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早くも今日で1ヶ月が終わり、明日から今年の2ヶ月目ですが、2月は、1年で一番日数が少ない28日間で、しかも、休日を除いたアクテックの実質稼働日は、19日間と最小月になります。昨日も、コロナ禍のコミュニケーションについて書きましたが、3密とか濃厚接触とか言われる対面が、全否定される時代、テレビによるリモート会議やメールなど言葉が持つ力が重要になります。日本には、昔から“言霊”といわれ「言葉には霊力があり、魂が宿っている」といわれます。万葉集に「磯城島(しきしま)の 大和の国は 言霊の 助くる国ぞ ま幸(さき)くありこそ」という短歌があります。「大和の国(日本)は、言霊が幸いをもたらす国です。どうぞご無事でありますように」という意味で、柿本人麻呂が詠んだ、遣唐使を送り出した時の短歌といわれています。言霊信仰とは、普段言い続けていると、その通りになるという言葉の力をいいます。言葉の力はとても大きいものです。相手に自信を与えることもあれば、傷つけることもあります。このコロナ禍の時代、相手の顔を見ず、またこちらの表情も伝わらず、言葉だけが、唯一のコミュニケーションとなると、日々どのような言葉を発していくかで、自分が大きく変化してしまいます。しかも、そんな時期がまだまだ続きそうです。難しい話ですが、そんな時代に生きているということを意識し、とにかく、前向きで明るい言葉を発していくよう心掛けたいものです。合掌
2022/01/31
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このコロナ禍で、会社としては、社内のコミュニケーションに苦労している。会社が何を考え、どう動こうとしているか、それに対し、各部門がどう受け取り、何をしようとしているか。アクテックは、そういったことを、8つのコミュニケーションの場(朝礼や各種会議)で処理してきました。ところが、このコロナ禍で、3つ程が中断し、他の会議もその開催が難しくなっているのです。江戸時代後期の農政家で思想家の二宮尊徳の話しで、「たらいの水」というのがあります。「風呂のお湯を、手で自分の方へかき寄せれば、みんな向こうの方へ流れていく。逆に向こうの方へ押してみると、こっちに流れてくる。これが世の道理である」この話を思い出し、「たらいの水」を、<会社が何を考え、どうしようとしているか>、<各部門がそれをどう受け取り、何をしようとしているのか>、そういった事に例えます。私は、このDXと言われる時代、社内の組織・システム、目的や方針、計画・目標数字、日々の仕事の内容が、1台のタブレットに全て入っており、そのタブレットを全員が所有し、日々仕事をする。※この場では、DX(デジタルトランスフォーメーション)とは、「ITの浸透が、人々の生活・仕事を、あらゆる面でより良い方向に変化させる」こととする。これが実現すれば、仕事の場で、皆を集めて会議する必要はなくても、社内の誰もが、自分のしなくてはいけないこと、役割と責任を意識できるのではないかと思います。アクテックでは、今、そのシステムを、新しい組織で構築中です。もう一年早ければ、このコロナ禍でも、万全で行けたのではないかと思います。合掌
2022/01/30
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今年に入って初めてゴルフの予定がない土・日であり、父親の月命日が28日(1993年12月28日逝去)であり、早くから夫婦で今日は墓参りと決めていました。夫婦にとってはこの28年間、毎月の墓参は、欠かせぬ時間です。お墓に着くと、まずお墓の周りを掃除して、コロナ禍で会えませんでしたが、妹達家族の正月の様子を伝え、墓前で読経します。お経を挙げていると、向こうからは、穏やかな笑顔で、私たちの報告を聞いてくれています。さらに、神峯山寺には、両親の近くに、兄夫婦も眠っており、それぞれにお参りします。父親とは色々ありました。生前は、言われたことを聞かず、反発もし、逆らうことが度々でした。18歳で家を飛び出し、東京で好きなことをし、盆・正月も家に帰らず、さらに大変な心配を掛けました。26歳で、先輩の引っ越しを手伝いに行った時、突然、土地60坪に25坪の平屋の分譲住宅を購入契約、しかし、それは妻帯者でないと買えない住宅金公庫の融資付き物件でした。それを契機に、親の世話で現在の妻と結婚することになるのですが、その前に、父親が一週間程、購入物件を確認すると共に、周辺の環境を調べ、さらに近所様とも関連付けてくれました。その間に1週間、生活用品が何もない、料理もできない二人だけで、生活をするのですが、色んな事を話し合い、心底、父親を尊敬するようになったのは、この時以来だと思います。しかし、その後も迷惑をかけ続け、何もできないのに創業し、さらに、現在地の工場移転に関しては、とんでもない借金をするのですが、今があるのはすべて父親のお陰です。その後も色々ありましたが、25年程は同居することになり、両親とも自宅介護で見送ることができました。人の死は予測できません、しかし、私の家族は全員、さらに兄妹、叔父、叔母も連絡して死に目に合うのです。虫の知らせというのか、霊感というのか、それが両親と私達夫婦のつながりだと感謝しています。大寒の神峯山寺、広いお墓には人影は見当たりません。二人だけのゆっくりした墓参でした。後は、本堂で読経し墓参りの報告です。これで身も心もスッキリです。合掌
2022/01/29
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一緒に仕事をしている治具や工具は、扱い方でその働きが変わります。たとえば楽器は、正しくメンテナンスをしてこそ、「美しい音を奏でる」という役割を、果たすことができます。アクテックでは、各現場にアクテック独自の治具・工具があります。サイズが変わってもその作業をする時は、その専用治具を使うことにより、アクテックなりの仕様になります。創業当初は、金型場で3人の職人が、懸命にその治具作りをしました。今後は、それをロボット化することです。それにより受注生産、小ロット、高品質を実現し、生産性を上げ、Costdownすることです。現場で、治具・工具・機械・ロボットが仕事の助けになるか否かは、扱う人の態度にかかってきます。正しく丁寧に扱えば、仕事を円滑にしてくれますが、扱いを誤れば、故障や事故になります。今時は、パソコンや電話、自動車なくしては仕事にならないと思います。そうした意味でも、こういった「治具・工具・機械・ロボット等は、仕事仲間である」と捉えることができます。職場の仲間との信頼関係からチームワークが発揮されるように、こうした周辺のモノも、感謝をもって扱うことで、本来の機能や性質を発揮してくれるのです。私たちは当たり前のようにモノで満たされているだけに、モノへの感謝を忘れがちです。改めて、身の回りにあるモノに対して、仕事仲間と接するように、心を込めて扱いたいものです。その時、モノも私たちのために働いてくれるでしょう。合掌
