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大変にタイムリーなタイミングで目についた一枚のグラフ。 以下のグラフは日経新聞のコラム「目からウロコの投資塾」より。 縦軸に価値、横軸に時間を示して、金利が想定する経済成長と現実の経済成長を表したグラフ。このズレが金融の歪みを生むと書いてある。 最近気になっていたことであり、目の前の霧が急にスウ~~ッと晴れていくような気がした。 近年、金融界で起きている一連のいろいろな現象が、これ一枚を見ているだけで、ある程度、説明つけられるような気がしてくる。 この図を切り口にいろいろな事象を考察してみたい。 それにしても、的確にポイントを得たグラフの威力はすごいものがある。 到知出版社発行 安岡正泰著 「安岡正篤 一日一言」から引用 三上の読書 つまらぬ小説や愚論に類するものはなるべく読まぬように すると共に、心が浄化されるような立派な書を読むべきである。 特に朝、それも一時間とは言わぬ、三十分でよい。 昔の人も枕上、馬上、厠上の三上の読書ということを言って おるが、私は長年必ず厠で読むことにしておる。 厠で読むだけの時間であるから、何枚も読めるものではないが、 十年、二十年と経つと、自分でも驚くほどの量となる。 しかもこれは数量の問題ではない。その時に受けるインスピ レーションというものは、到底書斎の中で何々の研究などを やっておって得られるものではない。 況やこれから安眠熟睡しようという枕のほとりにおいておやで ある。寝る前に週刊誌等を読むのは最も愚劣なるものである。
2008年10月30日
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ほしい本があったが本屋では見つからないのでネットで手配をしようとした。 ところが新書が既になく中古商品のみである。 仕方なく、中古商品を注文したところ数日で届いた。 本を開いた後がなく、新品同様である。輸送の梱包状態も良く、しかも価格も破格。 今まで、中古本というと本が折り曲げられたりしていて何となく敬遠していたが、中古本というのは流通から外れた本が多数含まれているのでは‥‥‥。 世の中の仕組みがあきらかに今までの既成のイメージとは変わってきている。 これからは中古本も注目していきたい。 -------------------------------------------------------------「有名になりたい」といった時、家族はもちろん両親さえも笑った。でも【倶楽部カカトコリ】に入って次々と……こんにちは、【集客の鬼】カカトコリです。最近では 「アマゾンランキングを動かす男」と呼ばれるようになりました。彼らの活動を支えているのが 私が主宰する【倶楽部カカトコリ】です。アナタも交流会に参加してみませんか?詳しくは今すぐ⇒こちら -------------------------------------------------------------
2008年10月28日
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副題には「食べ方が磨く品性」とある。 飽食の時代と言われて久しい。 日本では食べたくても食べられないということは現在ではほとんどない。 テレビを見れば食べる番組のオンパレード。 ファストフード、インスタント食品なども溢れかえっていて、食べようと思えばひとりでもすぐに食べられる。 以下、本文から引用抜粋 ”いまや、「いただきます」の意味を、子供を持つ親に対しても伝えなくてはいけない時代になってしまいました。「いただきます」には、すべての食材には生命があり、その命をいただいて、「生かさせていただいています」という意味があるといわれます。” ”料理を分かち合うことは、思いを分かち合い、人生を共有することにもつながるのです。おたがいを気づかったり、相手の気持ちや状況を理解すること、相手の体調に気づくこと、悩みごとに気づくことにも通じるはずです。” ”食は、お腹を満たすにとどまらないサムシング・エルス(特別な何か)を得る機会です。「何かを分かち合う」食べ方が必要なのです。この言葉にできないサムシング・エルスを重んじる気持ちが、いまの日本の食卓に欠けているのです。” ともすれば忘れがちになる食の原点を大事にしたい。 