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Really incredible performance, Yasko Sato in the title role of Fujiwara Opera TOSCA and great tenor, Hiroaki Fueda as Cavaradossi at Tokyo Bunka kaikan hall 31st Jan. 2016.Photo:©Shevaibra, courtesy of the artists藤原歌劇団 トスカ ニュープロダクション Day22016年1月31日(日)14:00 東京文化会館 指揮:柴田真郁 演出:馬場紀雄 トスカ:佐藤康子 カヴァラドッシ:笛田博昭 スカルピア:須藤慎吾 アンジェロッティ:久保田 真澄堂 守:安東 玄人スポレッタ:澤崎 一了シャルローネ:田中 大揮看守:坂本 伸司牧童:時田 早弥香合唱:藤原歌劇団合唱部児童合唱:多摩ファミリーシンガーズ管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団***今日本で聴ける最高のトスカ!大感動!上野の東京文化会館は熱狂の渦でした。何と言っても主役の二人がすごかった。二人ともすごい声で広い会場中に響き渡りました。屈指の難役 カヴァラドッシを歌った笛田氏彼はこの役を歌うために生まれてきたと言っても過言ではない。美しく艶のある日本人離れしたパワーのある声で 全ての高音をチェストで完璧に決めた!並外れた精神力です。彼の声を聴く一秒一秒が幸せでした。本当にお疲れ様でした!そしてトスカ!彼女は以前藤原の蝶々夫人でステファーノ・セッコの相手役を務め 素晴らしかったのですが やはりトスカも素晴らしかったです。彼女のイタリア語があまりにもうまくて自然!第2幕はトスカがしゃべるシーンが多いのでもう~堪能できました!そこにトスカが生きてました~!スカルピアの須藤さんもはまり役でした。ノーブルな美しい声で圧倒的な表現力でした。演技もすごくて屈折したスカルピアの感情を表現していました。今回藤原本公演デビューとのことです。素晴らしいリリック・テノールの澤崎一了(かずあき)さん。スポレッタなのにめちゃすごい声量で輝かしい声。拍手とブラボーもすごくもらってました。シャルローネの田中大揮さんは藤原本公演 4回目だそうです。デビューはフィガロの結婚だったそうです。でかくて殺し屋の雰囲気でかっこよかったです。お疲れ様でした。端役に至るまで皆さんすごい声で圧巻でした!演出がすばらしかったです!ト書きどおりの伝統的演出はすべて尊重しつつ細かいところを全部いじっていました。さすがです!音楽はプッチーニの豊穣な音楽を体感できました!テンポはゆっくりめでした。***舞台は円形劇場のようなセット。幕が開くとそれぞれの場所に人物が立っているがすぐにはける。アンジェロッティ。でか声です。久保田 真澄さん、ワイルドに造形しています。かみてがわにマリア像。教会ではありません巨大な絵に覆いがかかっていますバスケット堂守の安東玄人さんが登場。鼻の頭を赤く塗っています。酒飲みなのです。足が悪く一段ずつ階段を下ります。Che fai?何してるんだい?カヴァラドッシがしもてから登場白いシャツ太いサッシュベルトこのカヴァラドッシは堂々と泰然としている。絵の覆いをはぐとたじろぐ堂守Dammi i colori! 絵の具をとってくれないか…いよいよです。Recondita armonia di bellezze diverse!♪妙なる調和最高音も完璧、マックスで歌う!すばらしい!!大拍手堂守が続けてぶつくさ言うので通常は堂守の歌のあと音がやんでからの拍手なんですが今日のお客さんは大興奮状態!歌が終わるや否や大拍手大ブラボーです!堂守がいなくなると誰かが来る 奥の格子の向こうから出てくる気づくカヴァラドッシ最初誰だかわからないアンジェロッティ!?マリオ~~~!アンジェロッティを再度隠れさせるカヴァラドッシ。ありがとう急いで!Son qui!今行くよ!このSon qui!、伸ばす伸ばす~~~しもてから入ってくるトスカ。Perché chiuso?なぜ鍵をかけたの?マリオはトスカに近づき後ろから抱きしめるマリア様の前よ花をマリア様に捧げるトスカ今晩別荘に行きましょう!うれしいでしょすごくねあらすっごく!そんな…歌いだすトスカすばらしい!行くよ!トスカは出て行くといいながら絵画に目を留めるアッタヴァンティすごいな。トスカとカヴァラドッシの二重唱、すごくパワフルですばらしい~出て行くトスカ 送っていくカヴァラドッシアンジェロッティはもう出てきている妹の兄への愛に気づき歌うカヴァラドッシ、本当にすばらしい!Scarpia?! スカルピアに激怒するカヴァラドッシまたこの歌唱がすばらしい!アンジェロッティと出て行くカヴァラドッシ。駆け込んでくる堂守あれいない?子供たちわらわらと入ってきてからワーと叫びだす。ボナパルトが負けたとの堂守の言葉をおとなたちは信じていないが子供たちは喜んでいるそこに入ってきた華麗ないでたちの男。頭部には貴族がかぶるような白いロール巻き巻きのウィッグ。警視総監スカルピアなんてことだね!スポレッタに探すように指示するスポレッタがまるで009のような髪型でくるんと片側だけカールしている。服装もどう見ても009っぽい!アニメキャラなのだ、まるで。このスポレッタも普通の造形と一味違うんですよ!彼は内心スカルピアを嫌ってたんじゃないかな~でも上司だし従っていたが心の中は葛藤があったのかも。シャルローネは一方不気味な男で、まるで殺し屋のような雰囲気を漂わせている。目つきが鋭い。スカルピア:大砲を打ったのは失敗だったスカルピアは扇子を手にするこの絵を描いたのは誰だ!?聖具保管係はつっかえながら言うカッ…カヴァラドッシ殿ですそこにトスカが。スカルピアはさっとマリア像の裏に隠れるスカルピアは嫉妬するトスカに扇子を見せてさらに疑念を煽るトスカは裏切りと思い込んで美しい模様のショールを床に激しく投げつけ、泣きながら倒れる。スカルピアが近づき、ショールを拾ってトスカの肩にかける。スカルピアは軽く体の線にふれようとして手を引っ込めるスカルピアはトスカに手を差し出し助け起こすトスカは手をとり立ち上がるしかしその手にキスはさせない。スカルピアの表情。今夜浮気はさせないわ!教会の中ですぞ神は許してくださるわ。私の涙を見れば。出て行くトスカ。見送るスカルピア。馬鹿にされたという屈辱感を味わいつつ残虐な野望に目が燃えているいつのまにか戻ってきたスポレッタにトスカを尾行するように指示するどこで合流しますかPalazzo Farnese! そんなあいだにどんどん人々が教会の中に入ってくるすごい人の数。いよいよテデウム。そのさなかにスカルピアは残忍な欲望の喜びに身を焦がしているL'uno al capestro, l'altra fra le mie bracciaあいつは絞首刑トスカは腕の中に…変態チックな激情と怒りの感情の噴出!すごい!大迫力のテデウム!すごい!圧倒される迫力。これでこそテ・デウムだ!第一幕了。大拍手。第二幕ファルネーゼ宮食事のテーブル 並んでいる食器や食べ物はどれも本格的な華美なもの。物書き机ろうそく。十字架円形の舞台が中央にある。かみての上は窓になっていて王宮側になっているそこに窓を開け閉めする人間が立っているシャルローネが出てきて酒を注ぎ足すシャルローネは口数の少ない男。スカルピアはここで自分の恋愛哲学を独白するシャルローネ:スポレッタが戻りました。スポレッタ(神様お助けを!)スポレッタはアンジェロッティを見つけられなかったことをどう言うべきか迷っているいらいらしたスカルピアは怒鳴りだす代わりに画家を連れてきましたカヴァラドッシがかみてから堂々と歩いてくる。カヴァラドッシは連行されるシーンはいっさいない。不当だ!知らないと言い張るカヴァラドッシスポレッタ:この男は笑ってました笑ってやるさ、ははは!スポレッタ、激するスカルピア:(二人に)ここは涙の場所ですぞスポレッタはお辞儀して去るDov'è Angelotti?トスカが来るトスカと抱擁するカヴァラドッシカヴァラドッシは黙っているように囁く二人の会話を邪魔するように裁判官が待ってるぞ!奥の扉が開いている二人は抱き合っているしばらくして堂々とカヴァラドッシは一人で歩いていく廷吏が近寄るが両手を掲げて拒否する扉が閉まる思わずトスカは後を追うシャルローネが扉の前に不気味に立っている。トスカに椅子をすすめるスカルピアカヴァラドッシは一人でしたか?一人でしたわ!おやおや。吐いたか?まだですトスカはあの部屋では裁判ではなく拷問が行われていることに気づくAhimè!やめてやめるんだ。シャルローネは全部ですか?全部だマリオ!黙ってるんだ!殺してしまうわ!スカルピアはトスカの動揺に大喜びし、手を叩くパチパチパチこんな悲劇を演じるトスカは初めて見ましたぞ!あまりにも変態チックなスカルピアにぞっとするシーン君が何を知ってるって言うんだ!スカルピアはむっとしてそいつを黙らせろ!スポレッタはかみての端に立ち、ぶつぶつと祈りのような戒めのような言葉をつぶやいているカヴァラドッシの叫び声。トスカは思わず言ってしまう井戸の中よアンジェロッティがそうよやめるんだ気絶しましたAssassino! 発音すばらしい!カヴァラドッシが血だらけの姿で連れてこられるカヴァラドッシは突き飛ばされ舞台中央に倒れるトスカがすぐにそばに行くあなたフローリア、君かしゃべってないな行け、スポレッタ井戸の中だ。