2022/01/28
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人は仕事の成果に対して、良い評価をされたらうれしいものです。今から50年前、私はモノづくりの会社を立上げました。しかし、私はモノづくりと言えば、夏休みの宿題くらいしか経験はありません。「ヒト」「モノ」「カネ」が、経営の三要素と学び、要するに、そのモノづくりができる人を雇えばいいと考えていました。しかし、それほど簡単なものではありませんでした。創業当初は、<来る人拒まず、去る人追わず>、聴覚障害の夫婦も雇いました。彼らは、口をパクパクさせると共に、手話で話しかけてきますが、こちらはメモ帖で応対しました。しかし、仕事がうまくいくと、手を叩き、褒めると、OK!OK!と合図され、その内にメモなしで意思疎通ができるようになりました。今は、統合失調症と知的障がい者の就労支援をしています。数日前に。知的障がい者の弟を、母の言いつけに従い、面倒を見続けた兄が、介護疲れで共に命を絶ちました。こんなことがあってはなりません。私は、障がいを持った人達も、この社会で自立していけるよう、自分に出来ることをしていきたいと思っています。その趣旨に従い、障がいに関わらず、相手の技量を見極め、仕事を任せると共に、成果を出した時は、必ず褒めることにしています。些細なことでも、良かった点を伝えることは、相手の自信につながります。仕事仲間の力を引き出すには、それなりの成果が出た時は、ためらわず言葉を発することです。相手の良い点を見つけて、そのことを伝えましょう。合掌
2022/01/27
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今日は朝から、「ビジネスマッチング発掘フエア」に直行・直帰で、一日、来客に対応しました。来られるお客様は、アクテックの展示会場にいるのですから、私の姿を見るなり声をかけて頂きます。しかし、80歳の私は、3歩・歩けば、すべてを忘れる状態であり、話し掛けられ、しばらくしてから、ようやく、相手が誰かが判明する状態、来客の皆様には、大変失礼しました。しかし、一日、色んな人と対応している内に、ボンヤリながら昔の自分を思い出すことができました。明日、もう一日、展示会場に立ち、来場して頂くお客様に、応対したいと思います。今日の「ビジネスチャンス発掘フエア」の展示会場は、<新製品/新技術/新サービスを公開します><ビジネスマッチングをお手伝いします><公的支援機関による課題解決のお手伝い>「ホンマかいな!」と思うような、魅力的なキャッチフレーズがズラリと並んでいます。しかし、我々、中小企業には、すべて必要なこと、それを、産・学・公で応援して頂いている現状がよく分かりました。大阪府立体育館の2階展示場(2メートル四方)には、少し狭い感じがしますが、各業種別に、183社がズラリと並んでいます。商談場とセミナー会場は、展示場とは別になっており、「セミナー会場」には、元横浜市長で元衆議院議員の中田宏氏が、「世界の流れと日本経済のゆくえ」という演題で講演がありました。さらに明日は、「日本経済の本当の姿~いま起こっていること、アフターコロナで起きること~」という演題で、経済ジャーナリストの須田慎一郎氏の講演です。それにしても、場所が大阪南のど真ん中、駅を降りてすぐの会場であり、コロナで一定の制限が行われているとはいえ、関係者が来場し、それなりの人出でした。入場無料です。「いーちゃりかー」は、お陰様で多くの方に見て頂き、いろんな要望をお聞きすることができました。今後の「いーちゃりかー」の活躍に期待します。合掌
2022/01/26
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明日(1/26水)と明後日(1/27木)の2日間、大阪南のエディオンアリーナ大阪(大阪府立体育館)の2階展示場で、<モノづくり企業を中心とした総合展示商談会>が行われます。勿論その場に、アクテック株式会社は出展します。それも6年間、開発に苦労を重ね、待ちに待った<電動アシスト4輪車両・「いーちゃりかー」>の展示です。実はこれを主催するのは、モノづくり企業が多い関西の各商工会議所を中心に、信用金庫や各地区の商工振興会であり、後援が近畿経済産業局や日本政策金融公庫、さらに協賛が日本フルハップです。キャッチフレーズも<優れた技術、魅力ある製品・サービス等を誇る180社・団体が集結!!>となっており、是非、ここに出展しようということになりました。今日は朝から、その展示物「いーちゃりかー」2台の持ち込みですが、従来のアクテック商品とは違い、モノが大きく、レンタカーを借りて4人がかりです。しかも、丸一日仕事になると思います。1台は通常の「いーちゃりかー」で、もう1台は「キッチンカー」、いわゆる移動販売車です。この電動アシスト4輪車両は、お客様の要望に応じて、すべて受注生産になっております。現在は、UR都市公団での送迎サービス、観光地やテーマパークの観光車、移動販売車、災害対策車両等の多くの要望が来ております。いずれにしても、アルミケースを作り続けて半世紀、次の世代への向けての新しいアクテックの商品です。既にあちこちからお問い合わせを頂いておりますが、この2日間には期待しております。是非、明日のエディオンアリーナ大阪(大阪府立体育館)へお越しください。合掌
2022/01/25