人気ブログランキングへ ------------------------------------------------------------- 図書『白馬の王子さまに出会うための英会話』が売れています。英語が話せれば、運命の赤い糸は世界にも広がっていく…。 恋する乙女のために英語と恋愛のノウハウが一緒になった欲張り本、 ここに登場です! ●1章:出会い編 ●2章:合コン編 ●3章:デート編 ●4章:ベッドイン編 →こんな人にオススメです。 ・外国人を恋人に持ちたい人 ・海外旅行で新しい出会いを求めている人 ・恋愛をテーマに気軽に英語を学びたい人 →ネット書店でもリアル書店でも買えます。 -------------------------------------------------------------
2008年10月26日
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氏が会社の代表だった時に実行してきたことを纏めた本の第二弾であると思われる。 妻がフランス人という境遇も、氏の考え方に影響しているのだろう。 ここには日本人が考えるべき、これからの真の豊かな生き方が提示されている。 そこでは定年後の時間を真の人生という意味で「本生」という言葉で定義している。 以下、一部抜粋引用 ”本生とは、私が「本当の人生、本番の人生、本来歩むべき人生」という思いを込めてネーミングした言葉で、「余生=余った人生」の対極にあります。” ”仕事力を能力×時間×効率でアップして、残業をなくし、本生に投資するための時間を1日3時間確保することができれば、人生の充実度――人生力は確実に高まります。” 人生全体のバランスを考え、きたるべき時への準備をしておくことの重要性を説いていると共に、本当の豊かさとは何かを考えさせてくれる本である。 人気ブログランキングへ
2008年10月26日
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最近、この手の本にはあまり手が伸びないのであるが、勝間氏が大変に影響を受けた本とのことで、中身も見ずに購入した。 氏は8つの習慣を身につけることにより、お金と自由がもたらされると述べている。 そのなかでも、やりたくないこと見つける、殿様バッタのセールスを行う、成功のダークサイドを知る、の項が従来の書物ではあまり触れていない内容であり、新鮮さを覚えた。 また、最近のフォトリーディングブームはこの人の情報が火つけ役になっているのではなどと想像してしまうが‥‥。 従来の発想を見直す意味で、また、従来よく言われていることを強化する意味では面白い。また、今日のビジネス書ブームの牽引役の一人となっている氏の著書に触れておくことは、今のいろいろな流れを考えるうえでも参考になる。 巻末をみると29刷発行とあった。 人気ブログランキングへ ------------------------------------------------------------------パソコン、いろんなことができるようになって、便利ですよね!情報検索、知人との連絡、買い物、映画を見る、振込、ビジネス、・・・特にアフィリエイターのようにインターネットでビジネスをやっている人にとっては、もう、無くてはならない!!で、その商売道具のパソコンですが、ちゃんと、メンテナンスとかできています?トラブルの対策とかできています?? やば! 急につながなくなった! メールが、届かないよーーー! えーーー! 画面が真っ黒になった!!こんなトラブルって、今、この瞬間に起きても不思議じゃない。それぐらい、中身がよく分からないのがパソコンです。では、そんなトラブルにどう対処したらいいのか? そして、トラブルを未然に防ぐ『ころばぬ先の杖』ってないのか?そんなあなたの疑問に答えるメルマガです!アフィリエイターでない人でも、きっと役立つ情報ですよ!メルマガ 【週刊】アフィリエイターのためのパソコン・トラブル解決法! http://www.mag2.com/m/0000273820.html 発行人:IT大道芸人 足立明穂 パソコン歴20年以上、インターネット歴15年以上。 経験したパソコントラブルは数知れず(笑)。 だからこそ、伝えることができるものがあります! ※メルマガ読者からのパソコントラブルの質問にも お答えしていきます!-----------------------------------------------------------------
