、どことなくやわらかい。獅々堀達さんも大きな身体でおっかなそうで実は柔らかい。やわらかさを表現するコツが共通なのかもしれない。水引き(粘土をロクロに固定して引く)の土のやわらかさがそのまま乾燥して焼き締めても残っているようだ。備前の土の味わいはいくらでも引っ張り出せる。700人の陶工が一日中、ひねくり回して700年。いまだに標準というものがない。アメリカじゃ考えられないことなんじゃないですか?
2007.03.14
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日本伝統工芸展に目標を定める人の目標です。安田龍彦の作品を見る伝統工芸展を目指す人のうちで安田さんは目標にされる人です。日本伝統工芸展はこちら日本工芸会が果たしてきた役割は限りなく大きく、限りなく深い。伝統工芸展を目指さない人たちも確かに多いし、素晴らしい人もいる。目指さないことで自分を確認できるんじゃないかと思っている。安田さんは真正面からの面打ちの剣師だ。ゆるぎない姿勢で作陶をつづける。持っている線はやわらかい特にお皿類、直線なのにやわらかいはんなりした焼け色と共に食物を包み込む。使い始めると次々欲しくなるお客様は伝統工芸士のファンが多い。ヤッパリ伝統工芸展の役割はおおきい。
2007.03.13
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備前焼作家 天野智也君をご紹介します。2回目です。この世界では何年やっていようと作品として自分のものを売り出して始めて新人です。こんな新人 今では希少です。永末隆平師匠の弟子でそのあと窯元陶正園で陶工 あわせて15年。立派に個性を確立し、全力投球です。天野智也の作品を見るポット3態をご覧くださいとても新人の仕事じゃありません土をご覧ください毎日洗えば(使わないけど食器洗いのたびに洗う)短期間でびっくりします。色は窖窯(あながま)特有でだんだん濃くなり、隠れた色が出てくる。備前焼ならどれでもこうなるわけじゃない。こうなるように工夫がいる。他方、こうなるように爺様が苦労して探した土を持っている果報者もいる。中村さんちのように良い人たちなら我慢できるけど??
2007.03.12
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備前焼 春です 陶匣の出番が来ませんかねえ~鎬の陶匣お茶会でお菓子を入れて使うのが本来。お友達との語らいに使うのがセンス。お茶道具というのはその登場でいっぺんに注目を集めます。長いお茶の歴史が鍛えた姿、形です。せっかく日本の文化が育てたお道具を本来の出番がないからとほっておくことはない。あまりに高価ならともかく、リーズナブルだとお感じになったら勇気を出して使いましょうくすんだ日常に日本の文化の華を咲かせましょう。
2007.03.10
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備前焼 窖窯(あながま)特有の火が奔った跡がうつしとられたかのようです。緋色と抜け窖窯が作家を夢中にさせる理由の一つに窯の中の雰囲気が器肌に焼きつくと言うのがあります。もちろん登り窯でも同じような現象は起こるのですが、この現象が起こる数が違います。窯出しの前に陶工 皆で“口きり”をやるのですが、見ものですよ。作品も見ものですが、みんなの夢中な様子も見もの。その熱気ですが窖窯(あながま)のときのほうが登り窯の口きりより熱気があるような気がします。一つ一つの作品の変化が大きいので、あきません。この作品も出てきたときは、皆で“オーッ”でした。玄人ごのみです。
2007.03.10
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新人発掘中!と言っても17年修行済み、安定した安心の出来る新人です。永末隆平師匠のもとで5年、窯元陶正園で10年、しっかりした基礎の上にどんなものが出来上がってゆくのか目が離せません。天野智也・ペアカップ窖窯(あながま)をみっちり永末師匠とともにやり、陶正園で登り窯を勉強し、満を持しての独立です。多くの作品を見ましたが、完成度は高く永末師匠を髣髴とさせる醤油差しなどを見て安心しました。今、彼はあながまの陶庵でパソコンの修行中です。これからの作家は陶芸家にかぎらず、自分の情報を出来るだけ発信する姿勢が必要かもしれません。ミステリアスなベールにつつまれた芸術家などというまやかしはもう通じないでしょう。作品がすべてです。すべてを見通せて、評価の出来るひとたちがNETで育つでしょう。あながまの陶庵で“あやしい店長”を一年やったらわかりました。新人のすべて
