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西武球団の裏金問題、球界を激震が襲ったのは昨年の3月。あまりに唐突なことだったが、その際、西武は「栄養費」を渡した選手の名前を2名を公表した。当時、早稲田大の野球部員だった某選手(専大北上高)と、もう一人は東京ガスの木村雄太(秋田経法大付高)。-----------------------------------------------(注目1)西武も読売も早稲田大の選手を指名せず・・・その発表を聞いた早稲田大・應武篤良監督は怒り狂った。自チームの選手が突然事件に巻き込まれ、退部を余儀なくされたのだから。「西武のクソバカたれ、球団をもつ資格はない!」應武さん、そう言い放って周囲を慌てさせた。この発言の影響で、それまで蜜月関係にあった早稲田と西武は完全に決裂したとの報道もあった。余談だけど、同じころ、應武さんは読売に対しても悪態をついた。「若手をロクに育てようとせず、FAでどんどん出来上がった選手を獲得。用が済んだらポイ! という球団に大事な教え子を預ける気はない」だから今日のドラフトでは、西武や読売が早稲田の選手を指名するか否か。ボクはその点に興味をもっていた。案の定、西武も読売も指名をせず、應武さんの願いは達成する格好になった。だが2年後、早稲田を卒業しプロを目指す大物選手がいる。言うまでもなく、斎藤佑樹(2年、早稲田実)がその人。斎藤獲得のためなら、この2球団はどんな懐柔策も厭わない(はず)。應武さんがジャマに見えたなら、ウルサ型の早大OBたちと結託して監督のクビを挿げ替えるぐらいお手の物(かもしれない)西武の裏金問題。時を経て、それは飛び火して早稲田の監督問題や斎藤佑樹の将来にまで、微妙な影を落とすかもしれない。-------------------------------------------------(注目2)「西武憎し!」の木村雄太が西武相手に戦う日・・・2年前のドラフト前、木村雄太とロッテは相思相愛の関係だった。だが、指名したのはロッテではなく横浜。木村は頑なに入団を拒み、東京ガス残留を決めた。 木村には、どうしてもパ・リーグに行きたい理由があった。当時の日刊ゲンダイの報道によると・・・高校時代、西武が指名を約束してくれていたが土壇場で裏切られ、木村は東京ガス入りを決めた経緯があった。ロッテに入団を希望する理由は、(西武と)同じパ・リーグの球団に入って倒すこと。だから横浜の誘いにのることはできなかった。高校を卒業して、すでに5年もの月日が経過した。その間に「裏金問題」でまたも西武に裏切られた木村、これまで費やした時間への悔いと、溜まり続けた怒り(?)ロッテから1巡目の指名を受けたことで、今までの思いを西武に思い切りぶつける日が間近に迫っている。 1日1クリックお願いします>>人気ブログランキング
2008.10.30
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今日行われた東都大学リーグ1部の結果。優勝を決める「天王山」、亜細亜大vs東洋大1回戦は亜細亜大がスコア4-0で勝利し、王手をかけた。もし明日も亜細亜大が勝利すれば4季ぶりの優勝が決定、逆に東洋大の連覇は「3」でストップすることになる。同カード、明日の試合開始は午後1時。亜細亜大が勝てば胴上げになる。時刻は午後3時半頃だろうか?注目のドラフト会議は同じ頃、午後3時に開始される。東洋大・大野奨太(岐阜総合学園高)や亜細亜大・岩本貴裕(広島商高)らは、ドラフトが気になってプレイに集中できないのでは?なんて心配をしてしまう。------------------------------------------------------------運命のドラフト、ついに明日に迫った。ドラフトの注目選手は下記のとおり。 【高校生】1.大田 泰示 東海大相模 内 右右 → 巷の噂どおり読売が1位で指名するのだろうか。 高校生に「逆指名」もどきを許してしまったら、 ドラフトのルール改正が何の意味もなくなってしまうぞ 読売以外の球団の強行指名を期待したい。 2.赤川 克紀 宮 崎 商 投 左左3.浅村 栄斗 大阪桐蔭 内 右右4.伊藤 準規 岐阜城北 投 右左5.斎藤 圭祐 千葉経大付 投 右右6.大塚 椋司 聖望学園高 投 右右 → 今年センバツの準優勝投手。 埼玉県大会では何度も見た投手だ。 ドラフトで指名されるなら、それはそれでいいが、 大学に行って4年後を待つのもいいかもしれない。【大学生】7.巽 真吾 近 大 投 右左8.松本啓二朗 早 大 外 左左 → 阪神が1巡目で指名するのだろうか。 走攻守、どれをとっても一級品でプロ入り直後から期待 できる即戦力。ボクにとってはイチ押しの選手だ 9.岩本 貴裕 亜 大 外 左左 → 広島が1巡目での指名を決定している(らしい)10.榊原 諒 関西国際大 投 右右11.大野 奨太 東 洋 大 捕 右右 → こういった捕手はどこの球団でも欲しいだろうな、 と思っていたが、報道を見る限り重複はないようだ。 12.上本 博紀 早 大 内 右右 → 広陵高時代の「華やかさ」が、大学に入り学年を重ねるごとに 色褪せてきた(失礼!)ように見えるのはボクだけか。 プロ入り後は、早稲田の先輩・水口栄二(現・オリックスコーチ) のような「イヤらしさ」を身につけてほしいものだ13・岩崎 恭平 東 海 大 内 右左14.坪井 俊樹 筑 波 大 投 左左15.蕭 一傑 奈良産大 投 右右16.細山田武史 早 大 捕 右右 → インサイドワークが光る素材。小技も効く。 2年後の斎藤佑樹獲得に向けて、ホークスが指名か? 17.小松 剛 法 政 大 投 右右 → だいぶ以前は阪神が指名すると報道があった。 最近では、広島が上位指名するという話もあった。 故障で苦しんだ時期もあったけど、いい投手です。 ぜひ指名してほしい、ぜし! (なぜ江戸弁?)【社会人】18.長野 久義 ホ ン ダ 外 右右 → 相思相愛の読売、1巡目の指名は東海大相模高の大田らしい。 昨年、日本ハムは強行指名に失敗したが、その英断には拍手 を送りたい。今年も間隙を縫って、どこか球団が指名してほしい。 「わがまま」を許してはいけない・・・ 19.木村 雄太 東京ガス 投 左左 → 西武の裏金問題で巻き添えを食ってしまった。 ぜひ希望球団に指名されることを祈る20.藤江 均 東邦ガス 投 右右21.野本 圭 日本通運 外 左左今日、10月30日。泣いても笑っても、運命の一日になることは間違いない。1日1クリックお願いします>>人気ブログランキング
2008.10.29
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今日の法政大vs東京大4回戦。法政大がスコア3-2で東京大に辛勝した。法政大、なんで東京大を相手に4戦までもつれ、さらに最後の試合も接戦になるんだ?そんな素朴な疑問もあるが・・・法政の投手・加賀美希昇(2年、桐蔭学園高)は完投勝利したものの、今季は「悲運」という言葉がつきまとう。どんなに好投しても、打線の援護に恵まれない。来年こそ、今季の頑張りを糧に大きな花を咲かせて欲しいものだ。一方、東京大・鈴木優一(3年、愛知西尾高)。昨日は167球を投げて完投勝利した。そして今日は敗戦投手となったものの、109球をひとりで投げ抜いた。この鈴木、今季いったい何球を投げたのか?計算はしていないが、 ひとりで孤軍奮闘する姿は感動に値する先日ボクは、鈴木を指して「病み上がりの中林(慶應義塾大)」と書いた。だが、この表現は大変に失礼だったと思うので、この場にてお詫びいたします。1日1クリックお願いします>>人気ブログランキング
2008.10.28
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いよいよ明日から東都大学リーグ(1部)の天王山だ。現時点で1位・亜細亜大(勝ち点4)と2位・東洋大(勝ち点3)の頂上決戦。このカードで勝ち点を挙げたチームが優勝となる。優勝の行方に興味は尽きないのだけど、ドラフト候補選手が目白押しのカードでもある。「プロ野球志望届提出者」のリストを確認したところ、次の8名の選手の名前を見つけることができた。≪亜細亜大≫投手 鶴川将吾(明徳義塾高)最速150kmの直球と多彩な変化球を操る。高校時代には1年夏から5季連続で甲子園に出場し、知名度は高かった。 内野手 今村健二(九州学院高)身長170cmと小柄ながら、パンチ力がある。内野はどこでも守れる器用さと俊足が魅力だ。外野手 岩本貴裕(広島商高)なんと言っても長打が魅力。すでに広島が1位指名を予定しているという報道があった。高校時代、広陵高の上本博紀(現・早稲田大)との甲子園をめぐる戦いは語り草になっている(らしい)。≪東洋大≫投手 上野大樹(帝京高)最速148kmの直球、ブレーキの利いたカーブ、そしてスライダーやフォークをもつ。捕手 大野奨太(岐阜総合学園高)昨年は大場翔太(現・ホークス)の女房役を務めた。遠投は105メートル、二塁への到達速度は1.8~1.9秒とめちゃくちゃ速い。複数球団からの指名があるだろう。内野手 十九浦拓哉(八千代松陰高)長打力とシェアなバッティングが同居するたぐい稀な打者。スターぞろいの東洋大において4番を務めていた。外野手 中倉裕人(PL学園高)線は細いがリストが柔らかい。卓越したミートのセンス。東洋大OBである「桧山2世(=桧山進次郎)という異名もある。外野手 松永隆太(九州学院高)武器は守備と俊足、そして勝負強い打撃。1日1クリックお願いします>>人気ブログランキング
2008.10.28
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先日、早稲田大・大石達也(2年、福岡大大濠高)の「奪三振率」について書いた。今回は「シーズン最高防御率」のことを書く。なんだか「野球の記録通」みたいではあるけれど。今日行われた明治大vs立教大3回戦で、明治大・野村祐輔(1年、広陵高)が5番手として9回から救援し、明治大を勝利に導いた。この野村、今日の成績は1回、被安打2、奪三振2、与四死球0、自責点0。 明治大、今季は今日の試合をもって全日程を終了した。そして同時に、野村祐輔の偉大な記録も確定した。今季、34回2/3を投げて自責点0、防護率0.00。これは1964年の江尻亮氏(早稲田大)以来、「シーズン最高防御率」(※)において、44年ぶり5人目となる快挙らしい。(※シーズン最高防御率とは、規定投球回数は試合数×2)----------------------------------------------さて、前述した江尻亮氏をご存じか?大洋やロッテで監督を務めた方だけど、江尻さんというと、ボクは大洋の現役時代を思い出す。外野手を守り、上位の打順を打つ左バッターだった。wikipediaによると、早稲田大時代は投手と外野手をこなす器用な選手だったらしい。だが4年生になった時、石井藤吉郎監督に投手専任を直訴。願いが叶って投手専任としてマウンドに立ったシーズンにこの「シーズン最高防御率」の記録が生まれたエピソードがある。1日1クリックお願いします>>人気ブログランキング
2008.10.27