2008年10月25日
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以前に見つけた面白いページ 「Imagination at work」 その時、ブログにリンクさせて残したので、いつでも取り出せると思っていたが、‥‥‥。 ある時、開こうと思ってクリックしたら「該当のサイトは見つかりません」のメッセージ。 でも 「Imagination at work」 で検索すればすぐに見つかるだろうと考えていたが、甘かった。 何回か糸口を考えて検索をかけてみたが、見つからずに諦めていた。 先日、ひょんなことから古いメールの送信記録からこれに関するアドレスが見つかったので試してみると、何と!復元、出てきた。 これは自分で好きな文字をホワイトボードに書いてメールアドレスを入力して送信すると、届いた相手方がそのボードを開くと自動的にペンが動いて書いたときと同じ速度で筆跡をリアルに表現できる面白いものである。 再度ここに保管しておこう! 原ページ 書き終えたサンプルページ
2008年10月20日
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緒形拳を見ようと先日放映の初回を見たが、ガーデンの非常に繊細なカメラワークがよい。という印象を持った。 先般、ネットで初めて知ったターシャの庭を彷彿させるようである。 昨日の日経コラム「TVの壺」を読んで何となく納得がいった。 なんと演出は山田太一の娘であるとのこと。 脚本:倉本聰、演出:宮本理江子 とても贅沢な倉本聰×山田太一(娘)というコラボレーションである。しばらく注目してみたい。
2008年10月18日
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勝間本を読み始めたのはこの1年くらい前からであるが、情報通信革命時代をよくとらえ、構成がうまく現在にマッチしている。 ウェブ時代に本はどのように進化していくのか、従来の書物から次の時代への書物へ橋渡し的な役割をしている。 著者が外資系のコンサルティング会社を経て、どのような書物などから影響を受けたのか、本人の成長経緯が具体的に書かれている。 その足跡がたどれるようにたくさんの固有名詞、サイト名が出てくる。引き出しがたくさんくっついている本である。 G-Mailを含め、ハテブなどいろいろな勝間グッズの活用事例の紹介もたくさんある。 これらにより、読んだ人が具体的な行動を起こしやすい。 今後の書籍の方向を占う上で示唆に富んだ本であり、そのチャレンジ精神とその方向性に共鳴を覚える。 読みたい、そして、書きたい、売りたいという意欲が沸いてくる本。 またChaboという社会貢献活動も立ち上げてのパワフルな活動も氏のこころざしの大きさを感じさせる。 今、カツマーという言葉が歩き出している。勝間ファンのことである。ここ当分勝間氏から目が離せない。 人気ブログランキングへ
2008年10月18日
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住所と名前の宛名ラベルを作成する必要にせまられてA-ONEのラベルシートを買ってきて宛名ラベル作成にチャレンジした。 ネット検索で「エクセル、宛名ラベル、作成方法」と入れるとやり方を解説している極めてわかりやすいサイトが出てきた。 「ワードで宛名ラベル作成」とある。 最初にエクセルでの住所録を用意しておいて、あとでそれを差し込み印刷ウィザードを使って宛名文書の作成を行う方法である。 説明もわかりやすく、ものの10分ほどで目的を達成できた。 久しぶりにOA技法を一つ習得でき、前に進むことができた。
2008年10月13日
