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連休なので、急いで朝ご飯の支度をすることもないのでゆっくり寝ていたら、早々に主人に起こされた。何事かと思って頭を起こしたら、手のひらに小鳥がいる。百舌(もず)のヒナが庭先のフェンスに引っかかってバタバタしていたと言う。どこに巣があるのかもわからないし、羽もまだ生えそろっていないので羽ばたける日まで飼うことにした。(山の上なので野鳥がよく飛んで来ます)とは言っても、百舌は野鳥であり猛禽類なのでエサは昆虫か、カエル、とかげなどで、どうしようかと思案しつつ、地面を掘ってミミズでもさがそうか・・でも・・小さく切り刻まなければいけないし・・とりあえず、寝起きの顔のままでホームセンターまで車を走らせた。鳥カゴとエサ用のミルワームを買って帰った。 (主人の肩に乗っている。なかなか可愛い!おまえの名前はもずきちだよ)まるで「手乗り文鳥」みたいになついている。しばらくすると、口の中から黒い虫のかたまりみたいなものをポイと吐き出した。そして鳥カゴに入れると急に、チチチ と甲高く鳴き始めた。 外に鳥カゴごと出して様子を見ていると、親鳥のオスが飛んできて黒い虫のかたまりのようなものを一生懸命口バシから与えていた。口の中がまっ黄色で可愛いい。でも親鳥はとても用心深い。もずきちはすごい食欲旺盛で、親鳥もビュービュー飛び回っている。それからのもずきちはずっとすごい声で、チチチ チチチと鳴いている。眠たい私には、目覚ましのように響いている。子供たちは、さっさと支度をしてそれぞれの友達のところへ行き、ダンナはダンナで「巣から落ちたんだと思うけど、ほっといたら死んでしまうからなぁ」と言い、しばらくして「ちょっとジムへ行ってくるわ」と出かけて行った。体力づくりと健康の為に昨日もジムとプールに行っている。 結局は私かよ!もずきちは親鳥からエサをもらって大きくなる方が絶対にいいので、しばらくこのまま見守ってあげることにします。
2007.04.30

キャスト : ブラッド・ピット、ケイト・ブランシェット、ガエル・ガルシア・ベルナル、役所広司、菊地凛子、アドリアナ・バラッザ 監督 : アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ ヤスジロウという日本人がハンティングに愛用していた一丁のライフルがもたらす悲劇の連鎖。モロッコのヤギ飼いの少年の悲劇。モロッコ・アメリカ・メキシコ・日本 と、生活水準も生活風習も異なる民族が、同次元で極限に近い悲哀を体験してゆく。聾唖のチエコが愛に飢え、人工的で無機質な大都会の高層マンションの崖っぷちで、孤独と絶望感に押しつぶされて魂から泣き叫んでいる姿を、菊池凛子が名演技している。一方で、アメリカ人夫婦の子供の乳母をし、長年不法労働者として働く中年のメキシコ人女性アメリアが、突発的な出来事により置き去りにされてしまった広大な砂漠で、恐怖と危機感の中、子供たちへの愛に我を忘れて助けを求めてさまよい歩く姿はとてもリアルで、アドリアナ・バラッザという女優の卓越した演技力を感じた。異なる言語のように、共感し合えない孤独や絶望が世界中に存在する。※ 日本の聴覚障害の方々には、親権者や福祉団体や行政の保護によって健全で前向きな育成指導がなされていると思うので、この映画では外国人に対し少し誤解を与えてしまうかも知れないと思った。
2007.04.29
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この作品は、1999年、ジャッキー・チェンの父親であるチェン・ジーピン(陳志平)が、妻のチェン・ユエロン(陳月榮・02年に死去)の病気を契機に、息子ジャッキーも知らなかったファミリーの封印されていた過去の真実を初めて語ったドキュメンタリー映画です。それは、現在に至るまでの壮絶な中国100年の歴史でもあった・・というものです。貴重な戦争フィルムや年代別歴史フィルム、息子たちのインタビューなども交え、年を取っても元気で陽気な親父さんが、真実の『家族の系譜』を編纂するために語りだした自分自身の自叙伝でもありました。この映画は、普通の中国人から見た生の歴史であり、ジャッキー・チェンという世界的大スターの父ではあるけれど、超過酷な時代を生き抜いたチェン・ジーピン(陳志平)という一人の生き証人の実録映画です。この映画を見てジャッキー・チェンという人は、実力も根性も人一倍あるけれど、親父さん譲りか根っから陽気な人なんだと思った。
