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世界大学選手権、26日は準決勝が行われ、日本は韓国に6-1で勝利し決勝に進出した。日本の先発は早稲田大の斎藤佑樹(2年、早実)。韓国打線を5安打1失点、8奪三振に抑え完投した。だが翌27日の決勝では米国と対戦。 日本は延長12回の末、スコア0-1で惜敗し初優勝を逃した。米国は3連覇で3度目の優勝。決勝の先発は明治大の岩田慎司(4年、東邦高)。延長10回途中まで無失点の好投をしたものの、3番手で登板した青山学院大の井上雄介(4年、千葉経大付高)が12回表に失点。打線は5安打に抑えられ準優勝に終わった。(以上、時事通信)※準決勝・決勝の模様は8月1~2日にJ-SPORTSで録画中継されるそうなので、それを見てから詳報を書きます。-----------------------------------------------世界大学野球の決勝は、延長12回にもつれた末の敗戦だった。いま話題の延長11回以降はタイブレイク方式だったら、どうだったんだろう? なんて不埒な考えが頭に浮かんだ突然のルール変更に、JAPAN代表の星野仙一監督は怒り心頭らしい そして、全日本アマチュア野球連盟も追随。北京五輪で延長十一回以降に、無死一、二塁から攻撃を始めるタイブレーク制導入を打ち出した問題で、国際野球連盟(IBAF)のジョン・オスターマイヤー事務局長に対し、抗議文を送った。(読売新聞)という。星野さんもマスコミも「北京五輪野球」の話題を煽っている。ボクはそれが不思議で仕方がない。そもそもルール変更以前に世界における野球のポジションを再確認しておく必要があるのでは?なぜなら、■野球というスポーツの「世界を覇権」を争うのはWBCであること■北京五輪、米国はマイナーから選手が選出されること■野球はこの北京五輪がとりあえず最後になることだから、その五輪で仮りに金メダルを獲ったからといって、いったい何の価値があるのだろう?予想外に他の競技で金メダルの獲得数が少ない時の、「保険」的意味しかないのではなかろうかならば五輪で金メダルを目指すよりも、以前ホークス・松中信彦が言っていたように、「将来のWBCに出場するはずの若手選手の経験の場」にした方が、ず~っと意味があるとボクは思うのだ。例えば、今回世界大学野球に出場した選手たちでもいい。それがダメなら、ノンプロ(社会人)選手やプロ二軍の若手だってよかった1日1クリックお願いします>>人気ブログランキング
2008.07.28
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きょう横浜スタジアムで行われた決勝戦。延長13回までもつれる熱戦は、慶應高が制し甲子園出場を決めた。 (北神奈川大会・決勝)■慶應高 9-6 東海大相模高■慶應 000 010 302 000 3 =9 東海 000 101 400 000 0 =6手に汗握る好ゲームだった。見せどころ満載で、ひとつひとつ書いていてもキリがない。ポイントだけを。4回裏、東海大相模高の攻撃。主砲の3番・大田泰示のレフトスタンドへの豪快な本塁打でこの試合のノロシがあがる。内角の直球に巧く腕をたたんで放った快打だった。以降、流れが両チームを行きかったが、どちらかというと、東海大相模ペースで試合が進んでいた。その流れを止め、強引に慶應に呼び寄せたのは177cm・104kgの巨漢、慶應の普久原祐輔。9回表、2点差を追う慶應。先頭打者に代打で普久原が登場。身体に似合わず、柔らかいスイングでレフト前にヒットを放ち出塁、突破口を作った。この安打がキッカケとなって、3番・山崎錬の適時打や4番・鈴木裕司の犠飛を呼び、土壇場で同点に追いついた。そして延長13回表、慶應がついに勝負を決める。二死二塁のチャンスに、2番・福富裕の右中間二塁打で1点。続く3番・山崎錬がライトスタンドへの2点本塁打を放ち勝利を決めた。-------------------------------------------------------試合終了後、涙を流す東海大相模高にあって、最も可哀想に思えたのは、4番を打っていた角晃多。3番を打つ主砲・大田の後と言うだけで、これまでも相当なプレッシャーがかかっている選手に見えた。9回裏、二死二塁でサヨナラのチャンス。相手バッテリーは3番・大田を敬遠し、4番・角との真っ向勝負。だが角、あえなく投ゴロでチャンスが潰える。延長11回裏、同じく二死二塁のサヨナラのチャンスで3番・大田は敬遠。続く4番・角が真っ向勝負を挑まれ、またも投ゴロ。延長13回裏、二死一塁で3番・大田がレフト前にヒットを放ちチャンスが拡大する。そして角が打席に立つが、ライトフライを打ち上げ万事休す。強打者の後を打つ打者のプレッシャーは大きい。これまではそれを跳ね返す実績を作ってきたのだろうけど、今日の決勝戦では、たまたま運が悪かった・・・。そうとしか言いようがない。泣き崩れる角を見ていて、いたたまれない気持ちになった。角晃多に、今後多くの幸運を!1日1クリックお願いします>>人気ブログランキング
2008.07.27
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(南埼玉大会・決勝)■浦和学院高 4-1 立教新座高■浦和学院 300 000 001 = 4 立教新座 001 000 000 = 1浦和学院高、初回に挙げた3点を、いつもどおりの森大(背番号10)-高島政信(背番号1)の投手リレーで守り切り、3年連続10回目の優勝を決めた。これで埼玉からは、北・・・本庄一高、南・・・浦和学院高と、昨夏の決勝を戦った2校が甲子園に出場することとなった。-------------------------------------------------ボクは午前中、なぜかこんな日に「人間ドック」に予約を入れており、慌てて駆け付けた時は、すでに5回を終了していた。ネット裏も内野席もギッシリ超満員で、あえなく外野芝生席へ。試合はさすがに決勝戦、立教新座高・岡部賢也、浦和学院高・2番手投手の高島の好投で緊張感が漂う。どちらか先に1点を加えれば、そのチームに流れが傾きそうな試合。流れが変わりかけたのは、2点差を追う8回裏・立教新座高が攻撃の時。1番・竹村彰央が一塁に出塁したときだ。好機を得た立教新座、「送りバントで走者を進める」か「強攻で行くか」いくつかの選択肢があった。 そして選んだ作戦は強攻。だが、打球は二塁手の正面に飛んでしまい、4-6-3のダブルプレー。あっという間にチャンスが潰えてしまった・・・浦和学院高にとって「ピンチの後にチャンスあり!」 直後の9回表の攻撃。二死で走者を一塁に置き、9番・高島が左中間に二塁打を放ち4点目、完全にダメを押した。立教新座高、あと一歩のところで甲子園を逃してしまった----------------------------------------------3年連続で優勝を決めた浦和学院高、甲子園での対戦相手が決まったという。浦和学院高の相手は、先ほど南神奈川大会で優勝を決めた横浜高なんだそうな。おぉ・・・!!!!!!! 1日1クリックお願いします>>人気ブログランキング
