ねこまんまねこの日記

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2025年06月17日
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カテゴリ: 映画90点台



「国宝」は吉田修一の小説で、朝日新聞で2017年に連載されたという。
芸術選奨・文部科学大臣賞、中央公論文芸賞を受賞。
この作家は、「パーク・ライフ」という小説で芥川賞を受賞しており、その他にも賞を総なめしているので、「国宝」は有名文学賞に相当する小説と思われる。
もちろん未読。

朝日新聞の連載にk筆されて、2018年に出版された際は「国宝 上 青春篇」 と 「国宝 下 花道篇」 に2巻本となったという。

この映画は、175分の大作! ヒューマンドラマなのだろうか。
演技・舞踊・楽器・将棋や囲碁などの勝負事・スポーツ、、こういった「芸事」はやればやるほど奥深さが見えてきて自分が未熟に感じるもの。大谷翔平だってもっともっとうまくなりたいと思ってるはず。

どっちかって言うと女子受けする作品。

評価は難しいが、現在は 96点とする。



この映画の主役2人吉沢亮と横浜流星は当然素晴らしい演技だが、この映画の格とか総合的な、レベルを押し上げているのは寺島しのぶと渡辺謙だろう。良作映画には常に脇役が多数揃っているものだ。

特に寺島しのぶは顔とかババ臭さが全部嫌いだけども宗家を守る女将さんの葛藤とか嫉妬、母の気持ち、全ての心の動き、感情表現が完璧であった。また渡辺謙も隙がなく完璧。もしかすると一番映画を締めたのは、台湾の映画「KANO」以来ファンになった永瀬正敏かもしれず、またもしかすると、この映画には国宝が2人出てくるが、もう1人の国宝が最も映画を引き締めていた可能性が高い。ほとんど妖気の塊だった。

私の永久不滅映画に「たそがれ清兵衛」が入っているが、この映画でも、このもう1人の国宝役の方が鬼気迫る演技をしたお陰で、真田広之と宮沢りえが主演男優・女優賞を取れたのだ。

短い出番と台詞だが瀧内公美も印象的でその台詞に泣かされた。

高畑充希も森七菜も非常に良かった。子供時代の喜久雄と俊介の役の子たちも。この様に重層的な脇役が揃っていてその演技が映画の沸点をどんどん上げていくのだ。

しかし三上愛は、1970年代の祇園の芸妓にあの様な顔の人はいないから役が合っていなかった。
三上愛は嫌いでは無いが、日本人離れした顔、異星人ぽい。または2400年ぐらいの、固いものを食べなくなった未来人の顔であるから、SFチックな役とか妖怪、幽霊、そういう役が本当は嵌ると思う。
ところで屋上から階段を降りて行った森七菜はどこに行ってしまったのか?気になる。

三浦貴大という人はまだまだ勉強不足ですね。お父さんも上手い役者ではないから仕方ないかも。

でもこれだけねこまんま氏が長文書いてる段階で良い映画間違いなし!


吉沢亮、横浜流星、三上愛、森七菜、寺島しのぶ、高畑充希、三浦貴大ほか

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Last updated  2025年06月18日 09時23分00秒
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