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もういちど仕事を選べるなら・・・養蜂業者になりたかった!との思いがするドングリです。花を求めて、蜂とともに旅を続ける・・・・花から花へ、蝶々のように♪(嗚呼)ニセアカシヤの甘い香りと、蜂の羽音・・・・果報は寝て待つ蜂を友にしたエコロジーな漂白よ♪(現実はそんな甘いものや おまへんのや!!)温暖化、環境破壊、ガソリン代高騰と現実は そんなに甘くはないかもしれないが・・・・自然の恵みに対する謙虚な感謝、足るを知る生活はいいだろうな~もう少し若かったら、転職を考えていたかも知れないが、子供の学校とか、住民票とかいろいろ問題もあるしな~・・・だけど、しがらみのない若者なら、派遣よりは魅力的に思うのだが。寝ぼけ眼で縷々書いてきたが・・・・「ホームレス中学生」がベストセラーにもなる昨今、「足るを知る生活」などと極楽トンボのようなことを言っている状況ではなかったのだ!スタート時点が貧乏であれば、そこから抜け出せないニッポン国の愚かしさはどのようにして生じたか?ということです。(だんだんと目が覚めてきて・・・正気に戻ったドングリです)
2007.11.30
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ガラオケ・・・なんじゃそれ?釜山のホテルのエレベエーターの表示なんですが、KARAOKEがよく見るとガラオケとなっていた。すごいジャン! それから・・・・ゴルフがゴールプーになっている(アハハ)これまで、日本人は誰も指摘しなかったようですね。(私も含めて)みっともないから、誰か訂正してやってよ!このままにしておくほうが楽しいので、いいのかも?
2007.11.29
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官製談合を追求された緑資源機構は廃止と決まったが・・・松岡さんや元理事の自殺で騒がれたことも、はや忘れかけている昨今です。三流農水省は、同事業の来年度予算で今年以上の590億円を要求したそうです!緑資源機構の看板をかけかえた組織ができるわけではないが、その事業は反省もなく引き継がれるそうで・・・これって新手の焼け太りでは?一方、地方では造林公社債務、財政改革に壁 滋賀県政へ重い負担 によると・・・・栗東駅問題で英断を下した嘉田さんにとって、営林はきれい事ですまない難問となっているようです。巨額の債務を抱える滋賀県造林公社とびわ湖造林公社が、下流府県などに債権放棄を促す特定調停を申し立てることを決めた8日、県庁内には「県の負担はどれぐらいになるのか」などと不安の声が広がった。特定調停で債権者が債権放棄に応じるかは不透明で、県に多額の返済義務が生じる可能性が高いためだ。嘉田由紀子知事の下、厳しい財政改革を目指す県に、造林公社の債務問題が高く立ちはだかっている。 滋賀県の県債残高は9000億円近くに上る。単年度収支で標準財政規模の5%にあたる約150億円の赤字が出れば、財政再建団体に転落することになるが、財政調整のための基金は約119億円(本年度末見込み)しか残っていない。県財政課は「このまま放っておけば、財政再建団体に転落する」と危機感を抱く。 県は来年度以降の3年間で約400億円から約460億円の財源不足が生じると試算。現在、来年度の予算編成に向け約160億円分の事務事業見直しを進めている。 ある県職員は「100万円単位で事業見直しを進めているのに、数百億円なんて…。正直気が滅入ります」と漏らす。この職員の課は、本年度当初予算ベースで事務事業関連の予算を半減するよう指示されている。「そのうえ、造林公社の負担がのし掛かれば、これ以上何を削れというのか」。 韓国からの帰りの飛行機が日本上空にさしかかる度に、日本列島はつくづく山国なんだと感じ入るけれど・・・・眼下に広がる山林は各地方自治体にとって、お荷物なんでしょうか?営林された山林の治水効果、里山の景観、CO2削減効果それから都市の住民に与えるフィットンティッドなどが無くなる場合の損失を金に換算すれば、そうとうな金額になるでしょう。「森林の治水機能」を認めない国交省など、縦割り行政の愚かしさの最たるものだと思うけど・・・・それでも営林がお荷物になるならば・・・よくわからないが、行政のどこかの底が抜けているのではないか?嘉田知事の悩みを察するにつけ、何かお手伝いできないものかと思ったりもするのです。(女性には、甘い大使なんです)ということで・・・山林の素人ではあるが、この問題の解決策、対案などに注目しています。琵琶湖に恋した女性知事によると、嘉田さんは京大探検部にいたとき、1人で半年間アフリカに行ったそうです。・・・・案外とツワモノなんですね。
2007.11.27
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天気良し!腹も減ったし、(遠出の計画もなかったし)新聞に帆船2隻(日本丸、海王丸)が入港と出ていたので見に行くことにした。パソコンの前で馬鹿な短歌(狂歌)をひねっている場合ではないのだ!南京町で軽い昼食をとり、ぶらぶらと港に向かう。震災メモリアルから2隻の帆船が見えます。震災メモリアル帆船の近くではフリーマーケット、屋台もあり、かなりの人だかりでした。海王丸風もなく小春日和で、“希望の船出”というモニュメントの雰囲気がぴったりの昼下がりだったが・・・希望の船出これで、キムさんが横にいれば、言うことなしだけど(ホロリ)♪あなたと二人で来た丘は 港が見える丘 色褪せた桜 ただひとつ寂しく咲いていた .....(ウェーン)
2007.11.26
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オーストラリアに11年半ぶりに政権交代があったそうです。ラッド次期首相はイラク撤収を公約に掲げていたそうで・・・これを知ったうえで、政権交代を選んだオーストラリア国民の見識に敬意を表したいと思うのです。この一世紀ほどまともな政権交代を経験していない日本庶民としては・・・それにつけても日本の淀みよ、じっと手を見る!という感慨を覚えます。(はたして、政権交代は日本庶民には夢なのか?)そして、この期に及んでもイラク後方支援の継続に狂奔する我が政権の見識は、どうなっておるのだ!という気もするのです。スペインが去り、オーストラリアが去り、EUが逡巡している昨今・・・トルコ、ポーランドなどの貧乏国は別にして、ブッシュ詣でまでする日本のアホぶりが目立ってしまうではないか!!これで、イラク戦争を支持する有力国はイギリスと日本ぐらいになったのではないだろうか?豪総選挙で労働党圧勝 11年半ぶり政権交代**********************************************************************************啄木より一部借用しました。最近 短歌(狂歌?)に凝っているドングリです。はたらけど はたらけどなほ わがくらし 楽にならざり ぢっと手を見る密室で 連立話 それはチャラ それにつけても日本の淀みよ ぢっと手を見る(字余り)
2007.11.25