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予想外の結末だった法政大、1勝1分けで臨んだ対東京大3回戦。満を持してマウンドに送り込んだ先発・二神一人(3年、高知高)がピリッとしない。東大打線に4点を奪われ、7回途中で降板する予期せぬ事態に。法政大 000 201 010 =4東京大 000 200 201X=5試合はスコア4-4のまま9回裏に突入する。法政大のマウンドには、昨日完投勝利を挙げ、この試合も8回から3番手で登板している小松剛(4年、室戸高)がいた。3日後のドラフトでは、広島カープが小松を上位で指名するという報道もある。東大打線を相手に汲々としている場合ではない。だが・・・・この回トップバッター、5番・前代武瑠(4年、開成高)がスライダーを叩きレフト前の安打で出塁する(無死一塁)6番は一昨日にも188球を投げ切り、今日も先発で登板している鈴木優一(3年、愛知・西尾高)。送りバントを失敗するものの、その後きっちりセカンドにゴロを打ち、走者の進塁をアシストした(一死二塁)7番・井尻哲也(4年、土浦一高)は敬遠(一死一・二塁)8番・大坪誉博(4年、芝高)はレフトとセンターの間に落ちるラッキーなポテンヒットで出塁し、一打サヨナラのチャンスを迎える(一死満塁)今季の小松、ピンチになっても笑顔で野手に声をかける姿をよく見かけた。だが、この場面で笑顔はなく、青ざめたように見えた。次の打席には、代打・揚場遼(4年、開成高)が入る。(たしか過去には)4番も打っていた打者だ。1球目 直球 内角に外れる (ボール)2球目 134km直球 (ファール)3球目 128kmスライダー (ファール)4球目 133km直球 (ファール)5球目 142km直球 (ファール)6球目 直球 (ファール)この時、神宮の空に稲妻が光った(ネットで実況のアナがそう言っていた)7球目 131km直球 これもファール。そして8球目。揚場が引っ張った打球は大きなバウンドで一・二塁間に飛んだ。一塁手・篠田一輝(4年、津西高)が逆シングルで捕球し、すぐさまホームに送球したがショートバウンド。わずかに三塁走者の足が早く、東京大のサヨナラ勝ちが決まった。東京大にとって、10月4日の対慶應義塾大1回戦に続き今季2勝目。対法政大戦では、2005年4月17日以来、3年半ぶりの勝利となった。1日1クリックお願いします>>人気ブログランキング
2008.10.27
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明治神宮大会が神宮球場で11月15日から開催される。神宮出場を目指し、いま全国では地区大会が行われている。出場できるのは、各リーグ・地区を勝ち抜いた10大学のみ。【第3回 関西5連盟】(代表校=2) 未定---------------------------------------------------------≪各連盟の代表校≫関西学生野球連盟・・・未定関西六大学野球連盟・・・龍谷大阪神大学野球連盟・・・大阪産大近畿学生野球連盟・・・奈良産大京滋大学野球連盟・・・佛教大≪戦況とボクの予想≫昨年の明治神宮大会代表校は(1位)関西国際大、(2位)大阪経済大の2校だった。≪ボクの注目選手≫この地区では、ドラフト注目の投手が多い。奈良産大の蕭一傑(しょう・いっけつ 4年、日南学園高)。台湾からの留学生で、直球の最速148kmの右腕。日本ハムが上位で指名を予定しているらしい。関西国際大には、ドラフト注目の左腕両エースがいた。伊原正樹(4年、岡山共生高)、榊原諒(4年、中京高)。そして投手ではないが、こんな選手もいた。サンダーさんが何度かコメントで紹介してくれた阪南大(近畿学生)の川咲勇司(4年、初芝橋本高)。この選手を、ボクは見てみたいと思っていた。それは紹介文にこんな記述があったから。「阪南大の川咲選手の打球はプロ級!!アッという間に打球は、フェンス直撃の弾丸ライナー」ふ~む、この「弾丸ライナー」を見たかったな。関西5連盟の各代表校について、詳しく知っている方がいらしたら、何かコメントをお願いします。どんなことでも結構ですよ1日1クリックお願いします>>人気ブログランキング
2008.10.26
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明治神宮大会が神宮球場で11月15日から開催される。神宮出場を目指し、いま全国では地区大会が行われている。出場できるのは、各リーグ・地区を勝ち抜いた10大学のみ。【第2回 関東5連盟】(代表校=2) 未定---------------------------------------------------------≪各連盟の代表校≫首都大学野球連盟・・・(1位)東海大(2位)筑波大東京新大学野球連盟・・・(1位)創価大(2位)流通経済大関甲新大学野球連盟・・・(1位)上武大(2位)?千葉県大学野球連盟・・・(1位)国際武道大(2位)東京情報大神奈川大学野球連盟・・・(1位)横浜商科大(2位)神奈川大※関甲信大学野球連盟の公式ホームページは更新されておらず、よくわからなかった。≪戦況とボクの予想≫昨年の代表校は(1位)上武大、(2位)東海大の2校だった。強豪ぞろいのこの地区、ボクは創価大や筑波大にも頑張ってほしいと思っているが。≪ボクの注目選手≫上武大の投手陣は、他を圧倒しているらしい。支える投手の中には、埼玉出身の豊田拓矢(4年、浦和学院高)や斎藤康樹(2年、春日部共栄高)がいる。創価大には1番・DHの脇山渉(1年、愛工大名電高)がいる。小柄ではあるが俊足とシュアな打撃術が魅力だ。横浜商科大の山崎憲晴(4年、埼玉栄高)は、たしか2年生の頃から日米大学野球など日本代表チームに選出されていた。もちろん、先日行われた世界大学野球選手権にも出場し、ショートやサードを守っていた。「プロ野球志望届」を提出している。筑波大・坪井俊樹(4年、社高)がいる。ドラフト注目の左腕、世界大学野球選手権でもセットアッパーとして好投した。関東5連盟の各代表校について、詳しく知っている方がいらしたら、何かコメントをお願いします。どんなことでも結構ですよ⇒次の第3回は【関西5連盟】編。1日1クリックお願いします>>人気ブログランキング
2008.10.26
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明治神宮大会が神宮球場で11月15日から開催される。神宮出場を目指し、いま全国では地区大会が行われている。出場できるのは、各リーグ・地区を勝ち抜いた10大学のみ。【第1回 北海道・東北5連盟】(代表校=1) 東北福祉大すでに各連盟代表校が出場した連盟大会は終了し、東北福祉大が優勝、明治神宮大会への出場が決定している。---------------------------------------------------------≪各連盟の代表校≫北海道学生野球連盟・・・函館大札幌学生野球連盟・・・北翔大(?)北東北大学野球連盟・・・富士大仙台六大学野球連盟・・・東北福祉大南東北大学野球連盟・・・東日本国際大※札幌学生野球の公式ホームページは更新されておらず、よくわからなかった。≪ボクの注目選手≫代表校となった東北福祉大、5連盟大会で登板した投手を調べたところ、3人の投手がいた。森山一茂(2年、大分楊志館高)、桑鶴雄太(2年、光星学院高)、中根佑二(1年、仙台育英高)。森山一茂。エース格の存在。秋季リーグ戦では東北大を相手に無安打無失点を記録した。 桑鶴雄太。高校時代は坂本勇人(現・読売)や村松伸哉(國學院大2年)らとチームメイトだった。中根佑二。・以前書き込みのあったkazu.comさんのコメントで元近鉄・中根仁氏のいとこだと知った。・仙台育英高時代は、佐藤由規(現・ヤクルト)の控え投手、・またリトルリーグ(仙台東リトル)時代は佐藤らとともに世界優勝を果たした。※この中根については、mayuさんからもコメントをいただいた。その他、名前は見つからなかったけれど、東北福祉大にはこの人もいる↓・真壁賢守(4年、東北高)。紹介するまでもなく、東北高時代はダルビッシュ有(現・日本ハム)とともに甲子園で活躍した。東北福祉大や北海道・東北5連盟について、詳しく知っている方がいらしたら、何かコメントをお願いします。どんなことでも結構ですよ⇒次の第2回は【関東5連盟】編。1日1クリックお願いします>>人気ブログランキング
2008.10.26
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今日行われた法政大vs東京大1回戦。延長12回、スコア1-1で引き分けた。東京大、大健闘!というべきか。もしくは法政大が情けないというべきか?いずれにせよ法政大、東大相手に負けなくてよかったぁ~法政大、先発完投したのは加賀美希昇(2年、桐蔭学園高)。12回、180球、被安打7、奪三振16、与四死球4、自責点1。前回の登板(早稲田戦)に続き、またも打線の援護がなく、勝利投手になることはできなかった。法政打線、相変わらず打てない。今季前半戦こそ活発だったものの、中盤以降は湿ったまま。おかげで4番はもちろん、打順を固定化できない状態が続き、好投する投手陣を助けることができていない。一方の東京大。エース・鈴木優一(3年、愛知・西尾高)が先発し、こちらも延長12回を好投した。12回、188球、被安打9、奪三振4、与四死球4、自責点0。先日の慶應大戦で17連敗を止め、今日も法政大に好投した鈴木。ボクはこの投手を初めて見た時、同じ上手投げの左腕、慶應義塾大・中林伸陽(3年、慶應高)に似ていると思った。ただ鈴木、身長も体の幅も中林よりひとまわり小さいし細く見える。直球の速さも、変化球のキレも中林にいま一歩も二歩も劣るため、ボクは勝手に鈴木にニックネームをつけていた。「病み上がりの中林」ちょいと失礼に過ぎるので、さすがにこれまでブログに書くのは憚(はばか)れた。でも今、これだけ活躍する投手になったのだから、とるに足らないシャレとして、笑って済ませてくれるだろう 1日1クリックお願いします>>人気ブログランキング
2008.10.25
