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土手の斜面を覆い尽くす真っ赤な絨毯を前に、次の列車をどう撮ろうかと思案しました。花は一面に咲いており、ものすごいボリュームがあるのですが、線路と土手の位置関係から、それをうまく表せなかったり、ここは、と思うところには大きな木の影が落ちていて画面がマンダーラになったりで、立ち位置を絞り切ることができません。昼間とあって列車の運転間隔が開いており、その分、撮影場所選びには十分すぎるほどの余裕がございますが、逆に迷いの時間も長くなるわけであります。難しいなあ、を連発しながら前へ行ったり後ろへ来たり、斜面を上がったり下ったりしながら、ええい、このあたりかな、と腰を落ちつけたのでございます。日なたに出ると、まだまだ汗ばむような陽気。ようやくやってきた列車を連写して一段落つきました。少し遅くなりましたが、お昼ごはんにいたしましょうか。今日9月30日は、クレーンの日、京都市の路面電車が全廃された日(1978年)だそうです。
2011/09/30
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秋を訪ねる旅の2日目は、岐阜県の大垣を中心としたエリアにしました。咲き誇る彼岸花と列車を組み合わせた写真を何かで見たことがあったはず、と思い、福知山線から帰宅した夜、書架の蔵書を探してみました。で、出てきたのが樽見鉄道。川岸の斜面を覆い尽くす彼岸花と単行の気動車とが組み合わされた写真であります。う~む、これは実見してみたい。そこで大阪を早朝に発ち、目的地の大垣へ。いやあ、予想以上の量であります。川の護岸が真っ赤で、深紅の絨毯を敷いたようでございます。単純に彼岸花を愛でるだけでも見ごたえのある景色であります。いやあ、すごい、すごい。今日9月29日は、クリーニングの日(全国クリーニング環境衛生同業組合連合会)だそうです。
2011/09/29
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183系の退役は寂しいことですが、新型車輛の登場で、新たな鉄道シーンを狙えると考えるのも悪くはありません。本日の「思い出の1枚」は、築堤の上を走る新型287系「こうのとり」でございますが、今年あまり撮影することができなかった稲穂との組み合わせカットを、新型287系で押さえることができ、この場所へ来た甲斐があったかな、と思いながら撤収したのでございます。撮影地:福知山線新三田~広野今日9月28日は、京浜線で自動ドアの電車が登場(1926年)、上越線の新清水トンネルが開通した日(1967年)だそうです。
2011/09/28
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「北近畿」から「こうのとり」に変身し、かつ287系の新規投入で国鉄色の183系はかなり減少しています。彼岸花カットのあとは場所を変え、183系国鉄色をオーソドックスに撮ろうと思ったのでありますが、時刻表では「新型車輛で運転」とは書かれていないスジ、つまり183系で運転されるはずの「こうのとり」に287系が充当されてやってまいりました。ショック!たまたまなのか、増備が進んで置き換えられてしまったのか。遅かれ早かれ183系は姿を消す運命にあるのですが、こうしたことを目の当たりにすると、あらためて「183系引退」を実感してしまいます。こうしたことを見越して、これまでそれなりに撮影を重ねてきたのでございますが、やはり寂しいものですね。「本日の思い出の1枚」は、内心ショックを隠せない状態で撮った287系「こうのとり」と秋の花のコラボカットでございます。撮影地:福知山線広野~新三田今日9月27日は、初の地下鉄(銀座線)起工式(1925年)、日独伊三国同盟調印日(1940年)だそうです。
2011/09/27
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この3連休は東奔西走してまいりました。初日(9月23日)は何てったってお彼岸でございますから、まずは墓参り。お墓まわりの掃除をし、花を供え、心の中で近況報告。みんな元気に頑張っていますよ、と。そのあとは丹波立杭の里にある兵庫陶芸美術館でマイセン展を見ました。いやあ、さすがは伝統あるドイツのやきものだけあって、見ごたえがございました。しかし、誕生のきっかけに日本の伊万里焼が大きな影響を与えていたとは、ふ~む、また1つ賢くなったぞ。芸術の秋に目の保養をしたあとは、福知山線で秋の景色を探すことにいたしましょう。この季節に象徴的なのは、やはり彼岸花。稲穂の黄色、草の緑、そして彼岸花の赤。この3つが揃うと、インパクトの強い画面が生まれますので、この時期になると、わたくしにとって重要なモチーフとなるのでございます。