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2019.12.02
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第56話「君主の苦悩」

皇后・烏拉那拉(ウラナラ)如懿(ニョイ)は2人目を懐妊、7ヶ月となった。
乾隆帝(ケンリュウテイ)・弘暦(コウレキ)は身重の如懿に盛夏の暑さはつらいだろうと、避暑のため円明(エンメイ)園で過ごすことにする。
優雅な江南様式と剛健な北方様式が見事に調和し、典雅を極める円明園。
部屋割りを任された如懿は皇太后に静かな長春仙(チョウシュンセン)館を、弘暦に九州清晏(セイアン)を準備、自分は天地一家春(テンチイッカシュン)に決める。
舒妃(ジョヒ)・葉赫那拉(エホナラ)意歓(イカン)には春雨舒和(シュンウジョワ)館、炩(レイ)妃・衛嬿婉(エイエンエン)には綰春(ワンシュン)軒、恪嬪(カクヒン)・拝爾果斯(バイルガス)氏には西の露香斎(ロコウサイ)を、そして他の妃嬪はそれぞれいつもの寝所へ入った。
しかし到着して早々、諴(カン)親王府に預けられている第10皇子が病だと急報が届く。
弘暦はすぐ侍医を派遣するよう命じたが、やはり欽天監(キンテンカン)の占い通り父子の相克は覆せないのかと落胆した。(←まだ言ってるw


侍女・春嬋(シュンセン)は皇帝が崑曲(コンキョク)好きだと思い出し、崑曲が得意な主人にこの機に学んで皇帝の前で披露してはどうかと勧める。
一方、第10皇子が病だと知った意歓は、仏堂でひたすら息子の快方を祈っていた。
しかし今度はジュンガル部で内乱が勃発したと報告が届く。
弘暦はすぐ大臣を召集、勤政殿(キンセイデン)にこもりきりになった。
皇太后はジュンガル部に嫁がせた恒娖(コウサク)を心配し、情報を探らせる。
すると内乱により娘婿の多爾札(ダルジャ)が殺され、反乱を起こした逹瓦斉(ダワチ)が政権を奪ったと分かった。

恒娖から朝廷に文が届き、ジュンガルへの出兵を要請してきた。
一方、逹瓦斉は清への帰順を表明、その代わり恒娖を妻に迎えたいという。
弘暦は恥知らずだと憤慨したが、重臣は恒娖の輿入れで丸く収まるなら、それが最善だと進言した。
逹瓦斉と寒(カン)部は密接な関係、戦となれば同盟するに違いない。
そうなれば戦線が拡大し、清軍は疲弊してしまう。

江南では水害が頻発、被災民の救済や復興で今後も支出が増えるだろう。
「皇上、やはり戦は賢明とは言い難いかと…」
↓頭の痛い弘暦とのん気に崑曲を習う嬿婉


円明園に第10皇子危篤の知らせが届いた。
意歓は見舞いの許可をもらおうと勤政殿へ駆けつけたが、李玉(リギョク)から皇太后でも会えないと断られてしまう。

しかし皇太后から恒娖を連れ戻すよう皇帝を説得できたら何でも叶えてやると交換条件を突きつけられてしまう。
「そなたの恋心を汲み陛下の妃にしてやった、こたびは私の親心を汲んでくれてもよかろう?」

これまで皇太后に頼まれても決して皇帝に口添えしなかった意歓、しかし今回ばかりは事情が違った。
その夜、意歓はようやく謁見が叶い、皇帝に息子を自分のもとで看病させて欲しいと訴える。
弘暦は国事にかかりきりで手が回らないと言い聞かせたが、意歓はひざまずき、初めて嘆願した。
「私は息子を案じております、太后は恒娖長公主を案じておいでです
 子をそれぞれの母のもとへ…」
弘暦は意歓が皇太后に頼まれて口添えに来たと分かった。
意歓の悲痛な胸の内は理解できたが、弘暦はすぐ大臣との協議に戻ってしまう。

