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秋田港で撮影した豪華客船「クイーンエリザベス(Queen Elizabeth)」外航船につき、船には近づけないので、ポートタワーセリオンの方から眺めてみました わき見運転(?)で、道路もノロノロ気味。 JRの「クルーズ号」のほうは、発車までだいぶ時間があるのでお暇そう。秋田市内に観光に出かけていた船客の方々を乗せて到着したわけですが、出港時間が近いので、この列車に乗車するのは「びゅう」のパックで秋田駅に帰る見物客だけです。 コンテナ地区にあるクレーンとのコラボ。こう見ると、大きな港に見える(笑) 船籍港はハミルトン(英領バミューダの首都)。でもそこに戻ることってあるんでしょうかね? 排気を上げ始めました。出港準備がそろそろ万端のようです。 ターミナルの前を歩いていたら、記念バッジが余ったというので頂戴しましたいい記念になりますおっ、タラップが上げられたので、見物客も船の近くまで近づくことができるようになったようですね行ってみましょう デカいですね~大きさは、何度か見ている「ダイヤモンドプリンセス」とほぼ同等で、「MSCスプレンディダ」より(これでも)若干小ぶりなのですが、歴史ある大西洋横断航路の塗装を受け継いだ、白とネイビーのツートンカラーが、「女王」たる貫録をみせております。 国指定無形民俗文化財「西馬音内盆踊り」でお見送りです。今度はじっくり見に来てくださいね~ 皆さんデッキに出て、盆踊りを観賞されていますね いつの間にか、船は動き出しました。(大きすぎるので動き出しが全然わからなかった)次の寄港地は金沢港とのこと! 歓送の昼花火が打ちあがりました昼花火は煙に色が付けられているのですが、よく見ると、夜用の花火も打ちあがったみたい??ちなみに、夜の出港だと、そこいらの花火大会顔負けに、ド派手に打ちあがります※花火は毎回あるわけではありません 水先案内人を乗せると思われるタグボートが並走します。 名残惜しそうに、離れ行く船を眺める人々。見物人も大興奮の「クイーンエリザベス」寄港は、来年もあるようです。来年は別角度で見たいなあ!CRUISE (クルーズ) 2019年 06月号 [雑誌]価格:1296円(税込、送料無料) (2019/4/26時点) CRUISE(クルーズ)2016年11月号【電子書籍】[ クルーズ編集部 ]価格:1008円 (2019/4/26時点) フェリーズvol.18【電子書籍】[ クルーズ編集部 ]価格:1296円 (2019/4/26時点)
2019年04月26日
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秋田初入港&東北初寄港の豪華客船クイーンエリザベス見物その2です。 現在の「クイーンエリザベス」のスペックは・船籍 英領バミューダ・所有者 カーニバルコーポレーション(ダイヤモンド・プリンセスなども所有)・運用者 キュナード・ライン(かつてイギリスのフラッグキャリアであった)・進水 2010年・総トン数 90400トン・全長 294m・全幅 32.3m・旅客定員 2032名以上、Wikipediaより ファンネルはほぼ赤一色、船体は白と黒(紺?)の塗分けの優雅なデザインです。(この画像の黒いラインは窓です) 外航船のため、数日前から出航前タラップが上がるまで、埠頭への立ち入りは制限。(「ぱしふぃっくびいなす」「飛鳥Ⅱ」などの内航船の場合は埠頭に入れます) クルーズ船ターミナルに入ってみると、観光からお戻りになった船客の方々と、見物人とでごった返していました。 秋田港駅まで600mもう少し近ければいいと思うのですがね。実は、線路自体はクルーズ船ターミナルのすぐそばまできていますが、JRの線路ではないことと、廃線同然の状態(休止中)なんです。 観光バスが続々と戻ってきました。県内のほぼ全社の観光バスが見れたのではないかと思うくらいです。 秋田県内最大の番線数をもつバスターミナルはここかもしれない(笑) どういうわけか、今回は、停泊中はフェンスにも近づくことができず、船尾には警察のバスが停まっており、これまでの外航船寄港時よりもセキュリティが厳しくなっている印象を受けました。というわけで、この船のお尻を見るために、セリオンタワーの下まで行ってみました。~タブレットで気軽に【電子書籍】~CRUISE(隔月刊「クルーズ」) CRUISE(クルーズ)2018年12月号【電子書籍】[ クルーズ編集部 ]価格:1008円 (2019/4/24時点) CRUISE(クルーズ)2017年6月号【電子書籍】[ クルーズ編集部 ]価格:1008円 (2019/4/24時点) CRUISE(クルーズ)2018年4月号【電子書籍】[ クルーズ編集部 ]価格:1008円 (2019/4/24時点) 以下、次 回
2019年04月24日
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秋田港はもともと工業港でしたが、近年はクルーズ船の受け入れに力を入れています。当ブログでも、秋田港にクルーズ客船が寄港している様子をたびたびご紹介してきました。・ダイヤモンドプリンセス(2014年8月・夜撮影)こちら・ダイヤモンドプリンセス(2016年8月撮影)こちら・ぱしふぃっくびいなす(2017年8月撮影)こちら・飛鳥Ⅱ(2016年8月撮影)こちら 見に行けたのはほんの一部。秋田港に寄港している客船の中で最大の「MSCスプレンディダ」をまだ見れていないのが心残りなのですが、それを吹き飛ばすような超有名豪華客船が、2019年4月22日、秋田港にやってきました クイーンエリザベスが、ついに秋田港に初登場しました 秋田港初寄港どころか、東北初寄港だそうです。ということは、仙台にも姿を現したことがないということになりますね クイーンエリザベス号といえば、世界で最も有名な客船だともいわれ、誰もがその船名は聞いたことがあると思われる、世界の海を代表する豪華客船であります。 現在のクイーンエリザベス号は、2010年に就航した3代目。初代と2代目は、いずれも大西洋横断航路への就航を目的とした定期航路用客船であったのですが、航空機の発達により1970年代には大西洋航路が衰退したため、現在の3代目「クイーンエリザベス」は、当初からクルーズ船として建造されたというわけであります。 秋田港にクルーズ船が寄港するときにはしばしば船客専用列車が運転されますが、今回は大増発の大盤振る舞い。それを撮影してから、歩いて港に向かいました 秋田港にはJXTGの油槽所がありますが、その脇を歩いて進むと… 遠方からでも一目で分かる巨大さです。大きいはずのセメントサイロがミニチュアに見えます より近づくと、もはや「マンション」です 外航船なので、一般見物人は船に近づけません。港湾道路沿いの舳先を見渡せる場所には、多くの見物人がいました。 秋田港に寄港するクルーズ船の多くが白一色または白に多少のラインをあしらったデザインの船が多いですが、クイーンエリザベスは伝統でしょうか、白と紺のツートンカラーです。 秋田港と言ったら、やはりセリオンとのツーショットは欠かせません 女王様のお名前を冠するだけあって、上品な船体。「Queen Elizabeth」を秋田港で見られるとは思いませんでした。 秋田港は17時の出航まで、絶えず見物人が押し寄せ、船を見るだけなのに一大イベント また、県民対象に募集された船内見学会は「超狭き門」(新聞見出しより)だったそうです 船首があれば船尾もあるわけで、船尾側に移動して別角度から「Queen Elizabeth」をウォッチ、さらに、「お見送り」に参加してきましたので(誰でも参加OK)、その様子をご紹介します。以下、次 回! ~天の上の憧れ?いや、結構参加しやすいかも!~クルーズ船の旅 紹介本 るるぶクルーズのすべて(2018) クルーズ新世紀続々来航!船旅は個性で選べる時代です。 (JTBのMOOK) おトクに楽しむ豪華客船の旅 クルーズ、ハマりました! (単行本) [ くぼ こまき ] クルーズ増刊 はじめてのクルーズ パーフェクトガイドブック 2019年 01月号 [雑誌]
2019年04月23日
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2023年2月追記2019年にこの記事をUP以降、いくつかの変更がありました。結論を先にご紹介しますと、2022年冬運行より「青池編成」「橅編成」では無人販売が開始され、菓子類・ソフトドリンク・鉄道グッズは車内で購入できるようになっています。ただし支払いは現金不可で、交通系電子マネーまたはクレジットカード。アルコールとホットコーヒーは乗車前の調達が必須、お弁当は予約制の「ごのたびモバイルオーダー」または乗車前駅及び周辺コンビニでの調達が必須となっています。また、JRの発表では「くまげら編成」での販売については言及がありません。2022年3月追記2021年の夏より、リゾートしらかみの旅では事前モバイルオーダーで沿線のお弁当、スイーツ、ドリンクを駅ホームや構内店舗で受け取りできる「ごのたび」というサービスが始まっています。当ブログ管理人はまだ利用したことがありませんが、通常では手に入りにくい特別メニューもあるようなので、「ごのたび」で検索してみて下さい。 唐突なタイトルですが…駅弁や飲み物は、車内販売で買えばいいじゃん!と思った皆さん、トラップにはまりますよ!2019年3月20日、JR秋田支社から、下記の発表がありました。リゾートしらかみの車内サービスを見直します(JR東日本秋田支社プレスリリース)要約すると、数年前から実施している、車内で地元の人が特産品を販売する「ふれあい販売」が好評なので拡充し、引き換えに「青池編成」「くまげら編成」のワゴン販売(NREが実施していた)を取りやめる…という内容です。※「橅編成」のカウンター販売は継続される(ORAHOカウンターでの有人販売は営業終了)なら「ふれあい販売」で買えばいいじゃん!…と思うかと思いますが、発表をよく見ると、販売品目に「お食事もの」はほとんどなく、「飲料」もありません。最後にしれっと「お弁当・お飲み物などは乗車前にお買い求めください」と書かれています。この部分が、五能線ではかなりハードルが高いと思われるのです。(2022年冬運行より、「青池」「橅」ではソフトドリンク購入可能) そこで、リゾートしらかみ乗車時の食料調達方法について、私が把握している限りの情報を駅ごとに書き込みます。間違いや、現状が変化していることもあるかもしれませんが、その点はご容赦ください。記載がない駅は私的に未確認か、何も入手できないか、飲料の自販機のみです。・秋田駅…改札外に「NewDays」2店舗(駅弁あり・ドリップコーヒーあり)新幹線ホームに「NewDaysミニ」(駅弁あり・ドリップコーヒーあり)リゾートしらかみ「1号」「3号」と一部の特急発車時、ホームで駅弁の立ち売り(関根屋)ほか、駅ビル内に多数あり3月改正以降、「こまち」盛岡~秋田間、「いなほ」(酒田~秋田間)の車内販売もなくなったので、食べ物飲み物調達は、秋田駅での調達が必須ですなお、在来線改札内には、飲み物の自動販売機しかありません。・追分駅…駅では飲料のみだが、徒歩5分国道沿いにスーパーとセブンイレブンあり・八郎潟駅…駅では飲料のみだが、徒歩3分にローソンあり・東能代駅…待合室内に「NewDaysKIOSK」あり2022年4月よりキャッシュレス決済専用無人店舗となり、ドリップコーヒーの販売がなくなりました。また、お昼時に訪問しましたが駅弁「鶏めし」の陳列はありませんでした。(コンビニおにぎりはあった)。・能代駅…待合室内に「NewDaysKIOSK」あり(コーヒーは未確認) ホームで観光販売を実施する場合あり・あきた白神駅…通路で繋がっている「八森いさりび温泉ハタハタ館」で各種販売・十二湖…観光売店があるようです・ウェスパ椿山駅…駅前の物販施設「コロポックル」で軽食等があるということです(その他の観光施設・コテージ・温泉は閉鎖されました)・深浦駅…駅前に商店があり、小さいが色々売っているようです。コンビニはありません。2020年、深浦駅のすぐ近くに「Family Mart」がオープンしたそうです!・千畳敷駅…駅向かいの千畳敷海岸に土産品店などあり・鯵ヶ沢駅…駅向かいにショッピングセンターあり、惣菜が結構豊富です。・五所川原駅…津軽鉄道の駅に土産品中心部の売店あり。コンビニは500m程。・弘前駅…改札口前で弁当や総菜の販売あり。駅ビル内に「ファミリーマート」あり。また、駅前にイトーヨーカドーがあります。・新青森駅…新幹線コンコース内にNewDaysあり 改札外に「あおもり旬味館」あり・青森駅…2021年より新駅舎。改札外の待合室にNewDaysあり 駅となりに駅ビルあり。また、駅前は商店街です。いずれも、「乗車前の購入」を前提に書きました。「停車中の購入」は、観光停車である千畳敷駅、「1号」と「3号」の能代駅、「5号」と「6号」の深浦駅では10分以上の停車時間があるので可能かと思いますが、それ以外の駅では停車時分は短いので不可能です。東能代駅ではスイッチバックのため6~9分停車しますが、NewDaysKIOSKが改札の外にあるのに対し、停車するホームは2番線のことが多く跨線橋を渡る必要があり、余裕がないでしょう。なお、東能代駅では飲料の自販機はホームにあります。男の隠れ家 2018年8月号【電子書籍】[ 三栄書房 ]価格:660円 (2020/11/2時点) 鉄道絶景【電子書籍】[ ぴあレジャーMOOKS編集部 ]価格:612円 (2020/11/2時点) (画像は旧「橅編成」車内) ざっと挙げてみました。 実は、終了した「ワゴン販売」の品ぞろえは、「リゾートしらかみグッズ」を販売していた他は新幹線での販売品目と同じで、「リゾート感」「観光感」「五能線沿線」を感じることがない販売でした。それを廃して、地元にお金が落ちる仕組みしたのはある意味いいかもしれない。問題は、「お食事」「飲料」の乗車後の購入がままならなくなることですね。「ふれあい販売」で地元の弁当(と、お茶)を積み込めないものでしょうか。「ふれあい販売」で深浦の「マグカツドッグ」が売られますが、あくまで私案ですが、鰺ヶ沢の「ヒラメの漬丼」や「イカ焼き」、秋田県側の「石川そば」なども販売されてはどうかと思います。 一方、橅編成で引き続き実施される「ORAHOカウンター」販売では、地酒のショット販売や、白神山地の湧き水を使ったコーヒー、沿線のアイスなど、結構特色ある販売を全区間で実施されているので、乗るなら橅編成、そして、カウンター販売の「青池編成」「くまげら編成」への拡大を望みたいですね(種車の製造から40年程経過している「くまげら編成」は、早晩、車両を更新しないといけないでしょうから、その際に是非お願いしたい!)(ORAHOカウンターも終了してしまった…無人販売へ移行)五能線のど真ん中青森県深浦町 宿泊案内 ウェスパ椿山駅より送迎 深浦駅より送迎 十二湖駅より送迎 黄金崎不老ふ死温泉 鍋石温泉 深浦観光ホテル 旅館 森山荘 本記事は2020年11月現在でも、当ブログのアクセス数No1記事となっております。ご覧いただきありがとうございます!残念ながら、深浦町の観光施設「ウェスパ椿山」が閉館したという情報が入ってきたので、ウェスパ椿山駅の情報を書き換えました。また、こまごまとした部分を修正・追加しました。…ウェスパ椿山、駅および列車の停車はとりあえず従来通りのようですが、今後はどうするのでしょうかね?(黄金崎不老ふ死温泉の送迎バスはウェスパ椿山駅に発着していますが、本当の最寄り駅は艫作駅なんです)2022年3月 「ごのたび」の情報と、深浦駅の項目にコンビニ情報を追記2023年2月 無人販売開始(ORAHOカウンター終了)の情報を追記
2019年04月02日
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国鉄時代から長年にわたり、うわさが出ては消え、出ては消えを繰り返してきた奥羽本線「泉新駅」の建設が、ついに認可されました報道発表はこちら↓「(仮称)泉外旭川駅」の設置に関する認可について(JR秋田支社/PDF)JR秋田支社・東北運輸局の各プレスリリース(1/18時点で秋田市からの発表はまだありません)や報道各社のニュースによりますと、かねてから秋田市側が要望し、昨年、市とJRとの間で基本協定を締結していた「泉・外旭川新駅」について、このほど、事業計画の変更について国土交通省の認可がおり、2021年3月の開業を目指して工事を始める計画だということです10年ほど前にも、一度、新駅設置がかなり具体化したようですが、その時は設置に至りませんでした。…2008年7月にご紹介した記事こちら2008年のときは、JRが市側に話を持ち掛け、費用もJR負担という話でしたが、発表はJRからでも市からでもなく新聞のスクープでして、話はいったん立ち消えとなりました。今回は事業者と監督官庁からの正式発表であり、費用は市が負担する「請願駅」方式だということです。今回、JRから発表となった新駅設置位置はこのへんです(google map/都合によりスクリーンショットで作成) 秋田~土崎間は営業キロで7.1キロ、電車の普通列車でも所要時間は7分前後もあり、県庁所在地を通る幹線としては異例に長い区間でした。昭和40年代までは水田でしたが、昭和50年代から宅地化が急速に進行して現在は成熟した都市域となり、一応「秋田市中心部」に含まれる地域となっています。また、もともと貨物駅(国鉄秋田操車場→秋田貨物駅)が設置されていたことから、旅客駅の設置要望が昔から度々出ていたものです。今回事業計画変更が認可された新駅は、ちょうど、現在使用されている秋田貨物駅の南端にあたる地点が予定されています。プレスリリースの参考画像を見ると上下線のホームが離れて建設されることになっています。ちょうどこのへんは旧機関区施設を抱き込んで上下線が離れており、新駅建設に当たっても線路の位置は変えないようですね。また、駅舎は上下線間に設けられ、駅へ出入りは地下道を利用するように見えます。操車場開業時から「菅野地下道」という1車線の地下道があるので、これを転用するのではないかとの話ですが、今回はあくまでも鉄道事業における「駅設置」に関する発表ですので、駅周囲の環境整備については言及がありません。秋田市側の計画は?ちなみに、秋田市の公式サイトに「泉・外旭川新駅(仮称)」事業の特設サイトがあります。泉・外旭川新駅(仮称)(秋田市公式)これを見ますと、秋田市が温めている計画は、地下道の一部を埋め立てて駅の南北双方にロータリーを作る等、結構華々しい計画になっておりまして、従って必要経費も数十億単位となり、ここ数年の市長選挙、市議会選挙の争点ともなってきました。(市の計画を見ると、地下道を自由通路に転用するようですね)私的には、上飯島みたいなホームだけの駅でもよいので低コストで早期開業を…と思うのですが、上飯島駅周辺で繰り広げられる送迎車渋滞を見ると、やっぱり地方都市の駅はロータリーも必須なのかなあと思います。いずれ、「2021年3月開業」という道筋が見えてきたようで、秋田市の公共交通地図は結構変わりそうです。この辺にお住いの方は、終電(現行 秋田0:02発)まで飲んでもお安く帰れるようになりますね縁コーポレーション2019年 秋田市×秋田美人カレンダー
2019年01月18日
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前回もご紹介した、盛岡駅西口「マリオス」に展示されている機関車の模型。 C57の模型。縮尺はおそらく、DD51と同じ程度と思われます。こちらも、盛岡機関区の銘版がついているので、蒸機からディーゼルにバトンを渡すにあたっての、盛岡区職員の手作りではないでしょうか。DD51-2と同じく、やはり盛岡にゆかりの機関車のようです。鉄道模型「Models IMON」さんからHO1067ゲージ車両「C57 170盛岡」として製品化もされている機番です(楽天では販売がありません)。※「HO1067」とは、日本の狭軌鉄道をスケールダウンした規格で、縮尺が1/87、レール幅が12mmとなっている。 ED75 144こちらは反対に、ディーゼル機関車から主役の座を奪った交流電気機関車ED75。説明には、1968年、いわゆる「ヨンサントオ」の改正で、盛岡~青森間を初めて走った電気機関車とあります。ED75はその後2000年代まで長らく活躍しますが、この模型はやはり1972年に盛岡機関区の職員により制作されたものだということです。 そしてこれは何かというと、マリオスが建つ前ここにあった「国鉄盛岡工場」の鉄工職場のファサードを復元したもので、マリオス開業時から親しまれているシンボルです。マリオスのサイトによると、旧国鉄盛岡工場は、1891年、東北本線の前身であった私鉄「日本鉄道株式会社」の初の車両修理工場として設置された工場で、この外壁は、日本鉄道近代化を伝える施設であったことから移設復元されたということです。~東北本線の華やかなりし頃~盛岡・東北本線ゆかりのNゲージ[鉄道模型]カトー 【再生産】(Nゲージ) 10-1237 583系 6両基本セット価格:15344円(税込、送料無料) (2019/1/14時点) 9135 ED75(ひさし付・前期型)価格:5616円(税込、送料別) (2019/1/14時点) 10-1546 43系 急行「みちのく」7両基本セット【特別企画品】「04月予約」価格:12268円(税込、送料別) (2019/1/14時点) 今日ご紹介した模型や盛岡工場外壁復元は、盛岡駅西口「マリオス」4階アトリウムにあります。駅西口・西口バスロータリーと同一フロアのメインエントランス(3階)からエスカレーターで上がれます。次回は、このマリオスビルの最上階にある展望室に上ってみましょう。
2019年01月14日