2008.07.26
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(北埼玉大会・決勝)■本庄第一高 4-3 上尾高■本庄 002 020 000 = 4 上尾 001 000 101X= 3本庄一は先発のうち7人が1、2年生。小柄な選手が多く、準決勝までのチーム打率も2割台と打てないから、「つなぎ」を徹底した。3回にエンドランを絡めて先制すると、5回は1安打ながら3犠打飛を絡め2点。「機動力はある。2死になってでも、走者を二塁に置けば何かある」と須長監督。1年生4番・田村が放った2本の適時打はいずれも逆方向への打撃。田村は「大きいのは狙わず、次につなぐ意識で打った」。 優勝決定後、胴上げされた須永監督は「氏原も!」と叫んだ。「決勝で出場しなかったが、チームを支えてきたあいつは、僕よりも胴上げにふさわしい」。「甲子園でもチームで泥臭く戦いたい」。氏原重雄主将(3年)は幾度も笑顔で宙を舞った。(朝日新聞)------------------------------------------------------------------------優勝した本庄一高、3年前はベスト8、2年前はベスト4。そして昨年は準優勝だった。まさに「ホップ・ステップ・ジャンプ」を地で行った格好だ。監督は須永三郎氏。ボクは詳しく知らなかったが、アマチュア野球界というか、埼玉高校野球の世界ではかなり有名なご仁らしい。 出身高は埼玉にある川越工高。1973年夏、背番号「7」をつけて甲子園に出場した。初戦の前原高を皮切りに、次々に全国の有力高を撃破。準決勝まで勝ち進んだが、名門・広島商高に敗退した。この大会で優勝した広島商高、メンバーが凄かった。エースは佃正樹(故人)、捕手は元・広島監督の達川光男、主将は現・法政大監督の金光興二だった。そして須永さん、大学は早稲田大学に進学。1973年秋のリーグ戦では早大の優勝に貢献。一塁手としてベスト9にも選出された。チームメイトに岡田彰布(現・阪神監督、北陽高)らがいた。社会人野球はプリンスホテル。ここで3年間過ごした後、地元埼玉県内の高校野球指導者として新たなスタートを切った。秀明高を皮切りに、埼玉工大深谷高、東京農大三高などの新興野球部を強豪に育て現職に。ちなみに秀明高監督時代の1985年春、チームを甲子園初出場に導いた経験がある。ただ残念ながら蔦文雄監督率いる池田高に初戦敗退した。 1日1クリックお願いします>>人気ブログランキング
2008.07.26
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(南埼玉大会・準決勝)■立教新座高 5X-4 武蔵越生高■武蔵越生 004 000 000 = 4 立教新座 000 200 021X= 5スコア4-4の同点で迎えた9回裏、立教新座高の攻撃。二死ながら二塁に走者を置き、1番・竹村彰央が打った打球はライナーでセンターに抜ける。当たりが強かったため走者は三塁に自重したが、本塁への送球が大きく逸れるのを見て走者が生還。あっけない幕切れとなった。明後日の決勝、相手は浦和学院高に決まった。もし優勝すれば、立教新座高OBの長嶋一茂氏やその父であり立教大のOBでもある長嶋茂雄氏を巻き込んだフィーバーでも起きるのだろうか。それは2年前の王貞治氏と早稲田実のように。高校野球といえば長嶋三奈さんを思い出すが、この三奈さんが高校野球に初めて触れたのは中学時代。兄・一茂氏(立教新座高、当時)が埼玉大会準決勝で敗れるのを目の当たりにし、応援席で一緒に泣いたことだった。--------------------------------------------------立教新座高の監督は伊藤界勇氏。勝利インタビューではまだ幼げな顔に、うぶ毛のようなヒゲがうっすらと生えているのが見えた。実は伊藤氏、立教大野球部に籍をおく、まだ大学生。2年の時に母校(立教新座)から監督就任の打診を受け、指揮を執っている。すでに一般企業から内定をもらい、野球に携わるのも今年が最後。体重は就任時の73キロから10キロ以上減った。それだけ監督の重責を感じている。アゴにうっすら生えたヒゲの理由は、「選手と間違えられないため」(スポニチ)だという。1日1クリックお願いします>>人気ブログランキング
2008.07.24
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チェコで行われている世界大学野球。リトアニアとの第4戦を25-0で大勝した日本はその後、第5戦を米国と戦ったが、スコア3-9で敗退した。 結果、日本の2位が確定し準決勝進出が決まった。 【第5戦】米国 040 030 200 = 9 日本 111 000 000 = 3 1(4)上本 博紀 (早稲田大4年、広陵高)2(7)荒木 貴裕 (近畿大3年、帝京三高)3(9)松本啓二朗 (早稲田大4年、千葉経大付高)4(3)中田 亮二 (亜細亜大3年、明徳義塾高)5(D)十九浦拓哉 (東洋大4年、八千代松陰高)6(8)岩本 貴裕 (亜細亜大4年、広島商高)7(6)山崎 憲晴 (横浜商大4年、埼玉栄高)8(5)岩崎 恭平 (東海大4年、東海大相模高)9(2)細山田武史 (早稲田大4年、鹿児島城西高)≪投手≫●武内 久士 (法政大3年、徳島城東高) 2回、被安打3、与四死球3、自責点4 藤原 正典 (立命館大3年、岐阜商高) 2回、被安打3、与四死球1、自責点3 巽 真悟 (近畿大4年、新宮高) 3回、被安打1、与四死球2、自責点1 乾 真大 (東洋大2年、東洋大姫路) 2回、被安打0、与四死球2、自責点0----------------------------------------------------たぶん決勝でも再戦するであろう米国に、この試合では負けることを覚悟し、エース級の斎藤佑樹(早稲田大2年、早稲田実)と岩田慎司(明治大4年、東邦高)を温存。他の投手たちを継投でつないだ。と、そう日刊スポーツに書かれていた。そして、河原井正雄監督のコメントが添えられていた。「でもなぁ、武内がもう少しやってくれると思ったのに」武内とは、武内久士のこと。速球派投手に多くあるように、この武内も好不調の波が大きい。先発して2イニングを投げて自責点4という結果から見ると、たぶん調子の悪い時の武内だったに違いない。ぜひこれに懲りず、武内をまた使ってほしいとボクは願う。だが待てよ。そもそも河原井さん、「武内はストッパーで使う」と言ってなかったか?※上記●は、敗戦投手。前回と同様、bluestat1719さんのブログRefreshing-wind blowsからメンバー表の一部を引用し、日本語表記に編集しました。その他、活用したサイトは下記のとおりです。財団法人 全日本大学野球連盟BASEBALL20081日1クリックお願いします>>人気ブログランキング