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私は、若くして独立し、本当に周囲の人の助けによって、こんにちまで、生きることができました。80歳になり、益々のその意が強くなり、感謝・感謝の毎日です。今日は、他のことを書くつもりでしたが、今朝の「職場の教養」がこのことでしたので、これを書かずにおれませんでした。以下が本文です。私たちは、当たり前にある“日常のありがたさ”を忘れがちです。<誰一人、自分一人だけの力で生きている人はいません。>人間は、自然、家族や職場の人たち、社会など、あらゆるものに支えられて生きているのです。 たとえば、この世に空気がなければ人間は生きられません。水、食べ物にしても同様です。健康を害した時に、健康のありがたさを痛感するというのは誰でも経験があるでしょう。そもそも、両親がいなければ自分はこの世に存在していません。赤ちゃんの時は誰かに世話をしてもらわなければ生きられなかったはずです。今、仕事ができるのは、会社があり、上司や先輩に仕事を教えてもらったお陰です。このように、私たちは様々な恩恵を受けて生きています。ないものを数え、不足不満を憂えるのではなく、今あるものを見つけて感謝しましょう。感謝の心が育まれれば、自ずと幸せを感じる機会が増えます。それが豊かで潤いのある人生になっていくのです。合掌
2022/01/24
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いつもの通り朝5時起床、気がついたことは、1回目、2回目では無かった腕の傷みです。注射の後を抑えると、痛みがジワッと広がります。腕を真上に上げましたが、完全に違和感があります。この瞬間、今日のゴルフはキャンセルを決定。これ迄の2回は、インフルエンザの予防注射と同じで、全く副作用はなく、ゴルフを予定していましたが、未だ何か起きることを想定し中止しました。私は、3回ともファイザー社のワクチンでしたが、モデルナと混合すれば、副作用がどうこうと取り沙汰されていましたが、一番多いファイザーで、全く副作用はないものと決め込んでいました。そういえば、リンパ節の腫れなどは3回目の方がひどく、接種の時に、お医者さんからは、腕は上がらないことを告げられました。しかし、自分は大丈夫と思っていたのが本心です。休みですが会社に行き、2月の講演のパワーポイントづくりなどをしました。外を見ると雨模様、今日は神様が、「ゴルフは止めた方がいいよ!」とアドバイスしてくれたようです。合掌
2022/01/23
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2021年は、地球上の人類・全世界にとって、大変不安な1年でした。猛威を振るう新型コロナウイルスは、先進国を中心に、ワクチン接種が進展していくにも拘らず、終息する可能性は低い。一時、終息するかに見えましたが、新型のオミクロン株が出現すると、瞬く間に、全世界に広まり、恐らく、これからも次々と新型が考えられます。それと、発展途上国では、ワクチンが大幅に不足する一方、先進国では、ワクチン接種やマスク着用を巡る議論が、政治問題化しており、22年に新型コロナが世界から消えるとは思えない。いろいろ議論があると思いますが、私は、一刻も早く、3回目の接種を希望していましたが、父親がお世話になり、家内が主治医としている病院で、本日、3回目の接種が実現しました。さらに、<新型コロナウイルス 予防接種済証(臨時接種) あなたの接種番号 ○○○○○○>という証明書を頂きました。これで保障された訳ではありませんが、例え感染してもいい訳にはなります。さて、明日は所属ゴルフクラブの月例大会ですが、参加することができるでしょうか。合掌
2022/01/22
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大阪の枚方は、お陽さんが照る中で、雪がチラチラしています。車で20~30分程、京都市内へ向かえば、かなりの雪が積もっています。京都市内からの通勤者のスマホには一面雪景色が写っています。二十四節気の第24節目は「大寒」になり、今年2022年の「大寒」は、昨日から2月4日の立春までの15日間です。「大寒」はその名の通り「厳寒期」であり、一年の中で一番寒い時期になっています。そのかわり後2週間もすれば、「立春」、春の始まりを告げる立春の候です。手紙の書き出しは、「寒さがゆるみ、春の始まりが感じられる頃となりました。」となります。寒い毎日ですが、「もう、すぐ春ですよ!」と知らせてくれているのです。雪がチラチラしていても、太陽が出ているとホッとし、すごく暖かみを感じます。現在、パートを募集していますが、この寒い中応募に来てくれ、作業現場を見学し納得すれば、まず、厚生労働省偏の一般職業適性検査を受けています。合掌
2022/01/21
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人は時として、必要以上に考え込んでしまうことがあります。身近な人が不機嫌だったりすると、その原因は自分にあると考えこんでしまうものです。AさんとBさんがいたとします。Aさんは、中途入社してきたBさんに、苦手意識を持っていました。なぜなら、Bさんが入社した当初、挨拶をしても目を合わせてくれないなど、Aさんに対して不愛想な態度をとることが多かったからです。Aさんは次第に、<Bさんは、自分のことが嫌いなのかな。何か不快にさせるようなことをしたのかな>と思い悩むようになりました。ある日、Bさんと話す機会があり、思い切って今までのそっけない態度について聞いてみました。すると、「自分は人見知りで、新しい職場に緊張していたんだ」と、拍子抜けするような答えが返ってきたのです。このように、人間関係の悩みは、自己の勘違いや思い込みが招いていることも珍しくありません。たとえ相手がそっけない態度を取ったとしても、思い切って自分から話しかけることで、相手の心が開かれるかもしれません。特に当社のように、障害を抱えている人達と、共に仕事をしている場合は、勘違いや思い込みはタブーです。まず、自分から心を開き、穏やかに問い掛けることです。合掌
2022/01/20
