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2019.11.04
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第48話「戒めの耳飾り」

烏拉那拉(ウラナラ)如懿(ニョイ)は皇后冊封の儀を済ませ、その夜、改めて乾隆帝(ケンリュウテイ)・弘暦(コウレキ)と床入りの儀となった。
2人はまず夫婦として誓いの杯を交わし、次に子孫繁栄の願いを込めて餃子を食べる。
「…生的?!」
すると弘暦は皇后が″生(産む)″と言ったと喜び、一同に笑いが起こった。
こうして一通り婚礼の儀が終わり、如懿と弘暦はようやく2人きりになる。

「…もう楽にしよう~」
「皇上、今日は本当に疲れました~」

「そなたを皇后にできた、ついに真の夫婦になれたな
 ここに至るまでそなたを苦しませたが、これで朕の正妻だ
 共に生き、死んでも同じ墓に…永遠に一緒だ」
「皇上、臣妾(チェンチィェ)の望みは皇上といつまでも互いに信頼し合うこと」
「はお、いつまでも信頼し合い生きていこう
 ″君に二言なし″…この″君″は君王の意の他に夫の意もある」
すると如懿はもう目を開けていられないと訴え、弘暦は笑って着替えを持って来てくれと叫んだ。

紫禁城の夜は更けていった。
皇后の盛大な冊封式を目の当たりにした炩嬪(レイヒン)・衛嬿婉(エイエンエン)は興奮冷めやらず、回廊に出て高位への長い道のりを思う。
最高位になれる望みはないが、皇貴妃になれれば満足だ。
そうなれば母に見下されずに済むだろうか…。


趙九宵は実は瀾翠(ランスイ)が好きだと告白したが、酔いが回った凌雲徹は炩嬪の侍女などやめておけと冷たい。
「俺はいつから想い続けているんだろう?手を伸ばしても届かないのに…
 遠くから見つめるだけ、だが喜びや悲しみは俺にも伝わってくる
 でも今は幸せだ~当然、俺も嬉しい~とても嬉しいよ~
 だがその反面やはり心配だ、いつの日か辛い目に遭い、苦しむのではないかと…」


深夜になると雷鳴がとどろき、紫禁城に雨が降った。
…青桜(セイオウ)、青桜?
…ついに皇后になったのね?さすがはウラナラ氏の女子だわ
如懿は叔母の姿に驚き、突然、目を覚ました。
しかし隣にはぐっすり眠っている弘暦の姿がある。
如懿は安堵したが、ふと皇后という位の恐ろしさを思い出して弘暦にしがみついた。

翌朝、如懿の皇后冊封を祝うため、翊坤(ヨクコン)宮に妃嬪たちが集まった。
中でも嘉(カ)嬪・金玉妍(キンギョクケン)は花嫁のような艶やかな赤い衣をまとい、悪目立ちしている。
純貴妃(ジュンキヒ)・蘇緑筠(ソリョクイン)や衛嬿婉から皇后の祝いの日だと苦言を呈されてもお構い無し、その上、如懿のことを所詮は後妻の皇后だと揶揄した。
しかし如懿はとがめるどころか、皇后の権限で嘉嬪を貴妃に復位させてしまう。

再び2人の貴妃が揃うと、如懿は純貴妃と嘉貴妃に耳飾りを贈ることにした。
そこで容珮(ヨウハイ)が贈り物を取りに向かったが、奥の間から惢心(ズイシン)が化粧箱を持って現れる。
「左の箱は純貴妃、右の箱は金玉妍へ…」
「はお、あなたのためよ、よく見ていてね」
惢心は妃嬪たちの席の後ろに立ち、黙って成り行きを見守った。