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ほげほげ草紙の短歌を見たが・・・これなら、俺だって!・・・といたく大使の創作意欲を刺激したのです。<ほげほげ草紙の秀作>・ほげほげの ほげほげほたるを ほげほげし 君と下った 酔っているらん・目は据わり 足はフラフラ おかげさん 深夜徘徊 空を見上げて<大使の習作>・古池や かわず飛び込む 水の音 それがどうした かわずがキョトン・あかつきが なはが銀河が 廃止とか 昭和は遠く なりにけるかな・お前には 言われたくない その言葉 (ただいま思案中です)menu・ほげほげ草紙に勝手にリンクしたけど、修好条約を結ばなくては・・・・*********************************************************************************(ただいま思案中です)の回答・言わなきゃ良かった、この啖呵!・口が滑って、今の有様!・しばいたろか? いや我慢、我慢こんな馬鹿やってないで・・・外に遊びに行こう。**********************************************************************************推敲を重ねた結果、以下のような妥当なセンで決めてみました。・お前には 言われたくない その言葉! 啖呵切ったが 夢で良かった。叙情がもうひとつだな~短歌としても、狂歌としても鐘ひとつだろうな~(短歌をなめてはいけません)
2007.11.24
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以前の日記にも書いたが・・・・ジャングリッシュ(日式英語)も相当なものだが、ハングリッシュ(韓式英語)も相当なものである。韓国では英語のFがPとなって発音されるようなので・・・「カフェでコーヒー」が「カペでコピ」と楽しく発音されるようです。この韓国の特殊事情があり、英語で話していても・・・ペクスなにそれ?ああファックスかということになるわけです。他にも、ハンドポン(携帯)とかあったかな?鋭意 思い出してみます。もっとも、デジカメ、パソコンなど和製英語や日本式発音を使ったら、相手にはなにそれ?になるが。(どっちもどっちである)この各国の特殊事情について集めたら、かなり面白い資料ができるのではないでしょうか?(ひまなら、やってなさい)ということで、wikipediaのコングリッシュを覗いてみました。(ハングリッシュというより、コングリッシュが正式のようです。なお、この記事や節の内容は「独自研究」にとどまっているおそれがあるとのwikipediaの注釈がついています)おお!このテの特殊事情英語としては、つぎのようなものがあるみたいですね。・ジャプリッシュ 日本英語 ・シングリッシュ シンガポール英語 ・タグリッシュ フィリピン英語 ・ヒングリッシュ インド英語 冗談はさておいて・・・・業務上、英語の必要性は韓国のほうが高いようで、韓国人の英語力は日本人より高いというのが、仕事を通じた私の実感です。英語が進展しないならハングルを学習するテもあるが・・・どうなることやら?
2007.11.23
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寒くなったが、北国では灯油どろぼうまで現れたと報道されています。石油の高騰が世界中の庶民に痛みを与えているが・・・その高騰で利潤を得ている者がいる一方、金余りマネーが怪物的な本性を現してきました。石油の高騰の原因は、石油を担保にした石油投機だと思うのですが・・・・これって、過って経験した土地ブームとそっくりではないか?かって私は(皆と同じく)土地の値上がりに生活を翻弄されたが、(皆と同じく)な~んもいい目に会わず、痛い目に会っている。当時は、土地を担保にした土地投機を・・・銀行も、政府も、庶民までも煽っていたような苦い思いがあるのです。ただ、土地ブームと違うのは、石油の高騰で潤うのは産油国と石油関連株だけで・・・・日本人のほとんどは儲からないということでしょうね。(石油の高騰で潤う株、投信、ガソリン税にとっては、好機到来かもしれないが)庶民は投機に関わっていないのに、石油高騰で痛い目にあっている。この怒りは、いったい誰に対してぶつけたら、いいのでしょう?証券会社か?石油メジャーか?金余りマネーか?・・・・石油本位資本主義、ドル乱発を推進するアメリカ財務省あたりでしょうか?額に汗して輸出する日本の儲けを、あざ笑うかのような石油メジャー及び投機の利潤である。実業が、投機のような虚業にひれ伏す異常な経済は、どこか狂っていると思うが・・・どうすればいいでしょうね?(アメリカは国策として、虚業にシフトしてきているし・・・ほんとに もう)土地ブームの崩壊と言えば、サブプライムローンの崩壊も良く似ていますね。非情なファンドが投機先を不動産から石油に変えたために崩壊を加速したのでしょう。投機はアメリカ庶民を潰したあと、ダイダラボッチのように石油に触手を伸ばしたようです。(もののけ姫のダイダラボッチのイメージがダブるんです)「グローバリゼーションから軍事的帝国主義へ」の市民社会フォーラム書評に「原油取引のドル建て目的」説が載っていました。 そこで、着目すべきは「原油取引のドル建て目的」説である。アメリカにとって「国際通貨ドル」は、軍事力とともに残された数少ない国際的影響力行使の手段であり、絶対死守すべきものである。これが、イラク原油のユーロ建て切り替えで侵されることになったのである。これを許してしまえば、中東原油に依存する日本や中国などの東アジアの決済通貨が一気にユーロ化する可能性が出てくる。それは世界における東アジアの重要性からすれば、「ドル体制」の終焉を意味する(実際、ロシアやノルウェーの貿易取引、インドネシアやマレーシアの石油取引がユーロ建てに動いている)。 「ドル体制の終焉」とは、世界の貿易取引がアメリカの銀行を通過しなくなることを意味し、貿易でアメリカに対して出超の日本や中国などの輸出代金がアメリカに還流しなくなる。ドルが決済通貨として機能し続ける限り、アメリカは他国からの商品の買い上げはドル紙幣の「追加印刷」でだけで可能だが、このように万事都合よくできていた魔法のシステムが、世界のドル離れの進行で崩壊しかねない。 以上のことから、"イラクの石油"そのものではなく、"石油の決済通貨"が問題にされていたとする解釈には相当に説得力があると、大西教授は評価するのである。しかし大西教授は、「ドル建て目的」説についてもなお、『戦争の原因』はたんに一部産業の利益から説かれるべきではなく、より全体的な国家の『利益』から説かれることになるが、それでもまだこの議論も『何が国家利益であるか』を政府上層が秘密に議論をして決定している、というやや陰謀論的な傾きを持っていて、『戦争が必然である』というレーニンの説明とは距離を感じる」とする。 そこで、「ドル建て目的」説を補完する要因として、「衰退国家と勃興国家の国民意識」=「不均等発展過程における大衆心理としてのナショナリズム」説が挙げられている。つまり、「勃興国家のナショナリズム」(EU諸国や中国)と「衰退国家のナショナリズム」(アメリカ)がともに不均等発展の過程で発生し、そこにおける帝国主義諸国間での「再分割要求」が、「国民意識」にも完全に反映されているのであり、「帝国主義戦争の必然性」とは、ここまでの根拠をもっていると、強調されるのである。関さんが帝国以後の世界をどう構築するのかの中で、「対アメリカ債権国会議」が米国政府に改革を迫るべきと言っているが・・・それいいかも?
