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2022.11.09
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カテゴリ: 玉昭令 全52話



第8話

蚊女は双子を連れて林の中へ逃げた。
我が子を怪物に育ててしまった自責の念に駆られる蚊女、しかし双子たちは再び血を求めて出かけようとする。
蚊女は双子を引き止めたが、その時、展顔(ヂャンイェン)の放った巨闕(キョケツ)が双子の触角を切り落とした。
激怒した双子は展顔に向かって飛び出したが、端木翠(ダンムーツェイ)が蚊の天敵である崑崙蜘蛛(クモ)の巣を使って捕縛することに成功する。
蚊女は涙ながらに命乞いし、まだ分別のない子供だと訴えた。
しかし人間の血の味を覚えたら最後、端木翠は幽族の使者とどんな取り引きをしたのかは知らないが、見逃すことはできないという。
「今ここで禍根を絶たないと…」


驚いた蚊女は子供たちに駆け寄って覆いかぶさり、夫婦で犯した罪を自分が償うという。
端木翠は母の強い愛情を目の当たりにし、燃え盛る母子から真火を消した。
その時、蚊の母子から邪気が消え去り、3人は穏やかな笑顔で消散して行く。
展顔はうつむいた端木翠が泣いていることに気づき、黙って手巾を差し出した。
「…ちょっと砂が目に入っただけよ」
「嘘が下手だな」
展顔は端木翠がどんな経験をして来たのか知る由もなかったが、今の端木翠はもう独りではないとなぐさめた。
すると端木翠は展顔の背中を借り、泣き顔を隠す。
「泣いてもいいんだ、我慢するな」
「…でも目が腫れちゃうから」
「三界一の美貌を誇る上仙なら、目が腫れても美しいだろう?

「英雄なんて興味はない、ただ親子には罪を犯さず幸せになって欲しかった…」
そこで端木翠は啓封(ケイホウ)の王府に向かい、門に祈福(キフク)灯を掛けた。
すると2つの魂が導かれるように灯籠へ吸い込まれて行く。
その時、屋敷から王夫人が男女の双子を産んだと喜ぶ声が聞こえた。

平穏が戻った啓封、展顔は端木翠を誘って街に出たが、端木翠はどこかやりきれなかった。

「これが人の世だ…誰かが死んでも営みは続く」
しかし端木翠が被害を食い止めてくれたおかげで、こうして美しい光景が見られるという。
「民に代わって感謝するよ」

端木翠は朱雀街の灯籠をながめながら、神仙には家がないため、明かりを灯して帰りを待つ人はいないと話した。
思い立った展顔は店に飛び込み灯籠を買うと、端木翠に贈る。
その時、夜空に花火が上がった。
事件が解決する度に近づいて行く端木翠と展顔の距離、すると端木翠も草盧まで送ってくれた展顔に贈り物を渡した。
「帰ってから開けてね」



紅鸞(コウラン)は端木翠の法力が完全に戻る前に蓬莱図を盗もうと企んだ。
そこで端木翠の部屋に忍び込み、恐る恐る乾坤袋に手を伸ばす。
「いけるわ」
紅鸞はついに乾坤袋から蓬莱図を取り出したが、自分に優しくしてくれる端木翠を思うと後ろめたさに苛まれた。

展顔は啓封府で事件の詳細を報告した。
すると府尹(フイン)・江文卿(コウブンケイ)は端木門主の功績を朝廷に報告すると決め、民にも知らしめるという。
展顔は端木門主の代わりに感謝したが、上官策(ジョウカンサク)は真っ先に展顔の変化に気づいた。
「おかしい、どうも変だ…顔顔、門主とは犬猿の仲のはずなのに…」

展顔は部屋に戻ると端木翠からもらった化粧箱を開けた。
すると蝶が飛び出し、端木翠の声が聞こえてくる。
『展顔?贈り物を見たのね?』
「また蝶か…ここは花園じゃないぞ?」
『それは漆園(シツエン)蝶って言う特殊な蝶なの』
展顔は荘子(ソウシ)が詩に詠んだあの蝶かと驚いたが、端木翠の話ではあれはあくまで伝説に過ぎないという。
夢に誘う漆園蝶は蟻のような身体を持つため夢の蟻と呼ばれ、端木翠は眠り虫と呼んでいた。
展顔はようやく端木翠が寝つきの悪い自分のために眠り虫をくれたのだと気づく。
「ありがとう、端木」

