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大相撲の十両力士、若麒麟が、大麻取締法違反容疑で現行犯逮捕された。これまでは、外国人力士だから、半分仕方がないと思ったり、日本人力士でないことに、救われた気がしていた。それが、今回は、日本人で、若くもない25歳、しかも、現行犯逮捕である。文科省・所管の財団法人・日本相撲協会は、このところ何かがおかしくなっている。初場所で優勝した朝青龍の、土俵上の万歳が、相撲協会から「前例がない」との理由で、親方と本人に厳重注意されたという。先日、ある部門の朝礼で、朝青龍の万歳が「なぜいけないのか?」を聞いてみた。「横綱としての品格がない」「日本古来の国技・相撲道なのに、そういう自覚がない」万歳とは関係ないが、朝青龍批判として、「闘志ばかりをむき出しにして、横綱とは言えない。」「横綱なら、勝った後は、負けた相手に、手を貸すべき、武士道に欠けている」本来、相撲が、国技として、神社の境内で奉納相撲として行われていた頃は、神事と言えるが、三分の一が外人であり、一つのスポーツとして、興行相撲が行われている限り、神事と意識することは難しくなったのではないだろうか。相撲協会が、朝青龍の土俵上での万歳がいけないのは、「前例がない」と言うところに、その辺の苦しさが感じられる。古来より神事として伝承文化の側面も持つ大相撲が、日本の国技であり、神事であると明確に言えるようにしてもらいたい。合掌アルミケース・アタッシュケース製造販売のアクテック株式会社
2009/01/31
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年が変わり、今日で、早くも1月が締めとなる。 ウーン! 厳しい数字だ。「トヨタが、3回目の今期の見通しを発表、営業赤字が、4,000億円」日に日に、厳しいニュースが入り、全く先行きが見えない。先日、IMF(国際通貨基金)が、今回の米国発の金融危機による損失額と、世界経済の見通しを発表した。世界の金融機関の損失見込み額が、昨年4月で9,400億ドル、10月に1.4兆ドル、今回で2.2兆ドルと、一年弱で二倍以上に膨らんでいる。まだ、3月末の株価次第で、大きく情勢が変わるのではないかと思うが、あまり当てにならない数字は発表してもらわない方がいいように思う。もう一つ気に入らないのが、世界経済の見通しで、我が国・日本の成長率が、先進国の中で一番低く見積もられている。米 国 -1.6%ユーロ圏 -2.0%日 本 -2.6%資源も豊富にあり、技術も最先端のものを持っている米国の底力を、否定する気はないが、いかにも日本が甘く見られている感じがする。IMF(国際通貨基金)て、一体なんだろう?ちなみに、高度成長が期待されている新興国の見通しは、下記のようになっている。中 国 6.7%インド 5.1%ロシア 0.7% これをみれば、あながち見当違いとは思えない。やはり、自国の力を過信しすぎなのだろうか?「謙虚にして驕らす」、いつも稲盛塾長から言われている。合掌アルミケース・アタッシュケース製造販売のアクテック株式会社
2009/01/30
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総額二兆円の定額給付金などを盛った、2008年度第二次補正予算が、27日の夕方に成立し、昨日からは、本番の2009年度の予算案の年度内成立を目指し、麻生総理の施政方針演説があった。難しい話は別にして、「定額給付金」の話しだが、いざもらうとなれば、大変面白い展開になると思っている。自民党・公明党以外の政党は反対したのだから、実際に支給される地方自治体においても、自民党・公明党以外の政党は、給付に反対しないと辻褄が合わない。反対しておきながら、もらえるなら、もらわないと損では、話が違う。ということは、自民党・公明党以外の勢力が強い自治体は、いくらでもあるはずだ。それらの自治体は、定額給付金を国に請求して、それを住民に給付するシステムだから、反対している自治体は、給付金そのものを受け取らないことになる。結論は、反対した政党は、地方自治体でも、あくまで反対を貫いて、自分達の政党が議決したことに、責任を持って欲しい。何でもかんでも与党のすることに反対し、批判するだけの政党は、お引取りを願いたい。アメリカでは、政権が変われば、前政権と反対の政策が、堂々と、且つ毅然として、実行されていく。日本も早く、是は是、非は非で、与党と野党が政策論争し、しっかりと国民をリードして欲しい。政局だけを考えた何でも反対だけは、一刻も早く止めてもらいたい。合掌アルミケース・アタッシュケース製造販売のアクテック株式会社
2009/01/29
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「春節」という文字は、私には、いかにもお正月という雰囲気がしてくる。この文字を見るだけで、芽がふく春の息吹を感じ、新旧が入れ替わり、なんとなくお正月という気がするのである。もう一つ、自分の「春節」のイメージは、横浜や神戸の中華街で、赤に金文字のちょうちんと、広場での大きな獅子舞が浮かんでくる。中国は、26日から旧正月が始まり、今日が「三が日」の最終日となる。その中国から客人が見えた。30年来の旧知の日本人だが、今は、香港に事務所を構え、中国本土でレンズ関係の仕事をしておられる。彼とはいろんな思い出があるが、一番印象深いのは、フランス・パリの雀荘で、マージャンをしたことである。英語だけでなく、中国語やそれぞれの国の言葉を片言でしゃべり、何処へ行っても大変便利な人であった。今日の用件は、購入商品の品質が思わしくなく、品質基準のすり合わせであった。一段落の後、最近の中国情勢を色々とお聞きした。今年は異常現象だと断った後、日系企業の一部では、1月の15日から、2月一杯までお休みの企業があるとのこと。そして、休み明けにも、仕事がないので、その従業員が帰ってこなければ、ラッキーということらしい。中国も、今は簡単に従業員を解雇することは、出来ないらしい。彼の会社は、来週2日からの仕事だという。日本も、中国も、忙しいところと暇ところが極端になってきたようだ。合掌アルミケース・アタッシュケース製造販売のアクテック株式会社
2009/01/28