2008.07.24
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北埼玉大会、準決勝の結果。上尾高 7-2 春日部高本庄一高 3-1 熊谷商高古豪・上尾高と、昨夏の県準優勝校・本庄一高が勝ち、両校で決勝を戦うこととなった。------------------------------------------南埼玉大会の準決勝は今日(24日)行われる。立教新座高vs武蔵越生高浦和実業高vs浦和学院高まず注目は立教新座高。その勝敗は、これまで全試合・全イニングを投げているエース・岡部賢也のスタミナにかかっていると思う。そして不思議なのは、メンバーの多くが立教新座中学出身者であること。立教新座中といえば、埼玉県内の中学受験界において最高峰に位置する学校だ(つまり、偏差値が高い)。なのに、この中学は軟式野球で県大会の強豪でもあるのだ。なぜ、こんなに強いのだろう?ボクは、そんな素朴な疑問をもっている。やはり指導者の違いなんだろうか?------------------------------------------東・東京大会では準々決勝が行われた。神宮第二球場の第2試合では、二松学舎大付高がスコア5-4で世田谷学園高を破り、準決勝にコマを進めた。注目は2年生エースの京屋陽(きょうや あたる)。ボーイズ時代から140km台の速球を投げると話題になっていた投手。彼の特徴は投球だけではない。打撃も素晴らしく、今日も本塁打をかっ飛ばしている。京屋、甲子園まであともう少しだ------------------------------------------- そして静岡大会。準決勝で浜松商高と常葉菊川高が対戦すると昨日のブログに書いた。結果を調べると、残念ながら浜松商高が敗れたらしい。これまで逐一結果を報告してくれたクロさんからの連絡は途絶えてしまった・・・ 1日1クリックお願いします>>人気ブログランキング
2008.07.23
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埼玉高校野球は佳境に入っている。<北埼玉大会・準決勝(23日)>本庄一高vs熊谷商高春日部高vs上尾高<南埼玉大会・準決勝(24日)>立教新座高vs武蔵越生高浦和実高vs浦和学院高--------------------------------------どうせ外れるから、予想なんてヤボなことはやめよう。ただ埼玉栄高、市立川越高、聖望学園高、大宮西高、そして春日部共栄高がこれまでに敗退したことでボクは、多少寂しい気持ちを抱いている。 そして・・・、今日の埼玉栄高vs浦和学院高は見たかったなぁ。 埼玉栄 000 200 000 = 2 浦和学 011 100 00X = 3もちろん勝敗にも関心はあるけど、ボクは、両チームのショートの守備に興味をもっていた。だから、せめて2人の守備対決だけでも見たかった。プロ注目の埼玉栄高・白崎浩之。大柄な身体のわりには動きが俊敏で、肩も強い。一方、浦和学院高の坂本一将。小柄で動きが機敏。球の追い方、捕球、そして送球までの一連の流れがセンスにあふれ格好いいのだ。ボクはあと決勝しか観戦できないけれど、その時、坂本の守備を再び見ることができるだろうか?--------------------------------------話題は変わって静岡大会。以前、78年のセンバツで優勝した浜松商高の樽井徹投手(法政大-河合楽器)のことを書いたことがあった。すると読者のクロさんに、「樽井さんは現在、浜松商高野球部のコーチを務めている」ことを教えていただいた。以降、浜松商高の県大会の様子を適宜教えてもらっている。そして、ついに明日の準決勝に進出し、甲子園常連の常葉菊川高と対戦することになった模様。さて、結果はどうなりますことやら?期待して結果を待つことにしましょう。 1日1クリックお願いします>>人気ブログランキング
2008.07.22
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いまチェコで行われている世界大学野球選手権。日本は現時点で3戦3勝と好発進。詳細は、bluestar1719さんの「Refreshing-wind blows」に詳しいので、そちらをどうぞ。今日のボクのブログでは、第1戦から3戦までの日本代表スタメンと投手メンバーを記録に残しておきます。【第1戦】台湾 000 000 001 = 1 日本 100 000 10X = 21(8)柴田 講平 (国際武道大4年、福岡工大城東高)2(4)上本 博紀 (早稲田大4年、広陵高)3(9)松本啓二朗 (早稲田大4年、千葉経大付高)4(3)中田 亮二 (亜細亜大3年、明徳義塾高)5(D)十九浦拓哉 (東洋大4年、八千代松陰高)6(7)岩本 貴裕 (亜細亜大4年、広島商高)7(6)山崎 憲晴 (横浜商科大4年、埼玉栄高)8(5)岩崎 恭平 (東海大4年、東海大相模高)9(2)大野 奨太 (東洋大4年、岐阜総合学園高)≪投手≫◎岩田 慎司 (明治大4年、東邦高)------------------------------------------------【第2戦】カナダ 000 041 100 00 = 6 日本 031 000 002 01X= 71(8)柴田 講平 (国際武道大4年、福岡工大城東高)2(4)上本 博紀 (早稲田大4年、広陵高)3(9)松本啓二朗 (早稲田大4年、千葉経大付高)4(3)中田 亮二 (亜細亜大3年、明徳義塾高)5(7)岩本 貴裕 (亜細亜大4年、広島商高)6(D)十九浦拓哉 (東洋大4年、八千代松陰高)7(2)大野 奨太 (東洋大4年、岐阜総合学園高)8(6)岩崎 恭平 (東海大4年、東海大相模高)9(5)細山田武史 (早稲田大4年、鹿児島城西高)≪投手≫ 斎藤 佑樹 (早稲田大2年、早稲田実) 坪井 俊樹 (筑波大4年、社高)◎巽 真悟 (近畿大4年、新宮高)---------------------------------------------------【第3戦】日本 001 004 300 = 8 韓国 000 040 000 = 4 1(7)柴田 講平 (国際武道大4年、福岡工大城東高)2(4)上本 博紀 (早稲田大4年、広陵高)3(9)松本啓二朗 (早稲田大4年、千葉経大付高)4(3)中田 亮二 (亜細亜大3年、明徳義塾高)5(D)十九浦拓哉 (東洋大4年、八千代松陰高)6(2)細山田武史 (早稲田大4年、鹿児島城西高)7(8)岩本 貴裕 (亜細亜大4年、広島商高)8(5)岩崎 恭平 (東海大4年、東海大相模高)9(6)荒木 貴裕 (近畿大3年、帝京三高)≪投手≫ 井上 雄介 (青山学院大4年、千葉経大付高) 坪井 俊樹 (筑波大4年、社高)◎岩田 慎司 (明治大4年、東邦高) 斎藤 佑樹 (早稲田大2年、早稲田実) 武内 久士 (法政大3年、徳島城東高)※上記◎は、勝利投手。