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今日の明治大vs立教大1回戦、「明治大はひょっとしたら危ないかもしれない」ボクはそんなことを思っていた。エース・岩田慎司(4年、東邦高)の突然の不調、佐々木大輔(4年、日大三高)や小道順平(3年、二松学舎大付高)ら打の主軸たちの不振。さらに、先週の早稲田大戦に勝ち点を落とし連覇の夢が断たれ、上がりようのないモチベーション。追い打ちをかけるように、リーダーが解散後、明治大応援団を支えていた吹奏楽部員のひとりが相撲部合宿所で飲酒後に急死した事故の報道。立教大 011 000 010 =3 明治大 000 000 000 =1昨季、斎藤佑樹らの早稲田投手陣を打ち砕き、エース・岩田が大車輪の活躍を見せた面影は、いまの明治大にはない。立教大は昨季、明治大を相手に善戦したが一歩及ばなかった。明日も明治大が「眠ったまま」のうちに、必死で白星を獲りに来るだろう。明治大、明日も危ないぞ!----------------------------------------------------さて、ドラフトの話題。今回は、今日の試合4番手で登板した岩田慎司(4年、東邦高)のこと。 4年生になって突然ブレークした。スピードのある速球を持ってはいないが、スライダーとカーブを交えた投球術がこの投手の生命線。あれよあれよという間に世界大学野球選手権では、日本代表チームのエース的な存在にのし上がり、銀メダル獲得に大きく貢献した。だが前述のとおり、ドラフト直前のこのシーズン。残念ながら、昨季の勢いはない。今季、岩田の成績。(9月13日 対東京大1回戦)勝利投手7回、被安打9、奪三振6、与四死球3、自責点1。(9月27日 対慶應義塾大1回戦) 6回、被安打8、奪三振6、与四死球4、自責点2。(10月5日 対法政大2回戦)勝利投手9回、被安打7、奪三振9、与四死球3、自責点0。(10月18日 対早稲田大1回戦)敗戦投手5回1/3、被安打2、奪三振5、与四死球5、自責点1。(10月19日 対早稲田大2回戦)1回、被安打1、奪三振1、与四死球0、自責点0。(10月20日 対早稲田大3回戦)5回、被安打4、奪三振3、与四死球3、自責点1。(今日、対立教大1回戦)1回2/3、被安打1、奪三振3、与四死球1、自責点0。ボクは対東京大1回戦を観戦した。その時の岩田は、東大打線に打たれまくっていた。「いったい岩田、どうしちゃったんだろう?」なんて思ってしまった。岩田といえば打撃がいいのも特徴のひとつ。今季は打線が不振なこともあり、5番を打ったこともある。打席に入る時の体中から溢れる気合いもものすごい。5月19日、対早稲田大3回戦で斎藤佑樹の太腿にライナーを直撃させたのも、この岩田だった。明治大(島岡御大)のDNAを継承する選手の一人であることは間違いない。プロではどの球団が岩田を指名するだろうか?1日1クリックお願いします>>人気ブログランキング
2008.10.25
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10月30日に迫ったドラフトに向けて、アマチュア野球を扱うブログとしては、そろそろドラフトをテーマにしたものを書かなくては!そんな思いで今日の記事をば。-----------------------------------------------------ボクが今年、大学野球(※注)を見ていて「すっごいなぁ!」と思った4年生の筆頭は、早稲田大・松本啓二朗(4年、千葉経大付高)。もう何と言うか・・・、ダントツなのだ つい先日、同僚の上本博紀(4年、広陵高)に次いで、リーグ史上28人目の通算100安打を達成。長打力もあるし、俊足を活かした小技もある。そして外野守備も強肩かつ好守。プロ球団が黙っちゃいないのは当然。これまでの報道では、阪神とロッテが1位もしくは上位での指名を検討しているらしい。だがロッテに入ってしまうと、神戸拓光(土浦日大高-流通経済大)との競争になってしまうのでそれはやめてほしいな。できれば阪神に行ってほしい・・・-----------------------------------------------ボクが松本に興味をもったのは、2004年夏の甲子園。当時は投手だった松本、東北高のエースだったダルビッシュ有(現・日本ハム)に投げ勝った頃だ。なぜ興味を持ったかというと、父であり監督だった松本吉啓氏(桜美林高-明治大-明治生命)がそもそもボクの地元・埼玉栄高の監督だったこと。 ちょっとした野球部員の父母たちとの行き違いから 埼玉栄高を飛び出した経緯があったらしく、そのことをボクは残念に思っていたのだ当時、啓二朗少年は埼玉県下で少年野球(リトル?)をやっていたらしく、吉啓氏がそのまま埼玉栄高の監督ならば、啓二朗少年は間違いなく、父と同じ埼玉栄高に進んでいたはず。ならば、埼玉高校球界の歴史が変わっていたかもしれない、なんてバカげたことを考えてしまう。-------------------------------------------------今季、東京六大学では、打撃に、小技に、走塁に、肩に溌剌としたプレーを見せる松本。チームの優勝のためもあるが、スカウトへのアピールもあるのじゃなかろうか。ぜひ、本人の希望する球団へ入団できることを祈る(※注)ボクが知っている「大学野球」とは、東京六大学、東都大学、東京新大学に限られてしまうので悪しからず!1日1クリックお願いします>>人気ブログランキング
2008.10.23
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今日も早稲田大・大石達也のこと。(最近、このブログでは大石達也がマイ・ブームになっているぞ)Kimiさんが面白いコメントを寄せてくれた。ありがたいことだっ連盟ページ(でわかる範囲)の記録で他の歴代投手も計算をしてみました。同じ早稲田の和田毅投手がシーズンで一番多く三振をあげたH14春の95奪三振のときでさえ奪三振率が13.3で、明治の一場靖弘投手のH16春が11.3という結果が出てきました。二人とも先発型なので一概に比較は難しいのでしょうが、大石の数字がズバ抜けているのがよくわかりますね。もし先発型で1年秋から投げていたら和田投手の記録は夢ではなかったのかもしれませんね。早稲田大の和田毅(現・ホークス、浜田高)が1シーズンで最も多く三振を奪った(95奪三振)時でさえ、奪三振率は13.3だったらしい。これに対し、昨日も書いたとおり早稲田大・大石達也(2年、福岡大大濠高)は、今季これまでの奪三振率が19.5。Kimiさんに教えてもらったことで、大石の数字のスゴさがよ~くわかった。Kimiさん、ありがとうございました。---------------------------------------------------興味がわいたので、過去の投手成績を調べてみた。奪三振率に関する歴代の記録は分からなかったけど、東京六大学リーグの一試合最多奪三振の記録をもつ選手がわかった。それは明治大・秋山登氏(故人、元・大洋ホエールズ)で、記録は22個。同じく東都大学リーグでは、日本大・門奈哲寛(元・読売など)が18個の記録をもつ。※亜細亜大・木佐貫洋(現・読売)に19個の記録があるが、延長11回だったため、参考記録として扱われている。(以上、連盟ホームページより) 1日1クリックお願いします>>人気ブログランキング
2008.10.22
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10月30日はドラフトの日。いくつものニュースやブログではドラフト予想が盛んだ。日ごろ、プロ野球より大学野球を見ているボクとしては、「ドラフト」と聞いて、今はそれぞれの大学で監督を務めるある2人のことを思い出した。その2人とは、今季、東京新大学リーグで3位となった東京国際大を率いる古葉竹識監督と、東京六大学で復活の兆しを見せた法政大の金光興二監督のこと。まったく何の縁もないような2人だけど、実はちょっとした関係があった。金光興二氏(広島商高-法政大-三菱重工広島)。広島商高時代の1977年夏、主将・1番・ショートとして、達川光男氏(元・広島監督、東洋大)や佃正樹氏(故人、法政大)らとともに甲子園に出場し全国制覇した経験をもつ。進学した法政大では、江川卓氏(現・解説者、作新学院高)らとともに「花の(昭和)49年組」と騒がれ、法政大の東京六大学リーグ4連覇を含む5回の優勝に貢献。3年生・4年生の時には、明治神宮大会で連続して全国制覇した。高校も大学も全国制覇を経験し、意気揚揚(?)と臨んだ1977年のドラフト。金光は広島カープへの入団を熱望し、球団とは相思相愛だった(はずだった)。だがドラフト当日、広島が1位指名したのは盈進高・田辺繁文、2位は豊見城高・下地勝治、そして4位には高校時代の同僚・達川が指名された。金光はといえば、近鉄から1位で指名を受けたものの、それを拒否し(結果として)プロ入りを断念した経緯がある。当時の広島カープ、相思相愛だった金光をなぜ指名しなかったのか。その理由をボクは知らないが、当時広島の監督だったのは古葉さん。古葉さんが金光の指名を拒んだのだろうか?当時、広島のスカウトだった木庭教氏。1977年のドラフトでは、どうやら金光でなく達川を推していたらしいし。広島入団を果たせなかった金光。三菱重工広島に進み、ここでも全国制覇を果たして現役を引退。その後、広島商高の監督を経て現在に至った。もしあの時、古葉さんが金光を強くプッシュしていたら、金光の人生はまったく変わっていたかもしれない。ひょっとしたら、歴代広島監督として一緒に名を連ねていたかもしれないのだ。いずれ、明治神宮大会で戦う東京国際大vs法政大戦を見てみたいものだ-----------------------------------------------------------【訂正とお詫び】昨日書いた「奪三振率」の定義が間違っていました。奪三振率さんとカミヤさんから指摘があったので訂正します。教えてもらった内容によると、「奪三振率」の意味するところは、投手が1試合(9回)完投したと仮定した場合に三振が何個取れるか?ということ。「奪三振率=奪三振数×9÷投球回数」の公式により、算出されるそうです。奪三振率さんが計算してくれたところ、今季これまでの早稲田大・大石達也(2年、福岡大大濠高)の奪三振率は「19.5」とのこと。えっ、1試合あたり19.5個の三振を奪うとは大石達也、やっぱりスゴイ投手だ。1日1クリックお願いします>>人気ブログランキング
2008.10.21
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昨日、早稲田大・大石達也(2年、福岡大大濠高)の奪三振率は、なんと52.9%! と書いた。すると、新所さんから「10月19日、対明治大2回戦、3回、打者数11、奪三振数8」とのコメントをいただいた。そして今日、大石の成績は、(10月20日)対明治大3回戦、1回、打者数4、奪三振数3だった。今季、大石の奪三振率を合計すると、打者32人に対し、奪三振数はなんと「20」。奪三振率は62.5%になる。おぉ 斎藤佑樹(2年、早稲田実)がいつも話題の中心になるが、大石だってすごい。大石を見るときは、ぜひ奪三振率(数)にご注目をさて遅くなりましたが今日の早稲田大vs明治大3回戦のこと。早稲田大がスコア3-0で勝利し、4つ目の勝ち点を挙げた。これで明治大の連覇の可能性は消滅し、最終週の早慶戦で早稲田大が1勝した時点で優勝が決まることになった。余談だけど、一昨日このブログに書いた早稲田大・泉尚徳(4年、国士舘高)が今日レフトを守り、大ファインプレーを見せたようだ。ブログで紹介した選手が活躍することは、なんだかとても嬉しいことだ・・・つい先日も似たようなことがあったし。----------------------------------------------------------次に東京新大学リーグ。昨日(19日)、創価大vs流通経済大2回戦が行われ、創価大が連勝し2季連続30回目の優勝を決めた。創価大 003 020 000 =5 流経大 000 020 010 =3優勝した創価大、そして2位になった流通経済大は、明治神宮大会関東地区予選に進出する。組み合わせはすでに決まっており、流通経済大は10月27日第一試合で筑波大(首都リーグ2位)と、創価大は神奈川大(神奈川リーグ2位)と千葉リーグ2位(未定)の勝者と28日第三試合で対戦する。ボクは創価大vs流通経済大のこの試合を見た。流通経済大は何度もチャンスをつかみながらも、あと一本が出ず惜しくも敗れてしまった。ボクが注目している創価大・脇山渉(1年、愛工大名電高)は1番・指名打者で出場していた。前日の1回戦では本塁打を放っていたらしい。残念ながら、ボクは球場に到着するのが遅れて4回からの観戦だったが、3打数0安打で出塁する姿を見ることはできなかった。6回のライトライナーはいい当たりだったけど。----------------------------------------------------------今日の東都大学リーグ2部。國學院大は専修大にスコア6-2で勝利し優勝。1部最下位チームと入れ替え戦を戦うことになる。國學院大、昨季までのエース・村松伸哉(2年、光星学院高)は今季、登板する機会がなかったようだ。故障でもしているのだろうか? 1日1クリックお願いします>>人気ブログランキング
