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ぜひ見たかった『バベル』、行ってきました。見終わった後、しばらくは一言も映画についてしゃべることが出来ませんでした。アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督BABELモロッコ・アメリカ・メキシコ・日本を一丁のライフルが結ぶ。何故?と問いかけたい場面はやはり日本編に多い。一々にその答えを知りたくなるが、その意味することへの想像力は、観客にとってのバベルの塔みたいなものかも知れない。極限状態から浮かび上がる家族の情愛。それを取り巻く群衆の瞳への怖れ、支配する白人社会と異なる文化の衝突、警察の力。日本の刑事は特別な描き方で意外性がある。チエコとのシーンは重く深い。東京は未来都市のようだ。チエコの苛立ちと孤独。崩壊した家族。むき出しのチエコに対する父の愛。ケイト・ブランシェットの放尿シーンはほっと心を打つ。苦痛のケイトに煙草を吸わせるモロッコの老女。ガイドのモロッコ男性は、ブラット・ピットから謝礼を受け取らない。メキシコの怒りと哀しみ。アメリアの叫び。アメリカ支配への痛烈な批判。本当の主役は「子供たち」だったかも知れないと、思う。この子たちが明日の世界を生きていくのだから。
2007.04.28
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wowowでジム・ジャームッシュの特集をやっていたので、『ダウン・バイ・ロー』1986/米・西独を久しぶりで見直した。冒頭のニューオーリンズ(!)の町並みが、トム・ウェイツの歌にのって移動カメラで映し出されるシーンがたまらなく好きで、何度見てもこのシーンだけで恍惚としてしまう。トム・ウェイツ、ジョン・ルーリー、ロベルト・ベニーニ、三人の個性も堪能させられる。ストーリイ+音楽+モノクロカメラの美しさ、コメディタッチな会話も味わい深い。最後の別れのシーンもこれ以上ないというCOOL!!!ご機嫌になって踊りだしたくなるような気分にさせてくれる映画なので、今夜はちょびっと晩酌などをたしなみ、窓の下に並んでいたノラとチロに向かって歌など聞かせてしまった。二匹は驚きの目をして聞いていたが、チロはスッといなくなってしまった。ノラはちゃんと最後まで聞いてくれた。なんといっても十余年の長きに亘るお付き合いだものね。
2007.04.26
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名前が溶けていく 姿形を求めていく
2007.04.24
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もう水も光もいらない 炎のしとねが待っています
2007.04.22
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窒息するStrawberries
2007.04.21
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スージー一月の工事中にはほとんど姿を見せなかったのが最近になって帰って来ました。茶色の逆三角形の鼻がりりしい。 ノラこの写真は可愛すぎね。 大好物のお刺身が一枚お皿にのっているのにこの距離感! フテ傷口が伸びてまだ少し血が滲んでいますが最初の傷はふさがって毛も生えています。 チロ相変わらずとってもにぎやか猫です。 薄汚れていてくすんでいてもなんともフォトジェニックな野良猫たち。
2007.04.20
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昨年は橙色のジャノメギクの写真をアップしたので、今年は白花をアップしてみます。ジャノメギク・ベニディウムキク科ヘビの目、蛇の目、蛇の目傘、よくぞ名づけたものだと、感心します。写っている葉は水仙で、ジャノメギクの葉ではありません。
2007.04.18
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ハナダイコンは沢山の名前を持っている。ムラサキハナナ・オオアラセイトウ・ショカツサイアブラナ科 ユキヤナギはバラ科******************15日は娘夫婦とお墓参りに行ってきた。義父の33回忌の年である。息子は3月より転属になり、少し楽な勤務体制になった。日付が変わらないうちに帰宅できることが多くなり、家の食事もとれる様になった。深夜1時半ごろ帰宅してホカ弁やコンビニ弁を食べてバタンキュー、3時間ほど寝てまた出勤というような生活を2年近く続けて、心身すっかり消耗しきっていたのが、やっと落ち着いてきた。食事の支度などで私は忙しくなったが、顔つきも穏やかになって、エッラソウな口もきくようになった。この生意気が帰ってくると本来の調子が戻ったということなので、言わせておくしかなーいのである。
2007.04.17
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数年前にご近所からいただいた「ヒマラヤユキノシタ」あまり簡単に育つので、ほんとにヒマラヤに咲く花なのかしら?と疑問に思って調べたら、やはり原産地はヒマラヤ・シベリアなどだった。ユキノシタ科・ベルゲニア属Bergenia Stracheyiヒマラヤユキノシタの他にベルゲニア、オオイワウチワなどの呼び名があるという。耐寒性宿根草。ユキノシタのか細く白い花とは全然異なる、色彩の鮮やかさが印象的だ。昨年は普通に撮影したので、今年は画像処理で遊んでみた。
2007.04.16