参考にしたサイトは下記のとおり。Refreshing-wind blows 財団法人 全日本大学野球連盟BASEBALL2008------------------------------------------------------ 1番から4番までは不動の模様。特に中田亮二が4番に固定されているのが、ボクは嬉しい。そして武内久士は第3戦に5番手で登板。どうやら1イニングを無失点に抑えたようだ。1日1クリックお願いします>>人気ブログランキング
2008.07.22
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(南埼玉大会4回戦)■埼玉栄高 5-0 武南高■武南 000 000 000 = 0 栄高 000 000 50X = 5ボクは市営大宮球場で観戦した。昨日に続き、うだるような暑さ。雲が薄くかかっているものの、陽射しが強い。隣りのオッサンが呟いた。「今日は2回も(日射病患者のために)救急車が来たよ」今日は地元の強豪校・浦和学院高や埼玉栄高が出場するとあって、市営球場は超満員。遅れて球場についたボクは、内野席と外野席の間にやっと席を確保できる有様だった。-------------------------------------------試合は、とても緊張感が漂う素晴らしいものだった。勝敗を決めたのは7回裏、埼玉栄高の攻撃。この回先頭の3番・山崎珠嗣が左中間を破る二塁打で出塁。送りバントで三進後、5番・伊東亮太が内角の球を巧くヒジをたたんでライトに打ち返し、均衡を破る先制点を挙げる。二死後、7番・兵藤浩紀が平凡なセンターフライを打ち上げ誰もがチェンジと思った時、打球と陽射しが重なったようで、センターの手前で打球がポトリ。命拾いし、チャンスが広がった埼玉栄高。続く8番・兼古泰士がレフトへ適時打を放ち2点目。9番・土肥寛昌にトドメの3点本塁打まで飛び出し、勝利を決めた。武南高も5回にチャンスがあった。埼玉栄の7回と同様、先頭打者が二塁打を放ちチャンスをつかんだ。ところがその後は3者連続三振を喫し無得点に終わったことが敗れた大きな要因。送りバントをするのかしないか、ハッキリしない攻撃を繰り返したベンチの采配ミスが響いた(ように見えた)。 1日1クリックお願いします>>人気ブログランキング
2008.07.20
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(南埼玉大会4回戦)■浦和学院高 12-5 浦和北高■(7回コールド)北高 100 013 0 = 5 浦学 000 408 X =12浦和学院高が12-5で公立の浦和北高を破り、順当にベスト8進出を決めた。ただコールドとはいえ、浦和北高は大いに善戦した。特にスコア2-4で迎えた6回表の攻撃。この回先頭の1番・中谷賢丈が四球で出塁し、送りバントで二塁に進む。そして3番・川本航の内野ゴロはショートの悪送球を誘い、まず1点(スコア3-4)。続く4番・吉成優太郎が初球を叩き、ライトスタンドに突き刺さる2点本塁打を打ち、一気に逆転する(スコア5-4)。浦和学院高に逆転したことで、浦和北高の応援の盛り上がりは頂点に達したところが・・・、地力に勝る浦和学院高、その余韻がまだ覚めやらぬ6回裏にすぐさま反撃を開始する。先頭の8番・福士統平が右中間を破る二塁打で出塁すると、送りバントと四球をはさんで5本の安打を連ね、あっという間に8点を奪取し大逆転。浦和学院高の二番手で6回から登板したエース・高島政信が、7回浦和北高打線を三者凡退に抑え、善戦する浦和北高に勝利した。浦和学院高の先発は森大。実は森士監督の息子さんで、先日書いた「父子鷹」は浦和学院高にもいる。1日1クリックお願いします>>人気ブログランキング
2008.07.20
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(南埼玉大会4回戦) ■市立川越高 - 立教新座高■川越 000 000 000 = 0 立教 000 100 00X = 19回表、市立川越高の最後の攻撃。二死から、主将で5番・岡田真喜がレフト前に意地の安打を放ち出塁するものの、続く6番・熊田翔太がショートゴロに終わり、あえなくゲームセット。この瞬間、優勝候補の筆頭・市立川越高の敗戦が決まった立教新座高・エースの岡部賢也の右腕から繰り出される変化球になかなか対応できず、1点があまりに遠い試合となってしまった。立教新座高は、4回裏に唯一の得点を挙げた。この回先頭の4番・木村亮太がレフトオーバーの3塁打で出塁、5番・矢部佑歩がキッチリとセンターに犠飛を打ち上げて得点した。 ---------------------------------------------------- 実は・・・、この春の県大会で優勝した市立川越高。現チームになってからは、県内の公式戦で一度しか負けたことがない。 そのたった一度、市立川越高に黒星をつけたのが今日の対戦相手、立教新座高だった。だから、現チームの勝利数に比較して、たった2度しかない黒星は、いずれも立教新座高から喫したものということになる。----------------------------------------------------- ≪市立川越高、今大会の思い出≫ 3回戦 市立川越高、城西大川越高にコールド勝ち(2008.7.17)2回戦再試合 市立川越高、引き分け再試合で朝霞高に勝つ(2008.7.13)2回戦 市立川越高、延長15回引き分け(2008.7.12)1日1クリックお願いします>>人気ブログランキング
2008.07.20
