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第2話「夢での出会い」

時は清朝、康煕(コウキ)45年…。
十三皇子・胤祥(インショウ)と十四皇子・胤禵(インテイ)の勝負はまたしても決着がつかず、同時にくす玉を割って引き分けとなった。
その夜、胤祥は四皇子・胤禛(インシン)と杯を傾けながら、自分が見た不思議な夢の話を聞かせる。
しかし胤禛は興味を示さず、夢にうつつを抜かしている場合ではないと戒めた。
「でもな〜あの娘を連れ帰りたい…」
胤祥は夢の中であの娘と出会えたのも天意ではないかと感じていた。

一方、徐薔薇(ジョショウビ)は社内コンペで見事に仕事を勝ち取り、自宅へ帰った。

机に座って寝たふりをしている胤祥。
薔薇はまじまじと青年を見てみたが、急に青年が動いたので逃げるようにロフトへ上がった。
今は企画案の修正に集中する時、薔薇は着替えて早々に机に座り、仕事を始める。
その間も辮髪の青年は書物を読みながら部屋を行ったり来たりしていた。
「はあ~5秒だけ休憩…」
薔薇は目を閉じて数え出したが、その時、胤祥は娘の頭上にある天井の大きな照明が揺れていることに気づく。
すると照明のネジが外れ、ちょうど胤祥の足元に落ちた。
「危ないっ!」

天井の照明が落ちてきた。
いち早く気づいた胤祥が咄嗟に飛び出すと、老婦人がくれた灯籠の玉が光を放つ。
すると時空が歪み、胤祥は薔薇の腕を引っ張って助け出すことに成功した。

「幽霊じゃなかったの?来ないで…何する気っ?!」
「無礼な娘だ、助けてやったのに礼も言わぬとは…」
驚いたことに薔薇と胤祥は言葉を交わすこともできた。
「よく聞け、私は大清王朝の十三皇子だ」
「大清?十三皇子?…って、助けてーっ!」

困った胤祥は興奮した娘を押さえつけ、思わず口づけして黙らせた。
「やむを得なかったのだ」
「…本当は何者なの?」
「まだ確かめてみたいか?」
「うっ!来ないで」

薔薇はひとまずありったけのろうそくに火をつけた。
青年の話では夢を見るとなぜかここに来てしまうという。
しかし薔薇は300年前から愛新覚羅(アイシンギョロ)胤祥が来たと言われても到底、信じられなかった。
胤祥もようやく自分が300年後の未来にいると知ったが、今や朝廷も皇帝もないと聞いて驚きを隠せない。
「それより…元の世界に帰ってくれない?」
「何?!…来た以上は楽しむぞ、300年後の世界のことを教えてくれ」
すると胤祥は娘が説明してくれる文明の利器にすっかり魅了された。

薔薇は十三皇子の出現が夢なのか現実なのか分からず困惑した。
そこで量子物理学の公開講義に参加、実は未知のワームホールも存在しないとは言い切れないと知る。
薔薇は青年の話に半信半疑だったが、過去の人間が時空を越えて現代に現れることもあながち否定できない気がしていた。

そんなある日、十三皇子が薔薇の机に広げてある平面図を興味深げに見ていた。
「分かるの?」
「当たり前だ、これは我が大清の屋敷を模した建物の図面だな?」
胤祥は薔薇の夢が建築士になることだと知る。
どうやら薔薇は″社長″という主人に仕えている″奉公人″らしい。
現代の女子とは苦労なことだ。
「待て…これをこちらにしては?」
すると胤祥は鉛筆を持っている薔薇の手に自分の手を乗せ、修正点を示した。

「そなたが気に入った、私に嫁げば苦労はさせぬぞ」
しかし薔薇は手を離して無視する。
「…だがその図面はとても分かりづらい」
「どういう意味?」
「知りたくば伏して頼め、あるいは私に嫁ぐが良い」
「何様よ?!ここでは私が主よ!」
薔薇が反発すると、そこで十三皇子はふっと消えてしまう。

