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2021.05.05
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第23話「つかの間の平穏」

本格的に驪(リ)国の再建に動き出した左相国(サショウコク)。
そこで皇族の血を唯一引き継ぐ玄珠(ゲンシュ)を公主として担ぎ上げることにした。
さすがに玄珠は諸侯の娘には荷が重すぎると尻込みしたが、秋華(シュウカ)夫人は娘が女帝になると知って目の色を変える。
左相国や民たちのすがるような目に困惑する玄珠、その時、覃川(タンセン)の姿に気づいた。
すると対抗心がわき上がり、思わず公主として使命を果たすと宣言してしまう。

玄珠は覃川を追いかけ、引き止めた。
「逃げるの?民にも私にも合わせる顔がないから?

 今のあなたには霊灯に命を捧げる資格なんてないわ」
「誰から聞いたの?!」
「それは関係ない、あなたが愚かだと言いたいだけ
 あなたが死んでも誰も感謝しない、結局、人は自分さえ良ければいいのよ」
「…あなたには関係ない」
覃川は昔のように玄珠へ言い返す気力もない。
「もう諦めたの?民のことも見捨てたのね?本当に私に公主の地位を譲るの?」
「玄珠…あなたは昔から何でもやり遂げて来た、私より勇敢だわ、公主にふさわしい
 民のことはあなたに任せたわ…」
「やめて、国の復興なんて興味ない、こんな人数で戦っても死ぬだけよ
 公主になった気分はいいわ~皆が仰いでくれるもの

しかしどんなに挑発しても、覃川を奮起させることはできなかった。



そんな覃川を元気づけるため、傅九雲(フキュウウン)は白(ハク)公子を差し向けた。
すると小白は鏡に燕燕(エンエン)の姿を映し出し、鼓舞する。
「しっかりしろ!公主はお前だろ?あの偽物を見るとムカムカするんだ~!
 元気出せよ!たかが霊灯をなくしただけだろう?」

「九雲に浮気されのか?!」
河原で2人の様子を鏡で見ていた九雲は何の話だと失笑した。

実は覃川は自信を失っていた。
二萌(ジホウ)や偽の左相国にまんまと騙され、白虎を守れず、1人では靂渊も殺せない。
しかも九雲まで傷つけてしまったのだ。
「僕のことも割ったしな、2回も!」
「あ~そうだった、ごめんね…ほらね?役立たずなの」
(*゚▽゚)*。_。)*゚▽゚)*。_。)ウンウン  (^_^;)<認めるんかい
覃川はいつかもっと多くの人を傷つけるのではないかと恐れていた。
「私はただ平凡に生きるだけの運命なのかも…」
「平凡なわけないだろう?白月星雲鏡(ハクゲツセイウンキョウ)を割ったのはお前だけだ
 どうした?死も恐れず突き進んで来たのに、なぜ弱気になった?お前は強い!」
小白は過ぎたことは気にするなと励まし、問題があれば解決しようと言った。

九雲は小白が上手く覃川を励ます姿を見て安堵した。
その時、急に鏡が映らなくなる。
九雲は続きを見ようと鏡の枠を叩いていたが、そこへ突然、覃川が駆けつけた。
「傅九雲!立って!」
「(はっ!)何で分かった?」
「小白があんなこと言うわけないでしょう?!」
すると小白が現れ、自分が悪者になると言ってその場を収めた。
仕方なく覃川は矛を収めて魚を捕って来いと指示、九雲と小白は逃げるように出かけて行く。
その様子を見ながら、覃川はふと気がつくと久しぶりに笑顔を取り戻していた。
そこで区切りをつけるため、密かに師匠の仙弓を大木の下に埋めてしまう。

眉山(ビザン)君が九雲の治療にやって来た。
聞けば覃川は以前より元気になり、毎日、野菜や花の世話で農民のような生活をしているという。
安堵した眉山はここで2人で静かに過ごし、100年経ったらまた一緒に気ままにやろうと言った。
「何百年か過ぎればゆっくりと忘れるさ~これが一番いい結末だ」
「…だがすっきりしない」
九雲はこれが本当に覃川の幸せなのか疑問だった。

一方、あれから天原(テンゲン)国は皇帝も妖神の呪縛が解け、平穏を取り戻していた。
第二皇子・亭渊(テイエン)は都から妖魔を追い払った功績を称えられ、ついに父皇に靂渊の死を報告することになる。
その時、皇太子の到着を知らせる前触れが聞こえた。
すると死んだはずの靂渊が現れ、亭渊は驚愕する。
しかし靂渊はまるで魂が抜けたように生気がなく、亭渊は馬を駆けて都を飛び出した。