彼岸花は、春の桜同様、花の盛りが短期間というのも、わたくしを駆り立てる要素の1つであります。福知山線で立杭の里から近く、彼岸花が咲いているところとなると、最初に思い浮かぶのは古市のカーブ。複線区間ではありますが、片持ち式の架線柱ですので、車体の側面がすっきりするのも好感度アップの要因でございます。現地に着くと、ちょうど良いところに彼岸花も生えております。折しも221系がやってまいりました。白い車体と深紅の彼岸花。秋の景色をまずは押さえることができました。撮影地:福知山線古市~草野今日9月26日は、台風15号で青函連絡船洞爺丸が転覆し、死者・行方不明者1151人(1954年)、伊勢湾台風が上陸し、死者行方不明5200人余りが出た日(1959年)だそうです。
2011/09/26
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117系や「サンダーバード」を撮影しているうちに、この日のもう1つのメインイベントである「トワイライト」がやってまいりました。この場所では、全編成を収めることも可能なのですが、以前、そのカットを撮ったことがありましたので、今回は機関車主体の画面にしました。すでに大半の田んぼで刈り取りが終わっていますが、まだ残っている田んぼに焦点を合わせ、かつ、あぜ道のうねりとバックの琵琶湖を組み合わせたのが本日の「思い出の1枚」でございます。撮影地:湖西線蓬莱~志賀今日9月25日は、藤ノ木古墳記念日、江戸幕府がシーボルトを国外追放した日だそうです。
2011/09/25
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湖西線では、数編成でありますが、今なお原色の117系が運行されております。117系に残された時間は、確実に少ないといえるのでありますが、湖西線でがんばっているのでございます。以前はクリーム地に緑のラインが入った117系も走っていましたが、最近は見なくなりましたね。棚田で稔りの季節の「サンダーバード」を撮ったあと、空は俄かにかき曇り、桶の底を抜いたようなゲリラ雨が降ってまいりました。時間的にもそろそろ引き上げどきかなと思い、撤収気分が強くなったのでありますが、移動しているうちに天気は急速に好転してまいりました。こうなると午後の「トワイライト」が気になりはじめるのでございますから、困ったものです。ええ、わたくし、あきらめが悪い人間なのでありますよ。時間的にはまだ大丈夫なので、琵琶湖を見下ろす場所で「トワイライト」を見送ってから帰ることにしよう、と車を走らせました。本日の「思い出の1枚」は、「トワイライト」がやってくる前に通過した原色の117系。かつては新快速として一時代を築いた117系でございますが、琵琶湖の沿線で余生を送っております。ごくろうさま、117系。撮影地:湖西線蓬莱~志賀今日9月24日は、清掃の日、メートル原器制定(1872年)、フランスの超高速新幹線TGVが時速300キロの世界最高スピードで営業を開始した日(1989年)だそうです。
2011/09/24
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琵琶湖の周辺は、近江米の産地として有名であります。稔りの季節を迎えた今は、刈り取りのシーズンでございますが、すでに多くの田んぼで稲刈りは終わり、黄色い稲穂をつけている所が少なくなっておりました。今年は黄色い稲穂の絨毯と組み合わせたカットを撮ることがほとんどできなかったな、と思いましたので、意識してまだ刈り取りが行われていない田んぼを探しました。琵琶湖を見下ろす有名な棚田へ足を運んだところ、数枚の田んぼの稲穂が黄色く色づいて、重たげに頭を垂れていました。うん、これ、これ。しばらくしてやってきた「サンダーバード」と組み合わせて稔りの季節の1カットとなりました。撮影地:湖西線近江高島~北小松今日9月23日は、秋分の日(24節気の1つ。太陽が秋分点に達し、昼夜等しくなる日)、不動産の日(全国宅地建物取引業協会連合会)、愛馬の日(毎年秋分の日)だそうです。
2011/09/23
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久しぶりの湖西線ですから、午前中のうちに主だったポイントを一回りすることにしました。そのなかの1つに乙女ケ池を見下ろすポイントがございます。去年の夏、この場所から見た池は、水面に水草が繁盛し、まわりの田んぼの稲と同化して、どこが池で、どこが田んぼか分かりませんでした。しかし、今回はしっかりと水面が見えています。よし、よし。ただ、ちょっぴり残念なのは、刈り取った稲藁を燃やす煙が漂っていることです。仕方ありませんが、これも秋の風情の1つと捉えましょう。しばらくして225系がやってきました。現在、湖西線では111系(113系)、117系、223系、225系などが普通や新快速電車として運用されています。少し前に225系が新規投入されたニュースが話題になりましたが、今後も増備されるのは間違いないことでしょう。そのうち、あ、また来たと思って、カメラを向けることも少なくなるのでしょうねえ。撮影地:湖西線近江高島~北小松今日9月22日は、日本救世軍創立記念日、夫婦の日(毎月)、リンカーンが奴隷解放宣言(1862年)だそうです。