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第二部 ひらめきと美意識――俳句脳対談 から以下抜粋 ”「何かをやって、何らかの理由で大変な喜びを感じてしまうと一種のアディクション(熱中)が起こります。はまったものがたとえばご飯だと、満腹の時点で終わりになります。ところが、オープンエンドなものはまる。オープンエンドとは終わりがないという意味です。これは非常にたちのいいことでもあります。ドラッグをやっていると、肉体に馴化が起こって、より多く飲まないと効かなくなってきます。現象的にはこれと同じです。ただし、俳句もそうですが学問研究の場合は、より高度な方向、より先、より深いところにとオープンエンドにのめりこみます。学問はドラッグと違って、どこまで追及しても、肉体を破壊させることはまずありません。」 「これで十分ということもないですね。」 「ここに気づいた人は、人生最高の喜びを得たと言っても過言ではないでしょう。残念ながら気づかずに、ここまでで終わり、あとは真っ暗と思い込んでしまう人もいます。その先があると気づいてしまった人は、オープンエンドな喜びを得て、「はまった」といいます。抜けられない状態です。」 「一句できた!という瞬間は、他の喜びとは代えがたいんですよ」” ‥‥‥ ”「まず俳句の初心者には「歩きましょう」と言います。そして小さな感動でいいから、はっとしたものがあったら足を止め、それが小さいものなら屈みましょうと。」 「でもそうする余裕がなくなっている。」 「そうですね。季節がめぐるたびに花は咲き、鳥は渡ってくる。なのにそういう自然との交歓がなくなっています。‥‥‥ 自分自身も小さなものの一つとして、敬意を持って対象と向き合いたいものです。たまたま縁あって同じ時代に生まれ、同じ場所ですれ違った命と命じゃないですか。そんな思いで、対象と目線を合わせて挨拶したいんです。そのためには歩かないと。車に乗っていたのでは、見逃してしまいます。」” ‥‥‥ ”「大学でヴィトゲンシュタイン哲学をやりましたなどという人が、世間に出たとたんに、世間の低いレベルに合わせる。この悲劇は常に起こるんです。大学で勉強していた時、一生懸命考えたことがあるはずでしょう。それに合わせた仕事をするように努力しなかったら、人生の意味がないんです。もうこの平成日本は商業主義に浸り過ぎている。商売は商売でやっていいけど、若い頃に志した芯の部分は保っていいんですよ。絶対世間に合わせちゃ駄目だ。軽薄な言動が跋扈している現代に合わせていたら、自分の人生60歳になって振り返った時に、寂しいに決まっています。志は持ち続けないと駄目です。」 第三部 俳句能 ひらめきと余白 から以下抜粋 ”俳句で大発見、大発明をする必要はありません。むしろ「再発見」です。誰しも日常に存在するのに、気づかずに通り過ぎていたもの。見ていたはずなのに、見逃してしまっていたものなどです。そんな小さな「あっ」という再発見を言葉に結実させるのです。そのような句は読んだ人に「ああ、これは自分も見たことがある。なんとなく感じたことがあるけれど、このような一句にはならなかったなあ‥‥」と共感させ、感動させるのです。良い句に出会うと思わず膝を打ちたくなります。「そうそう!これだよ!やられたな~‥‥」” ”物質の豊かさが精神の豊かさに結びつかないということは言うまでもないでしょう。私は、豊かさとは、視点をたくさん持つことだと思います。生まれてから死ぬまで、誕生と死という二つの定点は変えられません。 そんな宿命の中で、いかに視点を多くもっているか。いかに多くのものを見るか、それが豊かさに結びついていくのではないでしょうか。俳句のひらめきとは、そんな宿命によってもたらされるものにほかならないのです。” ”‥‥俳句の中では異質な言葉が出会い、ぶつかり合い、掛け算の関係になって飛翔します。言葉と言葉の出会いによって、それまでそれぞれの言葉の世界ではありえなかった新しい次元を作り出すのです。これを俳句の世界では「二物衝撃」とか「モンタージュ」「二句一章」などといいます。 この二物を結婚に喩えると、一句の中では似たもの同士はいっしょになれません。まったく違う性格の者同士がお似合いのカップルになれます。しかしまったくすれ違ってばかりの二人では駄目です。一見とても違う二人なのだけれど、どこかに響きあうところを持ったもの同士がいいのです。フランス料理で、ワインと相性のいい料理を組み合わせることを「マリアージュ」といいますが、まさに俳句もマリアージュなのです。” 俳句や短歌はお金がかからない。そしていつでもどこでも作ることができる。脳の活性化にも良い。四季が織り成す日本の風土、自然との一体のなかでものを考える文化、そして繊細な日本語。こんな素晴らしいものを生み出した日本の文化に拍手を送りたい。 そして、もっと自然と日本語を大事にして、ビルばかりの、横文字ばかりの無節操な社会にしたくないものである。 人気ブログランキングへ