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(北埼玉大会4回戦) ■成徳大深谷高 5-1 三郷北高■三郷 000 001 000 =1 深谷 200 300 00X =5 5点差を追う三郷北高、6回表の攻撃。1点を返しなおもチャンスが続く。6番・向山義人の放った打球は鋭いライナーで左中間に飛んだ。完全に抜けそうな当たりだったが、成徳大深谷高のレフトを守る木元啓太が果敢にダイビングキャッチを試み、見事に好捕した。もし抜けていれば、この試合の「流れ」が大きく変わっていたかもしれない。だから、木元のこのプレーの効果はとてつもなく大きかった。------------------------------------------------実は、ボクはこの木元という選手のダイビングを過去にも見たことがある。それは、とても印象的なシーンだった。それは春季県大会3回戦の対浦和学院高戦、今年4月29日のこと。試合はスコア2-2のまま延長12回裏に突入、浦和学院高は一死走者一・二塁のチャンスを迎え、9番・高島政信の放った打球はレフトを守る木元を襲う。木元、懸命に打球を追って背走。最後はここぞとばかりに、思い切り腕を伸ばしたが、打球は差し出したグラブのわずか先に落ちて転がった。成徳大深谷高、浦和学院高を相手に大善戦したものの、サヨナラ負けが決まった瞬間だった。 1日1クリックお願いします>>人気ブログランキング
2008.07.20
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突然だけど、ボクは高校時代、バレー部でセッターをやっていた。何のとりえもないセッターだったけど、(ぼんやりと)覚えたことがひとつだけある。それは、試合を支配する「流れ」という(空気の)存在を知ったこと。他のスポーツはともかく、バレーボールというスポーツは常に「流れ」があっちに行ったりこっちに来たりしていて、「流れ」が支配するスポーツだった。しかも、その「流れ」の入れ替えが速い。(たぶん)2~3分の間に目まぐるしく変わっている。コートの中にいると、その流れの変化をビシバシと身体で感じるハメになる。「流れ」がこっちにあるうちはいい。でも相手にある時は、とにもかくにも我慢するしかない。スパイクを拾い続け、ミスが出ないように慎重なプレーを心がけることが肝要だった。試合開始直後は、(大きな実力差がない限り)双方平等に「流れ」が来るものだけど、耐える時にちゃんと耐えていると、「流れ」は次第にこちらに滞在する時間が長くなり、勝利をつかむことができるようになる。たぶんスポーツ全般で同様のことが言えるのだと思う。高校野球だって同じはずだ。ただ、その「流れ」 が1イニングの表・裏ですぐさま変わることもあれば、試合終盤になって突然変わることもあるから、とても読みずらくて「流れ」と上手につきあうのがとても難しいスポーツなのかもしれない。--------------------------------------------------------- ■春日部共栄高 7-0 久喜北陽高■共栄 020 010 121 =7 久喜 000 000 000 =0 その「流れ」の話で言うと、この試合の「流れ」は、試合開始から終了まで徹頭徹尾、首尾一貫して春日部共栄高にあった。チーム全体で51打席、39打数、16安打、7四死球。そして毎回安打で、常に塁上には走者がいた。しかも先発全員安打まであと1人などのオマケまで付いている。普通なら20点近くを得点し、5回コールドで終わっていたかもしれない。なのに得点は7点で、残塁はなんと「17」。 まるで「流れ」が来ることを拒み続けたような試合運びだった。次の準々決勝では、昨夏準優勝の本庄一高と対戦する。春日部共栄、そろそろエンジンをかけ始める時期なのだ 1日1クリックお願いします>>人気ブログランキング
2008.07.19
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残念ながら、ついにその日が来たようだ。野茂英雄が引退するのだという。「よくやった、お疲れさん」という気持ちと、「野茂なら、メジャーがダメでも、日本ではまだやれた」というのが混在した、不思議な気持ちではある。今後どのような道を進むのかわからないけど以下、ボクの野茂にまつわる思い出。----------------------------------------------(2008.5.14)立花コーチと野茂英雄立花龍司コーチは、なぜ近鉄を追われたか?(2008.5.12)えっ、野茂英雄が楽天入り?近鉄ファンだったボクは、野茂が日本を飛び出す時、彼に反感さえ持っていた(2008.5.10)「野茂はストレートとフォークの2種類しか球種がないのに、なぜ打たれないんだ?」野茂のルーキーイヤー、ボクは初めてトルネード投法を見て驚いた!(2006.11.30)野茂の、勝敗を度外視した「真剣勝負」を好んだ仰木監督「天才は自由にやらせる」をモットーとする故・仰木彬監督の真骨頂だった? 1日1クリックお願いします>>人気ブログランキング
2008.07.17
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引き分け再試合の熱戦を制し、朝霞高を破った市立川越高。昨日16日は県営大宮球場で城西大川越高と対戦した。朝霞高に勝利後、市立川越高の岡田真喜主将はこう話していた。「こんな接戦をこれまでやったことがなかった。朝霞の分も含めて、ぜひ甲子園に行きたい」(朝日新聞・埼玉版)■市立川越高 9-0 城西大川越高■(7回コールド)市立 201 600 0 =9 城西 000 000 0 =0 岡田主将の言葉通り、城西大川越高を完封(コールド)で降し、北埼玉大会のベスト16にコマを進めた。エース・井口拓皓を温存し、先発は背番号「9」をつけた堂崎龍太。相手打線を1安打に抑え勝利に導いた。攻撃では、4回に走者2人を置いて、3番・遠藤力がランニングホームランを放って一気に試合を決めた。この一打、バックホームに備えて前進していたセンターに飛んだライナーだったけれど、センターの手前で打球が大きくホップしたように見えた遠藤、ボクは見るたびに思うのだけど、左打席にスッ!と立って構える姿に、なんだか「雰囲気」を感じる打者なのだ。強いてあげれば、(いずれも)明治大に進学した花咲徳栄高(当時)の福本真史や浦和学院高(当時)の前野達郎(現・明治大3年)に似ている、・・・ようにボクには思えた。------------------------------------------------先日、センバツ準優勝の聖望学園高に勝った大井高が3回戦で浦和実業高に敗退。波乱が続く今大会にあって、市立川越高の戦いぶりは、日増しに充実しているように見える。このまま頂点まで行くのだろうか・・・!?一方、市立川越高に敗れた城西大川越高。エースの氷見一馬は、コースぎりぎりにズドーンと決まる直球が武器。なのに、この試合ではなぜか高めに浮いて制球が定まらなかった。ボクはこの投手が大好きなのだけど、ここで消えてしまったのは残念至極なのだ。この氷見、強いてあげれば、身体つき・投球フォーム、マウンド上の仕草など、鷲宮高時代の増渕竜義(現・ヤクルト)に似ているように思う。少なくともボクの目には・・・そういえば増渕も鷲宮高時代、制球がままならず、マウンド上で仁王立ちして、気持ちを静めていたことがあった。その場所も同じ、県営大宮球場のマウンドだった。 1日1クリックお願いします>>人気ブログランキング