2011/09/22
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晴れのち曇りのち雨という予報どおり、朝のうちは太陽の光が降り注ぎ、台風のことなど遠い場所のお話という感じでございましたが、次第に雲の量が増えてきて、晴れているのだけれど、運が悪ければスポット的に曇りという瞬間が増えてまいりました。次なるターゲットは、本日のメインイベントの1つ、パーイチの「日本海」でございます。それを待っている間も、雲の動きは激しく、完全なドン曇りというときもあれば、明るい秋晴れという時間帯もございます。ああ、晴れている今のうちに来ないかな、と思うのは、こうした目まぐるしく天気が変わるときのお約束事でありますが、そうこうしているうちに、高架の遠くにポツンと機関車のライトが見えました。お、来た、来た。今なら天気もバッチリやん。ん? でも、ちょっと変……。あらら、モスグリーンのトワがまだぁ……。わたくし、トワがまも嫌いではないのですが、この日はローピンを期待していただけに、突然の天気雨に出会ったような気がして、う~む、残念。撮影地:湖西線北小松~近江舞子今日9月21日は、室戸台風、関西に来襲。死者・行方不明者3036人(1934年)、プロ野球でフリーエージェント制導入だそうです。
2011/09/21
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わたくしのもう1つの趣味であるダイビングを楽しんだり、所用で九州へ出かけていたりしていたため、鉄道写真の撮影からしばらく離れておりました。昨日、久しぶりに出かけてきたのでありますが、台風の影響で天気が持つのは午前中だけ。さらにわたくし自身も午後に別の用事があり、三宮へ出かけなければならなかったため、撮影時間はお昼過ぎまでという条件付でございます。こうしたことを踏まえて撮影地を選んだ結果、このところご無沙汰している湖西線で「日本海」と「トワイライト」を中心に、「サンダーバード」や117系などを狙うことにいたしました。これならお昼過ぎまでで、ほぼ所期の目的を達することができるからであります。最初のポイントでの撮影は、築堤の上を伸びやかに走る「サンダーバード」にいたしました。稔りを迎えた田んぼの黄色が程よいアクセントとなった本日の「思い出の1枚」でございます。撮影地:湖西線近江高島~北小松今日9月20日は、バスの日(日本バス協会)、空の日だそうです。
2011/09/20
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津軽海峡線から江差線を通って函館に至る区間は電化されていますから、貨物も当然、電気機関車が牽引し、ED79とEH500が担当いたしております。わたくし的にはもちろんED79が狙い目であったのでございますが、今回は後追いであったり、タッチの差で取り逃がしたりと、出合いは芳しくありませんでした。もちろん、EH500も普段お目にかかれませんから、撮れるものは何でも撮っておこうということで、カメラを向けたのでございます。それにしても、やはり巨体であることよ。間近で仰ぎ見る迫力はかなりのもの。まさに巨人機であります。撮影地:江差線釜谷~渡島当別今日9月19日は、苗字の日、トークの日(毎月)だそうです。
2011/09/19
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青函トンネルの北海道側の景色をこの目で確かめたい、と思い、知内あたりまで足を延ばすことにいたしました。列車の通過時刻の関係から、知内川の鉄橋で「スーパー白鳥」を狙うことにいたしました。列車が来るまで、足元を流れる川のせせらぎに目をやり、「北の南」の景色を堪能いたしました。まあ、水のきれいなこと。しばらくしてやってきた789系「スーパー白鳥」をサイドから写し止めましたが、緑にあふれる景色はいかにも夏の北海道という感じがして、足を延ばした甲斐があったかな、と。撮影地:津軽海峡線知内~木古内今日9月18日は、かいわれ大根の日(日本かいわれ協会)、頭髪の日(毎月)だそうです。
2011/09/18