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自分の人生を振り返ってみれば、1972年から、37年間もアルミケースを作り続けている。全くゼロからのスタートで、まず、土地、建物の確保から始まり、どんなアルミケースを作るかによって、材料・設備・人の準備に奔走した。土地・建物では、東大阪や、守口・寝屋川、八尾と随分とアチコチを捜した。機械は、中古の機械を探し回った。材料の仕入れは、随分と多くの人にお世話になった。今から考えれば嘘みたいな金額だが、土地・建物1,000万円、設備500万円、材料500万円、合計2,000万円の予算でスタートした。図面も自分で書き、作ろうとするアルミケースの構造は、ずべて自分の頭の中に、立体的に存在していた。そんなアルミケースも、創業からほぼ20年間は、カメラ・ビデオメーカーに、OEM供給していたが、最近は、仕事の場で使われる業務用ニーズのものに変わってきた。使われる用途により、複雑な機能を要求され、付随する部品も、極めて高機能を要求される。結果、市販のものでは機能不足となり、独自開発を望まれるが、当社だけではとても対応できず、思案に暮れていた。そんな時、産学公連携のクラスター研究会に、相談したところ工学系の学校から協力が得られることになった。今日は、その第一回目の打ち合わせが行われた。新学期の学生のテーマになるものと、我々が要求するものがマッチングすれば、すべてが上手くいくのだが・・・・・合掌アルミケース・アタッシュケース製造販売のアクテック株式会社
2009/01/27
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どうやら予定通り(?)不景気が進行し、長引きそうな雰囲気が出てきた。昨日の日経トップ記事によると、原油や鉄鋼原料、木材といった資源価格の急落をきっかけに、それらの原材料を使った素材(石油化学製品・化学繊維・合成ゴム・紙・ガラス)まで、その影響が出てきた。要するに素材価格が下がっているのである。ガソリンも92円~93円そこそこに下がってきた。もう少しすれば、90円も切るのではないだろうか。原料や、素材が安くなると、私達、製品加工メーカーは、一見よさそうにみえるが、実はその影響は深刻だ。これらの素材産業はじめ各企業の製品価格が下がるということは、会社の収益を圧迫することになり、世の中全体が不況になってくる。不況と言われても仕方がないと思うのは、現実に、皆さん、今、何か欲しいモノがありますか? これが欲しくて仕方がないというものが、あるでしょうか?世の中は、とにかくモノが溢れ、完全な品揃えになっている。今は、もう安くても、買わない状態ではないでしょうか。不況にも、インフレとデフレがあり、現状は厄介なデフレ現象だと思われるインフレは、金融調整などで比較的修正し易いようだが、デフレ対策は難しいと聞く。そんな時、昨日の日記で書いたように、「政府紙幣の発行」が、この不景気を突破する最適の手段だと思うが、如何なものでしょう?一人当たり20万円~40万円、4人家族にすると、80万円~160万円の臨時ボーナスが入れば、かなりの即効性があると思われる。世論調査で落ちるところまで落ちた麻生内閣さん、起死回生の奥の手として、是非実現していただけませんか。合掌アルミケース・アタッシュケース製造販売のアクテック株式会社
2009/01/26
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今年に入って、初めて、正味の休日になる。かといって、歳のせいか、やっぱりゆっくり寝ていることは出来ない。6時半頃には起きて、朝風呂を楽しみ、後は、ゆっくりとテレビ観戦と決め込んだ。日本のチマチマした政局の話しにはうんざりさせられたが、景気対策として、国民一人当たり、20万円~40万円の「政府紙幣」発行の話は、面白いアイディアだ。返済の義務もなく、デフレの時代に良い政策だと思う。是非実現して欲しい。しかし、なんといってもオバマ大統領の話題は尽きない。就任演説の内容、早急に必要とされる経済対策、イラクから引き揚げアフガニスタンに派兵する外交政策、オバマ大統領の発言や政策に、世界の目が注がれる。テレビ初登場といわれる元外務省の佐藤優氏の話は興味深かった。「第三次世界大戦」の共著者・田原総一郎氏との対談は、特に面白かった。夕方は、久しぶりの大相撲初場所を、テレビ観戦した。3役登場となった時、万雷の拍手で麻生総理が桝席に着いた。土俵上は、3場所ぶりに復帰した朝青龍と白鵬の横綱決戦。最初は、朝青龍のフワッとした気の無い立会いで、相星決戦となり、決勝戦は、なんとなんと朝青龍が優勝した。さぁー、今日はゆっくり英気を養った。明日からの一週間で、早くも12分の一が消化する。気を引き締めて頑張ろう。合掌アルミケース・アタッシュケース製造販売のアクテック株式会社
2009/01/25
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今日は土曜日で、お休みにもかかわらず、いつもの通り、5時過ぎに起き、名古屋の愛知学院大学へ出かけた。今年一番の冷え込みと言われ、バス停までの住宅地に、人影はない。やっぱり、バス通りに出ても、車も少ない。新幹線で京都駅を出て15分もすれば、一面雪景色となり、しばらくすると猛吹雪で、白い雪曇りとなり、何も見えなくなる。そして、しばらくすると、また、晴天になり、全く風景が変わる。狭い国土といわれるが、自然環境は激しく変わり、その分多感な日本人が生まれるのだろうか。朝10時~午後6時まで、愛知学院大学での仕事の内容は、数ヵ月後に報告したい。ところで、日記の内容が、このところ一日ずつずれる感じだが、昨夜は、今年最初の塾長例会が大阪で開催された。日本全国から、980名の参加者があり、地方の塾長例会としては、初めて全席指定席となる。なぜ、これほどの人が集まるのだろうか?上場企業の社長さんも数多く御見かけした。大企業に限らず、中小企業のトップも、この激変する社会に、するすべを失っているのではないだろうか。企業経営において、予想し得ない現象は、必ず起きる。売上が激減するならば、じっと耐え、凌ぎの経営が必要であり、まず自らの身を削り、それでも上手くいかないならば、従業員にもそれなりの辛抱を分かち合う必要があると言われた。それはさて置き、当日のメーンイベントは、お土産に、塾長自身から、一人ひとりに、大阪天満宮の「福笹」が授与された。私もありがたく頂戴した。 果たしてそのご利益の程は?合掌アルミケース・アタッシュケース製造販売のアクテック株式会社
2009/01/24
