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カラオケ好きな社長の接待はのぞむところです。(新潟に行くたんびに、カラオケに引張りまわされるのです)ということで、今回の新潟出張は、目論みどおり幸せな夜となったのだ。初めはオズオズと・・・・「お上手ね♪」に乗せられて・・・最後は「そこまでやるか」といういつものパターンになってしまった。月曜の晩ということで、入ったスナックは結果的に貸切状態となり・・・・私の錆びかけたカラオケ曲に、磨きがかかったようです。曲目を思い出せば、傾向が出ていたようなので書き留めますが・・・強いて名付ければ、テレサテンシリーズ、旅情シリーズとでも言うんでしょうか?(ああ!アホくさ)<その1>テレサテン シリーズ・愛人・空港・何日君再来 <その2>旅情シリーズ・愛の終着駅(八代亜紀)・そして神戸(前川清)・長崎は今日も雨だった(前川清)・思案橋ブルース(?)・池袋の夜(青江三奈)・二人の大阪(都はるみ)<その3>アラカルト風・空に星があるように(荒木一郎)・ルビーの指輪(寺尾聡)・5番街のマリー(高橋真利子)なんと ナツメロ・オン・パレードになっています。「空に星があるように」と「池袋の夜」なんかは、若しかしたら30年ぶりに歌ったのかも知れない。当時のカラオケはカセットを差し込むと音だけが出るタイプで、歌詞の本を見て歌っていたような・・・・思えば、独身時代に、破滅的?に投資しておぼえた歌の数々でした。youtubeのカラオケ曲集めなんてのもいいですね。手始めに・・・・・ルビーの指輪宿泊出張では夜遊びばっかりと思われるのも心外なんで・・・・今回のオプショナル観光としては、ラムサール条約の指定地ともなった佐潟にも足を運んでいます。佐潟のバードウォッティングそれから、25日の日記にちびまる子ちゃんトイレットペーパーの写真を追加してUPしています。新潟の夜(パート1)
2007.01.30
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宮崎でそのまんまヒガシさんが圧勝しましたね。脱しがらみをキャッチフレーズとして、マニフェストまで作って選挙戦にのぞんだヒガシさんの狙いが当たったようです。(我々もびっくりしたが、本人もびっくりしたでしょうね)既成のもろもろの(政党も含めて)既得権益システムを「しがらみ」と表現していたのだろうが・・・・脱しがらみの狙いは正しかったようです。県民は既得権益システムのほころび、醜さに倦んでいたんでしょうね。安倍さんは地方の特異例と言っているが・・・・一揆の予感ととらえるのが、正しいように思うのですが。それにしても、滋賀県の2の舞を見るような・・・・候補も立てずヒガシさんを推薦すらしなかった民主党のおバカさんぶりが際立っていましたね。(官僚出身候補を2名も立てた自民党のアホぶりは論外ですが)組織票を当てにする寄せ集め政党に甘んじていては・・・・民主党に未来はないのではないか?ヒガシさんには、信頼できるブレーンをそろえて脱しがらみの議会運営を目指してほしいものです。「そのまんま東」ショック!走る永田町
2007.01.27
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諸悪の根源ではないかと思われるアメリカ帝国株式会社の学問的支柱ともいえる新自由主義(=市場原理主義)ですが・・・・ミスター新自由主義ともいえるのが、ノーベル経済学賞を受賞した故ミルトン・フリードマンです。関さんがブログでノーベル経済学賞なんて、あんな汚れた賞はとこき下ろしていたけど、フリードマン一派は関さんの恩師宇沢弘文さんを、コミー(共産主義者)呼ばわりして、学会から追放したそうですね。そのときもちろん、ベトナム戦争を熱烈に支持し、後にシカゴ学派の指導者になるミルトン・フリードマン一派は宇沢先生たちの提案に反対しました。 フリードマンの子分の一人にハロルド・デムセッツという経済学者がいるのですが、宇沢先生が、学生達とのあいだで「成績をつけない」という調停案をまとめて壇から降りてきたときに、「Are you a commie?(おまえは共産主義者か?)」と聞いたそうです。そのとき、宇沢先生は頭がカーッとなっていたので、つい売り言葉に買い言葉で、「そうだ。何が悪いんだ」と答えてしまったそうなのです。 早速デムセッツは、よろこびいさんでFBIに「うちの大学にアカ教授がいます」と通報したようで、その直後からFBIが宇沢先生の身辺を嗅ぎまわるようになりました。 ついに「アメリカにはもういられない」と判断し、帰国を決意されたのでした。宇沢先生は、フリードマン一派に体よく追い払われたといえるでしょう。このあたりが、かなり傲慢な個人的資質がうかがえるエピソードではないでしょうか?ミルトン・フリードマンと宇井純の人生では宇井純さんと対比しているが、日本的な学究とは対極をなす資質なのかもしれないですね。また、ノーベル経済学賞について、関さんが告発しています。ノーベル経済学賞は、シカゴ学派と呼ばれるフリードマン一派によって、いつしか、市場原理主義イデオロギーに権威を与え、その反社会的・非人間的・精神異常的・カルト的主張を世界的に布教し、人々を洗脳するための道具に堕してしまったのです。 驚くべきことに、ノーベル経済学賞の過去57人の受賞者の内9人がシカゴ大学経済学部から出ており、世界の他の大学を大きく引き離して独走状態にあります。考えられないことです。ウォール街の金融マフィアと結びついた、フリードマン一派の政治力のなせる技だといえるでしょう。 市場原理主義の世界布教という米帝国の世界支配戦略の道具に堕してしまったノーベル経済学賞は廃止すべきだと私も思います。ところで、フリードマンはアメリカでの勝ち組とも言えるユダヤ系アメリカ人なんですが・・・・どうしてもアメリカ帝国株式会社とユダヤ人のイメージがダブるんです。