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まだ食べられるのに、捨てられてしまう食べ物を「食品ロス」といいますが、これがなんと、世界では年間約13億トン、これは食糧全生産量の1/3であり、日本でも約612万トンが廃棄されています。食べ物は、生命を維持する上で欠かせないものです。世界では、人口の9人に1人が栄養不足で苦しんでいるといわれます。食品ロスを削減し、感謝の心を持ちながら食事をしていきたいものです。私達、日本では、スーパーやコンビニで、カロリーが高く、栄養豊富な食べ物が溢れて、肥満児が多く見られます。昔から言われるように、腹八分目、質素な食事も考えたらどうでしょう。たくわんが臭くて食べられなかった私は、お婆ちゃんから、昔、よく聞かされた話です。江戸時代前期の禅僧・沢庵宗彭(たくあんそうほう)は、たくあん漬けを考案したといわれています。ある日、徳川家光が沢庵和尚の元を訪ね、「余は近頃何を食べても、味がなくて困る。何か口に合うものがあれば食べさせてくれ」と求めました。沢庵和尚は、翌日のお昼前に再度訪ねて来た家光に、なかなか食事を提供しませんでした。夕刻、空腹に耐えかねた家光にようやく差し出されたのはお茶漬けとたくあんのみでした。その質素な食事を家光は満足気に食べたのでした。沢庵和尚は、普段から贅沢な食事ばかりしている家光を、それとなく戒め、質素倹約の大切さを伝えたのでした。この話のせいではないですが、80歳の現在は、毎食、漬け物は欠かせません。特に、今の時期、大根の浅漬けはお酒のあてに最高です。合掌
2022/01/19
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今日は、一般社団法人の障害者の就労移行支援施設で、働いている人の工場見学がありました。私は、ひよんなことから、1990年から精神障がい者の就労支援を始めることになりました。まだ、精神障がい者の就労そのものが、社会では認めてられておらず、支援する施設や補助金等は何もない時代です。当然、世間一般の最低賃金からの採用です。ところが、平成30年(2018年)4月1日から、身体障害者や知的障がい者に加えて精神障がい者も、障害者雇用義務の対象となり、その時期からでしょうか、やたらと色んな就労支援施設が増えました。アチコチで、講演を依頼され出掛けますが、色んな施設の方がお見えになっています。壇上で聴講者の顔を見ながら話していると、真剣に就労支援を考えている人と、そうでない人が解るのです。期末や期初、障害者就労支援月間など、色んな施設が増えると共に、勉強会も多くなりましたが、昔と今の大きな違いを感じ、なんとかならないものかと思います。私は国や地方自治体から、大きな助成金や支援金を受けて、見せかけの就労支援しているようなところは、排除すべきと思います。就労支援をしている事業所を、しっかり審査すべきだと思っています今日の見学者は、就労支援の施設で3Dの勉強をしており、その3Dの図面でモノづくりをしている現場を見たいということでしたが、こういう場合は、一刻も早く、働ける場が見つかればいいなと思います。私は精神障がい者の就労支援を始める前に、枚方保健所の方から「ノーマライゼーション」という社会理念を学びました。その時に、精神病院を見学したり、先覚的な施設を見学しました。ノーマライゼーションとは、1950年代の北欧諸国から始まった社会福祉をめぐる社会理念の一つで、障害者も、健常者と同様の生活ができるように支援するべきという考え方です。就労支援を始めて気がついたことは、彼等には彼らの特性があり、それを職場で発揮していただければ、私は充分、一般企業でみんなと一緒に仕事ができると確信しております。微力ながらノーマライゼーション社会に向けて、努力していきたいと思っています。合掌
2022/01/18
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今日は、27年前の阪神・淡路大震災が起きた日ですが、一昨日には、南太平洋の島国トンガ沖で、海底火山が大規模な噴火を起こし、太平洋側の国々全体が、津波の嵐になりました。昨日もこの話を書きましたが、防災士でありながら、今も仙台でアナウンサーをしておられる阿部清人氏の、「知っておきたい防災の話」というコラムがありますので、ご紹介します。99年前の1923年9月1日には、関東大震災が発生しました。関東地方を中心とする犠牲者総数は、10万5000人余りに上るといわれる大災害でした。今回は、災害時のデマについて取り上げます。当時、東京市内には18社の日刊新聞社がありました。その内15社が社屋が消失して、残り3社も停電や印刷機械の倒壊で、通常の印刷・発行ができなくなりました。テレビ局は勿論、ラジオ局もない時代です。正しい情報を得る手段が失われてしまい、そこで起きたことがデマの拡散です。関東大震災では、根拠のない、不安を煽るようなデマが流れた記録されています。災害とは別のところで、痛ましい事件が起きてしまいました。なぜ、そのようなことが起きたのでしょうか。原因の一つに「情報遮断」があります。人は情報が遮断されると、限られた情報で判断せざるを得なくなります。そして、間違った情報によって非合理的な行動を起こします。その行動は、後から振り返ると、考えられないようなものもあります。関東大震災では、新聞の発行が止まり、正しい情報が届かなくなってしまったことも影響しました。そのような経緯は、ラジオ局の開局(1925年)を早めた一つの要因になりました。東日本大震災でも、デマが流れました。当時、ラジオ局のアナウンサーとして、災害情報の発信をしていましたが、根拠のない複数のチェーンメールに気づき、いち早くデマの注意喚起を呼び掛けました。関東大震災から100年近く経っても災害時にデマが起きるという現象は続いています。特に現代は、SNS等を通じて、誰でも自由に多数の人へ向けて情報発信ができ、拡散力は強くなっています。大事なことは、その情報のソース(発信元)がどこなのかを確かめることです。もし、疑わしい情報のメールやツイートを見た時は、もしかしたらデマかもしれないと、まずは情報の真偽を確かめるようにしましょう。情報を誰かに伝える時は、正しいかどうかを確かめてから責任を持って発信するように心がけましょう。知らないうちに自分自身が、デマという新たな災害を引き起こすもとになりかねないからです。合掌
2022/01/17