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半年間、当社では、インサイドセールスについてコンサルを受けた。今年の経営方針の一番目が、「全員で営業する」になっている。その準備として、昨年から、非営業が、営業プロセスの初期段階を担当し、営業の後方支援をする方策を学んだ。昨年8月から半年間勉強し、昨夜は、その打ち上げで、コンサルの先生方と懇親会を開いた。我が家のオリジナル鍋「ボー鍋」である。日記でも何回か書いたと思うが、昆布を浸したお酒を沸騰させ、火をつけてアルコールを抜き、昆布とハマグリで出汁をつくり、後は、鍋奉行が食材毎に食べ頃を見計り、取り皿に分ける。取り皿には、大根おろしをたっぷりと入れ、刻みねぎを足す、さらに京都の老舗の特製のポン酢を入れる。食材は、白菜(茎と葉を分ける。茎は「そぎ切り」)、菊菜、椎茸、えのき茸、豆腐、海老、豚シャブ肉、蛤、牡蠣、白身魚などである。それぞれの食材を、食べごろに取り上げ、どの食材も、先程のたれにつけて食べる。「ボー鍋」のいわれは、3人の子供がまだ小さかった時、アルコールを飛ばす際に大きな火柱が上り、燃え上がる様を見て「ボー鍋」と呼ぶようになった。それはそうと、今年は、インサイドセールスが機能し、力強い営業活動が出来ることを願う。合掌アルミケース・アタッシュケース製造販売のアクテック株式会社
2009/01/23
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昨日、当社のメールマガジン「いれもん通信48号」を、発信させていただいた。振り返れば、今月で、月一回、丸四年、継続することが出来ました。多くのお客様のご協力と、励ましのお蔭だと感謝しております。お得意様の素晴らしいお仕事をご紹介する中で、アクテックのアルミケースが、お役立ちしている姿を見ていただいております。ところが、48回発信している中で、毎回、反省することがある。発信する前に、チェックにチェックを重ね、これでOKだと思い、「GO!」サインをを出し、いざ、発信した途端、間違いに気がつく。事前に、十分にチェックするが、間違いは、発信してからでないと、気が着かない。今月も、大きな失敗をしてしまった。冒頭の書き出しで、毎月お得意様をご紹介しておりますので、「アクテックの工場を、ご紹介します」とやってしまった。失礼しました。こうして毎日ブログを書いているが、ここでも失敗を繰り返している、家族や社員から指摘され、初めて間違いに気がつく。事前にミスをチェックすることの難しさを痛感する日々である。それはそうと、昨日のメールマガジンの発信で、強烈な返信が来た。昔から親しくしている真空成型メーカーさんが、昨年11月中旬に、受注が入り、12月から1月13日まで、24時間勤務で消化して、ようやくお客様に迷惑をかけずに済んだと言う。こんな景気の良い話しは聞いたことがない。世の中には、逆風をものともせず、立派に経営しておられる会社があることに感心した。合掌アルミケース・アタッシュケース製造販売のアクテック株式会社
2009/01/22
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テレビは、昨夜から今朝に掛けて、オバマ大統領一色だった。日高義樹レポートの影響もあると思うが、個人的には、絶対ありえないと思っていた無名の黒人大統領が生まれ、何の実績もないのに、全世界の注目を浴びている。それなりの実績と名もある政治家は、この現象をどう見ているのだろうか。私は、現実のことだと承知しながら、一方、これは不思議な国の「おとぎ話」ではないだろうかと考えたりする。これをアメリカンドリームというのかもしれないが、さらにこれで、ダイナミックに国政が動いていくということが信じられない。日本では、どう考えてもありえない。色々驚くことばかりだが、特に47歳という年令のことでは、日本もどうにかならないものか。オバマ大統領は、47歳で、政治の世界に入って、まだ十数年のようだ。何回も繰り返すが、どうして、そんな人が、アメリカのトップになれるのだろう。アメリカという国は、計り知れない懐(ふところ)の広さを感じる。ところで、世界では、国を代表するような40歳代の人が、続々生まれるようだ。韓国では、首都ソウルの市長さんが、40歳代と聞く。また、先日、タイ国でも44歳のアシッピット首相が生まれた。さらに、フィリッピンの次期大統領候補は、やはり女性で47歳、名前がローレン・ガルダーさんと言うらしい。日本にも、40歳代のヒーローが、政治の世界に生まれないものだろうか。頑張れ!日本の政治家!合掌アルミケース・アタッシュケース製造販売のアクテック株式会社
2009/01/21
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目指す方向を共有する時、ベクトルが揃うと言います。私達人間は、個として生まれ、自由に生き、色々な発想をして当然だと思います。組織おいても、各人が全く自由な発想のもとに行動し、それでいて調和がとれているというのが、最高の姿だと思います。しかし、それは単なる理想に過ぎず、勝手な連中が集まって長く栄えた集団はありません。それは、同好会や、仲好し倶楽部ならば、基本的な意見の相違は、活気がある証となるでしょう。しかし、使命を持った組織である企業にとっては、全員が同じ価値観を共有しない限り、力強い事業活動とはなりえません。我々、小企業が存続するためには、一緒に仕事する仲間として、目指す方向を一致させることが必要条件だと考えています。そのために、毎朝の朝礼で、繰り返し繰り返しフィロソフィの勉強をすると共に、日々変わる情勢をしっかり把握した上で、自分達がどのように考え、何を目指して仕事をするのかを確認しております。それに引き換え、このところの政治家の動きを見ていると、同じ政党にいながら、そして自分達でその首長を選びながら、政策ごとにバラバラといった感じです。最早、自分の選挙に有利になることだけを考えた烏合の衆としか思えません。国の舵取りが、大変大切な時であることは間違いないと思いますが、ここまで成り下がれば、一刻も早い選挙が必要と考えます。合掌アルミケース・アタッシュケース製造販売のアクテック株式会社
2009/01/20