(民族的偏見が有ってはまずいけど、事実だから仕方が無い)良くも悪くも世界を牛耳るユダヤ系アメリカ人について、もう少し知りたいということで・・・・PENTAMANさんのユダヤ問題特集を見てみます。この膨大なHPは民族的偏見があるわけでなく、公平に客観的に掘り下げているように思います。日本に圧力をかけるシオニスト組織「SWC」という章立てもあるので、更に読んでみます。PENTAMANさんが次のように言っているが、正論かもしれないですね。(悔しいけど)「日本ではどちらかというと、金について気前のよい人間が喜ばれる。清貧とか、あるいは江戸っ子は宵越しの金を持たないといったように、金に全く執着を持たない人間が美化されることが多い。しかし、ユダヤの伝統の中には、日本人が好む『清貧』といった考え方は全くない。貧しいということは、蔑みの対象とはならないが、自慢できることではない。また、ユダヤの伝統の中には、金を汚いものだとする考え方も、全く存在しない。金に対する健全な考え方があるのだ。これはまた、ユダヤ人の現実主義にもかなうものである。」ところで、昨日の日記に清水の写真をUPしました。
2007.01.26
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出張の心得であるが・・・・・仕事上の準備ができていることはもちろんで、できればスケジュールにフリータイムをもぐり込ませたいですね。その次の心得ですが、グーグルなどで事前調査し、その土地柄やその土地の人柄をまず好きになっておくことでしょうか。今日は清水に日帰り出張だったんですが・・・・清水と言えば次郎長・・・それから、ちびまる子ちゃんだろう。と言うことで、行きのタクシーで次郎長の生家の前で、写真撮影のためにちょっと止まってもらいました。次郎長の生家そして、仕事の帰りに「ちびまるこちゃんランド」に寄ったんです。入場料300円で、お客はゼロだったけど・・・・やっぱり清水に来たからには、ここを素通りできないだろう。ちびまるこちゃんランド地域限定販売かも知れないけど、ちびまるこちゃんトイレットペーパーなんてのも、あるんですね。ちびまるこちゃんトイレットペーパーところで、出張の楽しみは道中に読む週刊誌ですね。文春の書評欄に立花さんお奨めの村山治「特捜検察vs金融権力」が載っていました。(ここにその一部を引用予定・・・また別の日にUP予定)
2007.01.25
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世界各地で異常気象が猛威をふるっているようですが・・・・・「世界終末時計」が17日、4年ぶりに進められたのにも、温暖化の影響もあったと伝えられているようです。また、米国のゴア前副大統領が、自ら出演した温暖化問題のドキュメンタリー映画「不都合な真実」の日本公開に合わせ来日したそうですが、この映画は昨年公開され、ドキュメンタリーとして米国史上3位の興行成績を上げたそうです。ブッシュ陣営の犯罪的な集票操作でゴア候補が落選したが、もしゴア大統領が実現していたら、(死んだ子の歳を数えるようだが)世界はもう少しマシだったのではないかと思ったりします。地球温暖化には、各国の温暖化防止努力とかエネルギー政策が絡んでいるらしいが・・・主要国のエネルギー源にも見られるように、極めて生々しい経済問題でもあり、人は如何に生きるかという哲学的命題さえも含んでいるようです。つまり哲学的とは、我々に次のような疑問を突きつけてくるような気がするからです。(書きだすときりがないけど)・京都議定書遵守で庶民が求められることとは?・生活のアメニティを市場原理に任せていいのか?・発展途上国のエネルギー政策に口をはさめるのか?(中国の石油需要増加に歯止めがかけられないのか?)・アマゾンの消滅回避に、他国は干渉できないのか?・ゴミ処理は役所が進める短絡思考に任せてよいのか?(巨大焼却炉で燃やすのがベストなのか?)・エネルギー多様化という国是からは、原発を除外できないのでは?・京都議定書の最大の敵はオイルマネーではないか?とにかく環境負荷で世界最大の影響を与えているアメリカが、京都議定書の埒外でいいはずがないが・・・このところのアメリカ国内の異常気象で、ばかなブッシュも気付いてくれると信じたいものです。CO2はどの程度、気温を上げているか二酸化炭素による温暖化って本当?第1回温暖化いろいろ京都議定書はなぜ動かないのか 京都メカニズムの活用
2007.01.21
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番組予告がわりと好評なので・・・・(それと自分が忘れないように)21日の晩9時から、NHKで「グーグル革命の衝撃」がオンエアされるそうです。ところで、映画の予告になりますが・・・・周防監督の新作「それでもボクはやっていない」が今日から封切りになりました。日本の刑事裁判は起訴されれば99.9%が有罪になるそうです。それだけ強力な検察と裁判官のタッグが有ると言うことは・・・・冤罪もあるだろうということでしょうね。新聞の広告では“とことん社会派ムービー”と銘打っていました・・・興味ふかい映画です。heliotrope8543さんのブログに大手新聞・テレビが書けない検察「ウラ金」隠蔽の非道が載っていました。**********************************************************************************酒が入ったため、メモしていたにもかかわらず・・・・うたた寝をしていて「グーグル革命の衝撃」を見逃しました。次回からは、メモして、更にビデオをセットするようにしよう。Googleニュースがいいのでリンクに追加しました。**********************************************************************************偶然に1/24に再放送を見ることができました。(ラッキー!)Googl広告料が刺激的です。そのほかには・・・・グーグル世界制覇の野望Google であなたの商品をアピールしませんか グーグルブックサーチ