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明日1月17日といえば、27年前の1995年1月17日・5時46分に、阪神・淡路大震災が起きた日です。27年前と言え、その日の朝のことは、夫婦共ハッキリと記憶しています。ところが、今朝いつも通り朝5時に起き、テレビをつけると、普段の番組は全てキャンセルされ、北は北海道から、本土、四国、九州、沖縄沖までの太平洋岸の全てに、津波警報が出されていました。昨日の午後5時10分(日本時間午後1時10分)頃、南太平洋の島国トンガ沖で、海底火山が大規模な噴火を起こしました。気象庁は、太平洋の広域で津波を予想しましたが、日本は心配ないとしました。ところが深夜には、日本にも津波が押し寄せたようで、深夜から早朝は、多くの地区で避難警報が発せられ、避難したようですが、午後にはすべて解除され、普段の生活に戻ったようです。今は、コロナ対策がいろいろ言われていますが、地震国の日本としては、防災意識を高め、実際に災害が起きた時に適切な行動をとることができるように、事前に「備え」をしておくことが大切です。一つ目は、「物の備え」です。最低三日分の水や食料、懐中電灯などの必要な備品を用意しましょう。二つ目は、「行動の備え」です。避難場所や経路、家族の安否確認方法などを確認しましょう。三つ目は、「心の備え」です。災害が起きた時に、できるだけ冷静に行動するために、心の準備をしておくということです。しかし、いくら準備していても、実際に起きれば、バタバタするのは避けられないと思います。私は、琵琶湖の水位から、地震を予知しておられる、NPO地震予知ネット地震予報の理事長と縁があり、毎日予報を受信しています。地震などの災害が人々に与える影響は計り知れません。防災関連の情報を定期的に確認し、あらゆる備えを万全にして生活していきましょう。合掌
2022/01/16
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今年に入り、3回目の土・日を迎えますが、来客も出掛ける用事もなく、本当のお休みは今年初めてです。本来土・日は、仕事は休みですが、ゴルフの予定が入るのは土・日からです。会社が休みの日は、家の行事を優先し、親戚の法事や来客、或いは訪問等の予定が、数か月前から入り、毎月の土・日の行事としては、墓参りや家内のアッシー役があります。今日の仕事といえば、買い物のアッシー役くらいで、明日はゴルフです。実は、家内のアッシー役で、食料品や医薬品、ホームセンターに買い物に行くのは、私自身が好きなのです。珍しい食料品等があれば、ついついカゴに入れたり、ドラックストアではいろんな薬にビックリし、ホームセンターでは、何でも揃っていますので、ぐるぐる回っていると仕事上の勉強にもなります。何よりも、普段と環境が違い、神社仏閣巡りと一緒で、精神的にホッとします。それと課題に次々追われることがないので、それが一番ホッとするのかもしれません。一日ゆっくりしましたので、明日は、少し寒いかもしれませんが、思いっきりゴルフを楽しみたいと思います。今日はゆっくり気分転換できました。合掌
2022/01/15
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毎日ブログを書いておりますと、「これを書こう!」と決まっている日と、さて、今日は何を書こうかと考えだすと、益々そのネタが浮かばず、困る日があります。そういう時は、極身近なことを書くことにしています。アクテックでは、毎朝の全部門の朝礼で、「フィロソフィ」と「職場の教養」を輪読し、それぞれの所感を述べております。部門員が少ない部署では、週2回・3回と述べることになります。同じ「フィロソフィ」や「職場の教養」を読んでも、所感は、人それぞれ違ってきます。所感には、その人の物事の考え方や感じ方、仕事への取り組み方が出てくるものです。私は、この輪読と所感を始めた頃、精神障がい者の人が述べる所感に、心打たれました。「これは素晴らしいことですが、私はとてもできません。しかし、やらねばならないと思います」その人の、思ったままの素直な所感に心打たれ、彼等の心がきれいなことに感動しました。以来、彼らと色んな事について話し合いましたが、実に、多くの学びを得ることができました。また、この所感を聞いていると、仕事上では見えない日常生活や、その人の考え・思い、過去のことが出てきて、その人にずいぶん関心が湧いてきます。「今日の朝礼の所感、あれは凄くいい話だと思うけれど、もっと詳しく教えてくれないかな」となるのです。お互いの人間関係も、ずっと近づいてくるような関係ができます。多様な所感があるように、職場には多様な人が集まっています。お互いの理解を深めつつ、共に高め合っていきたいものです。合掌
2022/01/14
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私の朝は一年中5時に起き、血圧を測り、新聞を読み、それから朝風呂に入ります。身を清めたら仏前で般若心経と妙法蓮華経第十六偈(自我偈)を、一日違いで交互に上げ、それから朝食です。朝7時には出社し、仕事をし、生活していくには、多くの人に世話にならなければならなりません。そんな時、大切なことは、周囲の人から信頼され、好かれることが大切になります。そのことが、ある日の「職場の教養」に出ており、私は、大切にファイルしています。日本女性として初めて国際連合事務次長を務めている中満泉さんは、他国の大使を呼び出すことができる立場でありながら、自ら面会を申し込んだ際は、相手方に出向くようにしています。ある国の大使から「事務長なら呼び出すのが普通ですよ」と言われても、「こちらからお願いしたのだから出向いて当然です」と持論を述べました。「外交はこうした細かいことが重要」と考える中満さんは、「信頼され、人に好かれることは大切な資産」と言います。「信頼され、人に好かれる」という平易な表現とはいえ、世界各国の要職にある人物との外交を担う上では、きわめて重要な資産なのでしょう。中満さんがいう資産とは、金銭などではなく自分の心が豊かになるものといえるでしょう。では、私たちはどのような生き方に重きを置き、それを資産と考えながら、日々、過ごしているのでしょうか。改めて、人に誇れる自分の美点を探してみましょう。今日の心がけ◆自分自身を磨きましょう何かにつけこれを読み直し、自分自身を振り返っています。合掌
2022/01/13