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昨日のテレビは、「景気が悪い」という話と、「派遣切り」の話しばかりの感じだった。もっとも、10時半からは、お寺の葬式に出掛けたので、それ程、いろんな番組を見たわけではないが・・・・・放送局によれば、<或る日、突然、首切りを告げられ、寮を追い出され、住む所も無くなり、野宿するしかない>こんな極端な話しが、社会に蔓延しているが如く放映されている。「改革なくして成長なし」の小泉政権の改革が、格差を生み出した。それが、間違で、昨今の混乱を招いている。小泉・竹中改革が悪で、これを元に戻さなくてはいけない。事象の説明や、専門家の議論にしても、ゼロか、100かの極端に走り、どうも現実的だと思えない。もう少し、現実を直視し、是は是、非は非、現実的な議論をして、「どう解決するか」、「どう乗りきるか」など、前向きの話が出来ないものだろうか。優秀な専門家が、自分の面子だけで議論している。私達、小企業は誰も助けてくれない。自力で、この難局を切り開いていかなくてはいけない。もっと視聴者に、夢と希望を与えてもらえないか。合掌アルミケース・アタッシュケース製造販売のアクテック株式会社
2009/01/19
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お寺の住職さんのお母さんが、昨年12月31日にお亡くなりになった。私達夫婦は、暮れの28日には、本坊に上り、住職さんと親しくお話をさせて頂いたその三日後のことだった。お母さんのお姿は、しばらくお見掛けしないなと思っていたが、まさか、暮れにお亡くなりになったとは知らなかった。毎年のシーズンに、大阪・泉南の水茄子をお届けすると、殊のほか好物であると言われ、丁寧な礼状が届いた。お伺いしても、優しく接して頂き、水茄子の話しでしばらくの幸せな時間が過ぎた。住職さんのお話しによると、神峰山寺は、暮れからお正月に掛けて、大変忙しく、周辺に迷惑が掛かると、お母さんが亡くなったことは内緒にされていたという。松の内が空けた4日・5日に、ご家族だけの密葬をされ、本日、本葬とお別れの告別式が執り行われた今日は、観音様の命日だという。1300年続くお寺のお葬式は、想像を絶する凄さであった。まずお参りの人の多さにびっくりする。高槻の斎場の1~2階、すべてを埋め尽くし、2時間の葬儀の間、ずっと立ちっぱなしの人がおられた。弔電にしても、西国観音霊場の第一番札所の和歌山の青岸渡寺をはじめ、日本全国の名だたる天台宗のお寺が読み上げられた。お亡くなりになったお母さんは、昭和23年に神峰山寺に嫁がれ、終戦後の信仰が薄れた一時期、お寺の切り盛りで大変ご苦労されたという。それにしても、1300年、同じ場所で、一つのお寺が延々と存在するそのことに、日本の凄さを感じた。合掌アルミケース・アタッシュケース製造販売のアクテック株式会社
2009/01/18
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14年前の1月17日、朝5時46分、家内は着替えてもう起きていたが、私はまだ布団の中だった。大きく揺れ、ドスンと来た。石油ストーブは、大きな揺れで消え、電気も停電となった。別室の母親の無事を確認し、2階の3人の息子には、大きな声で無事を確認した。しばらくして、ただ単なる地震だと思い、普段どおりに出勤した。仕事中は、電話がつながらないので、皆は、事務所の外で携帯を使い電話をした。しかし、お昼の食堂のテレビで、初めて阪神大地震の悲惨な実態を知った。あれから、14年も経ったとは信じられない。お昼前から、所属している関西品質工学研究会の総会に出かけた。品質工学については、難しすぎて一言では説明が出来ない。普段、経営マネージメントの勉強会や、心理や哲学、倫理や道徳、企業の社会的貢献といったことばかりを勉強しているが、今日は、技術と科学、物理に数学といったとっつきにくい話のオンパレードで、専門的な話はまったく分からなかった。しかし、<品質工学の「心」「技」「体」とは何か>といった話になり、最終的には、『心=考え方=社会損失の最小化』といったことに落ち着いた。品質工学も、品質を測定するのでなく、お客様が何を欲しがっているのか、それを技術や科学で解析して、商品つくりをするということが、非常に新鮮に感じ、大きなヒントも得た。我が社のお客様も、「アクテックのアルミケース」を求めているのでなく、それぞれの「ケースの機能」が求められていることに気付きをいただいた。合掌アルミケース・アタッシュケース製造販売のアクテック株式会社
2009/01/17
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古い人間と片づけられたらその通りだと思うが、やっぱり気にする。何の事かと言えば、大安・仏滅・友引で代表される六曜とも、六輝とも言われるものである。年が変わり、年初から、身の回りに大きな事件が起きた。そんな時、事件発生と共に、思わず「六曜カレンダー」をみる。しばらく前のこと、当社の恒例のカレンダーを作る時、若い女性のデザイナーに、<大安>とか<仏滅>とかを日付の横に入れると言ったら、「古い! そんなん意味ないですよ! まだ信じているんですか!」と活を入れられた。もともとは中国で、時刻の吉凶占いとされていたそうだが、日本では、何時の間にか一日の吉凶を定める基準となっている。この六曜は、一般家庭で、慶事や仏事の時に、重要視されるだけでなく、そもそも皇室や国家の重大な行事は、原則として「大安」「友引」を選び、「仏滅」に行われることは無い。しかし、無視する人達は、年代に関係なくいらっしゃる。これを信じる信じないは、その人に任せ、一般的言われていることをまとめてみる。先勝(せんしょう)何事も急いで早く事を行うと良いとされ、午前中は吉、午後は凶とされる日。友引(ともびき)大安に告ぐ吉日で、朝晩は吉だが,正午は凶とされる日。「何事をしても、勝ち負けがない日」という意味。先負(せんぶ)万事において静かに待つのが良いとされ、先勝とは逆に、午前は凶、午後は吉とされる。「先んずれば負ける」の意味。仏滅(ぶつめつ)すべてにおいて凶であるとされ、何をしても悪い日。大安(たいあん)万事において、終日吉とされる日。赤口(しゃっこう)午前・午後、共に凶で、正午だけ吉の日。一般的には厄日とされ、何事も避けた方が無難とされる日。ちなみに明日は先負、午後からは、関西品質工学研究会の総会と講演会。参加しますが、どうか善きことがありますように。合掌アルミケース・アタッシュケース製造販売のアクテック株式会社
2009/01/16