2007.01.20
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うたた寝から目覚めると・・・・つけっ放しの深夜テレビがなにやら浪曲を唸っている。浪曲か・・・なんとじじくさいマイナーな芸能ではないか。浪曲で思い出したが・・・浪曲歌謡なら「無法松の一生」がいいんだなー。無法松は、北九州出身者にとって、若松の玉井金五郎と双璧と言える存在だそうですが・・・アサヒコムの入れ墨に一途な血筋に玉井金五郎とペシャワール会の中村哲医師の繋がりが載っています。中村哲医師(59)の亡母・秀子さんの肩口には「勉命(つとむいのち)」という入れ墨があった。「勉」は亡父の名だ。ふたりは結婚に反対され、駆け落ちして一緒になった。「そのころ、母が自分の手で彫り込んだんだと思いますよ。一途な人が多いんです、うちの家系は」 そういう中村医師自身、山賊が横行するアフガニスタン・パキスタン国境地帯で、医療と水利の非営利事業に、もう20年以上取り組む一途な人としてよく知られている。 秀子さんは、火野葦平(あしへい)の小説「花と龍(りゅう)」の主人公、玉井金五郎とマン夫妻の次女。中村医師は従って孫になる。 金は出すが、人を出さない我が政府のODAは、外務省の省益には叶っているかもしれないが、被援助国の国民の評判はさほど芳しくないようです。その点、ヒモなしのペシャワール会の地道なボランティア活動には、どこかに無法松のような一途さが見えますね。そのあたりが、北九州の血なんでしょうか?中村医師には迷惑で、失礼にあたるかも知れないが・・・・無法松とどこか繋がっているような中村医師の一途な活動をしのんで「無法松の一生」を!小倉生ま~れで、玄海~そだち♪それから、映画の無法松の一生も良いようです。(板妻バージョンです。まだ見ていないけど)無法松(富島松五郎)玉井金五郎伊丹万作中村哲医師この繋がりには「まだ日本人も捨てたものではない」という希望の芽が見えるような気がします。
2007.01.18
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有給休暇がまだ35日も有るのだが、3月末までに15日ほど?消化しないと流れてしまうのです。それなのに、11月から今日まで、韓国出張中の休日出勤が6日もあったりしたので・・・明日は休みです。(なんか文句ある?)韓国で赤い辛いものに囲まれてきた反動で・・・・京都のおばんざい でも食べたい気がするが、遠いし面倒だなー。やっぱり、図書館にでも行こう。ネットサーフィンしてて、こんなものにぶち当たりました。ウィキメディア・コモンズとは?:世界中のボランティアによって維持・運営されているメディアファイルの集積場ですウィキメディア・コモンズとは、芸術家にお金を払う必要が無い、世界中のボランティアによって維持・運営されているメディアファイルの集積場です。「ウィキメディア・コモンズ」の名前はウィキメディアプロジェクトを包括しているウィキメディア(Wikimedia)の名前と、「公共」や「共同」を意味するCommonを複数形にしたコモンズ(Commons)からきています。ウィキメディア・コモンズではウィキペディア日本語版や、英語版といった他の言語のウィキペディアはもちろん、ウィクショナリーやウィキブックス、ウィキニュースなどといった、ウィキメディアプロジェクト全ての言語において、そのファイルが利用できるようになります。このようにウィキメディアコモンズは、フリーなライセンスである写真、図表、アニメーション、音楽、演説の引用句、プロモーション・ビデオ、そして他の全てのメディアファイルが概要も載せてわかりやすく説明され、全てのウィキメディアプロジェクトで利用することができるという、まさに巨大なファイルの保管庫なのです。ウィキメディア・コモンズはウィキペディアと同じウィキ (WIKI) ソフトウェアを使用しており、ウェブブラウザで誰でも自由に編集することが可能になっています。他のプロジェクトや言語にメディアファイルをアップロードするのとは違い、ウィキメディア・コモンズに画像をアップロードすることで、ウィキメディアプロジェクトすべての言語で必要な画像を表示させることができます。同時に別のプロジェクト・言語にアップロードし直す手間や時間も省くことができます。
2007.01.15
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何回か足を運び、ソウルの地図は見慣れているので・・・機上から地図と同じにソウルの夜景が見えます。さよなら ソウル!仕事から解放され、酒は旨いし、余は満足である。(なーんちゃって)ソウルの夜景フライト変更の予約番号はエコノミーだったかもしれないが・・・・「エコノミーのチケットでも、この旅行社のチケットはビジネスになるはずだ」と、アシアナ航空のチェックインカウンターでねばった(ごねた)甲斐がありました。カウンター嬢がどこやらへ電話して、やっとOKとなり・・・・アシアナのラウンジ券をゲットして、豪華ラウンジに急いだのです。ラウンジのチンザノで景気付けして搭乗したわけですが・・・・ディナーの際、グラスのボルドーを開けると、すぐ注いでくれるので・・・・調子にのって、グイグイやっていたら・・・・いい調子になって、気がつくと、もう大阪です。ということで、無事帰国しています。酒はうまいし姉ちゃんはきれいだ!(ワッ ワー!)ほんと、気前のいいアシアナのビジネスクラスはやみ付きになりそうです。ところで、アシアナのビデオ放送では、チャングム総集編のさわりを韓国語バージョン(日本語字幕)で流してくれたので・・・・ハンサングンがチャングムの素性を知って抱き合うシーンなど、感激しました。それはそうと・・・・・アリデベルチ ローマ!というカンツオーネが有りますね。いい歌なんだなー これが。アリーデベールチ ソウル♪ グッバーイ オー ルボワール♪さよなら ソウル!(いつの日にか キムさんに合えますように)