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このところ西高東低の冬型の気圧配置が続き、北海道から東北は雪模様で、昨日は、関西も雪混じりの雨模様でした。陽が射しているとそうでもないですが、冬の雨降りは身にこたえます。18歳までは、裏日本といわれる山陰に住んでいましたので、この時期はお陽さんを見ることはまれで、一日どんよりとした曇りの日が続き、雪も膝ぐらいまで浸かったと思います。“弁当忘れても、傘忘れるな!”といわれる所でした。それからは、表日本といわれる東京に13年、その後は大阪の門真と枚方市に50年です。特に、永年都があった京都に近いこの地は、台風など災害等もなく気候温暖なことに感謝しています。年をとり、特にゴルフの時などは雨を目の敵にしますが、誰の上にも降り注ぐ雨は、私たち人間にとって欠かすことができない大切な資源です。そのことを思い、今日は雨について真剣に考えます。日本は海に囲まれ、年間降水量も多い、水が豊かな国です。しかし、世界に目を向けると干ばつに苦しむ国は多く、30年後には気候変動や人口増加の影響で、世界人口の40%が水不足になるといわれます。それが証拠に、雨水を生活用水として活かす取り組みが世界に広がっています。生活用水だけでなく飲料水としてペットボトルに詰めて販売する国もあるようです。日本においても2014年に「雨水の利用の推進に関する法律」が施行され、雨水をトイレ用水や、散水などに利用した施設が年々増えています。私たちの暮らしは、水なしでは維持できません。蛇口をひねれば水が出てくる便利な生活に慣れ過ぎて、感謝の念が薄れてはいないでしょうか。改めて自然の恵みに感謝し、限りある資源を大切にしたいものです。合掌
2022/01/12
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「アクテック株式会社」として、一番重要な日と考える経営方針発表会ですが、オミクロン株の感染拡大を配慮し、社長、工場長、営業・製造の責任者に限られ、発表会が行われました。各部門の経営方針や質問・詳細は、それぞれの部署会議で行われ、これまで一日かけて行われた経営方針発表会は、やむを得ず1時間という短時間に縮小して実施されました。しかし、昨年の社長交代を機会に、工場長、営業、設計開発、総務部門と全てリーダーが若手に刷新され、マスタープラン(年間予定)を上回る結果に終わりました。今年は、それをさらに上回る目標が設定され勢いを感じます。2022年度の経営方針は、<新しい顧客・新しい商品、新しい素材、新しい業務への挑戦>です。全てが新しく変わるということのようです。当社は1972年の創業、今年で50年です。次の50年を目標に、新しい事業として7年ほど前から、人の移動・モビリティに関する事業<電動アシスト4輪車両の開発>を手掛けております。免許がなくても、3人の大人と荷物が移動できる電動アシスト4輪車両ですが、枚方市のUR都市公団で走らせたのですが、報道されると各方面から、いろんな用途に応じたものが要求されました。都市公団等の住宅地での送迎サービスを始め、観光地やテーマパークでの移動、キッチンカーを含む移動販売車、災害対策車両等々、ここには書き切れない程、用途があることが分かりました。もうすでに6年が経過していますが、まだまだこれから時間とお金がかかりそうです。試乗・実証実験も必要です。私の残りの人生とすべての財産をこちらに再投資できればと思っています。これで自分の目標がハッキリし、私のしなければならないことが明確になりました。全力を投入しますので宜しくお願い申し上げます合掌
2022/01/11
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私は、成人式といえば、1月15日という時代に育ってきましたので、成人式が1月の第2月曜日と言われても、どうもピンときません。しかもこのコロナ禍で、この2年程は、中止の所もあり気の毒なことです。晴れて“成人になる“というのは、厳粛なものでなければいけないと思いますので、やはり昔のように、「1月15日は成人式で国民祭日」となり、国民挙げてお祝いをするというのが、私にはしっくりきます。半世紀、「新婚さんいらっしゃい!」の司会を務めた桂文枝師匠が、昨年7月に78歳を迎え「自分のような年寄りが、若いカップルの話を聞くのは無理がある」と、3月末で勇退するといいます。そう言えば、私も昨年1月に社長を引退しましたが、時として若者とのギャップを感じるようになったのも、大きな原因です。やはり、成人するまでの環境が、今と昔では違い過ぎるのかもしれません。時代と共に、若者の考え方、行動は変わっていきます。そこで必要になるのが、「人として正しいことをしよう」といった、人間としての根本原理を、しっかり確立することではないでしょうか。私は、会社で輪読し所感を述べ合う、稲盛塾長の「京セラフィロソフィ」や、一般社団法人倫理研究所の“職場に倫理と道徳観を!”という「職場の教養」が、その教材となっていると考えています。成人したからといって、一人では何もできません。多くの人に世話になり、多くの人と関わりを持つことによって、私たちは、持って生まれた宿命・使命を、一つひとつ果たしていくのです。人前で自分の思いを伝えることができ、人の意見を素直に受け入れることができるようになって、初めて持って生まれた宿命・使命を果たしていくことができます。そして、これからの若者は、一人でも多くの人と関わりを持つことです。そうすることによって、自分の宿命・使命といったものを感じ・意識できると思います。合掌
2022/01/10
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コロナ感染もどうやら第6波は、オミクロン株の急速な感染拡大により、避けられそうにありません。高齢者としては、外出や会食を控え、ワクチンも2回接種し、静かに自己防衛するしかありません。また、会社の責任者として、自分が会社にオミクロンを持ち込むと、大変なことになりますので、気を使うのですが、こればっかりはどうすることもできません。ただ、すべきことをするのみです。先日の大阪府知事の発表では、オミクロン株への感染が確認された府民のうち、5割余りがワクチンを2回摂取していたとのこと。それでも自分としては、3回目を一刻も早く接種しようと思います。昨年の暮れから主治医には、すぐ3回目を接種したい旨お願いしていますが、今の時点では、何も分からないということでした。一方、枚方市の広報を見ると、12月から3回目を開始したとのこと。さらに、国が原則8か月としている3回目までの接種間隔についても、優先度に応じ、一部前倒しを検討しているとして、2回目の接種日から7ヶ月目に予約できるように接種券を送付するとのこと。この通りに実施できるとしたら、私は1月末の週には接種できそうですが、果たしてどうなることやら、まずは、接種券が早く届くことを願うばかりです。合掌
