2008年12月の記事
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ミス・ポター （２００６米）
ピーターラビットの生みの親、ビアトリクス・ポターの半生を レニー・ゼルウィガー主演で描く。封建時代、英国の上流階級の女性は仕事を持つことなど許されなかった。 ビクトリクスは、自分が育った、美しい湖水地方の自然の動物たちを主人公にした絵本を描いて、出版したいという夢を持っていた。夢をサポートしてくれる編集長のノーマン・ウォーンとの恋。１９０２年に待望の絵本が出版される。 、「 ピーター･ラビットのおはなし 」 青い服のうさぎ、ピーターの誕生だった。 でも、ノーマンとの恋は身分が違うということで反対される。離れ離れになるが、手紙によって強い思いを通わせるふたり。 でも人生には厳しい試練が待ち構えていた。 ()()(・・)‘()ゝ 製作過程で試行錯誤するビクトリクスの前に、ちらかった紙くずの中から生きたピーターが動き出すアニメーションが取り入れられていて楽しい。「ブリジット・ジョーンズの日記」 のレニー・ゼルウィガー は、どの役をやっても魅力的な女優だ。新しい時代を生きる主人公の役にふさわしかった。 スクリーンに映る湖水地方の風景もとても美しかった。 ビクトリクスはピーター・ラビットの故郷を守るために、広大な土地を競りで落とし、遺言によってこれをナショナル･トラスト（英国最大の、環境保護を目的とした市民による組織）に寄付した。 感動的なラストだった。 １００年経過した今でもピーター・ラビットは、世界中の人々に愛され続けている。
2008.12.18
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ダークナイト （2008米）
全世界が絶賛！全米歴代興行収入新記録11冠達成！！ワーナー・ホーム・ビデオ ダークナイト 特別版『バットマン ビギンズ』から再スタートした新生バットマンシリーズ2作目。ジョーカー役のヒース・レジャーが強烈な印象を残す超大作。話題の映画だったので発売と同時にＤＶＤで見た。（１作目は映画館で見た） すでに、多くの映画ファンがこの映画を見たと思うけど、何といっても、撮影後に急逝してしまったヒース・レジャーの ” ジョーカー ” がすごい！実際に悪魔が乗り移っているような不気味な形相で、バットマンの正義感・倫理観に問いかける。ジョーカーの真の目的は、金ではなく、ムカつく正義とやらを叩き潰し、高潔な人間を堕落させ、世界が破滅していく様を特等席で楽しみこと。「 連中はモラルだの倫理だの言ってるが、悪い冗談さ。 善良なのは世の中がまともな時代だけさ。 いざ追い込まれてみろ。文明人ってやつだって殺し合いを始める。 オレはバケモノじゃない。 一歩先を行ってるのさ。 」ゴッサムシティの 「 光の騎士 」 と称えられ、正義感に燃える検事ハービーでさえ、恋人のレイチェルを殺されると精神が崩壊し復讐の鬼と化す。ジョーカーは言う。「 マフィアには計画がある。警察にも計画がある。やつらはたくらんでいる。たくらむやつはこの世界をコントロールする気だ。 オレはたくらんだりしない。 オレはやつらに思いしらさせてやりたいんだ。 この世界はコントロールなんてできやしない。 」 「 いいか、ひとつ教えてやる。 計画通りなら誰もパニックを起こさない。どんな恐ろしい計画でも。 だが、たったひとりのどうでもいい市長が死んだなら、みんな大パニック。 ちょっとした騒ぎを起こし、規制の秩序をひっくり返して、あとは混乱の渦巻く混沌の世界。 オレは混沌の配達人。 混沌の本質がわかるか。 それは恐怖。 」港に客船が２隻浮かんでいる。 善良な市民と犯罪者が乗せられた船。 どちらにも起爆装置が渡され、究極の選択が試される。 最後のシーンで、バットマンは、「 光の騎士 」 ハービー・デントの犯した罪をかぶる。「 オレを糾弾し、犬を放つんだ。そうしなければならない。 真実がいつも最善とは限らない。 もっと大事なものもある。 」バットマンを理解するゴードン警部補は最愛の息子に言った。「 彼はゴッサムにふさわしいヒーローだ。 だが今はその時じゃない。 だから追われる。そして耐えろ。 彼はヒーローじゃない。静かなる守護者だ。 目を光らせる番人。 ダークナイト（闇の騎士）。 」警察に追われた彼のマシンは暗闇の街を疾走する。 アメリカ第一級エンターテイメントは、 コミックマンガのヒーローものでも、 人間の深層心理に問いかける深いテーマで迫ってくるよね。 もちろん、スタッフもキャストも超一流でアクションシーンも迫力満点で最高だった。
2008.12.18
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ドバイ バブル崩壊
