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本日のワインは、スッドチロル・ラグレイン・グリエス・ベルガー・ゲイ2010年、生産者はイニャツ・ニードリストです。アルト・アディジェ州の生産者で土着品種であるラグレイン100%のワインです。ラグレイン自体もあまり飲まない(よく行くショップであまり売っていない)のですが、こちらの生産者を前に飲んだのは2008年に2002年モノを飲んでいるようです。さて、感想です。深く暗い色合いのルビー色、紫色の要素も強めです。グラスからはカカオ、墨汁やインクなど密度の高い香り。口に含むとブラックベリー等の黒い果実が中心、ブルーベリーやちょっとした赤系果実の香りもちらほらと顔をのぞかせます。枇杷やオレンジの様な酸味が面白いし、タンニンは粒子が大きめだけど、荒さはなく滑らかなイメージです。もう少し熟成すればブケの変化などがみられて面白いかもしれませんね。ガッツリ脂ギッシュなお肉との相性は良いと思います。
2017.03.26
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本日のワインはヴァルテッリーナ・スペリオーレ・リセルヴァ・インフェルノ2003年、生産者はネラです。品種名はキアヴェンナスカ、ロンバルディア州におけるネッビオーロの呼び名となります。インフェルノとは畑名で「地獄」を意味します。とても急斜面で熱い、作業者泣かせの畑のようです。さて、感想です。透明感のあるガーネット色。全体的に茶色がかっています。グラスからはヨード香、そしてすこし枯葉っぽい香り。口に含むと、アンズやアセロラの様な赤い果実、フルーティさはしっかり残っています。そしてやはり枯葉や腐葉土っぽい香りも。タンニンは溶け込んでおり下支え的なイメージ、酸化っぽいニュアンスも感じますが、全体的に柔らかくエレガントな印象です。ピークは過ぎている印象ですが、後々ゆっくりと進んでいく枯葉感を楽しむ飲み方もあると思います。
2017.03.20
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本日のワインはイル・ボスコ2010年、生産者はルイージ・ダレッサンドロです。トスカーナ州はコルトーナの生産者。コルトーナと言えばキアーナ牛を思い出しますねぇ~。あぁまた食べたい。。。このワインは1997年を2009年に飲んで以来となります。当時とはボトルの形状もエチケッタも違いますね。さて、感想です。非常に濃いルビー色、まったく向こうが見えません。グラスからは、桑の実、インクそしてカフェラテの香り。口に含むとやはり桑の実やブルーベリー等の黒い果実を中心に、柔らかな白コショウ、そしてタラゴン等のハーブ香。密度の高いワインながらも、タンニンは柔らかく熟しており滋味深く、非常にミルキーかつエレガント。若干、酸が弱く感じますが「個性」レベルにとどまっていると思います。あぁ美味しい。
2017.03.07
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