2007.01.13
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韓国スタッフに「何が食べたいですか?」と聞かれ、「ソルロンタンorサムゲタン」と答えたので・・・・今日の昼食はソルロンタンに決まり。(韓国スタッフは、安上がりなのでややほっとしていたようです。)そして、夕食は雑炊専門店で牡蠣入り雑炊を(自前で)所望しました。韓国出張も長くなると、私の好みの傾向が定まってきたようで・・・・辛くないソルロンタンとか、雑炊がいいですね。ここで、韓国料理について個人的に総括しておこう。韓国料理はとにかく辛い!そして、ヘルシーではないかと思います。大型スーパーの雑穀コーナーで見かけた袋に“8”の文字が見えたが、これは8穀米ではないだろうか?8穀米の雑炊なんか、いいだろうなー。(なんか 好みがヘルシーというか、老人好みかな?)8穀米?ところで、昨日の晩は、我が社のスタッフが到来したので・・・・カニと韓国風シャブシャブという豪華接待に与りました。韓国風シャブシャブは中に仕切りがあり、タコシャブ&牛シャブという構成になっているのが日本と違うようです。韓国風シャブシャブ土曜日には、駆け込みの仕事のあと・・・・空港に向かい18:20発のアシアナ便で帰国の予定です。
2007.01.12
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仁川の工業団地の海岸べりには、ご覧のとおりズラーと海鮮料理店がならんでいて、昼飯時ともなると・・・・ばっちり化粧したオバチャンが各お店の前に立ち、客引きするさまは、商魂逞しいというか、壮観ではあります。この写真に防潮堤が写っていますが、この先には干満の差が大きな西海が広がっています。 お店では海鮮チジミが出てきたが、結構ボリュームがあり、今日の昼飯はチジミかそれもいいだろう・・・・ということで肩すかしを食らった感があったが、食べ終わって、忘れた頃にメインの牡蠣釜飯?(名前は覚えられないので聞いていません)が出てきたのです。おい そんなの有りか?前もって説明があってしかるべきだろう。知っていれば、前菜がわりのチジミをもっと抑えておくんだった。もー! ベースのご飯は赤飯いろをしているが、別もので、たっぷりの牡蠣、栗、その他の具がいっています。韓国では釜飯類は先ず、なかのものを別のお皿に移し、釜に残ったオコゲにお湯をそそいで蓋をして待つんですね。食事の最後にこのオコゲをこそいで、オコゲ湯?(雑炊とまでは行かないのでソバ湯に近いかも)として食べるんですが・・・・・日本人にはどうってことないものだけど、この辺に好みの差(習慣の差?)が出るみたいです。
2007.01.10
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今日は15号線を下り、キョンギ道ワスン市の工場まで韓国スタッフの車で遠出したのですが・・・工場幹部の接待で昼食に出向いたのが、民芸風食堂でした。道路際に天下大将軍の像が立ち並び、ここは聖地か?と錯覚するほどでしたが・・・その場所をアプローチにして奥に民芸風食堂がありました。(客寄せに天下大将軍を立てたとしたら、かなり罰当たりな所業なんだろうが、詳細は未確認です。)民芸風食堂出てきた料理が、ドウブ○○?とかいう料理でスンドウブに似た料理とのことです。エビ、カニ、貝類が入った豆腐鍋という感じで、口に合いなかなかのものでした。ドウブ○○?民芸風食堂の豆腐料理という選択がいいではないかと思った次第です。(これが郷土料理かどうかということまでは、聞き漏らしました)天下大将軍の像で思い出したが、日曜に木人博物館で見た鬼?のレリーフもなかなかの迫力でした。鬼?のレリーフ
2007.01.08
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今日は、昨日の嵐がウソのような晴天です。しかし、さすがに韓国の冬は寒いです。外国での休日だから、寒さを我慢して、またソウルに出かけたのですが・・・・光化門付近の凍った道を(アメリカ大使館前にポリスマンが大勢いるので、挙動不審と思われないように)転ばないように歩きました。ソウルの北側の山の中腹にある三清閣というところに行ったのですが・・・・ごらんのとおり冬景色でした。実は坂の途中で一回だけ転んだとき、支えた手首がチョット痛いのです。そのあと、ガイドブックに載っていた、木人博物館に行きました。ヘタウマというか、韓国のプリミティブアートは楽しいですね。この木人博物館は仁寺洞というところにあるのですが、この地区は伝統工芸品を扱う店が集中していて、かなりの人通りです。この店の骨董品など、いわくありげで・・・・冗談に買い求めるのも楽しいでしょうね。(但し、お金が余っていたらですが)
2007.01.07