如懿は純貴妃に瑪瑙(メノウ)と真珠の美しい耳飾りを、嘉貴妃には曰くのある紅玉髄(コウギョクズイ)の耳飾りを贈った。
蘇緑筠は早速、耳につけて皇后への敬意を表したが、金玉妍は表向き感謝したものの耳につけることは拒否する。
「亡き孝賢(コウケン)皇后は贅沢を嫌った、こんな高価な品は恐れ多くて…(フン」
「紅玉髄は瑪瑙より安い、純貴妃は皇上に仕え皇子も公主も産んだ、嘉貴妃より地位は上よ」
愉妃(ユヒ)・珂里葉特(ケリエテ)海蘭(ハイラン)は金玉妍の身の丈に合った贈り物だと嫌味を言う。
すると如懿が金玉妍を牽制した。
「私が悪かったわ、瑪瑙と紅玉髄の違いを嘉貴妃も知っていると思い説明しなかった
 紅玉髄を高価だと思うなんて…野心を刺激したかしら?」
「…皇后娘娘の意図はよく分かりました」
金玉妍はふて腐れながらそう言った。
「分かったの?己がわきまえるべき身分とは何かを?
 あえて紅玉髄を贈ったのは本宮からの忠告よ、二度と妙な気を起こさぬように…」
追い詰められた金玉妍は耳飾りを手に取ったが、耳穴に通す針が太過ぎるので通せないと断った。
しかし容珮が針を耳穴に通すのも侍女の仕事だと言って自分が付けると申し出る。
金玉妍はその手で傷などつけるなと憤慨したが、容珮は辛抱するよう諌めた。
「教訓とは痛みを伴うものです」

容珮は嘉貴妃の耳飾りを外すと、小さな耳穴に無理やり太い針を差し込んだ。
金玉妍は耐えきれず、思わず容珮の手を払いのける。
「痛いじゃないの!その手は何よ!」
「手が何か?嘉貴妃の進言で惢心は慎刑司(シンケイシ)に送られ、慎刑司の奴婢が嘉貴妃の″手″となった
 あなた様の手が惢心を拷問したように、私の手が針を通しているだけです」

金玉妍はこれが惢心のための復讐だと気づき、皇后の侍女が自分を侮辱すると訴えた。
しかし容珮は皇后の務めは妃嬪を教育して導くことだと説き、侮辱ではないと反論する。
「皇后、惢心の脚は慎刑司の責任よ
 私も罰を受け、今や皇上からも相手にされないのに…」
「本宮と皇上は一心同体、これは罰ではなく褒美です」
「褒美という名の仕返しだわ」
「嘉貴妃、勘違いしないで」
「許せないわ!」
「本宮はあなたが目指した皇后の座にいる、だから褒美も罰も与えられる
 皇上が妻を自害させた玉(ギョク)氏の王を罰したように…」
「王が過ちを犯せば罰するのは皇上よ!女が口を出さないで!」
王の話を持ち出された金玉妍は感情的になり、うっかり暴言を吐いてしまう。
するとさすがに慎ましい陳婉茵(チンエンイン)も苦言を呈した。
「嘉貴妃がどんなに高貴な出身でも、今は私たちと同じ妾なのよ?」
「玉氏は儒教を重んじると聞いているわ
 妾は正室の奴婢であり、妾の子は正室の子の僕よ、母国の教えを忘れたの?」
葉赫那拉(エホナラ)意歓(イカン)の批判を聞いた如懿は最後に金玉妍に忠告した。
「あなたの過ちは2人の息子にも影響するのよ?よく考えて行動することね」

息子を盾にされた金玉妍はもはや反抗できなくなった。
無理やり太い針を通された耳穴は血だらけになり、その頰を涙が伝う。
しかし如懿は痛みこそ教訓だと戒めた。
すると意歓は思わず侍女・麗心(レイシン)に声をかける。
「嘉貴妃によくお仕えなさいね、貞淑(テイシュク)のように追い出されないように
 あなたは玉氏には帰れないのよ?」
「…はい」
最後に容珮は耳飾りを付けたのは自分で皇后は無関係だと念を押し、妃嬪たちに耳の傷に関する抗議は自分が引き受けると言った。
「嘉貴妃が自ら望んで受けた教訓です、ご自分でなさった恥ずべき罪の当然の報いです」
「私どもが証人です、皇后娘娘の責任ではありません」
妃嬪たちは声を揃えて宣言すると、如懿は改めて妃嬪たち全員に贈り物を配った。