2022/01/09
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コロナ禍ですっかり世の中が変わり、ビジネスも、直接の訪問は若干難しくなり、「打合せ」や「会議」もオンラインになっています。要するに従来の型を破らなければ、やっていけないようです。「型破り」とは、「考えや、行動が、常識的に考えられる範囲を超えていること」 を指します。では、型破りな人は、初めから「型破り」だったのでしょうか。そうではないと思います。茶道や武道、芸術などにおける師弟関係のあり方、修業における過程を、三段階に表した「守・破・離」という言葉があります。まずは、師匠に言われた型を「守る」ことから始まり、その型を身につけた者は自分にあったより良いと思われる型を模索するために、既存の型を「破る」のです。そして最終段階になると、既存の方にとらわれることなく、型から「離れ」て、独自の新しいものを生み出し、確立させることができるのです。「守・破・離」が表すように、その道の型を習得していなければ、型を破ることはできません。つまり「型破り」とは、努力を重ねて、型を習得し、さらに創意工夫を積み上げて新境地を開いた人のことをいうのです。大切なことは仕事も同じです。基本や基礎固めは遠回りに思えるかもしれません。しかし、それを疎かにして、型を破った仕事はできないと肝に銘じましょう。合掌
2022/01/08
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毎年のことですが、1月7日の朝食は、いつもの“納豆ご飯”はお休みにして、“七草粥”をいただきました。正月料理に疲れた胃腸が、ホッとしているのがよく分かりました。今日のブログは、別のことを書こうと思っていましたが、朝礼で「職場の教養」を読み、「これだ!」と思いましたので、転載します。本日は五節句の一つ「人日(じんじつ)の節句」で、七草粥を食べる習慣があります。古代中国には、新年の七日目を人を占う日とした習俗があり、それが「人日の節句」の源流です。また、この日に七種の菜(な)を入れた温かい汁物を食べる習慣があり、日本には奈良時代頃に伝わってきたといわれます。百人一首に「君がため 春の野に出でて 若菜摘む 我が衣手に 雪は降りつつ」という歌があるように、日本には「若菜摘み」の伝統がありました。「若菜摘み」とは春の生命力あふれる若菜を摘み、羹(あつもの)にして食べることで健康を願った行事です。※羹(あつもの):菜・肉などを入れて作った熱い吸物。この風習が現在の七草がゆを食べる行事になりました。古くから「せり なずな ごぎょう はこべら ほとけのざ すずな すずしろ これぞ七草」と春の七草が登場する短歌もあり、現代まで歌い継がれてきました。七草粥には、お正月の豪華な食事で疲れた胃腸を休めたり、青菜の摂取が難しい冬の時期に、あえて取り入れるようにするなどの意味もあります。節目の日は、改めて日本の伝統文化を知る機会にしたいものです。恥ずかしながら「五節句」とは知りませんでしたが、下記の通りです。詳しくはご自分でお調べください。※五節句とは:人日(じんじつ)の節句 1月7日。上巳(じょうし)の節句 3月3日。端午(たんご)の節句 5月5日。七夕(しちせき)の節句 7月7日。重陽(ちょうよう)の節句 9月9日。合掌
2022/01/07
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第1回目の経営会議は、1994年11月11日ですから、今日は28年目の3回目となり327回目となります。日次決算である「業務管理日報」や、初回の「議事録」も保管しております。イエローハットの鍵山秀三郎さんの凡事徹底、即ち、平凡なことでも長く継続することで、やがて「非凡」の域に達し、「十年偉大なり、二十年畏(おそ)るべし、三十年にして歴史なる」と言われます。アメーバ経営も、28年目にして後2年で30年になりますが、ようやくアメーバ経営も実現できたと実感しています。ちなみに、"アメーバ経営が目指す燃える集団作り"とは、次の5項目を指します。「1.全員参加の経営の実現」一番強く感じるのはこのことです。社員の一人ひとりが、いや部門員の全員が、一丸となって、経営者と同じ感覚・同じ考え方で、仕事に取り組んでいます。「2.採算で貢献度を測り、目標意識を持たせる」。リーダーのみならず、部門員のパートや、共に仕事をしている精神障がい者も、全員が、自分の役割と責任を意識しています。「3.よく見える経営の実現」採算部門の全てに進捗ボードがあり、年間・月間・今週・今日の予定が、部門員に分かるように張り出され、その日その日、全員の仕事量が分かるようになっています。「4.トップダウンとボトムアップの調和」トップ・マネジメントが全体的な目標戦略を提示し、ボトムに大きな裁量権を与え、多数の小集団に分割して、自主的な活動により経営されています。「5.リーダーの育成」毎日の朝礼や、アメーバ経営の運用を通じて、経営幹部としての教育が日々繰り返し、実践として自然に行われます。各リーダーは、自分の組織の経営を、独立した企業として活動しています。合掌
2022/01/06