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岩手県盛岡市、盛岡駅の西口にそびえる高層ビル「マリオス」には、このようなものが展示されています。 ディーゼル機関車「DD51」の模型「マリオス」は、盛岡駅の東側に広がっていた旧国鉄用地(遊休用地)の再開発として建設されたインテリジェントビルで、ビルが建つ前は国鉄盛岡工場がありました。また、構内南側には、このブログで1月5日に跡地をご紹介した盛岡機関区がありました(こちらは、転車台等を継続使用中)。DD51は、蒸気機関車を置き換えるため1962年より製造された本線用大型ディーゼル機関車で、試作の1号機こそ秋田区に新製配置されましたが、2号機以降は盛岡区を中心に新製配置されたとのことで、当地ゆかりの機関車といえるでしょう。 側面に銘版が取り付けられていました。1973年というと、DD51の配置開始から10年弱ですが、東北本線は青森までの電化が完成しており、東北本線での客車列車や貨物列車の牽引は電気機関車に主役を譲っていた(訂正)ちょうど交代した頃と思われる時期ですので、DD51が配置されていた記念に製作された模型ではないかと思われます。現地の説明書きによると、縮尺1/5、重さ600kg、製作期間10か月で、当時の盛岡機関区の職員が作ったということです。 蒸気機関車のもののようなナンバープレートがつけられているところが、この模型が製作された年代を感じさせますが、現在は一般の来訪者が憩うスペースに置かれております。さて、ここには模型があと2台展示されています。次回はそれらをご紹介いたしましょう。盛岡地域交流センター「マリオス」列車・バスでのアクセスJR・IGRの盛岡駅下車。自由通路を通り西口に出ると目の前です。また、一部の長距離バスは盛岡駅西口のマリオスの前に到着します。マイカーでのアクセス駐車場は「マリオス立体駐車場」(機械式)、市営の「盛岡駅西口駐車場」(平面)はじめ、周囲のコインパーキングを利用してください。
2019年01月13日
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前回ご紹介した、「雫石川橋りょう」撮影地に向かう道すがらで出会った光景です。盛岡駅構内南部(鉄道敷地)を公道から見ました。 架線の制限高4.5mの標識が宙に掲げられているが、その先には線路も架線もありません。きっと、御役御免になって剥がされてしまったのでしょう。ここが出入口の跡でしょうか。「ご苦労さま」とのペンキ書きが残されていました。 幹線道路からのアプローチは、ツルツル斜面。 用済みのコンテナは、広告看板代用に。ここは、盛岡機関区の跡地です。国鉄時代は多数の蒸気機関車がたむろしていたとのこと。民営化後はJR貨物が使っていたそうですが、1999年、機関車の配置は仙台の長町機関区と統合され廃止されたということです。旅客会社の車両センターは盛岡駅の北方にありますが、「SL銀河」用C58の関係施設はかつてのターンテーブルを再使用している関係から、現在もここにあります。 レールは剥がされているが、枕木が埋め込まれたままのところも。長方形に砂利が敷き詰められている部分は、ピットの跡に見えます。10年ほど前までは、検修庫が残されていたそうです。~北東北ご旅行の拠点に~盛岡駅周辺のホテル ホテル ルイズ 盛岡シティホテル ユニゾインエクスプレス盛岡(2018年4月10日オープン) 盛岡といいますと、そういえば、夏にとある展示会を観覧しに来ていました。もう終わってしまった展示会ですが、次回はそれをご紹介したいと思いますヒント海洋堂×田中達也 MINIATURE LIFE COLLECTION 日本の昔話 [1.桃太郎]【ネコポス配送対応】
2019年01月05日
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年末押し迫って参りましたが、なんと「夏の思い出」を必死にしたためておりますKazuです7月28日・29日に「あきたクルーズ号」を使用して運転された臨時列車「マリンフェスティバル号」乗車の旅、最終回です。旅といっても、同じ秋田市内の港まで、片道わずか15分の乗車でしたが、後半5分ほどは貨物専用「秋田港線」を走行するというレア列車であります。今回はその復路をご紹介。なお、「あきたクルーズ号」とは、この車両(4月撮影 5/18の記事でご紹介済み)セリオンからの展望と(前回の記事)、せっかくお買物券があるのでちょっとお買い物をして、「秋田港駅」に戻ってきました。(公道より撮影) ちょうど、秋田~秋田港間を専属で往復しているこの車両が、秋田港駅に入線してきました。望遠ズームレンズ持ってくれば良かったなあ。ま、近場なので撮影はまた今度の機会に。 「ミニHB-E300系乗車会」は早じまいしたらしくテントも畳まれていました。そこへ、キハ48改×4B「あきたクルーズ号」入線。 折り返しに乗車する方々が駅に詰めかけ…というほどでもない人数ですが集まっていました。お目当てはもちろん、先頭ミニサロンでのかぶりつきでしょう。 貨物駅に仮設した駅っぽい構図にしました。ホームの構造自体は本格的で、車いす用スロープもありますが、風情は「最近できた無人駅」風情。ただし、この駅に列車が発着するときは、必ずJR社員の方(内勤の方?)が付くようです。席は自由であったので、先頭へ。案の定かぶりつきスペースは満員でした。一応、席について、出発進行~発車!運転台に秋田臨海鉄道の方を乗せ、数m(数十m?)走ったところで停車して彼らを下ろしていました。往路でも逆のことをしていたので、規則なんでしょうかね?しかし、めったにお目にかかれない「秋田港線」の前面展望を拝みたいと思って、人垣の肩越しに見に行きました。 もうこれは、土崎構内進入直前。ここで、いったん停止しました。なんででしょうね?参考までに、定期運転の貨物列車は、この場所での一時停止はせずそのまま土崎構内に進入します。 秋田市内JR線唯一の第四種踏切「港金ヶ沢踏切」を通過し、土崎構内に進入。土崎では、旅客列車では非常に珍しく中線に進入し、停車しました。秋田港駅から秋田貨物駅へ向かう貨物列車も必ず中線に入るので、そういう決まりか信号回路なんでしょう。ここも、かぶりつき一同注目でした。 「リゾートしらかみ」時代にはなかなかなかったであろう「ミニサロン満員」の図。まあ、こうなりますわな ということで、土崎に運転停車。中線にはホームはないので、ドアは開きません。もっとも、この列車は「団体列車」扱い。土崎から先は、いつもの奥羽本線ですから、かぶりつき部隊もここで解散し、各々リクライニングシートへ御帰還されました。 そして、まもなく秋田駅へ帰着。午後3時に出発して、午後5時半には戻ってきた超プチ旅は終了しました。「クルーズ号」自体は今後も計画があるようですが、この時のような一般募集は来年以降もありますでしょうか???あきたクルーズ号通常は、秋田港に寄港するクルーズ客船の船客専用となっております。秋田港周辺のお宿 ホテルルートイン秋田土崎 ビジネス旅館 はたなか ビジネス旅館 小野 ビジネス藤和旅館港町(貿易港)らしくお仕事の方向けのホテル・旅館が主になります
2018年12月23日
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特別列車「マリンフェスティバル号」に乗車して到着した秋田港には、タワーがあります ポートタワーセリオンといいまして、かつてバブル経済の頃に秋田市がぶち上げた「ポートルネッサンス21計画」という港湾整備計画に基づいて建設されました市有施設(指定管理者制)。高校のころ計画図を見たことがありまして、かなり華々しい計画だったようですが、結局建設されたのはコレと、隣の温室・体育館くらいか。現在は、道の駅に認定されております。最近では、金足農業高校の吉田輝星君がここで日本ハムと仮契約をして、展望台のガラスにサインを書いていったことから、サイン目当てのお客さんが増えているようです。「マリンフェスティバル号」に乗っていった7月は、あんなフィーバーになろうとは思いもよらず。 セリオンの向かいにある「ベイパラダイス」という商業施設(これは民有)お店がいくつか入っておりますが、そのうち、海鮮食堂「すごえもん」の名の由来「すごえもん」とは、ケムシカジカのこと。秋田県地方での地方名ですが、凄い容姿の魚なので「スゴエモン」なのかなあ。「おこぜ」の近縁種ですが、デカイんです。そして、スーパーで売られるためにパック詰めされると、平べったくなるのです。その後ろに建つのは、秋田港に一番近いホテル。看板が「ルートイン秋田」となっていますが、このホテルの開業後、秋田市内にもう1軒ルートインができたので、現在は「ルートイン秋田土崎」となっております。ホテルルートイン秋田土崎 セリオン周辺では、「港の祭典」が開催されていました。専用列車「マリンフェスティバル号」も、このイベントに合わせて運転。見どころは、夜に開催された花火大会で、市民の間では「セリオンの花火」というと分かります。 隣の温室(セリオンリスタ)内には、この有名物件が移設。もともと、東隣にあった商店の軒先に24時間稼働で設置され、NHK「ドキュメント72時間」でも密着されたことがあるのですが、商店の廃業後、セリオンの指定管理者が引き継ぎ、セリオンリスタ内に移設されました。現在は、日中のみ稼働しています。さて、地上100mの展望台に上がりましょう。昔は入場料金が取られましたが、いまは無料です。再度申し上げますが、訪問時期が7月下旬のため、金農吉田君のサインの画像は撮っていません。 南側を見ますと、運河の対岸には製紙工場。ここが、現在、秋田臨海鉄道とJR奥羽線支線(秋田港線)の唯一の荷主です。平日だと、構内でコンテナ車が入換をやっているのがよく見えます。 南東方向に、秋田の市街地が広がっております。おおむね、中央の森(高清水公園)より向こうが旧秋田市街地で、手前が土崎港町。 東北東の眼下には、秋田港駅のヤードが広がっています。中央の建物が秋田港駅の事務所(秋田臨海鉄道の本社)ですが、JR東日本が新設した旅客ホームは中央右寄りの白い屋根です。撮影時点では待合室は建設されていません。右方へカーブしている線路は、秋田臨海鉄道南線で、先の写真で紹介した製紙工場につながっており、現在、1日3往復の貨物列車が運行。左方へカーブして奥に伸びている線路は、秋田臨海鉄道北線で、途中の日石油槽所を経て秋田火力発電所の手前にある製錬所までつながっていましたが、現在は荷がなく休止中。 上空から旅客ホームを見ると、Nゲージの駅みたい。「ミニ橅編成」乗車会はやめたようですね(苦笑)。 北のほうを見ると、「港の祭典」の一環で寄港していた護衛艦と潜水艦の姿がありました。早い時間だったら艦内公開に行けましたが、ちょっと遅かった…。護衛艦と潜水艦の停泊位置が、クルーズ船寄港時の停泊位置で、白い建物が「クルーズ船ターミナル」です。ここからクルーズ号のホームまでは歩いて5分ほどかかります。バスでの送迎なども行っているようです。(雑誌などで掲載される、クルーズ号の真後ろに客船が写っている写真は、定期フェリーで、停泊位置が違う)少し引いた画像をご覧いただきましょう。 セメントサイロの右側に、うっすらと線路が写っているのがお分かりになるでしょうか?実は、クルーズ船停泊位置の真横まで秋田港駅から線路が敷設されています(秋田臨海北線)。所有会社がさらに違う、保安設備が違う、秋田港駅で入換が必要、休止中の線路を再整備しないとならないなどの問題あってのことでしょうが、クルーズ船旅客用ホームがここに設置されれば、わざわざバスで送迎したりなどせずに済むと思うのですが。さて、次回は復路の列車に乗って、秋田駅へ戻ります。以下、次 回 ポートタワーセリオン(道の駅あきた港)列車・バスでのアクセスJR土崎駅より、徒歩20分程度。駅前から左への道(駅前交番の前)を進み、次の信号を右折。あとは道なりです。(国道7号線も越してください)JR秋田駅より、秋田中央交通路線バス【115】セリオンゆき、【119】フェリーターミナルゆきに乗車し、24分。「セリオン前」下車。または、新国道経由・寺内経由どちらかの「土崎駅」「飯島北」「五城目」「天王グリーンランド」「秋田厚生医療センター」いずれかゆきに乗車し21分、「港中央一丁目」下車、徒歩10分程度。バス停は旧国道にありますので、西側の国道7号線に出て渡り、さらに西の方向へ進む。国道からタワーが見えます。※「神田経由土崎駅」「神田経由秋田厚生医療センター」には乗車せぬこと。経路が異なります。秋田港では、釣りを楽しむ方も非常に多いです今年は鳴ってもあまり大きなハタハタ来なかった…・釣り東北 DVD 秋田港 シーバス・ワインドチャレンジ【RCP】韓流ドラマのロケ地にもなりました・IRIS PRODUCTION DIARY DVD-BOX1 秋田編/ハンガリー編 [ チョン・ジュノ ]
2018年12月19日
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タイトルをご覧になって、ゴチャゴチャと思われた方が多いと思いますが(汗)この夏2日間のみ一般客向け(びゅう旅行商品購入者向け)に運転された「あきたクルーズ号」(列車名は「マリンフェスティバル号」)に乗りまして、秋田の海の玄関口「秋田港」にやってきました秋田駅~秋田港駅間約15分の列車旅は、前回の記事をご覧ください到着した先の秋田港は、江戸時代以前から栄えてきた商業港です。定期的に客船が入港するようになってからはまだ20年経たないのですが、大型の貨物船やコンテナ船、内航タンカーなどが結構頻繁に出入りする大規模港湾であります。さて、本題は駅です。クルーズ列車の本格的運転開始に合わせて、「秋田港駅」が開業しました。秋田県内の旅客駅としてはもちろん最新です。開業しました…といっても、この駅が駅として開業したのは1919年(大正8年)、いまから100年前のことです。それ以来、ずっと「車扱貨物」「操車場」専門の貨物駅として機能してきましたが、一連のクルーズ列車運行開始に合わせて、JR東日本が旅客の乗降設備を新設し、臨時の旅客駅としてスタートしました。 駅設備は、以前から構内に広がっている線路のうちの1本にホーム1面を設置したもの。JRのプレスリリースでは「秋田港駅の乗降設備」と紹介されています。出入口は1か所で、無人駅…というのかどうなのか、列車の発着時には必ずJR東日本の社員がつくようです。 ホームは狭いですが、船客の方々が出発するときには乗る一方、帰着するときには降りる一方でホームで列車を待つ人はいないでしょうから、これで十分です。Wikipedia掲載の写真では屋根がありませんでしたが、この時には屋根がついていました。 賑わっているように見えますが、半数ほどはJRの人。列車自体も、午前は満席だったようですが、私が乗った「7号」は、ガラガラよりは多少マシ…という程度の乗車率でしたね。ちょっと気の毒な感じでした。 駅前広場代用のスペース(本来はトラックの駐車場)では、「ミニHB-E300系リゾートしらかみ橅編成」の乗車会が開かれていましたが、こちらは寒風吹きすさぶ程のお気の毒な乗車率のようで(苦笑)JR東日本企画の腕章をつけたお姉さんから乗車を慫慂されましたが、あまいにこっぱずかしいので固辞しました駅の外を向いている、観光案内を兼ねた駅名看板。 駅の脇を通る港湾道路(秋田市と男鹿半島を結ぶ幹線の一部)にも、看板が出ております。(未撮影なので、google ストリートビューで代用させて下さい)google mapに貼り付けられた画像を見ると、このイベント列車運行の後、更に「待合室」が建設されたようです。現認しに行かないとな。ちなみに、通常は貨物列車専用となっている土崎~秋田港間の「第一種鉄道事業」の許可は「JR貨物」が持っており、クルーズ列車運転に当たっては、JR東日本が「第二種鉄道事業」の許可を取得して旅客の営業列車を走らせる形態。許可期間は2018 年 4 月 18 日~2018 年 11 月 3 日とのことです(JR秋田支社プレスリリースより)。ということは、現在、許可は切れているということになりますが、専用車両を用意した上にホームも待合室もまともなものを建設した以上、来年以降は走らないというのは考えにくく、再度、許可を取得して運行することになるでしょう。(&…冬は走らないということでしょうか)※:第一種鉄道事業:自社所有の路線に自社の列車を運転※:第二種鉄道事業:他社所有の路線に自社の列車を運転※:第三種鉄道事業:線路・設備のみを所有し、走る列車はすべて他社の列車~秋田は名産品の宝庫~秋田市および周辺の特産品 タンポヤ林 きりたんぽ鍋セット5人前【送料無料】価格:7800円(税込、送料無料) (2018/12/17時点) 【餃子】2セットで【送料無料】餃天の紅白餃子24個セット(情熱の 赤餃子12個・至福の白餃子12個)【紅白餃子】満天☆青空レストラン【ギフト】【餃子の餃天】ぎょうざのぎょうてん お中元 お歳暮【楽ギフ_のし】王様のブランチ価格:2160円(税込、送料別) (2018/12/17時点) 送料無料 実は、秋田市の学校給食で使用されている、秋田の子供たちにはおなじみの味わいです 天然醸造 無添加 手作り味噌 農事組合法人 河辺農産加工組合・秋田県価格:5541円(税込、送料無料) (2018/12/17時点) さて、乗ってきた列車はまもなく秋田駅に向かって折り返して行きました。秋田港はいつでも来られる距離なので、とんぼ返りでもよかったのですが、せっかく「お買物券」がついているので、「セリオン」に行ってみました。次回は、セリオンから眺めた「旅客駅」秋田港駅ほか以下、次 回!
2018年12月17日
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この夏、2日間限定で、「あきたクルーズ号」を使用して運転されたイベント列車「マリンフェスティバル号」の乗車記その2です。「マリンフェスティバル号」とは何ぞや??という方は、是非前回の記事からお読みくださいこちら 団体専用マリンフェスティバル7号 15:07 秋田港 行き先表示が「秋田港」というのが新鮮土崎~秋田港間の奥羽線支線(通称:秋田港線)では、国鉄時代にも臨時の旅客営業が行われたことがありますが、その時は列車の行き先が秋田臨海鉄道南線の「(臨)秋田博前」駅(穀保町駅~向浜駅間に設置された臨時の旅客駅)であったことから、秋田港駅では旅客扱いは行われていません。今般のクルーズ列車運行が、初めての客扱いとなります。 乗車する「マリンフェスティバル7号」ののりばは、秋田駅の中央改札から一番遠く、橋上駅舎とは直接つながっていない「8番線」でした。4番線と5番線の線路の真上に建設されている通路を通って、いったん北こ線橋に向かいます。ちなみに、この連絡通路には、過去の列車の写真などが多数飾られています。乗り換え時間に立ち寄ってみてください。 北こ線橋は国鉄時代から使用されていて、メトロポリタン改札につながっております。 片や、みなと行き。片や、お江戸行き。7・8番線ホームは、南半分が新幹線用の11・12番線になっております。秋田新幹線開業の時に、南半分が標準軌とされました。間には車止めと乗換改札があります。 前回もご紹介した写真ですが、今回の「マリンフェスティバル号」に使用された車両は、キハ48型改造「あきたクルーズ号」です。通常、クルーズ船客専用のところ、お試しの意味合いもあってか、専用編成のお出ましとなりました。ちなみに、内装はほとんど「リゾートしらかみ橅編成(ブナ編成)」時代のままであります。 お見送りの横断幕が格好の記念撮影ネタです。 旧橅編成が、塗り替えられただけでそっくり転用されたため、「リゾートしらかみ」のセールスポイントである大きな窓、ボックス席もそのままです。せっかく大きな窓ですが、秋田駅~秋田港駅間は終始市街地を走ります。いずれは、秋田港駅発で遠方への運行も想定されているようです。(十文字方面はすでに実績があるはず)乗車口で再びきっぷのチェックがありました。パックを買っていない人が紛れ込むのを防ぐためらしい。 リゾしら時代との違いといえば、これくらい。 定刻に発車しました。車内放送では、秋田港駅への到着時刻、土崎では停車するが外には出られないことのほかに、「クルーズ号」を運転している秋田港線の解説がありました。 解説の放送をききつつ、まずはいつもの旅客列車と同じ速度で、いつもの景色を眺めながら走ります。秋田港へ行く貨物列車が発車する秋田貨物駅には、この列車は用がないので通過。 本線から支線へ分岐する土崎駅で一時停車。ちょっと停車したのち、いよいよ目玉の貨物支線へGo そろりそろり…そろりそろりと慎重に足を進めるマリンフェスティバル号。本線から分岐してすぐにある、市内のJR線に唯一残る第4種踏切(警報機も遮断機もない踏切のこと)港船ヶ沢踏切には警備員がついていました。この先、秋田港駅の構内に入るまで、ずっとカーブです。 続いて、本町通り(旧国道)を横切る、交通量が比較的多い相染新田踏切を通過。関係ない話ですが、この踏切が閉まるのは通常一日6回のみ。なので、油断して一時停止をしっかりしない車が多く、時々パンダカーの乗務員氏が切符片手に(?)見張っています。ご注意してね まもなく、国道7号相染こ線橋を通過。鉄道雑誌やネットで紹介される、秋田港線の俯瞰撮影ポイントはこの橋の上です。列車本数は少なく、通常はDE10+コンテナしか来ませんが、有名なお立ち台になっています。10年ほど前、DD51が秋田での終焉を迎える間際は凄かった もうひとつ踏切を通過し、その次の踏切。車窓に見える建物は、北部市民センターです。 進行左側はずっと住宅ですが、進行右側は倉庫になりました。港の貨物線らしい車窓がついに現れます。 この先の住友ベークに行くためだけの「石油化学」踏切。踏切の名称も、工業地帯らしいここはもう秋田港駅構内。 秋田港駅の入換を受託している臨海鉄道のDD13タイプ(DD56)がいました臨海鉄道の列車を牽引することもあります。港の鉄道らしい光景には、DD13タイプが似合いますね 「あけぼの」客車とともに海外に譲渡されるはずで秋田港駅に輸送されてきたものの、その後結局放置されているコキ50000とコンテナを眺めつつ…奥に見えるセメントサイロも、工業港らしい、いいアクセント。 ホームに頭を突っ込んだところで謎の一時停止をしたのち、秋田駅からおよそ15分、幻の駅「秋田港駅」に到着いたしました※謎の一時停止ですが、ここで秋田臨海鉄道の係員を運転台に乗せたようなので、そういうルールになっているのでしょう。復路も、発車から数十mだけ、臨海鉄道の人を乗せていました。~~鉄道を乗って楽しむ!~~乗りテツになっちゃうかもしれない?本 鉄道旅行 日本全線乗りつぶしMAP [ 双葉社 ]価格:1296円(税込、送料無料) (2018/12/14時点) 乗りテツ大全 鉄道旅行は3度楽しめ! (平凡社新書) [ 野田隆 ]価格:950円(税込、送料無料) (2018/12/14時点) 旅が10倍面白くなる観光列車 SLからイベント列車まで (平凡社新書) [ 野田隆 ]価格:820円(税込、送料無料) (2018/12/14時点) ちなみに、土崎~秋田港間の全容がこちらです↓(google map) たったこれだけなので、5~6分もあれば着いてしまうのです。次回は、今年新規にホーム等が整備された「秋田港駅」をご紹介します。以下、次 回!