2008.07.17
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元・読売の桑田真澄投手の息子さん、桑田真樹が昨日、高校野球デビューを果たしたそうだ。学校は西・東京の名門・桜美林高。1年生ながら背番号「9」を背負い、代打で出場した。大会直前にヒジを故障しなければ、先発メンバーに名を連ねるほどの逸材なのだ。野球センスは父譲り。片桐幸宏監督も実力を認める。「パンチ力があって逆方向にも強い打球が打てる。名前で使っているわけじゃない」 (日刊スポーツ)桑田真樹という名前を聞いて思い出すことがある。彼がボーイズに所属していた頃、初めて打った本塁打の記念球を、すぐさまアメリカでメジャー挑戦を続けていた父に送っていたこと。テレビのドキュメンタリーで見たのだけど、その記念球を、父・真澄は大事そうに両手で包み、目に涙を浮かべていた。 このシーンを見て、ボクは桑田ファンになったのだけど、「清原某の復活のために、ぜひ彼の打撃投手を務めたい。そのために今でも投球練習を続けている」という桑田発言があったことを知り、どうにも美談すぎて、「あまのじゃく」のボクは鼻白むものを覚え、この桑田という人のことが、再びわからなくなったんだよ--------------------------------------------------そして埼玉高校野球、こちらも父子のこと。今日は大会がお休みだけど、昨日勝利した大宮西高の鈴木久幹監督にまつわる記事がスポーツ紙に出ていた。大宮西高、埼玉県内では公立強豪校のひとつに数えられる。ただ監督の長男は現在慶應高の4番を打ち、二男は1年生ながら早実でベンチ入りしていて、父子が会うたびに「甲子園に一番遠いのはお父さんだね」と父親は、息子たちにからかわれているらしい。実は、ボクは彼ら兄弟のことをリトルリーグ時代の頃から知っている。そのセンスの高さは、当時から少なからず評判の存在だった。彼ら息子2人たちにも期待したいし、お父さんが監督を務める大宮西高にも、ぜひ甲子園を目指してほしいと思っている 1日1クリックお願いします>>人気ブログランキング
2008.07.14
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この試合もドラマは8回に起きた。■川越初雁高 8-4 川越東高■東高 000 301 000 =4 初雁 000 002 06X =8 プロ野球出身者がアマチュア野球で監督し実績をあげている。元・読売の投手だった高橋良昌氏は中央大の監督となり東都大学・1部リーグに昇格を果たした。元・広島監督の古葉竹識氏も東京新大学リーグに所属する東京国際大の監督となり春季リーグで善戦した。川越東高の監督も、元プロ野球・ヤクルトの投手だった阿井英二郎氏。 ---------------------------------------------------今日の試合、阿井監督が率いる川越東高の勝利は目前だった。8回表を終了した時点までは・・・。ところが8回裏、スコア2-4で迎えた川越初雁高の攻撃。この回先頭の2番・清藤誠一がレフト前ヒットで出塁したことで流れが変った。3番・鈴木翔太がライト前安打で続くと、背番号20ながら4番を打つ与那嶺大樹が、レフトポールに当たる3点本塁打を放ち逆転。川越初雁高、その後も四死球や安打を絡めて得点を重ね、一気に勝負を決めた。 1日1クリックお願いします>>人気ブログランキング
2008.07.13
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昨日、延長15回で引き分けた市立川越高vs朝霞高。再試合が今日、川越初雁球場で行われた。■市立川越高 1-0 朝霞高■朝霞 000 000 000 =0 川越 000 000 01X =1 昨日の試合で15回、180球を投げた朝霞高・村山聖は、5回から二番手で登板、先発を吉村将太に譲った。一方、市立川越高の先発は、昨日先発して3イニングを投げた井口拓皓。今日の試合も手に汗握る熱戦が展開された。こういった息詰まる試合、「エラーが勝敗を分ける」いう言葉をよく聞く。両チームともにエラーがなかったこの試合、まさに8回表、そうなりかけたシーンがあった。朝霞高、この回先頭の7番・尾崎亮が放った平凡な遊ゴロ。だが遊撃手がトンネル(記録=エラー)し、朝霞高がいきなり願ってもないチャンスを迎える。そして一死一・三塁にチャンスが拡大したところで、1番・関根亮太が投手前にスクイズを敢行したものの、本塁で三塁走者があえなく憤死。せっかくの相手エラーを生かせなかった。「ピンチの後にチャンスあり」、その裏、市立川越高の攻撃。2番・勝冶逸平がライト越えの二塁打をち、無死二塁のチャンス。一死後、4番・川畑雅裕がレフト線にライナーの二塁打を放ち、二塁走者の勝冶が生還。これが決勝点となった。何度も何度もガッツポーズを繰り返す川畑。彼のその姿が、昨日から続く「苦闘」の様子を物語っているように思えた。昨日、チャンスに凡退し「今日こそ・・・」と燃えていた主将・岡田真喜。打席ではセイフティバントを果敢に試みるなど、相変わらずのガッツぶりを見せていた1日1クリックお願いします>>人気ブログランキング
2008.07.13
