Geological Museum(地質学博物館) の建物のペディメント(切妻部)のアップ。 屋根の頂部に掲げられているのはレインボーフラッグ(プライド旗)。 ロンドンの多くの公共施設と同様に、自然史博物館(Natural History Museum)やその 関連施設も LGBTQ+プライド月間(毎年6月)などに合わせて掲揚 しているのだと。
Exhibition Rdの右側にあったのが ヴィクトリア&アルバート博物館(V&A, Victoria and Albert Museum) の一角、 Henry Cole Wing(ヘンリー・コール棟)。 建物の壁面に「VICTORIA AND ALBERT MUSEUM HENRY COLE WING」と刻まれた銘板が。
建設年:1868年完成(当初は「1868 Building」と呼ばれた)。
設計者:建築家 Henry Scott と Major-General Henry Y.D. Scott。
名称由来:ヴィクトリア&アルバート博物館の創設に尽力した Sir Henry Cole(1808–1882) にちなんで命名。彼はロンドン万国博覧会(1851年)を推進し、その収益を 博物館群(V&A、科学博物館、自然史博物館の礎)に結びつけた人物。
その先左にあったのが、サイエンス・ミュージアム (Science Museum, London)の建物正面。 The Clockmakers' Museum(時計師協会博物館) 中に展示されているとのこと。
建物上部に金文字で 「SCIENCE MUSEUM」、 両脇の黒いバナーにも同じく SCIENCE MUSEUMと表記されていた。 The Clockmakers' Museum(時計師協会博物館) は、このサイエンス・ミュージアム内部に
サイエンス・ミュージアム (Science Museum, London) の外観
特徴的なのは、クラシックなコリント式の列柱(columns)と、長く連なる大きな窓の デザインで、正面入口横のファサード部分にあたります。写真下部に見える黒いバナーにも SCIENCE MUSEUM と記されていた。
・左側の壮大な石造建築はImperial College London 本館 (Imperial Institute Building の後継部)。 中央の大きなアーチとその両脇の彫刻が特徴的で、王立勅許を受けた名門理工系大学の 象徴的ファサード。 右奥に見える赤レンガの建物は、Royal College of Music・王立音楽大学。
トマス・ヘンリー・ハクスリー (Thomas Henry Huxley, 1825–1895)・進化論の擁護者、教育者
博物学者・教育者。ダーウィンの進化論を強力に擁護したことで「ダーウィンの番犬」と 呼ばれる。
ロイヤル・アルバート・ホール(Royal Albert Hall)付近の風景。 奥の左側に、半円形の外観が特徴的な ロイヤル・アルバート・ホールの一部が見えて来た。 手前から奥へと続く赤レンガの大きなカーブを描いた建物群は、Albert Hall Mansions(アルバート・ホール・マンションズ)と呼ばれる高級集合住宅。 赤レンガとテラコッタ装飾を用いたヴィクトリア朝後期のデザイン。
ロイヤル・アルバート・ホール(Royal Albert Hall) をズームして。
ロイヤル・アルバート・ホール(Royal Albert Hall) 東側前から ロンドン・ケンジントン・ガーデンズにある アルバート記念碑(Albert Memorial)を見る。
ロイヤル・アルバート・ホール(Royal Albert Hall) 東側を見る。
・竣工:1871年
・様式:ヴィクトリア時代のイタリア・ルネサンス風の円形建築
・材質:赤レンガとテラコッタの装飾が特徴
・外壁のフリーズ:上部に一周ぐるりと 「芸術と科学の勝利(The Triumph of Arts and Sciences)」を描いたモザイク・フリーズ があり、さまざまな分野の人々が表現されていた。 ・左側に小さな別棟(ガラス張りのアーチ入口を持つ部分)が見えたが、これはホールの 付属的な出入口エリアで、ホール本体と連結していた。
ロイヤル・アルバート・ホール(Royal Albert Hall)正面・南側からさらに南側を望む。 この建物がRoyal College of Music(王立音楽大学)。