2008.10.20
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1988年10月19日に行われた近鉄vsロッテのダブルヘッダー。後にこのカードは「10・19」と呼ばれ、伝説とさえ言われた。あの日から今日までちょうど20年。日数で計算すると7300日あまり。そして2004年のシーズン終了を待って消滅した近鉄バファローズ。球界からこの名前が消えて、こちらもすでに4年が経った。「10・19」をボクは川崎球場でナマ観戦していた。さまざまなシーンを克明に憶えていたつもりだったけど、さすがに20年も経つと、記憶の一部が少しずつ欠けていくようなそんな不安が生まれてきた。そして2004年のシーズン終了を待って消滅した近鉄バファローズについての記憶も同じ。30数年間にわたるファンだったけど、記憶の所々が少しずつぼやけてきたように感じる今日この頃。----------------------------------------------------------ミスチルファン1974さんが書いた先日のブログに、「歴代近鉄ベストナイン」というのがあった。興味のあるかたは、こちらをどうぞ。ボクが近鉄ファンになったのは1970年前後だけど、「超自己流の歴代近鉄ベストナイン」を考えてみた。≪監督≫ 西本幸雄 近鉄を強い球団にしてくれた第一人者。「江夏の21球」も忘れられない。 (次点)仰木彬 会社で作った草野球チーム、ボクは背番号を仰木さんの「71」にした。 ≪先発投手≫ 鈴木啓示 現役後半、無四球試合を連発した安定感は随一。何度も経験した阪急との 天王山では常に安心して投球見ていられた。 (次点)佐々木宏一郎 ボクが近鉄ファンになるきっかけを作ったアンダースローの投手。≪救援投手≫ 山口哲治 79年阪急とのプレーオフで連投し好投。近鉄を初のリーグ優勝に導いた。≪捕手≫ 梨田昌孝 プレーもさることながら、近鉄ナインにあって全国区の人気があるのは 大石と、この梨田でした。≪一塁手≫ 小川亨 正直言って迷った。すべてが地味だったが、当時の近鉄の象徴的な存在 だったように思う。≪二塁手≫ 大石大二郎 ※説明不要!≪三塁手≫ 中村紀洋 なんだかんだ言っても、やっぱりこの人でしょ。≪遊撃手≫ 村上隆行 現役後半はセンターを守ることが多く、守備も決して巧くなかった。 でもチームのムードメーカーとして欠かせない選手だった。≪外野手≫ ラルフ・ブライアント ※説明不要! 鈴木貴久 勝負強いバッティング。そして「10・19」でホームインし中西ヘッドと 抱き合うシーンは最高! 平野光泰 79年、初優勝時の斬り込み隊長。 ≪指名打者≫ チャーリー・マニエル ※「赤鬼」の異名、時の西本監督からは「マニエルおじさん」と呼ばれた。 79年のリーグ初優勝は、この人の貢献度が最も大きかった。 忘れてしまった選手もいるように思うけど・・・あなたはどうですか? 1日1クリックお願いします>>人気ブログランキング
2008.10.19
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先ほどの日記の続き。早稲田大・大石達也(2年、福岡大大濠高)の奪三振率は驚異的だ!今季4試合目の登板となった、今日の対明治大1回戦。斎藤佑樹(2年、早稲田実)を9回から救援した大石、得意の直球(Max151km)こそなかったが、130km台の直球にキレのあるスライダーやカーブを交えて明治大打線を無失点に抑えた。今日を含め、今季これまでの成績は次のとおり。10月11日、対法政大1回戦、1/3回、打者数1、奪三振数0。10月12日、対法政大2回戦、2回2/3、打者数8、奪三振数6。10月15日、対法政大4回戦、1回、打者数4、奪三振数1。10月18日、対明治大1回戦、1回、打者数4、奪三振数2。計算すると、打者17人に対し、奪三振数はなんと「9」個。奪三振率が52.9%とは、驚くしかないまだまだ試合が残っている早稲田大。大石の奪三振率がどこまで伸びるか、楽しみではある。-----------------------------------------------------そして先発した斎藤佑樹。いつもながら立派な投球に見えたけれど、唯一失点した6回に若干の不安を残したように思う。それは、低めに落ちる変化球を見極められるシーンが多かったこと。カウントを取りに行く時、そして最後の決め球として、斎藤がこの種の球を使うことが少なくない。でも特にこの回、明治各打者のバットが出ることはなかったし、そのことがピンチを拡げた要因に思えた。 斎藤、決して直球をストライクゾーンに投げる「真っ向勝負」の投手ではない。 外に逃げる球、低めに落ちる球などボール球で勝負するタイプの投手なのだ。だからそれを見極められるのは痛いし、今後の課題じゃなかろうか。解決策は本人がいつも言っているように、「力のある直球をいま以上に磨くこと」なんだろうけど、きっと 1日1クリックお願いします>>人気ブログランキング
2008.10.18
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今日の早稲田大vs明治大1回戦。早稲田大が斎藤佑樹(2年、早稲田実)、大石達也(2年、福岡大大濠高)のリレーで先勝した。早大 000 003 000 =3 明大 000 001 000 =1早稲田大の先発は斎藤、明治大は岩田慎司(4年、東邦高)。両投手の好投でスコア0-0のまま試合が進み、6回表ついに試合が動いた。走者一・二塁のチャンスに、岩田の二塁への悪送球で1点を拾った早稲田。なおも走者を一・三塁に置き、泉尚徳(4年、国士舘高)の放った一打が試合の流れを決めた。カウント1-1から、岩田の投げた低めに落ちる変化球(116km)。それを泉がすくうように流した打球は、レフト頭上を越える二塁打に。2人の走者が生還し、決勝打となった。泉尚徳。国士舘高3年の時、2003年センバツで甲子園に出場している。だが初戦の愛工大名電高に0-1で惜敗した。その後、一年の浪人を経て早稲田大に進学。高校時代のポジションはセンターだったが、大学では主にレフトやファーストを守っている。2年ほど前は、スタメン(ファースト)で出場することが多かったが、原寛信(2年、桐蔭学園高)が入学してからは、ファーストのポジションを奪われ、先発出場が減ったようにボクは思っていた。だが、わずかな出場機会でもちゃんと「仕事」をするのが泉、いつの間にかちゃんとレフトのポジションを掴んでいた。16日に行われた対法政大4回戦も、あまり目だたないが延長14回に初得点の突破口を開いたのは、泉の内野安打だった。エリート揃いの早稲田大にあって、和泉は地味な存在に見える。でも早稲田以外なら、たいていの大学で4番を打てる選手ではなかろうか、ボクはそう思っているのだ。こういう選手を脇役に置いておけるところが、早稲田の強さの証明なのかもしれない。------------------------------------------------以下、早稲田スポーツより。チームメイトで最も仲がいいのは須田幸太(4年、土浦湖北高)。よく二人でつるんでは近くのラーメン屋や定食屋に通っているらしい。泉にとって最後になるシーズン、抱負を「集大成」と色紙に書いていた。 1日1クリックお願いします>>人気ブログランキング
2008.10.18
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阪神球団、岡田彰布監督(北陽高-早稲田大)の後任に、OBでもある真弓明信氏(柳川商高)が決まったようだ。今日の日刊ゲンダイではこんな記事が出ていた。「特に野球理論を持っているわけではない。監督に押された理由は、たんに『顔』。近鉄バファローズのコーチ時代にも、梨田昌孝氏や小林繁氏とトリオを作って女性ファンを獲得していたし、他の候補者と比べて『花』があった」他の候補者、最後まで監督の座を争ったのは木戸克彦作戦兼バッテリーコーチ(PL学園高-法政大)。一部の報道では、広澤克実打撃コーチ(小山高-明治大)や平田勝男二軍監督(長崎海星高-明治大)などの名前も挙がっていた。 木戸、広澤、平田。この3人、阪神球団だけでなく、80年代前半の東京六大学リーグを盛り上げた選手たちという共通点もある。 彼らの名前を聞いた時、ボクはその頃のことを思い出してしまうのだ。当時の六大学リーグ。ボクの記憶では、広澤や平田がいた明治大と、木戸がいた法政大がほぼ交互に優勝していた時代。早稲田大も慶應義塾大も現在ほど強くはなかった。明治大、広澤は4番にどっかりと座るスラッガーだった。ただグラウンドで立ち振舞う姿はいつも飄々としていて、一部のファンからは熱い支持を得ていたように記憶している。※いま明治大で4番を打つ佐々木大輔(4年、日大三高)を 広澤とダブらせてボクは見ていたことがあるけれど、 残念ながら広澤の域まで達していないのが残念ではある。そして平田、ボクにとってバッティングの印象はあまりない。あるのはショートを守る彼のキレイなプレー。 早くから自他ともにプロで活躍することが約束されていたような選手だった。一方の法政大。後にプロで活躍する選手、高校野球で名を馳せた選手など多彩だった。木戸はいつも5番・捕手。クリーンアップはPL学園高出身者で固定されていて、3番はひょうきんな性格で人気を集めていたレフト・西田真二(現・四国九州アイランドリーグの香川オリーブガイナーズ監督)。4番は1年生の春季リーグから常に4番だったファースト・小早川毅彦(現・広島打撃コーチ)。その他には、田中富生(投手、元プロ野球選手、南宇和高)池田親興(投手、現・評論家、高鍋高)川端順(投手、現・広島フロント、鳴門高)和田護(投手、現・日本文理大付高野球部監督、日大藤沢高)、武藤一邦(外野手、現・成城大野球部コーチ、秋田商高)そして、センバツを制した左腕・樽井徹(投手、現・浜松商高野球部コーチ)、「バンビ」の愛称をもった坂本佳一(投手、現・会社員、東邦高)甲子園で打球が直撃した銚子利夫(内野手、現・横浜フロント、市立銚子高)らがいた。1日1クリックお願いします>>人気ブログランキング