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ここ、ソウル近郊でも・・・・窓の外は、強風の中を雪が舞い嵐のようです。天気予報では日本でも台風なみの低気圧が通過するとか。3連休のショッパナで鼻を折られた人も多いのではないでしょうか。これでは、ソウル観光もあったもんじゃないなー今日はホテル内で、読書とかネット巡りでおとなしくするしかないようです。それでは、昼飯になるものを、買出しに行くか。**********************************************************************************行った店はスーパーとホームセンターとデパートを合体したようなホームプラス(全国チェーン店のようです)という店で、とにかく何でも売る構成になっています。漢方食品を置いてあるコーナーなんか韓国らしいですね。それから、五穀を売るコーナーも充実しています。漢方食品?買って帰った戦利品なんですが、メインは韓国産ビールでしめて約1万1千Wのささやかな買い物でした。戦利品(お知らせ)どうも、私が美人通訳と会いたいために来ているような、過大な期待が見られるようですが(誰も期待していない?)・・・・彼女の出番は対客先交渉とかの場合のみで、今回はそれが無いのです。従って、韓国人と日本人のつたない英語で渡り合う非常に過酷な仕事が待っているのです。以上のとおり、状況を補足説明しておきます。朝鮮人参料理その1(参鶏湯)
2007.01.06
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アメリカの経済は(金余りマネーによる)戦争を組み込んで回っていることが、そして貧者が戦場に出ていることが知られていますね。保坂展人どこどこ日記にアメリカの教育改革法=「落ちこぼれゼロ法案」が載っていたが、貧しい高校生を戦場に送るような法律となっているのです。後追い日本の新しい教育基本法は、ここまで露骨ではないが・・・・ニート、派遣を戦場に送る法律に変わらないと断言できるだろうか?1/3保坂展人どこどこ日記より2年前には地元事務所での講座に招いて以来の久しぶりに堤さんの仕事が気になり、12月8日のロフト・プラスワンで行った連続トークライブの打ち上げでも、アメリカの状況を話してもらった。その場で印象に残ったのが、2002年の春にアメリカ連邦議会で成立した教育改革法=「落ちこぼれゼロ法案」(No Child Left Behind Act)は、全米の高校からドロップアウトする生徒をゼロにするという「崇高な目標」を掲げているという。以下、本の107ページから引用する。「すべての高校は、生徒の親から特別な申請書が提出されない限り、軍のリクルーターに生徒の個人情報を渡されなければならない。また軍の関係者にも、普通の業種のリクルーターと同じように、就職説明のために生徒と接触することを許可することを義務づけている。(107条110項)ロッドペイジ教育省長官とラムズフェルド国防長官は、教育省から全米の学校に配られた手引き書に共同で署名し、各州の教育委員会に、すべての学校がこの法案に従うように指示を出した。拒否した場合は、政府からの助成金が打ち切られる。裕福な私立の学校はそれでもいいが、助成金でぎりぎりの運営をしている貧しい地区の公立高校に選択の余地はない。軍に渡される情報には、生徒の名前、住所、国籍、両親の職業、入学してからの成績、市民権の有無、そして携帯番号とかなり個人的なものまで含まれる。(引用終わり)堤未果さんといえば「2006年日本ジャーナリスト会議(JCJ)賞」の新人賞をもらった、新進気鋭のジャーナリストなんですね。
2007.01.05
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また韓国に来ています。訪韓3回目ともなると、ホテルでもおなじみさんで・・・あーら ○さんと言う感じの歓待で、前と同じ部屋をとってくれた。夕食に繰り出しても、相変わらずハングルはチンプンカンではあるが・・・・以前と違って、異邦人としてのおののきが無いんです。なじみの食堂に入ったら、顔を覚えていてくれたようで、ニッコリしてくれます。今日は空港から工場に直行する慌しさであったが・・・・明日はホテルへの出迎えが10時という、嬉しい時間設定である。(これは会社には内緒、なにしろ韓国スタッフが早出を嫌うもので)明日を休みにして11連休にする同僚も多いので、これくらいのズルは当然・・・許されるのだ!!!今夜はかって知ったるホテル近辺より、探索のレンジを伸ばして遠出したんですが・・・・デパートを見つけたり、5000~1万Wの手ごろな日式食堂をビル2Fに見つけたりしました。ここブチョンでは、夜の8時、9時でも買い物客が多いので・・・明日以降のナイトライフがまた楽しみです。(ナイトライフといっても、ウィンドウショッピングですけど)
2007.01.04
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「お!嫌いな外交評論家(岡崎久彦氏)が刺激的な題の本を出しているな」ということで手にした本なんですが。パラパラめくってみて・・・・いいではないかと衝動買いした本なんです。最近はテレビでアメリカ擁護のコメンテターとして出てくるので、この人の顔を見るだけで、またかと思ったりしていたけど・・・・・この本は偽悪的な題にもかかわらず、韓国に関して深い洞察が垣間見えておもしろそうです。(はやりの嫌韓流ではないようです。)明日から韓国出張なので持っていって読破しようと思います。内容紹介はいずれまた。岡崎久彦『なぜ、日本人は韓国人が嫌いなのか』WAC BUNKO 933円(『隣の国で考えたこと』を改題、改訂)
2007.01.03