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暮れからお正月にかけての休みは、私にとって、本当の休みとは言えない。それは、年末12月を、会社としても決算月としたために、この正月休みが、毎年のことながら旧年を締め、新年の計画・予定を立てる格好の日々となる。しかし、この時期は、仕事ばかりでなく、私的・家庭的にも用事が重なり、御正月が済んでも全く休日無しとなる。1月も25日迄は予定が詰まっており、正直、プライベートに過ごせる日が無い。しかもこの時期は、移動も激しくかなりの時間を移動に費やす。移動といえば、今年の家内は特にひどい。このところ、一日置きに福知山での泊りがけの見舞いが入り、すれ違いの夫婦となっている。また、自分達が年寄りになったのか、ことのほか弔いごとも多いように思う。私は、この週末も勉強会と新年会、翌日は菩提寺のお母さんの告別式が入っている。仕事と家庭の行事で、ここしばらく休み無しのフル稼働だ。合掌アルミケース・アタッシュケース製造販売のアクテック株式会社
2009/01/15
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日本経済新聞社の「日経フォーラム~危機を乗り越える10の論点」に参加した。100年に一度といわれる今回の金融危機は、世界に、そして経済界に、産業界にと、その影響は強烈なスピードで広がっている。100年に一度と言われるが、その根拠は何なのだろう?100年前というと1909年、手持ちの手帳の<年令早見表>によると、明治42年、なんと父親の生まれた年。その年には明治の元勲、初代首相の伊藤博文がハルピンで暗殺された。直前の日露戦争(1904~1905年)の後始末で、世相は混乱していた時代である。その後の動きを見れば、第一次・第二次世界戦争と続き、どうも今の金融危機どころではないような気がする。果たして、本当に100年に一度のことなのだろうか?本日のフォーラムで、スピーカーの話を聞いて目が覚めた。歴史に学べと言われ、20年前の1989年6月に、ワルサ氏によってポーランドの民主化が行われ、それを機会にチェコ、ハンガリーと続き、5ヶ月後の11月9日には、ベルリンの壁が破られ、さらに12月3日には、ブッシュ、ゴルバチョフ会談によって冷戦解消にまで発展した。この間は、紛れもなく5ヶ月から半年であり、20年前に今以上のことが起こっている。これを見ても、世界は物事が動く時は、猛烈なスピードで動いており、何も今回の金融不安だけが早いわけではないということだ。また、歴史は政治だけでなく、経済も全く同様であると言われた。合掌アルミケース・アタッシュケース製造販売のアクテック株式会社
2009/01/14
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昨日の成人式に思う。私は、学生と社会人の違いは、何なのかと聞かれた時、こう答えている。これまでは、自分のために勉強してきた。自分が偉くなるために、お金持ちになるために、良い会社に入社するために勉強してきた。すべて自分のためである。しかし、これから社会人となり、会社に入れば、会社のために貢献し、ひいては社会に貢献し、その評価によって自分の人生が決まるとお話ししている。そして、自分のために勉強してきたものを、会社や社会に還元し、人のために役に立つことが仕事であると言ってきた。それが、今朝の「職場の教養」によれば、経済産業省が、社会人として必要とされる基礎的能力を「社会人基礎力」として定義し、次の三つの能力を高めることを薦めている。参考になると思い、そのまま転記します。その三つとは☆前に踏み出す力(主体性、働きかける力、実行力)☆考え抜く力 (課題発見力、計画力、創造力)☆チームで働く力 (発信力、傾聴力、柔軟性、状況把握力、起立性、ストレスコントロール力)です。仕事の成果は、社会人基礎力のみならず、学校で学んだ基礎学力、社会で身につけた専門知識やスキル等が関わり合って生まれます。また、個々人の人間性や基本的生活習慣も、少なからず影響を及ぼしています。応用力は、しっかりとした基礎の上に伴うものです。柔軟に対応出来る力と吸収力の強い若い時期こそ、基礎力を磨く時です。職場で「自分に、必要とされる能力は、何であるか」と常に問いながら、社会人としての力を形成していきましょう。合掌アルミケース・アタッシュケース製造販売のアクテック株式会社
2009/01/13
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会社では、昨日から休みを利用して、多源鐐・洞澤さんの出張治療を受けている。社員の家族や、その知り合いが治療を受け、色々と不思議なことが起きている。早くこの現象を、近代医学で、なぜこうなるのかを証明してもらいたい。動かなかった関節が、動くようになったり、骨が出ているとかいっていたところが、元通りになったり、体には明らかに変化が起きている。外反母趾などは、数分間治療するだけで、明らかにその角度が治っている。その治療は、薬は、治療後の湿布薬(自前の湿布薬)以外一切使わない。また、針、鍼灸、電気治療等も一切しない。ただ治療するのは、筋肉と筋をマッサージするだけである。それだけに副作用というのは、考えにくい。そして、強烈なのは、インフォームド・コンセントである。インフォームド・コンセントとは、医師の治療を受ける患者が、その方法、危険性、費用などについて十分な情報を与えられることである。彼は、施術中、喋りっぱなしである。彼なりの症状の説明、どう治療するのか、そしたらどうなるのか、近代医学の治療がどんなことをしているのか、今飲んでいる薬はどんな効用があるのか。「自分がしていることは、こういうことである」と、詳しく説明される。しかし、自分の体の中は、一切見ることが出来ない。そこのところを近代医学で、サーモグラフィーとか、体の変化を証明するいろんな器具があると思う、それを使いこの治療を証明することが出来ないだろうか。そんな所に、取締役工場長が、美女を連れてニコニコ顔であらわれた。娘さんの成人式の晴れ姿である。幸せそうな工場長を見て、まことに羨ましい。我が家、わが夫婦には、生涯ありえない現象である。ほぼ、音信不通状態の三人の息子達、オーイ!早く結婚をせんか!合掌アルミケース・アタッシュケース製造販売のアクテック株式会社
2009/01/12