2008.10.17
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昨日の続き。法政大・加賀美希昇(2年、桐蔭学園高)は、スゴイ投手になるかもしれない!法政大vs早稲田大4回戦の録画中継をネットで見ていて、ボクはそう思った。スコア0-0で迎えた延長14回、失点を喫してベンチに下がる時に悔し涙を流す加賀美の表情が、ボクをしてそう思わせたのだ。加賀美が悔し涙を流すシーンは、こんな場面で訪れた。-------------------------------------------------------チャンスを掴みながら得点に結びつかない早稲田。ヒット自体がなかなか出ない法政。試合は0-0のスコアのまま延長14回に突入した。早稲田の応援席からは「紺碧の空」の歌声が聞こえる。3日前に完投して115球を投げ、この日も先発登板した加賀美の投球数は、この時すでに200球に迫ろうとしていた。この回のトップバッター、5番・後藤貴司(2年、早稲田実)をサードライナーに打ちとったものの、この後に加賀美はピンチを招く。6番・泉尚徳(4年、国士舘高)がサード強襲のレフト前ヒットで出塁。7番・松永弘樹(2年、広陵高)は詰まりながらもライト前に落ちるヒット。そして、8番・小島宏輝(3年、愛工大名電高)にはカウント2-0から投げた3球目を三遊間をゴロで抜けるヒットを打たれ、一死満塁のピンチ。※この小島のヒット、捕手の石川修平(3年、小山西高)は外角に外すよう サインを出したが、疲労を隠せない加賀美の投げた変化球は真ん中に 入ってしまったことが、結果論ではあるけれど「大きな誤算」だった。9番・土生翔平(1年、広陵高)を、カウント2-1から落ちる変化球で見逃し三振に斬って取り、二死満塁。そして1番・上本博紀(4年、広陵高)との対戦。1球目、変化球が高めに浮いてボール。2球目、スライダーが外角低めに外れてボール。3球目、147kmの直球が高めに浮いてボール。4球目、145kmの直球が外角に遠く外れてボール。あぁ、ストレートのフォアボールで押し出しだ・・・加賀美、ついに失点を喫する。ヒザに手をあて、何度も何度も呼吸を整えようとする加賀美。疲労が限界に達していることは、誰の目にも明らかだ。ベンチの法政大・金光興二監督がマウンドの加賀美に声をかける。「大丈夫かー?」「O・Kかー?」金光さんには、加賀美へのいたわりの表情が画面を通して読み取れた。2番・細山田武史(4年、鹿児島城西高)が右打席に立つ。1球目、117kmの変化球が決まりストライク。2球目、スライダーが外角低めに外れボール。3球目、142kmの直球を内角に投げたが、ホームを覆うような構えで立つ細山田のバットを握る手に当たる死球を与え、2点目を献上した。この瞬間、事実上の勝敗は決した。帽子を頭からはぎ取って、呼吸を荒げる加賀美。堪らず金光監督はベンチを飛び出して、主審に小松剛(4年、室戸高)への交代を告げた。加賀美、先輩のエース・小松がマウンドに駆け寄るのを待って、大事そうにボールを渡す。この時、小松が加賀美の肩をポン!と叩き何か声をかけたらしく、それがキッカケとなって加賀美の目に涙が溢れだした。悔し涙を見られないよう帽子を目深にかぶり直し、ベンチに向かって駆けだす。その途中、涙が止まらないのかグラブで顔全体を覆ってベンチ奥に下がった。迎えるベンチの選手たちの中に、加賀美に声をかける誰もいない。たぶん、かけるべき言葉を持ち合わせていなかったのかも知れない。救援した小松が3番・松本啓二朗(4年、千葉経大付高)と相対する間もベンチ奥では加賀美が泣きじゃくっていた。----------------------------------------------------------こんなに悔しさをストレートに表現する野球選手を、ボクは久しぶりに見た気がする。※特に法政では江川(卓)以来、何があっても感情を押し殺して 淡々と投げる投手が多かった。選手が大きく成長するキッカケには、目一杯の悔しさや挫折感が肥やしになるものだとボクは思っている。だから後々、加賀美がプロの世界で大きく飛躍した時、この試合が分岐点になった、ということになればと期待したい。最後に。加賀美がこの試合で見事に踏ん張れたのは、対早稲田大1回戦で完投勝利を挙げたエース・小松剛の気迫が十分に影響を与えたのだろうと、ボクは勝手に推測している。1日1クリックお願いします>>人気ブログランキング
2008.10.16
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東京六大学リーグ。今日行われた法政大vs早稲田大4回戦は延長14回の末、スコア2-0で早稲田大が勝利。これで早稲田大は2勝1敗1分けの勝ち点を3として単独首位に立った。以下、日刊スポーツ。早大・斎藤佑樹投手(2年=早実)が9回をわずか87球、被安打2本に抑えて法大を0封した。中1日となった先発マウンドは援護のないまま0-0で降板した。試合は早大が延長14回表に満塁と攻め、押し出しで決勝点を挙げて2-0で勝利をつかんだ。斎藤は「初回から最後まで気を抜けない試合だった。勝ててよかったです」と話した。(延長14回)早大 000 000 000 000 02 =2 法大 000 000 000 000 00 =0凄まじいゲームだった・・・優勝を賭けて両校ともに負けられない試合。予想どおり早稲田大の先発は斎藤佑樹(2年、早稲田実)、法政は加賀美希昇(2年、桐蔭学園高)。試合の詳細を知りたくて、ネットで録画中継を見たかった。けれど、まだ更新されていないようなので、東京六大学野球連盟から下記の箇所を引用。早大は延長14回、1死から泉、松永、小島の3連打で満塁とすると、上本が押し出し四球を選び先制、続く細山田も押し出し死球でさらに1点を追加した。早大の斎藤佑は9回をわずか2安打に抑え零封、あとを受けた大石、松下も好投し、最後まで法大打線を寄せ付けなかった。法大は先発の加賀美が延長13回まで早大打線に得点を許さない力投をみせたが、最後に力尽きた。<斎藤佑樹の成績>9回、87球、被安打2、奪三振5、与四死球1、自責点0。<加賀美希昇の成績>13回2/3、215球、被安打11、奪三振14、与四死球4、自責点2。この結果、早稲田大は2季ぶりの優勝に大きく前進。法政大は優勝争いから完全に脱落した。ただ春季リーグは不本意な5位だった法政大。今季はここまで大健闘。今日の試合も加賀美が最後まで粘りに粘った。負けはしたものの健闘を讃えたい(特に加賀美に!) 1日1クリックお願いします>>人気ブログランキング
2008.10.15
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東京六大学リーグ、今日の法政大vs早稲田大4回戦は雨のため順延。明日15日(水)13時~、行われる。明日の東京地方の天気は「雨のち晴れ」。6-12時 降水確率 80%12-18時 降水確率 20%開催は、ちょいと微妙かもしれない・・・もし明日行われるなら、今日の順延により、明日の先発は昨日の予想とは違ったものになる。早稲田大は中一日空いたため、斎藤佑樹(2年、早稲田実)が登板可能になる。一方の法政大、こちらの予想は難しいけど、第2戦で好投した加賀美希昇(2年、桐蔭学園高)だと思う。ホントなら「未完の大器」と呼ばれる武内久士(3年、徳島城東高)あたりが先発して、完投勝利でも収めてくれたらチームにとっては最高だろうけど。--------------------------------------------------------今日付けの日刊ゲンダイより。昨日の第3戦で、見事に法政大にリベンジを果たした斎藤佑樹のコメント。「負けたらチームは終わり。勝つことだけを考えて投げました」 対法政大第1戦で変化球を狙い打たれ、5回で降板した反省から、「もう一度、投球フォームを見直した。真っ直ぐと変化球をバランスよく投げた」何度も走者を背負いながらも、緩急をつけて打者をかわし、決定打を許さなかった。----------------------------------------------------------明日の第4戦。勝敗とともに、もうひとつ見どころがある。それはドラフト候補、早稲田大・松本啓二朗(4年、千葉経大付高)が通算100安打に、あと「3本」にまで迫っていること。 先日、同僚の上本博紀(4年、広陵高)がこの記録を達成しており、松本も明日の法政大戦で達成できるかもしれない。この松本啓二朗。今季も小技を含む打撃はもちろん、強肩や好走塁を盛んにアピールしている。 プロでいえば稲葉篤紀(現・日本ハム、中京大中京高-法政大)タイプの選手で、どこの球団が指名してもおかしくない選手だ。----------------------------------------------------------もうひとつ。早稲田大のドラフト候補選手3名のこと。松本、上本、そして細山田武史(4年、鹿児島城西高)。彼らを読売や西武が指名するかどうか、ボクには興味深い。それは、早稲田大・應武篤良監督の過去の「語録」があるから。■読売に対して。(「あま野球日記」2007.3.5より)「若手をロクに育てようとせず、FAでどんどん出来上がった選手を獲得。用が済んだらポイ! という球団に大事な教え子を預ける気はない」■西武に対して。(「あま野球日記」2007.11.1より)自チームの選手を巻き込んだ西武裏金問題が発覚した時、西武に対して「クソバカタレ!」と言い、西武は球団を持つ資格はない」とまで叫んでいた。果たして結果はどうなる?注目のドラフトは10月30日行われる。1日1クリックお願いします>>人気ブログランキング
2008.10.14
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昨日の立教大-東京大2回戦、立教大が連勝し、今季初めての勝ち点を挙げた。そして、東京六大学リーグで記念すべき「通算3000本塁打」が立教大の選手から飛び出した。本塁打を放ったのは、立教大・五十嵐大典(3年、新潟明訓高)。自身のリーグ初本塁打が、リーグ記念の3000本塁打になった。今日付けの朝日新聞が五十嵐のコメントを伝えている。「手応えがなかったので全力で走った。まさか入るなんて」「(3000本塁打まであと1本となって、その記念打を打つのは)3番の田中か、4番の浅山さんかと、仲間と話していました。僕? 全く話題にもあがりませんでした」五十嵐大典。高校時代は、2005年(3年生)の夏に甲子園に出場した。だが、1回戦で宇部商高にスコア4-7で敗退してしまった。新潟県予選、中越高との決勝での五十嵐の活躍ぶりをアサヒ・ドット・コムで見つけた。「逆転された。勝ち越されもした。でも、食らいついた。『甲子園に行くんだ』。新潟明訓の選手は、グラウンドに飛んだ412球に思いを込めた。そして、3時間47分の激闘を制した。試合を決めたのは、五十嵐大典主将の一振りだった。 延長14回表。2死一塁で打席に入った。『一球にしがみついてやる』。インコース高めの直球を振り抜いた。打球は、中堅フェンスまで伸びた。中堅手が取ったかに見えたが、打球はこぼれた。三塁打。五十嵐選手は、両手を高々と挙げた」------------------------------------------------------------話題は変わって・・・。昨日朝のテレビ『サンデーモーニング』(TBS系列)では、いつも「喝!」と叫ぶ立教大OBの大沢啓二さん(大沢親分)とキャスターの関口宏さんがクチをそろえて、「立教は弱い!」と嘆いていた。なにも公共の電波を使って言わなくても・・・と思うが。長嶋茂雄氏がいた頃の、立教黄金時代を知るOBたちの現役選手への叱咤激励は辛辣過ぎるぞ1日1クリックお願いします>>人気ブログランキング