2007.11.23
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夢の万能細胞(iPS細胞)が生まれた!皮膚の細胞から、筋肉、臓器、脊髄、神経なんかが再生するそうです。山中教授によるノーベル賞確実の成果であり・・・再生医療の進展に格段の弾みがつくことでしょう。再生した細胞しかし、怖いのはアメリカの研究が同レベルで追い付いて並走していることでしょうね。アメリカ企業に特許などで囲いこまれると、金儲けの材料になり果てること請合いです。知的財産権のことを良く知らないけど・・・防衛特許などでガードして、この成果は人類共通の恩恵となるようすべきではないだろうか。倫理の問題なしの逆転満塁ホームランのような快挙に・・・拍手、拍手!!**********************************************************************************<23日の新聞を見て追記>万能細胞といってもiPS細胞(人工多機能性細胞)とES細胞(胚性幹細胞)があり、ES細胞は受精卵を利用するので倫理的な問題を指摘されていた。その点、大人の皮膚細胞を利用した山中教授の成果は画期的だそうです。臨床応用に対しては、細胞のガン化が安全面の障壁となっているそうです。別の方法でiPS細胞を製作した米ウィスコンシン大のチームが追い上げているそうで・・・今後は日米競争が熾烈になるだろうが・・・・いずれにしても、その成果をアメリカ企業に取り込まれないように、監視する必要があると思うのです。なにしろOSにおけるマイクロソフトの先例があるので!!!アメリカが官民一体になったときの実力は、第2次大戦で痛いほど知っているが・・・日本は産学官で、どれだけのプロジェクト体制をしいてくれるでしょうね?日米の研究チーム、ヒトの皮膚から万能細胞の培養に成功ジョージア大学が『テロとの戦いにおける、ES細胞の新たな使い道』を研究しているそうだが・・・・・こうなると、マッドサイエンティストと紙一重ですね。
2007.11.21
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19日のNHKスペシャル「ファンドマネーが操る穀物高騰」を見て憤りが収まらない大使である!穀物取引がファンドマネーに翻弄されているそうです。今までアメリカのトウモロコシが日本の飼料を支えていたが、そのトウモロコシがバイオエタノールに回ってしまい、日本向け飼料には回ってこなくなるそうです。(遺伝子操作トウモロコシによるバイオエタノールが巨額の富を生んでいるが、ここにも、あの憎きモンサント社が顔を出しています。)バイオエタノールが高値だからトウモロコシは飼料には回らない・・・・市場原理そのものですね。バイオエタノールの高値を支えているのは、投機的なコモディティファンドなんだそうです。コモディティファンド(商品ファンド)なんじゃ?それは?・・・とにかくファンドと名がつくからには、悪しきものなんだろう。(経済オンチなんです)だけど、トウモロコシの大豊作がトウモロコシの値下がりに繋がらないという事実は何だろう?レアメタル、穀物などの一次産品をファンドマネーが投機の対象とし、製造業などの二次産品の利益を相対的に減額させるとしたら・・・・・金融工学(博打必勝学?)の大勝利である。よく分らないけど、日本の牧畜農家の利益を、アメリカの大規模農家やファンドマネーが収奪しているのではないだろうか?(トレイダーに馬鹿にされているのだ)これを新自由主義の陰謀、マネーの陰謀と言わずして、何と言うのだろう!日本国は新自由主義による利益追求と縁を切り、世界の弱小国の側に立ち、その欠陥を糾弾すべきではないか!世界はベネズエラのように、アメリカと縁を切って生活する方策を真剣に考える必要があるのではないだろうか?(いや ホント)市場原理に反しているようなこの事実(豊作でも高値)は、投機ファンドの特異性ということになるようです。これで資産家はますます富み、貧乏人はますます飢えることになるのだろうか?投機ファンドの跳梁になすすべが無いとは?・・・そんなにも、人類は愚かなのか?大使思うに・・・・投機ファンドは経済的格差を加速する、経済的なガンと言うしかないですね。************************************************************************************世の流れに遅れてはならじ!ということで・・・商品ファンド(コモディティファンド)について、行き当たりばったりでWebを覗いたら最近の米国のユニークな新ファンドなんてのがあった。米国でも投資信託は、直接、商品へ投資することは禁じられていますから、商品にリンクしたデリバティブやリンクノートという有価証券の形を通じて、実質的に商品現物への投資と同様な投資成果を目指す工夫をしています。 昨年、債券ファンド運用の第一人者であるピムコは、ピムコ・コモディティ・リアル・リターン・ストラテジー・ファンドを発足させました。このファンドはDJ-AIGコモディティ・インデックスのパフォーマンスに連動した投資成果を狙うデリバティブに投資します。ファンドのパフォーマンスをインデックスに連動させるためのデリバティブへの投資のための証拠金は、ファンドの資産の一部分で済みますから、残りの資産はインフレ連動国債(TIPS)の購入に充て、TIPSの利息でファンド経費をまかなう計画のようです。この辺の知恵はさすがにボンドハウスらしいきめの細かい商品設計と運用戦略と言えるでしょう。コモディティ・プラス・ストラテジー・ファンドだって?・・・商品+戦略ファンドか・・・すさまじいなー!要は法律が整わないうち、博打を打って逃げ切る算段のようです。こんな勉強を続けていたら・・・六本木ヒルズあたりを歩いても違和感のない顔になるのだろうなー。石油高騰は投機のせい関さんが帝国以後の世界をどう構築するのかでヘッジファンド規制を提唱しています。
2007.11.20