翌日、如懿は皇太后のご機嫌伺いにやって来た。
するとちょうど姉の身を心配した恒媞(コウテイ)の姿もある。
如懿は恒娖のことなら皇帝が臣下と協議を重ねていると理解を求めたが、皇太后は居ても立っても居られなかった。
「直ちにジュンガルへ出兵すべきだ!」
しかし如懿は皇后であっても政事に口は挟めないとやんわりたしなめる。
皇太后はならば家族の問題だとすり替え、夫を殺された哀れな娘を連れ戻し、手元に置いて共に暮らしたいと訴えた。
恒媞も母の切実な願いを義姉から兄に伝えて欲しいと援護する。
板挟みの如懿だったが同じ母として皇太后の気持ちが分かると同情、引き受けることにした。

如懿は勤政殿にこもっている弘暦を訪ねた。
弘暦は出兵できない理由を説明し、自分から皇太后にとても切り出せないと漏らす。
弘暦の心がすでに決まっていると気づいた如懿は、重臣に伝える前に皇太后に伝えてこそ孝というものだと助言した。
「母上を傷つけてしまう…」
「誠意は伝わるはずです」
そこで如懿は舒妃の願いも叶えて欲しいと頼んだ。
すると弘暦は相克である以上、そばに置けば子の命が危ういと心配する。(←ホントしつこいw
「皇上?天象は決して確実なものではありません、でも母子の情は確かなものです」
如懿に説得された弘暦は、父として確かに天象より我が子の幸せの方が大切だと思い直し、舒妃が第10皇子を手元で育てることを認めた。

愉(ユ)妃・珂里葉特(ケリエテ)海蘭(ハイラン)は舒妃のため馬車を手配、皇后がすでに侍医を寝殿に待機させてあると伝えて送り出した。
嬉しそうに帰って行った意歓、その一方で皇太后は弘暦から残酷な決定を聞かされることになる。
弘暦は恒娖が不憫だったが、公主の婚姻は国の安寧を得るためのものだと割り切るしかなかった。
「ダワチが恒娖を妻に迎えたいと申しています、恒娖はまだ若いため独り身では哀れです
 勇猛果敢なダワチならば良き伴侶に…」
皇太后は皇帝の出した結論を悟り、唖然となった。
まさか娘を内乱の渦中に留めるばかりか、夫を殺した敵に嫁がせるとは…。
「国のために妹に犠牲を強いるのですね?まさに君主の鑑!名・君・で・す!」
「…非難は甘んじて受けます、ですが母上、恒娖はジュンガルに軟禁されています
 今うかつに出兵すれば激高したダワチが恒娖を陵辱、あるいは命を奪う恐れもあります」
「皇帝ならば清に逆らわぬよう、ダワチを手なずけるべきでしょう?
 とにかく、恒娖の身を守るため連れ戻してください!」

しかし逹瓦斉にとって恒娖は最後の切り札、返すわけがなかった。
弘暦はなだめるには婚姻しかないと説得したが、皇太后は逹瓦斉を討って連れ戻そうと譲らない。
「なりません!母上!…清が勝てばダワチは恒娖を殺すでしょう
 清が負ければ恒娖を人質に…莫大な賠償を要求して来ます!(ぁ…」
弘暦はうっかり口を滑らせ、皇太后に本音を見破られてしまう。
「(ハハーン)…恒娖が弱みとなり割譲を迫られるのを避けたい、それが本音ですね?」
皇太后は恒娖を嫁がせれば清には何の損害もないから応じるのだと合点がいった。
そこで弘暦はかつて孝賢(コウケン)皇后もひとり娘をホルチン部へ嫁がせたと引き合いに出したが、自分の娘を駒にされた皇太后の怒りは収まらない。
「孝賢皇后は理解のある妻でしたね〜
 あいじゃは2人の娘しか得られませんでした、ふがいないと思っています
 皇后の子ももうすぐ生まれますね〜もしも公主ならば⤴︎辺地に嫁がせることができます
 百万の兵よりも役に立・ち・ま・す・ね!」
皇太后は皮肉を言って思わず席を立った。
しかし弘暦は国を第一に考えて欲しいと頼み、それが皇太后の務めだと言って帰ってしまう。
「従順だった弘暦とは別人ね…なんと立派な皇帝だこと!」