スポレッタはすぐにきびすを返し出て行くマリオは怒るそこにシャルローネが負け戦の知らせを持ってくるマレンゴでメラスは敗走中ですVittoria! Vittoria! またまたすごい~~~!マリオは連れて行かれるスカルピアは食事の続きをいくらなの?Il prezzo!この発音がすばらしい~~~トスカはスカルピアの真の目的を知る女王に恩赦を申し出ようと出て行こうとするスカルピアは夜明けに刑を執行するので間に合わないことを示唆する太鼓の音死刑執行が近づいているVissi d'arte, vissi d'amore,すばらしい!トスカはついにスカルピアに降参するしかしスカルピアは露骨に体の代償を求めるそこにスポレッタアンジェロッティは自殺しましたそして?カヴァラドッシのほうは準備万端ですスカルピアはトスカにEbbene?トスカは軽くうなずく形だけの処刑をするよう目の前で指示しよういいか、パルミエーリ伯の時のように…わかったのか?スポレッタはパルミエーリ伯爵が見せかけの銃殺とだまされて銃殺されたのを知っているまたその同じことをするんだ…Sì. Come Palmieri.スポレッタが出て行き、トスカは通行証を求めるスカルピアは書き物机で書いているトスカはワインを飲みテーブルを見ているそこにあったナイフを目にする雷に打たれたようにトスカは決心する振り返ってスカルピアを見るトスカはナイフを手に取り握り締める背後からスカルピアが近づいてくるトスカはナイフを振り上げ胸に突き刺すスカルピアは中央まで行って人を呼ぼうとするここのトスカのせりふがものすごく真に迫ってうまい!トスカは再度心臓を突き刺すスカルピアは倒れるスカルピアは絶命する死んだわねもういいわÈ morto! Or gli perdono! すごすぎる迫力!トスカは急に恐ろしくなってナイフを落とす通行証を探す。書類を全部持っていくが…通行証がスカルピアの手に握られているのを見て書類を全部落とす。できるだけ近づかないようにしてスカルピアの手から通行証をもぎ取る。そして両手でろうそくを2本持ち、1本ずつ音楽に合わせてスカルピアの頭の両脇に置く。プッチーニはろうそくを置く音楽も書いたんだ!そして十字架をとりスカルピアの胸に置く。トスカは何事もなかったかのように静かに厳かに出て行く。第2幕了大喝采第3幕サンタンジェロ城の屋上牧童の声牢番命令書(死刑執行の?)を運んでくる男。この男は凶暴な男のようだ牢番は一方で信心深い優しい男カヴァラドッシが連行されてくるカヴァラドッシは指輪を外して、代わりに手紙を書かせてくれと頼む牢番は指輪を受け取らずそのまま席を外す。カヴァラドッシは机に座るが手紙を書こうとして激情がこみ上げ、机に突っ伏して泣くいよいよですE lucevan le stelleカヴァラドッシは立ち上がっていって歌うここまできても、このパワー、すごい!大拍手トスカが来る通行証を見せるO dolci maniすばらしい!愛の二重唱ここまできても二人のパワーは燃え上がるばかり!すばらしい!死刑執行の部隊が来る陰鬱な顔をしたスカルピアの手下銃を構えた兵隊たちスポレッタそしてさきほどの獰猛そうな男。銃声倒れるカヴァラドッシ倒れ方がものすごく真に迫ってる~倒れたカヴァラドッシを見に行こうとする男をおさえるスポレッタスポレッタはカヴァラドッシの死骸をしげしげと眺める死んだかどうか確認しているのだスポレッタは出て行こうとしてトスカのほうを振り返る本当に死んでいるとも知らずに哀れだ…と思っていたのかもしれないトスカが駆け寄るマリオ!ああ死んでる!スポレッタたちがスカルピアの死を知りやってくるO Scarpia, avanti a Dio!堂々と階段を上り、死に場所へ赴こうとするトスカなぜかスポレッタは同僚を押さえつけ行かせないスポレッタはトスカが自分で死に向かうのを許していたのだ。そのまま暗転トスカが飛び降りるシーンはない。とても印象的で鮮烈なラストでした!さすがです!大歓声大拍手観客の惜しみない拍手とブラボーがえんえんと続きました本当にお疲れさまでした。
2016年01月31日
ボーカルユニット、エレガントノーツDEBUT!教会コンサートシリーズ ルーテル東京教会(新大久保)ソプラノ 山田英津子 &男声カルテット エレガントノーツジョイントコンサート2016年2月24日(水)18:30開場 19:00開演アラフォーヴォーカルユニット、「エレガントノーツ」のデビュー公演メンバー:狩野賢一(バスバリトン)他ピアノ: 前田勝則協力出演: 郡司 博&レディースクワイア第1部: 日本の歌すてきな春に最上川舟歌箱根八里初恋落葉松第2部: 日本の合唱曲をみなさんとこの地球が美しい星であるために日本の四季メドレー第3部: 世界の名曲アヴェ・マリアG線上のアリアシンコペイテッド・クロック踊り明かそう他全自由席 3000円
2016年01月31日
昨夜はニールントとVogtの死の都があった。メディチ。見れるのかな?いつもダブルブッキングの悲劇だけは避けようと今後の注目公演リストを日付順に作成している。しかしあまりにも公演数が多いのでなかなか入力が間に合わない。まんがいち抜けていたらFBでお知らせいただけるとありがたいです~他力本願ですがぜひともよろしくお願いいたします。
2016年01月31日
みなとみらい 小ホール・オペラシリーズ気軽にオペレッタレハール/オペレッタ「メリー・ウィドウ」(全3幕・日本語上演)Franz Lehár/Operetta/The Merry Widow2016年4月9日(土)開演:14:002016年4月10日(日)開演:14:00横浜みなとみらいホール:小ホール1幕約50分 休憩15分 2幕約50分 休憩10分 3幕約25分 16時30分終演予定指揮:田島 亘祥演出・台本:今井 伸昭ピアノ:朴 令鈴振付:竹田 容子ハンナ:菊地 美奈(ソプラノ)ダニロ:池内 響(バリトン)ツェータ男爵:泉 良平(バリトン)ヴァランシエンヌ:高橋 維(ソプラノ)カミーユ:大川 信之(テノール)クロモウ:鶴川 勝也(バリトン)ニェーグシュ:志村 文彦(バス)カスカーダ:新津 耕平(テノール)サンブリオッシュ:野村 光洋(バリトン)オルガ:堀 万里絵(メゾソプラノ)ボグダノヴィッチ:畠山 茂(バス)シルヴィアーヌ:二見 麻衣子(ソプラノ)プラシコヴィア:福間 章子(メゾソプラノ)プリチッチ:須山 智文(バリトン)ダンサー:宮沢 磨由、宮本 楓合唱: コロ•ルナ制作: ルナノバ料金 全席指定 一般:5,000円
2016年01月30日
日本音楽コンクール 声楽部門 第2次予選2015年08月31日閲覧総数 3971日本音楽コンクール速報!閲覧総数 17912015年10月24日NHKニューイヤーオペラ20162016年01月03日閲覧総数 879天才作曲家、山田香さん新作オペラは「三銃士」!2014年09月04日閲覧総数 700新国立劇場オペラ研修所公演2014年12月23日閲覧総数 653詩人ヨナス・カウフマン真骨頂の「冬の旅」2015年06月01日閲覧総数 390日光金谷ホテル音楽祭2015 Part 12015年06月14日閲覧総数 360第59回 NHKニューイヤーオペラコンサート2015年10月12日閲覧総数 307留学まで秒読み!小堀勇介、久保山菜摘とジョイント コンサート2015年12月11日閲覧総数 2912016012920160128
2016年01月28日
Wiener Staatsoper ARABELLARichard StraussTERMINE26. Jan. 2016 | 19.00 29. Jan. 2016 | 19.00 01. Feb. 2016 | 19.00Cornelius Meister | DirigentSven-Eric Bechtolf | RegieRolf Glittenberg | BühneMarianne Glittenberg | Kostüme Wolfgang Bankl | Graf WaldnerAnja Harteros | ArabellaIleana Tonca | ZdenkaTomasz Konieczny | MandrykaMichael Schade | MatteoCarole Wilson | AdelaideNorbert Ernst | Graf ElemérManuel Walser | Graf DominikSorin Coliban | Graf LamoralHila Fahima | FiakermilliDonna Ellen | Eine KartenaufschlägerinMichael Wilder | WelkoDominik Rieger | DjuraDritan Luca | JanklGerhard Reiterer | ZimmerkellnerHiro Ijichi, Oleg Savran, Jens Musger | 3 Spielerあすからウィーンはアラベラの再演!これが実は見たかったのだよねえ~しょうがないのでクラシカジャパンで放送されたの(2012年5月)をじっくり見直しました~もちろん指揮はヴェルザー=メスト!エミリー・マギーもいいけど今回はアーニャ・ハルテロスなのでねえ~さぞ満員御礼なことでしょうね!この演出がすごくよくて芝居もみんなうますぎる最高!これぞウィーンという作品なんですよね!見れば見るほどトーマシュはマンドリカにぴったり!いや俳優だからそう見せているのでしょうけど細かすぎる芝居がすごい!