2008.10.13
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東京六大学リーグ、法政大vs早稲田大3回戦の結果。法政大が1回戦で勝利したものの、昨日は引き分け。第3戦の今日は、早稲田大がスコア5-0で法政大を降し、1勝1敗1分けのタイに持ち込んだ。第4戦は明日、神宮球場で行われる。法大 000 000 000 =0 早大 010 100 03X =5早稲田大・先発の斎藤佑樹(2年、早稲田実)は、法政打線を9回、被安打6、与四死球4に抑え、完封で一昨日のリベンジを果たした。法政大の先発は、故障後の復帰から間もないものの、一昨日完投勝利したエース・小松剛(4年、室戸高)。だが2回2/3で降板し、その後は藤田卓(3年、丸亀城西高)-二神一人(3年、高知高)-武内久士(3年、徳島城東高)-上野悠史(3年、平塚学園高)、西航平(3年、国府高)と継投でつなぎ、打線の反撃を待ったが、早稲田・斎藤に散発6安打では勝ち目がなかった。昨日も書いたけど、対戦が長引くほど、投手力の差が結果にモロに現われて、早稲田大のほうが数倍有利になってくる。投手個々の潜在能力なら、早稲田大に引けをとらない法政投手陣。だが実践経験が少ないこともあり、今ひとつ安定感に欠ける。明日の先発。早稲田大は、昨日の2回戦で救援し好投した大石達也(2年、福岡大大濠高)じゃなかろうか。 ※昨日の大石達也の成績2回2/3を投げ、8人の打者に相対し奪三振6、被安打0。そして、法政は???とりあえず今日、投手陣のほぼすべてが登場しており、いったい誰が投げるやら?こういう時は、武内久士に先発させ一か八かの賭けに出るしかないように思うが・・・。「好調の時」の武内なら、いかに早稲田打線でも簡単に打てまい 1日1クリックお願いします>>人気ブログランキング
2008.10.13
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東京六大学リーグ、法政大vs早稲田大3回戦。法政が1勝したものの、昨日は引き分け。今日は第3戦だが、試合は6回表を終わってスコア2-0で早稲田大がリードしているようだ。所用で神宮球場には行けなくなったが、携帯で途中経過をチェックしている。法大 000 000 =0 早大 010 10 =2予想どおり早稲田大の先発は斎藤佑樹(2年、早稲田実)。一方、法政大は故障復帰から間もないエース・小松剛(4年、室戸高)。斎藤は現在まで順調に投球しているようだが、法政は小松-藤田卓-二神-武内と継投して粘っている模様。<試合経過>早稲田大は4回裏、走者二人を置いて松本啓二朗(4年、千葉経大付高)が左前安打を放ち追加点を挙げた。1日1クリックお願いします>>人気ブログランキング
2008.10.13
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プロ野球併用日のため規定により延長なし。法政―早稲田戦はスコア1―1のまま9回引き分けとなった。 法政の先発は加賀美。初回は速い直球で押し、2回からは一転、制球を意識してか直球のスピードを抑えつつ変化球を交え早稲田打線を翻弄し続けた。唯一の失点はワイルドピッチによるもの。<加賀美の成績>9回、114球、被安打4、与四死球2、奪三振12。一方の早稲田、先発は松下だったが調子が悪いと見るや、4回途中から継投につぐ継投。計6人の投手をつぎ込んだ。投手力で劣る法政のほうが今日の引き分けは痛かった。あす、早稲田の先発は斎藤佑樹。法政は武内か二神、どちらにしても前回のような投球では苦しい。
2008.10.12
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パ・リーグのクライマックスシリーズ、その第1戦をテレビで観ている。ボクにとって、プロ野球を見るのは久しぶりだ。さすがに身体の大きさ、スピード、スタンドの雰囲気、どれも学生野球とは違う。ただ、戦況にボクの意識が行くことはない。正直言ってどちらが勝ってるか、スコアを見てもすぐに忘れてしまう。ボクの意識が向くのは、時折テレビに映る日本ハム・梨田昌孝監督とオリックス・大石大二郎監督の姿で思い出す「在りし日の近鉄バファローズ」のこと。例えば「伝説の10・19」。大石大二郎(静岡商高-亜細亜大-近鉄)。この日、大石は二塁手としてダブルヘッダーにフル出場しており、第2試合9回裏、すでに優勝はなくなったのに最後の守備についていた。涙を見られないように帽子を目深にかぶっていた大石の姿を思い出す。(後日、ビデオを見て知ったことだけど)梨田昌孝(浜田高-近鉄)。第1試合、代打で登場し決勝の一打を放ったのがこの梨田。ただその直前、代打は当然自分だろうと思い、ベンチを出て素振りを繰り返していた。だが、仰木彬監督(当時、故人)はなかなか「代打、梨田」と主審に告げず、イライラしながらコールを待っていたっけ・・・(これも、後日ビデオで知ったこと)あの時、同じチームにいた二人が、大阪ドーム(旧称)で監督として戦っていることで、年甲斐もなくボクはつい感傷的になってしまうのだ。ボクはあの「10・19」を川崎球場でナマ観戦したことで、プロ野球にも「命がけ」とも形容できる凄まじい試合があることを同じ空間で体験できた。それがいい思い出であることは間違いない。でも弊害もあった。本当に旨いものの味を知ると贅沢になり、それ以外のものはクチにしなくなるのと同様、「10・19」以降はプロ野球が味気ないものに見えてきてしまったのだ。そんな事情があって、ボクのプロ野球観戦数は激減し始めた。いまトーナメント方式などのアマチュア野球好きになった理由には、そんな事情がある。-------------------------------------------------------- 「10・19」に関して、wikipediaで新しいエピソードを見つけた。少し長くなるけれど、原分のまま引用します。1988年、開幕から独走した首位西武を近鉄が後半追い込み一進一退の首位争い。西武が先に全日程を終了し近鉄は残り4試合。10月17日の阪急戦で痛恨の敗戦を喫し、優勝するためには残るロッテ3試合に全勝するしかなくなった。「ああ、ダメか・・・」という思いのナインを乗せたバスは翌日の東京遠征に備え、そのまま名神高速を走り京都へ移動。沈痛な車内で大石大二郎は、後方にいた佐々木(修)に「何か・・・頼む」と促す。佐々木はスックと立ち上がり声をふりしぼってこう唄いだした。「飛ぶ雲飛ぶ声飛ぶボール 飛ばせ雲までボールよとどけ!」。それは近鉄の球団歌だった。期せずして車内は大合唱となる。大の男たちがボロボロ泣きながら自分達の球団歌を絶唱する光景を背に、仰木彬監督は「これで負けても悔いはない。チームがひとつになったから・・・」と熱いものがこみあげた。それが10・19のダブルヘッダーとなった。(サンケイスポーツ、2007年5月19日)--------------------------------------------------------さて、クライマックスシリーズ。まだ試合が続いている。いま9回表、日本ハムの攻撃中。最近引退した某選手は盛んに「仰木監督・・・」と名前を連発していたが、このCSで勝利した監督にこそ(どちらでも)、仰木さんのことを語ってほしいものだとボクは思っている。1日1クリックお願いします>>人気ブログランキング
2008.10.11
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こんなに荒れた斎藤佑樹(2年、早稲田実)を見るのは初めてだ。法政大vs早稲田大1回戦。法大 300 001 000 =4 早大 000 000 011 =2この試合で先発した斎藤佑樹、目は(寝不足のように)腫れぼったく、直球は打者手前でワンバウンド。細山田武史捕手のサインには「逆球」を繰り返し、変化球は高めに浮くシーンが多く見られた。<斎藤佑樹の成績>5回、被安打4、与四死球2、奪三振2、自責点3。法政打線はその変化球に狙いを定め、試合開始直後に5番・佐々木陽(2年、作新学院高)、6番・和泉将太(3年、横浜高)らが適時打を浴びせ、一気に試合を決めた。----------------------------------------------------殊勲は1回表に打席に立ったトップバッター・難波真史(1年、中京大中京高)。2ストライクと追い込まれながら、(意図を持った)ファールを繰り返した。結局凡打で終わったものの、斎藤の立ち上がりにダメージを与えリズムを狂わせることに成功した。 そしてもう一人。今季、これまで調子の上がらなかった佐々木陽、この試合で久し振りに「仕事」ができた。斎藤から放った適時打は、レフトフェンス直撃の二塁打。佐々木自身も、チームにとっても明るい材料を得ることができた。殊勲が難波と佐々木なら、MVPは先発・小松剛(4年、室戸高)。背中の疲労骨折という故障が癒えて復帰したのが、先週の明治大戦。救援で2試合を投げたが、先発はこの試合が今季初。でも、そんな故障の不安など感じさせないリズムのある堂々としたピッチングを見せる。ピンチは何度もあったが、マウンド上では常に笑顔で野手に声をかけ、ピンチを乗り切るごとにハデなガッツポーズを繰り返す。ついには9回を投げ切り、完投勝利を収めた。<小松剛の成績>9回、被安打11、与四死球2、奪三振9、自責点2。フィニッシュで使った140km超の直球が、右打者の外角ギリギリに決まり、見逃し三振に仕留めたシーンは感動もの。ネット裏に押しかけたプロのスカウトたちが、小松を見直すかもしれないぞ!今季開幕戦から、ボクはベンチで声を出す小松の姿を何度も見た。「本当なら自分のいる場所はベンチでなく、マウンドなのに・・・」背番号「11」がそう言っているかのように寂しげに見えたけど、今日はその「11」がとても大きく、輝いて見えた。 1日1クリックお願いします>>人気ブログランキング
2008.10.11