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NHKの番組でアンチエイジング療法があった。直訳すれば抗老化療法だけど、若返り療法とでも言うんだろう。アンチエイジング療法による血液洗浄、DNA調査による生活習慣病予防、体内の活性酸素の除去などの紹介があったが・・・なんか違和感があるんですね。たしかに、若返りにいくばくかの効果はあるだろう。テレビ番組では経営コンサルタントなどの裕福な患者が、療法の効果を語っていたが・・・・それは良かったですね。150万円を払って容貌が心持ち若返り(しわが取れたそうです)、おばちゃんがやる気を取り戻したそうです。・・・・それは良かったですね。おばちゃんも納得する健全な?商取引であり、どこからも後ろ指を指される筋合いはないと思うだろうが・・・・・不肖ドングリ大使が後ろ指を指すのです。アメリカンライフスタイルのように、金にあかして、若返るなんて・・・そんなことはドングリ国では許さないのです。みな等しく老いて、みな等しく諦めるのが、ひとの道ではないか!(若返り医療のまえに、することがあるだろうが!)最先端の治療法を駆使して儲けを狙う美容成形医者が現れれるのが、市場原理を放任したの日本国の浅ましい実態かもしれないが・・・・そして、なぜか産科医に関しては医療過疎化がすすんでいるとか・・・市場原理に任すとこうなるかもしれないが、医療に関しては政府主導の規制、保険制度の強化が求められるはずである。まだ見ていないが、マイケル・ムーア監督の映画「シッコ」にアメリカの医療実態(小さな政府がもたらす医療の悲劇)が見られるようです。アメリカの年次改革要望書(=保険屋業界)が日本の健康保険を狙っているようだが・・・今までうまく機能していた健康保険を変える必要はないのだ!日本国は絶対にアメリカの要求に屈してはいけないのです。『シッコ SiCKO』公式サイト保健医療への外資進出の怖れ
2007.11.19
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東京国際女子マラソンがさきほどスタートしました。北京への切符を賭けて、野口、渋井のマッチレースとの感があるけど・・・・選考レースではライバルとの対戦を避ける昨今、あえて最強のランナーに挑む渋井の男気?がいいですねー!!おや? フェミニストの癇に障ることを口走ったかしら?(気にしない、気にしない)渋井のボーイッシュな物言い、風貌が好きなドングリです。アテネで、ヌデレバとラドクリフを振り切った野口の根性と素質には、疑問をはさむ余地はないとさえ思えるが・・・・もし、渋井が勝ったら、そして高橋が名古屋で勝ったら・・・野口の北京切符はどうなるのか?陸連の選考に難問を突きつけることになりそうです。スパート地点は「あそこ」しかないとコーチが言っているが、「あそこ」とは何処か?30Kより前か、後か・・・・興味はつきないですね。29Kを過ぎて渋井が遅れはじめて、コスゲイと野口のマッチレースに変わってしまった。野口がジワジワとペースを上げはじめたようです。(こんなスパートもあるのか)後半のビルドアップで引き離すというのは、戦術というよりは、オーソドックスな横綱相撲である。筋力を重視したストライド走法は、日本人では数少ないが・・・・他人の言より、自分を信じる独特なランナーなんだろう。20℃弱の気温で、大会新記録で優勝するとは・・・野口の完勝でした。渋井は失速し最後は市民ランナーのジョギングスピードになってしまった。どこが拙かったのだろうか?・・・プロでも体調の把握に自信を無くすような・・・マラソンは難しいということでしょうね。(前にも、今日と同じシーンを見たが・・・もう1万mに徹するほうがいいのでは?)やった!野口
2007.11.18
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劇場型検察の最大のステージと言えば、疑獄!・・・政治家の摘発ですね。しかし、政治家や大企業との関係を深めている検察が、守屋スキャンダルでどこまでやるでしょうね?今回の守屋スキャンダルでは、検察は守屋さんや日本ミライズの摘発まではやるでしょう。・・・それがいわゆる検察の落としどころです。検察は官僚の下僕と言われるように・・・・正義感あふれる若き検察官の上には、官僚そのものの検察庁トップと法務省が睨みを効かしているのです。検察庁トップが落としどころとして指示する際のプライオリティ(優先順位)は多分・・・1.官僚組織の維持(もちろん法務省を最優先)2.民意の動向(主権者の権利なんかどうでもいいけど)3.アメリカの恫喝4.有力政治家とのお付き合い5.有力大企業とのお付き合い・・・あたりではないだろうか?また近年、検察庁も官僚であるからには、企業とのお付き合いも欠かせないようです。ウィキペディアによれば・・・・日興コーディアル事件や日本テレビ視聴率操作・買収事件等、世論の注目を集める事件の場合、社内調査委員会に検察OBを起用することで検察による摘発を回避する手法も一般化している。・・・そうです。ライブドア事件と偽証 ライブドア事件においては、田原総一郎、田勢康弘等、多くの論客が検察の非公式なリークとマスコミを通じた情報操作を指摘。その上で、風説の流布や告発の法的根拠の薄弱さ等、多くの検察批判がなされている。 事件直後よりマネーロンダリング、脱税、暴力団等々、ライブドアに関する事実無根の情報が”関係者”によるライブドア情報としてマスコミを席巻。その”関係者”が検察であることを疑うものは少なく、そうであれば、検察官が国家公務員法または地方公務員法に反する違法行為を堂々と行い報道機関がそれを容認するという異常な構図が浮かび上がる。 また、朝日新聞の大鹿靖明記者に至っては、捜査や報道の不当性を訴えた上で、この事件を『万引きで死刑宣告』とまで表現、痛烈な検察批判を展開している。海外の報道機関においても、The EconomistやThe Washington Post等有力報道機関が法的根拠のない政治的動機にもとづく事件告発と同様の批判を加えている。 日興コーディアルグループによるSPCを巡る不正会計操作が何ら検察による摘発を受けなかったことも、企業会計上疑義を挟む余地さえない事件の悪質さもあり、更に検察批判を加速させることになった。こうした一連の事件の背景に検察OBの天下りを介した検察と報道機関を含む大企業の癒着が指摘されている。世に言われる「国策捜査」とは、捜査の前に白黒の筋書きが全て決まっているそうで・・・検察の正義を体現する傲慢な体質が見られます。しかし、いずれにしても・・・・・現有の持ち駒で、捜査現場で鉢合せする若き特捜とメディアに期待するしかないでしょう!西山太吉国賠訴訟では検察の情報操作が明るみに出ています。CIAに日本を売った読売新聞の正力松太郎天木直人なんてのも。
2007.11.17
