のぽねこミステリ館
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今日は自宅に一時帰宅。金曜日まで家に泊まる。舞城王太郎『みんな元気。』~新潮社~「みんな元気。」枇杷の姉ゆりが寝ながら浮いていた。妹の朝も浮く。そんな朝を杉山家が奪いにきた。代わりに昭を置いて。朝は杉山家に行くことを選び。六人のイトウタカコが死んで。昭の兄弟唯士は探偵していて。10年ぶりに杉山家を見つけた枇杷は奇妙な時系列の中にいた。「Dead for Good」俺は友人で人を殺しまくっている兼益のせいで体の一部に障害ができ発作もちになった。それでも老人施設で働き恋をする。「我が家のトトロ」僕はある日脳外科医にならなくてはという天啓を受け、それまで勤めていた広告代理店をやめた。代わりに妻のりえが広告代理店で働くようになった。家では美しい猫を飼うようになった。レモンスカッシュ(レスカ)と名付けられた猫は太り、娘の千秋はレスカはトトロだと言うようになった。「矢を止める五羽の梔鳥」山火事が好きな僕は山火事を見ていた。その頃五人の女子中学生が殺されていた。「スクールアタック・シンドローム」俺はソファから動けなくなった。巷では、三人の高校生が学校の教員生徒を六百人以上殺していた。俺は襲撃者の耳をくいちぎり、息子は学校を襲う内容の小説(?)をノートに書いていた。 全体的に印象に残る言葉が多く、いっぱい付箋をはった。「みんな元気。」は、時系列がよく分からなくなった。難しい…。ラストに少し涙。「我が家のトトロ」について。『となりのトトロ』の分析がなされている。トトロは大学時代にはじめて観たが、観ておいてよかった。私もトトロを求めているのかも知れない。「矢を止める五羽の梔鳥」は、紹介が書きにくい。時系列や夢と現の境が分からなくなる。「スクールアタック・シンドローム」では、暴力と、学校のありかたについて考えさせられた。
2004.11.24
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