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ホワイトカラーを馬鹿にしたようなホワイトカラー・エグゼンプションという厚労省原案が年末に御用委員会から出ましたね。財界と厚労省の意を代弁するような御用委員会と、その厚労省原案を数に任せて追認するような政権党。このような原案を出す厚労省と財界を仰ぐ、我等ホワイトカラーに希望はあるのか?格差解消となる政策なんて、有るのだろうか?ネオリベラリズムは、グローバリズム(アメリカナイゼーション)は必然なのか?・・・これらの疑問に答えてくれる希望の書が内橋克人さんの「悪夢のサイクル ネオリベラリズム循環」だと思います。(回答の書というよりは、指南の書というべきかも)ということで、内橋さんの指摘を以下に書きとどめます。○バブル崩壊以降、地方債の残高が急伸していったのは、国の意志であったわけです。80年代に行われた日米構造協議により、日本はアメリカに内需拡大を強く求められ、91年度から2000年度までに430兆円の公共投資を行うことが、対外公約になってしまっていたからです。しかし、中央は中曽根内閣以降の臨調路線で、民営化や歳出抑制による「増税なき財政再建」が公約となっていましたから、このアメリカとの約束は地方におしつけざるを得なかったのです。○むろん、アメリカの製造業や労働団体、圧力団体を背景にしたアメリカ政府の圧力という流れもあったのだと思いますが、私はむしろ冷戦の終結以降、アメリカがさまざまなかたちで日本に資本の自由化、規制緩和を求めてきたのは、80年代にアメリカの政権の経済理論の支柱が新自由主義(ネオリベラリズム)経済学=市場原理主義に変わったということが大きいと考えています。○このバブルが崩壊した92~95年の間に何が言われたかというと、「要するに規制があったから、日本型資本主義だったからこういうことになったのだ」といった理屈でした。今振り返ってみれば、本質は全然、違っていたわけです。日本のバブルの崩壊は第4章で明らかにしたように、まさに「マネー」が逃げていった結果に過ぎないのです。○ただ、マレーシア一国だけが、通貨の取引自体を規制し、ヘッジファンドの攻撃を防ぎ自国の産業を守りました。マレーシアは、アメリカやジョージ・ソロスから「グローバリズムに反する。縁故主義の身内資本主義」と攻撃され、「今後の繁栄はない」とまで言われましたが、2006年の時点で見てみると、マレーシアの経済は自国の産業を維持しながら、年率4%前後の安定した成長を続けています。○日本では不良債権を抱えた金融機関や事業会社の処置をなかなか決めることができず、結果として「失われた十年」という長い経済停滞を余儀なくされたわけです。一方の北欧諸国ではなぜそのような厳しい処置が可能で結果として不良債権処理が短期間で解決したのか。結論から言えば、日本は「会社を潰せば人間も潰れる社会」であり、北欧では「会社を潰しても、人間は潰れない社会」だった。それがバブルの後始末の違いに現れたといえます。市場原理と経済効率を優先した企業中心の社会であるほど、ひとたびバブル崩壊のような「市場の失敗」が現実のものととなったときの抵抗力は弱いのです。○目を日本という国のありように向けるなら、グローバリズムの名の下にITマネーに支配される「虚の経済」に「適応」してゆくのではなく、実需と生産、勤勉と労働に基づく「実の経済」をめざし、国家としての足腰を鍛え、虚の経済に立ち向かってゆかなくてはなりません。そこには日本が切り開くべき経済のフロンティアも確実に存在します。いくらでも、書き写したいフレーズがあるんですが、このあたりで終わりにします。そんなに高価な本でないので、興味があれば買い求めて読んでみてはどうでしょう。なお、ホワイトカラー・エグゼンプションですが、ウィキペディアによれば・・・・・アメリカ政府は日本における外資企業(自国企業)の収益性・効率性を上げるために、日本の親米保守派に圧力をかけたと考えられる。・・・だそうです。ホワイトカラー・エグゼンプションウィキペディアよりホワイトカラー・エグゼンプション?悪夢のサイクル2
2007.01.03
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硫黄島戦で2本の映画を作ったイーストウッド監督ですが、イーストウッド監督そのものが良かったように思います。渡辺謙さんのプレミア舞台挨拶です。僕はこの映画は日本映画だと言い続けています。僕たちが忘れ去ろうとしていた日本の歴史を、クリント・イーストウッドというアメリカの監督が撮ってくれる、そのように思っていました。素晴らしい理解をクリントは示してくれました。本当に僕たちの先輩たちの無念を、そして彼らが受けた辛い思いをしっかりと受け止めて、この映画に残してくれました。この映画に参加できて心から誇りに思っています。皆さん、僕たちが少しでも感じた硫黄島の苦しみや哀しみ、そして少しだけの喜びを今日一緒に体験してください。そして、僕らが忘れ去ろうとしていた日本の歴史を思い直すきっかけにこの映画がなれば、本当に僕らは幸せです。ありがとうございました。せりふは全て日本語であり、役者は全て日本人だし・・・見終わったあと、これはアメリカ人監督の作った映画だったんだとあらためて思った。確かな考証があり、日本人が見ても違和感のない“日本映画”であったと思うが・・・・まず感慨を覚えるのはこのような“日本映画”を作ったアメリカ人とは?監督とは、脚本家とはどんな人なのか?ということです。穏やかなイーストウッド監督から、このような戦争映画が生まれたが、監督のこのパッションの元は何なのだろう。それは、国を守るために戦った栗林中将とか、ともに戦った将兵に対する敬意ではなかったかと思うのです。日米双方の将兵たちは、好きで戦ったのではないはずである。やむにやまれず戦ったこの戦争とは何だったのか?西中佐が負傷したあと、本隊に合流するため副官が指揮をとることになり・・・部下の移動を援護する際に、手榴弾を投げようとして副官は敵弾に斃れた。このシーンをサラッと描くイーストウッド流など、いいですね。役者の演技もいいし、雄雄しさに涙が出ました。日本では、戦時も戦後も中間官僚の脅威的な頑張りで(今はどうか知らないが)、愚かなトップの尻拭いをして来たのだなーと感慨深いものがありました。それから、赤紙を配ってきた隣組のおばちゃんの(文字通り)殺し文句のシーンなどあったりして、怖かったですね。