2008年10月12日
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知人にお誘いいただき、浅草公会堂へ日本舞踊の発表会を見に行った。 初めての舞台鑑賞である。三舞台あり、最初が5人での優雅な舞、二つ目が3人での舞台喜劇、三つ目がシェークスピアの夏の夜の夢を縦軸にしたという多人数による楽しい舞台。 都合、昼の部だけで3時間半ほどであったが、それぞれの舞台の趣向が違い、いろいろな変化があり、素人でも十分に堪能できる楽しい舞台であった。 鑑賞中、いきなり隣に座っていた人が、タイミングよく、「やまとや!」「ご両人」「カツトモ!」とか、張りのある声を発する。他の場所からも声が上がり、舞台を盛り上げていてとても臨揚感があった。 後で調べてみると「大向こう」というらしい。そうか、「大向こうをうならせる」とはこういうことかと納得。 幕の引き方や降ろし方も大変にスピーディかつダイナミックで、舞台を引き立たせる一助となっていた。
2008年10月11日
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先日の日経新聞に大恐慌以来の米ダウ平均と主な出来事という見出しのグラフが載っていた。 今までにもよく目にしたグラフであり、見慣れたグラフとして当たり前に見ていて、思考停止になっていたのだろう。 今回、そのグラフの不自然さにハッと思った。何と80年代の半ば過ぎくらいから、幾何級数的な上がり方をしている。こんなことは当然、言わずもがなであるが‥‥。 こんなに不自然な成長はない!! 自然な姿であるところに落ち着くのが、極めて自然であると素直に感じる。 技術革新とか何かで多少のでこぼこは出来ようが、幾何級数的な成長曲線はどう見ても異常である。 このグラフの自然な姿であるところに近似線(直線?)を引けば、そこが落ち着く先になると予想するのが、一番自然な姿ではないだろうか? 事実、このグラフを拡大してみると、大恐慌のときもしばらくの年月を経て落ち着くべきところに落ち着いているのがよくわかる。
2008年10月10日
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緒形拳 いい名前である。 そして独特の雰囲気と風貌。 若いときのイメージがそのままであり、とても71歳とは思えない。 大河ドラマ「秀吉」のままである。 高校に入学して間もない頃、大変に謙虚な担任の先生がひとつだけ自慢させてくださいと言って、「実は緒形拳は私の教え子なんですよ。今でもちゃんと年賀状を忘れずにくれるんですよ。」と目を細めて話をしてくれた。 それからもう40年以上も経っていたのか‥‥‥。
2008年10月07日
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副題にモリタク流・経済ニュースのウラ読み術とある。 普段流れている情報にバイアスがかかっていることを忘れて、とかくそのまま受け取ってしまいがちであるが、その偏向している視点を、氏の独特の見方でわかりやすく解説している。 以下、目次 序章 誰があなたを騙そうとしているのか? 第一章 難解な「経済用語に騙されるな」 「日経平均株価」に一喜一憂するのはバカらしい 「株価」が表しているのは企業に実力か 「バブル経済」は避けることができるのか 「会計情報」がわかれば、その会社のすべてがわかるのか? 「信用取引やFX」などに手を出す前に覚悟しておくべきこと 「為替リスク」はどれだけ恐ろしいものなのか 「不動産価格」が決まるメカニズムを知っておこう 「経済成長率」がなぜか日本で伸び悩んでいる本当のワケ 「原油価格」はこんな不可解な決め方をされている 「各種経済指標」の増減をそのまま鵜呑みにしていいものか 第二章 「経済政策」のウソを見抜け 「新自由主義」の弱肉強食の論理はお金持ちをよりお金持ちにする 「構造改革」で恩恵を被ったのは誰だったのか 「日銀」は意外とあなたの生活に影響を与えている 「国債」のせいで「借金まみれで日本は破綻寸前」のウソ 「利上げ・利下げ」たった0.25%でなぜこれほど大騒ぎするのか 