2018年12月14日
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クルーズ船で旅をした…ということではありません。この夏、2日間限定で、秋田駅を発着する一般客向けの珍しい列車が走りました。おでかけ日:2018年7月28日 キハ48型「あきたクルーズ号」秋田港では、今年から、秋田港に寄港するクルーズ客船の船客向けに秋田港~市街地(秋田駅)までの専用列車を走らせていて、画期的なことだと各メディアで紹介されております。車両は、昨年の試験運行では男鹿線用のキハ40系を使用していましたが、本運転となった今年度からは、もと「リゾートしらかみ橅(ブナ)編成」を塗り替えた専用編成「あきたクルーズ号」が充当されています。また、列車は秋田から隣駅の土崎までは他の旅客列車同様に奥羽本線を走行し、土崎から秋田港までは貨物専用の奥羽線支線(通称:秋田港線)を走行。経路の一部に、通常は貨物列車しか走らない区間を含むため、物珍しさでの乗車希望を耳にします。しかしその列車はあくまで「クルーズ船客専用」のため、我々一般市民は乗車ができません。それなのに、平凡ないち秋田市民の私Kazuは、なぜ乗車できたのかもちろん、合法な手段で。それが、これです クルーズ列車で行こう 秋田港マリンフェスティバル日帰りパック毎年、秋田港の道の駅あきた港ポートタワーセリオン(ここ数日、TBSテレビ「ひるおび」の「森さんのお天気コーナー」に登場している)とその周辺で開催される「秋田港 海の祭典」に合わせて、秋田駅と秋田港駅とを専用列車で往復する「びゅう」のパックが発売されました。これは、地元民にとっては幻の列車に乗車するチャンス「発売早々売り切れになる盛況」で、私の知り合いにもチケットを取れずに諦めた人が続出。ところが、催行1週間前の地元新聞に、初日の午前を除き空きがある旨の広告が載り、さっそく「びゅう予約センター仙台」に電話したところ、あっさり予約を取れました。プラチナチケット化を見込んで複数の予約を入れていた人のキャンセルが出たのではと推測、それとも、売れ行き好調だったのは初日の午前2本だけだったのか。もし、転売ヤーから高額で購入された方がいらっしゃったら、お気の毒さま。ちなみに、チラシの下段に記載されている表が、当日の時刻表です。7月28日は5往復半、29日は4往復半も運転されました。なお、28日の復路の最終とその前は、花火大会の終了に合わせて運転され、これだけは男鹿線のキハ40系で運転されたということです。~あきたクルーズ号や港の貨物列車の撮影に好都合~秋田港周辺のホテル・旅館 ビジネス藤和旅館 ビジネス旅館 はたなか ホテルルートイン秋田土崎 これが、今回のきっぷです。JRマリンフェスティバル号往復乗車+お買物券つきの「パック」ですので、乗車券や料金券ではなく、マル契乗車票です。秋田港駅は臨時駅で、おそらく営業キロも設定がないと思われるので、券面の区間は「秋田~土崎」となっています。「秋田~秋田港」の印字を期待しましたが、これはちょっと期待外れ。左側のきっぷが往路のきっぷで、「マリンフェスティバル7号へご乗車ください」と記載があります。往路のみ列車指定で、復路の利用列車は自由選択でした。なお、座席も自由席。きっぷが2組あるのは、このパックが2名以上での募集だったためです。友人を誘いました。 細かくて恐縮ですが、乗車票以外の券片です。左から、「会員券」・「バウチャー券」2枚・「案内券」。案内券にマーカーが引かれていますが、そこには「着発駅が【土崎】となっておりますが、秋田港駅まで(から)のご乗車となります。」と記載されています。「秋田港駅」の文字があるのは、ここだけでした。なお、バウチャー2枚は「秋田駅ビル」と「セリオン」のお買物券。そして、旅行代金は、秋田~秋田港往復乗車+駅ビルお買物券500円+セリオンお買物券500円でおとな一人 1,400円 秋田~土崎の片道運賃が200円ですから、実質、秋田~土崎間の普通往復運賃しかかかっていない計算ですなお、本文中にもチラッと記載しましたが、「あきたクルーズ号」が使用されたこの列車の列車名は「マリンフェスティバル号」。次回、このマリンフェスティバル号に乗って、秋田駅からわずか15分の珍列車旅に出発しましょう以下、次 回!
2018年12月13日
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7月に行ったJR男鹿駅(秋田県男鹿市)の様子です。 新駅舎を改札側から見た図(敷地外より撮影)。屋上はテラスになっているということは、前回ご紹介しました。観光に欠かせない「バス乗り場(二次交通の乗り場)」ですが、乗り物によって2か所あります。 事前予約制の観光用相乗りタクシー「なまはげシャトル」の乗り場は、駅玄関を出てすぐ。半島内(主に西海岸)の主要スポットを定時運行で走っています。車両は、客数によって小型タクシー~バスまで使い分けているようです。この夏は期間限定でJRとタイアップし、バスを使用した予約不要の便も運行されたそうです。 一方、一般路線バスは、駅舎西側の公道上に設けられたバスベイに発着。路線バスでも「鵜ノ崎海岸」や「ゴジラ岩」、「男鹿温泉」には行けますが、観光用よりも通学・通院に特化した時刻設定になっています。いすれも、「寒風山」には行けないのが難点。 バーベキューのイベントを開催する設備のようですね。実際に開かれたことはあるのかな??(…ネット上で、開業イベントでのBBQシーンを発見) 手洗い設備。おしゃれな陶器を使っていますね。 駅にはACCUMが入線してきました。4本の架線柱と、それに支えられた剛体架線が、ACCUMの充電設備です。駅舎の向こう側にはこれ用の変電所があります。足を延ばして、旧駅舎まで行ってみました。 当然ですが、がら~ん使用されていた当時もがら~んとしていたのはです(笑) 訪問したのが、駅機能が新駅舎に移転してからまもなくであったので、戸が閉じられたのみで以前と変わらず。その後見に行っていないので、どうなったでしょうか?あいにく、google先生の名作「ストリートビュー」も撮影時期はこの頃だったようで、現状把握はできす。 便所も、ベニヤ姿で封鎖されていました。 観光案内所も新駅舎に移転したのですが、観光協会のオフィスはここに残っていました。 以前もご紹介したことがある、結構ふるい「男鹿半島案内図」はまだ健在でした。ゴリゴリと西海岸推しをしている(図上ではデフォルメで南海岸になってしまっていますが、西海岸)地図。男鹿半島に3本も有料道路があった頃に制作された図です。 路線バスも新駅舎に向かうため、旧駅舎前は素通り。以前は観光案内所の前に発着していました。~冬の日本海は印象的~男鹿半島 海沿いの宿 海と入り陽の宿 帝水 秋田 男鹿半島戸賀湾を見下ろす絶景の温泉旅館 民宿 三浦荘 海と絶景の宿 旅館 浜彩 以上、JR男鹿線「男鹿駅新駅舎」探訪でしたさて、次回は…どうしようかな?
2018年12月07日
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今年(2018年)の夏に新築オープンしたJR男鹿駅 新駅舎、小さな建物ですが見どころはある面白い駅です。 駅舎を道路側から見た図。駅舎の中に戻りましょう。正面玄関入って右側は駅事務室、化粧室でしたが、左側は待合室です。コンコースとは戸で仕切られております。 男鹿には欠かせないなまはげ像が2体立っています。パンフレットも各種設置されております。中央のお花は、移転新築祝いの胡蝶蘭。※訪問日は2018年7月18日 なまはげの後ろにはディスプレイがありますが、なまはげとは関係がなく、「エコステ」のデジタルサイネージ。男鹿駅は環境に優しい駅「エコステ」を目指し、蓄電池電車ACCUMの導入や小規模風力発電の設置などを進めるということです。 男鹿駅の待合室内には観光案内所も同時に移転してきました。 男鹿駅新駅舎は平屋建てなのですが、待合室の中に階段があります。登ってみましょう。 テラスになっております寒風山を一望できるという触れ込みです。 周囲は完全に囲まれており、出入口は1段高い上にドアは重いので、小さなお子さんを放っておくには非常に好都合です。オシッコ~って言ったら1階にトイレがあり、ジュ~スって言ったら1階に自販機があり、これも好都合 寒風山は、遠くにう~っすらと見えていました。あまり高くない山なので、目立たないですね。かつては複数の側線が並んでいた構内はすっかり整理され、着発線2線(本線と副本線で良いのか?)と1本だけ留置線が存置されています。 前々回、前回もご紹介した通り、2001年まではここよりさらに2km弱線路が延びて貨物列車が走っていたのですが、線路跡に被さるように駅の新築と道の駅の整備がされたので頭端式の構内となり、真新しい制走堤が設けられました。これにより、男鹿駅での「機回し」は不可となったので、イベント列車「急行おが」「快速男鹿なまはげ号」はいずれも機関車を両端に連結して運転されました。 現在使用されている線路とホームは、旧駅舎時代の設備がリフレッシュの上使用されています。(線路やホームの移設はない)なお、ACCUMの充電設備はこの線路(山側)のみに設置されているので、ACCUM使用列車は必ずこちらに入線します。 構内の海側には小規模の風力発電所が設置されました。その隣の古いビルは、男鹿警察署。 線路と反対側の眺め。男鹿駅も、「道の駅おが」も街中にあるのが分かります。駅と道の駅との間は整備途上。次回、駅の外周りをチェックまた、旧駅舎の方にも行ってみましょう~有名店「福島肉店」のコロッケもあります~男鹿市のふるさと納税 【ふるさと納税】くろもボイル価格:10000円(税込、送料無料) (2018/12/5時点) 【ふるさと納税】OGAくろもジェラート価格:12000円(税込、送料無料) (2018/12/5時点) 【ふるさと納税】フクシマのコロッケ価格:12000円(税込、送料無料) (2018/12/5時点)
2018年12月06日
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前回までご紹介した「道の駅おが なまはげの里オガーレ」と同日オープンしたJR男鹿駅 新駅舎をご紹介します道の駅ではなく、ホンモノの駅ですよ~☆ぶらぶら日:2018年7月18日 駅自体は大正時代に開業しましたが、この度、「道の駅おが」の開業に合わせて駅舎の位置を移動して新築オープンしたものです。旧駅舎も平屋建てでしたが、新駅舎も平屋建てです。 駐車場と鉄道施設とを隔てるフェンスはなまはげ推し。 駅舎から、「道の駅おが」が真正面に見えますかつてはここには線路が敷かれていました。JR東日本が出したプレスリリースによると、このスペースは「にぎわい創出エリア」が計画されています。線路は剥がされ整地されていますが、訪問時はまだ整備途上。その後、何か出来たでしょうかね? 表札は毛書体。記念撮影にいいですね。では、駅舎の中を見てみましょう。 コンコース。正面玄関を入ると改札口まで直線の導線となっています。改札口は柵で仕切られているだけですが、列車別改札を行っており、改札時間外は閉鎖されています。自動改札はありません。(男鹿線で自動改札があるのは起点の追分駅と、乗入れ先の土崎駅、秋田駅) 正面玄関を入って右に、男子トイレ、女子トイレ、多機能トイレがあります。旧駅舎ではトイレは別棟で古く快適ではなかったのですが、さすがは新築、大変キレイです 券売機は、指定席券売機(MV)と近距離券売機が1台づつあります。指定席券売機の稼働時間は5:30~18:50。近距離券売機は未確認です。 駅舎改築に合わせて、構内のレイアウトが頭端式になり、ホームから階段や構内踏切を介することなく改札口を通って駅の外へ出られます。列車を降りてから迎えの車などに乗り込むまで段差がないバリアフリー仕様となっております。 駅窓口(出札はしない)兼改札口には、旧駅舎から持ってきたであろう「なまはげ」の面が飾られております。改札のすぐ真上なので見逃さないように~秋田ー男鹿間は1時間です~秋田駅前のホテル 秋田ビューホテル コンフォートホテル秋田 ホテルメトロポリタン秋田 近年のJR改築ローカル駅にしては手の込んでいる新男鹿駅舎。まだ半分しかご紹介しておりません、次回は待合室ほかをご紹介します
2018年12月04日
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道の駅おが「なまはげの里 オガーレ」の敷地内のある鉄道モニュメントを見物しておりますの記。その3回目です。あ、ナマハゲさん ユネスコ世界無形文化遺産 登録決定国内の8県10行事で構成される「来訪神(らいほうしん) 仮面・仮装の神々」の、世界無形文化遺産への登録が、昨日モーリシャスで開かれた国連教育科学文化機関(UNESCO)の政府間委員会で審議・決定されたそうですちょうどホットな話題の時に、男鹿の話題をご紹介しております当ブログでも何度もご紹介しておりますが、「なまはげ」は「鬼」ではないのですよ まあ、一般的に「赤鬼」「青鬼」と呼んでおりますがねさて、世界無形文化遺産になった鬼…いや、来訪神の紹介はここまでにして、道の駅「オガーレ」の敷地内をくまなく歩いてみると、敷地見取り図には紹介されていないこんな物件を発見しました。※ぶらぶら日:2018年7月18日この道の駅の敷地内には、急速冷凍設備があり、地元で水揚げされた水産物の加工を始めているのですが、それらの建屋の間にひっそりとたたずんでいました。 レールと暗渠!、+古い橋台。ちょっと何これー近づいてみました。ここはあくまで、道の駅の敷地内です。 これはおそらく、往時のままですよ、たぶん。旅客駅の男鹿駅から貨物駅の船川港駅まで延びていた線路(男鹿駅の機回し線でもあった)この、暗渠に乗っかっている部分だけ、きれいに残されています。転轍機(ポイント)の部分であってもスパッと切ってあるということは、これは意図して残されているものですよね??? しかも、下を流れる水路は、護岸の石積みも観察できます。ポイントマシンがやたら綺麗に黒光りしているのだけがちょっと気になりますが、保存に向けて手入れされたと思いましょう! 古い橋台(橋を架けるときに、橋げたを乗せる両端の台)もいい味。現役時代の遠い過去には線路の配置が違っていたのでしょうね。 道の駅オガーレ内、入信2本目これも多分、そのまんまだべな…と思います。急速冷凍の事務所の建物に向かって、立ったまま。線路は本当に、フェンスとフェンスの間だけ残っている状態。これは、現地で頂戴したパンフレットには載っていない、密かな(?)鉄道遺構です。ここをDD51+原油満載のデカタンクが走っていたと思うと、ゾクゾクしますね※男鹿線での原油輸送については、ググって頂くと画像が沢山ヒットします。 道の駅の敷地の端(南端)まで来ました。敷地の外には、こちらもレールが敷かれたまま。そのレールは、藪の中に消えています。男鹿駅の機廻し線として使用されていた区間より先、船川港駅までの線路はだいぶ以前に剥がされているはずなので、これは、男鹿駅の改良工事着工(アキュム用変電所設置~)まで時々機関車の入線があった部分かもしれません。 車止めのいい感じに残っています。しかし、これらは道の駅の敷地外で、放置感が半端ないですから、何かの拍子に撤去される危険性もなきにしもあらず。記録はお早めに。「道の駅」なのに鉄分がやたら豊富な「道の駅おが」。(オープンに際し、JRがバックアップしたという関係もあろう)次回は、この道の駅を「道の駅」としてご紹介して、その次は新築なった男鹿駅を見に行きたいと思います。~脇本駅→船川港駅(日鉱船川製油所)~男鹿線の原油輸送をNゲージで再現しよう DD51 500 中期 耐寒形【KATO・7008-7】「鉄道模型 Nゲージ カトー」価格:6150円(税込、送料別) (2018/11/30時点) 【中古】Nゲージ(車両) 1/150 タキ35000 日本石油輸送色 [8050-1]価格:2070円(税込、送料別) (2018/11/30時点) マイクロエース A3186 タキ9900 日本石油 2両入り【中古】[値下]価格:3564円(税込、送料別) (2018/11/30時点) 以下、次 回!東北ランキング鉄道ランキング列車・バスでのアクセス「道の駅おが なまはげの里オガーレ」内にあります。JR男鹿線の終点「男鹿駅」より徒歩2分。駅舎を出て正面に見えます。マイカーでのアクセス秋田市よりおよそ1時間。国道101号線「船川港比詰」(トンネルを出て最初の「信号」/左折レーンがあります。)を左折して数分、進行右側です。
2018年11月30日
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JR男鹿駅前にできた道の駅オガーレ敷地の一部は旧男鹿線船川港支線の跡地を利用していることから、線路の一部が復元されていることを前回ご紹介しました。それは、道の駅の建物の裏手(市街地側)にひっそりとあります。今日ご紹介する踏切は、非常に目立つところにあります。 移設モニュメントですよ…というのが一目でわかるこれは、当地にあった「船入踏切」の警報器や遮断器などを移設再配置して、ここに鉄道設備があった思い出をよみがえらせているものです。 もとは、3~4本程度の線路を渡る踏切でしたが、単線分(より少し狭い)のみ復元。また、この踏切モニュメントの設置方向は本来の線路の向きとは直交で、さらに、この場所は鉄道用地跡ではない(ただの更地だった)という完全なモニュメントです。だいたい、踏切道の真ん中に入換信号機が建植されていますからね(苦笑) でも、入信を移設保存しているところは珍しいのではないでしょうか。 男鹿駅~船川港駅の間にあった船入踏切は、踏切道の車道の幅が広く、車道用の遮断機のほかに歩道用の遮断機もりました。秋田市内にはそのような仕様の踏切はないので、珍しいと思っていました。この踏切モニュメントは、たしかに、車道用と歩道用それぞれの遮断機が復元されています。※遮断桿は外されている「移設された船入踏切」と、前回ご紹介した「貨物専用線跡」には説明看板が設置され、詳しく説明されております。これらは日本ジオパーク「男鹿半島・大潟ジオパーク」の構成物件ではありませんが、ジオパークの説明看板と同じフォーマットで制作されております。 暖地の踏切では見かけない装備「しゃ断機カバー」。雪による影響を防ぐものだったと思いますが、最近は数を減らしてきております。 喫煙スペースは、おそらくこれ枕木で構築されていますね。~なまはげの里~男鹿市の「ふるさと納税」 【ふるさと納税】墓地清掃サービス価格:10000円(税込、送料無料) (2018/11/29時点) 【ふるさと納税】フローズンキャンディおまかせ詰め合わせセット価格:13000円(税込、送料無料) (2018/11/29時点) 【ふるさと納税】【年内発送11月末入金確認分迄!!】男鹿沖産紅ズワイガニ550g前後×5匹価格:26000円(税込、送料無料) (2018/11/29時点) 今日ご紹介した踏切モニュメントは、ご覧の通り、非常に目につきやすい位置にあります。さて、この「道の駅おが オガーレ」の公式なガイドに記載されている鉄道モニュメントはこの2つなのですが、敷地の中を歩いていると、もうひとつ見つけました。しかも、今度は現役時代のままっぽいもの以下、次 回!
2018年11月29日
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秋田県男鹿市のJR男鹿駅前にこの夏オープンした道の駅おが(オガーレ)男鹿西海岸ドライブルートの途上にあります。この道の駅には、こんなのがあります… 線路!がちょっとだけ。 年季の入った車止めがあります。「道の駅おが」は、JR男鹿駅の南方にあった遊休地を活用しているのですが、ならばなぜ線路があるのかというと…? 貨物専用線跡なんです。JR男鹿線は現在、奥羽本線の追分からここ男鹿までを結ぶ旅客路線ですが、そもそもは船川港(男鹿市街に隣接する港)で移出入または水揚げされる物資を輸送するために敷設された路線なのです。現在の旅客駅である「男鹿駅」よりもさらに2kmほど先まで線路が敷設されていて、「船川港駅」という貨物専用の独立した駅が設置されていました。Wikipediaによると「船川港(ふながわみなと)駅」は…男鹿線貨物支線 男鹿起点1.8km/所属事業者 日本貨物鉄道(JR貨物)電報略号 フミ/1937年6月10日開業~2002年1月1日廃止(発着自体は前年に終了)貨物輸送の最末期は、現在の男鹿駅より2駅追分寄り(秋田寄り)にある脇本駅発送の原油の輸送が行われ、日本唯一の鉄道による原油輸送として知られていたほか、90年代末期までは、小坂駅発送の濃硫酸も船川港駅を着駅としていて、濃硫酸専用の長いタンク編成をDD51の重連がけん引し、原油輸送とともに名物列車となっていました。※船川港駅の隣接地には「日本鉱業船川製油所」があり、石油の精製が行われていました。 (現在、JXTGエネルギーの事業所となり、石油精製はしていない) 画像向こうに見えるのが、道の駅と同時オープンした現在の男鹿駅駅舎。しかし、バラストの散布具合が現役そのままを醸し出していますが、一方で何となく作りモノ感も出ていますね現実には、これは移設復元でして、バッチリこの位置に線路があったわけではないようです。道の駅が建設される前に撮影されたグーグルアースの画像を見ると、この位置に線路はあったかもしれませんが、車止めの向きが逆です。(2018 google/ZENRIN)画像上が北 だいたい矢印の位置に線路モニュメントがあります。踏切一つを挟んでいるもののここはまだ「男鹿駅」の構内だったところ。google earthでも線路が複数写っていますが、ACCUM用変電所の工事が始まるまでは機回し線として時々使用されていました。なお、「道の駅」はこの線路敷地跡と画像右手の空き地のほか、両者間にあった道路も廃止して建設され、踏切より北(画像では上)の線路跡は駅前広場として整備中。この「道の駅おが」内には、鉄道遺構がまだあります。次は踏切モニュメント。これはだれが見ても移設にしか見えない(笑)という分かりやすいモノです以下、次 回!