覃川は九雲の大きな愛に包まれ、次第に落ち着いてきたように見えた。
そんなある夜、覃川は九雲と食事をしながら、ふと今の暮らしは好きかと尋ねる。
「この香取山で野良仕事や縫い物をして静かに暮らすの」
「誰とだ」
「あなたよ?」
すると九雲はすぐには答えず、酒を飲んだ。
「私はそうしたい、ただ…」
しかし覃川はそれから先は聞きたくないとばかりに話を遮ってしまう。
その時、突然、雷鳴がとどろき、激しい雨になった。
「大変だわ!」

覃川は雷雨の中、急いで畑に向かった。
しかしすでに大雨で土が流れ、せっかく芽が出た野菜の根が出てしまう。(←あくまでイメージ
「やっぱり私は何をやってもダメなのね…」
覃川はそのまま泣き崩れた。
九雲は雨に打たれながら自分を責め続ける覃川にかける言葉もなく、ただ強く抱きしめることしかできなかった。


( ;∀;)覃川、切ない…

その頃、山主は霊灯を手に入れるため、覃川の居所に忍び込んだ。
すると覃川の寝台で小さな袋を見つける。
袋の中には瓶が入っていたが、突然、光を放った。
「やっと来たか…お前を助けてやろう、私の力は霊灯の比ではないぞ?」
欲深い山主はかつての栄華を取り戻すため、瓶の蓋を開けて靂渊の魂を取り込んでしまう。
しかし靂渊は身体を乗っ取ると山主の魂を追い出し、代わりに瓶へ閉じ込めた。

出雲(シュツウン)閣に戻った九雲は眉山の治療を受けた。
「鎖霊釘(サレイテイ)は凶悪な術だ、良く耐えたな」
眉山は毒を抜いたが、1ヶ月は安静にして仙術は使うなと無駄な注意をする。
すると九雲は妖王が7つの力を揃えた今、鎖霊釘の効力は数日しかないと漏らし、平穏な日々は長くないと言った。
確かに清瑩石(セイエイセキ)があれば一挙に片付けられるが、師匠が見つけられなかったこと思うと、ただの伝説なのかもしれない。
しかし眉山は冠仁(カンジン)師匠から直接、清瑩石で妖王を倒せると聞いていた。
「傅九雲?…覃川に感化されてないか?」
九雲はふと覃川からなぜ仙人は妖魔を滅ぼさないのか聞かれたことを思い出した。
その時は三界には各々の道があると答えたが、まさか覃川が自分と同じ運命を背負い、同じ敵を持つ日が来ようとは…。
「眉山、誰が運命の輪廻から逃れられる?」
「九雲、これは輪廻ではない、因果と呼ぶべきでは?初めて見た時にお前があいつの運命を変えた
 覃川に敵を作ったのはお前かもしれん」
「…じきに中秋だな」
九雲は回廊から月を見上げた。

一方、身体を手に入れた靂渊は密かに妖王と交信していた。
妖王は靂渊の身体なら取り戻したと教え、愚かな天原帝は全く気づいていないという。
「身体が戻ったなら早く戻って来い」
しかし靂渊は山主が九雲と懇意なことから、ここに残れば何か意外な収穫があるかもしれないと期待した。
すると妖王は傅九雲に勝機があるとすれば清瑩石しかないという。
「清瑩石?」

覃川は中秋節の支度をする幸せそうな一家を眺めていた。
すると皇宮での家族との思い出が走馬灯のように蘇る。
自然と顔がほころぶ覃川、しかしふいに現実に引き戻され、寂しさが募った。
九雲はしばらくその姿を見ていたが、ようやく声をかける。
「中秋節は家族で祝う…小川、羨ましくなったのか?」
「…そうね」
「私が叶えてやろう…子供を作ろう!」
「ったく、消えて」
九雲は覃川がいつもの調子に戻ると、自分たちも中秋を祝いに行こうと誘った。

玄珠は紫辰へのわだかまりが消え、ようやく素直になって2人の距離も近くなった。

その夜、紫辰が学堂の子供たちと天灯を上げる準備をしてると、ちょうど玄珠がやって来て手伝ってくれる。
すると子供が無邪気に天灯は好きな人と上げるものなのか聞いた。
紫辰はようやく玄珠の想いに応えられる時が来たと感慨深かったが、玄珠は黙った紫辰がまた燕燕を思い出していると誤解、急に天灯から手を離して帰ってしまう。
「天灯は好きな人と一緒に上げるんだ…」
紫宸は空に上がって行く天灯を眺めながら答えたが、気がつくと玄珠は帰路についていた。

つづく


(; ̄▽ ̄)紫辰よ…いつか女心が分かるようになるのだろうか…





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最終更新日  2021.05.05 12:26:41
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