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まさか!? のことが起きた。 ■聖望学園高 8-9X(延長10回) 大井高■ 聖望 402 200 000 0 =8 大井 011 410 100 1X=9 センバツの準優勝、聖望学園高が伏兵・大井高に 初戦敗退した。序盤でつけた6点差を守りきることが できなかった。 聖望学園高の先発は、もちろん大塚椋司。 「気持ちが前に出過ぎて力んでしまった。球が上ずった」 岡本幹成監督、 「大塚はいい投球をしようとし過ぎた。 選手たちは頭では分かっていたが、内面では気持ちの 切り替えができていなかったかもしれない」 一方、勝利した大井高・丸山桂之介監督。 「相手が聖望と決まってから、練習では投手をマウンドの 3~4m前から投げさせ、大塚君の速い球に慣れる練習を 繰り返し、狙い球を直球に絞った」 (参考 朝日新聞・埼玉版) ----------------------------------------- 聖望学園高が敗れた場所は、所沢航空公園球場という とても小さな球場だ。最近新装をしたらしいけれど、 甲子園とはあまりに落差の大きな球場で、大塚椋司の 高校野球はあっけなく終わってしまった。 同じころ、ボクは川越初雁球場にいた。 正直言って聖望学園戦はノーマーク。 春の県大会で優勝した市立川越高と朝霞高の、 公立高どうしの戦いを観戦していた。 実はこの戦いも凄かった。 ■市立川越高 1-1(延長15回) 朝霞高■ 川越 000 000 100 000 000 =1 朝霞 001 000 000 000 000 =1 ボクは終盤からの観戦だったけど、押し気味だったのは 朝霞高のほう。8回、9回と無死で走者を出すものの、 ことごとく送りバントを失敗、決勝点を奪えずにいた。 一方の市立川越高。 相手・村山聖投手を攻めきれずにいたが、 15回表に一死満塁の最大のチャンスを迎える。 打席に立ったのは主将で5番・岡田真喜。 だが、投ゴロで1-2-3の併殺に終わってしまう。 一塁にヘッドスライディングを試み、悔し涙を流しながら 立ち上がれずにいた。 「まだ負けたわけじゃい」と、ナインが次々に励ましに 行き、この試合最後(規定により延長は15回まで)の 守備につく選手たちの姿が印象的だった。 再試合は今日、同じ川越初雁球場の第3試合に組み込まれた。 ひとりで15回を投げ切った朝霞高のエース・村山聖の 投球数は180球。はたして今日も先発でいくのだろうか? 1日1クリックお願いします>>人気ブログランキング
2008.07.13
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ゲーム中に馬券を買ったりする主力選手もいたが、01年は中村紀(現中日)やローズらの強力打線でリーグを制した。その間、解説者として下野していた大石監督代行をこう語る。「(近鉄球団の)イケイケでは野球としての深みがない。いかにして作戦で相手を崩すかが妙味だと思う」(夕刊フジ)最後の2行、オリックス・大石大二郎監督代行(静岡商高-亜細亜大)の発言と知って、ボクは少なからず違和感を覚えた。※以下、「イケイケ」を「いてまえ打線」と記載。もちろん近鉄という球団は、たしかに他球団より野球がアバウトだったとは思う。それは認める。そしてフロントの、特に経営層の「人となり」にも問題があったこと。それもボクは認める。でも、ボクが認識している「いてまえ打線」とは、中村紀洋(現・中日、渋谷高)やタフィ・ローズ(現・オリックス)ら長距離砲だけを指していたのではない。「打線」という言葉同様、1番から9番打者、そして代打陣を含めたつながりをもった爆発力を「いてまえ打線」と呼んでいたと思う。古くは小川亨や吹石徳一、その後は新井宏昌、大村直之や水口栄二ら選手たちの優れた野球センスと高い技術。そして、名将と呼ばれた西本幸雄氏や仰木彬氏らの戦略戦術も含まれた総称が「いてまえ打線」という言葉ではなかったのか。だから・・・「野球の深みがない」という言葉は当たらないだろうとボクは思ってしまう。そして何より大石自身が「いてまえ打線」の核弾頭的存在だったわけで、自分自身を否定することにもなってしまわないか--------------------------------------------------------と書いたところ、hati8025さんから指摘をいただいた。「大石監督代行は中村・ローズがいた時代の野球ではダメだと言っているだけで、この記事を書いた方が拡大解釈をされただけだと思いますが」なるほどそういうことだったか。ボクが勝手に慌てていたみたいだ、ごめんなさい自民党・加藤紘一さんの「拉致被害者を返すべきだった」発言と同様、前後の文脈をよく読むべきだった・・・。もっとも、加藤さんの場合は前後を読んでも「何も変わらない」という指摘もあるけれど。※そもそも。拉致被害者たちは北朝鮮に拉致された日本人なのだ。なぜ(拉致した)北朝鮮に「返す」という表現を使うのだろうか?まず、そこがおかしいぞ。 1日1クリックお願いします>>人気ブログランキング
2008.07.11
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いや、今日は野球のことではない。野球なら、ホークスはただいまパ・リーグの第3位。今季はいまだ「本来の実力を見せられず!?」と言ったところだろうか・・・今日のテーマは「ケータイ電話の販売競争」のこと。この6月の契約数実績もトップで、なんと14ヶ月連続でソフトバンクが首位をキープして首位を独走中らしい。その理由を、「TVコマーシャルの差だろうとの声が湧きあがっている」と、日刊ゲンダイが伝えている。「一家のお父さんを犬にしたり、お兄さんが予想外デスの黒人だったり・・・(中略)・・・ドコモやauに対して出遅れていたソフトバンクのブランド力をCM力が定着させた」確かにそうだろうなぁ・・・、ボクもそう思っている。キャメロン・ディアスらが登場するCMで話題をさらった後、犬のお父さんが登場する『白戸家の人々』シリーズが、首位独走の起爆剤となったのだから。---------------------------------------------------先日、ボクは銀座のギャラリーで佐々木宏さんというクリエイティブ・ディレクターの作品展を見る機会があった。そして、実は一連のソフトバンクCMが、佐々木さんの手によるものであることを、その時初めて知ることができた。会場内には「なぜ犬をお父さんにしたか」、その秘話などが紹介されていた。それは、とても他愛のない理由なんだけど、ヒットCMになったのだから面白いもの。(※その理由は、ここでは書けません!)この佐々木さん、ほかにも多くのヒットCMを手掛けている。例えば、A)サントリー 缶コーヒー「BOSS」、そして「モルツ球団」B)富士フィルム 「お正月を写そう」C)ANA 「ニューヨークへ行こう」D)トヨタ 「ECO プロジェクト」E)JR東海 「そうだ、京都行こう」 などなど。皆さんは、どのCMが好きでしょう?ボクはソフトバンクを除けば、「そうだ、京都行こう」が一番好きだなぁ。実は、このCMもエピソードがあるのだ。本当は全く違う内容で佐々木さんがプレゼンしたのに、クライアントからは「CMは、絵葉書でいいのだ」と罵倒され、「ならばと、徹底的に絵葉書にこだわって」作ったCMが一連の『そうだ、京都行こう』につながっているらしい。※ひとつCM映像が見つかったので、こちらをどうぞ。JR東海「そうだ京都行こう」(2005秋 善峯寺) やっぱ、イイですねぇ 1日1クリックお願いします>>人気ブログランキング