2018年11月27日
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たまの旅行だから…と思い切って奮発した東北新幹線グランクラスの乗車記、その2です。また、長くお付き合いいただきました「さいたま&東京トリップ2泊3日」旅行記の最終回です。前々回の記事(東京駅、グランクラス乗車プロローグ??)はこちら(話の流れ的に、前々回→前回→今回とご覧頂くと幸いです)この旅行の第3日の最初から見たい方はこちら今回の旅日記の第1回(秋田駅)から見たい方はこちらこの記事が、7/21にUPした第1回です↑夏に書き始めて、最終回は冬になりましたずっと座ってるのも何なので、9号車(グリーン車)との間のデッキまで歩いてみましょう。 10号車(グランクラス)側から9号車(グリーン車)側を撮影。木目調の壁板に、ゴールドの仕切ドア。トイレのドアもゴールド 反対に、9号車から10号車側を撮影。踏板が見えますがあそこが連結部で、あのドアより先はグランクラス券所持者のみの空間です。(グランクラスの乗客以外は立ち入り自体が禁止です)ドアの先にはグランクラスサービスの準備室(旅客機でいうところのギャレーのような空間)があり、ホットコーヒーを淹れるコーヒーメーカーなどもあるようです。手前右の丸みを帯びたドアは、トイレ。車いす対応の非常に広いトイレですが、これは普通車(5号車)にもあります。 ドアの内側の色も違います。グリーン車とグランクラスは「赤色」です(写真は9号車)。ちなみに、E5系と同型でやはり「はやぶさ」に使用されるJR北海道「H5系」では「赤紫色」になっているそうです。なお、9号車のドア幅が広いのも車いす対応のためで、普通車にもあります(5号車)。 グランクラスの準備室の向かいには、グランクラス乗客専用に新聞の貸し出しもあります。座席に戻りましょう。 荷棚は蓋がついている「ハットラック」タイプです。旅客機ではおなじみですが、揺れはあっても急旋回などはしない鉄道車両では珍しいですね。JR九州787系など前例はあります。再び席について、ドリンクサービスを頂きます 白ワインは高畠ワインでしたが、赤ワインは、長野・塩尻の「井筒ワイン」というところの、グランクラスオリジナルワインでした(ミニカルパスは持ち込みです) サービスおつまみの「おかき」(亀田製菓製)とともに。たまたま、道中どこかで食べようと秋田から持って行ったミニカルパスをひと袋持ち合わせていたので、サラミも一緒にこのように、サービスメニューにプラスして、好みの飲食物を持ち込んで喫食することももちろん 気づけば仙台を過ぎて古川に停車。東京から新幹線に乗って仙台の到着放送を聞くと、なんかもう帰ってきたなあ~という感慨があります。秋田までの所要時間はまだ倍以上あるのですけど、不思議普段見聞き慣れしている地名(駅名)が続々と紹介されるからでしょうね。前回の記事をお読み下さった方はご記憶かと思いますが、私のほかに唯一乗車されていたファミリーは、仙台でお降りになり、乗車はありませんでした。他の途中駅からも乗車はなく…仙台→盛岡間は私Kazu独り占め空間になりましたアテンダントさんも「Kazu専属」状態な訳で(苦笑)この「はやぶさ111号」は車内販売はもともとないので、GCのアテンダントサービスもなくなるのではないかと、ちょっと危惧。 しかしまだ古川、各駅停車ですから盛岡まではあと1時間ほどかかります。またまたお酒に致しましょう。スパークリングアルコールを注文しました。登場したのは前回同様、「青森シードル」です。青森駅・八甲田丸の脇でJRの子会社が作っているシュワシュワの果実酒で、飲みやすいがリンゴの甘味酸味はしっかり残っています。 最後に、ホットコーヒーを頂戴しました。ホットコーヒーは毎回淹れてくれるので、少々時間がかかります。下車駅が近づく前にお願いしましょう(これ肝心)。目の前でハンドポットから注いでくださいます。(シュガー、コーヒーホワイト、マドラーは車販と同じもの) 楽しい時間はあっという間に過ぎるもので…2時間42分。列車は(こういう時に限って??)遅れることなく定刻で盛岡に到着。ラッキーなことに空いていたというか、仙台から1両独占状態になったおかげで、非常にゆったりまったり寛ぐことができましたところで…グランクラスについて、ネット上の評価を見ると、「とても良かった」と「全然期待外れ」の両極端。「新幹線のファーストクラス」的な触れ込みであるので、「旅客機(国際線)のファーストクラス」と比較してしまっている方が結構いらっしゃるのですが、普通席との差額が3~4倍以上にも達する旅客機のファーストクラスと違って、普通席との差額は倍もない、東京~盛岡なら差額は1万円に満たない額です。(「普通運賃+新幹線指定席特急料金」との比較)ちなみに、今回は利用しませんでしたが、東京駅では専用ラウンジも利用できます。それで、車内ではフリードリンクに軽食やつまみもついて、優雅な空間で2時間以上3時間近く過ごせるのですから、私は良いと思います。グランクラス、次回も乗れるかどうかは分かりませんが、またのリピートを期して、秋田ゆき「こまち39号」に乗り換えます。「はやぶさ111号」到着から「こまち39号」到着まではおよそ8分と、非常に好都合 おい!!こまちはグリーン車かい!なんて贅沢な奴だ!!そう、グリーン車で夢の続きです…実はこれは、料金のカラクリ。以前、友人より「東京~盛岡でグランクラスを使い、こまちに乗り継ぐと、追加のグリーン料金なしでこまちはグリーン車に乗れるぞ」と聞いていたのです。今回、JR東日本の公式予約サイト「えきねっと」で恐る恐る(?)試してみると… 内訳を見てください。特1,280・幹特5,800とあるのは、在来線区間と新幹線区間それぞれの特急料金です。注目はそのあと…「グ9,250」としか印字されていません。(グランクラスは、料金制度上「グリーン車の一種」という扱い)9250円は、営業キロ301~700kmまでの「グランクラス(A)」料金と同額。東京~盛岡間の営業キロは535.3kmですからこれは真っ当。さて、「こまち」のグリーン料金はどこへ行った東京~秋田の営業キロも700kmには満たないので、単に同じ料金帯に含まれるためだと思っていたらさにあらず。「グリーン車とグランクラスを途中で乗り継いだ場合」の計算方法がJR東日本公式サイト内のページ「きっぷあれこれ」に掲載されておりまして、「グリーン車とグランクラスとを乗り継ぐ場合の料金は、全乗車区間に対するグリーン料金と、グランクラス利用区間に対するグランクラス料金からその区間のグリーン料金を差し引いた額とを合計した額です。」とあります。文章だとイメージしづらいので、計算式におこすと料金=全区間のグリーン料金+(グランクラス利用区間のグランクラス料金ーグランクラス利用区間のグリーン料金)となるそうです。東京~盛岡も、東京~秋田も、たまたま、グリーン料金・グランクラス料金の料金表において同じ料金帯(301~700km)のため、「全区間のグリーン料金」と「グランクラス利用区間のグリーン料金」が同一金額となって、結局、請求はグランクラス料金相当額のみとなったというのが真相です。「東京~盛岡のGC料金だけで盛岡~秋田もG利用OK」というのは、友人氏が「はやぶさ」グランクラス+「こまち」普通車を申し込んだところ、申込先の秋田駅のみどりの窓口氏が教えてくれたそうです(解釈は違いますが、結果オーライ)。JRの運賃は奥が深いなあ…(”ペーパー”旅行業務取扱管理者のひとりごと←合格はしたけど仕事はしていないので資格が塩漬け状態ってことで) そんな料金計算の神髄などつゆ知らず、いいサービスだなあ~と感動に耽りながら、E6系グリーン席に身をゆだね、チューハイをもう1本開けて(車内販売で購入)秋田まで帰ってまいりました。7月21日にUPした第1回から、長々4か月もお付き合いいただきまして、ありがとうございました2018さいたま&東京トリップ3日間完 ~思い出に残るご旅行を~盛岡・八幡平近辺のお宿 安比八幡平の食の宿 四季館 彩冬 鶯宿温泉 ホテル森の風 鶯宿 繋温泉 ホテル紫苑
2018年11月23日
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7月に決行した、さいたま&東京トリップ2泊3日は、いよいよ全日程を終えて、大荷物と土産品を携え東京駅へと戻ってきました(…土産は大丸で買ったんですがね笑)帰宅してまもない7月21日にしたため始めたこの旅日記シリーズは、4か月近くかかってやっと完結間近ですもっとさっさとUPせいってな(いや、完結はしないかもしれない…思い出したように追加を書くかも)前回の記事(東急東横線・代官山駅)はこちらこの旅行の第3日の最初から見たい方はこちら今回の旅日記の第1回(秋田駅)から見たい方はこちらこの記事が、7/21にUPした第1回です↑ E5系(緑色ピンク帯:はやぶさ車両)とE6系(紅白:こまち車両)がブチュ~している、もはやお馴染みの光景。秋田に帰るわけですから、これに乗ります…が おやあ~E6系(こまち車両)の行先表示が「こまち」ではなく「はやぶさ」になっていますね~しかも盛岡ゆき。停車駅に…水沢江刺、北…。なんとなってらんだすか???(共通語訳:どういう事になっているのですか?)折り返しまで間がない東京駅新幹線ホームですから、乗り遅れないように自分が乗る号車の前に移動しましょう。自分の指定席の乗り口でドアが開くのを待っていると、丸の内口の高層ビルがきれいに見えたので、新幹線と絡めて1枚 夜の東京駅東北上越新幹線ホームをイメージするに十分な画が撮れ………お~っと、新幹線に車体に何やら金色のマークが見えますね G お~っ、これは国内旅事情にお詳しい方ならもうお分かりでしょう。そう、秋田に帰るのに、E6系が停まっているのに、なぜか乗る列車が「はやぶさ 盛岡」の理由はコレです数年に1度の遠出上京(Kazuの現在の仕事は原則、出張がありません)。旅行自体も奮発モノですが、あれこれ予算を計算して、グランクラス乗車の費用を捻出しました前回2015年の秋、新青森から東京まで乗って以来、リピートを誓って(?)いました。今回、予算措置もでき、通常の運賃+料金にざっくり1万円プラス(運賃と料金についての詳細は、次回次々回にご紹介します)の贅沢で、旅を締めくくることにしました 普通、東京~秋田間の移動でグランクラスに乗りたいとなれば、「はやぶさ+こまち」号の「はやぶさ」編成に連結のグランクラスに乗って、盛岡で前の「こまち」編成に急いで乗り換える(まあ、E6系1両分なのでそんな距離ではない)のが普通だと思いますが、それでは盛岡で急かされてグランクラス気分も半減といったところ。ところが、この「はやぶさ111号」盛岡行きは、仙台以北が各駅停車のためグランクラスに乗っていられる時間が20分ほど長いうえに、盛岡で最終「こまち39号」に約8分という絶妙な待ち合わせ時間で乗り継ぎが可能です(2018年3月改正ダイヤの場合)。もちろん、シートサービスありの列車です。他の盛岡はやぶさ→こまちの乗り換えは、盛岡での待ち時間が50分ほどありますから、これは絶妙。※どちらの乗継パターンでも、運賃+料金は同額です。ただし、グランクラスが「やまびこ」の場合、特急料金だけは僅かに安くなります。通常の「はやぶさ」よりも長い時間グランクラスを堪能できるこの旅最大のヤマ場(まさか?笑)。当ブログ2回目となります「グランクラス乗車記」発車は次回です~ここまでになるとKazuは予算オーバーです…~東京駅近くの高級ホテル オークウッドプレミア東京 アスコット丸の内東京 コートヤード・バイ・マリオット 東京ステーション
2018年11月18日
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10月13・14日に運転された「SLこまち」号で使用された旧型の客車をご紹介しています高崎車両センターをベースに東日本各地でイベント運転されている客車なので鉄道ファンの皆さんにはお馴染みの車両たちだと思いますが、一般の方々、特に中高年に方々にはお懐かしさいっぱいの車両と思います。私Kazuは、すでに新型(といっても50系)が幅を利かせていた時代に列車に乗るようになったのですが、それでも、一番古い乗車記憶はこのタイプの旧型の客車です。前回の記事(オハ47、スハフ42)はこちら(2014年10月の運転時に、東能代駅で撮影) オハニ36 11現在、おそらくJR旅客会社に唯一残る座席荷物合造車です。読んで字のごとく、客室と荷物室の両方が設けられた客車。国鉄末期の昭和57年ころまで、国鉄では小口荷物の営業輸送を大々的に行っており、旅客・荷物とも需要が少ない区間や、長距離列車に荷物を載せる場合は、このような合造車が使用されていたわけです。国鉄の財政悪化と郵便小包や宅配便の進出により、寝台列車の電源車や新幹線を利用する輸送を除き、荷物輸送は廃止に。いま、路線バス業界で「貨客混載輸送」というのが「新しい輸送モード」として脚光を浴びていますが、そんなのは国鉄がはるか昔から実施していました。(デッキから撮影) オハニ36の客室。試乗会では添乗スタッフ用として使われていたようです。(試乗列車には、乗務員のほか、横手駅で受付係だったジェイアール東日本企画の人達が一緒に乗っていました)床材はリノリウムに張り替えられていますが、壁の化粧板や腰掛が木製ニス塗りのままで好ましい雰囲気を保っていますね。次にご紹介する「スハフ32」に次いで指定席が当たったらラッキーな車両ではないでしょうか。編成中の他の車両も同じですが、本当に網のままの「網棚」と、網棚の支えの凝ったデザインが本物のレトロ感を醸し出しています。荷物室は本当に業務用で、車販準備室として使われていたようです。奥羽本線 大張野→和田 本運転では指定席として、お客さんを入れて運転されていました。ここには多数の見物人がいたので、皆さん窓から顔を覗かせて、「お~っ、いるいる!」なんで歓声を上げていらっしゃったんでしょうね。最後に、秋田方の6号車、国内現役最古参の客車(2014年の運転時に、東能代駅で撮影) スハフ32 2357窓枠が小さい独特のスタイルのこの車両は、Wikipediaによると、昭和13年 梅鉢車両製。現在、JRで恒常的に営業運転できる最も古い車両で、かつ、営業可能な32系客車もこの1両のみ。JR西日本の展望車マイテ49 2も32系ですが、もう10年ほど営業運転していないようですね。さらに、スハフ32は、展示保存車も東京の1両しか残っていないということで、こんなに貴重な車両が80年も現役で走っているのは奇跡としか言いようがありませんね。前々回の記事でもご紹介した通り、今回ラッキーなことに、この車両に指定席をいただきました 壁の化粧板はもちろん、木製のニス塗です。あ、気づけばこの車両は扇風機がありません。当然、冷房もないので、夏の運転は厳しいかな?乗車の際も車内が興奮による熱気(?)に包まれていたので、トンネル以外では少し窓を開けました。 床も木製、木張りのまま! 座席周りは、もはや、博物館のレプリカでしかお目にかかれないような意匠です。よく似たモックアップが、小坂町の資料館「小坂鉱山事務所」にあるなあ灰皿は全車禁煙の方針に則って撤去されていますが、完全木製の窓枠大きな丸穴が多数開いている暖房装置。そして、窓は1ボックスに2つの狭窓通路側にはまっすぐのひじ掛けがありますが、窓側にはありませんね。背もたれの立ち客用の握り手もありません。1~5号車のオハニ36、オハ47、オハフ42は急行での使用を前提に、窓側にもひじ掛けがあります。テーブルもこのスハフ32のみありません。 このスハフ32の内装の最大の特徴は…日差し除けがロールカーテンではなく鎧戸であることでは上げるか下げるかしかできず、しかも、上げている時も窓枠のくぼみに引っかかっているだけというシンプルな機構です。しかも、これ以上は閉まりません夏の夜行列車に使われたら大変だったことでしょう。朝4時ころには目が覚めちゃう。他の5両とは異色な、しかも、この1両しかない客車の席に座って旅行ができて幸せ5両に共通した昔と違う変更点があります。ひとつは、灰皿の有無。これは禁煙化の流れで仕方ないですね。さらにひとつ、使用可能なトイレは洋式化、水洗化済み。使用不可のトイレは機械室などに転用。そういえば、洗面所は全て閉じられていたような??そして、最大の違いが、ドア回り。 昔の客車は、デッキのドアは開けたまま平気で走っていたのが通例でしたが、現在では事情により(省令により?)ドアを開け放ったままでの営業運転はできないことになっているので、閉まるときは自動で閉まって施錠されるように改造されています。そのためのドア閉め用の機構が、ドアの内側に追設されています。開けるときは、ロックが解除されるだけだとか。 哀愁漂う赤ランプ…と思って撮影した戸閉め表示灯も、ドアの半自動化にともなって設置されたもので、もともとはなかったものですね。Wikipediaによると、トイレの洋式化などとともに2011年に施工されたということです。←秋田C61+スハフ32+オハ47+オハフ42+オハ47+オハ47+スハニ36+DE10これが今回の編成でございました。DE10がついているのは、湯沢駅に転車台がないため、往路の横手→湯沢間での逆向き走行の牽引用というのが最もな理由と思われます。(往路の横手駅で長時間停車して先にC61を方転、湯沢発車時に正向きになるようにしていた)次回は、県民向け試乗会の前日に運転された関係者・報道向け試乗会と、13日(土)の本番の走行シーンをご紹介致します送料無料◆A6983 マイクロエース 高崎運転所・イベント用旧型客車・赤帯 4両セット Nゲージ 鉄道模型(ZN37359)価格:16880円(税込、送料無料) (2018/10/17時点) スエ78・スハフ32・オハニ36 JR東日本イベント客車 3両セット【マイクロエース・A6981】「鉄道模型 Nゲージ」価格:11016円(税込、送料別) (2018/10/17時点) TOMIXのカタログにも、高崎車両センター旧型客車セット(品番92829)が載っていますが、ネット各店では売り切れのようです。「赤帯」というのが、これらのイベント客車に一時期施されていた塗装ですが、評判が芳しくなかったようで取りやめになりました。「スエ78」は国鉄分割民営化以降しばらく、イベント列車に連結されていた「救援車」(もとは荷物車)ですが、現存しません。
2018年10月17日
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昨日、一昨日と運転された「SLこまち」号と、それに先立って運転された「SL試乗会列車」号には、JR東日本が所有している旧型の客車が使用されました。昔懐かしい木製の内装の車両を、試乗会列車の大曲停車中に見物して回りました。車両そのものは高崎車両センター所属であちこちに出張運転されている車両なので、もっとお詳しい方が多数いらっしゃって、ネットにも台車の形式から改造履歴まで解説がたくさんUPされていますので、簡易にご紹介しますなお、車両外観写真の一部は、以前運転された時に撮影した写真を使用しています(2014年10月の運転時に、東能代駅で撮影) オハ47客室と便所、デッキがある普通車です。もともと「スハ43」という形式でしたが、台車の取り換えによって軽量化されたため、形式名が変更されたということです。 車内は、ボックスシートがズラリと並んでいます。現役時代(といっても、これらの車両は除籍されたことはないのですが)に、「近代化改造」といって、当時の新型電車や気動車にサービスレベルを合わせるために、壁板と床材が樹脂製のもに取り換えられています。窓枠もアルミ製に取り換えられています。扇風機もついていますね。今回の編成には、このオハ47形が3両連結されていました。また、これら高崎のオハ47形3両は便所が洋式・汚物処理装置付き(オリジナルの「ボットン便所」ではない)に改造されており、編成中ではこの3両の便所のみ使用できます。なので、停車中も使用できます←昔と違う※車内の写真は2号車(オハ47 2246)で撮影 昔の車両と、昭和40~50年代頃の車両の内装がミックスされた内装になっていますね。ちなみに、テーブルにはセンヌキがついています。誰か、瓶ビール持ち込んだ人いないかなあ??(2014年10月の運転時に、東能代駅で撮影) オハフ42基本的に、オハ47と同じですが、車端部に車掌室がある「緩急車」となっています。 車掌室は半室で、通路の反対側は、現代風にいうところの「フリースペース」になっています。本来は、乗務員が腰かけるところでしょうが、柵や扉はなく誰でも入れます。この車両も客室内は近代化されていましたが、業務用であるここは木製壁板のままでした。丸いハンドルは手ブレーキ。客車だけを停めておくときや、車掌が非常ブレーキをかけるときに使用される簡易ブレーキ装置。この運転では車掌室としては使われていなかったので、手ブレーキハンドルには南京錠がかけられて、回せないようになっていました。形式名の「フ」は、ブレーキの「フ」だそうです。次回、レトロな内装が残る2両をご紹介します
2018年10月15日