2007.04.26
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(監督: イ・ヒョンスン 出演者: チョン・ジヒョン、イ・ジョンジェ 2000年制作の 韓国映画のリメイクだそうです。)奇跡のような不思議な始まりがあって、見えない相手に恋をしてお互いの強い愛が時を越え、運命さえも変えて本当に出遭えた・・・という映画でした。父親が設計し建てたという湖の家に、2004年アレックスはジャックという犬と暮らしていたが、郵便ポストにこの家の未来の住人ケイトという女性からの手紙が入っていた。2006年に生きるケイトも最初はこの奇跡を知らずにいた。同じ「湖の家」で暮らし、時を越えてひとつのポストで交信し合う、切ないけれどロマンチックなラブストーリーだった。大人の雰囲気で魅力的なキアヌ・リーブスが、この映画をとても素敵なものにしていた。普通の恋愛映画はあまり観ないんだけど、ストーリーの不思議さに魅かれて観てみた。とても良かったと思ったし、涙が出た。
2007.04.24

ロッキーシリーズ最終章は映画館で見ようと思い、行ってきました。上映が終わったあとに、静かな感動の余韻が追いかけてくる・・そんな映画でした。思い出をたぐりながら過去の栄光に生きてきたロッキーが、自分をもう一度だけ復活させ、現役で無敵のヘビー級チャンピオン、ディクソンと対戦することで、愛する息子に『生き方』を教えた。「NEVER GIVE UP」の精神。 ロッキーシリーズ30周年の最終章は、これで良かったと思えた。人それぞれに色んな人生があるけど、リタイヤや老後っていう言葉はもの哀しく響く。ひとつの人生が終わってもまた新たに何かをスタートさせ、生涯現役であり続ける。そんな人生を見つけられた人は幸せだし、60歳すぎてもカッコイイ。
2007.04.20
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こんなに素敵で痛快な映画は他にない。 主演のジュリア・ロバーツが、勝気でお金も学歴もなく、その上3人の子持ちで離婚暦2回という絶望的な身の上だけど何があってもいつも自分流を貫き通し、タフでおしゃれでスタイルバツグンの女性、エリン・ブロコビッチを軽快に演じている。人間的にも見た目にもとってもカッコいいジュリア・ロバーツのエリン・ブロコビッチにとても感動する。カリフォルニア州ヒンクリー地区に工場を持つパシフィックガス・電力会社(PG&E社)は、サビ止めに人体に有害な6価クロム使用し工場排水として垂れ流し地下水を汚染させていた。地域住民に健康被害が出ると医者を買収し、無害な酸化クロムを使用していると説明して悪事を逃れ、土地を買収しようとしていた。実在の女性エリン・ブロコビッチは、交通事故をきっかけにエド・マスリーという老弁護士に出会い、それがきっかけでエドの小さな弁護士事務所で働くようになるがある時、ある不動産書類に添付されていた医療記録に不審感を抱き、独自調査を開始する。証拠書類に奔走し、サンフランシスコ本社・資産280億ドルの大企業を相手取り、ガンに侵されて苦しむ住民の為に損害賠償を請求し、アメリカ至上最高額の3億3300万ドルの賠償金を勝ち取ったエリン・ブロコビッチの実話にもとづいた映画です。老弁護士のエド・マスリー役のアルバート・フィニーが、ちょっとユニークで憎めないカワイイおじさまを演じていて楽しい。勝気なエリンが、風来坊のバイク好きの恋人に 「かつて私はミス・コンの女王だったのよ。ティアラも持ってるわ。その私がどうして人生ハズレくじばかり引かされるの」と弱気で涙ぐむシーンがあるんだけど、女性の弱い本質が出てとても可愛く思えた。
2007.04.13