2008.07.10
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「大学野球が大好きさん」から、お問い合わせをいただきました。先月行われた全日本大学野球選手権東亜大 vs 近畿大明治大 vs 上武大の2試合分だけDVD録画に失敗してしまったそうです。もし、この2試合のDVDをお持ちの方がいらっしゃいましたら、この「あま野球日記」まで連絡をいただけますか?<ご連絡方法>このブログの左上にある「メッセージを送る」をクリックしてメッセージを送ってください。※尚、「大学野球大好きさん」は、新しいDVDを用意して送付することと、郵送料は着払いで構わないとのことです。<お願い>そもそもは、私にお問い合わせをいただいたのですが、その2試合のものはなく、皆さんにお願いをした次第です。ただ法律に基づき、テレビで中継した番組のビデオ販売などは禁止されていますので、そのへんを了解いただいける方のご厚意の範囲内でお願いします。 1日1クリックお願いします>>人気ブログランキング
2008.07.06
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数年ぶりに仕事をはじめた我が奥さん、こう言ってボヤいた。「会社の人たちって変!隣りの席に座っているのに、メールで連絡してくるの。隣りにいるなら、メールなんて使わずに一声かければいいじゃない?」「そんなこと、いまに始まったことじゃないよ」そうボクは答えつつ、いわゆるIT企業に勤める友人から以前聞いた話を思い出した。それは、こんな話だった。「ウチの部署の連中、なんでもメールなんだぜ。前の晩、部下たちを連れて赤ちょうちんに行ったんだよ。そしたら翌日、その内の何人かが、メールで『ありがとうございました』と言って来たんだ。離れたオフィスにいるわけでもなけりゃ、フロアが違うわけでもない。お互い目と鼻の先にいるのに、だよ」友人の話には続きがある。「たまにメール中毒になってやしないか? と思う人間がいる。それはそれは必死の形相でパソコンに向かっていて、何をやっているかと思ったら、次から次にメールを書いて送っている」今やメールという手段が当たり前になったとはいえ、職場の中でのリアルなコミュニケーションを大切にせず、「メールばかりのコミュニケーションっていかがなものよ?」友人は、そうボヤくことしきりだ。「そんなヤツに限って、何か質問すると『それは昨日、メールで送りましたよ』と来る。こっちは、そんなの全部覚えちゃいないって・・・」----------------------------------------------『いま、すぐ始める地頭力』(細谷功著、大和書房刊)にこんな記述があった。(コミュニケーション力の高い人は)、「自分が一生懸命伝えているのに、ほとんど伝わっていない」という前提で考えていることです。しかし、そうでない人の場合は、「自分はちゃんとメールを読んでいるのだから、相手も読んでいて当然。そして伝わっていないことがわかると、いかに自分が適切に「メールを送ったか」、何度も同じことを「伝えた」と主張します。相手はこちらの言ったことなど、ほとんど理解していません。それ以上に、自分は相手の言ったことを本当の意味で理解していないものです。だからといって著者はコミュニケーションを絶望視しているわけでは無論なく、基本は「時間をあけず何度も」と言っている。------------------------------------------------ボクなりの解釈では、メールだけでなく、対面で話すことや(距離が遠い場合は)電話で話すなど「アナログ的な付加」も適宜必要だと考えている。なぜならメールだけでは、文章の書き方ひとつ間違えただけで、書き手に悪意はないのに、読み手の感情を損ねる「凶器」にもなり得るツールだと感じているからなのだ。コミュニケーション上の齟齬(そご)をメールだけのせいにするつもりは毛頭ないけれど、メールが万能でないことも理解し、できるだけ対面でコミュニケーションする「昔ながらのスタイル」もバンバンやったほうがよかろうと、ボクは思うことにしている。 1日1クリックお願いします>>人気ブログランキング
2008.07.03
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今日の朝日新聞、17日に開幕する世界大学野球選手権(チェコ)について紹介していた。見出しは「154キロ右腕、世界に挑む」。これ、法政大の武内久士(3年、徳島城東高)のこと。以下、記事から一部を抜粋。--------------------------------------------------「大学入学後は少しでも速い球を投げようと、力んでいた」ことから制球に苦しんだが、「テークバックのときリラックスするよう心がけた」ところ、先の春季リーグは荒れ球が落ち着いた。日本代表の監督・河原井正雄氏は言った。「不安材料がひとつ消えた。武内はストッパーを任せたい」そして武内。「見逃しの三振ではなく、直球で空振り三振をとりたい」----------------------------------------------------10日前に行われた紅白戦では、154kmを記録したという武内。制球が落ち着いてまずはよかったけれど、できれば制球を気にして小さくまとまることなく、グイグイ直球で押してほしい。そしてもうひとつ、武内の起用法について。東京六大学リーグでまだ1勝も挙げていないなど、武内には経験がまだ少ない。できればストッパーではなく、先発がよかろうとボクは思っている。ストッパー・・・、昨年の日米大学野球。ストッパー、セットアッパーとして八面六臂の活躍を見せ、MVPに輝いたのは國學院大の村松伸哉(2年、光星学院高)だった。ところがこの春のシーズンは絶不調。村松の成績はたしか1勝4敗で、終盤は大事な試合での登板さえ叶わなず、3部リーグ優勝校との入れ替え戦までやる始末。(結果、2部リーグの残留は決定)そんなことがあって、今回の日本代表候補から漏れてしまった。でも、ま、焦ることはないよね。こういった「負のスパイラル」に陥ることは誰にでもある。大事なのは、この時期にエネルギーと技術をどれだけ蓄えることができるか、なのだ1日1クリックお願いします>>人気ブログランキング
2008.07.02
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