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2009.06.28
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カテゴリ: ドラマ系の感想
『関白を叱る』

内容
兼続(妻夫木聡)をどうしても自分の家臣にしたい天下人・秀吉(笹野高史)。
景勝(北村一輝)と兼続は、大坂城の黄金の茶室に呼ばれる。
そして、、諸将が見守る中、砂金の山を積み上げる秀吉。
しかし、景勝は“我があるじは、景勝をおいてほかにはない”と言い切り、
秀吉の誘いを拒むのだった。太刀を首に突きつけた秀吉であったが。。。
北政所(富司純子)の取りなしにより、事なきを得るのだった。
が、その覚悟に、秀吉にとって兼続の評価は、うなぎ上り!!
でもあきらめざるをえない状態に。

その後、宿所に戻った兼続は、家臣の志駄(信太昌之)が、
何かを燃やそうとしているのを見かける。上杉も家紋の箱!?
気になり辞めさせると、その中には、景勝の遺言があった。
死ぬようなことがあった場合、たとえ、上杉が滅ぶことがあっても、
上杉の義を天下に知らしめるため、秀吉と一戦をせよと。

“義を貫くべし”

主・景勝の自分への思いを知り、感動をする兼続であった。


帰国が迫る中、三成(小栗旬)から、初音(長澤まさみ)が無事と聞かされ
安心する、兼続。


敬称略




また、やっちゃいましたね(苦笑)

もう、そのヒトコトに尽きる感じだ。


えっと。
今回のメインは、

秀吉の誘惑を毅然と拒否するお話
そして、、景勝の覚悟を知るお話。。。

であったはず。。。。なのである。

が!!!!!

そのメインを、テキトーに終わらせちゃっただけでなく

秀吉、利休、三成、お涼。。。。。と。

なんだか。。。。。
見送るキャラ、、、キャラ、、、全て、、“初音状態

秀吉はともかくとして、、、
お涼も“お世話係”だから、仕方ないとして。

もう、、いったい。。。なんのために、入れているの???


確かに、“後始末”には、必要だろうが、
こう言うことをするから、違和感が倍増するのである。

三成。。。前回くらいの助言ならまだしも。。。。わざわざ。。。

利休なんて。。。。なんのためやねん!!
そこに、景勝がいるなら分かるけど。。。。。

上方で評判が上がったというのであるならば、
それを先に表現してから、利休でしょ?


景勝、兼続をあごで使う、、、母上様は。。。okなので。

もうちょっと、無駄を描くなら描くで、
流れだけは、シッカリして欲しかったモノだ。


別にね。
ホームドラマ路線で描こうが、、そういうのは、もういいです。
“そういうやり方”というのもあるでしょうし。
戦をあまり見せずに、進んでいく物語なのだから
気にしません。

でもね。

そういうのと、無駄というか、無理矢理キャラを登場させるのとは
全く違うこと。

例えば、
三成から手紙を受け取っているだけで十分なのだ。
だって、秀吉のことさえ、なにも関係ない状態なのである。
それに手紙ならば、越後に戻ったときに
“火種”にもなり、ホームドラマとしても使えたはず。

これは、いきなりの利休も同じ。。。。それこそ、お涼から話を聞けば十分。


軽くても良いから、必要のないことや無理だけはやめて欲しいモノである

ホントなら、
景勝&兼続vs秀吉

家康vs秀吉

で、対比できて、きっと、面白いお話のハズなのにね。。。。


秀吉『されどあやつめ。あの目じゃ。まっすぐな目。
  覚悟があった。
  首に刃を当てられようと、いささかも動じぬ
  初めてじゃ、あんな目。
  ますます欲しゅうなったワイ

の、北政所とのやりとりも含めて、
笹野高史さんは、ホント素晴らしいのに。。。。




実際のところ。。関白を叱っているようにも見えません!!
イヤ、、北政所は、叱っていたけど。。。。
もしも、それがメインなら、

それをもっと、描かなきゃダメだったんじゃ??
それさえも、テキトーだし。。。。


もうヒトコト言わせてもらえば。
公式HPの『あらすじ』は、、、なに???

今回のお話を。
どこをどう見れば、そういう『あらすじ』になるのかを、
教えてもらいたいモノだ。

どうせ、そういうお話だったのが、変化しちゃったんだろうけど。。。
意味不明である


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Last updated  2009.06.28 20:29:34


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