2016年01月25日
クラシック音楽館Eテレ日曜 午後9時~11時2月7日(日)放送<N響 第1823回 定期公演> 楽劇「サロメ」<演奏会形式>(R.シュトラウス) 管弦楽:NHK交響楽団テノール:キム・ベグリー(ヘロデ)メゾ・ソプラノ:ジェーン・ヘンシェル(ヘロディアス)ソプラノ:グン・ブリット・バークミン(サロメ)バス・バリトン:エギルス・シリンス(ヨカナーン)テノール:望月哲也(ナラボート)メゾ・ソプラノ:中島郁子(小姓)ほか指 揮:シャルル・デュトワ(2015年12月4日 NHKホール)
2016年01月24日
TETSU TAOSHITA THEATER COMPANY presentsOPERA『セヴィリアの理髪師の結婚』翻案・演出:田尾下哲/家田淳■日時:2016年4月9日(土)13:00〜/17:30〜■場所:JTアートホール アフェニス (虎ノ門駅より徒歩4分・溜池山王駅より徒歩5分) http://www.jti.co.jp/knowledge/arthall/access/index.html■チケット:2016年1月24日発売開始!前売り/4,500円 当日/5,000円 学生/3,500円(全席自由)■キャスト:フィガロ・・・・・・・・村松恒矢スザンナ・・・・・・・・今野沙知恵/田川聡美伯爵・・・・・・・・・・糸賀修平/町英和ロジーナ(伯爵夫人)・・澤村翔子ケルビーノ・・・・・・・青木エマ/加賀ひとみバルトロ・・・・・・・・山下浩司マルチェリーナ・・・・・林よう子バジリオ・・・・・・・・森雅史/升島唯博ピアノ・・・高田絢子■問合せ:figaro@noteweb.jp/03-6419-7302(ノート株式会社内)
2016年01月24日
雑談楽天ブログの上限文字数が変わった!5万文字まで!昨夜今後の予定表が2万文字まで入ってしまったのでおかしいと思っていたんだ!さすが楽天、やるときゃやる!なんとありがたい!!相当入るよ、5万文字って!オペラレビューを今までアクトごとに分けていたが、そんな必要もなくなる!!わ~い!***来週藤原のトスカありますよね!1月末は渡欧を画策していたのでスケジュールを入れないようにしていたのですが予定を前倒ししたのでトスカに行けることになりました~今回は私にとって、超ベストキャストといっても過言でない!わ~い!楽しみです。***私はUFOを信じているわけではないがUFOを信じている人って世の中にいますよね!そういう気持ちで読んでほしいんですけど私が劇場に行くと、どんなに混んでいても、けっこう隣が空いていることが多いのです。劇場は通常は2人で行くものだから?とも思うのですが最近殴られたように悟ったんですけどその席には音楽の神様が座っているんじゃないかって思うんだ。そういうときには必ずBESTパフォーマンスが聴けるのですよ~金曜はそこにローベルト・シューマンが座っていたんだ…***先週の日曜は、千葉に。その夜から爆弾低気圧が発生。翌日は雪でダイヤ乱れ。そして今週の金曜すぎて土曜から日本列島を大寒波が襲う。いや~ミラクルPOWERおそるべし。
2016年01月24日
<<<東京二期会サイトより転載>>>2016年01月06日のお知らせ【謹告】「山下浩司 バス・バリトン リサイタル」延期のお知らせ当初、2016年1月11日(月・祝)14時より開演を予定しておりました「山下浩司 バス・バリトン リサイタル」(マネジメント:公益財団法人東京二期会)は、山下浩司の体調不良に伴い、公演を延期させていただくこととなりました。延期公演の日程は、2016年5月19日(木)19時開演(18時30分開場)とさせていただきます。尚、お手元に本演奏会チケットをお持ちのお客様には、振替えまたは払戻し方法について別途ご案内させていただきます。公演を楽しみにしてくださった皆様には、大変ご迷惑をおかけしますことを深くお詫び申し上げます。何卒事情ご理解賜りますようお願い申し上げます。東京二期会
2016年01月24日
<<望月哲也氏出演コンサート情報>>NPO法人おんがくの共同作業場設立15周年記念〜音楽復興支援公演〜マーラー『千人の交響曲』2016/05/05(木祝)時間13:30ロビー開場 14:30開演会場東京芸術劇場コンサートホール入場料S4000 A3000指揮:ジェフリー・リンク管弦楽:ブルーメン・フィルハーモニー独唱:国光ともこ朴瑛実見角悠代増田弥生清水華澄望月哲也大井哲也青山貴
2016年01月23日
ICHI-OPERA第4回オペラ公演ラ・ボエーム(原語/日本語字幕予定)作曲:プッチーニ日時:2016/2/24(水)■時間:(昼公演)13:00~/(夜公演)19:00~開演■主催:いちおぺら(ICHI-OPERA)■協力:(公財)としまみらい文化財団■監修:坂本和彦(としま未来文化財団芸術監督)■演出協力:岩田達宗■指揮:苫米地英一※プロジェクションマッピング演出【キャスト】左:昼公演/右:夜公演ミミ 党静子/廣田美穂ロドルフォ 上本訓久/澤崎一了ムゼッタ 市村柾美/林田さつきマルチェッロ 党主税/大石洋史ショナール 藤澤龍弥/堀内丈弘コッリーネ 飛鳥井亮/田中大揮ベノア/アルチンドロ 中原和人■ピアニスト:下岡達朗チケット4000円(全自由席)1月~発売予定
2016年01月23日
大村博美、リカルド・タムラ、小森輝彦ヴェルディ、プッチーニを歌う2016/4/16(土) 18:00開演トッパンホール (東京 飯田橋) オペラコンサートソプラノ:大村博美バリトン小森輝彦テノール:リカルド・タムラピアノ:河原忠之ヴェルディ: 《ドン・カルロ》より二重唱〈まさしくあの方だ!~神よ、貴方が魂に〉/〈わが最後の日が来た〉ヴェルディ: 《オテロ》より二重唱〈もう夜も更けて〉/〈夜のことでした〉~復讐の二重唱〈大理石のような空にかけて誓う!〉/〈柳の歌〉ヴェルディ: 《イル・トロヴァトーレ》より三重唱〈私の心は嫉妬のために〉/〈君の微笑み〉/〈恋はバラ色の翼にのって〉/二重唱〈この涙をご覧下さい~助かるのだわ〉プッチーニ: 《マノン・レスコー》より〈こんな美しい女性は見たことがない〉/〈この柔らかなレースに包まれても〉プッチーニ: 《トスカ》より 〈星は光りぬ〉
2016年01月23日
Le voci2台ピアノによる『ワルキューレ』2016年 4月29日(祝・金) 14:30 開場 15:00開演 かつしかシンフォニーヒルズ モーツァルトホール ヴォータン 大塚博章 フリッカ 磯地美樹 ブリュンヒルデ 津山恵ジークムント 上本訓久 ジークリンデ 羽山弘子 フンディング 高橋雄一郎ゲルヒルデ:藤野沙優 オルトリンデ堀口加奈子 ヴァルトラウテ北村典子 シュヴェルトライテ栗田真帆ヘルムヴィーゲ薮田瑞穂 ジークルーネ梶沼美和子 グリムゲルデ石橋佳子 ロスヴァイセ久利生悦子指揮:安藤敬 ピアノ:中井裕司 ピアノ:鈴木架哉子 ティンバニ:田中覚全席自由 5,000円
2016年01月23日
エルヴィオ・ソーヌス 第6回演奏会ドヴォルザーク:「レクイエム」2016年 1/30[土]14:00 東京オペラシティ コンサートホール [出演]青木洋也(Cond)、澤江衣里(Sop)、布施奈緒子(Mez)、中嶋克彦(Ten)、与那城 敬(Bar)、エルヴィオ・ソーヌス(Cho)東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団お問い合わせ:エルヴィオ・ソーヌス事務局 03-3367-2451
2016年01月23日
Tetsuya Mochizuki, tenor gave a recital specialized in Schumann Lieder with the pianist Mariko Sano at Nippori sunny hall in Tokyo 22nd Jan. 2016.Photo:©Shevaibra, courtesy of the artists日本声楽家協会第96回 独演コンサート 望月哲也(テノール)2016年1月22日(金)19:00 日暮里サニーホール 望月哲也(テノール)佐野まり子 (ピアノ)R.シューマン作曲R. Schumann リーダークライス 作品24 Liederkreis. Op.24 リーダークライス 作品39 Liederkreis. Op.39 詩人の恋 作品48 Dichterliebe Op.48***いつも望月哲也さんの芸術活動を見て思うのは、天才だ!ということです。必ず新しいことを高い次元で挑戦します。彼は自分にそれを課しているのです。例えば、リーダークライスのOP39 はとんでもなく難しい作品です。難しいほど彼にとっては好餌のようです。レガートで歌いました。オペラと同じようにレガートで歌い、肺活量の大きさをあからさまではなく示していました。低い音から高い音まで、抜群の表現力で美しく歌います。詩人の恋は暗譜で間を一切空けずまるで一つの曲のように歌いました。オペラティックで独特の感情移入で歌い、爆発的発声や華麗なヴィヴラートのかかった高音もちりばめられ リートというよりまるでオペラのシーンのよう!ドイツ語の美しさは筆舌に尽くし難く、明瞭で聞き取れるアクセント。彼はシューマンを歌うために生まれてきたのか!とすら思ってしまいました。ぜひCD出してください。完売でしたが マエストロ河原もお見えになっていました。***Liederkreis, Op. 24, I. Morgens steh’ ich auf und frage毎朝起きると自分に訊ねるII. Es treibt mich hin, es treibt mich her私はいらだって歩き回る速い!お得意ですね。テンポのオン&オフIII. Ich wandelte unter den Bäumen木陰を歩いたらゆったりと語る。すばらしい!うっとりIV. Lieb’ Liebchen, leg’s Händchen aufs Herze meinいとしい人、君の手をV. Schöne Wiege meiner Leiden私の悲しみの美しいゆりかご歌詞が文頭韻を踏んでいるそしてDoch!Doch du drängst mich selbst von hinnen激しく強調さすが望月哲也最後に冒頭部分をリピートすばらしい~VI. Warte, warte, wilder Schiffsmann待て、荒々しい船乗りよWarte!