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10月11日(木)に秋田~湯沢間で運転された「SL試乗会列車」に、復路の横手から秋田まで乗車する機会を頂きましたこれは、昨日・今日(2018年10月13日・14日)に運転されている「SLこまち」号の試運転のうちの1往復に、抽選で選ばれた秋田県民合計1000名が招待されて乗車したものです。列車の企画の概要と、横手駅での様子は前回の記事をご覧ください→こちら 当選はがきに記載された指定席、JR現役客用車両最古参のスハフ32 2357に乗り込みます(JR各社に在籍している車両としては、もっと古い電車があるが自走できない状態らしい)車両は、最後尾に連結されていた補助のディーゼル機関車を除き、SL・客車とも高崎車両センター所属車であります。「高タカ」とはそういう意味。 機関車は廃車・展示ののち復元されましたが、客車の方はSL現役時代から使用され続けている車両で、国鉄末期からはイベント専用で使用され続けています。往年よりも艶が増した感じの茶色の塗装を纏っています。本番運転と同じ定刻14:45 腹に響く爆音の汽笛とともに、横手駅を発車 招待客が400人乗っているとはいえ、あくまでも試運転なので華やかなお見送りは、なし。JRの社員さん&横手の観光協会の方+警察官という一風変わった組み合わせのお見送り部隊に見送られて、そろりそろりと横手構内を出て秋田に向かって北上します 車内にはウキウキ気分満載で、「日本一広い盆地」横手盆地を北上。編成中の他の客車は、昭和40年代頃に近代化改造として壁板が樹脂製に取り換えられていたり、床板がグレー色のリノリウム張りにされていたりするのですが、私が乗った6号車のスハフ32は、木製ニス塗のまま。あとで紹介しますが床も窓枠も木のままで、乗り心地は他の車両の方が良いはずなんですけども、一番人気の車両です。 およそ20分で、大曲に到着。招待区間(Cコース)は横手→秋田と決まっているので、本番運転と違って途中駅での乗車や下車はないのですが、停車各駅とも本番通りにドアが開けられ、ホームに出ることができました。ここで、停車しているうちに他の車両を見に行きましたが、それは次回ご紹介します 仕切り戸も、木製。戸のドアノブは真鍮製かな?当然、自動ドアではありません。オートクローザーも付いていません。完全手動。(惰性で閉まる場合はあるでしょう)その向こうには、牽引機C61 20のテンダー(炭水車)が顔を覗かせています。これより先の区画は、本来は客用のデッキですが、現在は車掌室として使用されています。大曲を出ると間もなく、「こまち」に追い抜かれました。並走というより、スピードの差は歴然であっという間 車内販売が巡回してきました。試運転の試乗列車ですが、車内販売が乗っていました。特製グッズなどを期待しましたが、どうやら積んでいなかった模様で、ほぼ、新幹線の車内販売と同じ内容でした。 建前上は「SL試乗会列車」ですが、車販のレシートには「SLこまち号」と記載。上の方にチラッと見えますが、SL列車でもSuica使用可能。実はこの列車には、車内販売が2組乗車しており、もう1組は、抽選の申込時に予約された弁当の引き渡し専用で、ワゴンいっぱいに「牛めし」と「いいとこどり弁当」を積んでいました。特製掛け紙を期待して「牛めし」を1個だけ予約しましたが、残念ながら通常版掛け紙でした。新聞には特製掛け紙の弁当が出ると紹介されていたので、今日また秋田駅に買いに行かないと秋田駅に買いに行ったところ、秋田駅では販売されていませんでした(通常版を販売)SLこまち号の車内販売と、大曲・横手・湯沢のNewdays限定だったそうです…。でも、列車の風情にプラスするとすると、「あきたこまち弁当」(幕の内)に特製掛け紙をかけて頂けると良いような気がするな~ そのうち、車内放送で案内があり、皆一斉に進行方向右側を見ると…盛大な昼花火が打ち上っていました「全国花火競技大会」通称「大曲の花火」でつとに有名な大仙市ならではのおもてなし。あと、車内では「SL試乗会」と記された記念撮影ボードを手に同乗の運転士さんが巡回してきたので、撮ってもらいました コーヒーでひといき。コーヒーは窓枠へ。スハフ32って、もともと普通列車用だったのでテーブルがないのです…。刈和野では1分ほど停車ですぐ発車。この列車で唯一、長時間停車ではない停車。刈和野を出て、峰吉川から山間(丘陵)部へ入り、小さな峠のトンネルに向けてSLは一層煙を吐きます。…ということはそう、そこはお立ち台私も前日の関係者・マスコミ向け試乗列車をそこに撮りに行き、40人ほどお集まりでしたが、この日はいかほどか??? お~っ、イッパイいるいるガンバってるねェ~~(笑)と、カメラの放列に車内は大盛り上がりちなみに、人数が少ないように見えますがここは構図上、立ち位置が2グループに分かれるところです。 トンネルに入りますと、一転して夜汽車の雰囲気にトンネルを出るとしばらくして、羽後境に停車。およそ10分。羽後境を出ると、国道13号・羽州街道からはいったん離れ、山間を進みます。有名撮影地の大張野では、またまたカメラの放列に歓声そして、最後の停車駅の和田では19分の停車。早いもので、ここはもう秋田市です。 19分のうちに、上りの普通電車と交換し、下りの普通電車に追い越され。その間に、キャブの前で、ニコニコの運転士さんとなまはげとの3ショット記念写真を撮っていただきました。さすが、高崎の運転士さんは撮られ慣れてます(笑)いつもは湘南新宿ラインとかを運転されているんですかね?? 和田発車直前、並ぶ赤色のランプ(戸閉表示灯)に哀愁を感じ、1枚。…でも、これは昔はなかったものですよね。(詳細は次回)17時ジャストの発車直前、轟音とともに下り「こまち」がSL列車を追い抜いていきました。本番運転(13日)も和田に見に行きましたが…追い抜きではなく、徐行運転&SLに続行で和田を通過。ということは、この先で並走したのかなあ…。悔しいなあ。さておき、和田を発車するころには、外はかなり薄暗くなってきました。 車内はすっかり、夜汽車の風情。乗客の皆さんの雰囲気もそろそろまったりモードになってきて、満席の車内は、イベント列車というよりは帰省列車という感じになってきました。 和田発車からおよそ20分、明田地下道を越えていよいよ秋田駅に進入。この旅も終わりを迎えます。 楽しかったひとときの余韻に浸るかのように、再びSLの周囲には人垣ができていました。 乗務員の皆様、お疲れさまでした!そして、ご招待いただきましたJR秋田支社さんに深く御礼申し上げたいと思います 次回の当ブログは、このSL列車に連結されている客車をご紹介いたします。そして、その次の回は、10日水曜日に運転された試運転(関係者向け試乗会)と、13日の「SLこまち」本運転で撮影した写真をご紹介したいと思います。
2018年10月14日
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東京旅日記は数回お休みして、秋田で一番HOTな話題をご紹介します9月下旬のある日、ジェイアール東日本企画さんより、こんなハガキが拙宅に届きました。 SL試乗会 ご当選おめでとうございます!!おーっ、当たった当たった来る10月13日・14日の両日、奥羽本線の秋田~湯沢間で運転されるイベント列車「SLこまち号」。それに先立ち運転される試運転のうちの1日を用いて開催される一般向け試乗会に応募していたのでした。(関係者・報道向けの試乗列車は別途運転)当たればいいな~と思っていたところ、当選これは、秋田県民限定で、秋田→横手400人、横手~湯沢往復200人、横手→秋田400人の合計1000名様をご招待という太っ腹企画を射止めました招待なので、もちろん無料!※注:本番は、運賃と指定席料金が必要です一般販売の場合、全国一斉発売なので地元住民が乗れるとは限りません。その埋め合わせの意味もあるのかな?とは思います。そこで昨日、このハガキを持参して馳せ参じたのがこちら 横手駅であります。横手→秋田400人の枠に招待頂いたので、横手駅から秋田駅までSLの旅を楽しんできました集合場所(横手駅)までは自腹です。正確には「SL試乗会列車」で、「SLこまち号の試乗会」との呼称は聞かれず、ヘッドマークもサボもついていませんでした。あくまで「試運転」なので、特別なイベント事はありませんでしたが、横手駅コンコースでは「あまえっこ(甘酒)」のお振る舞いがありました。 試乗会なので、そのままきっぷを持ってホームへ…という訳にはいきません。受付を済ませて、首から吊げる乗車カードとノベルティを頂いて、号車ごとに案内するということで集合場所でしばし待ちました。 400人が整列しているとなかなか壮観です。別に入場制限されているわけではないです。私の待機場所は、なんと西口の外でした! 西口に出ると、ちょうど、SLが入換運転をしていました。湯沢から横手に到着したSLは、いったん横手運輸区に入区して整備したようで、また編成に繋がれました。なお、客車はホームに据え付けられたまま。また、横手には転車台があり、往路(湯沢ゆき)のうちに方向転換してしまうようです。 ~都市部でも旅の宿は温泉で!~横手駅前温泉ゆうゆうプラザの日帰り温泉が「宿泊者は無料」になるホテル横手プラザホテル ホテルプラザアネックス横手 横手温泉 ホテルプラザ迎賓 1号車から順番に、係員の誘導でホームに降りました。今回乗車した車両(指定席)はこれ スハフ32 2357現在、JR東日本が現役の営業用に使用している客車(電車や気動車も含む)の中で一番古い車両だそうで、戦前に製造された車両とのこと。もちろん、編成の中で一番人気の車両です。室内もまた、人気の高さが伺える内装ですが、後日ご紹介します。 発車までの間に先頭に行ってみると、当然ながら撮影会状態であります。蒸気機関車の中では人気筆頭と目される「D51」よりも丸みが強い、やさしい印象も、この「C61」の人気の秘訣かも。 続いてなまはげ撮影会(笑)「なまはげさんこっち向いて~」「次はこちら!」なんて、アイドルの撮影会並みですよ(苦笑)JR秋田のSL運転恒例「なまはげ乗車」今回は、青鬼でした。本番は赤鬼・青鬼どっちかな?※本当は、なまはげは「鬼」ではないのです さて、そろそろ発車時刻となりました。車内に入って、発車を待ちましょう。ちなみに、時刻は全区間にわたり本番と同じ時刻でした。次回、次々回と続けます。満席のお客さんが乗っていたので(抽選だったから当然ですが)、車内の様子はあまりお見せできませんが、停車駅で空いたスキに撮った旧型客車の車内などをご紹介します。以下、次 回!
2018年10月12日
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およそ25分滞在した埼玉県北足立郡伊奈町を後にいたしまして、埼玉新都市交通「ニューシャトル」に再び乗車して大宮方面へ戻ります。前回の記事(内宿駅)はこちらこの旅の2日目のスタート(さいたま新都心駅)から見たい方はこちら今回の旅日記の第1回から見たい方はこちらなお、今回の画像は、一部、自分で撮影した動画のキャプチャ画像を使用しております。 帰りの車両は、水色。 京浜東北線の実物大Bトレいやいや、2000系電車は帯色が7色あるそうです。 車内もいたって普通の通勤電車。ただ、天井が低く、車幅が狭いというのがJRなどの電車との大きな違いです。あとは、広告もあれば情報装置(電光掲示)もあります。 ニューシャトルは「新交通システム」という方式の電車ですので路盤には鉄のレールはなくコンクリート製。当然、車両の車輪も鉄車輪ではなくゴムタイヤとなっています。ところどころ、交換可能な駅となっています。終端に近い丸山~内宿間は単線なんです。 全線が上越新幹線の高架に付設されているこの路線。北陸新幹線のE7系かW7系とすれ違いました。 丸山駅に入線。内宿駅から4駅目、起点の大宮駅からだと8駅目。基本的に配線は単純な路線ですが、丸山駅は車両基地があるので、多少複雑になっています。 信号もミニサイズ。基本的にATCで走っている路線ですが、ミニサイズの色灯式信号機が設置されていました。入換(出入庫)に使うのですかね?丸山駅から大宮駅までは複線となります。複線といっても、JR新幹線の高架を挟んで上下線が分かれているので、対向列車の姿は見えません。 その証拠、丸山までは左手に見ていた新幹線が、丸山から先では右側に見えるようになります。すでに、東北新幹線も一緒になっています。 大宮駅に向けて速度を落としているはずのE5系に、あっさり抜かれました。 加茂宮駅を出てすぐの上り線では、こんな狭いところを急カーブで通り抜けるシーンがありました。Wikipediaの記述では、NTTの電話局が新幹線の高架に近接していたため、ここだけ新幹線の高架下に線路を通すよりほかなかったということです。当然、速度制限によりゆっくり通過します(下り線と1分ほど違うとのこと)。そして、下車駅に到着しました。 ニューシャトル沿線の観光と言ったら、やっぱり鉄道博物館でしょうこの「鉄道博物館駅」は、もともとは「大成駅」だったのですが、鉄道博物館が開館するときに改称されました。次回、ここ鉄道博物館駅をご紹介して、鉄道博物館に進みましょう以下、次 回!
2018年09月09日
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「さいたま&東京トリップ3日間」の2日目午後は、ニューシャトル乗車からスタートニューシャトルって何?この旅の2日目のスタート(さいたま新都心駅)から見たい方はこちら今回の旅日記の第1回から見たい方はこちら ニューシャトルなる乗り物ののりば(駅)は、JR大宮駅の北側にあります。北側といっても、駅構内はつながっており、エキナカを通って屋内を歩くと到着します。そして、ニューシャトルとは、いかなる乗り物かといいますと…ニューシャトル 大宮 「案内軌条式」とよばれる、鉄レールがないコンクリート軌道を、マッチ箱のような…今の人たち、マッチ箱知らないか…ミニサイズの車両を連ねて走る「電車」のことです。東京の新橋からお台場の方を走る「ゆりかもめ」や、神戸の「ポートライナー」などとほとんど同じシステムの都市型輸送手段であります。※ミニサイズだし、鉄レールはないが、分類上は「電車」となります。運転免許も電車のもの。 結構な速度でホームへ入線。もっと四角い車体をイメージしていましたがそれは初期型で、現在は裾を絞った幅広車体の新型に置き換わっていました。JR東日本のE231系電車のミニチュア版というか、バンダイ「Bトレインショーティー」の実物版というか、そんな感じの車両です。ニューシャトル大宮駅のことですが、駅はJR大宮駅の中に入っており、西口側(ダイエー側)の連絡通路「てっぱくどおり」を進むと、改札口(1枚目の写真)があります。改札口を入ると数段の段差を経て、1面1線のホームがあります。電車は、大宮駅では「Ωループ」線になっており、バスのように、入線してきた進行方向に発車します(折り返し運転ではない)。なお、JR各線や東武線とは、改札内ではつながっておらず、乗換専用改札もありません。乗車には、Suica、PASMOはじめ、Suica相互利用のIC乗車券が利用できます。ちなみに、第三セクター鉄道ですが、埼玉県のほかJR東日本グループが大株主のためか、Suicaの加盟路線となっています。運転間隔は早朝・夜間・ラッシュを除いて10分間隔です。埼玉新都市交通ニューシャトル沿線のホテル マロウドイン大宮 おふろcafe utatane むさしのグランドホテル&スパ 列車は、大宮駅を発車直後はループ線を通って進行方向に向くため、通常の列車ではありえない急カーブを通過し、やがて直線になってスピードを上げます。路線はほとんど全線にわたって上越新幹線の高架に付設されています。これは、新幹線建設にあたっての、地元への見返りとして建設されたためと聞いています。 半数くらいのお客さんが、大宮の次の駅で降りてしまいました。そこには、今年リニューアルオープンした、大宮きってのある観光スポットがあるためです。私も…まずは、その駅を通り越すことにしました。大宮発車から10分ほどもたつと、だんだんと、緑が増えてきます。そして、ここまで来ました 終点の内宿駅です。地方からの観光客はまず降り立たないであろう内宿駅とその周辺の様子は???以下、次 回!
2018年09月06日
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E4系新幹線「Max」に乗りたいがために、大宮へ行くのに高崎で「とき346号」(E2系)を降りてしまったKazuです。前回の記事はこちら「新潟駅駅前探訪」からみたい方はこちら今回の旅日記の第1回から見た方はこちら乗車するMaxたにがわ348号は、発車の10分ほど前に8両で入線してきました。席に荷物を置いて、車内探訪がてら(前回)、列車の最後尾へ行ってみました。上越新幹線 高崎 最後尾は、お口を開けて待っていました。このMaxたにがわ348号は高崎始発で8両編成の列車ですが、発車直前に、新潟から来るMaxとき348号を後部に連結し、「Maxとき・たにがわ348号」として、16両編成で東京を目指すのです。 新潟方から、Maxとき348号が近づいてきました。 連結する車両はE4系どうしですが、連結の手順は、盛岡駅でみられる「はやぶさ」「こまち」の連結作業とほとんど同じようで、先に停車している列車(Maxたにがわ)の車掌の誘導により、2度(3度?)停車してから、ガシャーンと連結。 16両編成となって、一路東京を目指すことになります。高崎駅では「Maxたにがわ」を「前編成」、「Maxとき」を「後ろ編成」と案内していました。(下りでは逆でしょう) これは下り列車を撮ったものですが、Maxときたにがわ348号もこの姿で東京まで。ちなみに現在は運用されていませんが、E4系Maxは、東北新幹線内で山形新幹線400系・E3系を連結して運転していたことがあります。 自席に戻る途中に、Maxたにがわ編成のグリーン室を入口から覗いてみました。だ~れもいません。 なんとなくバブルの残照が見え隠れするデザインで、ゴージャス感がでてますね。お気づきの方もいらっしゃると思いますが、新潟~大宮間の乗車なら、なぜ新潟からMaxとき348号に乗らなかったのか?…それは、満席だったからです正確には、普通車の2階が満席であった。1階はまだ「○」だったのですが、せっかくなら2階に乗りたいですよね。また、新潟駅で自由席に並ぶというのも手法でしたが、リクライニングシートの2階席が自由席になっているのは12号車のみということで、高崎までとき346号で先行し(最終的には全席発売済みとなったが窓側席を確保)、高崎でゆっくりとMaxに乗り換え、さらに車内の写真も撮影できました。~東京からは近いですが 新幹線停車駅~熊谷市のホテル
2018年08月13日
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東京方面へ向かうのにもかかわらず、高崎駅で「とき号」を降りてしまった(前回)理由…、それはE4系「Max」に乗っておきたかった! 8両編成ほぼ総2階建ての巨体2編成つなげて16両編成とすることができ、しかも、自由席車両には補助席(ジャンプシート)もあって、16両編成時に定員は1634名と、高速列車としては世界最大です。その代わりスピードは出ず…最高でも240km/h。そのため、東北新幹線からは撤退し、現在は上越新幹線専用になっています。(北陸新幹線は基本的に走られない)この列車は、高崎始発の東京行き「Maxたにがわ」。発車の10分ほど前に、新潟方から入線してきました。 指定席車両の2階。新幹線の座席としては普通の、リクライニングシートが3列+2列。ただし天井が低いです。 2階なので、当然、目線の高さも高いですね。 指定席車両の1階席。同じくリクライニングシートですが、3列+2列の位置が2階とは逆でした。バランスをとっているんでしょうね。 目線の位置は完全にホームの床板の高さ。通過する方々のお靴が目の前。今回は行きませんでしたが、自由席車両(1~3号車)の2階席は、リクライニングしない回転クロスシートの3列+3列、座席間のひじ掛けもないという、完全に詰め込み仕様となっておりますそちらには、10年以上前に東京~仙台間で乗ったことがありますが、乗り心地はあまり良くなかったような気がします。Maxってのは、「マルチ アメニティー エクスプレス」だそうですが、実際には定員がMaxなんですな 2階建てですから、当然、客室への出入口には階段があります。半らせん階段です。 また、階段があることによって車内販売のワゴンはそのままでは通り抜けできませんから、ワゴン専用のリフトも設備されています。ちなみにワゴンも専用品を使うそうです。各車両の端は… かなり狭い空間ですが、平屋席となっています。階段の上り下りが厳しい方は、この席を指定すると良いでしょう。 一部、車端部が客室ではなく機器室となっている車両があります。そこでは、通路がこんなに長い。遅い時間の高崎始発の「Maxたにがわ」だからできる(?)車内写真撮りまくりグリーン室にもちょっとだけ(入口だけ)お邪魔してみました。(グリーン室は7・8号車の2階で、1階は普通席)また、この列車は発車前に連結作業を行います。それを見物に行ってみましたそれらはまた次回ご紹介します。~新幹線でサッと移動して、現地でのんびり!~高崎市域の温泉宿 高崎観音山温泉 錦山荘 倉渕川浦温泉 はまゆう山荘 榛名湖温泉 ゆうすげ元湯 以下、次 回!
2018年08月12日
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まず初めに、この記事より、文字を、長文が読みやすいと評判の「メイリオ(Meiryo UI)」にしてみました。(前回の記事は一旦UP後に試行)。記事の最初にfont faceタグを入れて対応しますので、たまに忘れる場合もあるでしょう。ご覧の端末が「Meiryo UI」フォントに対応していない場合はこれまで通りゴシック体表示となります。さて、秋田から羽越線経由で上京途上、新潟駅で途中下車してます…の3回目です。新潟駅は、もともとの正面口である「万代口」、新幹線側の「南口」両方にバスターミナルがあります。「南口」のバスターミナルは全国的にもよく見かけるロータリー形式となっておりますが、「万代口」では、今では貴重となった方式のバスターミナルが現役です。バック入線方式 のバスターミナル全国ほとんどのバスターミナルでは、プラットホームが島式になっているか、ロータリーの外側にバス停ポールが設置されていますが(この記事では両者を便宜的に「通常方式」と呼ばせて下さい)、ここ新潟駅万代口のバスターミナルは、それぞれの乗り場(番線)にバスが1台づつバックで据え付けられる方式となっております 通常方式のBTと違って、誘導員の職員さんがバックオーライと笛を吹いて大型バスをバック駐車に誘導しています。昨年9月に閉鎖された岩手県盛岡市の「盛岡バスセンター」も、番線ごとに行きどまりの独立ほのりばとなっていました。旧盛岡BCは入線は頭から入り、発車時にバック誘導でした。閉鎖直前の旧盛岡バスセンターでもそれ以外に、東北・新潟にバック入線・発車式のBTはあるのかな?少なくとも秋田県にはありません。弘前バスターミナルも、仙台駅前のバスターミナルも、いずれも通常方式です。 バスの後方に乗客の待合スペースや案内板、時刻表が設けられています。結構味のある光景でした。ちなみに、新幹線側の「南口」バスターミナルは通常の方式(ロータリー)です。もうひとつ、新潟駅万代口で見つけた、今度はバス車両 これは東北の路線バスでは見られない(※)、連節バス全国的にも超珍しい車両に出くわしました※Wikipedia記載によると、福島県のJRバス関東白河支店に特定輸送(送迎)用として配属があるとのことこれは、新潟交通が運行しているBRT「萬代橋ライン」に使用されているそうです。BRTは、車両こそ「路線バス」であるが、専用道路を高速・定時に走行し、停留所は「駅」に準じた設備を設けて利便性の向上を図るバス輸送の形式で、全国的にはJR東日本の津波被災路線「気仙沼線BRT」「大船渡線BRT」、鹿島鉄道廃線跡の「かしてつBRT」、日立電鉄廃線跡の「ひたちBRT」があります。福島県のJRバス関東白棚線は戦時休止となった国鉄線の線路を撤去してバス専用道路とし、駅跡に行き違い設備を設けた点で、国内でのBRTの元祖かもしれません。ただし、BRT「萬代橋」ラインは、当初計画では道路中央に専用車線を用意して運行するはずだったそうですが、事情により用意ができず、全区間、既存の車線を一般車に交じって走行しているということです。また、新潟駅には立派なバス駅が設けられる予定だそうですが、JR高架化の遅れで、こちらも足踏みとか。 近未来的でカッコいいバスです。カッコいいのもそのはずで、オーストラリア製の輸入車だそうです。ただし、便によっては、従来型の路線車両が走るそうです。 快速便と各停便があるとのこと。また、全バス停に「駅ナンバリング」があるほか、新潟駅前などには発車標もあって、かなり「鉄道」を意識した交通機関です。専用道路とバス駅の設置が実現すれば、市街地で大量定時輸送をしたいが「路面電車(LRT)」を作るほどでも…という程度の採算見込みの路線に非常に有効ですよね。なお、新潟駅万代口でもBRT乗り場はバック入線方式ではなく、通常(ロータリー)方式の乗り場です。★この記事の作成にあたっては、Wikipediaの記載「連節バス」「萬代橋ライン」「バス・ラピッド・トランジット」をかなり参考にしました。新潟駅からBRT萬代橋ラインに乗って…万代島~古町のホテル ホテルオークラ新潟 カントリーホテル新潟 ホテル日航新潟 アパホテル<新潟古町> ホテルディアモント新潟 東横イン新潟古町 次回は、自由通路を通って、新幹線の駅がある側「南口」へ行ってみます以下、次 回!