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このところ私の日記に「冗談ですがな」とか「勝手にやってなさい」という変な合いの手が入ってきます。図書館でかりた岡林さんの本『バンザイなこっちゃ!』に、このテの秀逸な合いの手がちりばめられていました。岡林さんから影響を受けたこの合いの手がブログを書く際に、つい出てしまうんですね。(えらいすいまへん)<御歌囃子の合いの手>(ホンマかいな)(勝手に言うてなさい)(えらいすいまへん)(反省になっとらん)(ええかげんにしなさい)(何でや?)(ワシの青春を返せ!)(アホや)(バカにされとるのや)Wikipediaの岡林信康によると・・・・一時期、配偶者のようであった吉田日出子は、表現されているものと実生活に著しい乖離があり、偽善者と酷評。その後、岡林信康とは訣別している。また、日雇労働者の悲哀を歌った『山谷ブルース』は、岡林が山谷に長期滞在して作ったといわれるが、実際には一週間程度しか滞在していなかった。・・・だそうで、トリックスターとして面目躍如の感があります。「山谷ブルース」を高く評価している私としては、このWikipediaの裏話には、あきれるとともに、とまどうばかりですが・・・・独自のロック「エンヤトット」で押しも押されもしない?ロックンローラーとして再起を果たした岡林さんは・・・・2007年には36年ぶりの日比谷野音ライブ「狂い咲き2007」を行うまでに至る。現在は「エンヤトット」を、自らの苗字とかけた「御歌囃子」と新たに名づけ、全国でライブ活動を展開中とのことです。(勝手にやってなさい)天草では親父バンドによるロックハイヤ(ハイヤ節)が盛り返しているとか・・・時代は御歌囃子を追い越しつつあるようです。岡林信康オモシロ変遷史<ドングリの追加合いの手>(ええねや)(ちゃうやんか)(おのれー)(われ~)(根性見せたれや!)(せやろか?)(ほな あほな)(許したるわ)(そら殺生や)(あんたには負けるわ)(そうでおます)
2007.11.15
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途中まで読んでいる本なんですが・・・「生物と無生物のあいだ」がいいんです。かって野口英雄も研究を続けたロックフェラー研究所に、時代は違うけど、著者(福岡伸一)も在籍していたそうです。ノーベル賞を視野にいれた、一発狙いの研究者が多いなかで・・・名誉をもさしおいて解明ということのみに、全霊を傾ける浮世離れした研究者もいたようです。ネズミと呼ばれたオズワルド・エイブリーを愛してやまない後輩たちが、キャンパスに彼をしのぶ記念碑を立てています。「縁の下の力持ち(unsung hero)」という価値観がアメリカにもあったんですね。明晰で、なめらかで、きっちりした構文で・・・・難解な分子生物学史を紐解いるこの本は何だ!それでいて著者の静かな情熱が伝わってきます。ロマンティック?と形容してもいいのだろうか?小説ではこのような論理的な文章にはお目にかからないし、だいいち畑違いなんでしょう。とにかく、科学関係の本でこんな名文に出会えるとは驚きです。福岡伸一さんは2006年に第一回科学ジャーナリスト賞を受賞したそうです。内田樹先生がブログで、この文章を絶賛していました。理系の人の文章はロジカルでクールで、そのせいで「論理のツイスト」がきれいに決まると、背筋がぞくっとする。文系の人間の文章は(私の書くものを含めて)、どうしても修辞過剰になり、表層にあれこれの「仕掛け」が多すぎて、ロジックそのものの構成的端正とその破調という「大技」を繰り出すことにはいささか不向きである。福岡先生の新刊はDNAについての学説史の祖述にその過半を割いている。学説史の祖述を読んで「どきどきする」ということがあるのだろうか?これがあるのですね。もちろん素材そのもの(「二重らせん」理論の前史とその後の展開について)がスリリングだということもあるのだけれど、福岡先生の文体が「ロジカルでクール」に加えて「パセティック」だからである。この本の佳境・・・DNAの二重螺旋を過ぎてゲノム解明のあたりにさしかかっています。それでは、読後にまた・・・・福岡伸一『生物と無生物のあいだ 』講談社現代新書 777円<書評 - 生物と無生物のあいだ
2007.11.13
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石油高騰は投機のせいと8日の新聞が伝えていたが・・・・【ニューヨーク商品取引所(NYMEX)での1日の取引量は5億バレル相当分近くまで急増していて、実物の原油の取引量の5倍以上。WTI先物への投資は「少なくとも半分以上は、原油自体が必要ではない投資ファンドなどが、利ざやを稼ぐ目的で投資している投機資金」とされる】とのこと。世界中の人々に迷惑を与えて、一握りの投資ファンドや資産家が大儲けするこの情け容赦のない経済システム(投機)は何とかならないものだろうか?人類の英知とは、ハゲタカの跳梁の前には、こんなにもなさけないものなんだろうか?投機とは、日本でも戦前からある商行為であるが、今みたいに悪びれずに表通りを堂々と歩くようなものではなかったと思う。でも、ドングリ国では、このような投機が絶対に割の合わない商行為となっているのです。要は、投機を認めないのです。すなわち・・・・ヘッジファンドは違法とする。・株式取引税の税率を日本国の倍程度に設定する。・銀行にはアメリカを真似たような証券取り扱いを認めない。なお、詳しくはドングリ国の経済政策をご笑覧ください(勝手にやってなさい)きっこさん曰く・・・・・「だいたい、「投資」って言うのは、ちゃんとした事業をコツコツとやってる将来性のある会社に対して「自分の夢を託して応援する」ってことなんじゃないの? 朝買った株を夕方には売って小銭を稼ぐような守銭奴なんか、単なる「寄生虫」であって、とても「投資家」とは呼べないと思う。百歩譲っても「ギャンブラー」だろう。だから、ライブドアなんかが上場廃止になったって、たとえば倒産したって、困るのは寄生虫やコバンザメやギャンブラーだけで、マトモな投資家は誰ひとり困らないだろう‥‥なんて、株のことを何も知らないあたしが書くと、またブーイングを受けそうだけど、この前、株に狂って家事や子育てまでホッポリ出しちゃった主婦の1日ってのをテレビで見たから、あたしにとって、株のイメージはまたまた悪くなった。」・・・そうだ!そうだ!負け組のひがみかもしれないが、まったく同感です。
2007.11.11
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一般競争入札と指名競争入札は随意契約よりはましだろうと思ってしまうが、あさはかなんですね。・・・・この指名競争入札が官製談合の温床のようです。指名という過程にお役人の利権が生まれるだろうし・・・・競争相手が特定されることにより、談合の下地ができるわけです。最近になってやっと、郵送、メールとかによる一般競争入札が始まったが・・・・一般競争入札では競争相手がわからないので、談合のしようがないのです。だいたい、違法なカルテルと紙一重のような指名競争入札制度を、役所がいつまでも続けることに問題があるようです。ネット巡りしていて、kibashiriさんの官製談合問題:不正行為の温床であるカルテル「指名業者入札制度」にぶち当たったけど、各都道府県落札率なんかが載っています。言ってみれば、各都道府県のお役人の汚染度ランキングにも相当するわけですが、2005年度ワーストワンは宮崎県になっています。東国原知事に代わった今の宮崎県は改善されているか?・・・興味深いですね。ところで、守屋スキャンダルで揺れる兵器の調達が気になるところですが・・・兵器の場合、話は別で、選定できるメーカは数社しかないので、随意契約か指名競争しか有り得ないようです。随意契約の場合は、客観的な特命理由と妥当な見積り査定が求められるが・・・・特命と査定いう恣意的な過程には、これまたお役人の利権が生まれるのではないでしょうか?わが国入札制度の現状と課題という東大経済学部のweb論文?にもぶち当たったので、鋭意 勉強してみます。
