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8月も残り2日となり頬を撫でる風も 随分秋らしくなってまいりました。子供達も学校が始まり 家から5分の小学校からは毎日、運動会の練習と思われる音楽や歓声が聞こえ変わりない日常を楽しんでいます。9月に入ると1.2.3日は富山県越中八尾の「風の盆」に始まり19日からは今年初めての「秋のゴールデンウイーク」といわれる連休があり26日には当町の「きつね火祭り」も行われます。そして何といっても食欲の秋。昨日オープンした「古川観光ヤナ」では間もなく子をいっぱい持った落ち鮎を、そうそう 先日一足早く 地の松茸も出始めました。夏休みに出かけたから・・・とは言わず秋の飛騨路もぜひお出掛け下さい。
2009年08月28日
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土用も明け立秋を迎えたかと思いきやこの猛暑の毎日。ここ数日は夜も寝苦しい日が続きます。「いったい飛騨はどうなってるんだ。涼しいはずじゃないのか?」そんなお客様の声もちらほら。。。「ほんと、そうですよね。毎日暑いですね。」「でも飛騨は暑い処なんです。」日本のほぼ中央に位置する飛騨は周りを見ると上高地 乗鞍 新穂高 白川郷に 白山という大自然の中にあるのでさぞや避暑地然としているだろうと思っていらっしゃる都会の方々。確かに山中は涼しいのですが山里は暑い。盆地は熱がこもってしまうので日中30度を越すことはざらです。とは云え、夜になると急に温度が20度近くまで下がるので朝晩は過ごしやすくこんな寒暖の差が飛騨の果実たちにとってもよいようです。そして涼しい朝晩の冷気は山の野の花たちにも秋の訪れを知らせているようでもうススキが満開です。
2009年08月21日
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長雨の影響で農作物のお値段が上がっているとのこと。需給バランスの是正により価格高騰を抑えたい、という主旨で曲がったり形の悪かったりする『規格外品』を市場に卸すように勧告?があったとか。。。数年前の天候不順の折にもそのような措置があったらしいのですが逆にいうと結局はこういう“緊急時”にしかいわゆる『不揃いな野菜たち(果実たち)』は表舞台に立てないということなのでしょうか。当館でも小さいながらも昨年からの無農薬自家農園を運営して思ったことは見栄えの良い形の揃ったものを作ろうと思うと+αの多大な努力が必要となってくるということです。そして、それでも勿論思い通りに全部がいくわけではないということです。うちでは皆のまかないにしたり朝採れをロビーに並べてご自由に召し上がっていただいたり『商品』として以外の用途には事欠きませんので問題はないのですが大量に業として栽培されている農家の皆さん方はどうされているのでしょう。果物やトマトに関しては(かなり安価な料金で引き取られ)ジュースになると聞いたことはありますがそれ以外の“汗”の結晶は文字通り「畑の肥やし」になってしまうのでしょうか。食料自給率がどうとかいう以前にその辺りの矛盾をどうにかしなければいけないのではないかと生意気に思ったりします。こういった天候不順による“緊急措置”を喉元過ぎれば、、、、にすることなく不幸中の幸いにすべく消費者、生産者、そして私達のような中間提供者のうわべだけではない抜本的な意識を変えなくてはいけないのでしょうね。
2009年08月14日
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というか原点的なものというと“朝市”になるのではないでしょうか。そしてその朝市といえばお隣高山の朝市。日本三大朝市の一つです。ちなみに残りの二ポストの内、石川県輪島の朝市は当確ですがもう一席は佐賀県の呼子(イカが有名)と千葉の勝浦いずれもが主張されることがあるそうです。そんな由緒正しい産地直売所の系譜を持つ?飛騨ではその溢れる供給量と(何せ人口が少ない故)さほどまで無い現地の需要量とのアンバランスも功奏して、新鮮な農作物を中心に“百家争鳴”状態です。地元のフリーペーパー『BLESS』さんの8月号で特集されていますがその数20箇所以上。当館から徒歩圏内で古い町並みにある匠文化館の軒先では“三寺めぐり朝市”そして高山へ車で向かう途中5分程度のところにある規模の大きな“あじか”こちらでは全国的にも有名な飛騨トマトや飛騨ほうれん草以外にも朝採れの野菜たちを中心に飛騨らしい産物が所狭しと並びかつ昼下がりの時間あたりに行こうものならすっかりとその商品たちの姿がまばらになっているほど大人気スポットです。これからお盆期間に入りますが自然の恵みで育つ農作物にはお盆休みなどありません。飛騨へお越しの際も普段より少し混雑する道中車中でみずみずしいミニトマトを口にすれば気分爽やかになること請け合いです。
2009年08月12日