「地域間格差」は仕方がないとあきらめてよいものか 「所得格差」はあなたの見えないところで実は着々と進行中 「増税」は財政再建に必須という議論は眉につばをつけて見るべし 「経団連」が庶民に見えないところでやろうとしていること 「年金問題」は実際に何が一番ヤバイのか 第三章 「国際経済」ニュースに翻弄されないために 「円高・円安」結局どっちが日本にとって嬉しいことなのか 「グローバル化」のはずが単なるアメリカ化になっていませんか 「アメリカ経済」を過信しているとあとで痛い目を見るかもしれない 「EU経済」の好調こそ日本お手本とすべきもの 「中国経済」は本当に今後も急速に発展し続けるのか 「環境経営」ブームにはあんまり乗せられないほうがいい 終章 経済知識を手に入れて資本家に踊らされない将来を手に入れよう 現在、進められている新自由主義経済というものがどういうものかをよく知り、それに賛成するのか、反対するのか、はたまた違う道を進むのか。 一人ひとりが、これからの日本の歩むべき道をよく考えて、そして行動しなければいけない。
2008年10月05日
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冒頭の「本書の読み方」から以下、””部を抜粋引用 ”わたしたちがさまざまな言説を見聞きするとき、意外な本質を知らされて眼からウロコが落ちた、あるいは、当時は大胆な仮説にすぎないと思っていたが、いまにしても思うと正鵠を射ていた、などと感じることがよくある。説得力のある論文には、じつは論理とは別の条件のようなものがあることがわかる。問題の構造=本質を明らかにしていること、常識をくつがえしていること、予見力を感じさせること、それらがエピソードで検証されていること、の四つに集約される。” 以下、22テーマの目次 第一章 常識をくつがえす 裁判員に公正な判断は可能か 自然の生態系をどう守るか 性差はなくすほうがよいか 成果主義は日本に根づくか リサイクルは機能しているか 産学連携は国益にかなうか 第二章 本質を見抜く 結果の平等か機会の平等か 民主主義の限界とは何か 従軍慰安婦の本質は 「中国流」とどうつき合うか 脳死移植をどう考えるべきか 第三章 変化を読む 少子化が経済に与える影響は 天皇は男系男子に限るべきか ひきこもりに対策はあるか 「55年体制」は崩壊したか 税制の柱は所得税か消費税か 学力低下に対策はあるか 第四章 日本を見直す 日本文化は世界に通用するか 日本語は乱れているか 日本人にとって憲法とは何か 日本人アスリートが勝つには 靖国問題とは何か 各界を代表する論客が現在の日本が抱える諸問題の通説に真っ向から議論を挑んでいる。 これを読むことにより、日常流れるニュースにも多少の批判的精神が宿り、思考停止状態から少しは抜け出られるのかと‥‥。 毎日のいろいろなニュースを興味深く見るにはお薦めの本である。
2008年10月05日
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高校時代の同級生から彫金展11人展の案内をもらっていたので、休みを利用して日本橋まで出向いてみた。 当人は多分いないだろう?! ギャラリーの中は独特の雰囲気があり、身近な人がいないと何となく居座りが悪いものであるなどと考えながら‥‥、中に入ると3~4人の年配の女性が談笑している。他、男性が一人。 当然、まったくご縁がない方々である‥‥。 内部も比較的狭いので、記帳してから当人の作品を見て引き上げようと考えていた。 ここで、画廊内部においてあった、○○美術学院のリーフレットがふと気になった。あれ、娘が行っている予備校名と一緒では?? しばらくして、談笑中の女性が一言ふたこと話しかけてきたので、そのリーフレットの話に触れたら、一気に話が展開しだした。 「そこの事務の方がそちらにおりますよ。」 「ええっ?」 一人いた男性である。 「私、○○と申します。娘が今、予備校に行っています。」 「あっ、○○さん、よく知っていますよ。そうですか~~!」 先方も非常によく知っているのには驚いた。 ご縁のない空間と思ったいたものが‥‥‥‥‥、 帰途は「えにし」の面白さで頭がいっぱいだった。 ギャラリーいしだ
2008年10月04日
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