2018年08月05日
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東京へ行くのに秋田から「きらきらうえつ」に乗っている旅、いまだ東京に着きませんが今回はその6です。第1回はこちら。 「きらきらうえつ」車内の茶屋で駅弁を購入し、ラウンジ席「きらきらラウンジ」の利用券をゲット!と、前回ご紹介しました。その時買った駅弁がこちらまさかいくらなんでも寿司 (新発田駅・新発田三新軒)有名駅弁「えび千両ちらし」と同じ調製元の、こちらも名の知れた駅弁です。 左から、「ます」「さけ」「かに」「いくら」なんでも寿司…というわけです。右端は玉子。寿司というからには、ごはんは酢飯です。これを、「新潟県限定サッポロビール 風味爽快ニシテ」(前回の記事で「気分爽快ニシテ」と紹介してしまいました。スミマセン…気分は爽快ですけどね!)とともに頂こうかとしていた矢先列車があつみ温泉駅に進入すると、向こうのホームには TRAIN SUITE 四季島 いわずと知れた、JR東日本最上級のクルーズ列車です。何でいるの??と、周りの方々もソワソワ…これは駅弁どころではなくなりました(笑) これがエントランスですかね?かなり主張してます。通過してゆく四季島は目撃したことがありますが、停車中の四季島をじっくり眺めたのは初めて 記念に、食そうとしていた駅弁と四季島を思い出に・・・。後に情報サイトで知るところによると、通常とは逆コースで走る「夏の2泊3日コース」の試運転だったそうです。四季島はしばらく止まっているのだと思いますが、こちらは短い停車で発車です温海温泉 瀧の屋 温海温泉 萬国屋 温海温泉 たちばなや あつみ温泉(温海温泉)の人気宿 列車はいよいよ、羽越線随一の景勝地で国指定名勝・天然記念物「笹川流れ」に差し掛かります奇岩怪石の海岸が10km以上続きます。 途中の「鼠ヶ関駅」では、国鉄メーク同士で編成が組まれた普通列車と出会いました。朱色一色の方はこの形式(キハ47)の新製時に実在した塗装ですが、ツートンカラー(急行色)の方は本来この形式(キハ48)に用いられた塗装ではありません。でも国鉄型車両なので似合いますね。 笹川流れの景勝がしばらき続きます。複線区間では、上りは追設されたトンネルを通過したりするので、じっくり堪能したいなら下り列車がおすすめです。 ここで、目の前に売店があることをイイことにビールを追加ちなみに、「風味爽快ニシテ」「エチゴビール」とも、上越新幹線でも販売されております。たぶん、車販が新潟持ちの「いなほ」にも搭載しているのではないかな?(未確認) 桑川駅に停車。駅そのものが「道の駅」になっている珍しい駅です。列車によっては散策停車がある駅なのですが、今回このダイヤでは短時間停車。間島~村上間では、E653系では気づきにくい「交直切替」の儀式が。電力方式を交流から直流へ切り替えるため、(簡単に言うと)いったん電車の電源回路を切って惰性で通過し、切り替え区間を通過後、今度は直流で機器類をオンにするものです。このとき、車内の電灯は消え、空調も一時ストップ。この切替自体はE653系でも行われますが(自動なのかな?)、E653系では車内の電灯は消灯しないので、今やなつかしの車内光景となっております。 セクション通過中のラウンジ車内。よく見ると、電灯(照明)が一部しか点灯していません。モーター音も、空調も止まり、少しの間だけ車内には車輪が刻むジョイント音のみ。直流区間最初の停車駅「村上」では、用務客がごそっと乗車。スーツ姿のビジネスマンも多数で、リゾートの雰囲気は微塵もない「特急代用」となりました瀬波温泉 大観荘 せなみの湯 瀬波温泉 くつろぎの宿 旅館 静雲荘 瀬波はまなす荘 村上駅最寄り 瀬波温泉の人気宿 この先も、観光風では全くない方々が続々乗車しては、車掌さんは指定席券の販売に大忙し。「新発田」では遂に高校生まで乗ってくる始末…。定期乗車券では乗られない列車ですけどね~ 新発田を過ぎると列車は羽越本線とはお別れして、白新線へ。車窓風景も住宅街となり… 最後の停車駅「豊栄」(とよさか)は、遂に都市近郊駅の雰囲気になりました。 阿賀野川を渡り… 新潟貨物ターミナル周辺、新幹線の高架も登場し… いよいよもって朱鷺メッセが見えてきますと…(あそこ、むかし「調査」で行ったことあるな) 高架開業した新潟駅に到着いたします新潟駅では、高架化によって整備された、新幹線との対面乗り換えホームに到着しました前半長かった、けど、後半は酒が入ってあっという間だった4時間半の「きらきらうえつ」の旅でした…いやいや、この旅の行き先はあくまで「首都圏」です次回、いよいよ首都圏入り新潟駅の周辺を散策したので、そのレポートをさせて頂きますまだ着かないんか~い以下、次 回!
2018年07月29日
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きらきらうえつ号に乗って羽越線を南下中。酒田からは、通常の運転区間に入ります。 酒田より南の「きらきらうえつ」停車駅では、専用の駅名標が用意されていました。乗車前の記念撮影にいいですね鶴岡を発車したところで、この列車の名物「きらきらラウンジ」に行ってみました(この先撮影順は順不同です) 列車全体の客数が少なかったこともあって、幸いにも空席がありましたこのラウンジ席は、茶屋(売店)で商品を購入すると利用できるシステムになっております。 アテンダントの方にお願いして、茶屋(売店)の写真を撮らせてもらいました。ワゴン販売に比べるとやはり品数は豊富で、グラスや記念サボなどのグッズも充実駅弁も、新潟地区の駅弁を搭載。 ドリンクも充実中でも、さすが清酒王国新潟です。日本酒はアルミ缶の「ふなぐち菊水」など3種類が、しっかり冷えてありました。ちなみに、新潟の地酒飲み比べセットを注文すると、3種類1本ずつ、缶のまま渡されますプラス、おつまみとして、村上の「鮭の酒びたし」がつきます。…それではちょっと多いので、次回のお楽しみとしましたまた、ビールは車内販売定番の「アサヒスーパードライ」のほかに、新潟県限定ビール「サッポロ 気分爽快ニシテ」と、地ビール「エチゴビール」を搭載していました。 遅いお昼ご飯として、駅弁「まさかいくらなんでも寿司」(新発田駅)と、「気分爽快ニシテ」を購入し、無事、ラウンジ利用券をGetしましたこの「ラウンジ利用券」は、基本的には「40分間」だそうですが、よほど客数が少なかったのか、1時間で発行してくれましたこれから1時間、ビール片手に駅弁を頬張りながら、4人がけラウンジ席を独り占め陽のあるうちから車中でビールは最高ですちなみに、この1時間、ラウンジ席はずっと空席がありました…。休日や夏休みなどは、利用券の確保は至難と聞いていますから、平日運転時が狙い目ですね次回、購入した駅弁と、ビールとともに眺める笹川流れの車窓。そして、思わぬ列車との出会いがありました[新潟県] 越後鶴亀 純米酒 180ml缶カップ酒【レトロ調の黒ラベル】価格:302円(税込、送料別) (2018/7/27時点) [新潟県] 菊水 ふなぐち一番しぼり 本醸造生原酒 200ml缶カップ酒価格:298円(税込、送料別) (2018/7/27時点) 君の井 きみのい (本醸造生原酒200ml カップ)価格:330円(税込、送料別) (2018/7/27時点) 「茶屋」のショーケースに入っていた新潟の地酒はこの3種類でした以下、次 回!
2018年07月27日
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秋田延長運転の臨時快速列車きらきらうえつ号、新潟行きの旅路をご紹介します今回は前半の、秋田~酒田間を一挙にご紹介第1回はこちら。 運転停車した新屋を発車したところでの車内の様子です。秋田発車時点での乗車率はこの程度。数日前のきっぷ購入時にシートマップを見てみましたが、予約で埋まっていたのは海側(A席)だけで、逆に、山側のC席・D席はガラガラの状況でした。山側席まで程よく埋まったのは、村上から…。平日だったので仕方ないですね。 著名撮影地「下浜の下山踏切」。どなたもいらっしゃいませんでした(実際の最適な立ち位置は、100mほど秋田方です) 桂根を通過すると、さっそく日本海が見えてきますこの日はどんより天気でしたが、波を見ると、冬とは違う夏の海の表情です。 列車はいったん海から離れ、下り線が日本初のシールドトンネルであることで有名な「折渡トンネル」(この列車は上り線を走行)を通過。昔は撮影地だったらしい岩谷の大カーブにさしかかりました。 この列車の車内放送は自動ではなく車掌の肉声ですが、各駅にひとことコメントが添えられていました。「由利高原鉄道の玄関口」羽後本荘駅に停車中です。 仁賀保の手前(秋田方)あたりで、ごく短い謎の線路を見つけました。沿線の工場の敷地内にあって、JRの本線とは高低差があり、本線と繋がれた形跡もありません。敷地内に張り巡らされている訳でもなく、この1本だけ。何のために…? 特急は停車しない金浦(このうら)に停車。この先も、特急は通過する駅のうちの何駅かには停車しながら新潟を目指します。先頭の展望ラウンジに来てみました。しかし列車は動き出さず…。 遅れてきた下り特急の通過を待って発車しました。なお、この遅れは酒田での停車時間を切り詰めることで回復したようです。 これより先は、遊佐付近まで再び、海岸線を見ながら南下。岩浜海岸が増え、いわゆる「風光明媚」な車窓が次々と展開してきます。 線路と海岸線との間にずっと国道7号線がお供しているのが、ちょっと目障り 道路(国道345号/7号の旧道)が崖にへばりついて通っている難所が見えます。吹浦の北側、岬の突端には十六羅漢岩という奇勝があります。車道を走行していると何とも思いませんが、外から見ると恐ろしい道路です。 ちなみにこの付近に、「湯ノ田温泉」という、海岸線の小さな温泉があります 酒田屋旅館 やがて、列車は海沿いをいったん離れ、庄内平野の水田の中を淡々と進んで、酒田駅に到着です。ここ酒田駅からが、通常の運転区間となり、2号車の「茶屋」(売店)の営業も始まります。もちろん、茶屋&きらきらラウンジも利用しました次回は、きらきらラウンジの様子も含めて、秋田~新潟の後半をお届けいたします(もしかしたら、後半は2回に分けるかも)鳥海温泉 遊楽里 鳥海山四合目雲上の宿 大平山荘 鳥海国定公園 湯の台温泉 鳥海山荘 以下、次 回!
2018年07月25日
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「さいたま&東京トリップ」ですが、なかなか秋田を発車しませんね第1回はこちら。車両を駅名標とともに1枚 な~んか薄暗い写真だなあ…と思って、フラッシュを焚いて撮ってみると フラッシュに反射して、本当にきらきら画像の加工は一切していません星形の部分に蛍光材(剤)を仕込んであるらしく、フラッシュを当てたら光り輝きましたこれは面白い演出ですね普通、鉄道ファンは列車に向かってフラッシュは焚きませんから、知られていることかもしれませんが意外な発見です注:列車の前面(運転士)に向かってフラッシュ・ストロボを焚くのはNGです さて、いよいよ車内へ荷物を持ったままでも出入りしやすい幅広のドア。車いす席は3号車にありますが、すべてのドアが幅広です。内側は赤色でオシャレですね指定された座席に荷物を置いて、列車が動き出さないうちに、車内を観察しました 1・2・4号車はリクライニングシート。特急と同等の室内です。シートピッチは特急よりは広いですが、リゾートしらかみほど広くは感じませんでした。485系の改造車ですが、E653系・E751系などに似た室内です。 1・4号車の運転室直後には、展望ラウンジがあり、前面展望(いわゆる「かぶりつき」)を楽しめます。長居はしないよう、簡易ベンチのみ設置。記念撮影用のボードを置かれていまして、後刻、普段はあまりしないセルフィーをしました 2号車には、スタンプ台スペース(上の画像で右側)。スタンプは秋田延長運転専用スタンプが用意されていました延長運転に乗車の折には絶対に押しましょうそして、こんなスペースも きらきらルーム調べたところでは、当初は喫煙ルームだったそうですが、禁煙化に伴って、お子様の塗り絵ルームになっていました。塗り絵には用がないなあ… こちらは1号車の新潟方車端部、ハイデッカー構造の客室に入る入り口は、スロープになっております。便所は、男子用と男女共用が並んでいます。車いす対応便所は3号車の新潟方にあります。そして、この列車最大の見どころが2号車です きらきらうえつ号の3号車は茶屋ならびに茶屋専用席「きらきらラウンジ」になっているんです「茶屋」というのは、この客室内ある売店のことで、弁当、おつまみ・菓子、ドリンク・酒、土産品などを販売しています。 テーブルが設置されている4人掛けのボックス席。この席の指定券は発売されておらず、新潟~酒田間では、茶屋で買い物をした方が先着順で40分間(基本)利用できるようになっています。酒田発車後、利用しましたので、利用方法は後日ご紹介します。なお、酒田以北への延長運転時には、延長運転区間では自由に利用できます。ですから、秋田から酒田間は満席(満ボックス?)でした注:全車指定席なので、本来の指定席券がないと乗車できません きらきら情報コーナー沿線のパンフレットも揃っています。ぶらり旅の方は、プラン立てに。 さて、列車は満を持して秋田を発車しましたあいにくの天気で、雄物川をはじめ渡る川は軒並み濁流…。この先お天気が上がれば良いのですが次回は、きらきらうえつの列車の車窓をご紹介しましょう以下、次 回 ※号車番号を一部修正しました【送料無料】鉄道アーカイブシリーズ 羽越本線/奥羽本線の車両たち/鉄道[DVD]【返品種別A】価格:3517円(税込、送料無料) (2018/7/24時点) 羽越本線北の追跡者 (新潮文庫) [ 西村京太郎 ]価格:529円(税込、送料無料) (2018/7/24時点) 【前面展望】羽越本線 新潟→酒田 [ (鉄道) ]価格:3256円(税込、送料無料) (2018/7/24時点)
2018年07月24日
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7月13~15日にかけて、往路は日本海側経由~復路は東北新幹線経由で首都圏に2泊3日でお邪魔してきました前回(その1)では、使用したきっぷをご紹介しました通常、秋田から首都圏へ向かうには「こまち」を使いますが、今回は日本海側を南下。この場合は「いなほ」に乗るのが普通なのですが、今回は日程がたまたま合致しまして、これに乗車しました きらきらうえつ JR東日本が各地で運転している「のってたのしいしい列車」のひとつで、通常は週末を中心に新潟~酒田間で運転されている列車です。数年前から、年間数日だけですが、酒田~秋田間を延長運転されるようになりました。「のってたのしい列車」とは、JR東日本が「リゾートしらかみ」「伊豆クレイル」「現美新幹線」などのリゾート列車全般を宣伝する場合に使用しているフレーズです。SL列車の宣伝にも使っているようですが、「トランスイート 四季島」は含まれていません。 特に念頭に置いていなかったのですが、「いなほ」の指定席を取ろうと「えきねっと」を操作したところ、この列車も表示され、即買いしました(その代わり、初日の日程を若干変えた)この列車は全車指定席の快速列車なので、特急料金がかからずに新潟まで行ける乗りトク列車。(ただし、運賃のほかに指定席券が必要)早めに改札を入り、2番線から下り「きらきらうえつ」の到着を押さえました羽越本線 秋田 そしてこの下り列車に秋田まで乗ってきた方々は、この先どうするかというと… リゾートしらかみ5号に乗り換えて、五能線の旅へ!…というセールスだったようですちなみに、気力が持続できるなら(?)朝、東京を経って、上越新幹線~きらきらうえつ秋田延長運転~リゾしら5号を乗り継ぎ、新青森から「はやぶさ」に乗って東京へ日着が可能です。これは「できるよ」という話でして、一般の方々には秋田市か五能線沿線で1泊をお勧めします五能線沿線の温泉宿鍋石温泉 深浦観光ホテル 鯵ヶ沢温泉 ホテルグランメール 山海荘 黄金崎不老ふ死温泉 さて、私の行く方角は南ですので、リゾートしらかみ5号をお見送りして、しばし「きらきらうえつ」の車両観察。「きらきらうえつ」は、もと特急電車の「485系」の改造車両「485系700番台」が専用で使用されています。現在、JR線上に残る希少な「485系電車」です。客室は全室ハイデッカー構造(床が20~30cmくらい高い)で、2号車以外はリクライニングシートとなっています。 クハ484-7021号車 秋田方の先頭車両です。運転席の後ろが展望ラウンジになっています。 モハ484-7022号車 この車両は編成中で最も異彩を放つ車両です。外観は他の号車とあまり変わりませんが、内装が特徴的です。それは後程。 モハ485-7023号車 この車両は、客室はすべてリクライニングシートが並ぶ車両です。 クハ485-7014号車 新潟方の先頭車です。1号車同様、運転室の後ろは展望ラウンジになっています。 車掌さんが後部標識灯類の確認をはじめました。そろそろホームに向かい、乗車しましょう。 次回は、「きらきらうえつ」にいよいよ乗車して、まずは停車しているうちに車内を探索してしまいました。車内も写真を撮りまくり怪しまれないか…って?大丈夫、御同業の方々ばかりでしたから以下、次 回
2018年07月23日
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先日、一足早い夏休みを頂戴しまして、2泊3日で首都圏へお出かけしてきました今回のコースは、秋田からの一般的な上京コースとはちょっと違います。1日目 秋田市を出発→新潟市→上越新幹線経由でさいたま市2日目 終日さいたま市と近郊 夜、東京都心へ移動3日目 終日東京都内→東北新幹線経由で秋田帰着使用したきっぷ(乗車券)は、こちらです 乗車券は、秋田-羽越線・白新線→新潟ー上越新幹線→大宮ー東北新幹線・田沢湖線→秋田の、片道乗車券。JRの営業規則をご存知の方はお気づきかと思いますが、折り返しせず、経路の重複も駅での交差もない場合は、普通運賃はどこまでも通算することになっています。この経路の場合、折り返しも重複も交差もなく秋田から1周して秋田までの「片道乗車券」が成立するわけです。そして、大宮~東京間を別途購入することで東京都内へも行くことができます。このような購入方法は、大型時刻表の「営業案内」(ピンクのページ)でも紹介されています。ちなみに、秋田~東京都区内の往復乗車券(盛岡経由・往復割引適用)で17690円。一方、今回の一周経路+大宮~東京間別買いでは15250円ですので、乗車券だけで2440円お安くなります。さらに、羽越線特急+上越新幹線の特急料金(乗継割引適用)は、こまちの特急料金より1790円お安いので、トータルで4200円ほどお安くなります時間はかかりますけどね。※特急券などの料金は、原則として列車ごとに購入する。ただし、新幹線は条件によっては通算可能ご確認普通運賃・料金でJRの新幹線・特急・急行に乗る場合のきっぷは「乗車券」と「特急券・急行券・指定席券・グリーン券など」が必要ですここが、飛行機や高速バスとは違うところ。今回は、秋田~新潟間では特急ではない列車に乗ったので、あと数百円お安くなりました。また、往路の大宮→東京間のきっぷがありませんが、この区間は現地で別払いしました。この経路、「えきねっと」では申込できませんでしたが、秋田駅の「みどりの窓口」に行ったらあっさり発券されました。このような買い方をする人は、夜行列車(あけぼの等)が走っていた頃は多くいらっしゃったのかもしれません。(「あけぼの」+「こまち」だとまさにこのパターンだった)なお、「おトクなきっぷ」や「宿泊パック」等を利用した場合は、1週の片道乗車券利用より安上がりとなる場合がありますので、乗りたい列車や見たい風景なども考慮してよく吟味を。ただし、経路はほとんどが秋田・東北新幹線経由の往復となります。以上、今回の「乗車券」についての説明でした。なお、特急券や指定席券は別途、何の工夫もなく購入しました。 さて、工夫した「乗車券」の説明はここまでとして、いよいよ出発しましょうドン曇りの秋田駅から、最初の列車に乗って、まずは日本海側を南下しました最初の列車は、通常は秋田に来ない列車の特別延長運転です以下、次 回! JR旅客営業制度のQ&A第2版 [ 小布施由武 ]価格:3024円(税込、送料無料) (2018/7/21時点) 2018年版 U-CANの国内・総合旅行業務取扱管理者 速習レッスン (ユーキャンの資格試験シリーズ) [ ユーキャン旅行業務取扱管理者試験研究会 ]価格:3024円(税込、送料無料) (2018/7/21時点) JRきっぷの大研究 [ JR運賃研究会 ]価格:1296円(税込、送料無料) (2018/7/21時点)
2018年07月21日
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夏休みをいただきましたので、今日から3日間旅に出ています。仙台を除くと、10年以上ぶりの単独行。天気がイマイチですが…明日からは酷暑持ちこたえられるでしょうかねえ~第一走者は、この列車です 今回はPCは持ち歩かないので、次の更新はおそらく月曜日か火曜日になります。「速報」はする…かもきらきらうえつ号「あつみ温泉駅」下車!庄内観光をしてからちょっと戻って…もいいネあつみ温泉の宿温海温泉 瀧の屋 温海温泉 萬国屋 温海温泉 たちばなや
2018年07月13日
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以前(昨年の今ころ)にもご紹介したことがある時刻表ですが、これは、秋田県の「小坂鉄道レールパーク」に展示されている「同和鉱業小坂線 小坂駅」の発車時刻表です。始発列車が真夜中の0時台(…最終というのかもしれないが)、そして、その1本を除き行き先が「花岡」であることが目を引きます。「花岡」とは、現在のJR大館駅より北へ向かった地区のことで、列車は同和鉱業の大館駅でスイッチバック運転していたそうです。※ 画像は拡大できますさて、今回の注目は、「国鉄への接続」欄。白文字は普通列車、朱書きが優等列車です。現在、JR大館駅を通るJRの優等列車は特急「つがる」(平仮名表記)のみですが、この時刻表を見ると、愛称名も行き先も多種多彩です。なじみのある愛称名としては「日本海」。晩年は1往復でしたが、長らく2往復運転されていました。しかし、この時刻表には1往復しか記載されていませんので、2往復化以前のものとわかります。急行「しらゆき・きたかみ」金沢・仙台ゆき、急行「みちのく」上野行き、急行「きたぐに」大阪行き…。遠方の駅名が連なる時刻表は、さぞ旅情を掻き立てたことでしょう。あるいは、同和鉱業の関係者は緊張の面持ちで出張先や赴任先を思い浮かべたでしょうか。普通列車も、秋田行きはなんと1本のみ現在、大館からの秋田方面の普通列車は区間運転を除くと全部「秋田行き」ですからどうなってるの?と思うかもしれません。しかし行き先を見ると、「院内」はもとより、「福島」、「山形」、「酒田」と、現在の大館駅では見られない遠方の行き先オンパレードスケールが違います。今では「長距離普通列車ランキング」に列せられるような長距離鈍行がまだゴロゴロ走っていた時代の様子が垣間見えますね。【6】 トミーテック 1/150 鉄道コレクション 第13弾 同和鉱業小坂鉄道 (秋田県) キハ2100形 Nゲージ ストラクチャー 私鉄 電車 ミニカー ミニチュア 半完成品 単品価格:1480円(税込、送料別) (2018/5/25時点) 廃線跡の記録4三才ムック vol.609【電子書籍】[ 三才ブックス ]価格:1512円 (2018/5/25時点)
2018年05月25日