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携帯で写した写真をアップしてみます。2月ごろ近所の公園で撮影したものです。 wanted! オババ・ビン・ラジャ画像はわりあい鮮明ですね。またカテゴリーが増えて、整理できな~い
2007.04.14
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射干(やかん)は漢方薬でもありました。ヒオウギ(アヤメ科)の根茎をいいます。9月ごろ根茎を掘り、水洗いしてひげ根を取り除き、天日で乾燥させる。これを生薬名で射干(やかん)という。薬効は消炎・利尿・去痰作用。煎じて服用する。漢方医学辞典などにも詳しく記載されていますが、ここでは薬でもあることだけをメモしておくことにします。一応薬学出身なのに知らなかったことを恥じつつ。恐縮です。(←ののちゃん風)
2007.04.14
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torresさんのコメントで教えていただき調べたら、「射干」とは実に複雑な言葉です。「AREA513.」というサイトからコピペさせていただきました。■野干/射干 「やかん」あるいは「やかに」と読む。狐の異称である。 仏教とともに中国より入ってきた言葉で、日本における「狐に乗った茶枳尼天(ダキニテン)」は、中国では「野干に跨る茶枳尼天」として表されているところがその根元とか。 で、中国で野干とは狐に似た外見で小型、木登りがうまく、狼に似た鳴き方をする獣をいう。さらにこの野干の概念は印度より、仏教とともに中国に渡っているらしい。印度での野干はジャッカル。 ジャッカルは屍肉を喰らい、茶枳尼天もまた屍肉を食す。……と、茶枳尼天についてはまた別の機会に。 因みに、能楽面の一つの名でもあり、「殺生石」などで狐の役に用います。見た目は狐っぽくないですが。 あとはアヤメ科の花、ヒオウギの別称。山口県では絶滅危惧2類指定らしいです。●射=干玉→ぬば・たま→植物ヒオウギの種子。黒くて球状をなす。うばたま。むばたま。【射=干玉の】枕詞 黒色やそれに関連した語(黒し・黒駒・黒馬・黒髪山・髪・夜・夜霧・夕べ・月・夢)などにかかる。「射干玉絵巻」という物語もあるらしいです。1.シャガ2.やかん3.ぬば(たま)ちょっと調べただけで、これだけの読み方がありました。植物のシャガにこの字が用いられること、またヒオウギの漢名がなぜ射干なのか、ますますわからなくなりました。参考 *別のサイトよりコピペ----------------------------------------------------------------茶 枳 尼 天登場神話:なし(仏教)茶枳尼天は今では福の神として知られていますが、昔は魔神に近い女神として恐れられていました。その理由のですが、彼女の原型はインドのダキーニーという鬼神でした。これは女神として仏教に取り入れられたという経歴にあると思います。仏教に取り入れられて茶枳尼天となったダキーニーは、悪行を罰せられて改心し、仏教の守護神になったとされています。彼女は大日如来(仏様)の化身である大黒天に仕えています。彼女は神通力で人間の死期を悟り、その人間が死んだ直後に心臓を食らうといいます。そのため、密教の曼陀羅に描かれている彼女はバラバラの死体を持った不気味な姿をしています。
2007.04.06
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アヤメ科アヤメ属 シャガ==射干・胡蝶花・薯我(くさかんむり+我)の花。射干という名はヒオウギの漢名からとったものらしい。不思議な呼び名だと思う。胡蝶花とか馬鈴薯の薯と我(+くさかんむり)の当て字は、花を見れば納得させられる。
2007.04.05
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スイカズラ科スイカズラ属 ウグイスカグラ(鶯神楽)図案化してみた。花後につける赤い実も大好きだ。
2007.04.04
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どこかからころがってきた球根が、柿の木の根元で留まったのか。白いヒヤシンスの花が咲く。蕗の薹も伸びて、花大根も咲いている。コントラストを強めて暗くしてみた。木下闇にはまだ早いけれど。
2007.04.03
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靖国神社はさくらまつりで賑わっていました。そのエネルギーに驚きました。この雑多な賑わいがねじれた論争をじわじわと、健全な選択へと押し上げていくのであれはよいな、と思いました。第一鳥居付近 仮設舞台では演歌歌手の歌声がお花見風景 休憩所胸に日の丸をつけたおじさんが軍歌を弾き語り第二鳥居 神門 拝殿 ←photo album にもまとめています。クリックしてご覧になって下さいませ。
2007.04.02
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千鳥ヶ淵戦没者墓苑(無名戦士の墓)にはカンザクラが植えられているそうですが、咲き終わったのでしょうか。でも桜の木のないことがふさわしく感じられる墓苑のたたずまいでした。わが国唯一の国立無名戦士の墓。第二次世界大戦で亡くなられた、姓名不明の遺骨が納められています。靖国神社や花見の喧騒から遠く、訪れる人も少なかったです。 近くにあるインド大使館でもさくらまつりの催しがあって賑やかでした。 内堀通り
2007.04.01
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