2007.11.11
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週刊誌のつり広告風に書けば事態は「防衛疑獄か?」なんでしょう。天木さんがブログで防衛疑獄解散が現実味を帯びてきたと書いています。今回の防衛疑惑を徹底追及していけば、日米軍事同盟の実態そのものに関係してくる問題に発展する可能性があるという事である。決して守屋前防衛次官のゴルフ接待疑惑、倫理規定違反問題、などという瑣末な問題ではない。防衛省の制服のみならず内局も流用疑惑をつかんでいたという事、しかも防衛省と権限争いをしている外務省さえもが、対米従属というその一点で、この流用を隠蔽していたという疑惑、さらには、このような隠蔽を、果たして総理や大臣が本当に知らなかったのかという疑問、これらの点を徹底的に追及していけば、日米軍事同盟のいかさまに突き当たることになるのである。密約の繰り返しによって国民を欺いてきた戦後の日米安保体制の虚構に行き当たることになるのである。小泉総理が最後の訪米で守屋防衛次官を同行させたという異例や、守屋次官が普天間基地移転に強行姿勢を崩さなかったなどという事は、すべて日米軍事同盟関係の実態が対米従属そのものである事を物語っているのである。だからこそ自民党政権は守屋次官を切り捨てられるのか、守屋次官を追い込んで開き直られる事が怖くないのか、とう問題があるのだこれらの事実は、防衛省記者クラブや検察は当然知ってはいる事かもしれないが、(事が大きすぎるので)今までメディアが大っぴらに問題視もしないし、調査する気もない事実ではないだろうか?(はやる記者や検察官がいても、トップが止めるのでは?)失うものがない天木さんなら言えるが、腰が引けた防衛省記者では怖くて手が出せない案件なんでしょうね。検察の落としどころだけに注目している、テレビ、新聞の情けなさが垣間見えます。国を憂う検察官、ジャーナリストに期待しています。ところで、“後追いリーク報道の朝日新聞”が10日の朝刊で船橋洋一主筆とゲーツ米国防長官との会見記を載せています。今回は「旗を見せろ!」というような露骨な恫喝は無かったようですね。事は給油なんかより、米軍駐留経費の減額は許さないというのがゲーツさんの本音と思われるが・・・・主筆はアメリカの愚行をどれだけ諌めてくれたでしょうか?
2007.11.10
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練習とレース兼用と成っている我が勝負シューズの底の樹脂がはがれかけて・・・走る際にパタパタしてきて、これはまずいんでないの?(兼用の場合は勝負○とは言わず、なけなし○では?)ということで・・・・カード払いの気楽さもあったが、思い切ってスポーツ店で勝負シューズを買ったんです。通勤靴よりも高価な(1万円前後)マラソンシューズなんだけど、こんな高価な買い物は何年ぶりだろうか?もしかしたら、もう現役引退した我がWin98パソコン以来では、なかろうか?それはないが、先代マラソンシューズ以来の散財だったかもしれないのです。中村うさぎさんではないが、けっこう買い物って楽しいものですね。旅費清算の合理化で会社が無理やりカードを作ってくれたけど・・・けっこうカード生活を満喫し始めたドングリです。(ミズノ:ウェーブエアロ6ワイド)一般的に市民ランナーは、マラソンシューズはレース会場の出店で割安で買うことが多く、スポーツ店で買うのは、たいがい裕福なシロウトさんなんですが・・・・それは判ってはいるが、最近レースに出ていないので、買うチャンスがないではないか!。(履けなくなって、買いにでかける泥縄ランナーは、ランナーの恥だ!)フルマラソン向きの、軽さより頑丈さで選んだタイプであるが・・・実は“丈夫で長持ち”を第一に考えるのが、(貧乏)市民ランナーなんだろう。ウィンドウズ黎明期に、たいして役にたたないパソコンを、嫁さんの冷たい目に逆らって30~40万で買ったことを思えば・・・・どおってない金額だったが、2000円の本とか1万円のマラソンシューズにためらうのは・・・・体感コストというものでしょうか?(単なる貧乏性だ!)明日 はじめての試走を行うが・・・・このところ練習をさぼっていたから、きついかも?
2007.11.09
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「伊那谷の鉱泉宿の辺りで、乞食になって消えていきたい。」これは、つげ義春が旅に惹かれる想いを語ったことばです。この漂白の想いに私も惹かれます。吉野山の奥の千本の西行庵まで訪ねたことがあるけど・・・「願はくは 花の下にて春死なむ そのきさらぎの望月のころ」で知られる あの西行法師も漂白の達人でしたね。「夢は荒れ野を駆け巡る・・・」というのもあったな~「ここより永久へ」という映画があったけど・・・・「ここより他所へ」というのが、漂白というか旅の原点ではないかと思うのです。私の若かりし頃の職歴に2年間のブランクがあるのですが・・・・退路を断って(退職して)アポなし渡航を企てたのです。思えば・・・漂白の想いがつのっていたのでしょうね。あとで思えば、馬鹿げの至りなのかもしれないが・・・帰国後に再チャレンジして、また似た職種のサラリーマンとして今に至っています。またサラリーマンになったのがちょっとショボいが、悔いはないのです。いまでは、こんなバカ丸出しの退職はないかも知れないが、昔はそれが可能だったのですね・・・・・なにも昔は良かったと言いたいのではなくて、なんでいまの日本では再チャレンジができないのか?なんで、若者の旅(漂白)さえ不可能な社会に成り果てたか?ということです。「連れてって、地の果てまで・・・・」漂白をそそのかすようなEmmemez-moi(連れてって)という歌がいいのです。(そそのかしてスイマセンが)Emmemez-moiつげさんが何処かへ蒸発して流浪して生きていきたいのなかで、旅の醍醐味を語っていますが・・・・昔は良かった?「旅の究極は蒸発して行方をくらますことだと思うんです。ふつうには旅の魅力は一時的に日常から遊離する解放感だと思うんですけど、蒸発はそれを持続させる行為、帰ってこない旅ですから、社会から脱けてしまうことですね。(略)仏教風にいえば自分から解放されるというのは解脱というんですかね、何ものにも拘束されない自在の境地。(略)旅に惹かれるというのは、その奥深い解放感をどこかで感じるからではないですかね。」