とアクセント強調Ei, mein Lieb, warum just heuteオペラティックに歌う 恋人に歌いかけるようにDu brachst’st beides, Flamm’ und Tod.Tod(死)を鋭い高音!VII. Berg’ und Burgen schaun herunter山と城が見下ろしているすばらしい~ すてきな曲だ。Rings umglänzt von Sonnenschein.VIII. Anfangs wollt’ ich fast verzagenはじめから望みもなくAnfangs IX. Mit Myrten und Rosenミルテとバラを持ってMit Myrten und Rosen, lieblich und hold,Mit duft’gen Zypressen und Flittergold,高い音程 すばらしいDu süßes Lieb im fernen Land.拍手***日本語のトークはいっさいなく次の歌曲集に突入。さきほどのOP24はハイネの歌詞でまさに「詩的」で曲もロマンティックで美しく短い。哀切ながらも美しく愛らしい趣き。しかしOP39はアイヒェンドルフの詩で、非常に象徴的で、自分の見た幻影を詩にしていて何かを象徴しているのだがそこが謎に包まれている。曲調もがらっと思索的になる。これを望月哲也がどう歌うのか?興味津々であったが…I. In der Fremde異国にてWie bald, ach wie bald kommt die stille Zeit,da ruhe ich auch, und über mirレガート。音を伸ばす伸ばす。さきほどの明確な短さとがらっと変わる。歌い方さえ変えているのだ。II. Intermezzo間奏曲Dein Bildnis wunderselig.Mein Herz still in sich singet幸せそうに歌うIII. Waldesgespräch„Es ist schon spät, es ist schon kaltこの曲は魔女ローレライと男との対話形式になっている最初女性はしおらしく本性を隠している。しかし男性が正体を見破ると…恐ろしくなるEs ist schon spät, es ist schon kalt,二回目の spät を爆発的な発声で歌うIV. Die StilleEs weiss und rät es doch keiner軽やかに歌うV. Mondnacht月の夜Es war, als hätt’ der Himmelすばらしい!この曲もレガーーートで歌うすごくゆっくり歌うのですごい肺活量を使っているVI. Schöne Fremde美しい異郷Es rauschen die Wipfel und schauern,前半に高い音程あり前曲とがらっと変わって、情熱的に激しく歌う。VII. Auf einer Burg城の上でEingeschlafen auf der Lauerこれもおとぎ話のような一節重々しくゆっくり低い音程があるund die schöne Braut, die weinet.VIII. In der Fremde異郷にてIch hör’ die Bächlein rauschen,und ist doch so lange tot.激しく!IX. Wehmut哀愁Ich kann wohl manchmal singen,ゆっくり自問するように歌うX. Zwielicht黄昏Dämm’rung will die Flügel spreiten,ここの鹿のエピソードも非常に象徴的でメルヘンのようであるが現実にかけているんですよねhüte dich, sei wach und munter.非常に哲学的な世界に突入しているヘルマン・プライが唯一歌わずしゃべるように歌っていた部分、やはり望月氏もささやくように歌った!XI. Im Walde森でEs zog eine Hochzeit den Berg entlang,und mich schauert’s im Herzensgrunde.すばらしい!XII. Frühlingsnacht春の夜Überm Garten durch die Lüfteすばらしい!„Sie ist deine, sie ist dein!“大拍手!!ここで一言も発さず休憩へ第二部いよいよ詩人の恋、再び!これはもう暗譜。譜面台も楽譜もなく彼はピアノの横まで行ってみたり自由に歌うRobert Schumann / Heinrich HeineDichterliebe, Op. 481Im wunderschönen Monat Mai美しい五月に美しい2Aus meinen Tränen sprießen僕の涙から3Die Rose, die Lilie, die Taube, die Sonneバラ、ゆり、鳩、太陽テンポが速い!さすがの展開だ4Wenn ich in deine Augen seh'君の瞳を見つめる時すばらしい!もちろんこの歌詞はルネ・パーぺが歌ったときからハートにドキュンなんですよね!客の目を見てDoch wenn ich küsse deinen Mund,はないわ~~歌詞の効果を考えて歌ってるMundと発するときの歌い方、口の形がまたセクシーで困る。こういうのは天性のものなのか。so muß ich weinen bitterlich.5. Ich will meine Seele tauchen僕の魂をひたそうIn wunderbar süßer Stund’.6. Im Rhein, im heiligen Stromeラインの聖なる流れの重々しくDie Augen, die Lippen, die Wänglein,7. Ich grolle nicht僕は恨まない低い音から高い音にしだいにあがっていくとともに情熱も高まっていく。Ich sah, mein Lieb, wie sehr du elend bist.すばらしい!やっぱりオペラ歌手だ~激しく情熱的で8. Und wüßten’s die Blumen, die kleinenWie tief verwundet mein Herz,心の中にどんな深い傷があるかをあの小さな花が知ったならNur eine kennt meinen Schmerz;9. Das ist ein Flöten und Geigenあれはフルートとヴァイオリンすぐにこの曲に移る速い!Dazwischen schluchzen und stöhnen熱い!10. Hör’ ich das Liedchen klingenDas einst die Liebste sang,かつて愛する人が歌ったあの歌を聴くとゆっくり哀しく11. Ein Jüngling liebt ein Mädchenある若者が娘に恋をしたいたずらっぽく軽やかに冗談めかす12. Am leuchtenden Sommermorgen明るい夏の朝に夢を見ているのだ花々が話しかけてくる"Sei unsrer Schwester nicht böse,優しく「花の声」を表現する13. Ich hab’ im Traum geweinet僕は夢の中で泣いていた夢から覚める悲しい14. Allnächtlich im Traume seh’ ich dich毎晩夢で僕は君に出会いメロディアスすばらしいUnd’s Wort hab’ ich vergessen.印象的。15. Aus alten Märchen winkt es昔話の中からAh~~~~!すばらしい!Doch kommt die Morgensonne, Zerfließt’s wie eitel Schaum.ここで我に返る目が覚めるのだその表現が秀逸!16. Die alten, bösen Liederあの昔の嫌な歌すごい!Wißt ihr, warum der Sarg wohl So groß und schwer mag sein?音程を一気に上げる!すばらしい~ピアノの後奏が夢のように続くここ大好きです大拍手!!本当にすばらしいシューマンの世界。また聴きたいです。トーク:(メモを元に記述)望月哲也:僕はオペラを歌うことが多いのですが、リートやコンサート、宗教曲の演奏を積み重ねていくことで歌はうまくなっていくと思う。ドイツリートの歌唱もイタリアオペラの歌唱にいい影響を与えると信じてやっている。ウィーンに10年超えるが一年に何回かリートをリサイタルでやっている王子ホールでやってきたがしばらくお休みをして新しい企画をそのうち発表できると考えているので楽しみにしてください。シューマンはピアノが雄弁に語って歌のテクストとのアンサンブルがすばらしい。言葉をうまくしゃべって間違えたんですけど…(笑)今日は緊張しました。これからも続けていく。24番、39番、詩人の恋すべてシューマンは1840年に書いている。アイヒェンドルフの歌詞のOP39は書き始めたのが1840年でその後改稿しているこれらは皆短い時間に集中して書かれた。リートの時代私にとって価値がある。ありがとうございました。きょうは9+12+16計37曲歌ったのでアンコールは1曲で(笑)(そでに向かい、「佐野サーーーン!」と叫ぶ。)同じくシューマンの歌曲集「ミルテの花」からDu bist wie eine BlumeMyrten Op. 25 歌曲集『ミルテの花』 作品2524. Du bist wie eine Blume 君は花のようHeinrich Heine ハインリヒ・ハイネDu bist wie eine Blume So hold und schön und rein; Ich schau’ dich an, und Wehmut Schleicht mir ins Herz hinein. 印象的に終わるお疲れさまでした!