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北海道と東北を結んで走る「白鳥」のうちには485系が充当されているものがございます。「スーパー白鳥」として運転されているのはJR北海道の789系。485系はJR東日本の車輛だそうでございます。ほう、ほう。ともに青函トンネル内では最高時速140km運転を行っているそうでありますから、本州と北海道の間は、あっと言う間でございましょうね(わたくし、まだ、青函トンネルを通ったことがございませんので)。485系と言えば、ついこの間まで国鉄色の「雷鳥」が走っていたのを思い出すのでありますが、すでに過去帳入りをしてしまいました。そうそう、かつては「白鳥」も大阪から旅立っていたのですよね。ああ、時代の流れを感じます。撮影地:江差線渡島当別~釜谷今日9月17日は、モノレール開業記念日(東京モノレール株式会社)だそうです。
2011/09/17
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藤城高架橋の大俯瞰を堪能したあとは函館市内へ行くことにしました。函館といえば、市電も忘れてはなりませんからねえ。函館市内にはレトロな建物が数多く存在いたします。電車道沿いにも良い雰囲気を漂わせた建物が散見せられ、それらと市電を組み合わせるとバッチリな旅の絵はがきとなるのでございます。また、函館駅から西へ行った地区には、港を見下ろす坂道もあり、そこでは函館港と市電を組み合わせることも可能であります。海が見える坂道からの1カットが「本日の思い出の1枚」でございます。撮影地:函館市電末広町~十字街今日9月16日は、マッチの記念日だそうです。
2011/09/16
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今回の渡道にあたっては、撮影ポイント紹介雑誌『お立ち台通信』の最新号であるVol.8を持参いたしました(ちなみに、わたくしは、この号で三重県の四日市を中心としたDD51貨物と三岐鉄道のED45撮影の特集ページを担当させていただきました。えへ)。Vol.8には、北海道エリアにおける寝台列車の撮影ポイントが掲載されており、これが大変役に立ったのでございます。もちろん、いくつかの場所へはこれまでにも足を運んだことがあり、うん、ここは欠かせないよな、と思いながら読ませていただいたのでありますが、へえ、こんな場所もあるんだ、ここはぜひとも行ってみなければ、という地点もいくつかございました。その1つが「本日の思い出の1枚」を撮影した藤城高架橋を見下ろす大俯瞰ポイントであります。前日、地元のファンの方とお話をした際にも、お勧めのポイントとして強く推されたこともあり、本の記載を頼りに車を走らせました。遥か彼方まで見通すことのできるスカイラインからの俯瞰は、鉄道写真の撮影でなくても十分楽しむことのできる絶景でございます。高架橋の後方では北海道新幹線の建設が進んでおり、高架の支柱が虫食いのように並んだ今の光景は、のちのち貴重な記録になるかも、などと思いながら、高速で駆け抜ける「スーパー北斗」にレンズを向けたのでございます。撮影地:函館本線七飯~大沼今日9月15日は、新橋~横浜間で国内初の貨物列車が運転された日(1873年)だそうです。
2011/09/15
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以前から話には聞いていましたが、「北斗星」は海峡線で撮影したあと、車ですばやく移動すれば大沼以北のエリアで再度撮影することが可能である、というのに挑戦してみました。結果。その話は事実でございました。函館駅でED79からDD51に付け替えるための停車時間があるのと、列車はいわば三角形の2辺を走るのですが、車だと長辺を走って大沼へ抜けることになるため、スピードをあげて、しゃかりきにならなくても十分到達できることが分かったのでございます。この朝、大沼一帯は濃い霧に包まれており、一時は違う場所にしようかとも思ったのでありますが、直線コースのDD51重連「北斗星」をオーソドックスにまとめたいと考えましたので、当初から想定していた場所へ向かうことにいたしました。太陽が出てきて、霧は晴れ始めたのでありますが、その分、日なたと日影がくっきりと際立ち、この点が心残りの1カットにはなってしまいましたが……。撮影地:函館本線七飯~大沼今日9月14日は、メンズバレンタインデー(日本ボディファッション協会、1991年)、コスモスの日、セプテンバーバレンタインだそうです。
2011/09/14