回廊では上官策が展顔の部屋の様子をうかがっていた。
急に静かになったが、丑の刻まで眠ることがない展顔を眠らせるとは眠り虫の威力はすごいらしい。
そこで仲間を連れて部屋に忍び込んだが、寝たふりをしていた展顔に見つかり、不法侵入の罰で停給1ヶ月を言い渡されてしまう。

端木翠は事件の件で啓封府を訪ねることになった。
展顔とは朱雀街で待ち合わせ、珍しく化粧をして新しい衣を着て出かけて行く。
一方、温孤は蚊の毒にあたった民たちの治療で医館にこもりきりだった。
ようやく患者も元気になり帰って行ったが、そこへ着替えを届けに紅鸞がやって来る。
「草盧にお帰りになりますか?」
しかし毒を吸い込んだせいか温孤は原型の鱗が消えず、癒えるまでは草盧に戻るわけにいかなかった。
「門主は上仙が龍族だと知らないのですか?」
「半分、幽族であること以外、正体は明かしていない」
すると温孤は紅鸞に決して口外するなと釘を刺した。
龍族は幽族の王、紅鸞は尊い身分を隠す必要はないと言ったが、温孤は自分のせいで端木に面倒をかけたくないという。
「千年前、父は覇権を狙い戦争を始めた…負けたからには償う、全ては因果応報、幽族の運命だ」
「でも私やあなたは悪くない、九獄から救ってくださるなら上仙に忠誠を誓います」
「己の身分をわきまえろ」
温孤は幽族を解放する気などないと言った。

一方、九獄では長老が幽族を集め、いかに自分が新王にふさわしいか訴えていた。
中には長老が龍族でないことを指摘する者もいたが、長老はすでに龍族は滅したという。
「先王には遺児がいたと聞いたぞ!」
「そうだ、生きていると聞いた!」
「仮に生きていても九獄に戻らない臆病者、そんな王が救ってくれると思うか?」
すると幽族は長老に従い、九獄を脱出しようと声を上げた。

展顔は朱雀街まで端木翠を迎えにやって来た。
「展顔!」
振り返った展顔は美しい端木翠の姿にしばし見惚れてしまう。
すると展顔はこの機会に民たちに端木門主を紹介した。
民たちは蚊を退治してくれた上仙だと感謝し、端木翠もようやく認められ満更でもない。
「端木門主、ずいぶん嬉しそうだな?」

その頃、端木草盧に司法星君・楊鑑(ヨウカン)が神獣を連れてやって来た。
しかし草盧は霊気が乏しく、従者の精霊たちは修練をさぼっているのかまだ人形(ヒトガタ)も手に入れられない。
楊鑑は義妹を心配しながらお茶を飲んだが、あまりの不味さに吐き出した。
何でも肝心の温孤は患者の治療で医館に缶詰めだという。
「妹子も一緒か?」
すると青花(セイカ)小仙が上仙なら展顔に会いに行ったと教えた。
「展顔?…誰だそれは?!」
楊鑑は端木翠が最近、展顔という捕吏の男と一緒に捜査していると知った。

端木翠と展顔は街で噂の桂花蛋(ケイカタン)を食べることにした。
人気店の桂花蛋は滑らかで口に入れるととろけるという。
「次は手作りをご馳走するよ」
「あっ!アチチチチチ!」
そんな仲睦まじい2人の様子を横道から楊鑑が見つめていた。

端木翠は義兄の姿を見つけ、お腹が痛いと嘘をついて席を離れた。
「大哥?何しに来たの?」
「妹子…どうして人間と同じものを食べている?蓬莱と違って汚れているぞ?」
楊鑑は食べ物が必要なら乾坤袋に入れておくと言った。
しかし端木翠は義兄が詰め込んだ食べ物のせいで道具が取り出し辛いと訴え、そもそも美味しくないという。
確かに人間の食べ物は美味しいが、ともかく楊鑑は人間との付き合いをほどほどにしろと注意した。
「そなたが辛い思いをする…」
「そうね、この食べ物とお別れするのは辛いわ」
「人間とは?」
「人間?人間は何でもないわ」
楊鑑はまだ情が深くないようだと安堵し、小天を残して世話をさせると決めた。
すると端木翠は温孤も展顔もいるので大丈夫だという。
「妹子…早く使命を果たして戻ってくれ
 人間界の汚れに染められて己を見失うと大変なことになる」
「(*゚▽゚)*。_。)*゚▽゚)*。_。)ウンウン…じゃあ用があるから、早く帰ってね~!」



つづく


( ๑≧ꇴ≦)大哥www





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最終更新日  2022.11.09 21:56:47
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