2016年01月22日
いずこも新シーズンが続々発表され、面白いのですが やはりラインナップだけ見ると面白そうなのが東フィル。 なにせオペラ尽くしなのだ! 金あるなあ〜! 今後はオケを勉強したいと思っているので。 パーヴォのN響と東フィルは注目ですね。 新国立劇場は、演目だけ見るとベタなのでワーグナー以外スルーかと思っていたが どっこい歌手がいいとこついてるんですよね〜! ピエトロ・スパニョーリ とか ジャンルカ・テラノヴァとカピタヌッチのコンビとか。 最も嬉しいのがウラジーミル・ストヤノフ。 ジョルダーノにミロノフ。 何気に毎回通いたくなるキャスティングなんですよ。
2016年01月21日
日本声楽家協会第96回 独演コンサート 望月哲也(テノール)2016年1月22日(金)19:00 日暮里サニーホール 望月哲也(テノール)佐野まり子 (ピアノ)予定曲R.シューマン作曲R. Schumann リーダークライス 作品24 Liederkreis. Op.24 リーダークライス 作品39 Liederkreis. Op.39 詩人の恋 作品48 Dichterliebe Op.48
2016年01月19日
ニューフィルハーモニーオーケストラ千葉 特別演奏会「ニューイヤーコンサート2016」 平成28年1月17日(土)14:00 千葉県文化会館 大ホール ( 1,787席)指揮:大井剛史 テノール:望月哲也 ニューフィルハーモニーオーケストラ千葉 曲目:ヨーゼフ・シュトラウス:ポルカ・マズルカ「燃える恋」ワルトトイフェル:ワルツ「女学生」レハール:喜歌劇「微笑の国」から“君こそわが心のすべて”J.シュトラウス:喜歌劇「ジプシー男爵」序曲 ポルカ「観光列車」ワルツ「芸術家の生涯」ほかテノール望月哲也氏歌唱曲★ヨーゼフ・シュトラウス:喜歌劇「ジプシー男爵」より♪すべてを名誉にかけて★レハール:喜歌劇「微笑の国」から♪君こそわが心のすべて Dein ist mein ganzes Herz★グノー歌劇「ファウスト」より♪この清らかな住まい★プッチーニ歌劇「ボエーム」より♪冷たき手を***ニューフィル千葉 ニューイヤーコンサートで千葉へ。ゲストソリスト望月哲也さんの生歌は3日のNHKニューイヤーオペラコンサート以来。今回驚いたのは常任指揮者 大井剛史氏の恐るべき才能。まーよくしゃべる。演奏時間より長い。計算されたボケで笑いを取る。内容はまるでウィーンフィルのニューイヤーコンサートを彷彿とさせるもので、実にうまい!ウィーン楽友協会に行って来たばかりなので、なんか錯覚するようなデジャヴュ感がある。だってヨーゼフやヨハン父子のお墓に行ってきたばかりなのだもの。これはやはり運命だ!WIENの夢の続き…。ありがとうございます!またあの街に行きたい!望月哲也さんの歌唱曲は彼の好きな選曲ばかりで非常に得した気分。ジプシー男爵以外はすべてよく知っている曲だが個人的に Dein ist mein ganzes Herz だけは初視聴でそれはそれは楽しみでした。このニューイヤーコンサートは奇しくも6年勤めた常任指揮者 大井剛史氏と30年勤めたコンマス本庄、篤子(ほんしょうあつこ)さんのラストコンサート。1ジプシー男爵序曲オーボエがめちゃうまい!そしてすぐに気づく。このオケはめちゃうまいぞ!2ワルツ「オーストリアの村つばめ」大井剛史さんは、「ヨーゼフ・シュトラウスがとても好き。理由は繊細だから。つばめはオーストリアの国鳥。チロル地方の趣きが入っている。鳥の鳴き声を水笛で表現。」3ヨハン・シュトラウス二世 喜歌劇「ジプシー男爵」より“すべてを名誉にかけて”Aus der Operette "Der Zigeunerbaron" (Johann Strauß):"Als flotter Geist...Ja, das alles auf Ehr" 望月哲也独唱Ja, das Alles auf Ehr,Das kann ich und noch mehr,Wenn man's kann ungefähr,Ist's nicht schwer - ist's nicht schwer!Ja- と伸ばす高音が美しい。大井「ポルカ →ワルツという曲」4ヨハン・シュトラウス二世 ポルカ「証券取引所から」大井「ゆっくりのフランス風ポルカこのタイトルに意味はない」5ヨーゼフ・シュトラウス ポルカ マズルカ「燃える恋」大井「マズルカはポーランドの三拍子でウィーン・フィル以外のオケでは難しい。6ヨハン・シュトラウス二世 狂乱のポルカ (Furioso-Polka)op.260大井「ポルカ シュネル 二拍子 ギャロップ風ポルカ。狂ったように演奏するので楽しみに。7レハール喜歌劇「微笑みの国」より“君こそわが心のすべて」Dein ist mein ganzes Herz 望月哲也独唱 これを楽しみにしておりました!想像していたとおりの甘い声で歌う。休憩時間もずっと余韻に浸っていました。ヨナス・カウフマンとも他のテノールとも違うやわらかい響き。実はこの曲、昨年の横浜のイヤーエンドガラでも歌っているはずなのです。休憩8スッペ喜歌劇「スペードの女王」序曲チェロのメロディ。フルートの二重奏指揮者がジャンプ!アンドリス・ネルソンスを思い出す。9ワルトトイフェル ワルツ「女学生」大井「ここからフランスの作曲家へ。「女学生」は誤訳。スペイン風味の華やかな曲。」10グノー歌劇「ファウスト」より“この清らかな住まい”Salut! demeure chaste et pure 望月哲也独唱感動〜!甘く美しい声がピッタリのアリア。歌い出し前の部分からやっていただいて嬉しい。宝石のような声。パワーも美しさも申し分ない。高音の伸ばしがパワフル。High Cもヒット。バレエ音楽フリネの踊り すごい!プッチーニ歌劇「ラ・ボエーム」より“冷たき手を” 望月哲也独唱Che gelida maninaSe la lasci riscaldar.…昨年のNHKニューイヤー他で歌唱これも十八番!屈指の難曲だがすごくよかった!とろけるほどの中間部の声の甘さにしびれる。トーク(メモを元に記述)指揮者の大井剛史氏と望月哲也さんは藝大の同級生とのこと。大井剛史「いつもニューイヤーで歌っていただきたかったのだが望月氏のスケジュールがなかった。今回は早く押さえにかかった(笑)というのもウィーンの曲目を集めたコンサートなのでぜひ出ていただきたかった。望月さんはウィーン国立音大に留学していた。ウィーンの正月の過ごし方をうかがいたい。」望月哲也「ウィーンフィルのニューイヤーコンサート、楽友協会の中で聴いたことはないが、同時間にその外で聞いた。年末年始のイベントはシュターツオーパー(ウィーン国立歌劇場)ではジルベスターと新年は必ず「こうもり」をやります。ウィーン交響楽団は最近大晦日と新年は3日連続で「第九」をやるんです。ヨーロッパでも日本の文化を逆輸入しているようです。」大井剛史「お正月はどうお過ごしになったのですか?」望月哲也「1月3日のNHKニューイヤーオペラコンサートに出演したので2日から(ゲネで)働いていて、だから元日はただ寝て過ごしました。(笑)」大井剛史「今後の活動は?IL DIVO でしたっけ?」望月哲也「いや。それはイケメンの方です。」大井剛史「イル・デブでしたっけ?」望月哲也「いや、デーヴです!」大井剛史「その他には?」望月哲也「3月に初台の新国立歌劇場で「サロメ」に出演する。12月のN響の「サロメ」でもナラボートをやりまして今度2月にテレビでも放送されますので、よかったら見てください。」大井剛史「サロメはリヒャルト・シュトラウス、ヨハン・シュトラウスとは何の関係もないシュトラウスですね。「サロメ」は新年にはふさわしくないおどろおどろしいオペラですが、ひとついいことは、2時間足らずで終わることですね。」(望月氏に花束贈呈)ヨハン・シュトラウス二世:ポルカ「観光列車」速いテンポ、警笛の音。大井剛史「そこまで前に出てやらなくても…」ヨハン・シュトラウス二世:ワルツ「芸術家の生涯」大井剛史「「芸術家の生活」といったほうが正しいのかもしれませんね。この曲をなぜ選んだかというと30年コンマスを勤めた本庄、篤子(ほんしょうあつこ)さんの最後のご出演ということでです。大井剛史「僕は退任は自分で決めた。クビになったわけではない(笑)6年半 大変化の中で過ごし、前よりはよくなっているのではと。その方向で努力していけました。山下一史さんは音楽監督として就任する。しかしニューイヤーは僕は40年後もやっているかもしれない。その時より美しくなっていたらいい。アンコール1.ヨハン・シュトラウス2世:ポルカ・シュネル「百発百中」(Freikugeln)作品326アンコール2.ヨハン・シュトラウス2世:ワルツ「美しく青きドナウ」An der schönen blauen Donau 1867年スペイン乗馬学校の練習もこの曲とラデツキーマーチで締めだった。アンコール3.ヨハン・シュトラウス1世:行進曲「ラデツキーマーチ」Radetzky-marsch、作品228 1848年ラデツキー将軍の肖像をシシイとフランツヨーゼフの住居の博物館(王宮)で見ました!最後に二曲はまさに「ニューイヤー」のお約束ですね!お疲れさまでした。
2016年01月17日