2007.03.09
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六さんの徳利と真さんのぐい呑、親子をならべるといろんなことが見える。中村六郎 中村真さんは親子です。親である六さんの徳利子である真さんのぐい呑親の時代には電動ロクロはほとんど普及していなかった。子の時代には電動ロクロを使わない人はほとんどいなくなった。初期の電動ロクロは回転スピードが変えられなかった。モーター駆動でベルトで伝達し、何台ものロクロが同じスピードでかなり速く回る物もあった六郎先生の徳利、蹴ロクロ成形なのか電動ロクロ成形なのかはわからない。電動ロクロにしてもトルクが強くゆっくり回転させることが出来るようになった後期の作品。手ロクロにしても蹴ロクロにしてもトルクや回転が変化するのが当然だった。その時代に持った美意識がこの徳利にでていないだろうか。子のぐい呑、父の美意識を具現化することを電動ロクロが支えた。仔細に見て欲しい。この親子にとって、革命は味方だった。
2007.03.08
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備前焼 焼酎ボトルの売れ行きがとどまるところを知りません。元造り酒屋だった店長としてはさびしい限りです。焼酎ボトル一覧なぜ焼酎が時代に受けて、日本酒がおされているか?備前焼をやってみて解った事があります。作る喜びを忘れた経営者が多かったから。今造り酒屋は杜氏として蔵へ入る後継者が目に付きます。一から出直しの決意を秘めた後継者たちがこれからの日本酒の将来を担います。復権は早いと思います。理由はニーズが多いから。殿様の保護があった時代はさておき、備前焼屋は作家システムになってから、どの作家も自分のモノを買ってくださるお客様を懸命に作ってきました。作家システムを根付かすにはニーズのないところにニーズを作る努力が必要でした。蔵元杜氏たちは恵まれています。潜在ニーズは山のようにあります。 がんばってください。備前焼屋が少なくとも千年、土を備前以外から求めなかったように、ローカルにこだわれば、ローカルが見えてくるんじゃないでしょうか?
2007.03.07
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備前焼 真面目な人の真面目な元弟子とその息子、備前の真面目を見てください。堀江祥山師は備前焼物師のうちでも典型的な真面目人間。出井潔晴さんは師の真面目を良く受け継いで土の吟味も、作りも、焼けも備前登り窯の上質の典型。息子の隆さんは今のところ、父の土、父の窯のようだ。これが案外むずかしい、技術の伝承なんてものは生易しいもんじゃない。備前焼の場合技術の中に美的感覚が含まれる その伝承と同時に感覚を深めるか、発展させるかと言う事も当然要求される。父の湯呑・父 出井潔晴子のグラス・子 出井隆お客様に「お父様より一段と深くなってね」と言われる幸運など聞いた事がない。美しい人に若い頃そう言われていたら・・・と考える親父さん備前焼屋って案外多いんじゃないかなあ~このブログの読者は幸せだ。伝えるべきコメントは作家に店長から伝える。現に何人もの作家がこのブログに注目している。新しい作家とファンとのコミュニティが出来るんじゃないか?などと考えて、ニヤニヤしている今日この頃のあやしい店長です。
2007.03.06
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備前焼 大ベテラン晩年の手びねりは人生の味鷹取閑山・晩年の手びねり閑山先生は土と対話してたんだろうか?目を細めて土を見ていたけれど、あれ対話かな?違うと思う。先生は土が可愛かっただけ。土をいつくしんでいただけ。ありのままを愛しただけ。見事な手びねりだとおもう。人生だと思う、達観だとおもう。
2007.03.05