2007.11.07
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政界はまさに戦国時代のような駆引きがあり、一寸先は闇のようなものですね。まるで、今年の大河ドラマの山本勘平のような権謀術策ではないか!小沢さんには期待していたが、権勢に生きる古いタイプの政治家だったようです。小沢さんが牽引して政権交代があるかも?と期待していただけに・・・・自分の都合(原理原則?)で降りてしまうとは、無責任で身勝手なひとだったのでしょうか?「民主党に政権担当能力がない」とは、本音であっても選挙前に発言することではないと思うけど・・・・小沢さんには幻滅しました。3日と4日の保坂展人どこどこ日記を並べてみるけど、一寸先は闇を表しているようです。11/4保坂展人どこどこ日記よりその小沢氏が福田総理との党首会談で示された「大連立へ向けた政策協議」が民主党役員会で否決されたから「不信任と受け止めて辞める」と言い出したのだ。さらに、民主党は政権担当能力があるのかと言われて、「総選挙の結果も厳しい」と断言した。「逆転の夏から翼賛の秋」に歴史の歯車を戻してはならない。「壊し屋」としての小沢氏には、自民党政治を最後まで追い込んでほしかった。しかし、もともと自民党から飛び出した人に他ならず、永田町的な密室政治の手法で生きていた政治家である。「自民党か、民主党か」「民主党か、自民党か」と大騒ぎしてきたメディアだけれど、どちらに投票しても「大連立」なら同じ政権しか出来ない。小選挙区制度と二大政党制をほめあげてきた人たちには、今回の事態にしっかり向き合ってほしい。11/3保坂展人どこどこ日記より昨日の福田総理からの「結婚要請」に対して、どうやら小沢氏は前向きだったようだ。誰がどう考えても、昨日まで「政権交代」を高く掲げて「自公政権打倒」を訴えていたのに、明日から「自公民政権」が出来るといをのでは有権者にまったく説明がつかない。野党は社民・共産だけになり、大政翼賛会化する。そう言えば、1940年に大政翼賛会が出来た頃に「新体制」という言葉が流行した。福田総理が口にした言葉と同じだ。民主党内部でこの「大連立」は否定されてよかったが、自民党と民主党の「大連立」というプログラムが公然と両党首同士で語られたという事実は残る。二大政党制をここまで喧伝して、総選挙後に「大連立」する可能性を「理論的に」だけではなくて、「現実的に」に示唆したものとして、野党共闘をしてきた者から見れば、茶番と笑えない深刻な事態である。また、慰留を求める民主党党役員もすこしなさけないのでは?党員と国民の力を信用して頑張るしかないじゃない!
2007.11.05
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小沢さんが、辞めちゃいましたね。(民主党はまだ認めていないが)安倍さんが行詰って辞めたけど、小沢さんまで辞めるとはね。総選挙を戦う前に、責任を放棄したようですっきりしません。(けじめをつけたかもしれないが、身勝手では?)政権交代はどうなるのだ!!!なんだか力が抜けるな~ところで、今日、図書館で借りた本(ゲンセンカン主人)なんですが・・・・生き馬の目を抜くような市場原理の生活を忘れ、立ち止まって・・・・肩の力を抜いて、役立たず?の本を読むのもいいかと思ったわけです。(嗚呼 読書の秋ですね~~)以下の構成で、映画ロケ現場の写真なんか満載で、懇切丁寧に・・・・“つげ義春ワールド”を構築しています。第一章 マンガ4編(李さん一家、紅い花、ゲンセンカン主人、池袋百点会)第二章 ロケ見物日記(つげ義春)第三章 映画スタッフ、出演者の談話おまけ1 ゲンセンカン主人の脚本決定稿おまけ2 つげ義春 ビブリオグラフィーということで、これから楽しみに読ませてもらいます。(政権交代霧消の危機に、ノー天気なんですね。スイマセン)何処かへ蒸発して流浪して生きていきたいのなかで、つげさんが旅の醍醐味を語っています。「旅の究極は蒸発して行方をくらますことだと思うんです。ふつうには旅の魅力は一時的に日常から遊離する解放感だと思うんですけど、蒸発はそれを持続させる行為、帰ってこない旅ですから、社会から脱けてしまうことですね。(略)仏教風にいえば自分から解放されるというのは解脱というんですかね、何ものにも拘束されない自在の境地。(略)旅に惹かれるというのは、その奥深い解放感をどこかで感じるからではないですかね。」(「伊那谷の鉱泉宿の辺りで、乞食になって消えていきたい。」)ところで、楽天仲間に幻泉館主人さんがいましたね。(これはその本家の本なんです)「ゲンセンカン主人」ワイズ出版 1900円 1993年初版発行
2007.11.04
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歌にしろ、絵画にしろとっつきは美少女なんですね。(私の場合)フェルメールのイヤリング(真珠の耳飾りの少女)が・・・・いいですねー!新・あなたが選ぶ「フェルメール」を見ても、フェルメールの絵では、この絵がいちばんひと(私も)を惹きつけるようです。ということで・・・映画真珠の耳飾りの少女が掛かったので、いそいそと見に行ったドングリです。これが、なかなか現実感のある映画で、耳飾りの少女もさることながら・・・奥さんの焼餅とか、家計を牛耳る姑さんとかリアルだった。なんだか身につまされるお話ですが・・・フェルメールが身近に感じられます。(かくして、逆境のなかで名画は生まれたようです)まるで運河の街デルフトにタイムスリップしたような感があり、これも映画の醍醐味かも知れないですね。画家を描いた映画と言えば・・・カーク・ダグラスがゴッホを演じた映画を思い出しました。(関係なかったか)TakさんのJohanes Vermeerが充実しています。フェルメール全35作品紹介映画化裏話(映画HPより)原作者のトレイシー・シュヴァリエは、19歳のころから、この絵のポスターをベッドルームに飾っていた。「ある朝、ベッドに横になって、絵の少女の顔をじっとみつめていたら、突然こんな考えが浮かんできたんです。“フェルメールは、いったいどうやって、彼女からあの幸せそうな、でも悲しそうに見える表情を引き出したんだろう?”」と・・・プロデューサーのパターソンと、プロデューサー仲間のアナンド・タッカーは、さっそく原作者のシュヴァリエと映画化権獲得の交渉に入った。その時点では、小説がベストセラー・リストの仲間入りをすることを誰も予想していなかったが、シュヴァリエには、他のプロデューサーからも声がかかっていたという。そんななかで、彼女がパターソンたちの申し出を受けたのは、プロデューサー・コンビが「あの本の魂をそのまま映画化する」と約束したからだった。パターソンは言う。「トレイシーは、ハリウッドのメロドラマ映画になるのではないかと心配していましたが、私たちはあの小説のまま映画化すると約束したんです。とくにグリートとフェルメールが、単なる性的な快楽に行き着くことはないと。私たちには、完結しない話の根底にこそ、官能が溢れているとわかっていましたから」