ワルキューレ 第1幕 狼のイメージを見るジークリンデ 狼は歩いている このプロダクションもプロジェクション・マッピング満載だが邪魔にならない品の良さだ。 きちんとノートゥンクもわかるようにある。しかし刺さっているのはトネリコの木ではなく、家の柱。 大きなダイニングテーブル 簡素な貧しい家。 迷い込んできた男。 彼も不思議な狼 の幻影を見る。ここでわかる。狼はWotanの仮の姿。彼らは常にWotanにWatchされているのだ。 展開は常にト書きどおりで安心できる。 ヴェントリスやはり素晴らしい声!胸が熱くなる。 しかしものすごい迫力を表現したのはフンディングのアイン・アンガー。 はまり役だ。凶暴で粗野な男。女は奴隷。 ジークリンデを威嚇 脅迫する。 第2幕 森 森の木立の中 Wotan ブリュンヒルデ フリッカ フリッカのシュスターまじ素晴らしい。 体も大きく、悪役がうま過ぎる! コニエチュニーのWotanにはすでに数日前のラインの黄金から魅せられっぱなしだ。 そこに生きているかのように自然で、彼の苦悩がナチュラルに伝わってくる。すごいアクター・シンガーです。 ジークムントを斃せ! 怒りと絶望にみなぎっているWotan。 しかし… 一方憑かれたように歩き続けるジークリンデ 眠るジークリンデ やってくる死の天使 ブリュンヒルデ。 彼女の誘いを拒否する ブリュンヒルデはうたれてジークムントを庇護すると約束する。しかし… フンディングがジークムントに打ちかかる Wotanがいつの間にか現れ、ジークムントの剣を制止する。フンディングはジークムントを刺す。 ここからすごい。Wotanはまるで魔術のように呟くだけでフンディングを殺す。フンディングは爆発で飛ばされたようにふわっと横っ飛びする。タイミングといい凄すぎる。めちゃかっこいい。 ここからのWotanは怒りではなく悲しみである。ジークムントの遺骸に屈み込み顔を近付ける。ここまでの悲しみはなかなか表現できない。究極の悲しみが表現される。 知的なコニエチュニーだからこそ表現できる慟哭!胸掴まれる。 第3幕 馬の群れ。 天馬ではない。翼がないからだ。等身大。 ワルキューレは男を殺すのが趣味らしい。殺される男たちはなぜか現代の服装。 最初に歌い出すキャロライン・ウェンボーンが凄すぎる!彼女は「ラインの黄金」でたくましいフライアだった。 ブリュンヒルデでもいいぐらいの声です。 ジークリンデを連れてくるブリュンヒルデ。 子供のことを聞き、生きる意欲がよみがえる。
2016年01月17日
2016 ザルツブルク 夏の音楽祭帰ってきたら郵便が届いてた。今年のザルツブルク夏祭目玉はヴェルザーメストのダナエの愛なんとユピテルはコニエチュニーさんなのだ~!それからバルトリのウエストサイドストーリー。これトニーがブレゲンツ音楽祭2013『魔笛』でタミーノだったNorman Reinhardt, Tony
2016年01月15日
2016年1月15日 180万アクセスを突破しました。いつもありがとうございます。
2016年01月15日
Wiener Staatsoper DIE WALKÜRERichard Wagner13. Jänner 201617:00-21:452 PausenAdam Fischer | DirigentSven-Eric Bechtolf | RegieRolf Glittenberg | BühneMarianne Glittenberg | KostümefettFilm (Momme Hinrichs und Torge Möller) | Video Christopher Ventris | SiegmundAin Anger | HundingTomasz Konieczny | WotanWaltraud Meier | SieglindeLinda Watson | BrünnhildeMichaela Schuster | FrickaCaroline Wenborne | GerhildeHyuna Ko | OrtlindeMargaret Plummer | WaltrauteCarole Wilson | SchwertleiteDonna Ellen | HelmwigeUlrike Helzel | SiegruneIlseyar Khayrullova | GrimgerdeIsabel Seebacher | Roßweißeこれほどの客の興奮を経験したことがあったろうか?Wotanが炎の中を歩き去ったとき音楽が終わったときウィーンの歌劇場にはとんでもない大喝采が沸きあがった。うおおおお!人々は咆哮し、何人かは通路に出てオケピに近づく大歓声。続くカーテンコール。Wotanが一人で姿を現した瞬間その興奮は最高潮に達した。何度も客の気のすむまで出演者が呼び戻されるうれしそうに破願するコニエチュニー。彼は若々しく雄雄しく、傷つきやすい青年のような新しいWotan像を作り出した。槍を使っての立ち回りがすごい!さすがもと俳優だけある。他の誰も真似できない圧倒的パフォーマンス。常に釘付けだった!マイヤーは1幕こそ100%ではなかったものの2幕以降覚醒!ワトソンは圧倒的でしかも美しい声ですばらしいブリュンヒルデWotanの娘というよりお母さんに見えるものの…そしてお目当てのヴェントリス、すばらしかった!!これぞまさにヘルデン!という輝かしい強靭な高音。見た目もかっこよくまさにジークムント!フンディングのアンガー、まさにはまり役!剣呑な恐ろしい声で圧倒。女性がいつもすばらしいシュスター以外は磐石のベテラン陣男性陣が今最も旬の三人という組み合わせで非常にバランスもよくて楽しめた。舞台がまさに生きていた。一瞬も退屈しないワルキューレだった!舞台は美しく、演出もすばらしい。アダム・フィッシャーの熟達の棒と圧倒的ウィーン国立歌劇場オケの力コンマスはライナー・ホーネックまた今夜も二度と経験できない至福の夜となったのだった。
2016年01月13日
Wiener StaatsoperUN BALLO IN MASCHERAGiuseppe Verdi12. Jänner 201619:00-22:00Jesús López Cobos | DirigentGianfranco de Bosio | RegieEmanuele Luzzati | BühnenbildSantuzza Calì | Kostüme Ramón Vargas | Gustaf III., König von SchwedenGeorge Petean | Graf René AnkarströmKristin Lewis | Amelia, seine GattinMonika Bohinec | Ulrica, Arvedson, WahrsagerinMaria Nazarova | OscarManuel Walser | ChristianAlexandru Moisiuc | Graf HornDan Paul Dumitrescu | Graf WartingBenedikt Kobel | Ein RichterBenedikt Kobel | DienerIm RepertoireUN BALLO IN MASCHERA |Giuseppe Verdi15., 18. Jänner 2016; 19., 23., 26., 29. April 2016***やはりヴェルディを聞くとオペラって楽しい!と興奮してしまう。今回のプレミア、初日の興奮をレナート(アンカーストロム)役、(キーンリーサイドの代役だった?)ペテアンはこう述べている。「昨夜は忘れられない日になった。 僕は人生で最高の Eri tu を歌った。 みんなもすごかった!」ほんとにおめでとうございます!来日したローマ歌劇場のシモン役で魅了されたペテアン本当にすばらしい歌手です!Eri tu を歌い終わった瞬間、後奏が続いているにもかかわらず、観客は待ちきれず大拍手!またもうひとり特筆すべき歌手を発見。オスカル役のMaria Nazarova多分身長は150センチぐらいじゃないかと思うぐらい小さいのだがものすごく強靭な声でオスカルの高い声のコロラトゥーラを圧倒的パワーで披露。演技も姿も愛らしく微笑ましく客の圧倒的な喝采を浴びていた。リッカルド(グスターボ)のラモン・ヴァルガスはノセダ指揮のトリノ歌劇場来日公演に続き聴くのは2回目だが、きょうは掛け値なしに絶好調!世界で最高レベルの甘い美声で惜しげもなく高音も披露高音はすべてヒットしさすがのベテランの技だった。クリスティン・ルイスも強靭な硬質の声を持っているのでやわらかいヴァルガスとは対象的。こちらもすばらしいパフォーマンスだった。とにかく高音のパワーがものすごい。客も大喝采だった。指揮は東京二期会のトリスタンも振る予定の巨匠、ヘスス・ロペス・コボス最高のヴェルディを聞いた。やはりこの軽快でリズミカルなテンポがヴェルディの魅力。重唱や重唱+合唱のシーンはすべてめちゃ感動的でこの目と耳が信じられないほどだった。演出は歌唱を邪魔しない伝統スタイルで衣装がクラシックで美しく、そこも楽しめる。最高の仮面舞踏会だった!歌劇場オケのコンマスは女性だった。ウルリカ役のMonika Bohinecも強靭なメゾで、とても高く美しい声。どすこいタイプではない。ウルリカのイメージよりは美しい歌唱で私は好きだった。この舞台を鑑賞できた幸せに感謝いたします。