東条英機を描いた映画はあったけど・・・・日本人監督でこれだけの戦争映画を作る人は、残念ながらいないのではないでしょうか。いずれにしてもイーストウッド監督の歳をとっても衰えない感性に感嘆してしまいます。硫黄島の戦いウィキペディアより「硫黄島からの手紙」公式ブログ「父親たちの星条旗」Marines on the beach終戦から4年後の1949年1月1日、最後の日本兵2名がアメリカ軍に投降した。・・・・そうです。ところで、本屋に寄ると栗林中将もの、硫黄島ものの本が5、6冊くらい置いてあって、文芸春秋の最新号でも巻頭を飾るような扱いで、チョットしたブームですね。私のこのエントリーもブームに乗っているわけか。閉塞した日本で、皆さんもなんとか誇りとかアイデンティティーを模索しているんだろう。誇りを云々するなら・・・ホワイトカラーエグゼンプションはどうなっているんだろう。(公明党が恐れをなして見直しを始めたようです)***********************************************************************************「イラク開戦以来、米英軍に殺されたイラク人は6万人を越えるという。クリント・イーストウッド監督の次回作がアラブ側の視点の戦争映画になることを期待したい。」マッドアマノ氏より
2007.01.02
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官邸主導でトップダウンを目指した安倍さんでしたが、人選したスタッフがボロボロで早くも迷走状態に陥っているようです。気配りの人安倍さんは、調整に腐心はするけど、自分のポリシーがないためか早くも、高級官僚になめられているようです。そのあたりのことが立花さんの「メディオソシオ-ポリティクス」の最新版に載っています。安倍さんで大丈夫?○実質的な国家統治の重要事項が、どこで語られ、どこで決まっていくのかといえば、閣議の前日に行われる事務次官会議である。事務次官会議で決定されたものだけが、翌日の閣議にかけられる。その事務次官会議を仕切るのが、官房副長官なのである。いってみれば、官房副長官は、事務方の総理大臣役なのである。○最大のミスキャストは、内閣官房副長官の的場順三だろう。官房副長官は、官房長官以上に内閣の要となるポストである。日本という国家の基本システムは官僚制である。官僚制に対する批判はいろいろあれど、国家システムの実体は官僚が握っているという現実があるのだから、官僚をきちんとおさえなければ、国家の統治機構の歯車がまわっていかない。霞ヶ関の基本構造を知っている人は誰でも知っているように、その要のポストが内閣官房副長官である。○このようなシステムの中で、事務次官会議を仕切る官房副長官は官僚トップの身分である全省庁の次官を集めてそれを仕切る役だから、官僚の最高のポストと目されている。そして、これまでは、全官僚から、この人ならと目される人が選ばれてその椅子に座ってきた。通例それは旧内務省系(警察庁、自治省、厚生労働省など)の次官が選ばれてきた。そしてその椅子に座る人は、それなりの存在感を持って全官僚を威圧できる人だった。その典型とされるのが、田中内閣時代の後藤田正晴官房副長官である。○結局なぜ安倍首相が的場を官房副長官すえたのかよくわからないまま様子見をしていた官僚たちも、すぐに、的場の力を見抜いてしまったので、的場は田中内閣時代の後藤田官房副長官とは逆の立場になりつつある。つまり、存在感がどんどんなくなり、おさえがきかなくなって現場の官僚たちに逆に仕切られてしまっているということだ。そういう状況下で、安倍首相も必然的に高級官僚たちになめられてしまっている。そのあたりが安倍首相と安倍首相の尊敬する祖父の岸信介といちばんちがうところだ。○実はそんなこと以上に、私がかねがね安倍首相の政治家としての資質で疑問に思っているのは、彼が好んで自分が目指す国の方向性を示すコンセプトとして使いつづけている「美しい国」なるスローガンである。情緒過多のコンセプトを政治目標として掲げるのは、誤りである。だいたい政治をセンチメンタリズムで語る人間は、危ないと私は思っている。政治で何より大切なのは、レアリズムである。政治家が政治目標を語るとき、あくまでも「これ」をする、「あれ」をすると、いつもはっきりした意味内容をもって語るべきである。同じ意味を聞いても、人によってその意味内容のとらえ方がちがう曖昧で情緒的な言葉をもって政治目標を語るべきではない。「メディオソシオ-ポリティクス」の最新版未熟な安倍内閣が許した危険な官僚暴走の時代東京新聞のH18年10月の社説『官』との戦いが始まるに安倍政権への期待が載っていたが、あの東京新聞でさえ見事に見立てを誤ったのかも知れないですね。(なにしろ、5ヶ月で迷走状態だもんね) 安倍丸が船出しました。経済チームの布陣には、官僚と戦う意気込みを感じます。霞が関の既得権益を打破するためには、情報公開の徹底が武器になるはずです。 役人にとって、政権人事で最大のサプライズは的場順三氏の官房副長官への起用でした。官僚機構の頂点に君臨するポストです。中堅官僚の一人がため息をつきました。 「いきなり官僚のトップに民間人を起用するとは…。これで各省次官や局長が民間人に代わっても不思議でなくなった。『官邸の意向に逆らえば、いつでも差し替えるぞ』という強烈なメッセージですね」 そう、これは霞が関に対する暗黙の「宣戦布告」なのです。■「小泉改革」を引き継ぐ 的場氏は故後藤田正晴官房長官の下で、内政審議室長を務め「省益を忘れ、国益を思え」とたたき込まれました。官僚の手の内を知り尽くした七十二歳の大ベテラン。霞が関では「カミソリ後藤田の再来か」と警戒する向きもあります。 経済財政担当相には、民間から竹中平蔵前総務相に近い大田弘子氏。財務相には成長重視の尾身幸次氏。自民党幹事長には中川秀直前政調会長が就任しました。 