１７日放送、報道ステーション 『 “ドバイ”バブル崩壊超豪華ビル価格大暴落砂漠の中のリゾートはしん気楼だったのか？マネー経済史上最大級暴走都市のこれが現実 』 を見た。金融危機と原油価格急落の影響で株式相場、住宅・不動産相場がいずれも下落に転じ、完成済みの物件が数多く廃墟になっている。 ドバイを象徴するブルジュ・ドバイも現在建設途中で、最終８１８ｍの世界一高い建造物になる。まさに バベルの塔。 そして、ヤシの木や世界地図をかたどった人工島 「ザ・パーム」や「ザ・ワールド」など、 いくつかの建設プロジェクトも資金調達が困難なことから工事の延期が起こっているという。 先月１１月２０日、高級ホテル・リゾート「アトランティス・ザ・パーム」が、世界一リッチなプライベート･パーティとともにオープンした。 一泊３００万円のスイートルーム、１５００の客室に巨大な水族館、イルカ専用の湾を擁する１５億ドルをかけたファンタジーランドは、政府運営の開発会社Nakheelと、世界的なホテル経営会社Kerzner Internationalの合弁会社によって実現された。南アフリカの大物実業家Sol Kerznerが主催した総経費２０００万ドルのオープニング・パーティには、ロバート・デ・ニーロやシャーリーズ・セロン、ウェズリー・スナイプス、ジャネット・ジャクソン、リンジー・ローハン、ミーシャ・バートン、メアリー・ケイト・オルセンらが出席。 歌手のカイリー・ミノーグのコンサートに続き、花火が続々と打ち上げられた。 世界金融危機の中でオープンした 「アトランティス・ザ・パーム」 すべては 砂上の楼閣 ？・・・
2008.12.17
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寛平さん アースマラソン
１２月１７日、とうとう 間 寛平さんが、人生を賭けて ヨットとマラソンで世界一周（36,000ｋｍ）するという 前人未到の ” アースマラソン ” が、スタートした！ 大阪・なんばグランド花月を出発点に、千葉県・鴨川を目指し、そこから元日にヨットで太平洋へ。 ～～明石家さんまさんがスターターを務め、吉本の芸人さんやお客さんたちに見守られてのスタートだった。 動画を見たけど、とてもシビアな状況なのに 芸人さんらしく会場を笑いに変えて、すごくおもしろかった。 現地点では、今日の距離のノルマを果たして 京都で休まれているらしい。 （１７日の夜）でも・・ 太平洋を３ヶ月（？）かけて渡ることも相当な困難が予測される上、体調管理もさることながら、⊂((･ω･))⊃ 陸路でも危険なことがいっぱいあり、世界経済の悪化に伴い、今後数年のうちに中東では新たな大戦争が勃発する（！？）恐れもあるので、安全な国で休養しながら いつも情報確認をしてほしいと思う。だけど、絶えずインターネットの動画で寛平さんを確認できるので応援したい。こんな暗い時代に、無謀とも思える大冒険にチャレンジして、世間に勇気と明るい話題を提供してくれる寛平さん。 命を懸けてるよネ。 世界中のマスコミも注目するだろうし、国境を越えるたびに 『 ア～メ～マ 』 って 叫んでほしいと思う。そして、何年かかっても 西から元気に なんば花月まで帰って来られることを 切に切に願っています。
2008.12.17
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ダークマン （１９９０米）
【送料無料選択可！】ダークマン ［初回限定生産］ / 洋画復讐の為に立ち上がった” 闇のヒーロー ” が、悪の組織に挑むＳＦアクション映画、Ｂ級最高傑作。９０年公開の映画だけど、０８年現在見ても、けっこうオモシロイ、痛快娯楽映画だ。 陰謀に巻き込まれ壮絶なリンチに遇い、研究室を爆破され瀕死の重症を負った科学者ペイトン。 何もかも失ったペイトンは、絶望の淵から復讐鬼・超人ダークマンとして蘇る。研究中だった人口皮膚の開発を再開させるが、完成した人工皮膚の再生能力は、光の中９９分が限界点で溶解してしまう。タイムリミットを計算し、人工皮膚を使って変装しギャングに近づく。アクションシーンが迫力満点。ストーリー性も、悲哀とユーモアに満たされていて面白い。コミックの劇場版タイプ。 単純に楽しめる。 （※コミックは発売されていない）過去にダークマン２、３も制作されている。
2008.12.05
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ゾディアック （2007米）
ゾディアック 特別版（期間限定）(DVD) ◆20%OFF！全米を震撼させた未解決事件の謎に迫ったクライムサスペンス。この映画は、実在の ” ゾディアック事件 ” を基に映画化された。 １９６９年、サンフランシスコ・クロニクル紙の風刺漫画家ロバート・グレイスミスは、「ゾディアック」と名のる連続殺人鬼が、同社に送り付けて来た象形文字のような暗号文の犯行声明文に強い興味を抱き、犯人探しの為、記者ポール・エイブリーと独自の調査を開始する。警察の調査は難航し、犠牲者は増え、事件は未解決のままだったが、１９８５年、グレイスミスは、人生をかけて追求したこの事件の真相を一冊の本に記した。 ゾディアックとは、黄道十二宮を意味するらしい。つまり占星術が関係しているようなのだが謎が多い。〇に十字はゾディアックの印。この映画は２時間４０分というとても長い映画だったけど、興味深く見た。公開を要求したゾディアックの暗号文は、その不可解さゆえに群集の注目を集め、好奇心を抱かせ、解読したいという人の心理を沸き立たせた。でも実際、殺人を脅しとする犯人（知能犯）の真の目的は、群集相手ではなく、特定のある権力者に対してのものだったのではないだろうか。 連続殺人が止まり、事件が迷宮入りしたのは、その裏で当事者間の取引がなんらかの形で暗に終了したから・・・・・と、この事件を側面的に考えてみる。 犯行の目的は ”自己顕示欲” だけではないような気がする。
2008.12.04
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