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次の朝は、津軽海峡線内の「北斗星」から撮影開始でございます。早朝、まだ暗いうちに撮影ポイントへと急ぎます。この予定だったら函館市内に宿を取っておくのだった、と自分の考えの甘さを反省しながら運転いたしました。しかし、間もなく目にすることができるであろうED79牽引「北斗星」の雄姿を思うと、運転時間の長さなど、さほど苦にならないのでございます。この日も晴天を予感させる空模様の下、撮影ポイントに到着しました。「北斗星」の露払い的なEH500牽引貨物で予行演習を行ったのち、本番に備えます。遠くのトンネルでライトが瞬きました。いよいよ本命の到来でございます。DD51ダブルの「北斗星」はこれまでにも何度か撮影していますが、ED79牽引の「北斗星」は初体験。期待に胸が震えます。さあ、列車の接近音が急激に大きくなってまいりました。シャッターを押す指先がタイミングをはかって、ベストなタイミングに備えます。今だ!撮影地:津軽海峡線知内~木古内今日9月13日は、世界法の日(法務省)、司法保護記念日(司法保護事業団)だそうです。
2011/09/13
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この日は天気に恵まれたことから、日没間際の太陽は黄金色に輝き、強烈なエロエロ光線を照射していました。森駅に帰ってきたわたくしは、駅近くの踏切でサイドギラギラのトワイライトを撮影いたしました。トワイライトが走り去り、しばらく経ったころ、太陽の残照が山の端に消えかかろうとする間際、踏切が鳴り始めました。普通でもやってきたのかな、と思って振り返ると、DE15がやってきます。単機回送か? と思いましたが、その後ろに何かを牽引しています。最初はワムしか目に入らなかったのでありますが、よく見るとC11がぶら下がっているではありませんか。おお!171号機とは去年の秋、SLニセコ号として山線を走ったときに追いかけて以来の再会でございます。しかも、このような形で見ることができるとは予想もしていませんでしたので、喜びもひとしおであります。今日一日、たくさんあった収穫の最後に思いがけないサプライズのおまけがつき、今夜のお酒は旨いぞ、と思いながら機材を撤収、ホテルに車を進めたのでございます。撮影地:函館本線姫川~森今日9月12日は、水路記念日、宇宙の日、パンの日(毎月)、マラソンの日、豆腐の日(毎月)だそうです。
2011/09/12
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津軽海峡線でいくつかのカットを押さえたあと、もう一度大沼周辺にもどります。すでに午後遅くなっており、まさしくその状態を指す日暮山からの俯瞰を行います。中央に一箇所、木々の塊の中に赤い橋が架かっているのがお分かりになりましょうか。その橋が大沼と小沼を分ける橋で、その上をちょうど特急「スーパー北斗」が通過しているのでございます。本日の「思い出の1枚」は、列車の写真というよりは、雄大な景色の中に列車が入っているという視点でご覧いただければうれしゅうございます。撮影地:函館本線大沼公園~赤井川今日9月11日は、公衆電話初設置の日だそうです。
2011/09/11
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午後1時過ぎに江差を発車する普通列車を車で追いかけ、江差から木古内の間であわせて4回撮影するという、我ながらの荒業で追っかけを終了したあと、津軽海峡線を見下ろす丘へとやってまいりました。木古内では多くの特急「白鳥」が交換いたします。上下の特急を、それほど間を空けずに撮影できるのは効率的なことでございます。木古内から函館の間の江差線内はカーブが多いため、列車のスピードは比較的遅いのですが、新しく作られた海峡線は直線で一気に駆け抜けるため、列車の速度のまあ、速いこと。特急列車の面目躍如でございます。「白鳥」を見下ろす丘で、一気に加速する列車を見送りました。撮影地:津軽海峡線木古内~知内今日9月10日は、全国下水道促進デー(建設省、1961年)、車点検の日、寝具の日、屋外広告の日(全日本屋外広告業団体連合会、1974年)、カラーテレビ放送記念日、LPガス消費者保安デー(毎月)、二百二十日だそうです。
2011/09/10
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大沼から江差へ抜けました。以前も似たようなコースで函館近郊の列車を撮影して回った経験があります。今回はその復習でございます。江差線は1日の運転本数が少ないため、上手に時間を計りながら行かないと、ただの観光に終わってしまうことになります。レンタカーのナビが示す到着予想時刻を視野に入れながら運転いたしました。途中、休憩を兼ねて食事をとりながら、余裕で江差に到着。日本海がバックに見える跨線橋で単行のキハ40を待ちます。わずか1時間あまりのドライブで太平洋から日本海へ。これまた海好き人間には堪らない移動でございます。撮影地:江差線上ノ国~江差今日9月9日は、救急の日(厚生省、消防庁)、チョロQの日、重陽の節句、福祉デーだそうです。