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備前焼 髭仙人ことクマ(九磨)さんの信じられないほど魅力的な小物。クマさんの小物今日は写真なし。いっぱい有り過ぎてとりきれないから。クマさんの小物をクリックしてページをみてください。多才なプレゼンに息を呑みます。土の研究、焼成の研究、その深さと幅の広さ。備前屈指!!!東京から備前焼に引き寄せられて中央大学法学部を中退して岡山へ来たのが昭和43年。それから備前焼一筋に修行するのは世間の常識。クマさんは常識の中に居る人じゃなかった。全国各地窯場探訪の修行が6年!最後は沖縄、壷屋。思うところあって、いや悟るところあって備前へ!備前で4年、エピソードの山!(詳しく書いたら本3冊)一世代前の備前焼作家ならともかく、現代を生きる作家でこれだけのエピソードを持つ人を他に知らない。その集大成が上記のアドレス、クリックしてごらんください。うまくいかなかったらあながまの陶庵あながまの陶庵へ入って作家・商品名で駒形九磨で検索して欲しい。 幸せになれる。見所は練り込み土を使い手捻りで作られた後表面を削って練り込みを際だたせた手間の掛かった雰囲気のある作り。赤茶に良く焼き締まった練り込み土の土味の良い地肌に軽く緋襷が掛かり感動するばかりの味使い込むと練り込みが鮮やかになり肌も滑らかになり自分のものになります。(何にもないけどジーちゃん、これだけ残してくれた)と孫に言わせるのって人生の達人だとおもいません?こうしてクマさんは髭仙人になったのです。
2007.03.04
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やわらかなあまい焼け色でお客様のお手入れをお待ちします。中村和樹焼け色はあまいが、爺様からの窯、爺様の土。あまいのは色だけ、焼き締りようは半端じゃない。これが中村流の窯焚。お買い上げ頂いてから薬指の爪でそっと弾いてみて欲しい。こうやって確かめられるのは持ち主だけの特権。決して他人の焼物でやらないように。中村ファンも金重ファンもモノを見ただけで頭の中で澄んだ音色が響き渡る人たち。したがって人前で弾いたりは絶対しない。この音色と焼き色の関係については,孤高のひとがいる。その話はまたの機会にしましょう。和樹さん あともう少しで完成残された課題は口ずくり爺様なら秘伝をサラッと言ってのけられるとおもうけど????もういない。和樹さんも大変だ そんな事 百も承知のファンたちが口ずくりの完成を待っている。こんなプレッシャーを懸けたがるのもファン気質。より大きな完成を夢見るから。
2007.03.03
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備前焼 晃介先生は陶苑が下町なら山の手の住人金重晃介師は人間国宝金重陶陽師の三男、東京芸大彫刻科卒で大学院修了。東京男が備前焼に魅かれて備前焼作家になる人は多いが、備前男が東京に勉強に行く例もある晃介先生はひょうひょうとしている。ちかずきがたい印象を持つ人もいるだろうけれど、そんな人じゃない。先生は(ほんとに親しみやすい田舎の高校の先生の感じなのです)備前土と対話して、作陶する。静かな山の手で、土と対話する。先生にとって備前土は饒舌らしい。土と対話すると称する人は結構いるらしいが、対話している人はすくない。いや対話しているんだろうけれどその結果を作品に語らせる事の出来る人はすくない。晃介先生のぐい呑ぐい呑一つでその対話に加われる人があながまの陶庵のお客様の中には必ずいらっしゃると確信しています。
2007.03.02
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小川壮一(王子様の) 二杯目のコーヒーいかが?王子様のコーヒーカップ王子様のコーヒーカップ2月18日にブログに書いたらその日のうちに”お買い上げありがとうございました”“小川くん コーヒーカップなくなったで~”何時もニコニコの小川壮一さん 今日もコーヒータイムについての考察です。ソーサーは流星 (店長の解釈)カップは無機質の飛行物体 (店長の解釈)ブッ飛んでるコーヒーカップです。 (同じく店長の解釈)コーヒータイムに故郷の遠い星を思ってもいいじゃないの! ヤッパリこの人は星の王子様です。10年経たない間に圧倒的備前焼ファンが王子様、王子様と言うようになります。超モダンは古い備前焼のなかに隠れています。王子様が取り出してくれる日がきっと来ます。その日をコーヒーを飲みながら待つ 優雅な生活の仕方も大いにあります。そんな優雅な生活をアナタにプレゼントします。王子さまは土いじりがことのほかお気に入りで、毎日いそしんでおられます。陶工さんや作家さんと“ちがうなあ~”と思わせるのは真剣な顔で土に対するとき。土を見ている目の焦点が合っていません。王子様は土の向こうを見ているのです。故郷の星のあのコーヒーカップですよ!
2007.03.01
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