妃嬪たちが散会すると、惢心は自分のために嘉貴妃を罰した皇后を心配した。
自分が原因で何か事があってはならない。
しかし海蘭はこれからは如懿が妃嬪たちを上手く制する必要があると教えた。
「今日、純貴妃を慰労して嘉貴妃を処罰した、皆にとっても戒めになったはず
 如懿姐姐は今や後宮を取り仕切る身、妃嬪に対するしつけにやり過ぎはない
 嘉貴妃が何を言おうが皇上は相手にしないわ、だから心配は無用よ」

その夜、如懿は差し入れを持って養心殿を訪ねた。
すると案の定、金玉妍が如懿に耳を傷つけられたと訴えて来たという。
しかし海蘭の言った通り、弘暦は如懿を目の敵にしている金玉妍を今のうち厳しく罰しておくべきだと理解を示した。
何より弘暦の不興を買ったのは、金玉妍が皇帝より玉氏の王を大切にしていることだろう。

弘暦はこれまでの埋め合わせをするように如懿を寵愛した。
まず宮中の夫婦は伴侶を捨ててはならないとし、如懿が辛い3年を過ごした冷宮の廃止を決める。
冷宮に送られた先帝の妃嬪たちは熱河行宮(ネッカアングウ)に移し、平穏な余生を送らせることにした。
また亡き那爾布(ナルプ)は皇后の父として一等承恩(ショウオン)公に追贈、母は承恩公夫人となる。
こうして如懿は弘暦の愛情に包まれ、皇后としての幸せな日々が始まった。


弘暦は如懿を連れて陵墓への巡幸に出かけた。
「皇上、臣妾だけ連れ出すのはしきたりに反します」
「朕は皇帝でそなたは正統な皇后だ、皇后とこの景色を楽しんで何が悪い?」
「ふふふ」
「約束してくれ、一生を共に歩むと…」
「ぅん」


金玉妍は皇后に虐げられた上、皇帝からは罰として毎日、奉先(ホウセン)殿でひざまずき第9皇子を供養せよと命じられていた。
新婚気分の皇帝にとって周囲の者は添え物、自分のことなど眼中にないのだろう。
しかし金玉妍は歴代の皇帝の肖像画を見ながら、いつか自分の息子を同じように皇帝にしたいと夢をふくらませた。

弘暦の計らいで承恩公夫人が皇宮に招かれた。
如懿は翊坤宮でついに母と再会を果たし、娘として母への挨拶を済ませる。
そして夫人が改めて皇后となった娘に拝礼し、2人は手を取り合って互いの無事を喜んだ。

夫人は如懿の元気な顔を見て安堵し、皇后のおかげで烏拉那拉家に昔の栄華が戻ったようだと言った。
「父上も叔母上もきっと黄泉の国でお喜びね…」
しかし夫人は廃皇后のことを思うと手放しで喜べないという。
如懿は用心していると話し、皇帝も大事にしてくれると安心させた。
すると夫人は皇帝に愛されることが一番だと笑顔を見せ、実は妹が朝廷の重臣たちから求婚されていると教える。
困惑した如懿は家柄ではなく、大事にしてくれる相手に嫁ぐのが一番だと言った。
夫人も権力を意識すれば分不相応だと思われるとわきまえている。
冷静な母の対応に安心した如懿は、爵位を継ぐ弟にも権勢に欲を出さぬようにと忠告した。

雪の季節となった。
弘暦は絵の中で末長く連れ添えるよう、宮廷画家・郎世寧(ロウセイネイ)に夫婦の肖像画を頼む。
郎世寧が筆を走らせる間、椅子に座ってじっとしている弘暦と如懿…。
すると弘暦がふと如懿の手を握りしめた。
手が冷たいな>(=゚ω゚)人(゚ω゚=)<大丈夫です
そこで郎世寧は皇帝が皇后の手を握った姿を描いてもいいかと尋ねた。
「描くがよい、互いに手を取りむつまじい姿を」
「はい」
「皇上?しきたりに反します(コソ」
「だが朕の気持ちには沿っている(ヒソ」


つづく


(´⊙ω⊙`)色々な挨拶あれど、あの母と子の挨拶は…何?!





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最終更新日  2019.11.04 15:19:16
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