2016年01月12日
Wiener StaatsoperFIDELIOLudwig van Beethoven11. Jänner 201619:30-22:15Peter Schneider | DirigentOtto Schenk | RegieGünther Schneider Siemssen | Bühne nach Entwürfen vonLeo Bei | Kostüme Evgeny Nikitin | Don PizarroKlaus Florian Vogt | FlorestanAnja Kampe | LeonoreStephen Milling | RoccoBoaz Daniel | Don FernandoValentina Naforniţa | MarzellineJörg Schneider | JaquinoDritan Luca | 1. GefangenerHiro Ijichi | 2. Gefangener***この役をニキーチンがウィーン国立歌劇場で歌うのは初めて。7日の演奏はアンガーがピツァロだったのでほんとに11日のきょうがウィーンでは初めて。そのような機会に立ち会えてやや感無量である。オットー・シェンク演出のフィデリオは前々回にウィーン国立歌劇場が日本に来たときの演目で、横浜の神奈川県民ホールで小澤さんの指揮で上演された。やはり今日もそのときと同じようにレオノーレ三番が2幕の場面転換の時に演奏され、圧倒的だった!本当にマックスでオケが音を出してクライマックスに突入したときには涙が出るほど感動した。この身の僥倖に感謝したい。指揮のペーター・シュナイダーは相当な老人ではあるが指揮ぶりはまったく衰えていない。オケピのコンマス、きょうはライナー・ホーネック。ただひとつ、オケピの中のホルンがきょうコケまくっているシーンが多かったのが残念。ホルンがやらかすと回りの客が失望のため息や吐息を発するのが、さすがウィーンのお客さんは厳しい!と感じられた。オケは第一と第二Vio が対向配置。第二ヴァイオリンの奥にヴィオラ、トロンボーン私の側のかみて側は前半は演奏していないことが多くベートーベンが弦をフルに使うとこと使わないところのこだわりを持っていたことがわかる。逆に第一ヴァイオリンの奥に木管、ホルン。歌手はやはり第二幕冒頭から登場したクラウス・フロリアン・フォークトが段違いのパフォーマンス!声のサイズがすごい!声だけでなぜか圧を感じる。圧倒的な声の輝かしさ、美しさもそのままで数年前と少しも変わっていない。彼のフロレスタンは生で聴くのは初めて。神々しくひたむきに歌う姿。本当にすばらしい!ロッコのミリングは初めて生で聴いたがやはり磐石のバスで、このフィデリオにちゃんと重みを与えている。ピツァロのニキーチンは大変な美声のバスバリトン。この役はシュトルックマンのように声に凶暴なほどの迫力が必要なのでややイメージの違うピツァロなのかもしれないが、私としては大満足。彼はけして汚く歌わないので。カンペはやはりフォークトの次に圧倒的にすばらしく、演技も必死なレオノーレを表現し、姿が愛らしいので個人的には大ファン。カンペとフォークトのコンビは数年前のバイエルン国立歌劇場でのワルキューレのジークムント・ジークリンデコンビ以来。やはりこの2人のトップスターがいるとああ、ウィーンにいるんだ!という気になる。ドンフェルナンド、昨夜のドンナーに続き連日登場のボアズ・ダニエル。ノーブルで美しい声ですばらしかった!ドンフェルナンドの声にはやはり気品が必要なのでとてもよかった!美女ナフォルニタもマルツェリーネで健闘。アンサンブルは本当にすばらしく酔いました。チェロのピチカートすばらしい!
2016年01月11日
WIENER PHILHARMONIKER 日, 10. 1月 201611.00ウイーン, オーストリア 楽友協会, 大ホールCONDUCTORアンドリス ネルソンスORCHESTRAWiener PhilharmonikerCLARINETAndreas OttensamerCLARINETダニエル オッテンザマーCLARINETエルンスト オッテンザマーアンドリス ネルソンスプログラムヨーゼフ ハイドンSymphonie B-Dur, Hob. I:102 Iván ErödTripelkonzert für drei Klarinetten und Orchester, Opus 92 ルードヴィッヒ・ファン ベートーヴェンSymphony No. 3 in E flat major, op. 55 (“Eroica”)Andreas Ottensamerダニエル オッテンザマーエルンスト オッテンザマーErnst Ottensamer ***楽友協会ムジークフェラインに初めて足を踏み入れた。ウィーンフィルの本拠地で世界の音楽愛好家の聖地だ。当然チケットは立見席以外は手に入れられず果敢に立ち見にチャレンジ!スーパースターアンドリス ネルソンスの登場にボックスオフィスに寒い中並んだが、当然当日売りは一枚もなく。しかし驚くなかれウィーンでは立ち見が1階平土間の正面に設置されているところが多くシュターツオーパーもそうなのだが鑑賞には最高の位置なのだ。なにごとも体験しないとわからないものですね。現地で勉強している日本の学生さんも並んでいらっしゃいました。ネルソンスのハイドン すばらしい!ベートーベンのエロイカ、わくわくどきどきコンマスはライナー・ホーネック。オケがひな壇に並んでいてバイオリンは指揮者の一段下にまでいて、まさにひしめき合っている。ニューイヤーコンサートでもおなじみの美しい天井画や黄金の女神像が並ぶさまがまるで夢の続きを見ているかのようだ。キンキラキンの内装でどこかルートヴィヒ二世の趣味(悪趣味)にも通じるところがある印象。エロイカ第一楽章がすばらしすぎる!第二楽章 カンジョ楽章第三楽章 パワーとスピード第四楽章はまたまた長い!オッテンザマー父子のクラリネット3人の新作披露にウィーンの観客は熱狂。アンコールはクラリネットだけでコパカバーナ。粋だ!
2016年01月10日
Philippe EntremontDas Wiener KonzerthausWiener KammerOrchester / EntremontSamstag 9 Jänner 2016 15:30 UhrMozart-SaalVeranstaltung hat bereits stattgefundenINTERPRETENWiener KammerOrchester, KammerorchesterPhilippe Entremont, Klavier, DirigentPROGRAMMWolfgang Amadeus MozartSymphonie C-Dur K 189k (1774)Konzert für Klavier und Orchester A-Dur K 385p (1782)***Peter Iljitsch TschaikowskyStreichsextett d-moll op. 70 «Souvenir de Florence» (Bearbeitung für Streichorchester) (1890-1892)ZYKLUSMatineen des Wiener KammerOrchesters AVERANSTALTERモーツアルトのすばらしさを体感する1曲目チャイコは第二楽章の美しさ、ソリストの甘いかけあいに感動!
2016年01月10日
Das Wiener KonzerthausOlga Peretyatko«Via Rossini»Samstag 9 Jänner 2016 19:30 – ca. 21:30 UhrGroßer SaalAccademia BizantinaOlga Peretyatko, SopranOttavio Dantone, DirigentAlles Rossini! 名花 オルガ・ペレチャツコのリサイタル。ウィーンのコンツェルトハウスにて。広い会場はほぼ満員。コロラトゥーラの妙技を堂々と披露した。何より驚いたのは彼女のドイツ語。ドイツ語圏の方ではないはずだが流暢にマイクを使って曲目紹介などこなすジョークまで言ってる。なかなかまねができないですよね!このようなクレバーな方でないとイタリアやドイツ、オーストリアで活躍することはできないのでしょう。最後の曲、マチルデ・ド・シャブラン で 最後の最後にHigh E を2箇所で披露。アジリタもものすごい。大喝采。ロッシーニ尽くしはなかなか通好みのプログラミングだったが。最後の曲はセヴィリアのロジーナのアリア。これはメゾのための曲だがHigh D ぐらいまではあげていた。有名曲なので客も盛り上がった。前半はHigh C以上のEといった音を披露する事はなかった。声にパワーがあり表現力がある。今後も役が進化していきそうな名歌手である。夫君は有名な指揮者ミケーレ・マリオッティだが今夜の指揮者はオッターヴィオ・ダントーネ氏。懐が深いウィーンの音楽世界Part 2だった。本日の前半は同じくコンツェルトハウスでウィーンカンマーオーケスターのすばらしいコンサートを体験した。これがまた至福の時だった!
