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私はフリーライターだ。 会社員ではないので、妊娠・出産にあたりどのような段取りで休みを取り、その間の仕事をどう調整していくかということは、自分で考えていかなければならない。 安定期に入ったことだし、どのタイミングで、どうやってクライアントに妊娠のことを伝え、産後スムーズに仕事が続けられるようにしていくかを思案していたところ、一番ひんぱんにやり取りのある媒体の編集者から、とある連載企画を担当してもらえないかという打診をいただいてしまった。いくらなんでも、いまから連載企画を担当することはできない。その場で担当者に事情を話し、すぐさま編集長に連絡を取った。本来であれば編集長に話を通してから編集部の担当者にというのが筋。順序が逆転してしまい、焦った。 これをきっかけに、そのほかにも仕事をさせていただいている方々に次々と連絡を取り、こちらが考えている産休&復帰スケジュールを伝えて、仕事の調整を始めた。単発で受けている仕事が多いので、休む時期さえ確保すれば、スケジュール調整は比較的しやすい。レギュラー仕事に関しては産休中の分も前倒しして進め、少しでも穴が開かないようにしていこう。 そうやって具体的に産前産後半年間くらいのスケジュール表を埋めてみたら、産休に入るには予想以上に忙しく仕事をこなさなければならない現実が見えてきた。妊娠8カ月くらいまでの間に取材などを済ませ、9カ月後半から産休に入ろうと思うと…、や、やばいかも。もう少し早くからスケジュール調整に着手すべきだったと後悔するも、あとの祭り。とにかく、やるしかないのである。
2003年05月28日
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それはお風呂にのんびりとつかっている時の出来事だった。 ポコン。 おなかのなかで泡がはじけるような感じがした。 胎動だ! 大体18~22週ごろになると、最初の胎動を感じる人が多いという。もうそろそろだな、となんとなくおなかのほうに気持ちが行くようになってはいた。それにしても、胎動はうれしい。まだか弱い動きではあるけれど、赤ちゃんが確かに自分のおなかの中で生きているのだということが実感できて安心するし、なんとも幸せな気分になる。その調子で、どんどん大きくなあれ。
2003年05月26日
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いよいよである。普通の服が着られなくなってきたのだ。 これまではマタニティじゃない服で、なんとか乗り切ってきた。仕事をしているとはいってもフリーランスの身、取材や打ち合わせなどがある時以外はダボッとしたシャツとジーンズというような、きわめてラフな服装で過ごしているため、なんとかなっていたのだ。しかしついにジーパンがキツくなってきた。 おなかをしめつけるのは良くないので、今日は観念してマタニティのジャンパースカートを着て息子を保育園に連れて行った。園に着くなり目が合った担任の先生、「あれ? もしかして…」「実は、5カ月なんです」「キャー! いつのまに!!」 悲鳴を上げられてしまった。 決しておなかが出ていないわけではない。むしろ立派なくらいのおなかなのだが、とにかくこれまでは服装のために気がつかなかったんだろうなあ。 それでも年輩の先生からは、「最近ふくよかになられた気がしていたんで、実はもしかして?とは思っていたんですよ。でも、ルンバくんに聞いても、まだわからないみたいだし…」 と言われた。さすがに経験者は気がつくのも早い。 はー、それにしても、気づいていない人々の前にいきなりマタニティウエアで現れるということの、なんとも照れくさいこと。妙な汗をかいてしまった1日であった。
2003年05月21日
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これまで家族と両実家、そしてごく近しい友人にしか妊娠のことを告げていなかったが、晴れて安定期に突入したということで、公表にふみきってみた。といっても私は別に芸能人でも有名人でもないので、大々的に発表する場などはもちろんないのだが、必要に応じて周囲に伝えていこうという風に、自分のなかで意識転換をしたのである。 で、まだちょっと恐くはあったが、手始めにサイトで公表してみた。公表してみて、少しすっきりしたという感じ。 それにしても、眠りづわりの後遺症・倦怠感はまだ引かない。相変わらず仕事が進まなくて、苦しい日々だ。ありがたいことに、仕事は次々入ってくるというのに…。
2003年05月09日
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さて、今日は1カ月ぶりの妊婦健診であった。 これまで特に出血やおなかの強い張りなどの心配事はない。強いて心配事を挙げるとすれば、夫がやたらと気をもんでいる「おなかが急に大きくなったが、これはアリなのか?」ということくらい。 そんなわけで、今回のデータ。体重:+1.5kg(対前回比-0.2kg) 子宮底長:15.5cm 腹囲:85cm むくみ・尿たんぱく・尿糖:すべてマイナス 前回行った血液検査の結果はすべて異常なしとのこと。貧血もまだ見られず。さらに今回は、流早産の原因となるクラミジア感染症の検査を自費にて実施した。超音波で見た赤ちゃんは順調に大きくなっていた。 おなかの大きさについては、数値を見ても何も言われなかったので、「ま、いっか」と質問をしなかった。健診の最後に「何か質問はありますか」と聞かれるのだが、ほかに聞きたいことも思い浮かばず、きわめてあっさりと健診は終了した。 夜、帰宅した夫に「なにも言われなかった」と告げると、「質問しなかったの?」「だってこんなに急に大きくなったのに」とたたみかけられた。いやーでも、一人目の時の母子手帳を引っ張り出してきて見てみたら、+3cm程度だったのだ。一度ふくらんだ風船なのだし、こんなものだろうと。男の人の心配しどころって、なんだかどうも違うよなあと、あらためて感じてしまったのだった。
2003年05月06日
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私は普段、その日やる予定にしている仕事の項目を、頭にチェックボックスをつけて手帳に書き出し、終わるごとにチェックを入れるようにしている。が、4月後半くらいから、このチェックボックスが真っ白なまま1日が終わることが非常に増えていた。つまりは予定通りに仕事が進んでいないのだ。おかげでくり返し同じ項目を書かねばならず、締め切りを守ることまで危うくなるという、非常に情けない状態。それもこれも、いまだに「眠りづわり」の後遺症である倦怠感を引きずっているせいである。 さて、このゴールデンウイークは近場にちょこちょこと出かけて過ごす日々だった。そしてこの数日間で、なんだか急におなかがふくらんだのである。 言い出したのは夫だった。「急におなかが大きくなってない?」 ――確かに、言われてみれば。ぽっこり膨らんだ下腹部は、妊娠のせいなのか、はたまた自腹なのかという、微妙な感じである。しかし、この時期にしては大きすぎるのではないか。 それでも妊婦なんだし、まあおなかが出るのは当たり前だよなと思っている私の横で、夫はなんだかすごく心配していた。あまりにも急激すぎる、絶対おかしい、と。幸い明日は健診なので、病院で診てもらうから大丈夫だよと言い聞かせたのだった。 このごろ気づいた体の異変がもう一つ。色素が沈着してきたなあと思うのだ。 妊娠するとメラニンの活動が活発になるため、身体中の色素が濃くなるものである。おなかにはおへその下から恥骨にかけて、正中線と呼ばれるタテ線が現れるし、乳輪の色が濃くなって、なんともコワイ乳房になる(乳輪は濃くなるだけじゃなく、巨大化もするし)。それと悲しいかな、シミなども濃くなるのだ。うぎゃー。妊婦のさだめ、一時的なこととはいえ、つらい変化なのである。
2003年05月05日
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