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どんと焚きとは、年神さんが宿った「お飾り」さんを、自分の敷地内で綺麗な灰にして、その灰をお守りとして、入口や家の四方に撒く。今の家においても、両親と永く住んだので亡くなった現在でも、この行事は続けている。年神さんの言われは、毎年、各家に訪れるという来方神のことで、神道の流れらしい。農耕民族の日本人は、昇ってくる太陽に感動を覚え、そこにある山に川に草木に、なんらかの霊気を感じ、力を感じ、感じたものを畏れ敬い、また感じた場所を整地として大切にしてきた。いずれにしても、自然を敬い、自然の恵で生活をし、自然と共生した。それだけに天災や、疫病を恐れ、台風などを自然の神様のたたりとし信じた。今年は、1月9日(金)営業担当者が、昨年暮れ購入したプリウスが、全損になる程、大きな交通事故を起こした。一方的に当社の車が悪いようだが、警察の人が事故車の状況を見て、運転者がどうであったか心配してくれたが、命には関係なく軽傷であることに驚いたという。こんなことを言うと笑われると思うが、年の神様である「お飾り」さんが、守ってくれたとしか思えない。本日は、感謝の気持ちを込め、すべての車、入口それぞれの「お飾り」さんを外し、工場長と二人で、「どんと焚き」をした。工場の入口で燃やしている時、消防車が通りかかった。会釈をするだけで、にこやかに通り過ぎた。合掌アルミケース・アタッシュケース製造販売のアクテック株式会社
2009/01/11
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定刻8時半から、全員が普段と違う背広にネクタイで出勤し、女性も普段着でなく正装に身を包み、気分も引き締まった状態で、本日は「2009年度経営方針発表会」が開かれた。30分、20分、15分、10分の4種類に分け、15名の責任者から、昨年の反省と今年の方針が発表された。エクセルの数字が並んだり、解り易い棒グラフや円グラフで説明されたり、営業や、設計・開発部門では、写真等もあり、パワーポイントで、要点を絞り、すべてが時間通りに進行した。説明資料は、誰もが、いつでも見れる「共有ファイル」に保存され、記録の必要性もなければ、言った言わないの問題も無い。今年一年間、全員で共有される。パソコン・ITの威力は凄い。部門毎に説明されるパワーポイントを見ているだけで、あっという間に過ぎた。今年の鏡開きは、丑年の年女・年男で行われ、例年の賑やかな懇親パーティになった。昨年入社の新人から、今年、定年を迎える老若男女が入り混じり、写真がピンボケになったことは、ご容赦願いたい。全員が今年の抱負を語る頃は、美味しい料理と食事で、すっかり盛り上がった。思いの実現に向けて、新しい年がスタートした。合掌アルミケース・アタッシュケース製造販売のアクテック株式会社
2009/01/10
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毎年、参加している新春恒例の、地銀大手の経済講演会に出掛けた。今年は、実践的理論派エコノミスト伊藤元重氏と、卓越した経営手腕と数々の実績で、名経営者として知られる丹羽宇一郎氏の講演だった。伊藤氏は、当然のことながら「2009年 日本経済の展望」の演題で、今年の日本のあるべき姿を語られるが、丹羽氏は、一企業の代表者ではなく、公職を勤める立場として、これからの日本が、如何にあるべきかとの立場で話された 「日本再生の起爆剤―中小企業・農業―」の話しには、元気をいただいた。丹羽氏は、現在、地方分権改革推進委員会委員長として公職を勤めておられ、日本のあるべき姿の話は迫力があった。総務省発表の資料として、日本には中小企業が570万社あり、その中の99.8%が中小企業であり、そこで働く人は、5,400万人で、その内大企業は700万人で、中小企業は4,700万人だと言われた。このような環境で、中小企業が元気にならずして日本の再生はありえないと断言され、そのために如何にあるべきかの話であった。このような人がどうして総理大臣にならないのだろうか。日本は、いずれにしても問題山積だ。合掌アルミケース・アタッシュケース製造販売のアクテック株式会社
2009/01/09
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昨日で、松の内は空けたが、事務所は、まだ新年の挨拶客で賑わう。当社の入口カウンターには、ドーンと薦樽が構えている。正月気分を盛りたて、玄関を入るとほのかな清酒の香りがする。最近では、こんな風景はめったに見られなくなった。まだ、10年前くらいまでは、社長室には屠蘇器があり、お屠蘇を振舞っていた。さすが、今は出来ないが、正月は、職場にもお正月の雰囲気があった。それが、最近は正月気分どころか、会社や事務所には、お飾りさんも無くなった。日本は日本らしく、お正月はお正月らしくありたいと思うが、如何なものでしょう。それはそうとこの薦樽は、明後日、1月10日に行われる「2009年度・経営方針発表会」の後、懇親会で鏡開きにつかわれる。飲みきれないので、500CCペットボトルでお持ち帰りが恒例となっている。全部門の方針発表が行われた後、懇親会では、全員が今年の抱負を発表する。社員もパートも全員である。結婚を誓う若き男性(?)、禁煙を誓うもの、お酒を飲みながら楽しい発表会となる。合掌アルミケース・アタッシュケース製造販売のアクテック株式会社
2009/01/08
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私は、一年中、朝食は「納豆ご飯」に、決めている。「納豆ご飯」に、「自家製ヨーグルト」、「旬の果物」が、定番の朝食である。出張でも、バイキングの朝食を捜し、同じように納豆とヨーグルトで済ましている。結婚当初は、朝から肉を食べ、新婚の家内に、びっくりされたのが懐かしい。それが原因かは知らないが、痛風になり、医者から朝からの肉はストップされた。関西人でありながら、18歳から30歳まで、東京を中心に関東で生活したので、納豆に、鯵の開きは朝食の定番だった。ところが、今朝は、いきなりお粥さんが出てきた。毎年、正月7日は、「七草粥」である。いつもは、お米からのお粥だが、今朝は、手抜きだとことわりをいれられた。七草が、何かはよく知らないが、あっさりして美味しい。出された浅漬けの塩味が最高に合う。日本の昔からの風習は、それなりの理由がありそうで、私の体には、すんなりと受け入れられる。1970年、万博の年からの「連れ合い」に感謝! 感謝!あぁー、もう早、約39年にもなるのか・・・・・。合掌アルミケース・アタッシュケース製造販売のアクテック株式会社