如懿が心配して回廊で待っていると、皇太后との話を終えた弘暦が出て来た。
弘暦は如懿と連れ立って長春仙館を後にしながら、幼い頃から仲が良かった妹へ思いを馳せる。
しかし戦地へ向かう兵にも母親や兄弟がいるはず、恒娖を嫁がせることで戦を回避すれば多くの命を守れるのだ。
弘暦は犠牲を出さずに済むなら他に選択肢はないと決断したが、皇太后は怒っているという。
「孝を尽くせばいずれ収まります」
如懿の励ましにも弘暦は大きなため息を漏らした。
「どうかな、朕は家族の縁がなく天涯孤独の身だ…」
「私がいます」

翌日、庭園を散策中の如懿と海蘭。
侍医によると如懿のお産は7月下旬、どうやら公主のようだ。
如懿は今回ばかりは本当に身体が辛い物を欲していると笑う。
しかし公主ならいずれ遠くへ嫁ぐ運命、皇族に生まれた以上は仕方がない。
如懿は海蘭に弘暦が逹瓦斉を親王に封じ、結局、恒娖を嫁がせることにしたと教えた。
ただ再婚は前代未聞のことゆえ、礼部と内務府が水面下で動いているらしい。
そこへ太監・進保(シンホウ)が慌てた様子でやって来た。
「皇后娘娘!舒妃娘娘が円明園に戻りました!」
「?10阿哥は?」
「…昨夜のうちに息を引き取ったそうです」

同じ頃、弘暦も李玉から訃報を聞いていた。
ただの風邪だと思っていたが、腎臓が弱かった第10皇子は耐えられなかったらしい。
「やはり朕が命を奪ったか…」←いい加減にしてw
正式な命名もできず、慈しむこともできないまま逝ってしまった息子…。
弘暦は顔立ちすらも覚えていない自分を責め、1人になりたいと頼んだ。
しかし李玉が下がってすぐ、外から意歓の悲痛な叫び声が聞こえて来る。
李玉は皇帝が政務中だと伝えたが、意歓はそのまま殿前で泣き崩れた。
すると扉が開き、弘暦が現れる。
意歓は皇帝にすがりついて号泣すると、弘暦は気を落とすなと声をかけるのが精一杯だった。


乾隆18年、第10皇子が逝去。
如懿は悲しみにくれる舒妃に差し入れを届けにやって来た。
侍女・荷惜(カセキ)の話では意歓はこうして枕を赤子のようにずっと撫でているとか…。
そこで如懿は第10皇子を端慧(タンケイ)皇太子の陵墓に埋葬するよう勅命が出たと教え、郡王への追贈も決まったと話した。
舒妃がいつでもお参りできるよう円明園の仏堂に位牌も安置してあるという。
意歓は皇帝の配慮に感謝したが、母として何もできなかったと泣いた。
「私のせいで息子は病弱な身体になってしまったのです…」
「舒妃…自分を責めないで…」
如懿は差し入れの棗(ナツメ)粥を自ら食べさせてやった。
皇帝を一途に想い、子を産むことで皇帝の恩情に報えると思っていた意歓、まさかこんな結末になるとは思いもせず、生まれてこない方が良かったのかもしれないと落胆する。
如懿は真実を明かすこともできず、ただ黙って粥を食べさせてやるしかなかった。

その夜、意歓は急に起き出し、墨をすり出した。
荷惜はちょうど皇后から届いた夕餉を運んできたが、意歓はいらないと断り、それよりいつも写している詩を知らないか尋ねる。
あの詩をまだ写し終わっていない…。
荷惜は今夜は休んで明日にするよう勧めたが、意歓は聞かなかった。

弘暦は舒妃を心配して春雨舒和館へやって来た。
すると寝所から舒妃の声が聞こえる。
…憂いを解かんと円明園にとどまるも
…絶え間なく押し寄せる悲しみよ
…景色を眺めては往時をしのばん

つづく


(꒦ິ⌑꒦ີ)意歓…棒だけど辛さがひしひしと伝わって来る…
そして来週…またお前かwな展開です





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最終更新日  2019.12.02 22:50:12
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