この布陣は、昨年来の財政再建論争を抜きに語れません。 大幅増税派の谷垣禎一財務相・与謝野馨経済財政担当相ラインと歳出削減を重視した竹中・中川ラインの激しい政策バトルです。結果は事実上の「小泉裁定」で今後五年間の歳出削減が決まり、竹中・中川ラインの勝利に終わりました。 一連の改革ペーパーを書いた前・総務相補佐官も首相補佐官付として官邸スタッフに登用される一方、対立した与謝野、谷垣両氏は閣外に去りました。非情ささえ漂う人事は、小泉改革路線を全面的に引き継いでいます。改革を一段と加速する準備とみて間違いありません。 株式市場は大幅高で応じました。市場はなぜ、政権の霞が関と戦う姿勢を評価したのでしょうか。■成長する中国やインド インドはかつて中央集権と官僚による規制が強く、そのために経済が離陸できませんでした。しかし、大胆な規制緩和と地方分権を進めた結果、めざましい発展を遂げました。バンガロールは情報技術(IT)産業のメッカになって「第二のシリコンバレー」と呼ばれています。 中国も地方分権を進め「いまや実態は『中華連邦』だ」という声があるほどです。上海や大連には、多くの外資が進出しています。 それに、ロシア。旧ソ連時代にゴルバチョフ氏が主導したペレストロイカ(立て直し)は情報公開を武器に、党と政府の特権階級支配を終わりにする戦いでした。 これら新興国の成長は官僚依存、中央集権からの脱却が鍵になりました。官僚が情報を独占し制度を支配する仕組みは、地球規模のインターネットの普及で終わりを告げたのです。 小泉純一郎政権が始めた日本の改革は、昨年の総選挙で永田町の抵抗勢力一掃に成功しました。これを第一段階とすれば、次に立ち向かう第二段階は、霞が関との戦いを避けて通れません。「政官業トライアングル」の中で、チャレンジ精神にあふれた「業=民間」が自由な競争を通じて元気よく仕事するには、「政」と「官」の癒着をここで完全に断ち切る必要があるのです。 突き詰めていえば、政府の財政面での役割は、国民に最小限の安心を保証し、民間の自由な競争環境を整える点にあります。「上からの規制」でなく「競争の枠組みをつくる」観点から、霞が関だけでなく、地方自治体を含めた行政機構全体をスリムにしなければなりません。■徹底した情報の公開を 権限を失わないように、官僚が使う手練手管は想像を絶します。安倍晋三政権が霞が関と戦うためには、情報を最大限公開して、国民を味方につける以外にありません。 妥当な理由のない限り、政府の会議は完全公開する。資料もインターネットで開示する。与党も議論を公開する。そんな「情報公開原則」を策定してはどうでしょうか。
2007.01.02
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韓国スタッフの持つ携帯を見て感じるのですが、韓国の携帯はスゴイ!カーナビ、TV、オフィス文書(エクセル、ワード)、辞書などの機能がついて、日本のより小さかったりするのです。DRAM生産ではサムソンが世界トップであるが、IT部品だけでなく・・・すでに韓国の携帯は日本とは別の進化をとげているようです。また、地下鉄の乗り場やバスで、わけの分からないIT機器にカードをかざして出入りしている光景は日本とよく似ています。いっぽう、政治意識が先鋭な(単に我が強い?)韓国では、オーマイニュースがノムヒョン大統領誕生に貢献したといわれるが・・・日本のオーマイニュースの停滞を尻目に快走しているようです。つまり、韓国のWeb2.0はハード、ソフトとも日本とは少し違った形で進化しているんではないか?と感じたのです。ソウルから仁川の工業地帯に向かう込み合った高速道路で携帯で話しながら、かなり強引な車線変更を繰返す韓国スタッフを見るにつけ・・・・意気消沈気味の日本と比べ、韓国侮りがたしと思った次第です。オーマイニュース:Web2.0の先駆けに韓国メディアの進展が載っていたので、一部引用します。○オーマイニュースは読者に開かれたプラットフォームであり、読者がコンテンツづくりに参画する。つまりオーマイニュースのビジネスモデルは、2000年時点ですでにWeb2.0的であったと言える。○韓国では、オーマイニュースという、従来型新聞の代替メディアの出現により、ニュースコンテンツのロングテール化が進んだ。これに対して日本では、代替メディア出現のステップを飛ばして、メディアの無限拡散が進んでいるように見える。すなわちブログの普及により、メディアのビッグバンが(まだ初期ではあるが)進展しつつあるのだ。○「市民みんなが記者」というオーマイニュースの理念は、韓国では4万人の市民記者として結実した。これに対して日本では、数十万人のブロガーがすでに活動しており、パーソナルメディアとしての役割を担っている。むろんマスメディアとパーソナルメディアの役割は異なり、両者は両立しうる。だが両者の力関係が変化することは、十分に考えられる。その結果、マスメディアの広告媒体としての価値が下がり、企業の広告費がパーソナルメディアにより多く投入されるようになることも予想される。このとき既成のマスメディアは大きな岐路に立たされるであろう。その道筋の1つは、大衆市場の消滅とともに衰退に向かう道である。そしてもう1つは、パーソナルメディアとのハイブリッド化(*)を目指し、ビジネスモデルを革新する道である。日本のマスメディアのビジネスモデルは表面上強固だ。だがメディアの地殻変動は水面下で急速に進んでいる。激動の時代は近くまで来ていると考えるべきだ。『韓国のデジタルデモクラシー』玄武岩年明けそうそうに朝生を見ていたせいか、今頃ねむたくなったが・・・・ほんとに寝正月である。朝生の通底音というか共通認識は「この強大で危険なアメリカとどう付合うか?」ということではなかったかと思う。
2007.01.01
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