2011/09/09
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落部付近で「カシオペア」「トワイライト」「北斗星」と3本の寝台列車を押さえたあと、大沼付近へ移動しました。前日は駒ケ岳を望む跨線橋でお決まりのアングルをゲットしましたが、大沼付近にはまだまだ有名アングルが残っています。その1つが大沼駅から1kmほど函館方向へ移動した場所。湖のそばを通る列車を、線路に沿った道路から少し見下ろし気味に撮影するものであります。現地に到着してしばらくするとDF200の牽くコンテナ貨物がやってきました。昔、四国でがんばっていたDF50にどことなく似た雰囲気を漂わせるこのDL機をわたくしは好きでございます。ボディサイドに描かれた「RED BEAR」のロゴも、自分の名前に通じるところがあって親近感を感じます。そう、がんばれ、赤熊!撮影地:函館本線七飯~大沼今日9月8日は、サンフランシスコ平和条約調印記念日、国際識字デー(ユネスコ)、米の日(毎月)だそうです。
2011/09/08
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「カシオペア」と「トワイライト」はあまり時間をおかずにやってきますので、へたに移動すると「トワイライト」を取り逃がすことになります。大阪でも撮影することは可能でありますが、ブルーDD51ダブルの「トワイライト」は北海道限定バージョンでありますので、ここは手堅くオトシベ・ノダオイで押さえることにいたしましょう。しかし、「北斗星」となると少し事情が変わってまいります。「トライライト」通過から1時間以上の間があきますし、やはり同じ場所ばかりではねえ、ということから場所を変えることにいたしました。落部から少し函館の方へ進んだところに駐車スペースがあり、その近くからS字を描く線路を見下ろせる場所がございます。そこで「北斗星」を迎え撃つことにいたしました。すでにスタンバイされていた地元のファンの方に聞くと、このポイントは比較的最近、道路工事に伴って整備された場所だとか。それまでは草が生い茂り、藪こぎ、伐採をしなければ撮影できなかったそうですが、今やお手軽に撮影できる場所へと大変身したのであります。ラッキー!ただ、線路がほぼ南北に伸びているため、下り列車は基本的に逆光となります。ド順光派の方はお気に召さないかもしれませんが、シルエット・ギラリが大好きな方にはうってつけ。客車の屋根が白く輝き、ガングロの中に煌煌と光るヘッドライトは、これはこれでカッコよろし!撮影地:函館本線石倉~落部今日9月7日は、白露(24節気の一つ。大気が冷えて露ができ始める)、クリーナーの日、国際青年デーだそうです。
2011/09/07
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今回の渡道では、函館を中心に主だった撮影ポイントを一巡しようと欲張ったプランを立てました。そのため、レンタカーで東奔西走。でも、それは今に始まったことではないのですけれどもね(笑)。函館エリアと考える場合、倶知安の手前あたりまでは十分カバーできるのでございます。翌朝のことを想定して、いかめしで有名な森駅前のホテルに投宿。まだ夜が明けきらぬうちから行動を開始しました。行先は噴火湾を見下ろす、通称オトシベ・ノダオイの有名俯瞰ポイントでございます。この朝は「カシオペア」「トワイライト」「北斗星」がフルラインナップしますので、効率よく押さえてゆかねばなりません。お立ち台にはわたくし以外に地元函館のファンが1人。列車通過までいろいろなことを教えていただきました。こうした旅先の交流というのも忘れられない旅の思い出となるのでございます。そして「カシオペア」登場。海に沿って大きくカーブを描く「カシオペア」のボディは、早暁の陽光を浴びてギンラギラ。く~ぅ、カッコええやん!撮影地:函館本線落部~野田生今日9月6日は、黒の日(京都黒染工業協同組合、1989年)、妹の日(妹の日実行委員会、1991年)、墨の日、クロスワードパズルの日だそうです。
2011/09/06
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札幌から函館へ移動し、最初にやってきたのが大沼であります、この日は天気がよく、駒ケ岳もきれいに見えています。駒ケ岳バックの定番ポイントである跨線橋へまいりました。この場所では「スーパー北斗」やDF200が牽く貨物列車なども撮影しましたが、このキハ40単行の普通列車が最も北海道らしさが出ているような気がしましたので、本日の「思い出の1枚」とさせていただきました。撮影地:函館本線大沼~仁山今日9月5日は、石炭の日(クリーンコール・デー・資源エネルギー庁、1992年)、国民栄誉賞の日だそうです。