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あけましておめでとうございます。当社は今日から御用始めで、会社としての元旦になりますが、オミクロン株の急速な感染拡大により、会食や人と人の接触が、より厳しく制限されています。新年と言えば気が引き締まりますが、今年こそは、2年間続いたコロナ禍に一区切りつき、新しい生活が始まることを期待しましたが、現在の様子をみる限り、今しばらく難しそうです。しかし、新型コロナウイルスの厄介さは、ウイルスの感染力が強いというだけでなく、人間関係でも不信感をまん延させ、日常生活やビジネスにも、大きく影響していると考えます。感染当初ですが、感染した人や施設に対する批判や差別があり、ある地域で初めて感染した人の個人情報が拡散され、仕事を辞めざるを得なくなったり、患者が出た医療機関が責められました。誰も、自分が感染する考えず行動しているのですが、知らずの内に感染した被害者です。ただ、外出を控えたり、会食が中止になった人からすれば、感染した人を責めたくなる気持ちも分ります。感染者探しをしたり、感染した人を責めることにより、無意識的に感染の恐怖を紛らわせようとしているのかもしれません。しかし、人を攻撃したからといって感染の恐怖が消える訳ではありません。むしろ、孤立感が強くなって、精神的につらくなります。このようなコロナ禍で起きた悲しい体験をしたことで、私たちは人間的な触れ合いの大切さを、充分再認識できたと思います。私たちは、このコロナ禍で、自分自身と大切な人を守るために、どのように行動すればよいかを、ど真剣に考えなければなりません。他人のことではなく、まず、自分がどう行動するかです。そして、このコロナ禍に打ち勝ち、一刻も早く、元の生活、元のビジネス環境を確保したいものです。合掌
2022/01/05
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毎年、多くの方から年賀状を頂戴し、熱くお礼申し上げます。元旦の午後、自宅に来る年賀状は、現在の会社関係:お客様、仕入先、社員、障がい者関係の施設関係者・当事者・親戚関係。さらに、福知山時代の小・中・高の同窓生、独立前の2社の会社関係で、それぞれのお客様、仕入先、当時の社員の仲間、さらに知り合いで特別世話になった人等々・・・。仕分けをした後、来年からは失礼がないように名簿を整理しようと思い、整理している内に、毎年返信できない人が多数あります。さらに、会社にきた年賀状も整理することだけで必死です。明日からは日常業務です。今年度の経営方針発表会もあります。このように、せっかく頂戴しながら、返信できない年賀状が出ます。失礼ながら、この場でお詫びいたします。年賀状は、一年に一度の人と人の交流の場、残り少ない人生といえども、大切に考えています。どうか、これに懲りず、宜しくお願い申し上げます。合掌
2022/01/04
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毎年、元旦のお屠蘇を交わした後は、初詣が恒例行事でしたが、コロナ禍に見舞われ、以来、3密を避け、正月三ヶ日の空いている日の午前中に、初詣をするようにしています。もともと、我が家は交野天神社(かたのあまつのやしろ)の森であった所であり、家から3分も掛からない所に、本宮があります。延暦6年(787年)創建と言われますから、かなりの歴史があります。この地は、京都府と枚方市の境目で、歩いて25分少々で石清水八幡宮にも行け、三重県の伊勢神宮、神奈川県鎌倉市の鶴岡八幡宮と共に、日本三大八幡宮の一つと言われています。さらに3分も行けば、石清水八幡宮の末宮・膝・腰の神様と言われる気比神社があり、いずれにしても、歴史に守られた有難い所に住まわせていただき、思う存分仕事させてもらっています。感謝・感謝の毎日ですが、氏神様には、熱く感謝し、今年のお札と破魔矢を頂戴し、お正月のけじめをつけることができました。毎年のことですが、家内安全、商売繁盛を祈念しました。合掌
2022/01/03
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10月迄は減量中で、今は日本酒の一番美味しい時期、お酒は控えてきましたが、BMI(体重と身長の関係から、人の肥満度を表す指数)も、平均とされる22を達成し、以来日本酒で晩酌です。それも日本酒との関わりは、赤ちゃんの時に、父親の膝で、多くの人前で父親が割り箸をしがみ、それを吸わせてもらい、顔をしがめたと言われる私のこと。以来、日本酒を愛飲しています。10月末になりますと、日本酒のシーズンに入ります。以来、1合が2合になり、2合が3合になります。それも2か月になりますが、お陰様で、体重は1K~2KgUPの範囲に収まっています。今日は所属ゴルフ場の初夢杯、参加しましたが、これまで経験したことのない最悪スコア。しかし18ホール、私はカートに乗ることは一度もなく、すべて歩いてラウンドしました。健康のためにゴルフをするか、それともスコアにこだわるか?一時は、ハンデキャップ12までいきましたが、今は自分の身体を考え、あくまでもゴルフの目的は、健康のためです。しかし、これまでの最悪スコアを記録することで、ゴルフの課題もハッキリしました。今年は健康のためだけでなく、そこそこスコアも気にしていきます。合掌
2022/01/02
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明けましておめでとうございます。太平洋戦争開戦の5ケ月前(昭和16年)に生まれ、敗戦後、大変苦しい生活や、大阪大空襲で戸籍喪失という事件もありましたが、今日まで命をもらいました。私は、今年で81歳になります。父親は片肺ながら86歳まで元気に過ごし、母親は92歳で天寿を全う、何とか母親の(92歳)迄は、自分の役目を、しっかり果たしたいと考えています。今朝の9時には、東京在住の三男を残し残りの家族が集まり、お屠蘇を交わし、それぞれが今年の抱負を語り、お年玉の交換をします。全くいつも変わらぬ、平穏な元旦を過ごすことができました。お昼前には年賀状も届き、近くに住む長男が自分の家に帰り、これから年賀状を出すという。今日は早めの夕食、ボー鍋(日本酒一升に出汁昆布を入れ、煮切りアルコールを抜く)です。普通の鍋料理と違い、日本酒のアルコールを抜き、昆布とハマグリの出汁で、野菜(白菜・シイタケ・エノキ・春菊・ネギ)、エビ、魚、肉、お豆腐等を、鍋奉行が食べ頃に取り分けます。芦田家独特の鍋料理です。明日は、所属ゴルフ場の初夢杯に参加します。今年もどうかよろしくお願い申し上げます。合掌
2022/01/01
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