2009/01/07
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「人の思い」と、その思いが実現化されていくプロセスについて、色々考えさせられる。アメーバ経営の特徴の一番目に、「全員参加の経営」というのがある。アメーバ経営導入当初、一緒に働くみんなが、私と同じように経営者マインドを持って、仕事をしてくれたらどんなに素晴らしいだろうとワクワクした。その一方、本当にそんなことが出来るのだろうか?具体的に、どんな手段で、みんなに経営者マインドを持たすのだろうか?パートで働きに来ている人にまで、そんなことを要求するのは酷ではないか?当社は、精神障害者の人も一緒に仕事をしている、彼らにはどう対応するのか?導入後15年が経った今、私なりに、ようやくそれらのすべてに、結論らしきものが見えてきた。管理会計システムのどのツールが、そこで働くみんなに、どんな影響を及ぼし、その結果、社員に意識変化が起き、彼等の行動がどのように変わっていくか。毎朝の朝礼で、人として「どういう思想で生きていくか」、そういったフィロソフィの勉強や、職場に倫理を!といった「職場の教養」で、道徳や倫理といったことを、全員が学んだ。その一方では、会社の経営数字をすべてオープンにし、日々の目標とその実績を、全員で確認した。そうすることにより、一人二人と、職場の中での自分の貢献度などが見えてくるようになり、彼等の動きが自発的になってきた。そして、それを機会に、会社は大きく変わった。哲学や思想、道徳感といった「思い」の部分と、そういった考えを基盤として、生まれた仕事の結果が、数字で正確に捉えられた時、初めてやりがいや、生きがいといった人間としての心の豊かさが掴めたのではないかと考えている。当社は製造業、製造現場に、そういった哲学や思想、倫理や道徳、さらに経営数字を浸透させることは不可能と考えていた。しかし、今は見事に製造現場に根付いている。これからは、製造部門と共に、管理部門と営業が三位一体となり、お客様に対応することにより、会社は発展していくものと信じている。合掌アルミケース・アタッシュケース製造販売のアクテック株式会社
2009/01/06
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今日から御用始め、合同朝礼には、全員が作業着で集合し、「あけましておめでとうございます」と挨拶の後、いきなり普段通りの仕事に入る。仕事始めは、会食やお酒の場はない。私達は何のために、こんなに真面目に「働く」のでしょうか?やっぱり、生活のために働いているというのが一般的だと思う。では、生活のためというのなら、お金さえあれば、人は働かなくなるのだろうか。現実に、親の財産等で、仕事もしないで優雅な生活をしている人達がいる。また、逆に財産がもとで、醜い争いをしたり、不幸なことになる話もよく聞く。これらの人は、お金があって優雅な生活をしていても、案外幸せだと思っていないのではないだろうか。私達は、決してお金を稼ぐためにだけ働いているのではない。「働く」ということは、もっとほかに別な意味があるからではないでしょうか?「自分は、家族から必要とされている」「会社で必要とされている」「愛する人から、頼りにされている」と思い、「人の役に立っている」という充実感があるから、働いているのではないでしょうか。家族をはじめ周りの人達の役に立っていると自覚し、広くは社会の役に立つ行いこそが、働く原動力ではないでしょうか。そして、人は誰しもやる気のない人はいない。やる気の出ている状態と、蓋をされている状態があるだけと言われる。有名な話で、松下幸之助氏が、天理教本部で懸命に掃除をする人達を見て、使命感の必要性を悟ったといわれる。この難しい時期に、定年を迎えた「団塊の世代」、戦後の経済成長を支えた世代、この人達が社会でフルに実力を発揮出来る場を作るのが、経営者の仕事ではなかろうか。今の時期、年金をもらいながら、自分の能力を発揮する場があり、それを活用する場があるのが理想の社会だ。稲盛塾長から、利他の心を常に説かれるが、改めて「人の役に立つこと」の意味を噛み締める。天台宗伝教大師「六条式」の言葉忘己利他 (もうこりた)・・・・・「もう懲りた」ではありません。悪事を己に向かえ、好事を他に与え、おのれを忘れて他を利して、慈悲の極みを示す人は、菩薩です。厳しいといわれる今年の初日、「人はなぜ働くのか?」そんなことを考えながら、会社は完全に仕事モードなのに安心する。合掌アルミケース・アタッシュケース製造販売のアクテック株式会社
2009/01/05
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毎年恒例の日高義樹のワシントンレポートである。2008年予測結果の私の採点は、60点であろうか。レポーターが所属するハドソン研究所なるものが、そもそも共和党のシンクタンクであるため、共和党よりの意見であることは、折込済みである。昨年の最大テーマである次期アメリカ大統領は、民主党が勝った。キッシンジャー博士は、共和党でありながら、客観的に次期大統領は、「民主党大統領が出現する可能性がある」と予言しておられる。日高義樹氏は、「絶対マケインが勝つ」との予測であった。今年も要約をまとめたので、ここに記録しておく。折々に参考にしていただければと思う。日高義樹のワシントンレポート第160回 2009年世界はどうなる~キッシンジャー博士~第1部 オバマ大統領はアメリカを救えるか。☆ オバマはアメリカ人に希望と新しい方向を与えたフランクリン・ルーズベルトと同じだ。☆ 政府から資金を与えられたことでアメリカ人が購買意欲を持つか、銀行が貸し出すかが問題だ。☆ サマーズ、ガイトナー、ボルガーという3人の優れた人々を使うことによって、オバマは金融と財政を立て直すだろう。第2部 中国は混乱に落ち入るか?☆ 金融危機には中国人も衝撃を受けており内需の拡大に努力するだろう。☆ 中国内陸部の収入が少ないため、難しい時期を迎えるが、上手くやるだろう。☆ 中国たたきをしてはならない。☆ オバマ政権でも米中関係はこれまで通りで変わらないだろう。第3部 イランは核兵器を持つか。☆ イランが核兵器を持てばアメリカよりもロシア、インド、中国などイランに近い国が危機にさらされる。