2016年01月10日
Wiener StaatsoperDAS RHEINGOLDRichard Wagner10. Jänner 201619:00-21:30|keine PauseRing-ZyklusAdam Fischer | DirigentSven-Eric Bechtolf | RegieRolf Glittenberg | BühneMarianne Glittenberg | KostümeFriedrich Zorn | Video Tomasz Konieczny | WotanNorbert Ernst | LogeMichaela Schuster | FrickaAnna Larsson | ErdaJochen Schmeckenbecher | AlberichBoaz Daniel | DonnerJason Bridges | FrohHerwig Pecoraro | MimeAin Anger | FasoltSorin Coliban | FafnerCaroline Wenborne | FreiaAndrea Carroll | WoglindeRachel Frenkel | WellgundeZoryana Kushpler | Flosshilde超大興奮すごかった!コニエチュニーのWotanほんとにすばらしい!元は俳優というだけあって舞台で演技するのが自然で見ていてすごくリアル。目が離せません。しかもオーラが出まくっており、若い魅力にあふれたWotanですごくかっこいい~最後の見せ場の独唱で声を最大に出す!いやさすがです。歌手も演奏も演出もすべてが世界最高レベルのパフォーマンス!客の興奮ぶりも半端ないっす!
2016年01月10日
Wiener StaatsoperIL BARBIERE DI SIVIGLIAGioachino RossiniJean-Christophe Spinosi | DirigentGünther Rennert | InszenierungskonzeptRichard Bletschacher | RegieAlfred Siercke | Ausstattung Antonino Siragusa | Graf AlmavivaWolfgang Bankl | BartoloAdriana Kučerová | RosinaChristopher Maltman | FigaroJongmin Park | BasilioManuel Walser | FiorelloFlorian Tomaschitz | AmbrogioCarole Wilson | Marcellina (Berta)Oleg Zalytskiy | Offizier***ついに夢の街ウィーンに足を踏み入れた!なんて素敵な街だろう。美しい優美な伝統をそのまま残しているふわっとした街に感じられる。どこにもない甘やかさが感じられる単なる印象ですけど。NYともミュンヘンともザルツブルクとも違う街!ワクドキです昨夜はシラグーザのセヴィリアの理髪師劇場もすばらしい!馬蹄形で大きすぎず小さすぎず、歌手にはComfortable だろう!ヴォルフガング・バンクルがすばらしすぎてびっくり!演技がおもしろく笑いとりまくり。もちろんシラグーザさんもヘディングしたりギターを自ら弾いたり大活躍!彼がギターを弾いてるときはウィーンフィルのメンバーがじっと見入っているのがおもしろい。ロジーナ役の若手は大健闘!そしてなによりなにより!ウィーンフィルのメンバーがオケに!すばらしすぎる~すべての音が宝石コンマスはフォルクハルト・シュトイデでその隣席にも重鎮が。指揮はジャンクリストフ・スピノージ。立見席の大喝采を浴びていた。平土間はフルロングドレスで肩を出しているセレブリティらしき女性がずらり。もちろんコートは毛皮のロング。なにもかもが美しい夢のような空間です。
2016年01月09日
Capriccio Op. 85: Sonett: Kein Andres, das mir so im Herzen loht (Flamand)
2016年01月04日
第59回 NHKニューイヤーオペラコンサート 平成28年1月3日(日)NHKホールソプラノ]安藤赴美子小川里美佐藤康子砂川涼子中嶋彰子森麻季嘉目真木子メゾ・ソプラノ]加藤のぞみ加納悦子清水華澄林美智子カウンター・テナー]藤木大地テノール]櫻田亮西村悟福井敬村上敏明望月哲也与儀巧バリトン上江隼人久保和範黒田博高田智宏バ ス:妻屋秀和ゲスト首藤康之、中村恩恵(舞踊家)オルガン]鈴木優人フルート]上野星矢新国立劇場合唱団、二期会合唱団、藤原歌劇団合唱部東京フィルハーモニー交響楽団指揮]山田和樹司会]石丸幹二、高橋美鈴アナ没後400年 シェイクスピア作品にちなんだ歌劇の名アリア》グノー/歌劇「ロメオとジュリエット」から「私は夢に生きたい」ヴェルディ/歌劇「オテロ」から「アヴェ・マリア」《初演から200年》ロッシーニ/歌劇「セビリアの理髪師」ハイライト ほか***終了〜はーすばらしかった。山田和樹氏が初登場。それも嬉しかった。エンターテイメント性が強いとはいえそこはオペラの紅白歌合戦、尋常ではない緊張感が漂う。とにかく無事に終わってホッとしました。高いレベルの芸術性よりテレビ的エンターテイメントに徹した番組ですが、オペラ歌手がこの緊張感の中で120%本気で歌うのだからやはり生視聴が醍醐味ですね。藤木大地さん席がパイプオルガンの真下だったので見えなかったのですが天使の声かと思いました!なんか今までの自分の鑑賞歴を振り返るようなシーンばっかりでデジャブ感に捉われる。首藤さんが登場したのもそうだし。彼にはまってたのは2003年頃砂川さんのアヴェ・マリア強烈!さすがのディーヴァでした。森 小川 ときて砂川美女三連発で盛り上げましたね。小川さん やはり強烈なレディマクベス 見事だった!清水華澄さんのエボリもものすごかった!さすがでした。与儀さんの強烈なリリコスピントの美声 すばらしかった。パヴァロッティにそっくりな歌い方と声 刺さるような強靭な高音 すばらしかった。望月さんの選曲はモーツァルトに回帰しウナウラーモローザ"Un'aura amorosa" - Cosi fan tutte「愛の息吹は」素晴らしかった!びわ湖ホールのコジで聴いた軍服で歌っていた驚異の早着替え。原点回帰桜田さんのコンテ まさにロッシーニの声だった。しかし抜粋だったので残念。テレビ的にはしょらざるを得ないのですよね。黒田博さんは生き生きとフィガロを演じていた。やはり二枚目です。高田さん美声のジョヴァンニだった。安藤赴美子さんのヴィオレッタ すばらしかった~はまっていた。佐藤康子さんのトスカもすばらしかった!
2016年01月03日
BREGENZ FESTIVAL 2013DAVID POUNTNEY’S ‘MAGIC FLUTE’Bregenz Festival, Opera on the LakeWiener Symphoniker and Prager Philharmonischer ChorConductor: Patrick SummersDirector: David PountneyStage Designer: Johan EngelsCostume Designer: Marie-Jeanne LeccaStunt and Action Choreographer: Ran Arthur BraunPuppetry: Blind Summit TheatreLighting Designer: Fabrice KebourCastAlfred Reiter Norman ReinhardtBernarda BobroMartin Kochブレゲンツ音楽祭2013『魔笛』パウントニー演出ウィーン響すごくおもしろかった~~すごく工夫していて仕掛け満載!ファンタジックでメルヘンで魔笛にぴったり!これは演出、装置 ブラヴォーですね驚きとワクワク感に満ちている。これでもかと全シーン驚きのオンパレード。演出はデヴィッド・パウントニー。読み替えもありました。さすが!楽し過ぎる~ブレゲンツフェスに行きたくなっちゃいますね。お正月に見るにはぴったりの作品。タミーノのノーマン・ラインハルトがパワプルな歌唱で秀逸。背が高くイケメンでまさに王子!ザラスト:アルフレート・ライター夜の女王:アナ・ドゥルロフスキタミーノ:ノーマン・ラインハルトパミーナ:ベルナルダ・ボブロパパゲーノ:ダニエル・シュムッツハルト指揮:パトリック・サマーズ
2016年01月02日
皆さまあけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。うちの大晦日はいつもと同じ、年越しトランプ大会でヒートアップでいつもカウントダウンを誰も見ていない今年はレートも上がりました(笑旧年中は初めて娘がいないクリスマスの夜ですごく淋しく感じていたのが新しいことでしょうか。そんな中パーヴォの第九、TV放送で確認しましたがやはりすばらしいですね!すごいスーパースターをN響は抱えたものです。なるべく在任中に見に行きたいです。この熱狂とこのテンポを作り出すのはさすがこうでないとベートーベンではない。ちょっと気がふれたように熱情的でないとね。藤原のトスカと仮面の特集TV番組すばらしかった~とくにアメーリアが瞠目でしたね 山口さん今度機会があったらぜひ年を越してからの中継 シャーガーの第九もすばらしい!やはり東フィル行きたかったなあ。
2016年01月01日
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