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毎日の暑さにダウンしそう。それでも森の中を歩けば元気が出てくると信じて、今日も早朝から樹林へ出勤。梅雨明けのうだるような暑さとくれば、チチタケの出番。ヒロハチチタケは少し触れただけで、白い液体がポタリポタリ、手に付いたベタベタはしばらく取れません。先週残してきたハナビラタケは、採りごろに成長。最近は、コリコリした食感を生かして暑気払いの「酢の物」としていただいています。今週のタマゴタケ上手に棲み分けできています。こちらは、一時も離れたくない様子が微笑ましい。久しぶりに見つけたヤマドリタケと今季初物のアカヤマドリタケ。アカヤマドリのコロンとした姿は、いつ見ても存在感があります。一頃元気だったヒヨドリバナは咲き終わって、お花畑はホタルブクロと月見草が見頃。薄紫色と黄色の配色、そこに白い花色が混じると、涼しげな絽や紗の着物そして浴衣をイメージします。玉紫陽花の色合いも涼しげ一本だけ花が咲いていました。今日も三時間だけの山散策。帰宅後に、今日辿った山を回想して二倍も三倍も楽しんでいます。
2014.07.26
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情報としては新しくありませんが、19日に見た「きのこ」たちです。タマゴタケは、前回に続いて沢山見かけました。成長の変化を観察しようと、真っ白なタマゴ状態を持ち帰りましたが、極端な環境の違いからか紅色のカサは出てきませんでした。(スライスして炒めました。)ハナビラタケは、散歩気分で「採れたらラッキー」と・・・。見通しがいい場所でのハナビラタケ、クリーム色が綺麗。色がくすんでいるのは、薄暗い森に在ったからでしょうか。大きな個体でした。コガネヤマドリタケは、色合いの濃いものから薄いものまで、カサが開いたものから出始めのコロンとした状態の個体まで、よく見かけました。カサは地味な色合いなのに、柄は綺麗な紅色の網タイツをはいたようなアシベニイグチ。イマイチ写真がボケていますが、その魅力に惹きつけられます。今季初お目見えのキホウキタケは、遠目にはハナビラタケの幼菌と間違えました。標高を上げて歩いてみましたが、上の方にきのこの姿は少なくて、短時間撤収しました。帰る頃になって雨が降り始めましたので、今頃はいい湿り具合じゃないでしょうか。今日(21日)東海地方まで梅雨明け、明日辺り関東も梅雨明け宣言されるかもしれません。盛夏になってから、適度な雨が降るという天気が続いたら今季は楽しいきのこ観察が続けられそうです。
2014.07.20
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「三連休は雨」の予報の通り、道中は雨・雨。昨日は雨中の散策と覚悟しておりましたが、現地には雨が降った様子はなくて、樹林もカラカラ。それでもきのこは姿をみせてくれました。今回は山野草から・・・。毎年写真を撮っているイチゴなのに名前を忘れてしまいます。えーっと、あとで調べるとして、「イチゴ」としておきましょう。調べました・・「シロバナイチゴ」です。甘い香りが一面に漂うイチゴ畑小人が出てきて、いそいそとイチゴ摘みをしているような、そんなイメージをしてしまうような可愛さがあります。地衣類はよく分からなくて、「ハイイロキゴケ」だと思うのですが、数年前は別の名前でアップしたような気がします。触れてみると水分を全く感じないガサガサ・ゴワゴワ、それでもしっかり生きている。緑色の苔には無い、忍耐力や生命力が感じられます。ベニバナイチヤクソウは昨年ほどの群生を見ませんでした。小さきことは可愛きこと・・がぴったりの可憐さです。ヤマオダマキやシモツケ、オニノヤガラやシャクジョウソウといろいろ見かけました。何枚か写真も撮りましたが、前回使っていたマクロ機能がどうにもうまくいかず、ボケボケに・・・。私の写真は「数写せば、すう枚使える」程度。それでもメゲズに楽しんでいます。一通り三時間ほど歩き「疲れた~帰宅しようか」と思った頃雨が落ちてきました。雨に遭わないって、私、自称「晴れ女」です。今回のきのこ写真は、明日辺りアップします。
2014.07.19
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台風の影響もさほど感じられない林道脇に、待ち焦がれた野ばらが咲き始めていました。花の大きさ、色合いは個体差があり、それを比べながら観賞するのも楽しみのひとつ。写真の野ばらの木をじっくり観察したのは初めてで、花が大きいようです。今年の「お気に入り花畑」は色合いが乏しくて、一面ヒメジョオンやヒヨドリバナの白い花が風に揺れております。大好きなヒヨドリバナを求めてアサギマダラが集まっていました。林道から離れていたので、コンデジの撮影ではこれが限界です。先週に続いてハナビラタケもそこそこ見つかります。今回も小さい個体は残してきました、再度同じ場所に行きつけるかどうか。採らないと決めるとかえって目につくタマゴタケ。タマゴの状態からカサを広げたものまで多く見かけます。10本ほどが斜面を駆け降りるように連なっておりました。涼しい木蔭で仲間たちと暫し歓談して、いつものように早めの撤収。次回は少し標高を上げて散策したいです。
2014.07.13
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きのこ達が元気な季節がやってきました。コガネヤマドリタケが順調に発生する年は、概ねイグチ類に期待が持てる年でもあります。仲間のハナビラタケ情報をみていると、「あのポイントに出ているかも」と想像が膨らみ、これはもう気持ちを治めるために出かけるしかありません。発生していました・・・が、鹿の食事となった後・・・。鹿のおこぼれを頂いている私達ですので、これは諦めがつきます。倒木に隠れるように出ているハナビラタケ。クリーム色のレースフリルさながらの美しい姿。その後も適量が見つかりましたが、出始めの小ぶりなものはそのままの状態で残してきました。森に出かけたのは昨日の日曜日。前日の土曜午後に「ジャズ・ジャムセッション」へ出かけて、サックス・トランペット等の演奏を聴いてきました。だからという訳ではありませんが、このウスタケの列を見つけた時、ジャズ演奏が聴こえたような気がして・・。私の思い込みではありますが、とても暖かい気持ちになる一枚の写真となりました。因みに・・・聴こえたような気がした曲は「聖者の行進」です。雨上がりの森に一際明るさをもたらすタマゴタケ。様々な発生の様子を見せてくれて、カメラを構える腕にも力が入ります。出始めのタマゴタケは艶めいて美しい姿のものばかり。食菌としてあまり好みませんが、収穫後も成長するという特徴を観察するために数本いただいてきました。観察後は、オムレツになる予定です。コガネヤマドリに誘われたわけではないと思いますが、健康的に成長したと表現したいような姿のヤマドリタケ。たった一本ではありましたが、大きな個体で二人で食べる分としては十分。早速バターソテーして美味しくいただきました。やや標高がある森で、カサが開ききったハナイグチも一本見つけました。山野草の花々は、お日様待ちなのかチラホラ咲いている状態。野ばらの開花にも10日ほどかかるでしょうか。きのこや花々、蜜を求めて飛び交う虫たちの「森の共演」が見られるのももうすぐです。
2014.07.06
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