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車内のデジタルサイネージ編。が、その前に…。車内放送は、現在ACCUMが充てられている3往復ともワンマン運転のため自動放送ですが、JR東日本の新型車両で広く導入されている、いわゆる「三浦・チアリ放送」ではありません。日本語は従来のワンマン放送を流用したっぽく、英語の駅名は英語読みでした。「リゾートしらかみ」の放送は他地区の優等列車と同じく元フジテレビの堺正幸氏だし(FNNスピークを10年担当されていたアナウンサー)、新潟地区の新型や八戸線に昨秋から導入されたキハE130系も「三浦・チアリ放送」だそうですが、導入の基準はどうなっているのでしょうね?さて、客用扉の上部には情報表示器やディスプレイなどの装置はなく、701系と同様、横長の広告差込スペースが設置されています。行き先や次の停車駅の案内表示は、運賃表示器に一緒に表示されます。男鹿線EV-E801系乗車の旅 29 posted by (C)Traveler Kazu 男鹿線EV-E801系乗車の旅 25 posted by (C)Traveler Kazu上の写真が後部の車両の状態(走行中に撮影)。下の写真が前部の車両の状態(男鹿駅停車中に撮影)。701系にもこの手の運賃表示器を搭載している車両があります。また、秋田市内の路線バスにも、次の停留所案内も表示されるカラーの運賃表示器を搭載している車両が増えてきています(画面のデザインは違います)。男鹿線EV-E801系乗車の旅 31 posted by (C)Traveler Kazu ACCUMは、寒風山を見ながら秋田へ向かって走行中。車内にはもうひと種類、デジタルサイネージがあります。男鹿線EV-E801系乗車の旅 32 posted by (C)Traveler Kazu こちらは、現時点でのエネルギーの供給状況を表示しているディスプレイ。パンタグラフは下りています。男鹿線内では、電源は蓄電池から供給されるので、その様子が表示されています。男鹿線EV-E801系乗車の旅 33 posted by (C)Traveler Kazu 上の状態との違いが判りますか??パンタグラフが上がって架線も表示されています。秋田~追分間では架線から集電していますよ…という状態を表しています。ちなみに、本物のパンタが上がると同時に、イラストも変化します。「空調・照明」のみの説明になっていますが、もちろん、電車自体も表示の通りの電源供給系統で走ります。ちなみに、なまはげは時々登場します。男鹿線EV-E801系乗車の旅 34 posted by (C)Traveler Kazu こちら、夜バージョンダイヤ改正前は、日が高いうちに秋田に戻る運用でしたが、改正後は、季節によっては暗くなってから秋田に戻る運用となりました。そのため、追分から秋田への走行中、気づかないうちに夜間を表現している絵に替わっていました。細かいですね…。もしかしたら、「夜バージョン」の表示は改正により初お目見えかな?将来、男鹿線で蓄電池電車が当たり前になって、電源供給状態に誰も関心を示さなくなったら、このディスプレイにも次駅案内が表示されるようになると良いですね。男鹿線EV-E801系乗車の旅 35 posted by (C)Traveler Kazu ということで、秋田まで帰ってまいりました。男鹿線EV-E801系乗車の旅 36 posted by (C)Traveler Kazu 「先輩」701系との並び。およそ25年の差があります。701系、いつまでも「新型」だと思っていましたが、この並びを見せられると、急速に「旧型」に見えてきました。男鹿線EV-E801系乗車の旅 37 posted by (C)Traveler Kazu 思えば、701系は前任の50系客車の時代よりもはるかに長い期間走っています。男鹿線EV-E801系乗車の旅 38 posted by (C)Traveler Kazu 最後は、秋田駅前の夕景で〆。10-1367 KATO カトー HB-E300系「リゾートしらかみ」(青池編成) 4両セット Nゲージ 鉄道模型 (ZN10194) 送料無料◆10-1463 KATO カトー HB-E300系 リゾートしらかみ (ブナ編成) 4両セット Nゲージ 鉄道模型(ZN38268)
2018年04月13日
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登場から1年以上たってやっと乗車の機会を得た、JR東日本の新型蓄電池電車「EV-E801系」をご紹介しております。秋田県のJR男鹿線と奥羽本線(秋田~男鹿間)を走っています。男鹿線EV-E801系乗車の旅 16 posted by (C)Traveler Kazu 発車時刻が近づいてきましたので、車内へ入りましょう。なお、男鹿駅は発車10分前から改札が行われ、改札時間以外はホームに入れません。男鹿駅からの乗客は私と同行の友人、我々と御同業と思われる方1名、私用で乗り合わせた男鹿市の関係者の方1名の計4名。しかも2両目は我々のみという撮影には好条件この際、車内の写真をガシガシ撮影しました男鹿線EV-E801系乗車の旅 05 posted by (C)Traveler Kazu まずこちら、秋田方「EV-E800-1」の客室。白の化粧板に、ドア部分も白で、明るい車内となっております。シートは茶系統のモケットで、メリハリがついているデザインですね。余談ですがお手は、新型車両を絶賛ご自慢されていた男鹿市の関係者の方のお手ですどうぞどうぞお撮り下さい…と、まるで自分の新車のようにご自慢でした(笑)男鹿線EV-E801系乗車の旅 24 posted by (C)Traveler Kazu EV-E800-1の運転席側。JR東日本の他の新型…たとえばE721系、E129系、キハE130系など…は、仕切り戸と仕切り壁が平面に近い処理になっていますが、このEV-E801系は凸凹した構造になっていますね。男鹿線EV-E801系乗車の旅 07 posted by (C)Traveler Kazu 一方、EV-E800-1の連結面側。EV-E800にトイレが設置されております。男鹿線EV-E801系乗車の旅 26 posted by (C)Traveler Kazu お食事中のかた、失礼…。一応「車いす対応」のトイレですが、東日本の他の車いす対応トイレよりかは、横幅が狭いです。このトイレの個室は作り付けではなくて、ユニット式になっているみたいですね。天井も客室のものより低く、照明は客室の照明が透明な天井越しに照らす方式でした。男鹿線EV-E801系乗車の旅 08 posted by (C)Traveler Kazu 続いて、男鹿方「EV-E801-1」の室内。基本的にはEV-E800と変わりがありません。なお、男鹿線ではワンマン運転を行うので、2両とも後位側(連結面側)のドア脇に「整理券発行機」が備えられています。男鹿線EV-E801系乗車の旅 09 posted by (C)Traveler Kazu 他に誰もいないので…網棚アングル発動窓が青色がかっていますが、これはUVカットのため。ちょっと青すぎない?という声もありますが、男鹿線では基本的に海は見えないので影響はそんなにないでしょう。男鹿線EV-E801系乗車の旅 19 posted by (C)Traveler Kazu EV-E801の連結面側。こちらは機械室になっております。Rail Magazine 2017年6月号【雑誌】【2500円以上送料無料】価格:1239円(税込、送料別) (2018/4/11時点) 鉄道ダイヤ情報 2017年5月号【雑誌】【2500円以上送料無料】価格:895円(税込、送料別) (2018/4/11時点) JR普通列車年鑑(2017-2018) 普通・快速用車両全形式完全網羅 特集:蓄電池車の増勢BEC819系/EV-E801系 C62 (イカロスMOOK)価格:1850円(税込、送料無料) (2018/4/11時点) 車内のユニバーサルデザインですが、さすが最新車両だけあって、危険個所や優先席はハッキリ色分けされております。男鹿線EV-E801系乗車の旅 20 posted by (C)Traveler Kazu 優先席の床をピンクに色分けしてある車両は、秋田県初お目見えではないでしょうか(つり革、シートモケットは在来の他の車両も色分けされています)優先席付近の握り棒は黄色。そういえば、シート間に握り棒がある車両も県内初お目見えかな?(1993年投入の701系にはない)男鹿線EV-E801系乗車の旅 27 posted by (C)Traveler Kazu ドア挟み防止のため、ドアの端も黄色に着色されています。首都圏や仙台・新潟圏の方には当たり前の光景かもしれませんが、これも、キハ40系はもちろん、701系にもない仕様ですね。21世紀になってから普及したデザインです。ドア部に「ステップ」(段差)もありません。室内の床面高さにドアがあります。(これは、田沢湖線用の701系などに前例あり)ドア部にステップがない車両は直流電車の専売特許みたいに思っていましたが、最近では交流区間や非電化区間にも登場してきました。まあ~、車内に立ち入ってから1段登るか、ドアを通過する時点で1段登るか…その違いでしかないですね。さて、そろそろ発車時刻です。いままでの男鹿線ですと、エンジン音高らかに、ガガガガガ・ゴゴゴゴゴ…ともっさりと走り出していた訳ですが…非電化路線とはいっても、車両は最新型の「電車」なので、当たり前ですが発車は静音・スムーズです。ジョイントを刻む音がリズミカルに聞こえてまいります。客室でエンジン音が聞こえない男鹿線は、1995年頃まで走っていた50系客車以来でしょうねえ。※モーターなどの「電車の音」は少し聞こえます列車は各駅停車にて、秋田へ向かっております。次回、車内の表示類と、EV-E801の車窓を少しご紹介して、秋田駅に戻ることにしましょう
2018年04月12日
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男鹿市街(船川港字船川)の散策を終えて、男鹿駅に戻ってきました。そして、時間があるので、自販で缶コーヒーを買ってひといき…というのが、前回までの内容です。そして、今回の「男鹿線に乗るだけ」が主目的のミニトリップ最大の目的…EV-E801系 蓄電池電車に乗車!!その時がやってまいりました男鹿線EV-E801系乗車の旅 04 posted by (C)Traveler Kazu EV-E801系はJR東日本が進めているキハ40系気動車(国鉄型車両)の老朽取替の一環として導入が進められる予定の新型車両で、従来のキハ40系は、車両に燃料(軽油)を積みディーゼルエンジンを回して走る「気動車」であったのに対し、新型のEV-E801系は、架線から取り入れた電気で床下のモーターを回して走る「電車」となっています。しかし男鹿線には架線の設備はありませんから、これから乗るEV-E801系は床下にバッテリーを積み、秋田~追分間(電化区間)と男鹿駅で充電した電力で走る方式となっております。男鹿線EV-E801系乗車の旅 01 posted by (C)Traveler Kazu 秋田からの1135Mが到着する時間に気づいて、急いで跨線橋(駅の外)に向かいました。金網をクリアする時間的余裕なく、1枚架線がないのにパンタグラフを積んだ電車が走っている違和感。男鹿線EV-E801系乗車の旅 02 posted by (C)Traveler Kazu 男鹿駅では、充電設備が1番線にしかないので、ACCUMは必ず1番線に入線します。ちなみに、線路の先は行き止まりですが、あそこに新しい男鹿駅舎が今夏オープン予定。そしてその先に見える茶色の建物が、やはり今夏オープン予定の複合観光施設「オガーレ」。男鹿駅では、発車の10分前から改札が始まります。改札が開くと一番乗りで入場しました…といっても、4人だけでしたけどもね男鹿線EV-E801系乗車の旅 10 posted by (C)Traveler Kazu 男鹿方のEV-E801形。赤色のほう。制御電動車(従来の「クモハ」)となっておりますので、モーター音を楽しみたい方はこの車両へ。男鹿線EV-E801系乗車の旅 16 posted by (C)Traveler Kazu 秋田方のEV-E800形。青色の方。制御車(従来の「クハ」)となっておりますので、静寂を求める方はこちらへ。ただし、ワンマンの秋田行きでは、乗客の出入りがあります。なお、貫通扉はありますが、いまのところこの2両1編成しかないので、秋田方・男鹿方とも前面貫通ほろは取り付けられていません。鉄道写真を撮られる方はお気づきになったかもしれませんが、赤色のEV-E801を撮影した写真では前面のLEDが完全に写っていませんが、青色のEV-E800を撮影した写真ではLEDがしっかり写っています。シャッタースピードはそれぞれ、1/200と1/100です。参考にしてください。男鹿線EV-E801系乗車の旅 11 posted by (C)Traveler Kazu かなりリアルな、「なまはげ」のイラストがエンブレムのようなデザインされています。男鹿線EV-E801系乗車の旅 12 posted by (C)Traveler Kazu ハイブリッド気動車や烏山線の蓄電池電車に続き、カタカナが入らない形式名であります。男鹿線EV-E801系乗車の旅 13 posted by (C)Traveler Kazu 鉄道ファンの方ならご存知の方も多いと思いますが、このEV-E801系電車は、JR九州が開発し、筑豊本線(若松線)を中心に使用している蓄電池電車「BEC819系 DENCHA(でんちゃ)」を寒冷地仕様にカスタマイズした車両です。内装や外板塗装こそ違う(いわゆる「水戸岡デザイン」ではないようだ)のですが、車体そのものは九州のBEC819系そのものです。男鹿線EV-E801系乗車の旅 14 posted by (C)Traveler Kazu 前面・側面の表示器のデカさも、フルカラーLEDではなく単色なのも一緒。現在のJR東日本の新型車両の中では、相当異色の車両となっています。男鹿線EV-E801系乗車の旅 18 posted by (C)Traveler Kazu 今夏建て替えの男鹿駅現駅舎と新型車との記念写真この組み合わせが見られるのは7月ころまでですのでお早めに~さて、発車までまだ少し時間があり、かつ、ほかにお客さんが私と友人のほか2名しかいません。1名は偶然乗ったという男鹿市の関係者の方でこの車両をご自慢しておられたし、もう1名の方は御同業とお見受けしましたので、この機会に車内の写真をガシガシ撮影しました(笑)次回は、男鹿方EV-E801を中心に車内の写真をご紹介しますホテルアルファーワン秋田(秋田駅前) 東横イン秋田駅東口 リッチモンドホテル秋田駅前
2018年04月10日
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キハ40×2両編成に乗って男鹿駅に到着しています。・秋田駅を発車する場面は→こちら・途中駅の様子は→こちらWikipediaによりますと、男鹿駅は、1916年、船川軽便線の「船川駅」として開業。「船川」とは、隣の羽立駅があるエリアを含む男鹿市街地から、西海岸の「門前」あたりまでの広い範囲を指す地名です(「船川港○○」。「船川港字船川」は男鹿駅周辺)。1968年、現在の「男鹿駅」に改称されました。なお、2001年まであった貨物専用駅「船川港駅」は、男鹿駅よりさらに1.8km西にありました。男鹿駅現駅舎紹介 05 posted by (C)Traveler Kazu 現在の男鹿駅の駅舎は、築78年とのこと(男鹿市HPより)。2012年にはプレ・ディスティネーションキャンペーンに合わせて改装が行われ、現在の姿になりました。古民家風ですね。男鹿駅現駅舎紹介 02 posted by (C)Traveler Kazu 凝った外装とは裏腹に、内装はシンプルで、これといった特徴はありません。以前は「みどりの窓口」があった部分は小部屋となり、指定席券売機が1台設置されています。近距離券売機は2台です。男鹿駅現駅舎紹介 03 posted by (C)Traveler Kazu 自動改札はなく、昔ながらの列車別改札を実施。発車の10分前に改札口が開きます。男鹿駅現駅舎紹介 04 posted by (C)Traveler Kazu 改札の真正面が玄関で、観光地の駅らしく案内地図があります。また、半島にある温泉宿の宣伝ののれんがかかっております。男鹿温泉 湯けむりリゾート セイコーグランドホテル男鹿温泉 結いの宿 別邸 つばき男鹿温泉 湯けむりリゾート 男鹿ホテル男鹿温泉 男鹿萬盛閣男鹿温泉 湯けむりリゾート 男鹿観光ホテル男鹿温泉郷 元湯雄山閣温泉旅館 ゆもとここまでが半島北海岸「男鹿温泉郷」海と入り陽の宿 帝水男鹿桜島リゾート HOTEL きららかこの2軒が半島西海岸(ぞれぞれ一軒宿)「ホテルきららか」への送迎バスはここ男鹿駅から出発しますが、男鹿温泉郷へ向かう乗り合いタクシーは、隣の羽立駅から出発し、男鹿三山と寒風山の間を通って行きます。海と入り陽の宿 帝水 男鹿温泉郷 元湯雄山閣 男鹿温泉 結いの宿 別邸 つばき 男鹿駅現駅舎紹介 07 posted by (C)Traveler Kazu 駅前は閑散としています。ここが「中心市街地」なんですけどもね。日鉱の製油所が製油をやめてから、人がぐっと減ったような気がします。(JXの事業所自体は稼働中とのこと)男鹿駅現駅舎紹介 06 posted by (C)Traveler Kazu 駅舎の隣には、公衆便所と、さらに隣に観光案内所がございます。男鹿温泉に行くには羽立駅で降りるのが便利ですが、半島内を観光するにはやはりここ男鹿駅が便利。男鹿駅現駅舎紹介 10 posted by (C)Traveler Kazu 観光案内所に併設されたバス待合所には、かなり古い観光地図が。多数修正されていますが、昔の表記のままの部分もみられます。男鹿駅現駅舎紹介 08 posted by (C)Traveler Kazu ちなみに駅舎前には…声が出るなまはげ。多言語対応です。つづいて、構内を俯瞰してみましょう。男鹿駅の秋田方には、駅の南北を結ぶ跨線橋があります。男鹿駅現駅舎紹介 11 posted by (C)Traveler Kazu ホームは1面2線の島式。20年以上前には客車8両編成が走っていたので、それが収容できるだけの長いホームがあります。現在は気動車5両が最長。改札口からホームへは、構内踏切を渡って行きます。安全上の配慮なのか、基本的に構内踏切を通過しない2番線に発着する列車が多いです。ただし、充電設備は1番線にしかないので、ACCUMは1番線を使用しています。以前はこの先ずっと線路が伸び、先ほどご紹介した船川港駅まで行っていましたが、その後廃止。駅舎の建て替えにともなって、駅西側のポイントも撤去されて機回しはできなくなっています。男鹿駅現駅舎紹介 12 posted by (C)Traveler Kazu 構内の南側にはついこの前まで複数の留置線があって、単線の車庫もありましたがすっかり取り壊され、残っている留置線も1本を除き本線から切られていました。(新駅舎の略図を見ると、キハ2両の隣の留置線は今後も存置される模様)タイトルにチラッと書きましたが、男鹿駅舎は今年中に新築駅舎に移転する予定となっています。新駅舎の場所は、船川港駅への貨物線が撤去された跡地ですので、駅本屋の位置が大きく移動することになります。男鹿市HP「JR男鹿駅を整備(移転)します!」男鹿駅まち散策 13 posted by (C)Traveler Kazu まだ基礎工事の段階でしたが、今夏には供用が始まる見通しです。さて、帰りの列車までにはまだ時間が。そこで、いまの男鹿の新しい名物料理(いわゆるB級グルメ)を食べに行きました以下、次回!ダイイチ 播州そろばん そろばん弁当 ジュニア 日本製 知育玩具価格:3022円(税込、送料無料) (2018/4/4時点)
2018年04月04日
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男鹿線に乗って往復するだけのプチトリップその2列車は秋田駅から追分駅に到着し、追分駅から男鹿線に入りました。男鹿線キハ40乗車の旅 09 posted by (C)Traveler Kazu 男鹿線の各駅の駅名票は、イラスト入りの駅名標になっています。男鹿半島西海岸の磯浜海岸と、なまはげ。男鹿線キハ40乗車の旅 10 posted by (C)Traveler Kazu 窓枠に目をやると…落書き。現在の電車ではまずお目にかからないこの手の落書き。サッシに刻み込み、消せないという、そういう意味では強烈なメッセージですね。お名前も彫られていました(モザイク修正)。その後願いが叶っていればよいですが、終了~していたら、彫った子は赤面でしょうね男鹿線キハ40乗車の旅 11 posted by (C)Traveler Kazu 二田駅に到着。上り列車と交換です。向こうは最新型の蓄電池電車「EV-E801系 ACCUM」。復路はあれに乗る予定。男鹿線キハ40乗車の旅 12 posted by (C)Traveler Kazu ACCUMが発車して視界が広がると、石組みの貨物ホームが残っているのが見えました。昔は男鹿線にも集配貨物列車が走っていたようですね。天王駅を過ぎ、船越水道(馬場目川)を渡る撮影名所の鉄橋を渡るとまもなく…男鹿線キハ40乗車の旅 13 posted by (C)Traveler Kazu 船越駅に到着します。今回の乗車では、男鹿線内ではこの船越駅での下車が一番多かった。ここにはラグビーの強豪校である男鹿工業高校があり、朝夕は高校生で賑わいますが、いまは春休み。駅前には、北の方(若美方面)、西の方(男鹿駅方面)へ向かう路線バスが待機している、活気ある駅で、以前はNEWDAYSもありました。この駅は業務委託駅です。男鹿線キハ40乗車の旅 14 posted by (C)Traveler Kazu 船越駅の次は、脇本駅です。列車の交換ができる駅ですが、この時は対向列車はなく、すぐ発車。この脇本駅には、上下本線のほかに、側線が残っています。これは、1990年代まで続いた「原油輸送」の積込用で、よく見ると今でも本線とつながっている状態です。草むらの中に積込施設が残っているという話ですので、今度探索してみましょう。この駅は無人駅で、有人時代の駅舎は築100年モノでしたが、昨年建て替えられました。男鹿線キハ40乗車の旅 15 posted by (C)Traveler Kazu 秋田発車時点ではほぼ全席が埋まっていましたが、土崎以外の各駅では乗る人はほとんどなく降りる一方、船越での大量下車がダメ押しとなって、車内は一気に閑散となりました。男鹿線キハ40乗車の旅 16 posted by (C)Traveler Kazu 脇本駅前後から、車窓進行方向右側には「寒風山」が見えます。標高355mの成層火山で、山頂まで車で登れ、山頂には珍しくなった「回転展望台」が現役です寒風山回転展望台を紹介した記事がございます→こちら(2017年10月作成)男鹿線キハ40乗車の旅 17 posted by (C)Traveler Kazu 男鹿線はもともと、海沿いを走る路線ではなく、砂丘地の上を淡々と走る近郊路線。しかし、脇本駅から次の羽立駅までは山間部を走り、エンジンのうなりを上げ、小さな峠に挑みます。この区間に、唯一のトンネルがあります。この峠は「茶臼峠」と呼ばれ、古くから「心霊スポット」とされてきましたが、それは道路の峠の話です。男鹿線キハ40乗車の旅 18 posted by (C)Traveler Kazu 峠を下り、男鹿温泉をはじめとする主要スポットへの乗換駅である「羽立駅」を出ると、いよいよ終点「男鹿駅」に到着です。男鹿線キハ40乗車の旅 19 posted by (C)Traveler Kazu ローカルムード満点のキハ40セミクロスシート車とお別れ。男鹿線キハ40乗車の旅 20 posted by (C)Traveler Kazu 男鹿線キハ40乗車の旅 21 posted by (C)Traveler Kazu男鹿駅でキハ40系がアイドリング音を轟かせているのを見られるのも、あと数年。今のうちに、乗車回数を増やして記憶しておきたい音の風景です。さて、このシリーズは「乗るだけの旅」と称しましたが、それではつまらないし待ち時間もあるので、駅周辺を少々散歩しつつ、男鹿の名物グルメを食しに行ってきました。次回以降、ご紹介しますね旅館 白鳥荘 コンフォートホテル秋田 東横イン秋田駅東口 男鹿線乗車に便利な、秋田駅周辺の宿をご紹介!男鹿駅周辺にもビジホがあれば良いのですけどもね~ダチョウ抗体マスク 花粉 ウイルス PM2.5対応 業務用 Sサイズ 少し小さめ 50枚入価格:8100円(税込、送料無料) (2018/4/4時点)