2011/09/05
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夜が明け、札幌から函館へ移動するために再度、札幌駅へまいりました。時間に余裕があれば、乗車予定時刻の前に行って駅撮りをするというのは、鉄の鉄則(笑)でありますから、早めにホームへ上りました。721系やキハ281系などが頻繁に出入りするなかで、ホームの行き先表示に「フラノラベンダーエクスプレス」という名前が上がっているのに気づきました。運転日が限定されている季節列車でありますから、駅撮りとはいえ、これを逃すわけにはまいりません。入線してきた気動車は、初めてお目にかかります。札幌駅はホームが屋根に囲まれていますので、地上駅とはいえ、ほとんど地下鉄のホームに似た雰囲気がございます。必然的にスローシャッターとなりますから、列車入線の動きにあわせて、カメラをエイヤッ、とぶん回し。721系の回送列車と並んだ流し撮り写真となりました。撮影地:千歳線札幌駅今日9月4日は、くしの日(美容週間実行委員会)、クラシック音楽の日、関西国際空港開港記念日だそうです。
2011/09/04
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今や唯一の客車急行となった「はまなす」でございます。インドネシア以来、バルブ癖がついたこともあり先日、札幌駅で夜の「はまなす」を撮影してまいりました。夜行列車が出発する前は、ホームに一種独特の雰囲気が流れます。まだ夏休み期間中とあって、大学生とおぼしき若者たちが列車に乗り込んでいきます。そういえば、わたくしが高校生の夏、北海道の蒸気機関車を撮影するために渡道したときは、宿泊代を浮かせる目的で夜行急行列車をよく利用したものです。さすがに日程の後半になると疲れも溜まり、かなり辛かった記憶があるのでございますが、それも今では懐かしい思い出。DD51が発する出発の甲高いホイッスルを聞くと、30年以上昔のあの夏の夜がよみがえってまいりました。撮影地:千歳線札幌駅今日9月3日は、ホームラン記念日、草野球の日、盲聾唖者児童保護デーだそうです。
2011/09/03
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新米が出回り始めましたね。収穫の季節でございます。先日、四国へ行った折、黄色く稔った田んぼで稲刈りが行われておりました。わたくしは特急「むろと」の通過を待っていたのでございましたが、列車通過の数分前からコンバインが動き始めたのであります。一瞬、「あ、ちょっと待って」と思ったのでございますが、農家の方はわたくしの思惑などには、当然のことながら全く気づくはずもなく、粛々と刈り取り作業を進められております。そのとき、遠くに列車のライトが見えました。コンバインが画面に入るのはOKといたしましょう。ただし、逆向きは避けてもらいたい。「むろと」よ、早く!数十秒後、高速で近づいてきた「むろと」とコンバインが並びました。よし! 稔りの季節の1枚となりました。撮影地:牟岐線新野~阿波福井今日9月2日は、宝くじの日(第一勧業銀行宝くじ部、1967年)、靴の日だそうです。
2011/09/02
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今回、ソロという街で蒸気機関車のチャーターをできたのも至福の時間でございました。機関車はC12 18号機。日本のC12とは姿かたちが異なりますが、小型のタンク機であります。もとはアンバラワの保存鉄道にあったものだそうですが、最近こちらへ運んできて、要望に応じて市内の支線を往復しているようです。小型の木造客車を2輌連結し、車やオートバイであふれかえる併用軌道を、ほとんど汽笛を鳴らしぱなしで走るさまは模型の世界のようです。普段は列車が走ることのない市内の支線であるため、沿線の人たちも汽笛を鳴らして走る機関車に何ごとかと目を向け、蒸気機関車と分かると、携帯のレンズを向けて写真を撮る人や、笑顔とともに手を振って応えてくれる人など、こちらもうれしくなる光景が繰り広げられました。あ、そうそう、テレビ局のクルーたちも、このチャーター列車を取材しに来ていました。さて、1週間あまりにわたって続けてきたインドネシアレポートですが、そろそろ帰国の時刻が迫ってきたようです。明日からは国内の路線に転進いたします。撮影地:インドネシア・ジャワ島・ソロ今日9月1日は、上野~青森間(現・東北本線)全通(1891年)、防災の日、関東大震災記念日、国際青年デー、宝塚歌劇団レビュー記念日、羊毛年度始め、霞ヶ浦の日、省エネルギーの日(毎月)だそうです。
2011/09/01
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