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8月7日の月遅れまで『七夕』を十分祝い尽くし玄関の室礼も“盛夏”バージョンへ。例年は自然界代表のかしましい蝉たちに対抗すべく人間界造作代表としての風鈴と氷柱が防波堤の役割を担ってきたのですが今季は玄関が開くとそよ風とともに一人勝ちのように涼やかな音色が響いております。そういえば過日見た番組の『官僚達の夏?』で猛暑時に通産省玄関に大きな氷柱が立てられているシーンが目に入りました。(おそらく史実に基づいての演出なのでしょうから)考えることは一緒なのだと何となく親近感を持ってしまいました。透き通った状態で大きく綺麗に作るのは時間を要するので当館でも例年はローテーションで何体も用意していたのですが今季は“連投”してもらっても大丈夫なようです。そして間もなくその役目も終わることでしょう。。。。
2009年08月09日
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当館から歩いて5分の宮川河畔に“古川観光ヤナ”があります。ヤナに掛かる落ち鮎を中心に供しており毎年お盆頃からの営業なので様子見がてらお散歩してきました。数年前の水害の際、被災地の一角となったその辺りも護岸工事がすっかり完了し、そんな事があったことさえ忘れてしまっているかのようです。歩行者専用の蛤(はまぐり)橋の上から川風に心地よく吹かれながら見下ろすとその営みが置き石や岩の懐をくすぐるさざ波と相俟ってとても居心地の良い空間となっています。さらに川下に目を移すと太公望が独り双り。。。。近付くと時折我が家にもお顔を出していただける近所のおじちゃんも居て、手を振ったり。木陰に入り、ひとときの涼を楽しんでいてふと気付いたことは「今年の蝉は元気がない!」例年よりも鳴き出しが遅かったことは 先日書きましたがいつもはその厚かましい程の赤子のような無遠慮さに猛暑感を煽られていたのですが。。。。今季、温度計ほど暑く感じない要因の一つではないでしょうか。人の側からは厚かましいように思えても蝉にとっては長い永~い地中生活を踏まえての最後の“晴れ舞台”。なんと揶揄されようとも気にせず“発声”していただいてもいいのに。。。微妙な環境の変化なのか、それとも流石の蝉も雨の多い天気にうんざりなのか。『夏』はやはり『夏』らしくあってほしいものです。
2009年08月08日
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ローカル線の只中に住んでいるような身の上ですが“車”社会の地方ではほとんど利用する機会がありません。「車窓からの景色が素敵だったわ」とお客様から伺うことも多いのですが(車の)車窓から見るよりも川際近くまで線路がせり出している鉄道からの方が圧巻なのでしょうね。そんな現役のワイドビューひだをはじめとする高山本線以外にも実は飛騨市内にはローカル線がもう一本あるのです。厳密には“あったのです”という表現になるのですが『旧神岡鉱山鉄道』今流行?の鉄子・鉄男さんたちから垂涎の的として目されているトロッコ列車を従えておりましたが廃線になってから、かれこれ4~5年はもう経つでしょうか。それだけの年月が経ってしまうと草ボウボウで線路のあることさえ判らなくなってしまっていそうですがそこは地域の方達の豊かなボランタリー精神。きちんと下草刈りなどがなされて“見る影”をキチンと残しております。そんな旧神岡鉄道でコトコト揺られて郷愁を感じることは出来ませんがその代わり、その廃線を“自力走行”のレールマウンテンバイクで額に汗しながら?のんびり渓谷美を楽しみながら?得難い体験をすることが出来ます。夏休み期間中は週末を中心に行っています。これまた流行の“ハイブリッド仕様”のマウンテンバイクも在車とのこと。ひと夏の体験に如何でしょうか。発着地となっている“奥飛騨温泉口駅”の脇にある古民家カフェ『やまの庵』さんで冷たいモノを頂いたり一日二十食限定の“絶品”飛騨牛スジカレーをランチしたりはたまた事前予約でプロの陶芸家さん(ご主人は有名な民藝陶芸家さんです)に作陶指導体験をお願いしたり。。。併せてご利用いただくと充実した休日になること請け合いです!
2009年08月03日
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ほぼ一月後の9月5日。市内にある数河(すごう)地区は一日を通して神々しくも晴れやかな雰囲気に包まれます。高麗の僧が奈良時代にこの辺りに伝播したといわれる五穀豊穣への感謝の神事としての舞奉納『数河獅子』が執り行われます。僅か300m程の距離に在る“白山松尾神社”と“白山神社”が毎年交互に主管されますが本場高麗仕込みの獅子(ライオン)はかくあるものかと普段伝統的な“獅子舞”を見る機会の多い私達でもそのアクロバティックで軽やかな動きに目を奪われてしまいます。当館からは車で20分程度。昼過ぎから“神事”の始まりで概ね午後3時頃までですので前日4日にお泊りされてゆっくり出発されるもよし祭りを見学されて余韻に浸りつつ、その後温泉に浸るもよし、、、富山市内からでも車で50分程度。幸い今年は土曜日ですのでお出掛けやすい方も多いのではないでしょうか。ご興味のある方はじゃらんサイトにもスケジュールと地図が載っているようですのでご覧下さいませ。そうそう。おわら風の盆の最終日(9月3日)を徹夜で朝まで追っかけて4日に十分鋭気を充填し、当5日にむかうという祭り三昧な三日間にチャレンジされるというのも如何でしょうか。
2009年08月02日
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