胤祥は目を覚まし、清代に戻った。
すると手の甲に小さな傷があることに気づく。
「(はっ!)夢じゃない!現実なんだ!」
そこへ四兄が現れた。
興奮冷めやらぬ胤祥は300年後の現代で見たものを絵に描きながら説明したが、胤禛は荒唐無稽な話に呆れ果てる。
「本当に現実なんです!ほら!これはその娘を助けた時についた傷で…」
しかし四兄の苛立ちに気づき、胤祥は口ごもった。
胤禛は十三弟には暇があり過ぎると考え、王府に戻ったら早速、縁談の相手探しをすると言って帰ってしまう。

現代では薔薇が貝(バイ)先生に修正案を提出していた。
すると貝先生はむしろ複雑になったと眉をひそめる。
しかし十三皇子が直してくれたところだけは気に入り、皇室の気品があると褒めた。
「この概念を設計全体に取り入れてほしい」
そこで貝先生は蒋茗蕙(ショウメイケイ)に力になるよう頼んだ。

薔薇は行き詰まっていた。
皇室の気品と言われても庶民の自分に分かるはずもない。
その時、薔薇は本物の皇子がいることを思い出した。
薔薇は急いで自宅に戻ると、今夜も十三皇子が来ている。
「あなたにお願いがあるの!私には貴族の生活なんて分からないでしょう?
 だから教えてほしいの」
薔薇は清代の拝礼の仕方が分からず、ひとまず頭を下げて頼んだ。
「礼儀はよいな、だが…私は貴族ではない、皇族だ」
「そうでした~13爺(イェ)~」
すると胤祥はまた自分に嫁ぐよう勧め、十三福晋(フジン)となれば自然と皇族の気品が身につくという。
薔薇は仕方なく協力してくれる代わりに嫁ぐ以外のことなら何でもすると約束した。
「では…再び″現代″を感じさせてくれ」
胤祥の要求の意味を考えた薔薇は少しためらったが、十三皇子の頰に口づけする。
「私が好きなのか?!」
「違うわ、これは外国風の挨拶よ」
「顔が赤いぞ?ふっ、やはり女は嘘つきだな」
薔薇は急に恥ずかしくなり、ロフトへ逃げてしまう。

清代に戻った胤祥は薔薇のために調度品を準備した。
ついでに四兄が大切にしている香炉まで貸してもらい、机の上に並べて眠ることにする。
そしてその夜、薔薇は十三皇子のおかげで清代の本物の宝物を目の当たりにし、感銘を受けた。
しかし薔薇が直接、触ることはできない。
そこで胤祥は1つずつ手に取り、薔薇に細部まで見せてくれた。
「金銀宝石で飾れば高貴になるわけではない
 表面的な装飾よりも、滲み出る気品こそが尊重と継承に値する」
「ありがとう!13爺!」
すると薔薇は自分の灯籠を見せることにした。

「これよ、もらい物なんだけど、この灯籠が輝いた晩にあなたが突然、現れたの」
「どうやらただの灯籠ではなさそうだ…この紅玉の飾りは宮中の灯籠とは違う
 我々を引き寄せた神秘の灯籠だな」
確かにこの灯籠が自然と灯ると十三皇子が部屋に現れる。
薔薇はどことなく不気味な気がして話題を変えた。
「他の宝物も見せてくれる?」

薔薇は十三皇子が康煕帝から下賜されたという弓に興味を持った。
しかし試してみたくても触ることができない。
そこで胤祥は弓を持って自分の前に薔薇を立たせ、目を閉じて自分の指示通りに心で感じ取ってみるよう助言した。
すると不思議と薔薇の手に弓や弦を引いている感触が伝わってくる。
感激した薔薇は実はもう1つ頼みがあると古い図面を出した。
「この建物は現存していないから構造が分からないの、教えてくれない?」
「…そなたはいささか図々しいぞ?主客転倒だ」
「待って!ここは私の家よ?」
薔薇は思わず言い返したが、すぐに下手に出た。
「ねえ~お願い~どうすればいいの?」
「謙虚になったな…その線は中心を貫いていない、もう片方を見れば何が足りないかが分かる」
胤祥は的確な助言を与え、薔薇が真剣な面持ちで図面を引く様子を目を細めて見ていた。

つづく


(  ̄꒳ ̄)う〜ん、触れたり触れられなかったりが良く分からない

※第1話は昨年の初放送時にアップしたため、カテゴリー内に入っています(*ᴗˬᴗ)⁾⁾⁾ペコ





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最終更新日  2021.02.19 21:11:03
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