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東京六大学リーグ。明日、いや今日は法政大vs早稲田大1回戦が行われる。勝ち点こそ同じ「2」ながら、明治に連敗し勝ち点を奪われた法政。一方の早稲田は、負けなしの4戦全勝で今日を迎えた。優勝争いでは一歩も二歩も早稲田がリードしているのは間違いない。今日、たぶん早稲田の先発は斎藤佑樹(2年、早稲田実)。問題は法政。表現は悪いけど今の状態では、所詮ドングリの背比べ。ならば、エースの4年・小松剛(4年、室戸高)で行くのじゃなかろうか?ま、法政にとってはロースコアのゲームに持ち込んで、斎藤佑樹から1点でも多く得点するしか勝ち目はない。投球のクセを見抜いて勝利したのは昨秋。でも、今季の斎藤佑樹は盤石だぞ・・・-------------------------------------------------------この対戦カード、もうひとつの見どころはドラフト候補選手たちのこと。法政には小松剛がいる。早稲田には上本博紀(4年、広陵高)、松本啓二朗(4年、千葉経大付高)、そして細山田武史(4年、鹿児島城西高)がいる。小松剛。(「小松剛」をgoogleで検索すると、今日現在この「あま野球日記」が5位で登場する)昨年からどうにも調子の出ない小松、今月30日のドラフトで指名を受けることができるのだろうか。ボクは大いに「?」なのだ。指名されるためには、今日の早稲田戦で活躍してアピールするしかないか。上本博紀。(同、70位)今春の早慶戦で見せたホームスチールは圧巻だった。でも、ボクの記憶にあるのはそれだけだ。高い野球センスの持ち主であることはわかるが。ある雑誌では、現在のプロ野球選手に例えると仁志敏久(現・横浜、常総学院高-早稲田大)に似ていると書いていた。果たしてそうだろうか? 仁志ほどのパンチ力が上本にあるとは思えない。上本がプロで生きて行くとしたら、こちらも同じ早稲田の先輩・水口栄二(現・オリックスコーチ、松山商高-早稲田大-近鉄)のような「いやらしい打者」を目指したほうがいいように思うが・・・松本啓二朗。(同、9位)チャンスに強く、そして走攻守そろった素晴らしい選手と思う。世界大学選手権でつねに見せた笑顔が印象的。ある雑誌では、現在のプロ野球選手に例えると稲葉篤紀(現日本ハム、中京大中京高-法政大)に似ていると書いていた。ボクも同じことを思っていた。だから、彼はどこの球団に入団しても活躍できるのではなかろうか、ボクはそう思っている。細山田武史。(同、32位)「二番打者もやれる小技の効く捕手」という印象がボクにはある。雑誌には「リードの技術が高い」とか「リーダー性の素養」とか書いているが、そのへんはまるでわからない。 1日1クリックお願いします>>人気ブログランキング
2008.10.10
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東都大学リーグ・1部。昨日、いずれも今季パッとしない日本大vs青山学院大の2回戦が行われた。結果は、一昨日の1回戦、土壇場で追いつき引き分けに持ち込んだ青学大がその勢いに乗って、スコア2-1で勝利した。このゲーム、青森山田高出身の選手どうしが投打に分かれて「直接対決」するシーンがあった。選手の名前は、日本大の投手・野田雄大(2年)と青学大の加守田隆介(3年)。今日の対戦成績は、投・野田が打の加守田を4打数1安打と見事に抑えたようだ。---------------------------------------------------野田と加守田、高校時代にはバッテリーを組んでいた。チームのエースは柳田将利(当時3年、現・ロッテ)だったが、その陰に隠れた感のある、一学年下の野田への期待も大きかったようだ。3年前の春季東北大会から、そのエピソードを・・・以下、読売新聞(2005年5月30日付)から一部を抜粋。「大本命、青森山田が光星学院とのライバル対決を制し、5年ぶり5度目の優勝を飾った。期待される2番手右腕の先発・野田雄大(2年)が、14安打を浴びながらも145球を投げ抜き、スコア6-5で振り切った。 9回裏2死を取ったところで、すでに球数は136球を数えた。リードする加守田隆介主将(3年)は『ここまで来たら技術ではなくて気持ち』野田も1度も首を振ることなく、真っ向勝負を挑んだ。145球目で遊ゴロに打ち取ると、少しはにかんで整列に加わった。14安打で5失点したが、県内最大のライバルを相手に、最後までマウンドに立ち続けた」さて昨日の対決。野田、加守田に言われたように、ちゃんと「気持ち」で投げたろうか?加守田、野田の放る球に成長を感じたろうか?------------------------------------------------------柳田将利、野田雄大、加守田隆介のいた青森山田高。一方、光星学院高には(たぶん)桑鶴雄太(現・東北福祉大2年)、坂本勇人(現・読売)、そして今季はまだ登板のない村松伸哉(現・國學院大2年)がいた。当時の青森県大会・決勝、県内両横綱の対決は、大学野球ファンにとっても垂涎のゲームだった1日1クリックお願いします>>人気ブログランキング
2008.10.08
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夜10時ごろ帰宅。テレビには昔のアイドル? 石川ひとみが出演し、「まちぶせ」 を歌っていた。懐かしいなぁこの曲、リリースされたのは1981年らしい。ボクは、この曲が好きだった。作詞・作曲は荒井由実。ボクの世代にとっては「松任谷由実」より、「荒井由実」のほうがしっくりする。この曲のシメは「あなたを振り向かせるっ」 石川ひとみならまだいいが、荒井由実が歌ったらチョイと怖い気がしないでもない。石川ひとみ、現在49歳。------------------------------------------------------ぜひプロ野球のスカウトたちに「振り向いて」欲しい高校生がいる。(強引なフリですが、ご容赦を・・・)その選手は、市立川越高 ・遠藤力。雑誌『野球小僧 2008年10月号』(白夜書房刊)を読んでいたら、遠藤の名前を見つけ、ボクは嬉しくなった。『野球小僧』には高校生ドラフト、予想選手の一人として遠藤が紹介されていた。曰く、「変化球を待って速球に対応でき、左腕のカーブを呼び込んでの痛烈センター返しは全国級だ」上手い表現だなと思ったボクは、今夏の埼玉県大会で遠藤を何度か見ることができた。そもそもは遠藤目的で見ていたのではなく、市立川越高の試合を見ている内、目を奪われたのだ。今年7月17日、ボクは日記にこう書いた。「遠藤、ボクは見るたびに思うのだけど、左打席にスッ!と立って構える姿に、なんだか『雰囲気』を感じる打者なのだ」どんな直球や変化球がきても、軸がぶれずに対応できるタイプに見える。ぜひドラフトで指名してほしいのだけど・・・地元つながりで、西武あたりはいかがでしょう1日1クリックお願いします>>人気ブログランキング
2008.10.07
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東京六大学リーグ。法政大vs明治大、一昨日の1回戦は野村祐輔(1年、広陵高)が完封。昨日の2回戦は、いまひとう調子の上がらなかった岩田慎司(4年、東邦高)が同じく完封で勝利し、明治大が連勝。2つ目の勝ち点を挙げた。これで早稲田大、明治大、法政大、慶應義塾大は勝ち点2で並び、優勝争いは混沌としてきた・・・。※既報のとおり慶應大vs東大1回戦は東大が勝利したものの、 その後慶應が連勝し勝ち点を挙げた。--------------------------------------------------------------一昨日(4日)の法政大vs明治大1回戦。ボクは神宮球場に足を運んでいた。ただ到着したのは、スタメンのアナウンスを終えた後。だからスコアボードに表示された明治大の選手に、「3番・レフト・山口」と書かれていたことに、申し訳ないけれど、ボクは山口とは誰かを気づかなかった。明治の3番・レフトは小道順平(3年、二松学舎大附高)しか想像できないし、「小道は故障なのだろうか、まだ回復しないのだろうか」としか思わなかった。そしてプレーボール。1回表、3番・山口が登場する時の場内アナウンスを聞いて、山口とは誰かを初めて知ることができた。「3番・レフト・山口・春日部共栄高校・・・」そうか、山口とは山口将司(2年、春日部共栄高)のことか山口といえば、2006年夏の埼玉県大会準々決勝をいつも思いだす。増渕竜義(現・ヤクルト)を擁した鷲宮高戦でサヨナラ負けを喫し、セカンドのポジションで暫く動けないままでいた山口の姿を。(※その時の日記は、こちらをご覧ください) 高校時代は、たしか小技が得意でポジションはセカンドだった山口。2年の月日を経てまるで違う打順、ポジションになっていた。でも、打席に立つ姿は過去のボクのイメージどおりだった。バットを短めに持って構え、なんと一死走者二塁でいきなりセイフティバントを敢行してみせたのだ。見事に内野安打を記録し、チャンスを拡大した。第2打席、一死二塁でまたも三塁前にセイフティバントを試み成功。第3打席は明治が先制点を挙げたもの、攻撃は1点だけで終わりそうな空気の中、しぶとく四球を選び、追加点に貢献した。この試合、山口は4番につなげる、新しい3番打者のスタイルをうまく表現できていたように思う。試合終了後、他のだれよりも汚れたユニフォームが印象的だった。 1日1クリックお願いします>>人気ブログランキング
2008.10.05
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首都大学リーグ・1部。昨日、筑波大vs大東文化大2回戦が行われ、1回戦に続き筑波大が勝利。3つ目の勝ち点を挙げた。大東大 100 100 100 =3 筑波大 000 103 100 =56回裏、逆転打を打ったのは筑波大の5番・青山直史(4年、愛工大名電高)。一死満塁のチャンスに登場し、走者一掃の三塁打を放った。----------------------------------------------------この青山、高校時代には現在チームメイトになった坪井俊樹(4年、社高)と甲子園で戦ったことがある。それは2004年のセンバツ、準決勝でのこと。【2004年センバツ・準決勝】社高 000 100 001 =2 名電 002 010 000 =3 一昨日このブログで書いたとおり、愛工大名電高は計13個のバントを繰り出し、社高の坪井を揺さぶり続けた。その皮切りになったのは3回裏、青山のバント。これが社高の敵失を誘い先制点を導き、愛工大名電高の勝利に大きく貢献した。------------------------------------------------------そして筑波大の先発投手は久保貴大(1年、佐賀北高)。4イニングを投げ、被安打2とゲームメイキングに貢献した。久保貴大。憶えている方も多いと思うけど、彼は昨夏の甲子園で優勝した佐賀北高のエース。アサヒ・ドット・コムには、その決勝戦の模様が記されている。110球目。最後の打者への決め球は、やっぱり得意のスライダーだった。空振り三振。佐賀北に歓喜の瞬間が訪れた。久保は一瞬、頭の中が真っ白になったが、両腕を突き上げると駆け寄ってくる仲間たちにもみくちゃにされた。「きょうは苦しく、試合が長く感じた」 先発の馬場が打ち込まれ、2回途中からマウンドへ送られた。この日で7試合目。疲労はピークで、腕が振れず、ほぼ毎回長打を浴びた。味方の攻撃は三者凡退が続き、ベンチでゆっくりと休む間もなかった 逆転劇を呼び込んだのも、久保だった。佐賀大会からの通算安打は1本。だが、4点を追う8回1死無走者で、「絶対につなごう。打てる球は積極的に打っていこう」左前安打で出塁すると、安打と2四球で生還。副島の逆転満塁本塁打につなげた。参加校数4081校。強豪私学でもなんでもない「普通の公立高校」のエースが、甲子園の優勝投手になった。 (以上、アサヒ・ドット・コム)筑波大、戦力の充実ぶりには目を見張るものがある-----------------------------------------------------余談だけど・・・、佐賀北高、優勝メンバーの進学先を。■久保貴大とともに投手の軸だった馬場将史は中央大 (東都大学リーグ2部)。■バッテリーを組んでいた捕手・市丸大介は早稲田大 (東京六大学リーグ)。先日、公式戦に初登場した。■馬場崎俊也は立命館大(関西学生リーグ1部)。■決勝戦で広陵・野村祐輔(現・明治大)から逆転満塁本塁打を放った 副島浩史は福岡大(九州六大学リーグ)らしい。1日1クリックお願いします>>人気ブログランキング