☆ イランとの交渉に当たっては、イラクとアフガニスタンの問題を含めなければならない。☆ いずれの先進国も一つの革命国家が中東全域を支配することを許さないだろう。第4部 北朝鮮は崩壊するか☆ オバマがこれまで以上に努力しなければ、北朝鮮の核保有が既成事実になり、日本が安全保障政策を変えることになる。☆ 六ヵ国協議は、続けるのが良いと思う。☆ 北朝鮮崩壊があるとすれば、それは、あっという間に起きる。第5部 ロシアはどうなる☆ 地政学的に見てロシアがアメリカと争うことはない。☆ ロシアと中国が同盟を結ぶようなことはない。☆ ロシアは人口が減り続け、崩壊に向かっている。キッシンジャー博士の<2009年 10の予測>1.オバマの人気は、1年はもつ。2.オバマ政権は、強い外交政策を取る。3.経済は今年、前半は悪いが後半は盛り返す。4.ドルは、今年の後半、やや持ち直す。5.石油は、今年後半には、1バレル75ドル程度で安定する。6.中国で大掛かりな反政府運動が起きることはない。7.北朝鮮は、ますます国家としてやっていけなくなる。8.小規模なテロはあるかもしれないが、大規模なテロは起きない。9.アジアのアメリカ軍は現状を維持する。10.2009年は複雑で危険に満ちているが、またとない機会に恵まれる年になる。合掌アルミケース・アタッシュケース製造販売のアクテック株式会社
2009/01/04
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休みも後二日となり、正月気分にけじめをつけ、今日から仕事モードに切り替える。5日の仕事始めから2日目には、まず1月の経営会議があり、週末10日(土)には、2009年度・経営方針発表会が行われる。自分としては、経営方針発表会で、与えられた30分間に、自分の思いをどれだけみなに伝えられるかが、目下の宿題となっている。経営方針の御題目は、部署目標を決めるために、既に年末には明確にされている。今年の経営方針は、部門会議でそれを具現化するために、それぞれの部門として如何にあるべきかが、年末には検討され決定される。それが、2009年度・部署目標として掲げられる。人それぞれには、持てる個性があり、固有の役割と責任がある。そのことに気付きを得て、それぞれの部門員が、自分の役割と責任を意識した上で、「いまここで自分がすべきことは何か」と、自問自答してくれることが願いだ。一年の計は元旦にあり。会社の方針が、そこで働くみんなに、自分の目標として意識してもらうためには、社長は如何にあるべきか。毎年、この時期の宿題の答えが見つからない。合掌アルミケース・アタッシュケース製造販売のアクテック株式会社
2009/01/03
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山陰地方は雪との天気予報のもと、福知山の家内の父親の見舞いに伺った。京都縦貫道路を須知インターで降りると、一面雪景色になり、福知山に近づくにつれ、ドンドン雪深くなる。京丹波町に入った時点では、空は暗く雪雲で、路面は凍結状態となり、20~30キロのスピードで、ノロノロ運転となり9号線がつながってしまう。いよいよ、引き返さざるを得ないかと思った。昨年もそうだが、地球温暖化といわれる中、2年連続でこんな雪に合うのは、数十年振りであろうか?私は、もう、タイヤにチエーンを巻くことは忘れた。昔は、福知山への帰省は、チエーンは、必需品であった。行ける所までと腹を決めて進むうち、目的地福知山に着いた。市内は、雨となり、雪は無い。主不在の住まいの郵便箱から、年賀状を取り出し、父親に届けた。病床の父親に代わり、代筆で毎年、年賀状は出し続けている。4年も寝たきりにしては、かなりの枚数の年賀状である。病院に行き、ベッドの上で、一枚一枚、家内が見せたが、ほとんど忘れたという。ただ、私達夫婦の「写真の年賀状」の時は、瞬間、目がしっかりとし、じっくりと眺めその年賀状を離そうとはしなかった。やはり、文字よりも、映像の方が、記憶を呼び起こす力があるのだろうか?右端の両親の仏壇を眺め、父親の葬式のことを思い出した。今から17年前のことになる。父親の洗濯物を家に持ち帰り、家内が洗濯する間、私は、母親の仏前で、般若心経を3回納めた。病院の見舞い中で、看護師さんからは、便が出ない父親は、午後、手で出すより仕方がないという。自分のことを、自分で処理できない父を見て、人の一生、生きることの難しさを考えさせられた。合掌アルミケース・アタッシュケース製造販売のアクテック株式会社
2009/01/02
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「あけましておめでとうございます」今年、初めてのこの挨拶を受けたのは、車のスピーカーからだった。今の車は時計が入っているため、エンジン・スタートすると、綺麗な女性の声で「あけましておめでとうございます。本日は、2009年の元旦です」のアナウンスが入る。新年恒例のお屠蘇と雑煮の食事会をするため、長男を最寄り駅に迎えに行く車でのこと、今年は、三男は東京で過ごし、長男、次男の四人での新年会である。子供が社会人になり、仕事を持つようになってからは、年に何回かの恒例の集まりが、出来なくなってしまった。昔は父権を発動し、有無を言わせず全員が集まった。年賀状の写真撮影等は、11月3日と決まっており、学園祭の次男は、その写真撮りのためだけに鳥取から帰ってきた。元旦の新年会も、9時には全員が集合し、家族7人で新年を祝うことに意義があった。仕事を優先し、どちらかというと家庭を犠牲にしてきた自分としては、息子達に仕事より家庭を優先させるわけにはいかない。家庭を持ち、家族を養っていくには、何より仕事を優先せざるを得ないと考える。しかし、この考え方は、現在は余り受け入れられない。そのことは承知しているが、それでは仕事が上手くいかなかったら、その人はどうするのだろう。受け入れられないかもしれないが、私は、会社に貢献し、業績に貢献してくれる人をそれなりに評価し、それなりに遇していかない限り、会社は存続しないと思っている。元日から難しい話になった。そうそう、元旦と元日の違いはご存知でしょうか?2009年1月1日は、元日で、その朝が元旦だそうだ。合掌アルミケース・アタッシュケース製造販売のアクテック株式会社
2009/01/01
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