ソメイヨシノが美しく満開に咲き始めたので、お花見に行きたい思いでいっぱいなんだけど、昨日から今日にかけて急激に気温が下がり、強い風が吹いたり小雨が降ったり夕方には粉雪が舞ってきたりして、とても寒い一日でした。 (日中の気温は5℃でした。)満開の桜の木に粉雪が降り注ぐって不思議な光景ですよね。もうストーブはいらないかなって思ってたけど、やはりこの季節、「花冷え」するんですね。ちょっと風邪気味です。夕方からこたつに入ってゆっくりブログを書いていたら、楽しみにしていた『銭金スペシャル』の始まる時間になってしまい、東MAXのレポートを見逃してしまいました。どのビンボウさんも、とてもおおらかで地域の人同士のつながりがとても深く、こころ豊かに暮らしておられて、お金のいらない本当の贅沢を味わっているのを感じます。上田レポーターの福島のおじいちゃんは東京の大森出身で、69歳の時に福島の山村に移住し、77歳現在まで奉仕活動に勤められ地域の人々に感謝されているということでとても感動しました。高齢でもポジティブな考え方だからとてもお元気なのでしょうか。それにしても、直火の掘りごたつは、やっぱりあぶないと思うナ。年を取ったら私は1年のうち半分くらい、暖かいのんびりした海辺で暮らしたいな。明日になったら、私もムクと散歩している土手で摘んで来たツクシで、ツクシピザを作ろうっと!(^▽^)/ ではおやすみなさい。 myブログを見て下さっている皆さんも今の時期、体調をくずさないでネ。 (4/4 夜の日記)
2007.04.04
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ユアン・マクレガー主演の近未来SFアクションです。 映画館で上映された時、ユアン・マクレガーという俳優は知らなかったけれど、何気なく上映を見たら、とてもスリルがあって面白い映画だった。2019年、大気汚染で隔離されたコミュニティの中で、『地上最後の楽園といわれる“アイランドに行ける』という幻想をインプットされ、その抽選に当たるのを待ち望むクローンたち。主人公のリンカーン(ユアン・マクレガー)はある日、彼らの居住空間に入ってきた一匹の蛾に疑問を感じたことから次第にことの真実を悟り、ジョーダン(スカーレット・ヨハンソン)を連れ脱出、迫力ある未来形の逃亡劇を展開する。そして自分たちがクローンであるという事実とクローンとして作られた非情な理由を知ってしまう。SFとは言い切れない近未来の医学の恐さを感じる映画でした。
2007.04.04
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『ユアン・マクレガー 大陸横断~バイクの旅』を見た。マクレガーと親友のチャーリー・ブアマンが、115日に渡り世界をバイクで走った2万マイル(3万2000km)の旅を記録したドキュメンタリーで、ロンドンからスタートし、カザフスタン、モンゴル、シベリア、カナダを経て、ニューヨークでゴールする。最初、バイク選びから始まって、見ている側もワクワクしてくる。次に、緊急事態の救命訓練や同行する医師やサポート隊の手配、通過する国のビザ申請(ロシアが少々困難)や、気候風土の注意点など、事前準備の困難がある。旅がスタートし、途中カザフスタンから走行困難な悪路が始まり、モンゴルに入るとそれがもっと過酷になる。シベリアの「骨の道」は、旧ソビエト連邦時代にヤクーツクからマガダンまでの約1700kmを強制収要所から集められた囚人たちによって建設された道で、極寒の地の過酷な労働で次々に亡くなったおびただしい数の死体がその下に埋められていったのでその名がついたという。これから先の道も非常に過酷な道なき道で、まともな橋も架かっていない氷のように冷たい川を横断しなければならなかった。とても大変な旅だったと思うが、旅先での出会いや主役の二人の軽快な会話と若いパワーで、全編爽快でとても良かった。DVD編集が、旅の困難や難関を重たくせずにサラリと短く次につないでいるのがアメリカ的でカッコ良かった。
2007.04.04
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