2018年04月03日
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秋田県の日本海沿岸に、鉞(まさかり)のように突き出ている男鹿半島。その南側を走るJR男鹿線に乗車してきました。男鹿線は、奥羽本線の追分駅(秋田市)から潟上市天王地区を通って男鹿市の男鹿駅までゆく、26.6kmの非電化の路線(地方交通線)であります。すべての列車が奥羽本線に乗り入れ、秋田~男鹿間が運行区間です。これまで、男鹿線では電化がされていない(電線がない)ので気動車(ディーゼルカー)のキハ40系が長らく独占状態で走っていましたが、もうじき新型車両に本格的に更新されそうな気配です。その「新型」の昨年の春から1編成だけ営業運転を始めていて乗車ができるので、今回は、往路は古参のディーゼル列車、復路は新型車の列車に乗車できるようプランを組みました。乗車した列車は、往路は秋田13:38発の「1133D」、復路は男鹿16:58発の「1138M」。さっそく、秋田駅から「1133D」に乗車することにしましょう。列車番号の末尾が「D」ということは、この列車は気動車、つまりキハ40系(キハ40または48)での運転です。男鹿線キハ40乗車の旅 02 posted by (C)Traveler Kazu 男鹿線「1133D」は、秋田駅1番線からの発車です。オレンジで「1」の表示ですが、決して「中央快速線」ではございません。男鹿線キハ40乗車の旅 03 posted by (C)Traveler Kazu その1番線は、国鉄時代からあるホームですが、下り方面にしか発車できない切り欠き式のホームです。2番線が同一ホームになっており、そちらは上下両方に発車できるようになっています。国鉄時代から特に手が入れられた形跡はなく、昔の面影をよく残しています。また、秋田駅にある2本のこ線橋のうち、メトロポリタン改札につながる「北こ線橋」は国鉄時代に建設されたものが引き続き使用されています。個人的に、男鹿線は1番線発着が多い印象が昔からありますが、使用するホームが路線ごとに分かれているわけではないので、ほかのホームから発車する男鹿線もありますし、1番線から発車する奥羽線もあります。男鹿線キハ40乗車の旅 04 posted by (C)Traveler Kazu こちらが、現在はまだ主力を張っている「キハ40」です。両運転台の車両ですが、片運転台の「キハ48」も使用されています。車内は、ほぼオリジナルの「デッキ付きセミクロスシート」、ワンマン対応用にデッキ仕切りが撤去された「デッキなしセミクロスシート」、秋田に配置換えされるより前に、混雑緩和のため車内全部がロングシートに改造された「オールロングシート」の3種類があります。車体の塗装は、淡いクリーム色に緑色の帯が「男鹿線色」となっています。なお、五能線・津軽線のキハ40系も秋田車両センター所属ですが、五能線用は帯の色が青色で、運用は区別されています(五能線用には朱色5号塗装車もある)。男鹿線は2両~最大5両編成までありますが、「1133D」は2両編成です。男鹿線キハ40乗車の旅 07 posted by (C)Traveler Kazu 男鹿寄りキハ40 544は車内はオールロングシート、かつ、車両中央部や端は窓際も立ち席スペースという、ほぼ「詰め込み」仕様の、あまりありがたくない車両です。男鹿線キハ40乗車の旅 08 posted by (C)Traveler Kazu キハ40 547、こちらは、デッキ仕切りこそ取り払われているものの、腰掛の配置はボックスシートが残る「セミクロスシート」車です。4人ボックスのほか、キハ40特有の「2人掛け席」も残っています。男鹿線キハ40乗車の旅 05 posted by (C)Traveler Kazu 穴埋め問題…。最近は、東京近郊でも「ボタンを押して」開閉する扱いが増えているそうですから、ひと昔ほど戸惑う旅行客は少ないでしょう。男鹿線キハ40乗車の旅 06 posted by (C)Traveler Kazu サボも、昔ながらの手差しタイプ。専用デザインの行き先表示(サボ)が差されておりますが、剥げかけていますね。新型導入(LED表示)で先が見えているから、新調はしないのでしょうか。さて、話はだいぶ長くなりそうです。写真も大量にありますので今回はここまで。次回は、いよいよ発車して、なまはげの里男鹿半島を行く車窓をご紹介いたしますところで…男鹿線キハ40乗車の旅 01 posted by (C)Traveler Kazu ちなみに今回使用した「きっぷ」は、普通往復乗車券です。片道760円×往復=1520円。100km以下のため途中下車はできませんが、有効期間は片道乗車券の2倍ですので2日間となっています。実際にはトンボ返りするわけですが秋田駅の指定席券売機で購入しました。操作は多少面倒ですが(鉄道ファンにとってはそれが結構楽しい)、このような短距離のきっぷでもクレジットカード支払いが可能で、カード会社のポイントを貯められます。「東C」表記でお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、もちろん、「VIEWプラス」(ポイント3倍)狙いです沿線では土崎、追分、男鹿の各駅にもあります。秋田駅にはクレジット専用機もあり。購入にはカードの暗証番号が必要です。なお、往復乗車券自体は、通常の自動券売機(現金専用)でも購入可能です。[鉄道模型]トミックス TOMIX (Nゲージ) 8474 キハ40 500形 (新潟色・赤)(M)価格:5674円(税込、送料無料) (2018/4/1時点) [鉄道模型]トミックス TOMIX 【再生産】(Nゲージ) 92163 キハ48-500 ディーゼルカー 2両セット 価格:7752円(税込、送料無料) (2018/4/1時点) [鉄道模型]トミックス TOMIX (Nゲージ) 98034 キハ48 500形ディーゼルカー(更新車 男鹿線)セット(2両)価格:8231円(税込、送料無料) (2018/4/1時点)
2018年04月01日
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ガツーンと載せてみました(笑)東北新幹線、盛岡駅の駅スタンプです。国鉄末期に主要各駅に配備された「わたしの旅スタンプ」のフォーマットを受け継いでますね。キャッチは「チャグチャグ馬コの駅」「チャグチャグ馬コ」というのは、元来当地で耕作に用いられてきた馬の労を労う行事だそうで、今は毎年6月の第2土曜に開催されております。飾りつけ、鈴をぶら下げた農耕馬が鈴を鳴らして歩く音から「チャグチャグ馬コ」と呼ばれるそうです。行進は滝沢市の鬼越蒼前神社から岩手山をバックに歩き、やがて盛岡の中心部に入って、もちろん盛岡駅前も練り歩き、盛岡八幡宮まで、途中休憩をはさみつつ、4時間かけて歩くそうです。今年(平成30年)は、6月9日の予定とのことです。ホテルロイヤル盛岡 盛岡グランドホテルアネックス ホテルエース盛岡
2018年02月11日
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男鹿線への新型蓄電池電車EV-E801系の投入、秋田地区への新型電気式気動車GV-E400系の導入計画発表(こちらは一応、男鹿線は対象ではないようだが)で、活躍もあと数年かとみられるキハ40系。先日、男鹿線の上り最終に乗車する機会がありましたので、車内の写真を撮っておきました。男鹿線キハ40(ワンマン対応)車内 posted by (C)Traveler Kazu 車内全体。男鹿線のキハ40系(キハ40・48)には、登場時からのセミクロスシート(車内にロングシートとボックスシートが混在している座席配置・本稿写真)のままの車両と、全室ロングシートに交換されている車両が存在します。また、ワンマン対応車はすべて、デッキの仕切り戸が撤去されています。(非ワンマン車でも仕切りがない車両があったと思う)また、ワンマン対応車には当然、路線バスのように整理券発行機と運賃表示器が備え付けられています。男鹿線キハ40(ワンマン対応)車内 posted by (C)Traveler Kazu ボックスひと区画。シートモケット(布)は国鉄時代の「青」から、グリーン系の色のものに交換されています。シート自体は同じ。だいぶペンキの厚塗り感が出てきて年季が入ってきました。壁の化粧板は、窓の下と上とで色が違いますね…?他の車両はぜんぶクリーム色だったと思いますが、窓の下側の緑色は、もしかして登場当時のままでしょうか???男鹿線キハ40(ワンマン対応)車内 posted by (C)Traveler Kazu 天井は、登場当時は扇風機がついていましたが外され、エアコンが追設されて今は冷暖房完備です。ちなみに、便所も登場当時はボットン便所だったようですが、今はもちろん汚物処理装置付き。「停車中は使用しないでください」は昔話です。男鹿線キハ40(ワンマン対応)車内 posted by (C)Traveler Kazu コート掛けは取り換えられていますが、座席表示のプレートは付けられたままです。ロングシート部分にも座席番号が割り当てられているので、「指定席車」としての運用も可能。しかし秋田地区で一般のキハ40系が指定席で運行された実績はあるのでしょうかね?この男鹿線最終上りは、男鹿を22時半過ぎに出発し、秋田に23時40分頃着です。男鹿線区間、奥羽本線区間とも上りの最終となります。こんな遅くに…と思われるかもしれませんが、不思議と、最低一人は乗っています。この日は、土崎で10人近く乗ってきました。追分~秋田間の本線区間でさえ、前の列車と1時間以上開いているので、いくらかの固定需要はあるようです。
2018年02月09日
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前回ご紹介した「羽後本荘駅」から、子吉川沿いを遡ること20数kmの路線を持つ第三セクター鉄道「由利高原鉄道 鳥海山ろく線」に乗車しました。乗車した車両はこちら 羽後本荘16:45発、列車番号17D。矢島まで各駅停車でおよそ40分で走ります。車両はYR-2003。イベント対応のロングシート車です。写真は羽後本荘方の先頭(つまり最後尾)を撮影。なお、矢島方には前々回の記事でご紹介した「池田修三作品ラッピング」仕様のYR-2001が連結されている2両編成です。車内は次回のお楽しみとして… この車両は、2015年にギネス記録を樹立した「乾電池による世界最長距離鉄道走行チャレンジ」を記念して、川越工業高校の生徒が制作して実際に使用された「車両」のデザインを施したラッピング車両となっております。車両の窓を見ますと…おやおや?? 忘年会列車!車内に入りますと… 逆さまになってお燗器に突っ込まれている一升瓶がお出迎えそうです、前回の記事の最後で予告した「愉快な列車」とは…由利高原鉄道 忘年会列車のことだったのですこの列車は、羽後本荘駅~矢島駅間往復およそ2時間を忘年会して楽しもうというイベント列車であります参加者の募集は一般募集。往復の運賃(※)+清酒・ビール・ハイボール等飲み放題+折詰付き+ゲームありで、ひとり3900円(2017年の場合)募集開始から日をおかずに満員御礼となったそうで、お誘いをいただいて、今年初めて参加しました※:ゆりてつの沿線から参加する場合は、発駅~羽後本荘・羽後本荘~着駅の列車にも乗車できるとのこと酒の勢いもあって、往復2時間はあっという間次回は、車内の盛り上がりの様子を、支障がない範囲でご紹介したいと思います本荘ステーションホテル 本館 安楽温泉 ホテル アイリス
2017年12月17日
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秋田県の沿岸南部「由利本荘市」を走る第三セクター鉄道「由利高原鉄道 鳥海山ろく線」では、このような車両も走っております。DSC_1941 posted by (C)Traveler Kazu由利高原鉄道鳥海山ろく線 羽後本荘池田修三作品ラッピング車両この鉄道(以下「由利鉄」)に所属している車両のうち、2000年と2003年に製造された「YR-2000形」(YR-2001、YR-2002)はともにラッピング車両になっています。画像でご覧いただいている車両は「YR-2001」で、少女の顔の大きなイラストが印象的な「池田修三作品ラッピング」が施されています。池田修三氏(1922-2004)はお隣「にかほ市」出身で、もともと秋田県内の高校で美術の先生を務めたのちプロに転身し、子供をテーマとした木版画を多数発表された版画家です。以前、現在の北都銀行の前身の一行である秋田相互銀行の通帳やポスターに氏の作品が採用されていたので、秋田県内ではなじみ深いという方も多いと思います。2010年代に入り、再び注目されています。DSC_1940 posted by (C)Traveler Kazu 前後・左右で違うデザインになっています。イラストも違います。このYR-2001は2000年の登場以降、しばらくは由利高原鉄道発足当初から採用されてきた塗装が施されていましたが、2009年、沿線での映画ロケ・公開を記念して「釣りキチ三平」のラッピングが施されて以降、「宇宙戦艦ヤマト」、漫画「ゆりてつ 私立百合ヶ咲女子高鉄道部」、現在の「池田修三作品」と、連続してラッピング車両として運行されています。特に「ゆりてつ」ラッピングだった期間には「痛車が走ってる」と話題になりました※痛車(いたしゃ):車体に漫画・アニメ・ゲームなどに関連するキャラクターやメーカー のロゴをかたどったステッカーを貼り付けたり、塗装を行うなどして装飾した自動車の俗称(Wikipediaほぼ引用)車内はセミクロスシート・トイレ付になっております。(登場時、由利鉄で初めてのトイレ、エアコン付車両だったとのこと)DSC_1942 posted by (C)Traveler Kazu 当該列車は2両編成、後ろにはもう1両のYR-2000形(YR-2003)が連結されていました。こちらは車内はロングシート、脱着式テーブルを設置でき、カラオケ装置も搭載したイベント対応車で、この日はイベント貸切のため増結されていました。こちらもラッピング車ですね。YR-2003は登場以来、沿線の名峰で東北2位の高峰「鳥海山」の雄姿をデザインしたラッピング(塗装?)が施されて、イベント対応車として一般車と差別化されていましたが、2015年に線路閉鎖して実施され、乾電池での鉄道走行記録がギネス認定された川越工業高校「エボルタ電池鉄道」の成功を記念して、2016年よりエボルタラッピング車両として運行されています。実はこの日、このイベント列車に乗車しましたその模様は、次々回ご紹介します。ちなみに、イベントの中身はです次回は、この鉄道の起点駅「羽後本荘駅」をご紹介します。ゆりてつ〜私立百合ケ咲女子高鉄道部〜(3) (サンデーGXコミックス) [ 松山せいじ ]価格:575円(税込、送料無料) (2017/12/12時点) ゆりてつ〜私立百合ケ咲女子高鉄道部〜(4) (サンデーGXコミックス) [ 松山せいじ ]価格:596円(税込、送料無料) (2017/12/12時点) 【送料無料】 センチメンタルの青い旗 池田修三木版画集 / 池田修三 【本】価格:1944円(税込、送料無料) (2017/12/12時点)
2017年12月12日
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盛岡市内に2009年頃開通した「本宮交差点」(国道46号・盛岡市道)にある案内看板です。国道46号は、盛岡市津志田と秋田市川尻町との間を仙岩峠経由で指定されている幹線国道です。(大仙市協和境~秋田市川尻町間は国道13号との重複区間)国道46号盛岡西バイパスは、起点の盛岡市津志田(盛岡南IC入口)~盛岡ICに近い盛岡市上厨川(イオンモール盛岡の前)間に、1992年から2013年までの20年もの歳月をかけて細切れに開通したバイパス道路です。画像を撮影した「本宮」交差点(イオンモール盛岡南より1区画東)は、盛岡南IC方面から北進してきたバイパスが、盛岡IC方面へ左折する大きな交差点です。直進も国道区間同様の広い道路ですが盛岡市道となって雫石川を渡り、盛岡駅前に至ります。Wikipediaの記載によると、この交差点は原計画では立体交差となるはずだったようです。その名残か、この交差点の南北前後区間の中央分離帯は、異常に広くとられています。その様子はgoogle earthでもハッキリ確認できますので、是非。その本宮交差点に掲げられている、行先を案内する青看板です。左折は秋田、右折は4号線(駅でいえば仙北町)、そして、中央2車線が盛岡駅を表示。 その盛岡駅の表示には、2009年か10年までには掲げられたと思われますが、ピクトグラムには、引退して久しい懐かしの200系が描かれています。(0系の色違いに見えなくもない)やはり、新幹線といえば、この団子っ鼻が分かりやすいということでしょうか。大人世代は確実にわかりますね。それとも、規定で新幹線の駅を示すピクトグラムはこのデザインと決まっているのでしょうか?また、在来線の駅を示すピクトグラムは、どんな山奥田舎に行っても103系に見える絵です。しかし、子供たちにこのピクトグラムが通じるかどうかは、ちょっと疑問。ちょっと前までは、子供に車の絵を描かせるとセダン車を描いたものですが、今の子供たちはワンボックスを描くそうです(トヨタの会員誌に記載があったような)。せめてE2系チックな絵柄にしてあげないと、子供たちや外国人は分からないかもしれませんね。トイレ用ピクトグラム(男女セット)|ZACK 50724S INDICI ピクトさん ピクトグラフィ ピクトサインドイツ デザイナーズ [在庫有り] 立体ピクトグラム 立体3D 交通標識 カプセルコレクション フィギュア ガチャ エポック社(全6種フルコンプセット) あらゆる業種につかえる!アイコン・ピクトグラム大全
2017年11月18日
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8月19日に開催された「あきた鉄道フェアin土崎」(秋田総合車両センター一般公開)の模様。今回で最終回にいたします。場内の休憩所としては社員食堂と、もうひとつ、車両が1編成まるごと休憩所に充てられました。2017あきた鉄道フェア(土崎) 30 posted by (C)Traveler Kazu 旧「リゾートしらかみ橅編成」(ブナ編成)※「橅(ぶな)」は環境依存文字4両1編成丸ごと、アイドリング状態・エアコン稼働で展示されました。昨年の夏、新型のHB-E300系「橅編成」に置き換えられ、その後は用途を失っている同車。去年の今頃は廃車という話もあったようですが、現在は再利用を念頭に、時々走らせて状態を保たせているようです。普段は秋田車両センターにいるのですが、この日はご覧の通り秋田総合車両センターに来ていました。2017あきた鉄道フェア(土崎) 33 posted by (C)Traveler Kazu 旧橅編成は、ボックス席(セミコンパートメント)が2両ついていました。(現在のリゾートしらかみは、3編成ともリクライニングシート3両とボックス1両)こちらは、橅編成オリジナルの内装。リッチな仕上がりになっています。2017あきた鉄道フェア(土崎) 34 posted by (C)Traveler Kazu もう1両は、初代のリゾートしらかみ(のちの旧青池編成)から転用された車両。リゾしら黎明期の車両とあって、内装が橅オリジナルよりも簡素で、24系B寝台車に雰囲気が似ていますね。ちなみに、休憩所としての利用に飲食の制約はなく、ボックス席のシートを引き出さないでほしい、トイレは使えないという制約だけでした。2017あきた鉄道フェア(土崎) 1_01 posted by (C)Traveler Kazu 座席車(1・4号車)の室内です。E751系特急よりはるかに座り心地の良く、間隔が広いシートが装備されております。もう1年以上も営業に使われていないなんて、もったいないですね。8月に運転された秋田港~秋田間のクルーズ船客向け臨時列車に使われるのではないか?という憶測もありましたが、結局は通常の男鹿線車両が使われました。2017あきた鉄道フェア(土崎) 1_02 posted by (C)Traveler Kazu 別の作業場では、HB-E300 橅編成を製作中!…ミニ列車ですが。2017あきた鉄道フェア(土崎) 2_01 posted by (C)Traveler Kazu 来年のイベントではこれにお子さんを乗せて走るんですかね??最後に、来年以降の参考にもう一度アクセス情報を掲載します!JR東日本 秋田総合車両センター秋田県秋田市土崎港東・通常は非公開・一般公開の日時は、おおよそ1か月前くらいまでに発表されます 一昨年までは10月の鉄道の日に近い土曜日でしたが、 昨年からは8月下旬の土曜に開催されています。・例年、一般公開当日に限り社員食堂も一般向けに特別営業。 また、構内各所に飲料販売機(Suica対応)があるので、飲食物の心配は無用です。・秋田銀行ATMが正門前にあるので、グッズ購入資金の確保に便利です (このATMは守衛室より手前にあり、通常も一般利用可能)列車・バスでのアクセス・JR奥羽本線「土崎駅」下車。 駅前交番の横の道を次の信号まで進み、横断歩道を渡って左に進む または、土崎駅南北自由通路「港ウィロード」を渡り、出口を左へ進む・秋田中央交通バス 土崎経由各線「港入口」下車。進行方向の進行を右折、商店街を進み、その先の五差路は左前方の広い道を進む。徒歩距離700mほど。 土崎駅前行きのバスの場合は、終点下車。徒歩距離は半分ほどになります。お車でのアクセス国道7号線「臨港警察署入口」を山側へ入り、道なりに進み線路を越した先の右です。例年駐車場は用意されますが、満車の場合は敷地東側の駐車場に案内されます(少し歩く)。[鉄道模型]カトー KATO (Nゲージ) 10-1367 HB-E300系「リゾートしらかみ」(青池編成) 4両セット 【税込】 [カトー 10-1367 HB-E300リゾートシラカミ アオイケ]【返品種別B】【送料無料】【RCP】価格:10100円(税込、送料無料) (2017/8/30時点) 駅弁ひとり旅 -東北編- ディレクターズカット版 DVD-BOX 【DVD】価格:7970円(税込、送料別) (2017/8/30時点) 五能線物語 「奇跡のローカル線」を生んだ最強の現場力 [ 遠藤功 ]価格:1512円(税込、送料無料) (2017/8/30時点)
2017年08月30日
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