2007.11.02
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関さんが同じ新聞の中でもこれだけ違いが・・・と書いていました。****(日経新聞、9月16日朝刊13面コラムより引用)*****「バブルの物語」 末村篤 (前略) 帝国論さえある空前の繁栄。ノーベル賞学者が輩出する金融工学の知的輝き。ウォール街の金融関係者の目がくらむような報酬。 しかし、革新的で魅力に見えた金融商品は不完全なデータに基づきリスクを過小評価したもので、全体を見渡せば「あらゆる金融上の革新は過大な負債の創造を伴う」というガルブレイスの指摘通りだった。 (中略) 重要なのは、金融上の出来事は金融で完結せず、その後の不況を伴って生身の人間の生活に降りかかり、時には戦争に駆り立てることもあるという事実だ。 98年。英国から一時帰国した経済学者の森嶋通夫さんに取材した時を思い出す。「日本の金融危機は収まりますか」という質問に、森嶋さんは「金融問題は巧拙はあっても政府がなんとかする。問題はその後の失業にどう立ち向かうかだ」と答えられた。その後の展開はその通りになった。(後略) **********(引用終わり)**********************魅力的に見えたサブプライムローンが、いま負債となっています。そのとっばっちりが世界を駆け巡っているが・・・・巡り巡って、アメリカ経済が戦争にのめり込むというか、戦争経済から足を洗えなくしているのではないか?・・・・そして、勝ち組とか対米追従にこそ、戦争を生む構図?が見えるような気がします。と経済オンチは、バカな思いに悩んでいます。過激な関さんが更に続けます・・・・「失業も貧困も、まともな労働をせずして投機によって儲けようとする人々の存在の「裏」として存在します。投機で儲ける人々をなくさない限り、失業も貧困もなくならないでしょう。無益な戦争も、投機活動の失敗と、その後の失業やインフレといった社会的混乱状態の中で煽られて、引き起こされる場合が多いのです。」そうだ そうだ!くたばれ 投機、くたばれ 金融工学だ!サブプライムローンウィキペディアより以下引用します。2007年6月22日には、米大手証券ベアスターンズ傘下のヘッジファンドが、サブプライムに関連した運用に失敗したことが明らかになり、問題は金融市場全体に拡大した。ファンドの中には、資金繰りが悪化して資金の引出を停止したり、解散を決めたりするものが相次いだ。ファンドは大手金融機関から多額の融資を受けており、問題の拡大が懸念された。ヘッジファンドは、高い利回りを求めて、住宅ローン担保証券の中でもリスクの高いエクイティ債やエクイティ債を組み込んだ債務担保証券に好んで投資してきた。
2007.11.01
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戎橋のキリンプラザが31日で閉館になったそうです。跡地利用もなく取り壊されるそうだが、惜しいですね。このキリンプラザには何度も足を運んだことがあるんです。(一階のカウンターでビールだけ飲んで帰ったこともあるが・・・)ということで・・・以前の日記(ヤノベケンジの世界)の一部を復刻します。ヤノベケンジの作品が見たくてナンバのキリンプラザまで行ったが常設展示が無くてガッカリした。・・・彼こそ「キリンプラザ大阪コンテンポラリーアワード」の初期の受賞者です。“途方もなさ”の美学を支える職人気質、そして職人の持つ感性に収まりきらない人なんでしょうね。村上隆といい、ヤノベケンジといい・・・・・日本人の拘りアートに、世界標準が近づいたというところでしょうか?ジャイアント・トらやん<ヤノベケンジの軌跡>・タンキングマシーン・チェルノブイリへの旅・サバイバル×リバイバル・メガロマニア・森の映画館・キンダガルテン作品を見てすごい!と思ったが・・・・作品の軌跡が結果的に示すように哲学的な“途方もなさ”、廃墟を彷徨しながらも希望を捨てない“人の良さ”という予感に打たれたのかも知れません。落着くところが子供とは・・・・途方もないけど、根は優しい人なんでしょう。「KENJI YANOBE 1969-2005 」から都築正敏さん評を以下引用します。●「僕は、サブ・カルチャーから美意識を学んだんですよ。その“美しい”“カワイイ”などの感覚について、表面でなく、世代を超えてつながる美の核のようなものを発見し、表現したい。ゴジラがなぜカッコいいのか、美しいのか、その究極にあるものを追求して抽出すると、世代も国籍も超えて誰にも受け入れられるのではないかと。(ヤノベケンジ)」●2003年、ヤノベケンジは、黄色いアトムスーツを着て様々な未来の廃墟を旅する「アトムスーツ・プロジェクト」の終了を宣言する。「今はアトムスーツが現実に必要になるほど不安定な時代になってしまった。」と語る彼は、時代が表現に追い付きつつあることを実感していたのだった。 “黄色”がヤノベのシンボルカラーでなくなる日がきたのかと、少々寂しい気持ちになっていた我々の前に、突然登場したのが新キャラクター「なにわのトらやん」である。「トらやん」は、ヤノベの実の父親が購入してきた腹話術の人形であり、今後のヤノベの制作活動において重要な役割を担うだろう新たなトリックスターである。愛くるしい瞳に禿頭とちょび髭。 子供であり大人という不気味なキャラクターにしばし呆然としたが、しかし「なにわのトらやん」という名前を聞いて思わずニヤッとしてしまった。そう、ここにもしっかりと黄色の概念が受け継がれているではないか。恐るべし!ヤノベケンジである。●ヤノベの作品は明解で親しげな外観を装いつつ、われわれの世界の通常の認識を揺るがすように企てられているのである。ヤノベケンジがつくりだすアートワールドは、巷に溢れる遊園地やテーマパークより圧倒的に魅力的でおもしろい。そこでは、刹那的な歓びではなく、“見る哲学”としての愉しみが享受できるのである。キンダガルテン(KENJI YANOBE 1969-2005 青幻舎 3800円)トラやんの血をひくヤノベケンジは大阪の誇りです。ハイブロウなキリンプラザが無くなるのが大阪らしいではないか。でも・・・・アワード展示館はなくなっても、大阪コンテンポラリーアワードは続く?のです。キリンビールの立派なメセナだったのに、市場原理には勝てないのか(シュン)
2007.11.01
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