2008.10.05
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東京六大学リーグ。早稲田大と優勝を争うのはどちらか。法政大と明治大、1回戦が昨日が行われた。明治大 000 021 000 =3 法政大 000 000 000 =0 スコア以上に明治大が圧勝したように見えた。何より先発し完封した野村祐輔(1年、広陵高)が素晴らしかった。140km前後の直球とスライダーを織り交ぜ、計12個の三振を奪った。特にスライダー、法政の打者が(たぶん)わかっているのに、まるでバットに当たらない。9回を投げ、被安打2、奪三振12、与四死球2、自責点0。完璧な投球だった 一方の法政大、先発は加賀美希昇(2年、桐蔭学園高)。最近ブレーク中の投手だが、この試合は今ひとつだった。特に5回。走者を三塁に置いて、打者へ変化球を投げたが捕手が後逸。 先制点を奪われてしまった。ここで集中力がキレたように見えた。ロージンを地面に強く叩きつけ、イライラを隠せない様子。後続打者に四球や安打を提供し、5回途中でマウンドを降りた。ただ、法政大にとって好材料もある。エース・小松剛(4年、室戸高)が加賀美を救援し、今季初登板したこと。成績は、3回1/3を投げ、被安打1、奪三振3、与四死球2、自責点1。これまでの試合はいつもベンチ。スタンドから見た彼の背中が寂しげに見えたが、久しぶりのマウンドではイキイキとしていて、明治打線をほぼ完璧に抑えた。来週の早稲田大戦を控えて、遅まきながらエースが復活した。1日1クリックお願いします>>人気ブログランキング
2008.10.05
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まさか? なことが起きた。東京大が慶應義塾大に逆転勝ちし、連敗記録を16でストップさせた。対慶應戦では、2003年秋以来5年ぶりの勝ち星だ。東京大 000 100 100 =2 慶應大 100 000 000 =1 東京大が1点リードで迎えた9回裏、東大ナインが最後の守備につくと、球場全体を異様な空気が包み始める・・・。 三塁側・東大ベンチのすぐ後ろに座っていた年配の男性が、エースの鈴木優一(愛知・西尾高)に声援を送る。「鈴木~、固くなるな~、気楽に行けよ~!」でも、その声が緊張で震えていた慶應ベンチも「あり得ない」事態が起きそうな気配に、緊迫感が満ちていた。双方の様々な思いがグラウンドで交錯する中、慶應の4番・青山寛史(2年、関西学院高)が打席に入る。(この打者は、いつも何かド派手なことをしそうな雰囲気をもっている)カウント1-1から青山が放った打球は、ライナーで右中間に飛んだ。ワンバウンドで捕球したライトは、セカンドへ返球したものの横に逸れる。カバーに入ったショートの脇も通過して、ボールは転がってサードに達した。(試合前のシートノックでは、よくこういった緩慢なプレーを見かけるが)青山、すかさず二塁を狙うが、間一髪サードからの返球が早くタッチアウト。東大応援席からは大きな歓声と拍手が起きた。(これで、試合の流れが決まった!)後続の5番・湯本達司(2年、野沢北高)、6番・漆畑哲也(3年、慶應高)が相次いで凡退しゲームセット。勝利を決めた瞬間、応援席を埋めた学生やOBたちが手に持ったブルーのメガホンが大きく揺れた。涙を流す女性の姿もあった。鈴木の表情は強張っているように見えたが、ナインに声をかけられて初めて笑顔に変わった。110km前後の変化球を主体に、約130kmの直球を織り交ぜて慶應打線を翻弄した。一方の慶應、先発は中林伸陽(3年、慶應高)だったが4回に打球が直撃。その後も続投したが、結局5番・高橋雄康に同点の適時打を浴びてマウンドを降りた。1日1クリックお願いします>>人気ブログランキング
2008.10.04
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まさか?なことが起きた。スコア1―1で迎えた7回表、二死一・三塁でレフト前への適時打が飛び出し、試合の主導権を握る。その後はエース・鈴木が慶應打線を1安打に抑え、東大を勝利に導いた。勝利を決めた瞬間、応援席を埋めた学生やOBたちが手に持ったブルーのメガホンが大きく揺れ、涙を流す女性の姿もあった。勝利後、整列し応援団に挨拶する選手たちの表情は一様に強張って見えた。完投勝利の鈴木、110キロ前後の変化球を主体に、約130キロの直球を織り交ぜて慶應打線を翻弄した。一方の慶應、先発は中林だったが4回に打球が直撃。その後も投げ続けたが、結局同点の適時打を浴びてマウンドを降りた。
2008.10.04
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首都大学リーグ・1部。 昨日行われた筑波大vs大東文化大1回戦。筑波大がスコア2-0(延長11回)で先勝、首位を走る東海大(勝ち点3)をきっちり追走中だ。勝利投手は、プロ注目のエース・坪井俊樹(4年、社高)。11回を投げきって完封、被安打をたったの1本に抑えた。※雑誌『野球小僧』(白夜書房刊)の坪井評。「100km前後のカーブの残像を利用して、130km台の速球で詰まらせていた投球術から、角度(185cm)を生かした速球で圧倒する力の投球もレパートリーに。変幻自在な左腕に進化中」坪井俊樹。先ごろ行われた世界大学選手権では3試合に登板。チェコ戦では勝利投手になるなど、貴重な左腕として活躍。高校時代は、現・早稲田大の大前佑輔(3年)とダブル左腕エースを形成。2004年のセンバツでは、準決勝までコマを進めたものの、愛工大名電高の計13回に及ぶバント作戦でことごとく守備陣を揺さぶられ、スコア2-3で惜敗した。このセンバツ大会、優勝したのは初出場の済美高。創部3年目のチームが優勝を飾ったことで大いに話題を呼んだ。当時の済美高、エースは福井優也(現・早稲田大2年)、4番打者は鵜久森淳志(現・日本ハム)だった。 1日1クリックお願いします>>人気ブログランキング
2008.10.04
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まず東都大学リーグ・1部のこと。今季から1部に昇格した中央大。2カード連続で勝ち点を挙げ快進撃を続けていたが、昨季の覇者・東洋大に連敗。残念ながら、3つ目の勝ち点を挙げることができなかった。そして神奈川大学リーグ・1部。元・駒大苫小牧高の監督だった香田誉士史コーチが率いる鶴見大。これまでの成績は3勝6敗で勝ち点1。6チーム中、5位に甘んじている。いかに香田さんとて、常勝チームに仕立てるには時間が必要のようだ。-----------------------------------------------大学野球・監督たちの言葉より。以下、『大学野球 2008秋季リーグ戦展望号』(ベースボールマガジン社刊)より引用。■元プロ野球の投手だった中央大・高橋善正監督のコメント。就任1シーズンで2部から1部に昇格させた高橋監督。年齢は64歳、選手たちとは40歳以上の年齢差がある。「今の若い人を分ろうとすること自体に無理があるんですよ。共通点と言えば、野球小僧だったことぐらい。彼らが私のことを理解しようがしまいが、『勝つためにはこうしないとダメなんだ』と話しているだけ」「まずチームの基礎を作りたい。監督が代わるたびにチームも変わるのではなく、中央大学の野球はこういうものだというものを確立しなければ、常に優勝を狙える安定勢力をもったチームにはなれません」■高校野球界ではすでに地位も名誉も得た後、無名の鶴見大のコーチに就任した香田誉士史氏のコメント。大学野球部専用のグラウンドがない。付属の中高の野球部と共用し、平日は週2回しか使うことができない。予算も隔年で10万円。1年当たり5万円では、ボールも満足に買うことができない。学生課に配属され、夕方5時まで仕事もこなさなければならないなど香田さんを取り巻く環境は劣悪なのだ。でも、そんな状況にあっても香田さんは前向きだ。「おもしろいっちゃ、おもしろいでしょ。魅力はあるんだよ。まだ3位以内に入ったことがないっていうんだけど、選手の能力からいったら十分優勝争いできるものはあるからね」「自分なりにプライドもあるから、中途半端にはやりたくない。まだ何も始まってないし、何も変わっていないよ。クルマのエンジンでいったら、まだ、かからずウイイイ~ンっていってるじょうたいかな(笑)」-------------------------------------------------正直言って、香田さんなら、もっと好条件の転身先が山ほどあったとボクは思う。それでも結果として今の職場を選んだ。あまりに要領が悪い人に見えてしまうが、そんな生き方を選んだ香田さんに、ボクは密かに好感を抱いている。そういえば、香田さん。駒大苫小牧高に就任した当初も、やる気のない部員たちを鍛え直すことから監督業を始めたんだっけ 1日1クリックお願いします>>人気ブログランキング
2008.10.02
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東都大学リーグ・1部。青山学院大が立正大に連敗。いまだ勝ち点はなく、まさかの最下位に沈んだ。いったい、どうしちゃったんだ、青学?この両校には、横浜高OBたちが名を連ねている。青山学院大の1番・サード、下水流昴(2年)、一方の立正大には2番・セカンドに黒葛原祥(3年)。ただ同じ横浜高出身ながら、一学年違うことで、最後の夏、甲子園出場の有無の明暗が分かれた。一年先輩の黒葛原の最後の夏(高校3年)は、神奈川県大会4回戦・慶應高校にスコア1-2で敗れたことで、幕を閉じた。だからこの年の夏、甲子園への出場は叶わなかった。当時のチームメイトには、次の選手たちがいた。和泉 将太 (法政大3年)櫻田 裕太郎 (八戸大3年)川角 謙 (青山学院大2年) そして下水流。最後の夏(2006年)、下水流は甲子園に出場した。だが、初戦で中田翔(現・日本ハム)や謝敷正吾(明治大2年)を擁する大阪桐蔭高にスコア6-11で敗退した。当時のチームメイトは、前述の川角謙のほかに次の選手たちがいた。高濱 卓也 (現・阪神タイガース)松本 幸一郎 (横浜高3年)越前 一樹 (立正大2年) 1日1クリックお願いします>>人気ブログランキング
2008.10.01
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